JPS62210881A - モ−タの速度制御装置 - Google Patents

モ−タの速度制御装置

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JPS62210881A
JPS62210881A JP61052908A JP5290886A JPS62210881A JP S62210881 A JPS62210881 A JP S62210881A JP 61052908 A JP61052908 A JP 61052908A JP 5290886 A JP5290886 A JP 5290886A JP S62210881 A JPS62210881 A JP S62210881A
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誠 後藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野 本発明は、モータの速度制御装置に関するものである。 従来の技術 モータの回転速度を速度検出器により検出して、その検
出信号によってモータへの供給電力を制御するモータの
速度制御装置は、ビデオテープレコーダのキャプスタン
モータやシリンダモータ等に広く利用されている(たと
えば、本出願人が提案した特願昭56−142724号
を参照)。しかしながら、このような速度制御装置では
、従来から利用されている比例・積分・微分制御を行っ
ているだけであり、負荷トルク変動による回転速度の変
動を十分に抑制することができなかった。 このような問題を解決するために、本出願人は特願昭6
(1−229143号および特願昭60−229144
号に負荷トルク変動に対して非常に強くした高性能なモ
ータの速度制御装置を提案した。すなわち、特願昭67
−229143号や特願昭60−229144号では、
モータの回転速度に応じた周期の交流信号を生じる回転
センサと、回転センサの交流信号によりモータの1回転
当たり複数回の検出を行う速度検出手段と、速度検出手
段の検出信号にもどずき演算・記憶して制御信号を作り
出す補償手段と、補償手段の制御信号に応じた電力を前
記モータに供給する電力増幅手段(駆動手段)によって
速度制御系を構成している。さらに、速度検出手段の検
出信号に応動した回転誤差を得る回転誤差検出手段と、
Nx L個(複数個)のメモリ値群M
〔0〕からM〔N
xL−1)を格納するメモリ手段と、メモリ手段のL間
隔ずつ離れたNx個のメモリ値群を使って合成計算され
る合成値を実質的に算出する合成値算出手段(メモリ出
力値作成手段)と、合成値算出手段の合成値と回転誤差
検出手段の回転誤差を演算合成した値に対応した更新値
によってメモリ手段のメモリ値を実質的に順番に更新保
存する更新保存手段と、合成値算出手段の合成値と回転
誤差検出手段の回転誤差を演算合成して制御信号を作り
出す制御信号作成手段とを有する補償手段を使用するこ
とによって、高性能なモータの速度制御装置を実現して
いる。 発明が解決しようとする問題点 しかしながら、特願昭60−2’29143号や特願昭
60−229144号では、多数のディジタルメモリを
使用することが必要不可欠であり、通常、16bi t
s xlooowords =16kbtts程度のメ
モリが必要とされる。近年の半導体製造技術の向上によ
ってメモリ用のIC素子が急速に低価格化しているとは
いえ、16kbitsものメモリを使用することはコス
トの大幅な上昇を招き、好ましくない。 また、合成値算出手段(メモリ出力値作成手段)や更新
保存手段を含んだ補償手段の動作にはかなりの演算量が
あり、速度検出器の検出周期内に所定の演算を終わるた
めには、高価な高速の乗算器等を使って高速演算する必
要があった。すなわち、補償手段を実現するハードウェ
アの構成や動作速度に関してかなりの制約があった。 本発明は、このような点を考慮して、上記の例に示され
るような多くのメモリを使用するモータの速度制御装置
における必要メモリ数を大幅に低減し、かつ、演算時間
の制約も緩めるように工夫したものである。 問題点を解決するための手段 本発明では、モータの回転速度に応じた周期の交流信号
を生じる回転センサと、前記回転センサの交流信号によ
り前記モータの1回転当たり複数回の検出を行う速度検
出手段と、前記速度検出手段の検出信号にもとずき制御
信号を作り出す補償手段と、前記補償手段の制御信号に
応じて前記モータを駆動する駆動手段とを具備し、 前記補償手段は、前記速度検出手段の検出信号に応動し
た回転誤差を得る回転誤差検出手段と、4個以上のメモ
リ値を格納するメモリ手段と、前記メモリ手段に格納さ
れている少な(とも1個のメモリ値を使ってメモリ出力
値を作り出すメモリ出力値作成手段と、前記回転誤差検
出手段の複数個の回転誤差を合成した合成誤差を作り出
す合成誤差作成手段と、前記メモリ出力値作成手段のメ
モリ出力値と前記合成誤差作成手段の合成誤差を演算合
成した値に対応した更新値によって前記メモリ手段のメ
モリ値を実質的に順番に更新保存する更新保存手段と、
前記メモリ出力値作成手段のメモリ出力値と前記回転誤
差検出手段の回転誤差を演算合成して前記制御信号を作
り出す制御信号作成手段とを有し、 前記速度検出手段が新しい検出信号を得る毎に前記制御
信号作成手段は新しい制御信号を作り出し、前記速度検
出手段が新しい検出信号をQ個(ここに、Qは2以上の
整数)得る毎に前記更新保存手段は実質的に1個のメモ
リ値を更新し、かつ、少なくとも前記メモリ出力値作成
手段の動作と前記更新手段の動作は前記速度検出手段の
検出信号のタイミングに関して実質的に異ならせること
によって、上記の問題点を解決したものである。 作用 本発明では上記の構成にすることによって、少数(Q分
の1)のメモリ数によって高性能なモータの速度制御装
置を実現している。また、メモリ出力値作成手段の動作
と更新保存手段の動作を速度検出手段の検出信号のタイ
ミングに関して実質的に異ならせることによって、速度
検出手段の1検出周期内に必要とされる演算量をかなり
少なくしている。本発明のモータの速度制御装置におい
ても、特願昭60−229143号や特願昭60−22
9144号に示したように、負荷トルクの特定の周波数
の変動の影響を大幅に低減させることができる。すなわ
ち、本発明により高性能のモータの速度制御装置を経済
的に構成することができる。 実施例 第2図に本発明の実施例を表す構成図を示す。 第2図において、直流モータ1は回転センサ2と負荷1
0を直接回転駆動する。回転センサ2はモータ1の回転
に伴って1回転当たりZq回(Zqは2以上の整数であ
り、ビデオテープレコーダのキャプスタンモータでは、
通常、zq = 357)の交流信号aを発生する。回
転センサ2の交流信号aは速度検出器3に入力され、交
流信号aの周期に応じたディジタル信号すを得ている。 速度検出器3の具体的な構成例を第3図に示す。 交流信号aは波形整形回路31によって波形整形され、
整形信号gを得ている。整形信号gはアンド回路33と
フリップフロップ35に入力されている。 アンド回路33の入力側には、さらに、発振回路32の
クロックパルスpとカウンタ34のオーバフロー出力信
号Wも入力されている。発振回路32ハ水晶発振器と分
周器等によって構成され、整形信号gの周波数よりもか
なり高周波のクロックパルスp(5(10k llz程
度)を発生している。カウンタ34は、アンド回路33
の出力パルスhの到来毎にその内容をカウントアツプす
る12ビツトのアソプカうンタになっている。また、オ
ーバフロー出力信号Wは力うンタ34のカウント内容が
所定値以下の時にはH”であり、カウンタ34のカウン
ト内容が所定値板」二になるとWはL”に変化する(こ
こに、“■(”は高電位状態を表し、”I7”は低電位
状態を表している)。データ入力型フリップフロップ3
5は、整形信号gの立ち下がりエツジをトリガ信号とし
てデータ入力端子に入力された”H″を取り込み、その
出力Qを”H”にする(q−”■ビ)。 また、補償器4からのリセット信号rが”H”になると
、カウンタ34とフリップフロップ35の内部状態がリ
セットされる( b = ” LLLLLLLLLLL
I、′、W−11”、q = ” L ” )  。 次に、第3図の速度検出器3の動作について説明する。 いま、カウンタ34とフリップフロップ35がリセット
信号rによってリセットされているものとする。波形整
形回路31の出力信号gが”L″から”H”に変わると
、アンド回路33の出力信号りとして発振回路32のク
ロックパルスpが出力される。カウンタ34は出力信号
りをカウントし、その内部状態を変化させていく。波形
整形回路31の出力信号gが”H”から”L”に変わる
と、アンド回路33の出力信号りは” L”になり、カ
ウンタ34はその内部状態を保持する。また、フリソプ
フソプ35は信号gの立ち下がりエツジによってデータ
”T(”を取り込み、その出力信号qを”L”から”H
”に変化させる。カウンタ34のディジタル信号すは、
回転センサ2の交流信号aの(半)周期長に比例した値
であり、モータ1の回転速度に反比例している。後述の
補償器4は、フリップフロップ35の出力信号qを見て
、qが”H”になるとカウンタ34のディジタル信号す
を入力し、その後にリセット信号rを所定の短時間の間
”H”にして、カウンタ34とフリップフロップ35を
初期状態にリセットし、次の速度検出動作に備えている
。 なお、モータ1の回転速度が遅過ぎるときには、波形整
形回路31の出力信号gの周期が長いためにカウンタ3
4の内部状態が所定値以上になり、オーバフロー出力信
号Wが”H”から”L”に変わり、アンド回路33の出
力信号りが・L”になり、カウンタ34が所定の大きな
値を保持することもある。 第2図の補償器4は、演算器5とメモリ6とD/A変換
器7によって構成され、速度検出器3のディジタル信号
すを後述する内蔵のプログラムによって計算加工し、制
御信号Cを出力する。補償器4の制御信号Cは電力増幅
器8(駆動手段)に入力され、電力増幅された駆動信号
d(制御信号Cに比例した電流)がモータ1に供給され
る。従って、モータ1と回転センサ2と速度検出器3と
補償器4と電力増幅器8(駆動手段)によって速度制御
系が構成され、モータ1の回転速度が所定の値に制御さ
れる。 補償器4のメモリ6は、所定のプログラムと定数が格納
されたロム領域(ROM:リードオンリーメモリ)と随
時必要な値を格納するラム領域(RAM:ランダムアク
セスメモリ)に別れている。演算器5はロム領域内のプ
ログラムに従って所定の動作や演算を行っている。第1
図にそのプログラムの具体的な一例を示す。次に、その
動作について詳細に説明する。 (1)〈回転誤差検出手段〉 まず、演算器5は速度検出器3のフリップフロップ35
の出力信号qを入力し、信号qが”H”となるのを待っ
ている。すなわち、速度検出器3が交流信号aの(半)
周期を検出し、新しいディジタル信号すを出力するのを
モニタしている。qが”I(”になると、速度検出器3
のディジタル信号すを読み込んで、ディジタル信号すに
対応する速度検出値S(ディジタル値)に直すと共に、
リセット信号rを所定時間″H”にして速度検出器3の
カウンタ34とフリップフロップ35をリセットする。 所定の基準41!5refから速度検出値Sを引いて、
その値をR倍(ここに、Rば所定の正の定数)し、モー
タ1の現時点での回転誤差Eを計算する(E−R・(S
ref −3) )。 (2)〈制御信号作成手段〉 後述するメモリ出力値作成手段によるメモリ出力値vO
と現時点の回転誤差Eを所定の比率D:1 (ここに、
DはO<n=1なる定数で、好ましくはD−1)にて演
算合成し、制御信号値Yを計算する(Y=E十D・VO
)。制御信号値YをD/A変換器7に出力し、Yの値に
対応した直流的な電圧(制御信号)に変換する。 (3)〈回転誤差時系列の保存〉 後述の第1のカウント変数11に対応したメモリ値F(
11)に現時点の回転誤差Eを格納保存しておく  (
F  (11)  −E)。 (4)〈第1のカウント手段〉 Q(一般に、Qは2以上の整数。ここでは、Qを3以上
の整数として説明する)をmad (法)として、新し
い速度検出値Sを得る毎に第1のカウント変数11をカ
ウントアツプしていく。すなわち、TI=11+1  
(11+1を新しくIIにする)にした後に、11=Q
ならばI1をOにリセットする。このような演算をする
ならば、11は0からQ−1の間の整数になる。なお、
11の初期値は0とする。I1が0ならば(5)、 <
6)の動作を実行し、11が1ならば(7)の動作を実
行し、I1が2ならば(8)の動作を実行し、T1が0
.1.2でないならば0)の動作に復帰する。 (5)〈第2のカウント手段〉 hLx−L(一般に、Nxは整数、Lは4以上の整数。 しかし、Nxが2以上の整数、Lが(Zq/Q)の2以
上の整数倍の整数であることが好ましいので、以後この
ような場合について説明する。)をmod (法)とし
て、第1のカウント変数IIが0になる毎に(新しい速
度検出値SをQ個得る毎に)第2のカウント変数■2を
カウントアツプしていく。すなわち、l2=12+1に
した後に、r2=NxLならばI2を0にリセットする
。このような演算をするならば、I2は0からNx L
−1の間の整数になる。なお、I2の初期値はNX■、
−1とする。 (6)〈メモリ出力値作成手段〉 整数JはI2に等しくL 〔J=12) 、ラム領域内
のL間隔ずつ離れたNに個のメモリ値群M〔J−nL 
(mod  Nx L) )  (n=1.−。 Nx)を使って、次式によりメモリ出力値■0を作り出
す。 −−−−+41 ここに、比率Wnの値は、 0 <Wn < 2/Nx  (n= 1. −・・・
、  Nx ) filであり、さらに、 に Wn  =1/Nx  (ri=1. −”・、  N
x  )  −−−171にすると、(4)式はメモリ
値群M 〔J−nL (modNx L))(n=1.
=、Nx )を単純に加算合成した後にNx  (整数
)で割ることになり、演算が非常に簡単になる。その後
に、(11の動作に復帰する。 (7)〈合成誤差作成手段〉 前述の回転誤差時系列の保存動作によってF(m)(m
=0.l、 ・・・・・・、Q−1)には連続するQ個
の回転誤差が保存されている。このなかのFd個(ここ
に、Fdは2以上でQ以下の整数)の最新の回転誤差F
 (Q−m)(m=1.2.−・・・、Fd)にそれぞ
れ所定の比率Bm  (m=1゜2、・・・・・・、F
d)を掛けた値を加算合成して、合成誤差Egを作り出
す。すなわち、 Fd ここに、計数Bmには B11=BFd −m+ 1 (m=1.2.−−、F
d )−・−−−−−・−(2) なる関係がある。さらに、 Fd に規格化している。その後に、(1)の動作に復帰する
。 (8)〈更新保存手段〉 メモリ出力値作成手段によるメモリ出力値■0と合成誤
差Egを1:1の比率にて演算合成して更新値を計算し
、第2のカウント変数12に対応したラム領域内のメモ
リ値M (T 2)を更新しくM (12)−Eg +
VO) 、次の更新時まで格納保存する。その後に、(
1)の動作に復帰する。 このように構成するならば、第2図の負荷10の生じる
負荷トルク変動の特定の周波数成分に対して極めて強く
なることは、先願の特許と同様である。さらに、本実施
例に示すように、速度検出器が新しい検出信号を得る毎
に制御信号作成手段は新しい制御信号を作り出すように
し、かつ、速度検出器が新しい検出信号をQ個得る毎に
更新保存手段が1個のメモリ値を更新するようになすな
らば、実質的にメモリ手段に必要とされるメモリ数がQ
分の1に削減される。すなわち、このようにメモリ数を
削減しても、前述の負荷トルク変動の特定の周波数成分
に対して極めて強くなる効果(回転速度変動が生じない
効果)は保持されている。これは、次のように説明でき
る。Lの値を大きくすると、メモリ手段やメモリ出力値
作成手段や更新保存手段の動作によって改善される周波
数成分が速度検出器の検出周波数に較べてかなり低くで
きることがわかった。従って、更新保存手段において利
用する速度検出器の検出信号の頻度をQ分の1に小さく
しても、上述の改善効果に悪影響を生じないようにでき
るのである。 さらに、本実施例に示したように、連続するFd個の回
転誤差を合成して合成誤差Egを求め、合成誤差Egと
メモリ出力値v0の合成値によってメモリ値M(12)
を更新するならば、回転誤差に含まれる不要なノイズ成
分によって動作が不安定になることを防止できることが
わかった。これは、回転誤差に含まれるかなり高周波の
変動分の影響が更新保存手段のメモリ値やメモリ出力値
作成手段のメモリ出力値に入り込むことを、合成誤差作
成手段によって防止する効果を得ることかできるからで
ある。また、メモリ手段やメモリ出力値作成手段や更新
保存手段の動作によって改善される周波数成分が速度検
出器の検出周波数に較べてかなり低いことから、合成誤
差作成手段を更新保存手段の前に挿入しても上述の改善
効果への悪影響はほとんどない。 また、メモリ出力値作成手段の動作と合成誤差作成手段
の動作と更新保存手段の動作を速度検出器の検出信号に
関してタイミングをずらせているので、速度検出器の1
検出周期内に必要とされる演算量が少なくなっている。 さらに、メモリ出力値作成手段の動作を11=0の時に
行っているので、制御信号作成手段において利用するメ
モリ出力値V0は遅れなしに変更される。なお、合成誤
差作成手段の動作と更新保存手段の動作を同一のタイミ
ングに行ってもよく、そのような場合には、Q=2とし
ても実現可能となる。 また、L= (Zq /Q)  ・k(ここに、kは2
以上の整数)とするならば、モータlの1回転周期のに
倍の周期の負荷トルク変動による回転速度変動を大幅に
抑制する効果がある。このような効果は、ビデオテープ
レコーダのキャプスタンモータの場合、非常に好ましい
ものである。これについて説明する。キャプスタンモー
タの負荷は磁気テープやピンチローラであるので、負荷
10の発生する負荷変動はモータ1の回転に同期してい
る成分(モータ1の1回転を基本周期とした周期的な負
荷変動)以外に、モータ1の回転周波数よりも低い周波
数の負荷変動成分が生じることが多い。 このような負荷変動はキャプスタンモータの回転速度変
動の原因であり、テープ速度のワウ・フラツグを生じさ
せる。ところで、このような負荷変動はモータ1の1回
転の周期の整数倍の周期を持つ周期的な変動が多いこと
がわかった。従って、上述の効果によって、負荷トルク
変動によるモータ1の回転速度のかなり低周波の変動分
を効果的に低減できる。なお、QはZqの約数に限らな
いことを指摘しておく (たとえば、Q=にとすれば、
QはZqに無関係になる)。 第4図に制御系全体の安定性を考慮にいれた補信器4の
プログラム例を示す。ここでは、更新保存手段における
更新値の計算の仕方と、メモリ出力値作成手段における
メモリ出力値の準備の個数と、制御信号作成手段におけ
るメモリ出力値作成手段のメモリ出力値の利用の仕方を
改良している。 次に、その動作について詳細に説明する(全体の構成は
第2図と同じであり、説明を省略する)。 0υ 〈回転誤差検出手段〉 まず、演算器5は速度検出器3のフリップフロップ35
の出力信号qを入力し、信号qが”H”となるのを待っ
ている。すなわち、速度検出器3が交流信号aの(半)
周期を検出し、新しいディジタル信号すを出力するのを
モニタしている。qが11”になると、速度検出器3の
ディジタル信号すを読み込んで、ディジタル信号すに対
応する速度検出値S(ディジタル値)に直すと共に、リ
セット信号rを所定時間”H”にして速度検出器3のカ
ウンタ34とフリップフロップ35をリセットする。所
定の基準値S refから速度検出値Sを引いて、その
値をR倍(ここに、Rは所定の正の定数)し、モータ1
の現時点での回転誤差Eを計算する(E=R・(Sre
f −3) )。 021〈制御信号作成手段〉 後述するメモリ出力値作成手段によるメモリ出力値■0
と現時点の回転誤差Eを所定の比率D=1にて演算合成
し、制御信号値Yを計算する(Y=E+D・VO)。制
御信号値Yt−D/A変換器7に出力し、Yの値に対応
した直流的な電圧(制御信号)に変換する。 (13)  <回転誤差時系列の保存〉後述の第1のカ
ウント変数11に対応したメモリ値F(11)に現時点
の回転誤差Eを格納保存しておく  (F CI 1)
 =B)。 a41〈第1のカウント手段〉 Qをmod (法)として、新しい速度検出値Sを得る
毎に第1のカウント変数11を力うントアソプしていく
。11がQa(ここに、QaはQよりも小さい整数)に
等しくなるとメモリ出力値■0を後述のV (Px ]
に変更し、11がQaに等しくない場合にはこのような
変更動作を行わない。 これにより、Il<Qaの範囲ではVO=V(Px−1
〕 (後述)になり、11≧Qaの範囲ではVO=V 
(Px )になっている。さらに、IIが0ならば05
1,01の動作を実行し、■1が1ならばθηの動作を
実行し、!1が2ならばa呻の動作を実行し、11がO
,1,2でないならば0υの動作に復帰する。 0勺 〈第2のカウント手段〉 Nに ・Lをmod (法)として、第1のカウント変
数11が0になる毎に(新しい速度検出値SをQ個得る
毎に)第2のカウント変数12をカウントアツプしてい
く。 1119<メモリ出力値作成手段〉 レジスタ変数V(m+1)の内容をV (m)に順番に
転送した後に(m−0,1,・・・・・・、PX’−1
)、NxLをmodとして第2のカウント変数■2にP
x  (ここに、Pxは1以上で3以下の整数であり、
Px=1が好ましい)を足した整数Jを計算する〔J=
12+Px  (IIIod  Nx L) )。 ラム領域内のメモリ値群M 〔J−nL (sod  
NxL))(n=1.・・・・・・、Nx)を使って次
の式によって計算される最新のメモリ出力値をV (P
x )に入れる。 (mod  Nx L) ) ・−−−−−−−+8)
ここに、Wnの値(5)、 +61式および(7)式を
満たしている。すなわち、V(Px)からV (0)に
連続すするPx+1個のメモリ出力値群を得る。このと
き、V(Px)を計算する時の(8)式中の整数JをJ
lとし、■
〔0〕を計算する時の(8)式中の整数Jを
J2とすると、J1=J2+Pxの関係がある。次に、
制御信号作成手段において最初に利用されるメモリ出力
値■0をV (Px−13にする(VO=V (Px−
1)、その後に、01)の動作に復帰する。 面 ≦合成誤差作成手段〉 前述の回転誤差時系列の保存動作によってF(m)(m
=0.1.−、Q−1)には連続するQ個の回転誤差が
保存されている。このなかのFd個の最新の回転誤差F
 (Q−m)(m=1゜2、・・・・・・、Fd)にそ
れぞれ所定の比率Bm  (m=1,2、……、Fd)
を掛けた値を加算合成して、合成誤差Egを作り出す(
(11,(21,(31式〕。 その後に、aυの動作に復帰する。 a匂 〈更新保存手段〉 レジスタ変数)((m+13の内容をX (m)に順番
に転送した後に(m=0.1.2.・・・・・・、2K
d −1) 、X (2Kd )(ここに、Kdは整数
であり、Kd=3が好ましい)にメモリ出力値作成手段
によって作成された古いメモリ出力値V
〔0〕と合成誤
差Egを1:1の比率にて演算合成した合成値を入れる
(X (2Kd ) −Eg +V〔O〕)。すなわち
、X(2Kd)からX
〔0〕に連続する2Kd+1個の
加算値(メモリ出力値と合成誤差の加算値)を得る。N
x Lをnodとして第2のカウント変数I2からKd
を引いた整数Kを計算する(K= 12−Kd  (n
od  Nx L) )。 次に、X (m)に所定の正の比率Cm  (m=o。 1、・・・・・・、2Kd)を掛けた値を加算合成した
新しい更新値を得て、ラム領域内のメモリ値M (K)
として次の更新時まで格納保存する。すなわち、とする
。ここに、比率Cmには次の関係がある。 Cm =C2Kd −m (m=o、1. ・=−、K
d )−・−・−・αφ その後に、0υの動作に復帰する。 本実施例のように、更新保存手段に加重平均を取る演算
を挿入したり、制御信号作成手段において使用するメモ
リ出力値作成手段の第一のメモリ出力値VO(V (P
x ) )と更新保存手段において使用するメモリ出力
値作成手段の第二のメモリ出力値V (0)の間に所定
のズレ(V (Px )が■
〔0〕よりも進んでいる)
を設けるならば、制御系全体の動作も安定になることを
確認した。特に、その利用タイミングに関係するPxや
QaO値は合成誤差作成手段の演算項数Fdに深く関係
し、(QPx −Qa ) ≧(Q−zrd)/2にし
たほうが良いこともわかった。これは、メモリ出力値作
成手段の同一のメモリ出力値(たとえば、V〔O〕)の
更新保存手段における利用タイミングに較べて制御信号
作成手段における利用タイミングを、速度検出器の検出
回数に換算したときに、(Q十Fd )/2回以上早く
することを意味する。 また、本実施例の示すように、メモリ出力値作成手段の
動作や合成誤差作成手段の動作や更新保存手段の動作の
中に転送や乗算を多数含んでいる場合には、速度検出器
の1検出周期内に必要とされる演算量が少なくなる効果
が大きい。 第5図に制御系全体の安定性を考慮にいれた補償器4の
他のプログラム例を示す。ここでは、メモリ出力値作成
手段におけるメモリ出力値の計算の仕方おび準備の個数
と、制御信号作成手段におけるメモリ出力値作成手段の
メモリ出力値の利用の仕方を改良している。次に、その
動作について詳細に説明する(全体の構成は第2図と同
じであり、説明を省略する)。 (21) <回転誤差検出手段〉 まず、演算器5は速度検出器3のフリップフロップ35
の出力信号qを人力し、信号qが”H”となるのを待っ
ている。すなわち、速度検出器3が交流信号aの(半)
周期を検出し、新しいディジタル信号すを出力するのを
モニタしている。qが” H”になると、速度検出器3
のディジタル信号すを読み込んで、ディジタル信号すに
対応する速度検出値S(ディジタル値)に直すと共に、
リセット信号rを所定時間”I(”にして速度検出器3
のカウンタ34とフリップフロップ35をリセットする
。所定の基準値S refから速度検出値Sを引いて、
その値をR倍(ここに、Rは所定の正の定数)し、モー
タ1の現時点での回転誤差Fを計算する(E=R・(S
ref −3) )。 (22) <制御信号作成手段〉 後述するメモリ出力値作成手段によるメモリ出力値■0
と現時点の回転誤差Eを所定の比率D:1にて演算合成
し、制御信号値Yを計算する(Y=E+D −VO)。 制御信号値YをD/A変換器7に出力し、Yの値に対応
した直流的な電圧(制御信号)に変換する。 (23) <回転誤差時系列の保存〉 後述の第1のカラ刈変数■1に対応したメモリ値F (
11)に現時点の回転誤差Eを格納保存しておく  (
F  (I l’1−E)。 (24) <第1のカウント手段〉 QをmodC法)として、新しい速度検出値Sを得る毎
に第1のカウント変数11をカウントア・ノブしていく
。11がQa  (ここに、Qa &よQ、、J′、り
も小さい整数)に等しくなるとメモリ出力(直■0を後
述のV (Px )に変更し、11がQa’4こ等しく
ない場合にはこのような変更動作を行わな%s0これに
より、■l<Qaの範囲ではVO=V(PX−1〕 (
後述)になり、11≧Qaの範囲で(まVQ=V (P
x 〕になっている。さらに、11力(0ならば(25
)、 (26)の動作を実行し、11力<1ならば(2
7)の動作を実行し、11が2なら&;!:(28)の
動作を実行し、11が0.1.2でなpzならbx(2
1)の動作に復帰する。 (25) <第2のカウント手段〉 NX −Lをmod (法)として、第1のカウント変
数■1が0になる毎に(新しい速度検出値SをQ個得る
毎に)第2のカウント変数I2をカウントアンプしてい
く。 (26) <メモリ出力値作成手段〉 レジスタ変数X(m+1)の内容をX (m)に順番に
転送した後に(m−0,1,2,・・・・・・、2Kd
 −1) 、Nx Lをll1Odとして第2のカウン
ト変数12にPx +Kd  (Pxは1以上で3以下
の整数であり、Kdは1以上の整数)を足した整数Jを
計算する[J=I2+Px +Qx  (mod  N
xL))。ラム領域内のNX個のメモリ値群M〔J−n
L (mod  Nx L) )  (n=1.−=、
 Nx )を使って次式によって算出した算出値をX(
2Kd)に入れる。 (modNx L) ) −−−−−−−−021ここ
に、Wnの値は+51.161式および(7)式を満た
している。すなわら、X[2Kd)からX
〔0〕に連続
する2Kd+1個の算出値(11重陽子つ離れたNX個
のメモリ値から求めた算出値)を得ている。次に、レジ
スタ変数V(m+1)の内容をV(m)に順番に転送し
た後に(m=o、l ・・・・・・。 Px −1) 、X (m)(m=0.1.−−.2K
d )に所定の正の比率Cm  (m−0,1,−,2
Kd )を掛けた値を加算合成した最新のメモリ出力値
を得て、V(Px)に入れる。 ここに、比率Cmに番よ(101.011式の関係があ
る。 すなわち、V(Px)からV
〔0〕に連続するPX+1
個のメモリ出力値を得ている。このとき、実質的にV 
(Px )を計算する時の02)式中の整数JをJlと
し、実質的に■
〔0〕を計算する時の(121式中の整
数JをJ2とすると、Jl−J2+Pxの関係がある。 すなわち、V(Px〕とv
〔0〕の間には整数P×に対
応したズレがある。次に、メモリ出力値VOをV (P
x −1) ニする(VO−V(PX  l))。その
後に、(21)の動作に復帰する。 (27) <合成誤差作成手段〉 前述の回転誤差時系列の保存動作によってF(m)(m
−0,1,・−・・、Q−1)には連続するQ個の回転
誤差が保存されている。このなかのFd個の最新の回転
誤差F (Q−m)(m=1゜2、・・・・・・、Fd
)にそれぞれ所定の比率Bm  (m=1. 2、……
、Fd)を掛けた値を加算合成して、合成誤差Egを作
り出す((11,+21. f31式〕。 その後に、(21)の動作に復帰する。 (2B) <更新保存手段〉 メモリ出力値作成手段によって作成された古いメモリ出
力値■
〔0〕と合成誤差Egを1:1の比率にて演算合
成して更新値を計算し、第2のカウント変数12に対応
したラム領域内のメモリ値M(12)を更新しくM (
12) −Eg +V (0) )、次の更新時まで格
納保存する。その後に、(21)の動作に復帰する。 本実施例のように、メモリ出力値作成手段に加重平均を
取る演算および複数個のメモリ出力値を準備する演算を
挿入し、制御信号作成手段において使用するメモリ出力
値作成手段の第一・のメモリ出力値Vo  (V (P
x ) )と更新保存手段において使用するメモリ出力
値作成手段の第二のメモリ出力値V
〔0〕の間に所定の
ズレ(V (Px )がV
〔0〕よりも進んでいる)を
設けておくと、制御系全体の動作も安定になる。この場
合も、(QPx −Qa )≧(Q+Fd )/2にす
るほうが良い。 なお、比率WnやCmによる演算は上記の形に限られる
ものではなく、上記プログラムの内容を実質的に実現す
るものであればよく、各種の等価的な式変形が可能であ
ることは言うまでもない。 また、新しい回転誤差が得られた時に、最初に制御信号
作成手段による新しい制御信号の出力動作を行い、その
後に、メモリ出力値作成手段によって次のサンプリング
時点で使用するメモリ出力値を計算するようになすなら
ば、メモリ出力値作成手段の演算時間を長くとれると共
に、制御信号の出力までの時間遅れを短くできるので、
制御系の安定性を確保し易い。 前述の各実施例では、速度検出器によってモータの回転
速度のみを検出するようにしたが、これ以外にモータの
回転位相を周知の位相検出器によって検出し、その両者
を合成して回転誤差としてもよく、本発明に含まれるこ
とは言うまでもない。 また、補償器の出力をディジタル信号やPWM信号(パ
ルス幅変調信号)にしたり、電力増幅器(駆動手段)の
出力信号をPWM信号にしてもよい。また、モータにブ
ラシレス直流モータを用いても良い。さらに、補償器を
PLA(プログラマブル・ロジック・アレイ)等により
完全なハードうエアによって構成し、前述のプログラム
による動作と同じ動作をおこなわせるようにしてもよい
。 また、アナログ的な演算素子を利用するようにしてもよ
い。その他、本発明の主旨を変えずして種々の変更が可
能である。 発明の効果 本発明のモータの速度制御装置は、メモリ数と演算時間
を大幅に削減しながらも、特定の周波数に於て極めて良
好な制御特性を有し、負荷トルクの変動による回転速度
の変動が大幅に低減されている。従って、本発明に基づ
き、ビデオテープレコーダのキャプスタンモータを構成
するならば、高性能なモータの速度制御装置を経済的に
構成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第2図の補償器の内蔵プログラムの一例を表す
フローチャート図、第2図は本発明の実施例の全体の構
成を表す構成図、第3図は第2図の速度検出器の具体的
な構成例を表す構成図、第4図は本発明の補償器の内蔵
プログラムの他の例を表すフローチャート図、第5図は
本発明の補償器の内蔵プログラムの他の例を表すフロー
チャート図である。 ■・・・・・・モータ、2・・・・・・回転センサ、3
・・・・・・速度検出器、4・・・・・・補償器、5・
・・・・・演算器、6・・・・・・メモリ、7・・・・
・・D/A変換器、8・・・・・・電力増幅器、10・
・・・・・負荷。 B

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)モータの回転速度に応じた周期の交流信号を生じ
    る回転センサと、前記回転センサの交流信号により前記
    モータの1回転当たり複数回の検出を行う速度検出手段
    と、前記速度検出手段の検出信号にもとずき制御信号を
    作り出す補償手段と、前記補償手段の制御信号に応じて
    前記モータを駆動する駆動手段とを具備し、 前記補償手段は、前記速度検出手段の検出信号に応動し
    た回転誤差を得る回転誤差検出手段と、4個以上のメモ
    リ値を格納するメモリ手段と、前記メモリ手段に格納さ
    れている少なくとも1個のメモリ値を使ってメモリ出力
    値を作り出すメモリ出力値作成手段と、前記回転誤差検
    出手段の複数個の回転誤差を合成した合成誤差を作り出
    す合成誤差作成手段と、前記メモリ出力値作成手段のメ
    モリ出力値と前記合成誤差作成手段の合成誤差を演算合
    成した値に対応した更新値によって前記メモリ手段のメ
    モリ値を実質的に順番に更新保存する更新保存手段と、
    前記メモリ出力値作成手段のメモリ出力値と前記回転誤
    差検出手段の回転誤差を演算合成して前記制御信号を作
    り出す制御信号作成手段とを有し、 前記速度検出手段が新しい検出信号を得る毎に前記制御
    信号作成手段は新しい制御信号を作り出し、前記速度検
    出手段が新しい検出信号をQ個(ここに、Qは2以上の
    整数)得る毎に前記更新保存手段は実質的に1個のメモ
    リ値を更新し、かつ、少なくとも前記メモリ出力値作成
    手段の動作と前記更新保存手段の動作は前記速度検出手
    段の検出信号のタイミングに関して実質的に異なってい
    ることを特徴とするモータの速度制御装置。
  2. (2)メモリ手段はNxL個(ここに、Nxは1以上の
    整数は、Lは4以上の整数)のメモリ値群M〔0〕から
    M〔NxL−1〕を格納し、更新保存手段は順次M〔0
    〕、M〔1〕、……、M〔NxL−1〕の順に更新して
    いくことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の
    モータの速度制御装置。
  3. (3)Nx≧2となし、メモリ出力値作成手段がメモリ
    手段のL間隔ずつ離れたメモリ値群M〔J−nL(mo
    d NxL)〕(n=1、……、Nx)(ここに、Jは
    整数)を演算合成した値に実質的に対応したメモリ出力
    値を算出するようになされたことを特徴とする特許請求
    の範囲第(2)項記載のモータの速度制御装置。
  4. (4)速度検出手段がモータの1回転あたりZq回(こ
    こに、Zqは2以上の整数)の検出信号を得るようにな
    されているときに、L=(Zq/Q)・k(ここに、k
    は2以上の整数で、Lを整数となす値)にしたことを特
    徴とする特許請求の範囲第(2)項記載のモータの速度
    制御装置。
  5. (5)メモリ出力値作成手段は、メモリ手段のNx個の
    メモリ値M〔J−nL(mod NxL)〕(n=1、
    ……、Nx)(ここに、Jは整数)を使って算出した算
    出値を求め、さらに、前記整数Jに関して連続する複数
    個の前記算出値にそれぞれ所定の比率を掛けた値を加算
    合成してメモリ出力値としたことを特徴とする特許請求
    の範囲第(2)項記載のモータの速度制御装置。
  6. (6)更新保存手段は、メモリ出力値作成手段のメモリ
    出力値と合成誤差作成手段の合成誤差を加算した加算値
    を求め、連続する複数個の前記加算値にそれぞれ所定の
    比率を掛けた値を加算合成した値を新しい更新値として
    メモリ手段のメモリ値に保存格納するようにしたことを
    特徴とする特許請求の範囲第(2)項記載のモータの速
    度制御装置。
  7. (7)合成誤差作成手段は、連続するFd個(ここに、
    Fdは2以上でQ以下の整数)の回転誤差に所定の比率
    Bm(m=1、2、……、Fd)を掛けて加算合成した
    合成誤差を作り出していることを特徴とする特許請求の
    範囲第(2)項記載のモータの速度制御装置。
  8. (8)Bm=BFd−m+1(m=1、2、……、Fd
    )としたことを特徴とする特許請求の範囲第(7)項記
    載のモータの速度制御装置。
  9. (9)速度検出手段の検出回数に換算したときに、メモ
    リ出力値作成手段のメモリ出力値の制御信号作成手段に
    おける利用タイミングが更新保存手段における利用タイ
    ミングよりも(Q+Fd)/2回以上早いことを特徴と
    する特許請求の範囲第(7)項記載のモータの速度制御
    装置。
  10. (10)メモリ出力値作成手段の動作を先に行い、その
    後に、更新保存手段の動作を行うことを特徴とする特許
    請求の範囲第(1)項記載のモータの速度制御装置。
  11. (11)メモリ出力値作成手段の動作と合成誤差作成手
    段の動作と更新保存手段の動作は速度検出手段の検出信
    号のタイミングに関して実質的にすべて異なっているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載のモータ
    の速度制御装置。
  12. (12)メモリ出力値作成手段の動作を先に行い、次に
    、合成誤差作成手段の動作を行い、その後、更新保存手
    段の動作を行うことを特徴とする特許請求の範囲第(1
    1)項記載のモータの速度制御装置。
JP61052908A 1986-03-11 1986-03-11 モ−タの速度制御装置 Expired - Lifetime JPH0681534B2 (ja)

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US07/022,872 US4755729A (en) 1986-03-11 1987-03-06 Method of controlling a control system with improved robustness to disturbances
DE8787302022T DE3783055T2 (de) 1986-03-11 1987-03-10 Regelsystem mit verbesserter widerstandsfaehigkeit gegen stoerungen.
EP87302022A EP0237317B1 (en) 1986-03-11 1987-03-10 Control system with improved robustness to disturbances
KR1019870002155A KR900005763B1 (ko) 1986-03-11 1987-03-11 제어장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04178187A (ja) * 1990-11-07 1992-06-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd モータの速度制御装置
US5377295A (en) * 1990-11-07 1994-12-27 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Speed controller of motor

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