JPS62216052A - 重要故障警告システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概　要〕 電子機器の故障情報を自動的に集中管理するシステムに
入力される故障情報に、その重要度を示すコードを付加
し、重要故障の全てと、重要と分類されてないが累積件
数が規定に達した故障情報の全てを、出力し警告するこ
とにより、重要故障の把握を迅速化し、障害予測と迅速
な保守対応を支援する。

〔産業上の利用分野〕

この発明は、電子計算機システムに使用される機器の故
障情報の収集に係わり、さらに詳しく言えば、その情報
の重要度管理による重要障害警告システムに関する。

電子計算機を用いた情報処理システムには、銀行窓口業
務に代表されるように、多くの周辺機器、端末機器が、
広範囲に多（の場所に散在して配置されている。そうし
て、それらのシステムは故障による機器の使用不能が与
える影響は極めて大きいので、最小の使用不能時間で障
害が回復できる万全の保守態勢が求められている。

〔従来の技術と発明が解決しようとする問題点〕従来の
故障情報管理システムを第３図により説明する。同図に
おいて、１は情報処理システムを使用している顧客の計
算センタ、２はそのホスト計算機、５は顧客の支店、６
はデータ端末装置、７は故障情報を格納するメモリ、１
０はオンライン回線、１１は故障情報管理端末機、１２
は故障情報をリスＩ・出力するプリンタ、１３は故障統
計情報、１４はサービス拠点、１５は故障情報問い合わ
せ、１６はサービス出動要請と出動である。

各支店５のデータ端末装置６は多機能端末であって、本
来の業務の他に、一定スケジュールでパトロールをおこ
ない、その担当機器の故障情報（これには発生機器、発
生個所、不具合現象等の項目を含む）を収集しており、
故障情報を捕らえると、オンライン回線１０を通じてホ
スト計算ａ２に送出する。ホスト計算機２は本来は顧客
の情報処理をおこなっているのであるが、その一部例え
ばその故障情報などを記憶する記憶ファイルなどを故障
情報の統計処理に貸しており、故障情報管理端末機１１
によって制御されている。入力された故障情報はプリン
タによってリスト出力され、故障統計情報１３として保
存される。

サービス拠点１４は一般に計算センタ１からも、支店５
からも遠隔の地に存在する。従って支店で故障が発生し
、直ちに回復不可能の場合、その支店からサービス拠点
に出動要請がおこなわれるが、距離の問題、部品準備の
問題、要員の問題等があり、必ずしも迅速で的確な対処
が行われていたとは言い難い。

そこで、予防保守により、障害の発生を未然に防ぐとい
う方法があり、事実それは実施されて、効果を上げてい
る。この予防保守を行うには、過去の故障実績を基礎に
して、故障の予測を迅速正確に行うのが基本である。し
かし、従来のシステムでは、故障情報の総括的な把握も
、個別の情報も故障情報管理端末機の運用者にしか判ら
ず、サービス拠点１４は電話等で計算センタ１の故障統
計情報１３を問い合わせるか、或いは、支店５へ出向い
て、データ端末装置６内に保存されているログデータ（
故障データ）を読み出すことにより故障情報を人手して
いた。従って、情報入手の時間的遅れや、情報の断片化
等が問題であった。

本発明はこのような点に鑑みて創作されたもので、節易
な機能の追加で重要故障情報の迅速な把握と伝達が可能
な重要故障警告システムを提供することを目的としてい
る。

〔問題点を解決するための手段とその作用〕そこで本発
明は、故障情報を収集し、それをホスト計算機２に送出
するデータ端末装置６には、故障の発生要因に基づいて
予め定められた重要度を表すコード９を上記故障情報７
の各々に付加するコード付加部８を設け、これにより、
ホスト計算機２に送出される全ての故障情報にコード９
が付加される。ホスト計算ａ２に設けられたコード別分
類部３により故障情報はコード９別に分類され、さらに
その中で、「重要」と規定したコードを付加された故障
情報の全てと、「重要」と規定されてないコードが付加
されているが、累積故障情報が規定の回数に達した故障
情報の全てが重要故障警報部４により自動的に出力され
、警告される。この警告された故障情報は、全て、自動
的にサービス拠点１４に通告される。

〔実施例〕

以下図面に示す実施例により本発明の要旨を具体的に説
明する。全図を通じ同一符号は同一対象物を示す。

第１図は１実施例の構成をブロック図で示し、第２図は
重要度コード設定のテーブルを示す。第１図において、
従来のシステムに追加されたのは、支店５側ではコード
付加部８、重要度を示すコード９、計算センタ１ではコ
ード別分類部３、重要故障警告部４である。また１６は
出動要請と出動、１７は通告をおこなう通信回線、１８
は予防保守活動である。

先ず、第２図に示す如く、ハードウェアのみに起因する
故障情報にはコード０１を付与して、「重要Ｊと汲い、
媒体とハードウェア相互間に起因する故障情報にはコー
ド０２を付与して、重要扱いとせず、操作失敗に起因す
る故障情報にはコード０３を付与して、重要扱いにしな
いと設定する。

各支店５の多機能のデータ端末装置６は一部スケジュー
ルで担当の機器の故障情報を収集し、回線１０を通じて
ホスト計算機２に送出しているが、その際、コード付加
部８は第２図の設定テーブルに従って、各情報に重要度
を示すコード９を付与する。

コード別分類部３と重要故障警告部４は本来の情報処理
を行っているホスト計算ａ２の一部を借りた部分であっ
て、プログラムを追加することにより新しく設けられた
ものである。コード別分類部３はデータ端末装置６から
入力されて記憶ファイル（図示せず）に記憶された故障
情報をコード９別に分類する。この分類された故障１ｎ
報を受は取った重要故障警告部４は、コード０１は既に
「重要」と規定されているので、その情報はそのまま出
力する。コード０２と０３はそのままでは「重要Ｊと規
定されていないので、それぞれ情報件数を累積し、予め
それぞれに設定されである限度件数に到達した時に、始
めて「重要」故障として出力する。この出力は警告とし
て表示装置４°に表示されると共に、プリンタ１２にて
出力される。

この警告の出された故障情報は自動的に、通信回線１７
経由サ一ビス拠点１４に通告される。

通告を受けたサービス拠点１４は、支店５からの出動要
請に備えて、部品その他の準備態勢を整えることができ
る。また、たとえ出動要請に至らなくても、近い将来に
同じ抜駆が発生する確立は非常に高いので、諸般の準備
を整えることも、さらに次の故障が発生する以前に予防
保守を行うこともできるのである。

上述のように、重要な故障情報のみを取り出して、サー
ビス拠点１４に伝達し故障修復作業の支援に供すること
により、故障機器の使用不能時間を大幅に少なくして、
顧客の不満を減少できると共に、サービス拠点側として
も、効率の良い保守前、　勢の確立が可能になる。

なお、上記説明で機器が使用不能になった故障のみを論
じてきたが、所謂リトライとよばれ、機器が誤動作して
も、同じ命令を再度繰り返すうちに、正常な動作を行い
実用上大きな問題にならない障害も、データ端末装置６
は捕捉しており、これも、意味のある重要なデータであ
る。したがって、データ数が非常に多（なるが、これら
のデータを上記故障情報の代わりに用いることも可能で
ある。

また、上記の説明で通信回線１７はオンラインであるの
が好ましいが、必ずしもそれに限定されるものではない
。さらにコード別分類部３と重要故障障害警告部４は、
故障情報管理端末機１１に設置することも可能である。

〔発明の効果〕

以上述べたように、本発明によれば、極めて簡単な機能
の追加で、重要故障情報の把握と伝達が可能になり、電
子計算機システムの信頼性向上とサービス効率の向上が
達成され、その工業的効果は頗る大である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の１実施例のブロック図、第２図は重要
度コード設定テーブルを示す図、第３図は従来のシステ
ムの説明図である。 図において、 ２はホスト計算機、 ３はコード分類部、 ４は重要故障警告部、 ６はデータ端末装置、 ８はコード付加部、 １１１戊コ−ｐｇｉ’ｊＬチー７・ル リＬ矛Ａシ又テ１．１１明図 ＠　３　図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 電子機器に発生した故障情報を収集し、それをホスト計
   算機（２）に自動的に送出し、該故障情報の統計処理を
   おこなうシステムにおいて、 故障情報を収集し、上記ホスト計算機（２）に送出する
   データ端末装置（６）には、 故障の発生個所に基づいて予め定められた重要度を表す
   コード（９）を上記故障情報の各々に付加するコード付
   加部（８）を設け、 上記ホスト計算機（２）には、 上記コード（９）別に情報を分類するコード別分類部（
   ３）と、 「重要」と規定したコードを付加された故障情報の全て
   と、「重要」と規定されてないコードが付加されていて
   、累積故障情報が規定の回数に達した故障情報の全てと
   を自動的に出力し、警告する重要故障警告部（４）と を設けたことを特徴とする重要故障警告システム。