JPS6221409B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6221409B2 JPS6221409B2 JP13837879A JP13837879A JPS6221409B2 JP S6221409 B2 JPS6221409 B2 JP S6221409B2 JP 13837879 A JP13837879 A JP 13837879A JP 13837879 A JP13837879 A JP 13837879A JP S6221409 B2 JPS6221409 B2 JP S6221409B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frequency
- surface wave
- attenuation pole
- attenuation
- bulk
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 8
- 239000002390 adhesive tape Substances 0.000 description 1
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000001629 suppression Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03H—IMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
- H03H9/00—Networks comprising electromechanical or electro-acoustic devices; Electromechanical resonators
- H03H9/02—Details
- H03H9/02236—Details of surface skimming bulk wave devices
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、周波数特性の所望減衰点の減衰量と
帯域を十分とるようにした表面波フイルタに関す
る。
帯域を十分とるようにした表面波フイルタに関す
る。
第1図に示すような表面波フイルタは、必要と
する表面波信号以外に、入力側トランスジユーサ
2において横波および縦波のバルク波が生じ、こ
れが例えば点線4のような経路を経て出力側トラ
ンスジユーサ3に達するようなバルク波信号が発
生する。このようなバルク波信号は、表面波信号
に基づく所望周波数特性を乱すなど悪影響を与え
る。従来では、バルク波が主として基板1の底面
で反射しながら出力側トランスジユーサ3へ伝わ
つていく点に着目し、基板1の底面に複数の溝を
設けてバルク波を散乱もしくはとじ込めることに
より、バルク波の影響を抑えていた。このような
方法である程度バルク波を抑圧できる。
する表面波信号以外に、入力側トランスジユーサ
2において横波および縦波のバルク波が生じ、こ
れが例えば点線4のような経路を経て出力側トラ
ンスジユーサ3に達するようなバルク波信号が発
生する。このようなバルク波信号は、表面波信号
に基づく所望周波数特性を乱すなど悪影響を与え
る。従来では、バルク波が主として基板1の底面
で反射しながら出力側トランスジユーサ3へ伝わ
つていく点に着目し、基板1の底面に複数の溝を
設けてバルク波を散乱もしくはとじ込めることに
より、バルク波の影響を抑えていた。このような
方法である程度バルク波を抑圧できる。
しかし、表面波フイルタを例えばテレビジヨン
映像中間周波段用フイルタとして用いた場合、隣
接音声周波数付近にバルク波信号が位置し、その
周波数での減衰量や帯域幅を大きくとれないとい
う問題がいまだ存在していた。この問題は通常ト
ランスジユーサの電極パターンを工夫して改善し
ようとしているが、パターン設計が煩雑になると
ともに基板面積が大きくなるなどの欠点がある。
映像中間周波段用フイルタとして用いた場合、隣
接音声周波数付近にバルク波信号が位置し、その
周波数での減衰量や帯域幅を大きくとれないとい
う問題がいまだ存在していた。この問題は通常ト
ランスジユーサの電極パターンを工夫して改善し
ようとしているが、パターン設計が煩雑になると
ともに基板面積が大きくなるなどの欠点がある。
本発明は、いままで不要波と考えられ、単に抑
圧する方向でしか考慮されなかつたバルク波を積
極的に利用することにより、周波数特性の所望減
衰点での減衰量および帯域を大きくとれるように
した表面波フイルタを提供することを目的とす
る。
圧する方向でしか考慮されなかつたバルク波を積
極的に利用することにより、周波数特性の所望減
衰点での減衰量および帯域を大きくとれるように
した表面波フイルタを提供することを目的とす
る。
すなわち本発明は、表面波フイルタの表面波に
基づく周波数特性の減衰極周波数とバルク波に基
づく周波数特性の減衰極周波数とを一致させたも
のである。
基づく周波数特性の減衰極周波数とバルク波に基
づく周波数特性の減衰極周波数とを一致させたも
のである。
以下、本発明の一実施例を図面を参照しつつ詳
述する。
述する。
第1,2図を参照して、表面波基板1上に適当
距離隔てて形成された、入出力側トランスジユー
サ2,3によつて、例えば5で示すような映像中
間周波数特性が得られる。7は特性5の所望減衰
極(隣接音声周波数)を示す。一方、前述したバ
ルク波に基づく周波数特性は例えば7で示すよう
になる。基板1は、図示していないが、底面に好
ましくは伝播方向と異なる方向(たとえば直角方
向)に複数の溝が設けられ、特性7のレベルが全
体的に抑えられている。特性7の減衰極8の周波
数は上記特性5の減衰極6の周波数に一致するよ
うに設定されている。この一致手段は、入出力側
トランスジユーサ2,3の中心間距離l、基板1
の厚みt、又は底面溝の入れ方を調節することに
よつて得られる。そして次のような実験により減
衰極周波数を求める。すなわち、トランスジユー
サ2,3および伝播路に粘着テープを付着させて
ダンピングを施すことにより表面波を完全に抑圧
し、入力側トランスジユーサ2に信号を加え、出
力側トランスジユーサからバルク波の信号を取り
出し、減衰極周波数を確認する。そして、バルク
波が存在する状態で、バルク波に基づく周波数特
性の減衰極周波数が所望周波数特性の減衰極周波
数に一致するよう、基板1のl,tおよび底面溝
を所定値に設定する。このように、減衰極6の周
波数に減衰極8の周波数を一致させることによ
り、減衰極6での減衰量および帯域幅を大きくと
ることができる。この結果、極細の電極指切れや
基板の特性バラツキが生じても、所望減衰極に所
定の大きさの減衰量および帯域幅を得ることがで
き、良品率の向上につながる。
距離隔てて形成された、入出力側トランスジユー
サ2,3によつて、例えば5で示すような映像中
間周波数特性が得られる。7は特性5の所望減衰
極(隣接音声周波数)を示す。一方、前述したバ
ルク波に基づく周波数特性は例えば7で示すよう
になる。基板1は、図示していないが、底面に好
ましくは伝播方向と異なる方向(たとえば直角方
向)に複数の溝が設けられ、特性7のレベルが全
体的に抑えられている。特性7の減衰極8の周波
数は上記特性5の減衰極6の周波数に一致するよ
うに設定されている。この一致手段は、入出力側
トランスジユーサ2,3の中心間距離l、基板1
の厚みt、又は底面溝の入れ方を調節することに
よつて得られる。そして次のような実験により減
衰極周波数を求める。すなわち、トランスジユー
サ2,3および伝播路に粘着テープを付着させて
ダンピングを施すことにより表面波を完全に抑圧
し、入力側トランスジユーサ2に信号を加え、出
力側トランスジユーサからバルク波の信号を取り
出し、減衰極周波数を確認する。そして、バルク
波が存在する状態で、バルク波に基づく周波数特
性の減衰極周波数が所望周波数特性の減衰極周波
数に一致するよう、基板1のl,tおよび底面溝
を所定値に設定する。このように、減衰極6の周
波数に減衰極8の周波数を一致させることによ
り、減衰極6での減衰量および帯域幅を大きくと
ることができる。この結果、極細の電極指切れや
基板の特性バラツキが生じても、所望減衰極に所
定の大きさの減衰量および帯域幅を得ることがで
き、良品率の向上につながる。
本発明は、以上説明したように、従来では不所
望といわれていたバルク波を積極的にかつ有効的
に利用することにより、所定減衰極での減衰量お
よび帯域幅を大きくとることができ、良品率が向
上する。
望といわれていたバルク波を積極的にかつ有効的
に利用することにより、所定減衰極での減衰量お
よび帯域幅を大きくとることができ、良品率が向
上する。
第1図は本発明および従来例を説明するための
表面波フイルタの断面図、第2図は本発明による
周波数特性図である。
表面波フイルタの断面図、第2図は本発明による
周波数特性図である。
Claims (1)
- 1 表面波フイルタの表面波に基づく周波数特性
の減衰極周波数とバルク波に基づく周波数特性の
減衰極周波数とが一致するように、表面波基板の
厚みt、表面波基板上の入出力側トランスジユー
サの中心間距離lおよび底面溝を所定値に設定し
たことを特徴とする表面波フイルタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13837879A JPS5661821A (en) | 1979-10-25 | 1979-10-25 | Surface wave filter |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13837879A JPS5661821A (en) | 1979-10-25 | 1979-10-25 | Surface wave filter |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5661821A JPS5661821A (en) | 1981-05-27 |
JPS6221409B2 true JPS6221409B2 (ja) | 1987-05-12 |
Family
ID=15220525
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13837879A Granted JPS5661821A (en) | 1979-10-25 | 1979-10-25 | Surface wave filter |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5661821A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61236209A (ja) * | 1985-04-12 | 1986-10-21 | Hitachi Ltd | 弾性表面波装置 |
CN112564644B (zh) * | 2020-11-24 | 2021-11-23 | 华南理工大学 | 一种基于单极型晶体管的放大器、芯片及方法 |
-
1979
- 1979-10-25 JP JP13837879A patent/JPS5661821A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5661821A (en) | 1981-05-27 |
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