JPS62214907A - 空気タイヤの成型方法 - Google Patents

空気タイヤの成型方法

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Publication number
JPS62214907A
JPS62214907A JP61057952A JP5795286A JPS62214907A JP S62214907 A JPS62214907 A JP S62214907A JP 61057952 A JP61057952 A JP 61057952A JP 5795286 A JP5795286 A JP 5795286A JP S62214907 A JPS62214907 A JP S62214907A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
tire
green tire
pressure
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61057952A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Nakamura
博司 中村
Hiroyuki Karasawa
唐沢 博行
Toshihiko Higashiura
東浦 俊彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Tire Corp
Original Assignee
Toyo Tire and Rubber Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Tire and Rubber Co Ltd filed Critical Toyo Tire and Rubber Co Ltd
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Publication of JPS62214907A publication Critical patent/JPS62214907A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
  • Tyre Moulding (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、コードアングル20度以下のベルト層を2
層以上備えた空気タイヤを金型で加硫成形するための方
法に関する。
(従来の技術) コードアングル20度以下のベルト層を2層以上備えた
空気タイヤを成型する場合、金型に上記空気タイヤ用の
グリンタイヤを取付け、このグリンタイヤを、その内側
に挿入したブラダを介して流体圧で膨張させることによ
り、上記グリンタイヤの外面を金型の内面に圧着してい
るが、金型内面とグリンタイヤ外面との間に空気が残っ
ているときには、グリンタイヤの外面が金型の内面に密
着することができず、製品タイヤの表面に空気溜まりに
よる欠点、いわゆるベアーが発生する。したがって、従
来は、上記ベアーの発生を防止するため、金型にこれを
貫通する多数の排気孔を穿設し、グリンタイヤ外面と金
型内面との間に介在する空気をグリンタイヤの膨張に伴
って上記多数の排気孔から押出していた。
また、上記金型の上型および下型を望遠鏡の鏡筒状に接
続してグリンタイヤの外側に伸縮自在の閉空間を形成さ
せ、この閉空間の空気をタイヤ中心線に対応する上型と
下型の合わせ部からポンプで抜取りながら金型を閉じる
方法(特公昭33−8540号公報参照)、および上記
閉空間の空気をタイヤ表面に対応する金型内面の多数の
排気孔から真空ポンプで抜取る方法(特公昭48−96
672号公報参照)等が知られている。
(発明が解決しようとする問題点) 金型内の空気を多数の排気孔から押出しにより排出する
方法は、空気の排出が終了したのち、グリンタイヤ表面
の未加硫の流動状態のゴムが上記排気孔に圧入されて加
硫され、これが加硫成形の終了後にタイヤ表面に残され
て多数本のスピユーを形成し、そのため製品タイヤの外
観が損なわれ、この多数本のスピユーを除くための仕上
作業に多大の工数を必要とし、また金型から製品タイヤ
を取出す際に上記スピユーが引掛ってタイヤ表面の一部
が欠けたり、スピユーが途中切れして排気孔内に残り、
これが次の成形タイヤに異物として混入したり痕跡を残
したりして不良タイヤを生じ、更に金型に多数の排気孔
を穿設しなければならない等の問題があった。
一方、金型内の空気を上型と下型と合わせ部からポンプ
で強制的に抜取る方法は、上型と下型が完全に閉じると
同時に排気孔も閉じられるようにすることにより、スピ
ユーの形成を妨げることができるが、金型内面にはタイ
ヤのトレッドパタンを形成するための骨が突設されてい
るので、金型を閉じる途中でグリンタイヤの膨張に伴い
、グリンタイヤの表面が上記骨の頂部に接触すると、グ
リンタイヤ表面と金型内面との間の閉空間が上記接触部
によってタイヤ中心線側とショルダ側とに仕切られ、こ
れら相互間の空気の流通が断たれ。
そのため上記接触後にポンプを駆動してもタイヤ中心線
側閉空間のみが減圧され、ショルダ側閉空間は減圧され
なくなり、製品タイヤのショルダ寄りクラウン部にベア
ーが生じ、また空気を排除すべき閉空間の容積が大きい
ため、ベアーが生じない程度にまで閉空間を減圧するの
に長時間を要する等の問題があった。また、金型内面の
多数の排気孔からポンプで強制的に排気する方法は、ス
ピユーまたはその痕跡がタイヤ表面に多数残り、良好な
外観が得られなかった。
この発明は、金型を閉じた後に強制排気を行なう方法に
おいて、金型の内外を連通ずる排気孔の個数を減少させ
、これに伴ってタイヤ外面のスピユーの個数を少なくし
て仕上工数を減少し、しかもベアーの発生を防止しよう
とするものである。
(問題点を解決するための手段) 金型を閉じた状態でグリンタイヤを膨張させる際に、グ
リンタイヤ内の流体圧力を10〜1ookpa(キロパ
スカル)に設定し、金型内面とグリンタイヤ外面との間
の閉空間の空気を強制的に抜取って上記閉空間を所定の
圧力以下に減圧し、しかるのちグリンタイヤ内側の圧力
を通常の成形圧力Ps(1000〜2500kpa)に
昇圧する。ただし、上記空気の抜取りは、タイヤ中心線
に対応する上型と下型の合わせ面およびタイヤの最大幅
部とビード部の間の位置に対応する金型ビード寄り部の
それぞれに穿設された排気孔、並びに金型の内面の骨の
基部から0.5閤以上の高さの位置に骨の横断方向に穿
設された通気孔を介して行なう。そして、上記骨の通気
孔の高さをh(ms)、上記閉空間の圧力をP (+m
++Hg)、ブラダに供給する加圧流体の成形圧力をP
s(kpa)としたとき、閉空間の圧力PをPs/6.
5h以下に減圧する。
(作用) 上型と下型の合わせ面および金型ビード寄り部の双方か
ら閉空間の外気を抜取るので、抜取りが迅速に行なわれ
、かつタイヤの最大幅部が金型の内面に接触してこの接
触部により上記閉空間が二分された場合にも、この二分
された閉空間から支障なく空気を抜取って各閉空間を減
圧することができる。そして、グリンタイヤの膨張が進
み、その外面が骨の頂部に接触すると、骨のショルダ側
空間の空気が骨を横断する通気孔によって骨のタイヤ中
心線側空間に吸引され、更に上型と下型の合わせ面から
ポンプ側へ抜取られ、上記閉空間の全域が減圧される。
ただし、骨に設ける通気孔の高さが0.5m未満の場合
は1通気孔が骨の基部に接近し過ぎるため、成形が終了
し、金型を開いて製品タイヤを金型から取出す際に1通
気孔内に形成されたスピユーの引掛かりにより製品タイ
ヤの一部が引きちぎられ、いわゆるチッピングが生じ易
い、また、閉空間の減圧が不十分で、その圧力PがPs
/6.5hよりも大きいときは、ベアーが発生する。
なお、上記の高さhは、1.8ss以下が好ましく、1
.5m を超えた場合は、グリンタイヤの膨張によって
比較的早期に通気孔が塞がれ、トレッド側の閉空間の圧
力Pの減圧が不十分になり易い。
(実施例) 使用した装置を第1図および第2図によって説明する。
1は上型、2は下型であり、上型1のタイヤのバタン形
成部には上型用のバタンリング3が、また下型2のバタ
ン形成部には下型用バタンリング4がそれぞれ固定され
ている。上型用バタンリング3に突設された骨3a (
第2図参照)には。
その基部から高さh (m)の位置に通気孔3bが穿設
されている。下型用バタンリング4も同様である。タイ
ヤ中心線に対応する金型外周部に沿って上型1および下
型2の合わせ面が形成されており、この合わせ面に複数
本の第1排気孔5が削設され。
上型1および下型2のビード寄り部にそれぞれ複数本の
第2排気孔6が穿設され、上記の第1排気孔5および第
2排気孔6が主排気管7に接続され。
この主排気管7にバルブ8を介して真空ポンプPが接続
される。なお、9はブラダ、10はグリンタイヤ、11
は上型lと下型2の合わせ面の密封用バッキングである
上記の構造において、上型1を上方に開いた状態で下型
2にサイズ195/60R15のグリンタイヤを取り付
け、ブラダ9に10〜100kpaの低圧の成形用流体
を供給してグリンタイヤlOを膨張させながら、上型1
および下型2を閉じ、真空ポンプPを駆動し、閉空間を
減圧してその圧力をP (mHg)に設定し、しかるの
ちグリンタイヤ内の圧力を成形圧力1’a(kpa)に
昇圧して空気タイヤを成形した。このときの成形条件お
よび製品タイヤの外見を下記の表に示す。
(以下空白) 上記の表で明らかなように、実施例1.2の空気タイヤ
は、ベアーの発生が皆無であったのに対し、骨の通気孔
3bの高さhが高過ぎる比較例1は、閉空間の減圧が不
十分となり、クラウン部にベアーが発生し、また金型ビ
ード寄り部の第2排気孔6を2個穿設するのみで強制的
に減圧しない比較例2は、サイド部の減圧が不十分とな
ってサイド部にベアーが発生し、また第2排気孔を全く
有しない比較例3は、比較例2と同様にサイド部の減圧
がされないためにサイド部にベアーが発生し。
更に通気孔3bの高さが高過ぎ、しかもサイド部の第2
排気孔から強制排気をしない比較例4は、クラウン部お
よびサイド部双方の減圧が不十分になり、クラウン部お
よびサイド部の双方にベアーが発生した。
(発明の効果) この発明は、金型を閉じた後に金型内閉空間の空気を強
制的に排気し、しかもこの排気を上型と下型の合わせ面
(金型外周部)および金型ビード寄り部の双方から行な
うので、金型内がグリンタイヤの膨張により最大幅部で
部分された後においてもクラウン部およびサイド部の排
気を確実に、   −迅速に行なうことができ、そのた
めベアーの発生を防止することができる。また、トレン
ドパターン形成用の骨の基部近くの通気孔を通じて骨を
横断するように排気するので、骨の頂部にグリンタイヤ
の表面が接触した後も、通気孔が塞がるまではクラウン
側閉空間の全域を均一に減圧することができ、クラウン
部のベアー発生を完全に防止できる。また、上記のよう
に強制的に排気するので、金型の内面に開口する排気孔
の個数を少なくすることができ、クラウン部では従来の
100〜1000個またはそれ以上を皆無にし、サイド
部では従来の8〜40個を1〜4個に減少させることが
でき。
金型の加工が容易になると共に、製品タイヤがら突出す
るスピユーが著しく減少し、その仕上が容易になる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明に使用する金型の一例を示し、第1図は
金型の縦断面図、第2図は骨の部分の横断面図である。 に上型、2:下型、3,4:バタンリング、3a、4a
:骨、3b、4b:通気孔、5:第1排気孔、6:第2
排気孔、7:主排気管、8:バルブ、9ニブラダ、10
ニグリンタイヤ、゛P:真空ポンプ。 特許出願人  東洋ゴム工業株式会社 代理人 弁理士  坂 野 威 失 言  1) 了  司 第1r!A 第2閃

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 〔1〕トレツドパタンを形成するための骨が突設された
    上型と下型とからなる金型に、タイヤ円周方向に対する
    コードアングル20度以下のベルト層を備えた空気タイ
    ヤのグリンタイヤを取付け、上記金型を閉じ、上記グリ
    ンタイヤを、その内側に挿入されたブラダを介して加圧
    流体で膨張させることにより、上記金型の内面にグリン
    タイヤ外面を密着させる空気タイヤの成形方法において
    、上記の金型を閉じた状態でグリンタイヤを膨張させる
    際に、グリンタイヤの流体圧力を10〜100kpaの
    予備成形圧に設定し、上記の骨の基部から0.5mm以
    上の高さの位置に骨の横断方向に穿設された通気孔、並
    びに上型と下型の合わせ面およびタイヤの最大幅部とビ
    ード部との間の位置に対応する金型ビード寄り部のそれ
    ぞれに穿設された排気孔を介して金型内面とグリンタイ
    ヤ外面との間の閉空間の空気を抜取り、この閉空間の圧
    力P(mmHg)をPs/6.5h(ただし、Psはブ
    ラダ内の加圧流体の成形圧力1000〜2500kpa
    、またれは骨の基部から通気孔までの高さ(mm))以
    下に減圧し、しかるのちグリンタイヤ内側の流体圧力を
    成形圧力Psに昇圧することを特徴とするタイヤの成形
    方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018029730A1 (ja) * 2016-08-12 2018-02-15 東洋ゴム工業株式会社 タイヤ加硫金型、タイヤ加硫装置及びタイヤの製造方法

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