JPS62212563A - 超音波もしくは電磁波による物体映像化装置 - Google Patents

超音波もしくは電磁波による物体映像化装置

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JPS62212563A
JPS62212563A JP5748186A JP5748186A JPS62212563A JP S62212563 A JPS62212563 A JP S62212563A JP 5748186 A JP5748186 A JP 5748186A JP 5748186 A JP5748186 A JP 5748186A JP S62212563 A JPS62212563 A JP S62212563A
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文秀 佐藤
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草野 健次
Sadahiko Ozaki
尾崎 禎彦
Hiroaki Sumiya
博昭 炭谷
Toshimasa Tomota
友田 利正
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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、例えば金属材中の欠陥を検出し、その欠陥
像を高解像度、実時間で表示することのできる超音波非
破壊検査装置等における物体映像化装置、もしくは電磁
波を用いて地表面の状況を上空の遠方より映像化するこ
とのできる合成開口レーダによる物体映像化装置に関す
るものである。
〔従来の技術〕
従来の超音波非破壊検査等で用いられている手法は超音
波ビームを絞って映像化対象物体の一点の空間情報をそ
の反射信号の送信から受信までの伝播時間より測定し、
超音波送受信子を電子的もしくは機械的に順次走査し、
映像化対象物体像を点情報の集まりとして映像化、表示
してゆくというものであった。
この方式による装置は、装置自身は簡易なものであるが
、走査方向の分解能すなわち方位分解能が超音波ビーム
の絞り込み、度合に依存しており、すなわち、超音波ビ
ームの拡がりそのものが方位分解能を与えるものであり
、超音波ビームの拡がりは物体までの距離に比例するこ
とから、方位分解能は物体までの距離に比例して劣化し
てゆくという欠点があった。このため、特に近年の原子
力、火力等プラント配管溶接部等構造材の健全性、余ノ
f命を破壊力学手法によって評価するための材料中の欠
陥の形状の定量化の要求には必ずしも充分対応し得るも
のではないというのが現状である。
合成開口法を用いた超音波非破壊検査は上記パルスエコ
ー法の欠点を除去しようとするもので、方位分解能の向
上とあわせて映像化対象物体までの距離によらず一定の
方位分解能が得られるという特徴を有するものである。
このことを第10図及び第11図を用いて説明する。第
10図において、lは開口dを有し超音波を送受波でき
る超音波送受信子、2は超音波送受信子lから送波され
たビーム拡がり角θωを有する超音波ビーム、3は映像
化対象物体で、ここでは煮物体としている。
4は超音波送受信子lと映像化対象物体3の間に介在す
る伝播媒質、5は超音波送受信子1の走査線(面)であ
る。超音波送受信子lからの送波超音波の中心周波数を
「、伝播媒質4中の音速をCとし、また、超音波ビーム
2が映像化対象物体3を見込むことのできる超音波送受
信子1の走査範囲の長さをLとしている。超音波送受信
子lの走査方向をX軸とし、X軸に直交する深さ方向を
2軸にとると映像化対象物体3はx−z平面において(
Xo、 Zo)に位置し、超音波送受信子は走査線5上
を超音波を送信しつつ走査し、その位置を(x、o)と
している。第11図は第10図における各々の走査点(
送信点)における映像化対象物体物体3からの反射によ
る超音波送受信子1の受信信号を送信からの時間に対し
て図示したものである。ここで、走査点(x、o)にと
ける超音波送受信子lの超音波受信信号の送信から受信
までの時間をt(×)すなわち位相遅れは で与えられる。この(1)式で与えられる位相履歴は第
11図中二点鎖線で示すように双曲線となる。
長さしの範囲内において受信された受信信号をコヒーレ
ント(同相)加算することによって第11図中の双曲線
上に時空間的に分散されている物体反射による信号強度
を映像化対象物体3たる対応物点上に圧縮できるという
ものである。このことは第1O図における走査線5上の
各走査点が超音波ビーム2の拡がりθωから決まる長さ
しの開口を有する超音波送受信子の開口を順次占有形成
してゆく。すなわち、開口りの超音波送受信子で映像化
対象物体3を照射したのと物理的に等価である。この長
さしを合成開口長といい、このようにして映像化対物体
3の像を形成する方法を合成開口法という。
この時、方位分解能δXは長音波波長λとしてλ δx = −Zo    ・・・・・・・・・・・・・
・・・・・(2)λ となるが、Lは超音波ビームの広がり□と、映像化対象
物体3までの距離Zoで与えられλ L = −Zo    ・・・・・・・・・・・・・・
・(3)であるので、(3)式で決まるLを(2)式に
代入して、結局方位分解能は δx=d      ・・・・・・・・・・・・・・・
・・・(4)となる。上記合成開口法による方位分解能
は(4)式から判るように映像化対象物体3までの距離
Z。
に依存しないで、超音波送受信子1の開口d程度で一定
となるというものである。
合成開口法による物体映像化方法を例えば第10図にお
けるx−z平面を対象に実施しようとする場合について
第12図を用いて説明する。第12図において合成開口
長しの範囲の全て走査点での受信信号群を用いて再生さ
れる領域はその合成開口長しの中心線の画像化対象線分
l上の各点であり、この画像化対象線分β上の画像化対
象点IKを再生するのに必要な受信信号群は図中の二点
鎖線で示した双曲線上の受信信号の値である。この時の
合成開口長りはx−z平面で画像化しようとする2方向
の最も距離の大きい位置に対応して定義されたものであ
る。また、位相履歴の双曲線が定義される範囲は超音波
送受信子の超音波ビームの広がりで決まり、図中点線で
示している。すなわち、走査方向に対して合成開口長し
の長さの領域を画像化するためには、合成開口長の2倍
の2Lの走査範囲の全ての走査点の受信信号群が必要と
なるわけである。図中、X軸方向に幅りの画像化領域A
PIを画像化するのに必要な受信信号群は2Lの長さの
走査範囲sciの全受信信号群が、同じく幅りの画像化
領域AR2を画像化するのに必要な受信信号群は2[2
の長さの走査範囲SC2の全骨(S18号群が必要とな
ってゆくことになる。
この方式によって広範囲の画像化対象領域を画像化しよ
うとする場合、画像再生のための双曲線で示される位相
履歴線はZ軸方向(走査方向と直交方向)に対して異な
る値を有する画像化対象点に対してそれらの関数の形が
異なるための、各走査点での受信信号列をいったんA/
D変換し、メモリ内に格納し、走査点毎の受信信号列を
全て一方向が走査点に対応し、一方向が時間つまりZ軸
方向の距離に対応する2次元の構成から成る2次元メモ
リに取り込み、画像化対象点に対応した位相履歴線から
決まるそれぞれの各走査点での受信信号列の中の信号値
を順次袷い出し加算してゆく必要がある。この処理操作
を全ての再生対象点に対してくり返し実行してゆくこと
になる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の超音波もしくは電磁波による物体映像化装置は以
上のように構成されているので、画像化領域が順次更新
され、広範囲の領域を画像化してゆかねばならない配管
部等の非破壊検査などの場合、走査点の受信信号列の格
納と、画像再生のための処理には相当の工夫が払われな
ければ、膨大な受信信号群格納用の大容量のメモリと極
めて長い画像再生処理時間を要してしまうなどの問題点
があった。
この発明は上記のような問題点を解決するためになされ
たもので、合成開口法による超音波もしくは電磁波によ
る物体映像化装置において、メモリの容量の節約化と併
せて画像再生処理時間の高速化(実時間化)をなし得る
超音波もしくは電磁波による物体映像化装置を得ること
を目的とする。
〔問題点を解決しようとするための手段〕この発明に係
る超音波もしくは電磁波による物体映像化装置は、超音
波もしくは電磁波ビームの対象物体への送信から受信ま
での受信信号の位相遅れから一義的に決まる走査方向に
沿った位相履歴線を用いて対象物体像を得る合成開口法
に基ずく物体映像化装置において、A/D変喚手段によ
り受信信号をある定められたサンプリング時間で離散化
して得た離散デジタル値を1走査点における1ライン分
だけA/Dメそり手段に格納し、へ/Dメモリ手段に格
納されたデジタル値列を順次に格納にゆく波形メモリ手
段に格納されているデジタル値群を、ラッチゲート手段
により一走査ライン相当分順次ラインシフトし、あらか
じめ計算された位相履歴線による波形メモリ手段内の対
応のアドレス情報を格納した位相履歴線テーブル手段か
ら得られるアドレス情報Gこ従って1位相履歴線に対応
する波形メモリ手段内のデジタル値を加算手段により同
時に読出し°て加算し、この加算手段より得られる1画
素のデータを順次格納してゆき、合成開口範囲内の中心
線に対応した線画像のデータを画像メモリ手段に格納し
、画像メモリ内の線画像のデータをディジタル/アナロ
グ変換しながら逐次スクロールしながら表示するように
したものである。
〔作用〕
この発明による超音波もしくは電磁波による映像物体化
装置は、超音波もしくは電磁波をビームにして対象物体
に照射し、対象物体からのエコー信号を受信して^/D
変換手段によりアナログ/デジタル変換(以下、^/D
変換という)し、^/D変換したデジタル信号を1走査
点毎にbける1942分ずつ波形メモリ手段に順次に格
納し、この1走査点毎のデータの格納の際にラッチゲー
ト手段により波形メモリ手段に既に格納されていたデー
タを1ライン相当分全体的にシフトさせ、位相履歴線テ
ーブル手段から得られるアドレス情報Gこ従って1位相
履歴線に対応する波形メモリ手段内のデジタル値を加算
手段により同時に読出し加算して1画素のデータを得る
ことを順次に繰返して合成開口範囲内の中心線に対応し
た線画像のデータ得、各合成開口範囲毎に得られる線画
像のデータを順次にスクロールしながら表示して対象物
体を映像化する。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。
まず、この発明を理解し易くするためにこの発明の実施
例の原理的なことについて説明する。1合成量口範囲内
の中心線の画像化対象線分ρを画像化するために画像化
対象線分lの線像を構成する各画素のデータを出すため
の各画素に対応する位相履歴線は互いに異なっているも
のである。しかし、1合成量口範囲におけるこれらの位
相履歴線の関数形は、他の1合成量口範囲における位相
履歴線の関数形に各々対応して同じものである。
すなわち、走査点の直下方向(例えば第1O図で2方向
)の各画像対象線分を画像再生するための各合成開口範
囲内の各受信信号群に対する各位相履歴線は、その画像
再生しようとする各画像化対象線分に対応した各合成開
口範囲内の各受信信号群に対してはたとえ合成開口範囲
が異なった位置にあるとしても共通に用いられ得るとい
う点に着目しこの共通の位相履歴線が画像データ処理用
利用されるものである。ここでの合成開口範囲とは画像
再生しようとする走査点より最も距離が離れた位置に対
応したものとして定義している。このことを第9図を用
いて説明する。
第9図において、合成開口範囲S^1の中心線である画
像化対象線分11を画像再生する場合は、合成開口範囲
SAIの受信信号群に対して図中に示した位相履歴線テ
ーブルPTの位相履歴線PLのアドレス情報を用いて画
像化対象線分ll上の画像化対象点を順次再生してゆく
ことができる。
例えば、位相履歴線テーブル部PTには画像化対象線分
βの各点を頂点とした双曲線状の位相履歴線PLに関す
るアドレス情報が格納されている。合成開口範囲S^1
に対する画像化対象線分をNlとし、この画像化対象線
分11上の1つの画像化対象点をlIKとする。このl
lxに対応する画像化対象線分e上の画像化対象点をl
Kとし、この点!8に対する位相履歴線をPLKとする
と、位相履歴線PL、に関するアドレス情報が位相履歴
線テーブル部PTから取出され、合成開口範囲S^1内
の受信信号群の内でそのアドレス情報すなわち位相履歴
線PLK上の受信信号が後述の波形メモリ部から取出さ
れて加算され、画像化対象点Zlxに対応する1画素の
データが生成される。このようなことを、画像化対象線
分11の全ての画像化対象点について行なわれれば画像
化対象線分11を画像化するための線画像用の1ライン
分のデータが得られる。
次に、合成開口範囲SAIとはl走査分P5だけずれた
合成開口範囲SA2に対する画像化対象線分12を画像
化する場合、合成開口範囲ASIと合成開口範囲SA2
に共通な共通範囲CAの受信信号群は画像化対象線分1
2の線像用のデータを演算するときにも共通に用いられ
る。従って、この範囲CAに対する受信信号群は画像化
対象線分11の線像用のデータを演算した後にも残して
おく。このような受信信号群に走査点5CP2で走査し
て得た受信信号列を加え、合成開口範囲SAIの時と同
じように合成開口範囲SA2に対する受信信号群を演算
処理して画像化対象線分12に対する線画像用のデ−夕
を得ることができる。ここで、画像対象化線分7!2上
の画像化対象点Z2Kが画像化対象線分β上の!、点に
対応していれば点11にと同じ位相履歴線PLKに関す
るアドレス情報を共通に用いることができる。このよう
に、位相履歴線テーブル部PTに格納されている位相履
歴線PLに関するアドレス情報を各合成開口範囲の各受
信信号群に対して各線画像用のデータを得るために共通
に用いることができる。上述した処理操作を順次くり返
してゆけば線画像の集まりとして二次元画像が逐次再生
されてゆくことになる。この時、例えば合成開口範囲S
AIと合成開口範囲SA2の受信信号群において、第9
図に示した合成開口範囲SAIの左端の走査点5CPI
と合成開口範囲S^2の右端の走査点5CP2の受信信
号列が異なるのみで共通範囲C^の受信信号列は全く同
じものであることに着目する。
すなわら、■合成開口範囲のみの受信信号群を格納する
だけの2次元の格納用メモリ (以下波形メモリ部とい
う)を有し、超音波送受信子を逐次走査して、超音波を
送受波し、受信信号をA/D変換したのち波形メモリ部
に格納する際、波形メモリ部内の受信信号群を全て1走
査分のみラインシフトし、現に格納しようとする走査点
の直前の走査点に対応した受信信号列がラインシフト前
に格納されていた列に、ラインシフト後にこの受信信号
列を格納する。次いで、位相履歴線テーブル部1’Tを
用いて線画像のデータを再生し、出力表示し、次の走査
点へ移行するという処理操作を順次くり返してゆけばよ
いことがわかる。なお、上記受信信号群を処理する場合
に、1合成量口範囲に対応する受信信号群を波形メモリ
部に格納するように説明したが、波形メモリ部はそれ以
上の容量をもつものであってもよい。
第1図は、この発明の一実施例による超音波もしくは電
磁波による物体映像化装置のブロック構成図である。同
図において、lは開口dを有し拡がり角θωの超音波ビ
ームを送信して工汀7受信する超音波送受信子、6は被
検材であり、超音波送受信子1によって被検材6の内部
の画像化を行ない、内部欠陥を映像化しようとするもの
である。
11は超音波送受信子lにスパイク状のパルス電圧を印
加し超音波送受信子1より超音波信号を被検材6中へ送
波せしめるためのパルス発生部、12は超音波送受信子
1より得られた受信信号を増幅するための受信増幅部、
13は受信増幅部12で所定のレベルに増幅された受信
信号をA/D変換してデジタル値を得、連続信号(アナ
ログ信号)をある定められたサンプリング時間で離散化
するためのA/D変換部である。14はパルス発生部1
1より超音波送受信子1ヘパルス電圧を印加するタイミ
ング信号を発生し、かつ、A/D変換部13が受信信号
を^/D変換をする開始タイミングを各々制御する送受
タイミング制御部である。15は測定系を包括的に制御
する例えはマイクロコンピュータなどからなる測定系制
御部であり、送受タイミング制御部14に上記タイミン
グ信号を発生するための制御信号を提供し、がっ、超音
波送受信子lを被検材6の表面を走査せしめるべく制御
信号を発生し、さらに、超音波送受信子1の超音波送受
信時の位置情報を超音波送受信子lの後述する走査駆動
部16のエンコーダ等(図示せず)を介して取込むタイ
ミングを各々制御する。16は測定系制御部15よりの
上記走査制御信号により超音波送受信子1を走査せしめ
るための走査駆動部、17はA/D変換部13によって
得られた離散順次画像再生処理する、波形メモリなどか
ら成る画像再生処理部である。18は前記、合成開口範
囲内の受信信号群から画像化対象線上の各々点を画像再
生するため用いる位相履歴線テーブル部であり、後述す
るように、画像再生処理部17で画像化対象線上の各々
の点を画像再生するのに必要な各位相履歴線に従って、
各走査点に対応した受信信号列の中の対応値を続出する
ためのアドレス情報が書き込まれたアドレステーブルで
もあり、上記、画像再生処理部17に上記アドレス情報
を提供している。19は画像表示部であり、画像再生処
理部17で得られた1947分の再生画像値をデジタル
アナログ変換して、逐次、ラインシフトしtJがら表示
することによって連続的に画像領域を更新してゆく形で
平面画像を表示する。
第2図上記画像再生処理部17の詳細なブロック構成図
である。同図において、21は上記A/D変換部13で
得られる離散デジタル値列を順次格納するA/Dメモリ
部であり、A/D変換部13と連携されて(図示せず)
l走査点における1ラインデータ列(すなわちあるサン
プリング同期で離散化されたデジタル値)が一時格納さ
れる。22はA/Dメモリ部21から転送されてくる1
ラインデータ列を順に格納する波形メモリ部で、図中に
示す行中の1行が1個のラインメモリを示しており、こ
れが行の数分(M個)のラインメモリで構成されており
、各々のラインメモリのアドレスとチップセレクト信号
は後述するアドレス切換部26より各々独立に供給され
、リード/ライト信号(以下、R/W信号という)は各
ラインメモリに共通に各々後述べする画像再生制御部2
7より供給されている。すなわち、波形メモリ部22は
行ラインメモリ全てが同時に各々独立のアドレスでアク
セスされることになる。23は波形メモリ部22のライ
ンシフトと同時にA/Dメそり部21のデータ列を上記
波形メモリ部22の図中最上部の行のラインメモリに格
納する1際に動作するランチ・ゲート部で図中波形メモ
リ部22のi行番目のデータがラッチされゲートを介し
て波形メモリ部22のi+1番目のメモリωに入力され
るように接続されている。すなわち、ラッチゲート部2
3は波形メモリ22の各行の1つのj列のデータをラン
チし、1行分だけ下方にずらして波形メモリ22の同じ
j列内に各行に格納するように構成され、かつ、A/D
メモリ部21から受取ったj列のデータをラッチし波形
メモリ部22の最上部の行のj列に格納するように構成
されている。データ群を同時に並列加算する加算部、2
5は上記加算された一画素データを順次にアドレスで示
されるアドレスに格納してゆき1947分の画像データ
を格納して形成する画像メモリ部である。26はアドレ
ス切換部であり、位相履歴線テーブル部18より各々独
立に供給されるラインメモリのチップセレクト信号とア
ドレス情報Jと後述する画像再生制御部27より供給さ
れるラインメモリのチップセレクト信号を含むメモリシ
フトアドレスバスを介したメモリアドレス信号Ssとを
切換信号S八により選択して波形メモリ部22の各々ラ
インメモリに独立にアドレスとチップセレクト信号を供
給している。27は以上の画像画生処理系を包括的に制
御する画像再生制御部であり、位相履歴線テーブル部1
8にあらかじめ計算して格納されているアドレス情報、
すなわち、波形メモリ部22内のラインメモリの行のチ
ップセレクト信号と列アドレスデータJを各々格納した
波形メモリ部22と同様な構成メモリ群を同時続出しコ
ントロールするTアドレスと、波形メモリ部22のライ
ンシフト及び波形メモリ部22へのデータ列の入力時に
指定するメモリシフトアドレスと、アドレス切換部26
のアドレス切換信号SAと、波形メモリ22の貸出、書
込みを制御するR/W信号と、上記ラインシフト時に動
作するラッチ・ゲート部23のランチ信号S、l及びゲ
ート信号S6 と、画像メモリ部25へ1画素のデータ
を書き込む際、その位置を指定するにアドレスとR/W
信号を各々制御する。
上記位相履歴線テーブル部18へのTアドレスと画像メ
モリ部25へのアドレスには同様のものであり、いずれ
も1から画像メモリ部25のアドレス分だけ毎回順次固
定アドレッシングされる。
ここで第2図に示した波形メモリ部22と位相履歴線テ
ーブル部18について以下被検材6が円配管形状の場合
について、その構成を第3図を用いて説明する。同図に
おいて、配管中心Oから配管外壁TO迄の配管半径をR
Q、配管中心Oから配管内径TI迄の配管内半径をRi
とし、第1図に示した超音波送受信号lは配管外壁70
面上を周方向へ走査されているものとする。走査されて
いる超音波送受信号1の開口をd、配管材中の音速をC
1送波されている超音波の中心周波数をf、配管内壁7
1面上の1点を超音波ビームが見込み得る配管外壁TO
上の合成開口長をし、この合成開口、[1、を見込む配
管中心0での角度をα、超音波送受信号の超音波ビーム
の拡がり角をθωとすると、超音波波長λは C λ=−・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・(5)となり、超音波ビームの拡がり角θ4はλ θ =−・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・(6)ω となる。合成開口長しは角度αを用いてL=Ro−α 
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・(7)となり、この時αは で与えられる。次に画像化対象線分lより配管中心角度
θ(例えばθi)に対応した配管外壁面上の走査点P(
例えばPi)を考える。図中画像化対象線分l上の深さ
Zo(変数Kを1つの値に特定した場合、ZOKは画像
対象点lK迄のZOの1つの値の位置をこの走査点P(
例えばPi)より見込む距^■をZ(変数Kを1つの値
に特定した場合、Zkは走査点Piとし、画像化対象点
を6とした場合のZの1つの値)とすると で与えられ、配管中心点0がこの距離ZOなる等距拡が
り角θ4で制限され次式で与えられる。
従って、深さZOの等距離線に対してその等距離線を超
音波ビームが見込み得る配管中心Oにおける画像化対象
線分lを基準線とした角度θz0のとり得る範囲は 1θZol≦θz0    ・・・・・・・・・・・・
・・・・・・(11)で与えられる。画像化対象線分β
で配管内壁TI面上の点を超音波ビームが見込み得る走
査点、すなわち図中して示した合成開口長しの配管外壁
10面上の両端の走査点と配管内壁TI面上のその点と
の距離Zzo、*o−atを伝播してくる超音波信号ま
でを受信信号列としなければ図中の画像化対象線分iの
全てが画像再生されないことになる。ZZosRo−1
14は次式で与えられる。
・・・・・・・・・・・・(12) 従って、第2図の波形メモリ部22の容!(MxNフレ
ームメモリ構成)に関し、行数Mは超音波送受信号lの
走査ピッチの配管中心0での角度ピッチに対応したちの
Δθを用いて、 で与えられ、列数Nは、超音波受信信号のA/D変換時
のサンプリング時間をΔtRとしてで与えられる。ここ
で、画像化対象線分β上の深さZ。Kなるに番目の点!
、を画像化再生する場合、以下の様に第2図の波形メモ
リ部22の超音波受信信号群から(i、J)アドレスの
波高値を読み出し加算してゆき、同じく第2図の画像メ
モリ部18のにアドレスに古き込まれることになる。波
形メモリ部22のi行目(行アドレスi)の受信信号列
に対応した列アドレスJの求め方を述べればここでは充
分である。画像化対象線分β上の■く番目の画像化対象
点lKの深さZ。KはZox=    (K  1) 
C・ΔtR−(15)で与えられ、i行目の受信信号列
に対応する走査点Piの画像化対象線分lとなす角度す
なわち第3図における角度θiは(13)式で決まる波
形メモリ部22の行数Mを用いて となる。この走査点Piと画像化対象点れとの距離ZK
は(15)式、 (16)弐のZ。8.θiを用いて(
9)式と同様に次式で与えられる。
上記距離ZKに対する波形メモリ部22のi行目の受信
信号列から読み出すべき値の列アドレスJは で与えられる。ただし、ここで画像化対象点lKに対し
て、波形メモリ部22において定義され得る走査点Pi
のJ・n囲すなわち行アドレスiの範囲は(10)式、
(11)式、 (15)式、 (16)式より次式で決
まる1K−ix  O値をとり得るものとして規定され
る。
また、この時のにアドレスのとり得る最大値には次式で
与えられる。
上記の方法によって決まるに、i、Jアドレスの組み合
わせの求め方を処理フローとして示したのが第4図であ
る。第4図で示した処理フ!]−に従って、あらかじめ
(K、i、J)の組み合わせを計算し、第2図における
位相履歴線テーブル部18にアドレステーブルとして書
き込み格納しておけばよいことになる。
なお、第3図において、第1図の超音波送受信号lは配
管外壁TO上を周方向に走査され、図にして示されてい
る1合成量口長を走査して得た受信信号群を後述のよう
に信号処理した時点で、図の画像対象線分eの線画像用
のデータが得られ、さらに超音波送受信号1の走査点と
合成開口範囲とは、1走査ピンチ分づつ周方向に移り、
この走査点の移動毎による超音波の送受波毎に画像対象
線分lも図の位置から1走査ピンチ分づつ周方向に移り
、その画像対象線分に対する線画像用のデータが同様に
して得られる。
第5図及び第6図は以上の様にあらかじめ演算された状
態フォーマットの一例を示す図である。
第5図は位相履歴線テーブル部18内の配列フォーマッ
トを示しており、この発明の一実施例による装置の波形
メモリ部22が1ラインメモリ単位(1行単位)で各々
独立に同時にアクセスできる構成であるため、位相履歴
線テーブル部18も波形メモリ部22の各行を独立に同
時にアクセスできる様に行毎の位相履歴線テーブルが集
合した構成となっている。例えばTアドレス(Kアドレ
ス)の1つは画像化対象線分l上の1つの画像化対象点
に対応しており、この対象点に関する位相履歴線上の波
形メモリ部22内の全てのデータをアクセスするための
アドレス情報が波形メモリ部22内の各行に対して位相
履歴線テーブル部18から同時に出力される構成となっ
ている。第5図で最下部の1,2.・・・、nの数字は
Tアドレス(Kアドレス)を示し、例えばT=1のアド
レスが指定され\ば、図の矢印で示したように波形メモ
リ部22の各行に対応する各行の1位相履歴線に関する
全アドレス情報であるビット情報が各々独立に同時的に
出力される。但し、MSBビット部に示される“1″、
“0″の論理値は波形メモリ部22の各々のラインメモ
リのデータ出力をオン又はオフするチップセレクト信号
である。従って、アドレス情報であるビット情報(列ア
ドレスJ)はMSBの次のビットからLSB迄のビット
で表わされる。第6図では、1画素演算用に代表的に1
つの列アドレスJすなわちTアドレスが1つの値に対し
て1つのMSB (チップセレクト信号)と1つの列ア
ドレスしか示していないが、実際には1画素演算用に波
形メモリ部22の行数骨のMSBと列アドレスとが必要
とされ、位相履歴線テーブル部18から出力される構成
となっている。各Tアドレスは各画素演算用のアドレス
情報を位相履歴線テーブル部18から出力させるための
もので、Tアドレスがn個であることはn画素の演算を
可能とし、1つの画素化対象線分Eはn個の画素から構
成されていることになる。
上述の説明でにアドレスをTアドレスに等しく説明した
のは、KアドレスとTアドレス発生用のカウンタを1つ
の共通のカウンタで用いた場合である。
第7図は、この発明の一実施例による装置のタイミング
チャートである。(a)は超音波の送信を、(b)は波
形メモリ部22のクリアを、(c)はA/D変換を、(
d)は波形メモリ部22へのデータの入力及びシフトを
、(e)は画像再生処理を、(f)は画像データ転送を
各々示すものであり、斜線部が動作状態を示している。
次に、この発明の一実施例による装置の動作について第
1図、第2図、第3図、第5図、第6図及び第7図を参
照して説明する。まず、測定開始前に波形メモリ部22
の全域をクリアすべく、画像再生制御部27からのゲー
ト信号SCによりラッチ・ゲート部23を閉じて波形メ
モリ部22の列アドレスすなわちメモリアドレスを1か
ら順に更新しながら列の数分(N)だけ画像再生制御部
27からのR/W信号によるクリア動作を行う。
次いで、超音波送受信子1の走査点での超音波の送受信
が開始され、受信信号はA/D変換部13でアナログ値
からディジタル値に変換されてA/Dメモリ部21に格
納される。この格納されたデータは画像再生制御部27
からメモリシフトアドレスバスを介して与えられる信号
S、により波形メモリ部22の最上行に、最新の1ライ
ン分の画像データとして入力されると共に、波形メモリ
部22の各行に格納されている既存の各々のラインデー
タは1行づつ第2図中下部方向に1ライン分シフト(1
走査分シフト)される。すなわち画像再生制御部27か
らメモリシフトアドレスバスとアドレス切換部26を介
して得られたメモリシフトアドレス信号S、でアクセス
された波形メモリ部22の各行のj列目のデータは画像
再生制御部27からのラッチ信号SRによりラッチゲー
ト部23でラッチされ、ランチ・ゲート部23から波形
メモリ部22に再び格納される時には次の行のj列目の
データとしてゲート(不図示)を介して次の行に1行分
シフトされる形で人力され格納される。又、この時同じ
く上述のメモリシフトアドレス信号SSでアクセスされ
たA/Dメモリ部21のデータは新しい入力データとし
てラッチ・ゲート部23を介して波形メモリ部22の最
上行の入力部から入力され、画像再生制御部27からの
R/W信号により最上行のj列目の新データの書込みと
共にラッチ・ゲート部23にラッチされていたデータの
j列目への書込みが同時に終了する。以上の一連の動作
を順次列回数分繰り返すことによりA/Dメモリ部2部
内1内ライン分の新データの波形メモリ22への入力と
波形メモリ22内のデータの1行分の全体的シフトが完
了する。
次に、位相履歴線テーブル部18に格納されているチッ
プセレクト信号であるMSBと列アドレス情報Jが画像
再生制御部27によって制御されるTアドレス信号でア
クセスされると、画像再生制御部27からの切換信号S
Aにより切換えられたアドレス切換部26を介して波形
メモリ部22の各行に同時にJアドレス信号とMSBの
チップセレクト信号が供給され、波形メモリ部22の各
行から一連のデータ群が同時に加算部24に出力される
。上記データ群はある1つの位相履歴線に沿ったデータ
であり、この総和は一画素値すなわち画線メモリ部25
に格納される1ライン分の画像再生に必要な1画素の演
算値であり、更に上記データ群は全行同時並列的に出力
され、加算部24により一括同時加算されるので、1画
素の値の演算時間が大幅に短縮される。すなわち、画像
再生制御部27が位相履歴線テーブル部18を1回アク
セスすると、1画素値の演算が終了し、位相履歴線テー
ブル部18をアクセスするTアドレスで1ラインの画像
を形成する画素数n判1−を茫;榊に対応して順次に更
新してゆくことによって1ライン分の画素のデータを格
納する画像メモリ部25のデータ格納が終了することに
なる。
なお、画像メモリ部25へのデータの書込みは画像再生
制御部27から与えられるTアドレスと同じにアドレス
とR/W信号とにより行なわれる。
以上のようにして得られた1ライン分の線画像用のデー
タが次段の画像表示部19に転送され、第1回目の超音
波の送受信に係わる1ライン分の線画像用のデータの再
生処理は完了する。以後、第2回目以降の超音波の送受
信は、超音波送受信子lが対応する被検材6上の走査点
に移動されて超音波を送受信し、波形メモリ部22をク
リアせずに上述と同様の処理動作で行なわれ、超音波の
送受信を順次続行することにより無限領域の像再生が実
現できる。
なお、この発明の一実施例による装置を送波超音波が超
音波パルス波の場合について説明したが、送波超音波が
、線型周波数表?A(いわゆるチャープ信号)を与えた
信号であっても第1図のパルス発生部11の代わりにチ
ャープ信号発生器を用い、受信増幅部12とA/D変換
部13との間にチャープ発生部11からのチャープ信号
を参照波とし、受信増幅部12の出力信号との相互相関
を算出するための相関器を追設するのみで上記実施例と
同様の効果を奏する。
また、この発明になる装置を超音波送受信子が機械的に
走査される場合について説明したが、プレイ構成からな
る超音波送受信子を電子的に走査する場合についても第
1図の超音波送受信子1の後に電子リレ一部を追設し、
併せて測定系制御部15に上記電子リレ一部のリレー切
換制御機能を付加すれば良い。又、第2図の波形メモリ
部22の構成をMXNのフレームメモリ構成として説明
したが、この発明による装置においては、波形メモリ部
22をMXNという容量のフレームメモリに必ずしも拘
泥する必要はな(、当該装置の適応対象の必要最大メモ
リ容量構成とし、画像再生の際に使用する波形メモリ部
22の対象領域が左上詰めMXN領域であればよいこと
は明らかである。
て゛。
て、第1図と同符号の部分は同様のも論メリ、30は地
表面、31は航空機または衛星等に搭載され電磁波ビー
ムを送受波するアンテナ、32はアンテナ31の対地表
面30に対する角度、アンテナ部のピッチ、ロー、ヨー
等の位置制御情報を取込む位置検出部である。測定系制
御部33、パルス発生部34、受信増幅器35及び送受
タイミング制御部36は第1図で述べた測定系制御部1
5、パルス発生部11、受信増幅器12及び送受タイミ
ング制御部14と同様の機能を果すものであり、この部
分は周知であるのでこれ以上説明しない。
なお、この実施例の動作は第1の実施例から明白である
ので動作について説明を省く。この第2の実施例も第1
の実施例と同様な効果を奏するものである。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば方位分解能のすぐれた
合成開口法に基づく超音波もしくは電磁波による物体映
像化方法を利用し、送受信子により走査点で得られた受
信信号をA/D変換したデジタル値を波形メモリ部に格
納し、この格納の際、既に波形メモリ部に格納されてい
る1合成量口範囲分の全データを全て1行ピッチ分シフ
トし、予め計算された位相履歴線による波形メモリ部内
の対応のアドレス情報を格納している位相履歴線テーブ
ル部から得られるアドレス情報に従って位相履歴線テー
ブル部の1位相履歴線に対応する波形メモリ部内のデジ
タル値を同時に読出し加算して1画素のデータを得、こ
のようにして得る画素のデータを順次に格納してゆき、
合成開口範囲内の中心線に対応した線画像のデータを得
、この線画像のデータをD/A変換しながら逐次スクロ
ールしながら表示し、上述の動作を各走査点で、繰返す
ように構成したので、必要メモリの節約と限られたメモ
リ領域の有効活用ができ、併せて画像再生処理時間の高
速化(実時間化)を実現することができるものが得られ
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の物体映像化装置の一実施例の概要を
示す図、第2図は第1図内で示した画像再生処理部の詳
細なブロック構成図、第3図は第2図内で示した波形メ
モリ部と位相履歴線テーブル部とを説明するための図、
第4図は位相履歴線テーブル部を具体的に求めるための
演算処理フロー図、第5図及び第6図は位相履歴線テー
ブル部の上記第4図で求められたアドレス情報が格納さ
れている配列フォーマントを示す説明図、第7図はこの
発明の一実施例の動作の手順を示す概略タイミングチャ
ート、第8図はこの発明による物体映像化装置の他の一
実施例を示すブロック構成図、第9図はこの発明による
物体映像化装置の物体映像化方法の原理について説明す
るための図、第10図は従来の合成開口法に基づく物体
像再生方法を説明するための図、第11図は第10図に
おける超音波送受信子が映像化対象物体によって反射せ
られた超音波受信号を走査線(面)に沿って受信する時
の受信信号の送信から受信までの位相履歴を示す図、第
12図は合成開口法に基づく物体映像化方法における画
像化領域(画像化対象VA)と画像再生のために必要な
超音波受信信号群と、その受信信号群を得るために必要
な超音波送受信子の必要な走査範囲を説明するための図
である。 図について、1は超音波送受信子、11はパルス発生部
、12は受信増幅部、13はA/D変換部、14は送受
タイミング制御部、15は測定系制御部、16は走査駆
動部、17は画像再生処理部、18は位相履歴テーブル
部、19は画像表示部、21はA/Dメモリ部、22は
波形メモリ部、23はラッチ・ゲート部、24は加算部
、25は画像メモリ部、27は画像再生制御部、31は
アンテナ、32は位置検出部、33は測定系制御部、3
4はパルス発生部、35は受信増幅部、36は送受タイ
ミング制御部。 なお、図中、同一符号は同一、または相当部分を示す。 (外2名) 第3図 第5図 M2S        LテB 【 (fCaイ讐にナー7草江 第9図 第10図 1Xo、Z口) 第12図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 超音波もしくは電磁波を用いて対象物体の像を映像化す
    る際に、超音波もしくは電磁波送受信系を機械的もしく
    は電子的に走査しつつ、上記対象物体に空間的に広がっ
    た超音波もしくは電磁波ビームを照射しつつ、上記対象
    物体からの反射波を受信し、この受信信号の送信から受
    信までの受信信号の位相遅れから一義的に決まる走査方
    向に沿った位相履歴線を用いて対象物体像を得る合成開
    口法に基ずく超音波もしくは電磁波による物体映像化装
    置において、上記受信信号をある定められたサンプリン
    グ時間で離散化してデジタル値を得るA/D変換手段と
    、上記A/D変換手段からの離散デジタル値を1走査点
    における1ライン分格納するA/Dメモリ手段と、上記
    A/Dメモリ手段に格納されたデジタル値列を順次に格
    納してゆく波形メモリ手段と、上記波形メモリ手段に格
    納されているデジタル値群を、一走査ライン相当分、順
    次ラインシフトするべく構成されたラッチ・ゲート手段
    と、あらかじめ計算された位相履歴線による上記波形メ
    モリ手段内の対応のアドレス情報を格納した位相履歴線
    テーブル手段と、上記位相履歴線テーブル手段から得ら
    れるアドレス情報に従って上記位相履歴線テーブル手段
    の1位相履歴線に対応する上記波形メモリ手段内のデジ
    タル値を同時に読出し加算する加算手段と、上記加算手
    段より得られる1画素のデータを順次格納してゆき、合
    成開口範囲内の中心線に対応した線画像のデータを格納
    する画像メモリ手段と、上記画像メモリ手段から転送さ
    れる線画像のデータをディジタル/アナログ変換しなが
    ら逐次スクロールしながら表示する画像表示手段とを備
    えたことを特徴とする超音波もしくは電磁波による物体
    映像化装置。
JP5748186A 1985-12-27 1986-03-14 超音波もしくは電磁波による物体映像化装置 Granted JPS62212563A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5748186A JPS62212563A (ja) 1986-03-14 1986-03-14 超音波もしくは電磁波による物体映像化装置
DE19863644363 DE3644363A1 (de) 1985-12-27 1986-12-24 System zum abbilden eines objektes mit ultraschall- oder elektromagnetischen wellen
US06/946,481 US4841489A (en) 1985-12-27 1986-12-24 Method of imaging an object by ultrasonic or electromagnetic waves

Applications Claiming Priority (1)

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JPH0572980B2 JPH0572980B2 (ja) 1993-10-13

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU196373U1 (ru) * 2019-12-27 2020-02-26 Акционерное общество «Диаконт» Электромагнитно-акустический преобразователь с фазированной антенной решеткой

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU196373U1 (ru) * 2019-12-27 2020-02-26 Акционерное общество «Диаконт» Электромагнитно-акустический преобразователь с фазированной антенной решеткой

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