JPS62211433A - 流し、特に台所用流しとこの流し用の成形部分を製造する方法 - Google Patents

流し、特に台所用流しとこの流し用の成形部分を製造する方法

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JPS62211433A
JPS62211433A JP61299017A JP29901786A JPS62211433A JP S62211433 A JPS62211433 A JP S62211433A JP 61299017 A JP61299017 A JP 61299017A JP 29901786 A JP29901786 A JP 29901786A JP S62211433 A JPS62211433 A JP S62211433A
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sink
insert
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mold
insertion part
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JP61299017A
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フリードリヒ ショク
カルル ショク
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Schock and Co GmbH
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Schock and Co GmbH
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    • E03WATER SUPPLY; SEWERAGE
    • E03CDOMESTIC PLUMBING INSTALLATIONS FOR FRESH WATER OR WASTE WATER; SINKS
    • E03C1/00Domestic plumbing installations for fresh water or waste water; Sinks
    • E03C1/12Plumbing installations for waste water; Basins or fountains connected thereto; Sinks
    • E03C1/18Sinks, whether or not connected to the waste-pipe

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  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
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  • Hydrology & Water Resources (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Water Supply & Treatment (AREA)
  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は流しに係りさらに詳しくは流しを使用するとき
に必要とされる作業面を備えた成形部分を有する台所用
の流しに関するものである。
〔従来の技術〕
この種の流しの作業面は、まず流しの成形部分に形成さ
れた槽の底であって、これは槽の底に載っている種々の
対象を洗うために用いられ、これはたとえば鍋、フライ
パン等の種々の台所用品を槽内で洗う台所の流しの場合
に言えることである。
流し、特に台所用流しにはまた、肉や骨、野菜等を切っ
たり割ったりするための作業面を設けることもできる。
この種の公知の流しには、たとえば金属あるいはプラス
チック材料からなる一体の成形部分が設けられている。
このプラスチック材料は通常は、合成樹脂と以下におい
て石英粉末と称する珪酸塩粉末とからなる複合物質であ
る。アクリル樹脂からなる複合物質は市場では、たとえ
ば“シラクロン”及び“アステライト”の商標で知られ
ており、ポリカーボネートからなる複合材料は“レーサ
ン”の商標で知られている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の目的は、前述の種類の公知の流しを改良するこ
とである。
以下金白 〔問題点を解決するための手段〕 この目的は本発明によれば次のことによって、すなわち
成形部分を形成している材料の硬さと異なる硬さを有す
る材料から形成され成形部分と結合される挿入部分が作
業面を形成することによって、達成される。
〔作 用〕
それによって、本発明者が挙げた、次に示すような公知
の流しの欠点が除去される。すなわち、特に扱いにくい
あるいは比較的重い対象を洗う場合に、これらは流しの
槽の底に置かれる。それによって、この対象が流しの材
料よりも硬い材料からなる場合には、流しの槽の底に傷
が付いてしまう。それによって流しの見かけが短期間に
悪くなり、台所の流しの場合には特に不利である。とい
うのは主婦は使っていない状態で流しの槽がきれいで立
派に見えることに重きをおきがちだからである。
流しの他の作業面にも同じことがあてはまり、ここでは
たとえば台所の流しの場合に肉や骨、野菜等を刻んだり
、あるいは細かくしたりすることによって作業面に傷が
付いたり、他の損傷を受けたりする。
公知の流しのこの欠点は、本発明によれば挿入部分の材
料を成形部分の材料より硬くすることによって、あるい
は挿入部分の材料を成形部分よりも柔か(することによ
って除去することができる。
挿入部分用に、成形部分の材料よりも硬い材料を使用す
ることによって、挿入部分に非常に硬い材料を使用する
ことができるので、流しの槽の底がこの槽内で洗われる
対象によって傷つかず、そして流しの他の作業面がナイ
フ、手おののような工具によって傷つくことがない。
この場合に挿入部分用の材料としては、たとえば花こう
岩などの自然石、焼結孔こう炭などの人造石、焼硬質粘
土のようなセラミック材料が使用される。
経済的に特に好ましく製造でき、かつその外形が特に美
的な実施例は、アクリル樹脂と石英粉末からなる前述の
複合物質製の成形部分と釉薬を施したセラミック材料か
らなり作業台を形成する挿入部分との組合せによって形
成される。
しかし、挿入部分のために成形部分の材料よりも柔かい
材料を使用すると、それによって硬い対象によって傷の
出来た作業面を磨きつや出し剤あるいはサンドペーパー
を用いて再び滑らかにすることができるので、傷が見え
なくなり、挿入部分は絹のようににぶく輝(外見を取り
戻す。
両材料の硬さの違いは、成形部分を硬い填料を有する樹
脂から形成し、挿入部分を比較的柔かい填料を有する同
じ樹脂から形成することによって達成される。このこと
により、両材料がほぼ同一の熱膨張係数を持つので、挿
入部分を成形部分の対応する凹部中に継目なしに挿入す
ることができ、あるいはさらに後述する本発明方法に基
づいて挿入部分の作業面まで成形部分の材料で再成形す
ることができる。
本発明の好ましい実施例では、樹脂としてはアクリル樹
脂、硬い方の填料として石英粉末、そして比較的柔かい
方の填料として水酸化マグネシウムが用いられる。
さらに成形部分が作業面も含めて填料として水酸化アル
ミニウムあるいは水酸化マグネシウムを有するアクリル
樹脂から形成されている流しも知られている。しかしこ
の公知の流しは暗い色で作ることができないという欠点
を有する。というのは、暗い色にすることによってすで
に比較的柔かい材料の軽い引掻傷でも見えてしまうから
である。
それによってこの種の暗い着色をされた流しは非常には
やく特に補修した場合に表面の外見が悪くなってしまう
また、この種の明るい着色の流しにも高度の輝きをもっ
た表面を設けることはできない。というのは、この輝く
表面上ではどんなに小さな引掻傷でもすぐに見えてしま
うし、補修によって元の高度の輝きを取り戻すことがで
きないからである。
このような理由から前記の欠点を除去するためには、比
較的柔かい材料からなる流しは明るい色でかつ粗面の表
面で製造される。しかし、誰もがこれを好むとは限らな
い。
そこで本発明によれば、流し全体を比較的硬い材料で形
成し、この材料は任意の色に、すなわち明るくも暗くも
着色することができそして任意の輝きの表面、たとえば
高度の輝きを有する表面を設けることができ、作業面で
はない流しの表面が使用によって見にくくなることを恐
れる必要はない。これに対して作業面は、それぞれの主
婦が前述の作業を行っても常に絹のようににふく輝く新
しい外見を備えていることができ、このことはたとえば
高度の輝きを有する流しの場合に、作業面が残りの表面
からきわたって美しいという効果を有する。
〔本発明が解決しようとする他の問題点〕本発明はまた
、挿入部分の材料が成形部分の材料とほぼ同一の熱膨張
係数を有する、流し用の成形部分の製造方法に関するも
のである。
本発明に基づく方法は、成形部分のための金型へ挿入部
分が次のように、すなわち作業面が槽の底である場合に
はその作業面を形成する成形部分後で成形部分用の液体
材料が金型へ注入されるので硬化後には成形部分が継目
なしに挿入部分に接することにある。
一方の半体の表面に接している成形部分の表面が、成形
部分の作業面を形成する。成形部分が金型に注入される
ときに挿入部分が一方の半体に接することによって、挿
入部分は一方の半体に接している作業面まで成形部分の
材料内に継目なしに全面的に埋め込まれる。同一の合成
樹脂と硬さの異なる填料を使用することによって、成形
部分の温度が変化した場合でも困難は生じない、という
のは、成形部分と挿入部分の熱膨張係数がほぼ等しい大
きさであるからである。
〔実施例〕
次に、添付図面について本発明の実施例及び本発明の方
法を詳細に説明する。
第1図において全体を符号11で示す台所用流しには、
アクリル樹脂と填料の石英粉末(珪酸塩粉末)からなる
複合物質製の成形部分13が設けられている。この成形
部分には槽15が形成されており、この槽の底には挿入
部分19を挿入するための凹部17が設けられている。
この挿入部分19は上面から見るとほぼ矩形の平坦なセ
ラミックプレートであって、このセラミックプレートは
高圧圧縮された硬質粘土製であって、ここでは少なくと
も槽の底を形成する表面には釉薬が施されている。
この挿入部分に引張応力により点状の負荷がかかること
によって生じるき裂を防止するために、凹部17の底2
1は平坦に形成されており、挿入部分19の底21側は
グラスファイバーで補強された樹脂でコーティングされ
ており、下方及び側方のポリウレタン層23ないし25
を形成しなから凹部17内に埋め込まれている。
プレート状の挿入部分19の第2図に示す角部には、成
形部分13の凹部17の底に形成された排水管29を収
容するための切欠部27が貫通して形成されている6台
所の流し11を水平に配置すると、凹部17の底21は
切欠部27の方向へやや傾斜している。
第2図から明らかなように、凹部17の外方端縁34に
よって区切られている槽15の内側の側壁33の下方の
部分31は、槽15の内側の側壁33が挿入部分19の
平坦な上面へ整合して移行するように凹面に形成されて
いる。
台所の流しの上述の実施例の場合に、槽15の底の表面
が、硬質粘土を焼成した高圧圧縮された挿入物の表面と
して大きな硬度を有する挿入部19の表面によって形成
されていることによって、長年にわたって使用しても槽
の底の掻き傷が防止される。
第3図に示す実施例は、第1図と第2図に基づ〈実施例
とは次のことによって、すなわちここでは成形部分に形
成された槽35の底に第2図に基づく凹部17の代わり
に、挿入部分19を支持するための平坦な支持面37の
みが形成されていることによって、異なっている。それ
によって第2図に基づ〈実施例の場合に生じる挿入部分
19の端面39と凹部17との継ぎ目が回避される。こ
の場合に挿入部分19の端面と成形部分に形成された槽
35の内側の側壁41との間に好ましくは掃除しゃすい
溝43が生じるような大きさの距離が設けられる。
この場合に好ましくはまた支持面37とそれに伴って溝
43が第3図には示されていない排水管への傾斜を有す
るので、溝43内にある水も排水することができる。こ
の実施例の場合にも挿入部分19はポリウレタン層23
によって支持面37止結合されている。
第4図に示す実施例は、前出の2つの実施例とは次のこ
とによって、すなわち成形部分45に底の代わりに開口
部49が設けられており、この開口部の周囲が槽の側壁
の平坦な下端縁47によって囲まれていることによって
異なっている。この下端縁47に挿入部分19が下方か
ら固定されている。ここでも第1図〜第3図に基づ〈実
施例の場合のように、挿入部分19は高圧で圧縮された
平坦なセラミックプレートで形成されており、このセラ
ミックプレートは接着剤51によって縁47と結合され
ている。
この接着剤は、アクリル樹脂、エボオキシド樹脂、アル
キド樹脂、ポリエステル樹脂あるいは類似の材料から形
成することができる。この実施例の場合には、挿入部分
19に好ましくは角部に配置された第4図には示されて
いない貫通する切欠部が設けられており、この切欠部内
で排水管が直接挿入部分19内に固定されている。
第5図に示す実施例は、第1図から第4図に基づく3つ
の実施例とは、挿入部分53がここでは平たいシェルの
形を有することによって区別される。それによって流し
の槽55の平らな底ざけでなくそれに連続する流しの槽
55の側壁の下端縁も挿入部分53の硬いセラミック材
料から形成される。
この場合にも挿入部分53は第4図と同様に成形部分の
槽と結合されており、この成形部分の槽には槽の側壁の
下端縁47に包囲された開口部が設けられており、この
場合に第4図で説明したのと同様の結合方法でシェルの
上端縁57は下端縁47と結合されている。
上述の実施例では、排水管を収容するための貫通する切
欠部27が挿入部分の角部に形成されている。しかしこ
の切欠部は挿入部分の他の任意の箇所に形成することも
できる。
第6図と第7図に基づ〈実施例は、大体において第1図
と第2図に基づ〈実施例に等しい。説明を簡単にするた
めに、第1図と第2図の実施例の部分に相当する第6図
と第7図の実施例の同じ部分には100を加えた参照番
号が付されているので、これを考慮に入れて第1図と第
2図の実施例の説明を参照するものとする。
挿入部分19を収容するための凹部17の底121は、
第6図と第7図に基づ〈実施例の場合には、流しの使用
位置において水平面158に対して角度μだけ排水管1
29に向かって傾斜している。
この角度μは、本実施例の場合には4°である。
凹部117の底121の下端は、槽115の内側の側壁
133の下端縁132の間に延びているリブ159によ
って仕切られている。リブ159は下方の側端縁132
と共に上から見て二角形のくぼみ161を形成しており
、このくぼみの最も低い点に排水管129用の開口部が
設けられている。
リブのこの排水管129と反対側の側壁が挿入部分11
9の端面139が接する添接面128を形成しており、
この添接面は上から見てほぼ矩形の挿入部分119の隣
り合う側壁と共に45°の角度を形成している稜128
に沿って延びている。底121が傾斜していることによ
って、挿入部分119はこの稜128を中心に水平面1
58に対して傾斜している。
その他、面平行なプレートとして形成されている挿入部
分119は、第1図と第2図に基づ〈実施例の場合と同
様に、ポリウレタンの層123とシリコンゴムの層12
5によって凹部117内に固定されている。
挿入部分119を傾斜させることによって、挿入部分か
らの水の完璧な流出が保証される。挿入部分119を収
容する凹部117を、排水管129用の開口部を有する
くぼみ161から分離することによって、挿入部分のす
べての側を取り囲む完璧な挿入部分の支持が行われ、か
つ挿入部分の表面が問題なく排水管129へ接続される
上述の実施例の場合には、挿入部分はセラミック材料、
好ましくは硬質粘土を焼成して形成されている。この種
の材料の代わりに、たとえば花こう岩などの自然石、そ
してまた焼結花こう岩と呼ばれる人造孔こう岩を使用す
ることもでき、この焼結花こう岩は花こう岩を粉砕して
焼結したものである。ここではガラスセラミックや硬質
ガラスもセラミック材料と考えられる。もちろん硬さは
好ましくは、流し内で洗う対象を形成する材料の硬さよ
りも大きくすべきであって、たとえばスチールや鋳鉄よ
りも硬い。
たとえばセラミック材料あるいは焼結花こう岩等のよう
に、挿入部分19.53あるいは119を形成するのに
使用する材料が多孔性である限りにおいては、これらの
材料に釉薬を施した状態で使用することが好ましい。と
いうのはそうでない場合には洗う対象と挿入部分との間
に摩擦が生じると洗う対象の小片が孔に詰まって、それ
によってひびを形成するからである。釉薬としては鋼玉
釉薬(酸化アルミニウム)がその硬さ故に特に適してい
る。
前述の場合には、流しの作業面としては成形部分に形成
された槽の床のみが挙げられている。しかしまた、たと
えば肉や野菜及び骨を切ったり割ったりするために成形
部分の上面に作業面を前述のような方法で形成すること
もできる。成形部分の作業面のこの変形例は、前述の説
明に基づいて当業者は容易に実現することができるので
、これに関する詳しい説明は割愛する。
前述の実施例によって得られた、公知の流しの改良は、
挿入部分19.53あるいは119を成形部分13の材
料よりも柔かい材料から形成することによっても達成で
きる。このことは、作業することによって作業面に生じ
る引掻傷を主婦自身がこすったりあるいは磨くことによ
って、あるいはサンドペーパーを用いて見えないように
することができる柔かさに成形部分を形成する方法を示
すものである。この場合に作業面は使用する度に絹のよ
うに鈍い輝きにすることができる。この際に、成形部分
と挿入部分に同じ樹脂を使用し、異なる硬さを得るため
に異なる硬さの填料を使用する場合には、画部分の熱膨
張係数がほとんど違わないので、挿入部分を精確に成形
部分中に圧入して接着することができ、この場合に特に
柔軟で曲げやすい材料を使用する必要はない。
次に、挿入部分を含めて流し用の成形部分を成形し、そ
れによって挿入部分をその作業面のところまで継目なし
に成形部分内に埋め込むことができる方法について説明
する。
この種の方法は第8図と第9図に示されている。
第8図は凸形半体のドームの上方部分を示すものであっ
て、この凸形半体は挿入部分219の成形にも、この挿
入部分を収容する成形部分213の成形にも使用するこ
とができる。挿入部分219を成形するために凹形半体
265が使用され、この凹形半体には挿入部分219の
端面を限定するために、1周して形成されている溝26
7に挿入されたシールリングが設けられている。この凹
形半体265には、硬化後に挿入部分219用の材料を
形成する液体を充填するための充填孔271 と空気抜
き用の孔273が設けられている。凹形半体265を凸
形半体263のドーム上にかふせる場合に、シールリン
グ269が凸形半体263のドームの表面に接するので
、両金型によって挿入部分219用の中空室263が画
成され、この中空室の最も高い位置に空気抜き孔273
が配置されている。両方の孔271と273内に挿入部
分219の“円錐台”が形成されている場合に、挿入部
219の硬化後に凹金型265を取り外すことができる
ようにするため、両方の孔271と273は下方に向か
って孔が大きくなるよう、や−円錐台状に形成されてい
る。
この場合に溝267は非常に平坦に選択され、かつ下端
面の縁が丸く面取りされているので、凹金型はシールリ
ング269の材料が柔かい弾性を有することによって挿
入部分219の硬化後に凸形半体263のドームから容
易に取り外すことができる。
この場合に、挿入部分219の材料を、凸形半体265
を吸引して外しかつシールリング269を取り外した後
にもはや変形できない程度に硬化させると効果的である
次に、挿入部分219を含む凸形半体263と共に凹形
半体275が使用され、この凹形半体は凸形半体263
と共に流しの成形部分全体のための型を形成する。それ
から、このように形成された型を公知のように凸形半体
263が凹形半体275の下にある、非常に傾斜した位
置に保つ。すると、両金型によって形成される中空室の
最も低い点から成形部分用の液体材料が吸い上げられて
、この中空室の最も高い点で空気が排出される、このよ
うにして、挿入部分219のすべての側が凸金型の表面
に接しているiその作業面のところまで成形部分の材料
内に埋め込まれている成形部分が得られる。
はぼ同一の製品を得るための他の方法が、第10図と第
11図に示されている。
この方法の場合には挿入部分219を形成するために凹
形半体277が使用されるが、この凹形半体は前述の実
施例とは異なってシェルから形成されており、このシェ
ル中にまず挿入部分219用の液体材料が予め正確に決
定された量だけ注入される。
次に第11図に示すように、凸形半体263のドームが
挿入部分219用の液体材料中に上から挿入される。こ
の場合に凸形半体263を凹形半体277に対して正確
に位置決めすることができるようにするために、凹形半
体277に設けられたストッパ281と協働するストッ
パ279が凸形半体263と取り外し可能に結合されて
いる。挿入部分219用の材料がもはや流動できない程
度に硬化するとすぐに、凹形半体277が凸形半体26
3の上へ来るように型全体を回動させる。
それから、前述の実施例におけるように凹形半体277
が凸形半体263から取り外される。そしてストッパ2
79を凸形半体263がら取り外した後に凸形半体上に
成形部分213用の凹形半体275ががぶせられ、そし
て成形部分が全体として前述のように成形される。
本発明方法の前述の2つの実施例は好ましい実施例であ
る。しかし、挿入部分219はまた、挿入部分専用に設
けられた型内で成形することも可能であって、次にこの
挿入部分が第9図に示すように凸形半体263のドーム
上に載せられる。次に上述の場合と同様に流しの成形部
分全体が、凸形半体263と凹形半体275によって形
成される型内に圧入される。
この方法に基づいて製造された流しの槽が第12図に示
されているが、ここでは成形部分213の槽215の問
題となっている下部のみが作業面を形成する挿入部分2
19と共に示されている。成形部分213を型から外し
た後に、さらに挿入部分219と成形部分213によっ
て形成される凹部に排水管229用の孔が形成される。
容易に推測できるように、挿入部分219と共に成形部
分213を製造するのに用いる方法の上述の説明に基づ
いて、流し用の成形部分のどんな作業面でも任意に形成
することができる。
上述の方法を実施するための材料としては、重合可能な
公知の液体材料を使用することができ、この液体材料に
粉末になった填料が混合され、しかも成形部分用に用い
られる混合物と挿入部分用に用いられる混合物との差は
、挿入部分用にはより柔かい材料からなる粉末になった
填料が用いられ、成形部分用にはより硬い材料からなる
粉末になった填料が用いられることのみである。
この場合にたとえば成形部分213を形成するために市
場では“アステライト(Asterite)”の商品名
で知られているアクリル液を填料としての石英粉末と共
に使用することができる。このアクリル液の製造及び取
扱いは、ドイツ特許公報2449656号に詳しく記載
されている。
挿入部分219を形成するためには、ドイツ特許公報2
449256号に記載されているのと同じ方法で製造さ
れるアクリル液を使用することができるが、ここでは填
料として石英粉末の代わりに、粉末になった水酸化アル
ミニウムあるいは水酸化カルシウムが使用されている。
挿入部分用の液体樹脂に、挿入部分の表面にたとえば花
こう岩構造など所望の構造を与えるカラー小片を添加す
ることができる。
前述の実施例において述べられているすべての特徴及び
図面からだけ推測される特徴は、特別に強調されず、か
つクレームに述べられていない場合でも、他の実施例と
して本発明の構成要素をなすものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、台所用の流しの一実施例の槽を破断状態で示
す斜視図、 第2図は、第1図に基づく槽を破断状態で示す断面図、 第3図から第5図は、他の3つの異なる実施例の第2図
に相当する断面図、 第6図は台所用の流しの他の実施例の上面図、第7図は
、第6図の■−■線の断面図、第8図と第9図は、本発
明方法の第1の実施例に基づく挿入部分ないし流しの成
形部分を形成するための金型の断面図であって、第9図
では2つの金型の一部破断部分が、流し槽を型から外す
ために互いに取り外された位置にあるのを示す断面図、 第10図と第11図は、本発明に基づく第2の実施例を
示す断面図、 第12図は、本発明方法に基づいて製造された槽の底の
、第7図に相当する断面図である。 13・・・成形部分、  15・・・槽、19・・・挿
入部分、 23.25・・・柔軟な曲がりやすい材料、29・・・
排水管、   45・・・成形部分の槽、47・・・槽
の側壁の下端縁、 49・・・開口部、53・・・挿入
部分、  115・・・成形部分の槽、119・・・挿
入部分、 123、125・・・柔軟な曲がりやすい材料、127
・・・切欠部、   128・・・直線の稜、129・
・・排水管、   132・・・下端縁、133・・・
側壁、    139・・・端面、158・・・水平面
、   159・・・リブ、161・・・くぼみ、  
 213・・・成形部分、215・・・挿入部分、  
219・・・挿入部分、263・・・凸形半体、   
265・・・凹形半体、269・・・シールリング、2
75・・・金型、277・・・凹形半体。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、流しを使用するときに必要とされる少なくとも1つ
    の作業面を備えた成形部分を有する流し、特に台所用流
    しにおいて、作業面が成形部分と結合された挿入部分(
    19、53、119、219)の表面であって、前記挿
    入部分はその硬さが成形部分(13)を形成する材料の
    硬さと異なる材料から形成されていることを特徴とする
    流し、特に台所用流し。 2、成形部分(13、213)に槽(15、45、21
    5)が形成されている場合に、槽の底が挿入部分(19
    、119、219)の上面によって作業面として形成さ
    れていることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
    の流し。 3、成形部分の槽(45)が底の代わりに槽の側壁の下
    端縁(47)によって包囲される開口部(49)を有す
    ること、及び挿入部分(19)が槽の側壁の下端縁(4
    7)に接して固定されていることを特徴とする特許請求
    の範囲第2項に記載の流し。 4、成形部分の槽(15、115、215)が底を有し
    、挿入部分(19、119、219)がこの底と結合さ
    れていること、及び平らなプレートとして形成されてい
    る挿入部分(19、119)の表面が、流しの使用状態
    においては、水平面(158)に対して排水管(29、
    129)方向へ向かって下へ傾斜していることを特徴と
    する特許請求の範囲第2項に記載の流し。 5、槽の底にリブ(159)が設けられており、このリ
    ブが槽の互いに突き合わされている2つの側壁(133
    )の下端縁(132)をつないでおり、かつ一方では側
    壁の端縁(132)と共に排水管(9)を収容するため
    のくぼみ(161)を画成し、他方では挿入部分(11
    9)の次のような、すなわち排水管(129)用の切欠
    部(127)に面しかつ直線の稜(128)に隣接する
    端面(139)が接する添接面を形成することを特徴と
    する特許請求の範囲第4項に記載の流し。 6、挿入部分(19)が成形部分(13)内で、柔軟に
    曲がりやすい材料(23、123、25、125)内に
    埋め込まれていることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項から第5項までのいずれか1項に記載の流し。 7、挿入部分(215)が継ぎ目なしに成形部分(21
    3)内に埋め込まれていることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項から第5項までのいずれか1項に記載の流し
    。 8、挿入部分(19、53、119)の材料が、成形部
    分(13)の材料よりも硬いことを特徴とする特許請求
    の範囲第1項から第7項までのいずれか1項に記載の流
    し。 9、挿入部分(19、53、119)の下面が、ガラス
    繊維で強化された材料(23)によってコーティングさ
    れていることを特徴とする特許請求の範囲第8項に記載
    の流し。 10、挿入部分(219)の材料が、成形部分(213
    )の材料よりも柔かいことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項から第7項までのいずれか1項に記載の流し。 11、成形部分(213)が硬い填料を有する樹脂から
    形成され、挿入部分は比較的柔かい填料を有する同じ樹
    脂から形成されていることを特徴とする特許請求の範囲
    第10項に記載の流し。 12、樹脂としてアクリル樹脂が、硬い填料として石英
    粉末が、そして比較的柔かい填料として水酸化アルミニ
    ウムあるいは水酸化マグネシウムが使用されていること
    を特徴とする特許請求の範囲第11項に記載の流し。 13、挿入部分用の樹脂に、挿入部分の表面に所望の構
    造を与えるカラー小片が添加されていることを特徴とす
    る特許請求の範囲第11項あるいは第12項に記載の流
    し。 14、特許請求の範囲第1項から第13項に記載の流し
    用の成形部分(13、213)を製造する方法において
    、挿入部分(219)が成形部分(213)用の金型の
    中に次のように、すなわち作業面を形成する挿入部分の
    表面が金型の一方の半体(263)の表面の形を形成す
    る部分に接するように挿入され、その後で成形部分(2
    13)用の液体材料が金型へ注入されるので、硬化後に
    は成形部分は継目なしに挿入部分(219)に接してい
    ることを特徴とする流し用の成形部分を製造する方法。 15、成形部分(213)及びこれと結合されている挿
    入部分(219)を形成するために共通の半体(263
    )を有する2つの金型が使用されること、挿入部分がま
    ずそのために設けられている第1の半体(265、27
    7)を用いて注入され、そして挿入部分の少なくとも一
    部が硬化した後に、挿入部分(219)を共通の半体(
    263)から外すことなしに、挿入部分の金型の第1の
    半体(265、277)が成形部分(213)用の金型
    の第2の半体(275)と交換されること、及びその後
    に成形部分(213)用の液体材料がこの金型(263
    、275)へ注入されるので、挿入部分(219)はこ
    の挿入部分が形成する作業面のところまで成形部分(2
    13)の材料内に継目なしに埋め込まれることを特徴と
    する特許請求の範囲第14項に記載の方法。 16、挿入部分(219)の金型用に、シールリングを
    収容するための1周する溝を有する凹型半体(265)
    が使用され、前記シールリングは凸形半体(263)の
    表面と共に金型の中空室を形成すること、及び凹型半体
    (265)が凸形半体(263)上に載せられ、このよ
    うにして形成された中空室に挿入部分用の液体材料が充
    填されることを特徴とする特許請求の範囲第15項に記
    載の方法。 17、挿入部分(219)用の金型の第1の半体(27
    7)としてシェルが用いられ、挿入部分(219)の液
    体材料が注入されて、その後に挿入部分(219)のた
    めの型を形成するために共通の半体(263)が液体材
    料中に挿入されることを特徴とする特許請求の範囲第1
    5項に記載の方法。
JP61299017A 1985-12-18 1986-12-17 流し、特に台所用流しとこの流し用の成形部分を製造する方法 Pending JPS62211433A (ja)

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