JPS62211327A - 微粉鉱石の擬粒化方法 - Google Patents

微粉鉱石の擬粒化方法

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JPS62211327A
JPS62211327A JP5296386A JP5296386A JPS62211327A JP S62211327 A JPS62211327 A JP S62211327A JP 5296386 A JP5296386 A JP 5296386A JP 5296386 A JP5296386 A JP 5296386A JP S62211327 A JPS62211327 A JP S62211327A
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JP
Japan
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pseudo
ore
converter sludge
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gas
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Pending
Application number
JP5296386A
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English (en)
Inventor
Tsuneo Ikeda
恒男 池田
Nobuo Kusakabe
信夫 日下部
Yasumasa Sawamura
沢村 靖昌
Takayoshi Sumi
角 敬誉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hamada Heavy Industries Co Ltd
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Hamada Heavy Industries Co Ltd
Nippon Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はそのままでは多量使用が困難な微粉鉱石を通常
のバインダーを使用°することなく、高強度の擬粒化を
行なわしめ、焼結原料として多量使用を可能とする微粉
鉱石の擬粒化方法である。
(従来の技術] 現在ベレット原料等の微粉状焼結原料はその配合量を5
“!も前後以上使用することは焼結過程で通気阻害を起
こし生産性6よび品質保持の面で1刊難である。こfし
を解決するために、これまで焼結配合原t1中に生石灰
′6?添加して配合中Vこ擬似粒化能を向ヒさ1て微粉
鉱石の使用増を計ってきた。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、二の方法Cは配合原料中に高価な生石灰等?添
IJITするためコスト高となっていた。
又、通常l amφ以ドが90%以上ある微粉鉱石?焼
結原料として使用する場合はその配合量が5%未満の場
合は他の配合原料と共に混合機で混合し擬似粒子を形成
させて焼結機に装入しても焼結過程で通気阻害を起こす
ことはないが、5%を超えると混合過程で擬似粒子を構
成する核粒子が微粉原料と比較して不足しでくることか
ら、焼結機ンこ装入された場合、焼結過程C通気阻害を
起こrことになる。ところで微粉鉱石を焼結原料に5%
以上使用する場合微粉原料のみをペレタイザー等の造粒
機で3朋φ前後しこ粒化して配合原料に況合し使用して
いる場合もある。しかも微粉鉱石lii味での造粒では
粒化後の強度が不足して輸送過程等で崩潰するため粒化
物の強度を発現させるため生石灰等の高価なバインダー
を開用している。
(問題点を解決するための手段) 本発明は1朋φ以ドが90%以上の微粉鉱石を混合機、
又は造粒機で成粒化又はミニペレ・ノド化する際に製鋼
工程で発生し湿式捕集される転炉スラッジを微粉鉱石に
対し重量比で5〜30′%添加し混合を行ない、その後
の転動工程でCO□又はCO2含有ガスを吹込み炭酸化
反応を起こさ亡ることによって微粉鉱石の成粒化を行な
わしめ且つその強度を強化させようとするものである。
このことによって多量使用が困難であるか又は高師な・
くイングー使用を余儀無くされていtこ微粉鉱石の使用
量?安価に増量させることが可能とな・フな。
(作用) 鉄鋼製造過程で転炉に冷いては、その精錬過程で吹錬ガ
スと共に多量の酸化鉄粉を発生することが知られている
。この酸化鉄粉は湿式捕集され転炉スラッジとなるが、
その成分の一例は第1表シこ示Uように通常60〜72
%の鉄分を含有し、又脱水後の該スラノジンこは通常1
0〜35 %の水分を含んで(・る。
本発明は安価に得られる前記転炉スラッジを微粉鉱6擬
粒化のバインダーとして積極的に利用しようとするもの
である。本方法による微粉鉱6擬粒化の機(nは種々研
究調査の結果下記のような作用で行なわれることが判明
した。即ち、本発明による成粒化は大別すれば4工程で
進行する。第1工稈は混合過程であり、ここで微粉鉱石
と転炉スラッジは充分に混合され微視的には鉱石粒子表
面ニ転炉スラッジがコーティングされた状態?こしてお
く、第2.3工程は転勤装置内で行なわれるが第2工程
で混合物は転動作用を受けて鉱石粒子相互がその表面シ
こコートサれた転炉スラッジを介して相互は着が起こ1
〕、所謂擬粒化が始まる。この時点では擬似粒子の強度
そのものは単に転炉スラッジ粘着性のみの結合力である
ため非常eこ弱く実用性ははない。第3工程は同じ転動
装置内で行なわれるが成粒化が始まる過程をCO2又は
CO2を含むガス雰囲気Fにして守ることによって鉱石
粒子表面を覆っている転炉スラッジ中の水酸化鉄Fe 
(OH) 2が炭酸反応を起こしFeCO3なる炭酸化
鉄になる。この反応は鉱石粒子相互をその粘着性で辛う
じて結合な保フている部分にも当然起こるものであり、
その結果その架橋は強固なものとなり崩潰゛することな
く第4工程に移行する。第4工程は養生ホゾパーで行な
われるが第3工程で炭酸化反応が不充分であった場合の
ためにホン・ζ−内に前記ガスを通して炭酸化反応を完
全に終息させるものである。
このように本発明では、まず充分な混合によって鉱石粒
子表面に転炉スラッジをコートさせ、その後の転勤装置
内で脆弱な擬似粒化が起きる時点で炭酸化反応を起こさ
せること1こまって、鉱石粒子表面および鉱石粒子相互
の架橋が生成している部分の強度を強固にすることによ
って崩潰しにくい擬似粒化物を製造しようとするもので
ある。
尚、炭酸化反応によって粒化物の強度を向上させようと
いう試みは数多くある、例えば、特願昭50−8145
2に開示されているものは非焼成鉱の製造に際して粉鉄
鉱石中に消石灰Ca (OH) 2およびポルトランド
セメントを添加してベレットを造粒し、その後炭酸化反
応とセメントの水和反応を起ニごせて、ペレット強度を
発現させている。
しかも、この方法を含めて炭酸化反応を起こさせる原料
は高1+lIiなCa (OH) 2、Na (OH)
 、K (OH)等の物質であり経済性および成分の面
で難点が残されている。本発明はこのような高価な生石
灰等のバインダーを使用゛することなく、前述した機構
に店づいて製造することによって、生産性を阻害するこ
となく微粉鉱石の使用増を計ろうとするものである。
(実施例) 第1図は本発明に基づく受粒化方法を実施するための設
備フロー実施例を示す図である。第1図において(1)
は微粉鉱石、(2)は転炉スラッジ、(3)、(4)は
CO2又はCO2を含有するガスの供給管である。
(5)は微粉鉱石と転炉スラッジを混練する混練機、(
6)は混練物の受粒化を促進させるドラム型転勤装置で
あり、(7)は反応を完全に行なわしめるための養生ホ
ッパーである。
尚、炭酸化処理による受粒化工程は前記実施例に限定す
るものではなく、例えば@1図の混線機(5)で微粉鉱
石と転炉スラッジを混練した後、転動装置(6)て受粒
化および炭酸化反応を完全に起こさせれば(7)のホッ
パー?不要ンこすることも可能て、らる。ところ′C1
i+前記凝粒化を実施する場合ンこは通常5〜16%の
水分を含んでいることが必要である。
通常湿式集塵された転炉スラッジは10〜35%の含水
率?有しているので本発明シこHい°Cは、それを積極
的に利用することにより前記擬似粒化物が容易にできる
。尚、転炉スラッジ又は微粉鉱石の水分が少ない場合に
は前記混練機(5)で水分を適宜添加すればよい。
尚、(3)、(4)より供給されるCO2ガスあるいは
CO2含有ガスは所定濃度のCO2雰囲気に調整できる
よう構成されている。CO3含有ガスとしては加熱炉又
はその他燃焼炉等の燃焼排ガスやこの燃焼排ガスを二C
O□ガスを適宜な割合で混合せしめるなどして用いれば
よい。又Co2a度は5〜100%で温度は室温〜12
0Cの温度範囲が炭酸化処理を効果的に行なわせるうえ
から好ましい。
次に本発明に基づいて製造される穀粒化物の具体的実施
例について説明する・ 本実施例は第2表に示すような粒度分布をもつ微粉鉱石
と転炉スラッジを85: 15に高速混練機で混合した
。混練時間は5分間、調湿水分は15%とした。尚、1
回の原料投入量は50 kflとした。次にドラム型転
動装置(6)に混練物を移動させ10分間試料を転動さ
せながらガス供給管(3)よりCO2を20%含有する
ガスを5 J /、t−注入した。
この工程で炭酸化反応による受粒化は、はぼ完成するが
穀粒化物の強度を向上させるために第1図のホッパ−(
力に投入した。該ホッパー(7)にはガ?  /lト 
kム AI+  lハ  )Mfi  ラコ をn d
?  il J/  q   L  nフ 11 リ 
l−−/  −J  づ1t l/−5=−注入した。
十ソバ−(7)での静止時間は3時間行なった。
以上のような処理な行なった後、次のような方法で本発
明の効果を調査した。
(1)粒度分布の測定 1)前記の配合で混練機(5)のみ処理した混合物の粒
度分布 2)第1図に示r工程で炭酸化処理を行なわない場合の
粒度分布 3)第1図に示す工程で本発明を実施した場合の粒度分
布 (2)擬似粒度強度GI2のnlり定 粒度分布の測定と同じ条件で実験を行ない焼結原料の擬
似粒度強度を測定するG12を測定し3者を比較した。
尚、GI2の測定はド記の式を使用した。
上記事項の測定結果を第2図および第3図に示している
(発明の効果) 第2図は本発明を実施することによって穀粒化が進入粒
度分布が粗粒側に移動することを示したものであり1例
えば0.125順を境界として、その効果を比較すると
混練り人の場合■−0,125龍は89%、炭酸化処理
を行なわない場合■同じく76%であるのが、本発明の
方法■を行なうことにより24%に減少している。即ち
、この減少分が穀粒化して+0.125順に移動したこ
とになり、第2図に示しているように0.125順以上
の粒度区分で20〜8%粗粒化していることがわかる。
次に穀粒化した粒子の強度なGI2で比較すると第3図
のようになる。即ち、混練のみの場合■G12指数11
、炭酸化処理を行なわない場合■ではG12指数26.
5であるのt二対し本発明の方法では飛躍的にG12指
数は向上して70.1に達している。
以上の如く本発明の方法全実施すること(こより穀粒化
が促進ゴhると共に生成した穀粒化の強度も向上するこ
とがなく確認された。このようンこ穀粒化の促進tdよ
びその強度が向上することにより前述の如く多情使用が
困難であった微粉鉱石の使用量?増加させることが可能
になると共に、これまで取扱いが困難であった転炉スラ
ッジをバインダーとして有効に活用出来る道も拓けた。
尚、本発明の方法は応用が可能であり例えば微粉コーク
ス又は微粉スラグ等の穀粒化にも適用可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に基づく一実施例を示す設備ツー−図で
ある。尚、図中 (1):微粉鉱石 (2)二転炉スラッジ (3)、(4)、二力′ス供給管 (5):混練機 (6):温合機 (7):ホノパー 第2図は本発明の方法を行なう前後試料の粒度分布を示
している。 特許出願人 新日本製鐵株式自社 (ほか1名) 代   理   人       戸  島  省  
四  部第1図 ヒーーーーーーーー 第2図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)微粉状鉄鉱石に重量比で5〜30%の転炉スラッジ
    を添加混合し擬粒化物を製造するにあたり原料混合工程
    後に転動工程を設け、これにCO_2ガスもしくはCO
    _2を5%以上含有する燃焼排ガス等を注入することに
    より、擬粒化過程で炭酸化処理を行わしめ、高強度の擬
    粒化物を製造することを特徴とする微粉鉱石の擬粒化方
    法。
JP5296386A 1986-03-10 1986-03-10 微粉鉱石の擬粒化方法 Pending JPS62211327A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008038181A (ja) * 2006-08-03 2008-02-21 Nippon Steel Corp 製鉄用含鉄集塵ダスト類の造粒方法
CN111701687A (zh) * 2020-05-21 2020-09-25 中科前衍(深圳)工程科学发展有限公司 一种基于气体推动和液态co2卸荷的铁矿石粉化装置及方法

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