JPS62215732A - 旋回型作業車 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】 本発明は、作業装置を備えた旋回台を、左右駆動回転自
在に走行車体に設け、前記旋回台を左右いずれかの設定
停止位置に自動停止させる制御装置を設け、前記制御３
′Ｉｌ装置に対し、左右両設定停止位置を各別に指示す
る２つの設定器を設けると共に、前記走行車体の対地ズ
レに対する左右両設定停止位置の補正値を指示するズレ
補正手段を設け、前記左右両設定器に各別に設定値を指
示する押ボタン式の左側設定スイッチと右側設定スイッ
チを設けると共に、前記ズレ補正手段に補正指令を出す
押ボタン式のズレ補正スイッチを設け、それら左側設定
スイッチと、右側設定スイッチと、ズレ補正スイッチと
を夫々接近配置してある旋回型作業車に関する。 〔従来の技術〕 従来上記旋回型作業車では、前記３個のスイッチは夫々
他のスイッチの押し操作に関係なく、対応する各設定器
又は補正手段を作動させられるように形成してあった。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかし、誤って、同時に２個又は３個のスイッチを押し
操作した場合に、思わぬ設定又は解除がなされてしまう
危険性があった。 本発明の目的は、２個以上のスイッチを同時に押し操作
した場合には、各設定器と補正手段が作動しないように
する点にある。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明の旋回型作業車の特徴構成は、３個のスイッチの
内の同時に押し操作したスイッチの数を判別する判別手
段を設け、前記判別手段からの情報に基づいて、前記３
個のスイッチの内の１個を押し操作した時のみ、設定器
又はズレ補正手段に動作指令を与える指令手段を設けて
あることにあり、その作用効果は、次の通りである。 〔作　用〕 つまり、たとえ３個のスイッチの内の２個以上のスイッ
チを同時に押し操作しても、判別手段の判別情報に基づ
いて、指令手段からの動作指令は、設定器又は補正手段
には与えられず、そのために、各設定器や補正手段が不
測に設定されたり解除されたりすることはない。 〔発明の効果〕 従って、例えば１個のスイッチを押し操作する時に、無
意識に他のスイッチを同時に押し操作した場合、他のス
イッチに対応する設定器又は補正手段が設定又は解除操
作されて、思わぬ位置で旋回自動停止が行われたり、停
止すべき位置で旋回自動停止せずに、作業近辺の人や建
造物に衝突させてしまうというような危険性が防止でき
、結局、安全性の高い作業を効率良く行えるようになっ
た。 〔実施例〕 次に、本発明の実施例を、図面に基づいて説明する。 第６図に示すように、上下揺動並びに屈伸操作自在な掘
削作業装置（１）、及び、搭乗運転部（２）を旋回台（
３）に設け、その旋回台（３）を走行車体（４）に油圧
モータ（５）により旋回操作自在に取付け、もって、旋
回型掘削作業車を構成してある。 旋回操作構造を構成するに、第１図及び第５図に示すよ
うに、旋回操作レバー（６）にその操作状態を検出する
ポテンショメータ型検出装置（７）を取付け、旋回台（
３）の回転駆動部に、走行車体（４）の前後向き基準線
（Ｊ）に対する旋回台（３）の回転角（θ）を検出する
ロータリーエンコーダ型検出器（８）を付設してある。 そして、人為旋回操作状態と自動旋回操作状態とを択一
的に切換える人為切換操作（９）が人為旋回操作状態に
ある時においては、操作状態検出装置（７）からの情報
に基づいて、レバー（６）の操作方向に見合う方向に、
かつ、レバー（６）の操作量に見合った速度で旋回台（
３）を旋回させるべく旋回操作用電磁式比例制御バルブ
（１０）の弁コントローラ（１１）に対して指令を与え
ると共に、他方、人為切換装置（９）が自動旋回操作状
態にあるときには、操作状態検出装置（７）、及び、対
車体角検出器（８）からの情報に基づいて、レバー操作
を起動指令とする状態でレバー（６）操作方向に見合う
方向に、かつ、予め設定された速度変化状態で旋回台（
３）を旋回させ、さらに、２つの設定器（１２Ａ）　、
　（１２Ｂ）により各別の人為設定された左旋回時の設
定停止位置（θａ）又は右旋回時の設定停止位置（θｂ
）で旋回台（３）を停止させるべく前記弁コントローラ
（１１）に対して自動的に指令を与えるマイクロコンピ
ュータで構成した制御装置（１３）を設けてある。 つまり１、自動旋回操作状態を用いることによ、す、第
５図に示すように、一定掘削位ｆｆ　（Ａ）と一定土砂
放出位置（Ｂ）とにわたる反復旋回操作を、再設定器（
１２Ａ）　、　（１２Ｂ）に対する作業当初の設定操作
と、レバー（６）に対する起動指令操作だけで容易に行
えるようにしてある。 また、第１図において（１５）は、自動旋回操作状態に
おいて旋回反力や旋回停止反力に起因して走行車体（４
）が地面に対し回転ズレ移動した時に、前記両設定停止
位置（θａ）、（θｂ）を修正するために、補正値を指
示するズレ補正手段である。 そして、第２図及び第３図に示すように、操作パネル（
１６）には、前記左右再設定器（１２Ａ）　。 （１２Ｂ）に各別に設定値を指示する押ボタン式の左側
設定スイッチ（ｂ）と右側設定スイッチ（ｃ）を設ける
と共に、前記ズレ補正手段（１５）に補正指令を出す押
ボタン式のズレ補正スイッチ（ａ）を設け、それら左側
設定スイッチ（ｂ）と、右側設定スイッチ（Ｃ）と、ズ
レ補正スイッチ（ａ）とを夫々接近配置してあり、前記
左右両設定スイッチ（ｂ）　、　（ｃ）は、１回目押し
操作するとＯＮになり、２回目の押し操作でＯＦＦにな
るボタンスイッチから成り、前記ズレ補正スイッチ（ａ
）は、押し操作している時のみＯＮで、手を離すとＯＦ
Ｆになるスイッチから成っていると共に、それらのスイ
ッチ（ａ）　、　（ｂ）　、　（ｃ）は、鉄板製の筐体
から成る操作パネル（１６）に設けたプリント基板（１
９）に取付けてあり、各スイッチ（ａ）　、　（ｂ）　
、　（ｃ）の押し操作部（２０）の外側には、スイッチ
（ａ）　、　（ｂ）　、　（ｃ）全体に樹脂フィルム（
２１）を被覆してある。尚、図中（２２）はゴムシート
であり、（２４）は、旋回台の設定停止位置（θａ）、
（θｂ）及びそれに対する現在位置をランプで示す表示
部である。 前記３個のスイッチ（ａ）　、　（ｂ）　、　（ｃ）の
内の同時に押し操作したスイッチの数を判別する判別手
段（２３）を設け、判別手段（２３）からの情報に基づ
いて、３個のスイッチ（ａ）　、　（ｂ）　、　（ｃ）
の内の１個を押し操作した時のみ、設定器（１２Ａ）　
、　（１２Ｂ）又はズレ補正手段（１５）に動作指令を
与える指令手段（２５）を設けてあり、第４図のフロー
チャートで示すように、１個のスイッチを押し操作した
時のみ設定器（１２Ａ）　、　（１２Ｂ）又はズレ補正
手段（１５）が作動すると共に、作動を知らせるブザー
が鳴るように構成してある。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明に係る旋回型作業車の実施例を示し、第１
図は概略制御回路図、第２図は操作パネルの正面図、第
３図は操作パネルの要部断面図、第４図はフローチャー
ト、第５図は作業車の概略平面を示す作用説明図、第６
図は旋回型掘削作業車の全体側面図である。 （１）・・・・・・作業装置、（３）・・・・・・旋回
台、（４）・・・・・・走行車体、（１２Ａ）　、　（
１２Ｂ）・・・・・・設定器、（１３）・・・・・・制
御装置、（１５）・・・・・・ズレ補正手段、（ｂ）　
、　（ｃ）・・・・・・設定スイッチ、　（ａ）・・・
・・・ズレ補正スイッチ、（２３）・・・・・・判別手
段、（２５）・・・・・・指令手段、（θａＬ（θｂ）
・・・・・・設定停止位置。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 作業装置（１）を備えた旋回台（３）を、左右駆動回転
   自在に走行車体（４）に設け、前記旋回台（３）を左右
   いずれかの設定停止位置（θ＿ａ）、（θ＿ｂ）に自動
   停止させる制御装置（１３）を設け、前記制御装置（１
   ３）に対し、左右両設定停止位置（θ＿ａ）、（θ＿ｂ
   ）を各別に指示する２つの設定器（１２Ａ）、（１２Ｂ
   ）を設けると共に、前記走行車体（４）の対地ズレに対
   する左右両設定停止位置（θ＿ａ）、（θ＿ｂ）の補正
   値を指示するズレ補正手段（１５）を設け、前記左右両
   設定器（１２Ａ）、（１２Ｂ）に各別に設定値を指示す
   る押ボタン式の左側設定スイッチ（ｂ）と右側設定スイ
   ッチ（ｃ）を設けると共に、前記ズレ補正手段（１５）
   に補正指令を出す押ボタン式のズレ補正スイッチ（ａ）
   を設け、それら左側設定スイッチ（ｂ）と、右側設定ス
   イッチ（ｃ）と、ズレ補正スイッチ（ａ）とを夫々接近
   配置してある旋回型作業車であって、前記３個のスイッ
   チ（１７Ａ）、（１７Ｂ）、（１８）の内の同時に押し
   操作したスイッチの数を判別する判別手段（２３）を設
   け、前記判別手段（２３）からの情報に基づいて、前記
   ３個のスイッチ（１７Ａ）、（１７Ｂ）、（１８）の内
   の１個を押し操作した時のみ、前記設定器（１２Ａ）、
   （１２Ｂ）又はズレ補正手段（１５）に動作指令を与え
   る指令手段（２５）を設けてある旋回型作業車。