JPS62212895A - 携帯用デ−タ登録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は内部記憶部に記憶されたデータ列から選択キー
にて選択されたデータ列を一時記憶しておき、後から外
部装置へ送出する携帯用データ登一般のレストランにお
いては、客はテーブルの客席に着くとテーブルに備えら
れた、又はウェイトレスが持参したメニューの中から注
文料理を選び、その料理品目をウィトレスに告げる。ウ
ェイトレスはその品目を例えば複式の注文伝票に列記し
、注文終了後に復唱し、誤りのないことを確認する。こ
の複式の注文伝票のうちの１枚は厨房へ回されて、注文
料理の作成用に利用される。また他の１枚の伝票は客の
控えとして客に戻され、客が帰るときに精算伝票として
使用される。精算所において、キャッシャーは客が持参
した控えの注文伝票に記載された注文品目を見ながら電
子キャッシュレジスタに品目および金額の入力操作を行
ない、合計金額の算出およびこの合計金額に対する客と
の間における金銭の授受を行なう。

また、レストランによっては、テーブル毎に注文品目を
入力する入力装置を設置し、ウェイトレスは客から注文
を受けると、その入力装置へ入力するとともに入力装置
に内蔵されたプリンタによって注文伝票を印字出力させ
るようにしたシステムを採用している場合もある。

［発明が解決しようとする問題点］ しかしながら、上記のようにウェイトレスが客の注文を
受けて注文伝票に手書きする場合は、客から注文を受け
る速度が低下して、作業能率が低下する。また、急いで
書くと、文字が乱れて読みにくくなり、厨房において誤
った品目の料理を作成したり、精算時にキャッシャーが
誤読して誤った合計金額を客に請求する懸念がある。

また、各テーブルに入力装置を配設するには、各入力装
置にプリンタを内蔵させる必要があるので、入力装置自
体が大形化し各テーブル毎に配置するには不都合である
。また、消費電力が増大するのみならず全部のテーブル
に配置すると装置全体が高価格化する。

本発明はこのような事情に基づいてなされたものであり
、その目的とするところは、内部記憶部に予め選択され
るべき複数のデータ列を記憶させておき、選択キーにて
選択されたデータ列を一時記憶し、後から外部装置へ送
出することによって、プリンタを内蔵させる必要なく、
小型軽量で、かつ受注作業の能率を向上できる携帯用デ
ータ登録装置を提供することにある。

［問題点を解決するための手段〕 本発明の携帯用データ登録値ｇｔ１においては、第１図
乃至ｍ５図に示すように、複数のデータからなるデータ
列３０を複数個記憶するデータメモリ２３と、キーボー
ド４における表示選択キー１１〜１４のキー操作にてデ
ータメモリから選択された各データ列を記憶する登録メ
モリ２５と、登録メモリに記憶されたデータ列を表示す
る表示部３とを設け、キーボードの表示選択キー１７〜
１９のキー操作によって登録メモリに記憶されたデータ
列のうち表示部に表示するデータ列を選択するとともに
、外部装置５と選択的に接続されるインターフェース部
２９を設け、登録メモリに登録された各データ列を外部
装置へ送出するようにしたものである。

［作用］ このように構成された携帯用データ登録装置であれば、
キーボードの選択キーにてデータメモリに記憶されたデ
ータ列を選択すると、選択されたデータ列は登録メモリ
に記憶される。また、キーボードの表示選択キーがキー
操作されると、登録メモリに記憶された各データ列が選
択的に表示部へ表示される。さらに、外部装置にインタ
ーフェース部が接続されると、登録メモリに記憶された
各データ列が外部装置へ送出される。

［実施例］ 以下本発明の一１実施例を図面を用いて説明する。

第２は実施例の携帯用データ登録装置を示す外観図であ
る。この携帯用データ登録装置１において、直方体状の
筺体２の前面上部に多数の液晶表示素子で構成され、１
品目に対する品目データ（データ列）および個数を表示
する表示部３が取付けられており、前面中央部にキーボ
ード４が設けられている。さらに筺体２の上面には外部
装置としての第３図に示す電子キャッシュレジスタ５に
接続される接続端子６が取付けられている。第３図の電
子キャッシュレジスタ５において、前面キーボード７の
下方位置に携帯用データ登録装置１の接続端子６が挿入
される接続端子挿入口８が形成されている。また、この
電子キャッシュレジスタ５には、携帯用データ登録装置
１から入力された品目データおよび個数を伝票９に印字
出力する伝票発行機１０が接続されている。

前記キーボード４には、第４図に示すように、注文料理
の品目番号やテーブル番号等の数字データを置数するた
めの置数キー１１．同一品目を複数個登録するときに使
用する×キー１２．登録キー１３．登録済品目データを
取消すための取消キー１４．テーブル番号を入力するた
めのテーブルキー１５．登録済品目データの合計金額を
算出して表示部３に表示する合計キー１６．最初に登録
した品目データおよび個数を表示部３に表示させるホー
ムキー１７２表示部３に表示される品目デ−タおよび個
数を後から登録した品目データおよび個数へ順次移動さ
せるＦＦキー１８．同様に表示される品目データおよび
個数を先に登録した品目データおよび個数へ順位移動さ
せるＲＦキー１９、およびこのキーボード４からのキー
人力操作を禁止させるロックキー２０等が配列されてい
る。

前記置数キー１１．×キー１２．登録キー１３゜取消キ
ー１４等で品目データを選択する選択キーを形成し、前
記ホームキー１７．ＦＦキー１８゜ＲＦキー１９とで表
示選択キーを形成している。

第１図は携帯用データ登録装置１の概略構成を示すブロ
ック図である。すなわち、図中２１は各種演算処理を実
行するＣＰＵであり、このＣＰＵ２１は、アドレスバス
およびデータバスからなるパスライン２２を介して、デ
ータメモリとしてのメニューメモリ２３等の固定データ
を記憶するＲＯＭ２４．登録メモリ２５等の可変データ
を記憶するＲＡＭ２５．キーボード４からキー信号が入
力されるキーボード制御回路２７２表示部３へ表示デー
タを送出する表示制御回路２８．前記接続端子５を介し
て電子キャッシュレジスタ５に選択的に接続されるイン
ターフェース部２９等を制御する。なおこれ等の各構成
部材はバッテリにて駆動される。

前記ＲＯＭ２４のメニューメモリ２３内には、第５図に
示すように、このレストランで販売される各料理の品目
番号１品目名、金額からなる品目データ３０が品目番号
順に記憶されている。また、ＲＡＭ２６の登録メモリ２
５内には、第６図に示すように、テーブル番号を記憶す
るテーブル番号領域３１１合計金額を格納する合計金額
領域３２゜各注文品目の品目データおよび注文個数を記
憶する複数のデータ領域３３が形成されている。

しかして、前記ＣＰＵ２１はキーボード４からキーボー
ド制御回路２７を介してキー信号が入力されると、第７
図の流れ図に従って、入力データに対する登録処理を実
行するように構成されている。すなわち、キー信号が入
力されると、そのキー信号の種類を調べる。そして、Ｐ
ｌにてそのキー信号が置数キー１１のものであれば、置
数された数字データをひとまず図示しない置数バッファ
に格納する。

次に入力キー信号が第７図には示していないテーブルキ
ー１５のものであれば、テーブルキー１５のキー操作直
前に操作された置数キー１１はテーブル番号であったと
判断して、置数バッファの数字データをテーブル番号と
してテーブル番号領域３１へ格納する。

次にＰ２にて入力キー信号が登録キー１３のものであれ
ば、直前にキー操作された置数キー１１は品目番号であ
ると判断して、置数バッファの数字データを品目番号と
してＲＯＭ２４のメニューメモリ２３を検索して該当品
目番号の品目データ３０を読出して、登録メモリ２５の
空のデータ領域３３へ格納する。そして、該当データ領
域３３の個数領域に１を格納する。なお、この登録キー
１３操作直前に×キー１２がキー操作された時は個数領
域に操作回数に１を加算した値を格納する。

そして、品目番号１品目名、金額の品目データおよび個
数を表示部３へ１行に亘って表示する。

また、Ｐ３にて入力キー信号がホームキー１７のもので
あれば、登録メモリ２５の第１行目のデータ領域３３の
データ、すなわち最初に登録された品目データおよび個
数を表示部３へ表示する。

また、Ｐ４にて入力キー信号がＦＦキー１８のものであ
れば、登録メモリ２５内の現在表示部３に表示されてい
る１品目データおよび個数を次行のデータ領域３３の品
目データおよび個数に変更する。

すなわち、一つ後に登録された品目データおよび個数を
表示する。

さらに、入力キー信号がＲＦキー１９のものであれば、
登録メモリ２５内の現在表示部３に表示されている品目
データおよび個数を一つ前の行のデータ領域３３の品目
データおよび個数に変更する。すなわち、一つ前に登録
された品目データおよび個数を表示する。

次に人力キー信号が合計キー１６のものであれ′ば、こ
のテーブルに着いた客が注文した品目に対する全部の登
録が終了したと判断して、登録メモリ２５の各データ領
域３３における金額に個数を乗じた額を全部のデータ領
域３３に亘って加算して合計金額として合計金額領域３
２へ格納する。

このように携帯用データ登録装置１内の登録メモリ２５
に登録された一つのテーブルの客が注文した各品目デー
タおよび個数は、ウェイトレスによってこの携帯用デー
タ登録装置１１１１が電子キャッシュレジスタ５の接続
端子挿入口８へ挿入されると、自動的に電子キャッシュ
レジスタ５内の登録メモリに登録されるとともに、伝票
発行機１０にてその内容が厨房に回る注文伝票および客
に回る精算伝票に印字出力される。

このように構成された携帯用データ登録装置１を各ウェ
イトレスに携帯させる。そして、ウェイターはテーブル
に赴き、置数キー１１とテーブルキー１５とでテーブル
番号をキー人力した後、客の注文した料理の品目番号、
注文個数を置数キー１１、×キー１２および登録キー１
３を用いて順次入力していく。そして、全部の注文の品
目に対するキー人力操作が終了した時点で、ホームキー
１７をキー操作したのち、ＦＦキー１８を繰返しキー操
作することにより、登録メモリ２５に登録された品目デ
ータおよび個数を表示部３へ順番に表示させ、注文品目
および注文個数を復唱して確認する。そして、間違いが
なければ合計キー１６をキー人力して合計金額を表示さ
せる。

このように構成された携帯用データ登録装置１であれば
、ウェイトレスは品目番号、注文個数を順次入力し、こ
の携帯用データ登録装置１を電子キャッシュレジスタ５
へ接続するのみで、厨房に対する注文伝票および客に対
する精算伝票が自動的に発行されるので、各テーブルに
おける受注作業の能率を向上できる。また、手書き伝票
でないので、厨房にて注文伝票を続開違える確率が低下
する。

また、客が代金を支払う段階においても、電子キャッシ
ュレジスタ５には既に各品目データ、個数および合計金
額が記憶されているので、キャッシャーが客の持参した
伝票の各品目データ、個数をキー人力する必要く、キー
人力操作時の誤操作を防止でき、精算作業の能率を向上
できる。

また、この携帯用デー登録装置Ｉにはプリンタを備える
必要がないので、装置全体を小型化できる。

さらに、この携帯用データ登録装置１を各ウェイトレス
に携帯させればよく、各テーブルごとに入力装置を設置
する必要がないので、システム全体の設備費を低減でき
る。

なお、本発明は上述した実施例に限定されるものではな
い。実施例においては、メニューメモリ２３をＲＯＭ２
４内に形成したが、第８図に示すようにＲＡＭ２６内に
形成するとも可能である。

この場合、メニューメモリ３４の各品目データを予め電
子キャッシュレジスタ５からインターフェース２９を介
して入力すればよい。

〔発明の効果］ 以上説明したように本発明によれば、内部記憶部に予め
選択されるべき複数のデータ列を記憶させておき、選択
キーにて選択されたデータ列を登録メモリに一時記憶し
、後から外部装置へ送出するようにしている。したがっ
て、伝票発行のためのプリンタを内蔵させる必要なく、
小型軽量で、かつ受注作業の能率を向上できる。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第７図は本発明の一実施例に係わる携帯用デ
ータ登録装置を示すものであり、第１図はブロック構成
図、第２図は外観図、第３図はこの携帯用データ登録装
置が接続される電子キャッシュレジスタを示す斜視図、
第４図はキーボードのキー配置図、第５図および第６図
は記憶部の主なメモリを示す図、第７図は動作を示す流
れ図であり、第８図は本発明の他の実施例の携帯用デー
タ登録装置を示すブロック図である。 １・・・携帯用データ登録装置、２・・・筺体、３・・
・表示部、４・・・キーボード、５・・・電子キャッシ
ュレジスタ（外部装置）、６・・・接続端子、８・・・
接続端子挿入口、９・・・伝票、１０・・・伝票発行機
、１１・・・置数キー、１３・・・登録キー、１７・・
・ホームキー、１８・・・ＦＦキー、１９・・・ＲＦキ
ー、２１・・・ＣＰＵ。 ２３．３４・・・メニューメモリ　（データメモリ）、
２４−ＲＯＭ、２５−・・登録メモリ、２６・ＲＡＭ。 ２９・・・インターフェース部、３０・・・品目データ
（データ列）、３３・・・データ領域。 出願人代理人　弁理士　鈴江武彦 第１図 第２図 第３図 第６図　　　　第５１！ｌ 第７図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数のデータからなるデータ列を複数個記憶するデータ
   メモリと、このデータメモリに記憶された各データ列を
   選択する選択キーが配列されたキーボードと、このキー
   ボードにおける選択キーのキー操作にて選択された前記
   各データ列を記憶する登録メモリと、この登録メモリに
   記憶されたデータ列を表示する表示部と、前記キーボー
   ドに設けられ、前記登録メモリに記憶されたデータ列の
   うち前記表示部に表示するデータ列を選択する表示選択
   キーと、外部装置と選択的に接続され、前記登録メモリ
   に登録された各データ列を前記外部装置へ送出するイン
   ターフエース部とを具備したことを特徴とする携帯用デ
   ータ登録装置。