JPS62215861A - 酵素電極の製造方法 - Google Patents
酵素電極の製造方法Info
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- JPS62215861A JPS62215861A JP61058238A JP5823886A JPS62215861A JP S62215861 A JPS62215861 A JP S62215861A JP 61058238 A JP61058238 A JP 61058238A JP 5823886 A JP5823886 A JP 5823886A JP S62215861 A JPS62215861 A JP S62215861A
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Landscapes
- Immobilizing And Processing Of Enzymes And Microorganisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概 要〕
磁性粉に酵素を担持させることによって酵素電極に酵素
固定化担体を配設する作業を容易にするとともに定量的
に配設できるようにする。
固定化担体を配設する作業を容易にするとともに定量的
に配設できるようにする。
本発明は酵素電極の製造方法に係り、より詳しく述べる
と、酵素固定化用担体として表面に活性基を存する磁性
粉を用いた酵素電極の製造方法に関する。
と、酵素固定化用担体として表面に活性基を存する磁性
粉を用いた酵素電極の製造方法に関する。
酵素電極は例えば酸素電極と被測定媒体の間に酵素例え
ばグルコースオキシダーゼを配設することによって、酵
素が特定の物質、上記の例では、グルコースと特異的に
反応し、その結果被測定媒体中のグルコース濃度に応じ
て酸素電極が検出する酸素濃度が変化する現象を利用し
て、媒体中の特定の物質（グルコース）の存在を検出し
たりその濃度を測定するような検出装置である。
ばグルコースオキシダーゼを配設することによって、酵
素が特定の物質、上記の例では、グルコースと特異的に
反応し、その結果被測定媒体中のグルコース濃度に応じ
て酸素電極が検出する酸素濃度が変化する現象を利用し
て、媒体中の特定の物質（グルコース）の存在を検出し
たりその濃度を測定するような検出装置である。
このような酵素電極において、従来、酵素固定化用担体
としてはポリアクリル７ミドやグルタルアルデヒドなど
によるゲルマトリックスが使用されている。これらの担
体中に酵素を担持させ、そのゲルマトリックスを電極の
所定の部位に所定量（重量、膜厚）配設している。
としてはポリアクリル７ミドやグルタルアルデヒドなど
によるゲルマトリックスが使用されている。これらの担
体中に酵素を担持させ、そのゲルマトリックスを電極の
所定の部位に所定量（重量、膜厚）配設している。
しかしながら、これらの酵素固定化担体は使用量が微量
であることも加わって、特にゲルマトリックスの厚さの
調節、そして、担体の定量的な保持が困難であるために
、完成した酵素電極の応答性が電極毎に異なり、測定結
果の再現性が悪いという問題がある。
であることも加わって、特にゲルマトリックスの厚さの
調節、そして、担体の定量的な保持が困難であるために
、完成した酵素電極の応答性が電極毎に異なり、測定結
果の再現性が悪いという問題がある。
〔問題点を解決するための手段および作用〕本発明は、
上記の如き問題点に鑑みて、酵素電極に使用する酵素固
定化担体を作成する際の固定化される酵素の失活を防ぎ
、酵素電極の構造および小形化に対応するために形状を
コントロールできる加工性の良い酵素固定化担体を提供
することによって、酵素電極の簡便かつ効率的な製造方
法を提供することを目的として為されたものである。
上記の如き問題点に鑑みて、酵素電極に使用する酵素固
定化担体を作成する際の固定化される酵素の失活を防ぎ
、酵素電極の構造および小形化に対応するために形状を
コントロールできる加工性の良い酵素固定化担体を提供
することによって、酵素電極の簡便かつ効率的な製造方
法を提供することを目的として為されたものである。
そして、本発明は、酵素固定化用担体として磁性粉を使
用することを特徴とする。
用することを特徴とする。
酵素固定化担体が磁性を存する粒状体であるために、外
部の磁場例えば電磁石によって、あるいは電極自身の磁
場例えば磁性を付与したカソードによって、酵素固定化
担体を所要の局在箇所に保持し、それによって酵素固定
化担体の配設を而単にしかつ定量的にも高い再現性を持
たせることが可能である。さらに、磁性を利用して余剰
の担体を回収し、再利用することも容易化される。
部の磁場例えば電磁石によって、あるいは電極自身の磁
場例えば磁性を付与したカソードによって、酵素固定化
担体を所要の局在箇所に保持し、それによって酵素固定
化担体の配設を而単にしかつ定量的にも高い再現性を持
たせることが可能である。さらに、磁性を利用して余剰
の担体を回収し、再利用することも容易化される。
酵素担体材料として活性化された磁性粉は入手可能であ
り、例えば、磁性粉の表面に蛋白質をコートシたものが
ある。
り、例えば、磁性粉の表面に蛋白質をコートシたものが
ある。
酵素担持活性化された磁性粉を均一に作成すると共に、
担体を所定箇所に保持するための磁場を調整することに
よって、電極に配設される酵素固定化担体の量を定量化
することが可能である。
担体を所定箇所に保持するための磁場を調整することに
よって、電極に配設される酵素固定化担体の量を定量化
することが可能である。
１ＪＪＩ上
酵素担持用磁性粉としてマグネテインク・ミクロスフエ
アーズ（フナコシ薬品製のフェライト磁性粉に蛋白質を
コートした商品、平均粒径３μｍ）を使用し、その１ｍ
ｊ！をグルコースオキシダーゼ１０曙とともにリン酸緩
衝液を用いて５ｍｌの中性溶液とした後、架橋剤として
１−エチル−３（３−ジメチルアミノプロピル）カルボ
ジイミド２５０曙を添加してグルコースオキシダーゼ固
定化担体を作成した。
アーズ（フナコシ薬品製のフェライト磁性粉に蛋白質を
コートした商品、平均粒径３μｍ）を使用し、その１ｍ
ｊ！をグルコースオキシダーゼ１０曙とともにリン酸緩
衝液を用いて５ｍｌの中性溶液とした後、架橋剤として
１−エチル−３（３−ジメチルアミノプロピル）カルボ
ジイミド２５０曙を添加してグルコースオキシダーゼ固
定化担体を作成した。
第１図（ア）（イ）参照。上記の如くして作成した懸濁
液１中の酵素固定化磁性担体２を、半透膜３で覆った電
磁石４で半透膜３上に所定量担持させた。
液１中の酵素固定化磁性担体２を、半透膜３で覆った電
磁石４で半透膜３上に所定量担持させた。
第１図（つ）（１）参照。一方、酸素電極の白金電極（
カソード）５部分に酸素透過膜であるフッ素樹脂膜６を
覆っておく。同図中、７は酸素電極本体、８はリード線
、９はフッ素樹脂１ｌａ６を支持体７に取り付けるゴム
リングである。そして、白金電極５を覆うフッ素樹脂膜
６上に、上記電磁石４を押し当てて、半透膜３を酵素固
定化担体２を中に入れたまま電極本体７にゴムリング１
０でセットする。その後、電磁石４のスイッチを切り、
電極から遠ざける。
カソード）５部分に酸素透過膜であるフッ素樹脂膜６を
覆っておく。同図中、７は酸素電極本体、８はリード線
、９はフッ素樹脂１ｌａ６を支持体７に取り付けるゴム
リングである。そして、白金電極５を覆うフッ素樹脂膜
６上に、上記電磁石４を押し当てて、半透膜３を酵素固
定化担体２を中に入れたまま電極本体７にゴムリング１
０でセットする。その後、電磁石４のスイッチを切り、
電極から遠ざける。
これで酵素電極は完成する。この酵素固定化担体の酸素
電極への配設作業は非常に筒車であり、電極の構造、形
状にも対応でき、しかも定量的な面でも高再現性を有す
る。
電極への配設作業は非常に筒車であり、電極の構造、形
状にも対応でき、しかも定量的な面でも高再現性を有す
る。
次１１引ム
実施例１と同様にして酵素固定化担体を作成する。
カソードとしてフェライト磁石表面に白金をメッキし、
リード線を付け、このカソードをフッ素樹脂膜で覆いゴ
ムリングで電極本体に固定する。
リード線を付け、このカソードをフッ素樹脂膜で覆いゴ
ムリングで電極本体に固定する。
この電極は実施例１と同様の構造を有するが、カソード
が磁性を存する点が異なる。
が磁性を存する点が異なる。
この電極を上記の酵素固定化担体の懸濁液に浸し、先端
のフッ素樹脂膜上に酵素固定化担体を付けて引き上げる
（第２図（ア）（イ）参照）。
のフッ素樹脂膜上に酵素固定化担体を付けて引き上げる
（第２図（ア）（イ）参照）。
この引き上げた状態で酵素固定化担体を覆って半透膜を
かぶせ、ゴムリングで電極本体にセットする。
かぶせ、ゴムリングで電極本体にセットする。
こうして、実施例１と同様の酵素電極が得られる。この
実施例では、カソード自身に磁性を持たせることによっ
て、電磁石を用いる必要をなくし、酵素電極の製造工程
がさらに簡略化されている。
実施例では、カソード自身に磁性を持たせることによっ
て、電磁石を用いる必要をなくし、酵素電極の製造工程
がさらに簡略化されている。
本発明によれば、酵素固定化担体を磁場によって所在箇
所に保持できるため、酵素電極の作製が容易になり、か
つ担体保持量を正確にコントロールできるので再現性が
良く性能のそろった酵素電極を作製し得るという効果が
ある。
所に保持できるため、酵素電極の作製が容易になり、か
つ担体保持量を正確にコントロールできるので再現性が
良く性能のそろった酵素電極を作製し得るという効果が
ある。
第１図（ア）〜（工）は実施例１における酵素電極の作
製工程の要所における側面断面図、第２図（ア）（イ）
は実施例２における要所の側面断面図である。 ２・・・酵素固定化担体、 ３・・・半透膜、４・・
・電磁石、 ５・・・白金電極（カソード）、６・・
・フッ素樹脂膜、 ７・・・酸素電極本体、８・・
・リード線、 ９，１０・・・ゴムリング。
製工程の要所における側面断面図、第２図（ア）（イ）
は実施例２における要所の側面断面図である。 ２・・・酵素固定化担体、 ３・・・半透膜、４・・
・電磁石、 ５・・・白金電極（カソード）、６・・
・フッ素樹脂膜、 ７・・・酸素電極本体、８・・
・リード線、 ９，１０・・・ゴムリング。
Claims (1)
- １、酵素電極の酵素固定化用担体として磁性粉を使用し
、該磁性粉に酵素を担持させ、そして得られた酵素固定
化担体をその磁性を利用して酵素電極に配設することを
特徴とする酵素電極の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61058238A JPS62215861A (ja) | 1986-03-18 | 1986-03-18 | 酵素電極の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61058238A JPS62215861A (ja) | 1986-03-18 | 1986-03-18 | 酵素電極の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62215861A true JPS62215861A (ja) | 1987-09-22 |
Family
ID=13078518
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61058238A Pending JPS62215861A (ja) | 1986-03-18 | 1986-03-18 | 酵素電極の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62215861A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7041401B2 (en) | 2002-10-18 | 2006-05-09 | University Of Iowa Research Foundation | Magnetically modified electrodes containing at least one catalyst component that mediates a subatomic particle transfer process |
| CN101832965A (zh) * | 2010-04-28 | 2010-09-15 | 湖南大学 | 基于磁性碳纳米管和壳聚糖/二氧化硅凝胶的漆酶生物传感器及其制备方法和应用 |
-
1986
- 1986-03-18 JP JP61058238A patent/JPS62215861A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7041401B2 (en) | 2002-10-18 | 2006-05-09 | University Of Iowa Research Foundation | Magnetically modified electrodes containing at least one catalyst component that mediates a subatomic particle transfer process |
| CN101832965A (zh) * | 2010-04-28 | 2010-09-15 | 湖南大学 | 基于磁性碳纳米管和壳聚糖/二氧化硅凝胶的漆酶生物传感器及其制备方法和应用 |
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