JPS62210749A - 通信網制御方式 - Google Patents

通信網制御方式

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JPS62210749A
JPS62210749A JP5399386A JP5399386A JPS62210749A JP S62210749 A JPS62210749 A JP S62210749A JP 5399386 A JP5399386 A JP 5399386A JP 5399386 A JP5399386 A JP 5399386A JP S62210749 A JPS62210749 A JP S62210749A
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JP
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signal
collision
output
channel
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JP5399386A
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Inventor
Takashi Yano
隆志 矢野
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Priority to US07/477,130 priority patent/US4965792A/en
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、通信網制御方式に関し、詳しくは、ローカル
・エリア・ネットワーク(以下、LANと記す)の制御
方式に関するものである。
従来技術 従来、通信網制御方式としては、例えば、(、)C8M
AベースバンドLAN、(b)ブロードバンドLAN、
(c)TDMAベースバンドLANとディジタルPBX
、(d)本発明の先願である特開昭57−104339
号公報記載の「光通信ネットワークJ 、(a)同じく
本発明の先願である特開昭58−139543号公報記
載の「通信回路網j等が知られている。しかし、上記(
a)のCSMAベースバンドLANは、データ情報やテ
キスト情報のように、パケットが短く、かつ突発的に発
生する場合には適しているが、マルチメディア通信のよ
うに、パケットが無限長であったり、連続的に発生した
り、リアルタイム性が要求される場合には、通信の衝突
が頻発して高いスループット(通信容量)が得られない
という問題がある。 LANにおけるマルチメディア通
信とは、従来のデータやテキストの通信の他に、イメー
ジ情報、音声情報、ビデオ情報も含み、それらが結合さ
れたものである。また、(b)ブロードバンドLANは
、マルチメディア通信としてはやや容量が不足するとと
もに、コストと拡張性に問題がある。また、(c ) 
T D M A (時分割)ベースバンドLANとディ
ジタルPBXは、従来方式のうちでは最もマルチメディ
ア通信に適するが、コストと拡張性に問題がある。特に
、マルチメディア通信として利用した場合には、コスト
が非常に高くなる。さらに、(d)特開昭57−104
339号公報(以下、第1の発明と記す)および特開昭
58−139543号公報(以下、第2の発明と記す)
記載の各方式は、いずれも本発明の基本となるもので、
マルチメディア通信に最も適している。これらの本発明
の詳細な説明について、簡単に説明する。上記第1の発
明は、先着順論理、多結合構造、多入力−出力素子によ
るパス固定、を特徴とする通信網制御方式である。すな
わち、第11図に示すように、通信路52で相互接続さ
れた複数の交換局(以下、ノードと記す)50と各ノー
ドに通信路52を介して接続された多数の端末51から
通信網が構成され、通信を行う端末51は、第12図に
示す60〜63の4つの基本的なパケットを送出するこ
とにより、各ノードを制御して通信を行う。
各ノード50は、多結合構造を有し、第12図における
60〜63のいずれかのパケットが到着した順、つまり
先着順論理により1つだけの通信を通過させ、他を待機
させることにより、多久カー出力の動作を実行する。そ
して、各ノードが、第12図の60〜63に示す一連の
パケットの転送方向を順次逆転させるように、送出方向
を替えることにより、1つの通信のパスを固定させてい
る。
また、第1の発明では、各ノードに宛先アドレスを検知
する機能を持たせ、各ノードはパケットに付加された宛
先アドレスを検知することにより、自ノードに接続され
た端末宛のものであれば、それをその端末に出力する。
自ノードの端末宛でない場合には、宛先アドレスは何等
制御には用いられない。第12図の60は、コールパケ
ットであり、先頭のプリアンプル部の次に宛先アドレス
部。
その後にメツセージ部がある。ただ、コールパケットは
相手を呼出すだけのパケットであるため、メツセージ部
の内容はないのが普通である。61はコールバックパケ
ットであり、プリアンプルのみが付加されていればよく
、被呼者端末は宛先アドレスが自分のアドレスと一致し
たとき、このコールバックパケットを返送する。コール
パケットが通過した各ノードは、所定時間が経過するこ
とにより、転送方向を逆転させるので、コールバックパ
ケットはコールパケットが通過してきた経路を逆方向に
発呼者端末まで到達できる。62はメツセージパケット
であり、プリアンプル部とメツセージ部を付加したパケ
ットが、発呼者端末から被呼者端末に転送される。すな
わち、所定時間の経過により、コールバックパケットが
通過した各ノードの転送方向が逆転するので、メツセー
ジパケットはアドレスが付加されていなくても、正確に
被呼者端末に到達する。63はACKパケットであり、
正しくメツセージを受取った被呼者端末が発呼者端末に
対してこのパケットを送出する。
メツセージパケットが通過した各ノードは、所定時間の
経過により転送方向を逆転するので、アドレスが付加さ
れていなくても、正確に発呼者端末に到達する。このよ
うにして、最初のパケットにのみアドレスを付加するだ
けで、パスが固定され。
各パケットを2往復させることができる。
次に、第2の発明は、第1の発明と基本的には同じであ
るが、各ノードの機能を低下させることにより、ノード
はアドレスを検知できず、アドレスは全て端末において
検知するようにして、システムのコストダウンを図って
いる。このように、先願の第1の発明と第2の発明にお
いては、先着順論理によって、多大カー出力、つまり複
数の端末から1個のノードに対して発信要求があると、
そのノードは最初の要求のみを許可して、1つの端末の
発呼のみ転送させるようにする。通常、被呼者端末にコ
ールパケットが到達するまでには、複数個のノードを通
過する必要があるが、パケットの先頭部分のプリアンプ
ル部は、各ノードを通過するごとに僅かではあるが削ら
れて、伝搬遅延が生じる。従って、パスを固定する時間
もそれだけ長くなるとともに、それにより他のパケット
との衝突の確率も高くなる。その後、第3.第4、およ
び第5の発明が提案され、第3の発明(特願昭60−1
70429号明細書参照)においては。
パケットのプリアンプル部が削られることによる伝搬遅
延を防止し、パスの固定に要する時間を短縮する方式が
、また第4の発明(特願昭60−170427号明細書
参照)においては、半2重化通信の確立により、マルチ
チャネルノード、つまり1つのノードで複数のチャネル
の通信を可能にする方式が、さらに、第5の発明(特願
昭60−170428号明m書参照)においては、全2
重化を確立し、大容量通信を可能にする方式が、それぞ
れ提案されている。しかし、これらの本発明の詳細な説
明等においては、いずれもパケットの衝突を検知するこ
とができないという問題がある。ただ、衝突の確率は他
の方式に比べて低く、その影響も小さいのであるが、高
信頼性のシステムにおいては、頻度の小さい障害も避け
られることが望ましい。
ところで、通信システムの信頼性に関して。
(a)リンクの切断、(b)端末またはノードのダウン
、(C)衝突、の3つについて、従来の技術における対
策を述べる。先ず、C3MA/CDによる同軸ケーブル
・ベースバンドLA’N−(代表的なものとしては、ゼ
ロックス社のE thernetがある)では、リンク
の切断が生じたときには、切断点の向う側とは通信を行
うことができず、かつ手前側とも切断点での信号の反射
のために、正常な通信を行うことができない。また、通
信に加わっていない端末(タップ、送受信器、NTU等
)が故障した場合、単に機能が停止しただけであれば1
通信への影響はないが、無為な信号を送信するような故
障のときには、全ての通信の信号が破壊される。
さらに、このシステムは、1つのバスへのコンテンショ
ン(競合)方式のため、衝突(コリジヨン)は頻繁に起
こり得る。そして、その度に再送を行う必要があり、こ
れがトラフィックを低下させる。
次に、TDMAによる光ファイバ・ループLANにおい
ては、リンクの切断が生じた場合、全ての通信を行うこ
とができない。そのため、通常はリンクを2重にして切
断点の手前で折返して新たなループを創設する制御を行
っている。また、通信に加わっていないノードが故障し
た場合(機能停止)でも、全ての通信を行うことができ
ない。そのため、通常リンクを2重にして、故障ノード
の手前で折返して新たなループを創設する制を行ってい
る。また、通信に加わっていないノードが故障して、無
為な信号を送信したときには、全ての通信の信号が破壊
される。従って、これらのための制御が、ネットワーク
のコストを高めている。
また、ネットワークには、単一のスーパバイザ・ノード
(全体の制御を行う装りが設けられているが、これが故
障のときには全ての通信が行えない。
また1wI突については、本質的にノードごとに分り振
られているので、容量には制限があるが、衝突は生じな
い。
このように、従来のLANシステムにおいては、共通バ
スへの競合方式の場合には、衝突が頻繁に起こり、その
度に再送を行う必要があるので、トラフィックが低下し
ている。また、衝突が起きてもそれを検出できない場合
には、障害が発生し。
システムがダウンすることもある。
目     的 本発明の目的は、このような従来の問題を改善し、パケ
ットの衝突を検出し、その検出情報を送信端末に通知し
て端末が再送できるようにし、通信がふくそうした場合
にも高い効率で通信を可能にし、高スループツトが得ら
れる通信網制御方式を提供することにある。
構   成 上記目的を達成するため1本発明の通信網制御方式は、
各ノードにおいて、先着入力があった入力チャネルの入
力信号と、それより遅れて入力された他の入力チャネル
の入力信号を比較し、その差分が一定値を越えているも
のを取り出し、それを衝突信号として先着入力があった
入力チャネルに対応する出力チャネルから出力すること
に特徴がある。
以下、本発明の構成を、実施例により説明する。
先ず、本発明の原理を述べる0本発明の基本発明である
第1〜第5の発明においては、格子(t、attise
)構造であり、通信の発生の度に通信経路(Path)
の固定を行うので、リンクの切断や送受信端末、ノード
の障害(機能停止)によっても部分的な支障しか生ずる
ことなく、他の部分は通常の通信が行える。この冗長性
はきわめて重要であり、しかもこの冗長性はネットワー
クが大きくなればなるほど大きくなる。ここで問題とな
ることは、リンクの切断や端末、ノードの障害(機能停
止)が起こっても、それを検出できないことである。
また、通信に加わっていないノードが故障(暴走)した
時には、全ての通信は通信経路(P ath)の固定後
に行われるので、支障は生じない。ただし、通信経路(
Path)の固定時には、支障が生じるので、そのため
の時間を要することになる。
ところで、衝突には2種類が存在し、第1の衝突は、同
時に複数の端末が第1の往情報を送信しようとした時の
もので、第2の衝突は、第1の往情報を受信した端末が
第2の復情報を送信しようとした時に、分断されていた
ネットワークの分断の解除と分断の向う側にあった他の
端末の第1の往情報の送信が、同時に生じた場合である
第1の衝突は、第1の往情報を送信しようとした時にの
み起こり得る。それは、頻繁には行われないので、この
第1の衝突の確率は低い。2つの第1の往情報による第
1の衝突が生じた時、ネットワークの各部はいずれかの
第1の往情報で満されることになり、その境界ができる
。その受信端末が、その境界の手前側にあれば、その通
信経路(Path)の固定は成立することになり、また
各々の受信端末がその境界の手前側にあれば、両方の通
信経路の固定が成立することになる。従って、第1の衝
突自体が、常に支障になるわけではない。
また、各々の通信により第1の往情報のパケット長が長
くなる場合、第1の衝突が生じた時、もし短い方の第1
の往情報がその受信端末に到達しても、それに対応する
第1の復情報の通信経路に長い方の第1の往情報の後半
部が侵入してしまうことがある。しかし、第1の衝突が
生じた時、送信端末は衝突により通信経路の固定が成立
しなかったのか、他の理由によるのかを区別することが
できない。これは、送信端末が、次にとるべき適切な制
御を不可能にしてしまい、その適切でない制御が他の通
信に支障を及ぼし、ネットワークのスループット(成立
通信量)を低下させてしまう。
次に、第2の衝突が生じるための条件は、さらに限定さ
れるので、その確率はさらに低くなり、ノードの入出力
チャネルの全てを接続制御可能なようにすれば、第2の
衝突は本質的に生じない、ここでは、第2の衝突は、本
発明に関連がないため、説明を省略する。
本発明においては、基本発明である第1〜第5の発明の
信頼性をさらに高めるために、(a)ノードにおいて、
第1の衝突の検出ができるようにし、かつ(b)第1の
衝突により、それ以降の通信に支障が起きることを防止
し、また(c)端末に対して衝突が起きたことを通知し
て、端末が適切なバックオフ処理を行えるようにしてい
る。
本発明におけるノードの接続制御装置の構成、および端
末の通信制御装置の構成の概略を述べる。
ノードの接続制御装置には、第1の衝突の検出を行うた
めの衝突検出部と、第1の衝突が起きた入力チャネルと
それに対応する出力チャネルの入力、出力またはその両
方を禁止する制御部と、第1の衝突が起きたことを示す
衝突信号を出力し、それを送信端末に伝達する制御部と
を設ける。また、送受信端末の通信制御装置には、第1
の復情報および衝突信号を検出する検出部と、第1の復
情報が無かったときに、衝突信号の有無に応じて再送を
行うバックオフ制御部とを設ける。
上記衝突検出部は、各ノードが先着順論理で選ばれた入
力信号(必ずしも最先着でなくてもよいが、唯一選択さ
れたものの出力信号)と他の入力信号とを比較し、その
差分の取り出しを行う。他の入力信号には、同じ端末か
ら出力されて異なる経路を通って来た同じ信号と、異な
る端末から出力された異なる信号とがある。前者は、や
はり途中のノードにより先着順論理により選ばれて来た
のであるため、その遅れ(位相の遅れ)は僅かである。
後者については、パケットにおける比較を行う領域を適
切に設定することにより、十分な差分が取り出される。
バックオフ制御部は、衝突信号を検出した後、第1の復
情報が所定時間内に受信されない時、第1の衝突が起き
て第1の往情報が受信端末に到達しなかったと認識し、
バックオフ(再送のための制御)を行う。衝突信号を検
出した後、第1の復情報が所定時間内に受信された時に
は、衝突信号は無視され、バックオフは行われない。衝
突信号が検出されないにもかかわらず、第1の復情報が
所定時間内に受信されない時には、トラフィックが高す
ぎて途中のリンクが塞がっている場合、受信端末が受信
不可能な状態にある場合、等が考えられるので、第1の
衝突のバックオフよりも時間をおいた再送を行ったり、
送信を中断し、送信端末のオペレータに対して何等かに
メツセージを供給する。バックオフ自体は、本発明固有
の動作ではなく、従来より、例えばゼロックス社のE 
therneヒで行われているバイナリ・エクスポネン
シャル・バックオフ・アルゴリズムを利用することがで
きる。
第1図は、本発明の一実施例を示す各ノードの接続制御
装置または各送受信端末の通信制御装置の全体ブロック
図である。第1図においては、入力ポート10〜17と
、出力ボートoO〜o7と、それらに対応する入力チャ
ネル10〜17と出力チャネルoO〜o7の全てを同時
に相互接続するだけの容量を備えたスイッチングマトリ
ックス装置i!1と、先着順論理のための先若の入力信
号があった入力チャネルを検出する機能および第1の衝
突を検出して、それをスイッチングマトリックス装[1
に出力する機能を備えた入力信号検出装はと、常時、入
力信号の有無を監視する入力信号監視装置3と、任意の
入力チャネルと先君の入力チャネルを上記入力信号検出
装置2に接続するコントロールゲート装駈4と、それら
を含むノード全体を制御するスイッチング制御装置5よ
り構成される。
入力チャネルが8チヤネルの場合について述べると、ス
イッチングマトリックス装置1は入力チャネルごとに分
かれた9個(チャネル数より1個多い)のモデュールか
らなり、入力信号検出装置2と入力信号監視装置3とコ
ントロールゲート装5!4はそれぞれ1個のモデュール
からなる。スイッチング制御装置5は、それらのモデュ
ールと。
モジュールセレクトバス6と、ゲートセットバス7と、
データバス(モデュールの出力信号線)8とで接続され
ている。
第2図は、第1図におけるスイッチングマトリックス装
置の構成図である。入力チャネルごとに分かれた9個(
衝突信号転送チャネルが1つ追加された)のモデュール
から構成され、各モデュールは8個のスイッチングゲー
ト10と、それに接続された8個のラッチ(D、G、Q
の各端子を備えている)11で構成される。各モデュー
ルのスイッチングゲート10の出力10cは、出力チャ
ネルごとに1個の9人力OR素子12の入力に接続され
ている。8個のモデュールは入力チャネルに接続されl
t7突信号転送チャネルは入力信号検出装[2からの衝
突信号1tA13に接続されている。
各スイッチングゲート10の状態は、モジュールセレク
トバス6によりモデュールごとに選択され、ゲートセッ
トバス7により設定される。
第3図は、第1図における入力信号検出装置の構成図で
ある。入力信号検出装置2は、8個のラッチ(D、G、
CLR,Qの各端子を備えている)20と、8個の後段
ゲート29と、8個の前段ゲート27とより構成される
。ラッチ20の出力(Q端子の出力20d)は、後段ゲ
ート29の入力29aに接続されるとともに、8人力N
OR素子22の入力に接続され、逆極性出力(Q一端子
の出力20e)はAND素子21の入力21bに接続さ
れ、その出力21cはラッチ20のゲート(G端子20
b)に接続される。8人力NOR素子22の出力は、2
つに分岐され、その1つはOR素子23の入力23aに
、他の1つはゲート素子24の入力24aに、それぞれ
接続され、その出力23cはAND素子21の入力21
aに接続される。ラッチ20のCLR入力は、共通のク
リアー信号線20e’ として、またOR素子23の入
力23bとゲート素子24の入力24bは共通の衝突制
御(Collision  control)信号線2
3b′として、それぞれモジュールセレクトバス6に接
続される。後段ゲート29の入力29bは、イネーブル
信号m 29 a ’ としてモジュールセレクトバス
6に接続される。また、ゲート素子24の出力は、衝突
信号線13としてスイッチングマトリックス装置1に接
続され、後段ゲー1−29の出力29cはデータバス8
に接続される。前段ゲート27の入力27aは、コン1
−ロ二ルゲート装置(CCU)4に接続され、また入力
27bはコントロールゲート装置4からの基準入力信号
線28に接続されており、その出力27cは2つに分岐
され、その1つはAND素子25の入力25aに、もう
1つは遅延素子26を経てAND素子25の入力25b
に接続され、AND素子25の出力25cはラッチ20
の入力(D端子の入力20a)に接続されている。
先着入力信号検出モードにおいては、WI突制御信号線
23b′がローレベル状態であり、ラッチ20はそのい
ずれかに入力信号(D端子の入力20a)があると、9
人力NOR素子22.AND素子21を経て、全てのゲ
ート(G端子の20b)を断にし、出力信号(Q端子の
出力20d)を出力し、それは後段ゲート29により適
時読み出される。二の時、前段ゲート27の入力27b
はハイレベル状態にされているので、入力27aの入力
信号はそのまま出力される。また、この時、ANDi子
25子連5素子26はインパルス性のノイズによりラッ
チ20がラッチアップすることを防止する。従って、遅
延素子26の時定数は、それに適したものに設定される
。これは、後述の第1の衝突検出モードの時定数と等し
くてもよい。
第1の衝突検出モードにおいては、前段ゲート27の入
力27bに先着入力信号の反転信号が基準信号線28か
ら供給されるので、先着入力信号と入力27aの入力信
号の差分信号が出力27cから出力される。すなわち、
衝突した2つの入力信号の時間差分(先着入力信号の前
方または後方、あるいは両方の場合が存在する)だけが
AND素子27を通過して出力となる。遅延素子26と
AND素子25は、一定の長さ以下の差分信号を消去し
、一定の長さ以上の差分信号については、それから一定
の長さを差し引いた信号を出力する。
つまり、上記の差引くべき一定値は、同一の端末から送
信された同一のパケットが異なる経路を経て来た時の位
相のずれを考慮した値により決定さjzる。この時、衝
突制御信号線23b′がハイレベル状態であるため、ラ
ッチ20はそれぞれ入力信号(D端子の入力20a)が
あると、それぞれのゲート(G端子の20b)を断にし
、その出力20dは後段ゲート29により適時読み出さ
れ、8入力NOR素子22を経て、さらにゲート素子2
4により適時スイッチングマトリックス装置1t(SG
U)1に出力される。従って、遅延素子26の時定数は
、それに適したものに設定される。ランチ20、後段ゲ
ート29、AND素子21、ゲート素子24の状態は、
モジュールセレクトバス6のクリアー信号線20c’、
衝突制御信号線23b′、イネーブル信号lQ 29 
a ’ により設定される。このように1本実施例では
、第1の衝突検出信号は、ゲート素子24を介してスイ
ッチングマトリックス装置1に送出される。
第4図は、第1における入力信号監視装置の構成図であ
る。入力信号監視装2!3は、8個のラッチ(D、Q、
CLR,Q端子を備える)30と8個の後段ゲー1−3
1とより構成される。ラッチ30の出力(Q端子の出力
30d)はインバータ32の入力に接続され、その出力
はラッチ30の入力(G端子の入力30b)に接続され
ている。
入力信号監視装置3では、モジュールセレクトバス6の
クリアー信号a30c’、イネーブル信号線31b′を
制御することにより、入力チャネルの状態を適時読み出
すことができる。入力チャネルの入力信号は、データバ
ス8に出力される。
第5図は、第1図におけるコントロールゲート装置の構
成図である。コントロールゲート装[4は、8個の前段
ゲート40と、それに接続された8個のラッチ(D、G
、Q端子を備える)41からなる部分と、8個の後段ゲ
ート42と、その入力に接続された8個のラッチ(D、
G、Q端子を備える)43と、出力に接続された8入力
NOR素子44とより構成される。前段ゲート40は、
入力チャネルとそれに対応する入力信号検出装置2の入
力の接続の制御を行い、後段ゲート42は唯一の入力チ
ャネルを選択し、8入力NOR素子44を経て2人力信
号検出装置2の基準信号線28に接続されている。モジ
ュールセレクトバス6のイネーブル信号線41′とイネ
ーブル信号線43′とグー1−セットパス7を制御する
ことにより、それらの素子の制御を行う。以上、各構成
要素について説明したが、これらの構成は特に限定され
ることなく、設計上多くの変形が可能である。それらは
、主に上述の制御を行うために用いるソフトウェアとハ
ードウェアの比率により決定される。
また、実施例では、スイッチング制御装置5をマイクロ
プロセッサで構成しているので、この部分の制御はソフ
トウェアに依存しており、その他のスイッチングマトリ
ックス族@1、コン1−ロールグー1−装!24も、そ
れに対応して機能的に独立している。もし、これらの制
御をハードウェアのみで実現する場合に“は、これらの
装置は機能的に分離できない形で、一体内に構成される
ことになるであろう。
第6−1図〜第6−6図は、本発明の一実施例を示す通
信網制御方法の説明図である。ここでは。
既に第1の通信のための経路1例えばチャネル4とチャ
ネル7とが固定され、占有されており、入力チャネル4
から出力チャネル7へ転送されているものとする。
先ず、第6−1図(a)では、スイッチング制御装置5
が入力信号検出装置i!2を先着入力信号検知モードに
し、コントロールゲート装rX!4の既に第1の通信で
占有されているチャネル(4,7)を断として、他のチ
ャネル(ここではチャネルO〜3゜5.6)を接続状態
にする。また、スイッチング制御装置5は入力信号検出
装置2の設定をクリアする。さらに、スイッチング制御
表515は第2の一通信のために、入力チャネル1O−
i3.i5゜i6を出力チャネルoO〜o3.o5.o
6に相互接続する。既に、第1の通信のために、入力チ
ャネルi4を出力o7に、また入力チャネル量7を出力
チャネルo4に接続している〔ステップ1〕。
次に、第6−1図(b)では、入力チャネル10〜i3
.i5.isのいずれかの入力チャネル(この場合、入
力チャネルi2)に先着の入力信号があると、その入力
信号は出力チャネル00〜03+ o5.o6から出力
される〔ステップ2〕。
第6−2図(a)では、入力信号検出装置2は最も早く
入力信号があった入力チャネル(チャネルi2)を検出
する。続いて、他の入力チャネルに入力信号があれば、
それらもステップ2と同じように、それぞれ出力チャネ
ルoO〜o 3t o 5r06から出力される。この
時、出力信号に混信が起きる〔ステップ3〕。
第6−2図(b)では、スイッチング制御装置5が入力
信号検出装置2の情報を読み出し、第1の記憶を行う。
続いて、さらに他の入力チャネルに入力信号があれば、
それらもステップ2と同じステップ2の場合と同じよう
に、それぞれ出力チャネルから出力される。すなわち、
他のノードもステップ3の制御を行うことにより、パケ
ットが入力するのである。この時、入力信号監視装置3
において、入力チャネル10〜i3.is、i6のうち
で入力信号が全く無かった入力チャネルを検知してもよ
い〔ステップ4〕。
第6−3図(、)では、スイッチング制御装置5がスイ
ッチングマトリックス装置1の入力チャネル12以外の
入力チャネル、つまり入力チャネル10〜if、i3〜
17の全ての出力チャネルへの接続を断とし、入力チャ
ネル12のその対応する出力チャネル02への接続を断
とする。この時。
入力チャネル10〜i3.is、t5のうちで入力信号
が全くなかった入力チャネルに対応する出力チャネル(
ここでは、チャネル6)への接続を断としてもよい〔ス
テップ5〕。
第6−3図(b)では、スイッチング制御装置5がコン
1−ロールゲート装5!4の先着入力信号のあった入力
チャネル(入力チャネルi2)を基準信号線に接続し、
入力信号検出装置2を第1の衝突検知モードにして、第
1の衝突が起きた入力チャネルを検出し、これを記憶す
る。入力信号監視装置3の入力信号のなくなった入力チ
ャネルを検出してもよい。つまり、他のノードも、ステ
ップ5の制御を行ったため、入力信号がなくなったわけ
であり、この入力チャネルに対応する出力チャネルから
の出力信号は、その接続されたノードにおいて最先着と
して検出されたことを意味する〔ステップ6〕。
第6−4図(a)では、スイッチング制御装置5がスイ
ッチングマトリックス装置1の衝突信号転送チャネルを
、第1の記憶の出力チャネル(出力チャネルo2)へ接
続し、出力チャネルo2から衝突信号を出力させるとと
もに、全ての入力チャネルの第1の衝突が起きた入力チ
ャネルに対応する出力チャネルへの接続を断とする〔ス
テップ7〕。
第6−4図(b)では、もし、いずれかの入力チャネル
(ここでは、入力チャネルi3)に衝突信号の入力があ
ると、その信号自体が第1の衝突と同じように、新たに
衝突信号が出力されるが、スイッチング制御表fii5
は第1の衝突としては検知しない〔ステップ8〕1 尤6−5図(、)では、入力信号監視装置3が入力信号
の終了したことを検出し、スイッチング制御装置5がそ
れを読み出す〔ステップ9〕。
第6−5図(b)では、スイッチング制御表rIi5が
スイッチングマトリックス装置1の衝突信号転送チャネ
ルの出力チャネル(出力チャネルo2)への接続を断と
し、入力チャネルEOg  t Ip l 3yi5を
出力チャネルo2に接続する〔ステップ10〕。
第6−6図(、)では、前述の入力信号は第2の通信の
第1往情報であるため、一定時間内に第2の通信の第1
の復情報が、ステップ10で接続された入力チャネルの
うちのいずれかの入力チャネル(ここでは、入力チャネ
ル10)に入力され、それは出力チャネル02から出力
される。入力信号監視装置3は、第2の通信の第1の復
情報の入力信号が入力チャネル10に入力されたことを
検出し、スイッチング制御袋rE15がそれを読み出し
、第2の記憶を行う〔ステップ11〕。
第6−6図(b)では、スイッチング制御装置5はコン
トロールゲート装置4の入力チャネル11゜i3.i5
.i6を入力信号検出装置2に接続し。
入力信号検出装置2を先着入力信号検出モードにして、
第2の通信のためにスイッチングマトリックス装は1の
入力チャネル10を出力チャネル02に、入力チャネル
12を出力チャネル00に接続し1次に発生するかも知
れない第3の通信のためにスイッチングマトリックス装
に1の入力チャネルtl、i3.i5.i6を出力チャ
・ネル01゜o3.o5.o6に相互接続する。既に行
われていた第1の通信のために入力チャネルi4は出力
チャネル07に、入力チャネル17は出力チャネル04
に、それぞれ接続されたままである〔ステップ12〕。
第7−1図および第7−2図は、本発明の第1の衝突の
検知の原理説明図である。最先着の信号を基準信号とし
て、他の信号をこれと比較するには、ノードC;おいて
、基準信号と異なる経路を通って来た同一の信号(位相
のずれが存在する)と。
異なる端末から送信された異なる信号の区別を行わなけ
ればならない。そのため、前者の位相のずれの最大値を
決める要因を調べる。。先ず、(、)パケットAが、ノ
ードAに入力される〔ステップ1〕。
次に、(b)パケッl−Aは、ノードAで時間Tnだけ
遅延した後、出力される〔ステップ2〕。(e)パケッ
トAは、リンクで時間Tuだけ遅延した後、ノードBに
入力されると同時に、パケットBがノードBに入力され
る。このとき、ノードBはパケットBを先着入力として
検出する〔ステップ3〕。
(d)パケットBは、ノードBで時間Tnだけ遅延した
後、出力される。(e)パケットBは5 リンク′  
で時間Tαだけ遅延した後、ノードAに入力される〔ス
テップ5〕。
これにより、ノードAにおいては、パケットAとパケッ
トBの入力に最大法の値だけの時間差が生じる。
Td=2(Tn+TQ)・・・・・・ (1)例えば、
Tn=50nSec T’n = 500 n S e cとすると、Td:
:1.1μSecとなる。
つまり、パケットAとパケットBが同じ信号であるとき
、それに等しい位相のずれが生じる。その値は、ネット
ワークの形態や規模の要因を含んでおらず、ノード内部
の長延時間Tnと、Q大ノード間距@(リンクの遅延時
間Tαはこれにより決まる)により決まる。
送信端末においても、同じようにして、ただ基準信号が
自己の出力信号であるため、 Td′=Tn+2TQ′  ・・・・・ (2)だけの
時間差に等しい位相のずれが生じる。
第8−1図〜第8−3図は、基準信号と被比較信号の比
較方法の説明図である。
第8−1図に示すように、基準信号Aと被比較信号B、
13’の排他的論理和素子27′の出力C1C′を求め
、それを2つに分岐して、その1つの信号の遅延時間T
dの遅延素子26の出力り、D’と前記c、c’のAN
D素子25の出力E、E’を求める。遅延時間を次式で
表示わされるものとし、   T D>=T d  ・
・・・・・・・ (3)かつ、信号のハイレベルまたは
ローレベルの状態を構成する最小時間単位Tsを、 Ts〉=(TD+Td)・・・・・・・ (4)とする
時、基準信号と被比較信号が同一の信号であるならば、
第8−2図に示すC,D、Eのようになり、異なる信号
であるならば、第8−3図に示すCI 、 D I 、
 E Jのようになり、その区別が可能である。
第9−1図〜第9−3図は1本発明における実際の基準
信号と被比較信号の比較方法の説明図である。実際の比
較方法は、第3図、第5図からも明らかなように、茅8
−1図の排他的論理和素子27′の代りに、第9−1図
に示すような8人力NOR素子(第5図の44参照)と
AND素子(第3図の27参照)の組合せを用いている
。排他的論理和27′を用いると、被比較信号の存在し
ない時も第1の衝突であると判断されてしまい、それを
防ぐために被比較信号の有無を検知して判断を考慮しな
ければならない。AND素子27の出力c、c’ と遅
延素子26の出力り、D’ とAND素子25の出力E
、E’ について、それぞれ第9−2図と第9−3図に
示す。このとき、前記(4)式は、次のようになる。
Ts〉=(TD+Td)/2・・・・ (5)第10図
は1本発明の他の実施例を示す基準信号と被比較信号の
比較方法の構成図である。
第10図において、それぞれのチャネルの被比較信号線
70と基準信号線28は、プリセッタブル・シンクロナ
ス、アップダウン・バイナリ・カウンタ(例えば、TI
社製74 LS l 91)71のG入力端子とロード
入力端子にそれぞれ接続されており、それらのりップル
クロック出力端子はそれぞれデュアル・J Kフリップ
プロップ(クリア端子付き1例えば、TI社製74LS
107)72のICK、2CK入力端子に接続されてお
り、それらのIQ、2Q出力端子はそれぞれ2分岐して
、1つは13人力NAND回路(例えば、TI社!11
74LS133)73のA −H入力端子に。
他の1つは、オフタル3ステートバスバツフア(例えば
、TI社製74LS244)74のlAl−2A4入力
端子にそれぞれ接続されている。
プリセッタブル・シンクロナス・アップダウン・バイナ
リ・カウンタ71のA−D、U/D入力端子は、常にハ
イレベル状態に設定されているので。
基準信号線28(ロード入力端子)がハイレベル(ハイ
アクティブ)のときには、その保持しているデータは常
に16(4ビット)となっている。基準信号線28がロ
ーレベルで被比較信号線70(G入力端子)がローレベ
ル(口、−アクティブ)のときには、バイナリカウンタ
71はそれぞれのCK入力端子に入力されるクロック信
号に従って減算され、その値が0になると、それらのり
ップルクロック出力端子から信号が出力され、どの入力
チャネルで第1の衝突が起きたかを検出することができ
る。
次に、本発明のネットワークの構成を説明する。
本発明のネットワークの構成は、本質的に不定形であり
、線形、ループ型、第11図に示すようなノード50、
端末51からなる2次元格子型、3次元格子型、さらに
それらの組合せた型が実現可能である。さらに、任意の
ノード50間、ノード50と端末51間を複数のチャネ
ルのリンク52で接続してもよい。
また、本発明のパケットの構成は、第12図に示す通り
である。また、端末等の送受信局51に対して求められ
る通信手艙の制約は、次の通りである。
(イ)送信局は、第1の往情報(コールパケット)60
に所定の長さく時間)以上のプリアンプル6゜aと、目
的とする受信局のアドレス60bを設ける。
(ロ)送信局は、そのプリアンプル60aに第1の衝突
検出のための領域60a′を設ける。
(ハ)送信局は、第1の復情報(コールバックパケット
)61を受信すると、衝突信号の有無にかかわらず、そ
れが終了すると、第1の所定時間(Tl)64が経過し
た直後に第2の往情報(メツセージパケット)62を送
信する。第1の所定時間(TI)64は、ノードの接続
制御装置が次のパケットの入力のための制御を行うため
に必要な時間で、ノード時定数(ノード常数)と呼ぶ。
この後、どのような通信を行うかは、送受信局またはシ
ステムの自由であり、ネットワークからは何の制約も受
けない、その通信が終了したならば、第2の所定時間(
T2)65以上の時間だけ送信を止めればよい。第2の
所定時間(T2)65は、パケットがネットワーク中に
伝搬するために要する時間であり、ネットワーク時定数
(ネットワーク常数)と呼ぶ。
(ニ)送信局は、衝突信号を受信して、第1の復情報(
コールバックパケット)61がながった時。
所定のバックオフ制御が行われるが、それは個々の送受
信局またはシステムが自由に方式を選択することができ
る。
(ホ)送信局は、衝突信号も、また第1の復情報(コー
ルバックパケツ1−)61もなかった時の処理は、個々
の送受信局またはシステムが自由に方式を選択すること
ができる。
(へ)受信局は、自局宛ての第1の往情報(コールバッ
ク1−)60を受信し、それが終了すると、第1の所定
時間(Tl)64が経過した直後に第1の復情報(コー
ルバックパケット)61を送信する。
(ト)送受信局は、自局宛てではない情報(第1の往情
報(コールパケット)60しか受信されない)を受信し
た時、それが終了して、第2の所定時間(T2)65以
内に第1の復情報(コールバックパケット)61の入力
があることが保証されている。
本発明においては、第1の性情μ(コールパケット)6
0のプリアンプル60aに設けられた第1の衝突検出の
ための領域60a′が重要な役目を果す。そして1本発
明において重要な事項は、同一の送信局からの同一の第
1の往情報60が異なる経路を通ることにより位相がず
れたものと、第1の衝突とを区別しなければならないこ
とである。そのためには、第1の衝突検出のための領域
608′のビットパターンを、第1の往情報60ごとに
明確に異なるように構成する必要がある。
例えば、次のような構成にすればよい。
(、)その領域60a′を、送信局のアドレス(ソース
アドレス)をコード化したビットパターンとする。
(b)その領域60a′を、乱数をコード化したビット
パターンとする。
上記の通信手順の制約を守るならば、他の点の自由度は
高く1次のような事項が可能となる。
(イ)yk小パケット長、i大パケット長の制限がない
こと。
(ロ)往情報、復情報の連続繰り返し回数に制限がなく
、そのチャネルを独占してもよいこと。
(ハ)ネットワークを構成するハードウェアにより決ま
る最大データレート以下であれば、送受信局間でデータ
レートを自由に決定してよいこと。
なお、パケットに設けられた第1の衝突の検出領域は、
実用的なサイズに収まっている。すなわち、計算例では
、T s > = 1 、1〜2 、2 u Sである
ため、検出領域を20μs程度に設定すればよく、これ
はデータレートがI M b p sの時の20bit
sにしか相当しない。
効   果 以上説明したように、本発明によれば、第1の衝突検出
は、ネットワークの爪痕に依存せず、ノード間の距離に
のみ依存するので、高い実用性が得られる。tた、第1
の往情報(コールパケット)の送信中であっても、衝突
情報を送信局に伝達するので、送信局は再送することが
可能であり、しかもそのために、衝突が起きなかった時
の通信に比べて通信効率が低下することはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す通信網制御方式のノー
ド構成図、第2図は第1図のスイッチングマトリックス
装置の構成図、第3図は第1図の入力信号検出装置の構
成図、第4図は第1図の入力信号監視装置の構成図、第
5図は第1図のコントロールゲート装置の構成図、第6
−1図〜第6−6図は本発明の衝突検出の制御方法の説
明図、第7−1図、男7−2図は異なる経路を通った基
準信号の位相のずれの最大値を決める要因の説明図、第
8−1図〜第8−3図は本発明による基準信号と被比較
信号との比較方法の説明図、第9−1図〜第9−3図は
本発明における実際の基準信号と被比較信号の比較方法
を示す図、第10図は本発明の他の実施例を示す基準信
号と被比較信号との比較回路の構成図、第11図は本発
明のネットワークの構成例を示す図、万12図は本発明
のパケットの構成例を示す図である。 1ニスイツチングマトリツクス装置、2:入力信号検出
装置、3:入力信号監視装置、4:コントロールゲート
装置、5ニスイツチング制御装置。 6:モデユールセレクトバス、7:ゲートセットバス、
8:データバス、10ニスイツチングゲート、11,2
0:ラッチ、12.210R素子、22 : NOR素
子、21,25:AND素子、26:遅延素子。 特許出願人 株式会社リ  コ  一 代 理 人 弁理士 磯 村 雅 俊ソ″電−1奮1′
; 、/ 第  1  図 第  4   図 C1ahr      ’f:x’cle7duJe 
3slsc= hus 第   5   図 □−5 第6− (Stop−1) 1図 (Stop−2) 第6 (Stop−3) −2図 (Stop−4) 第 6− [Stop−5] 3図 (Stop−6) 第6− (Stop−7) 4図 (Stop−8) 第6− (Stop−9) 5図 (Stop−10) 第0− (Stop−11) 〔Stop−12) 第 7−1 図 (S−e p−1〕 (Stop−23 (Stop−3) 第 7−2 図 (Step−牛〕 (Stop−5〕 第 8−1 図 第8−2図              第8−3図例
) TS > 2−2μsec 第9−1図 2b 第9−2図          第9−3図手続補正書
(自発) 昭和61年特 許 願第53993号 2、発明の名称 通信網制御方式 3、補正をする者 事件と。関係 特許出願人 4、代理人 7・補正・h内容 別紙のとおり   f’、11(’
Xn:(1)明細書第6頁12行の「60〜63のいず
れかのパケット」を、「いずれかのコールパケット60
」に補正する。 (2)明細書第12頁2行の「本質的にノードごとに」
を、「本質的に容量をノードごとに」に補正する。 (3)明細書第17頁1行の「出力信号」を、「入力信
号」に補正する。 (4)明細書第33頁20行の「が生じる。」を。 「が生じる。また、一般的にTd’はTdより小さいの
で、Tdを基準にすればよい、」に補正すrTD≧Td
Jに補正する。 (6)明細書第34頁12行のr T s ) = (
T D +Td)Jを、rTs≧(TD+Td)Jに補
正する。 (7)明#lII書第35頁13行のrT s > =
 (T D +Td)/2Jを、rTs≧(To+Td
)/2」に補正する。 (8)明細書第17頁1行の「それが終了して。 第2の所定時間(T2)65以内に第1の復情報」を、
「それが終了して、第2の所定時間(T2)65以内の
時間には送信を行ってはいけない。第2の所定時間(T
2)65以内に第1の復情報」に補1図、第8−2図、
第8−3図、第9−1図、および第9−2図を、それぞ
れ別添の図面に補正する(差し替え)。 第7−1図 C3tep−13 (Stop−2〕 第6−6 (Stop−11) (Stop−12) 第7−1図 [5tep−3] 第7−2図 (Stop−4〕 第7−2図 (Step−5) 第8−1図 第8−2ズ           第8−3図例)Ts
  > 2−2μsec 第 9−1 図 ぐ 第9−2g

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、伝送路を介して相互接続された複数個のノードと、
    該ノードに接続された複数個の送受信端末とを有し、各
    ノードには複数の入力チャネルと該入力チャネルに対応
    する出力チャネルとの接続状態を制御する接続制御手段
    を設け、該接続制御手段は第1の往情報が最も早く着信
    した入力チャネルのみを既に他の通信に使用されていな
    い全出力チャネルまたは該入力チャネルに対応する出力
    チャネルに接続するとともに、既に他の通信に使用され
    ていない該入力チャネル以外の入力チャネルの出力チャ
    ネルへの接続を切断する通信網制御方式において、上記
    ノードは、先着入力された入力チャネルの入力信号と、
    該入力信号より遅れて入力された他の入力チャネルの入
    力信号の位相を比較し、その差分が予め定めた値を越え
    た時、差分信号として取り出し、該差分信号を衝突検出
    信号として先着入力された入力チャネルに対応する出力
    チャネルから出力することを特徴とする通信網制御方式
    。 2、上記比較される入力信号は、既に他の通信に使用さ
    れているチャネルの入力チャネルを除く入力チャネルに
    先着入力があって、既に他の通信に使用されているチャ
    ネルの入力チャネルを除く入力チャネルに、上記先着入
    力より遅れて入力があった時、それらの入力信号相互を
    比較することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    通信網制御方式。 3、上記ノードは、差分信号の取り出し動作と衝突信号
    の出力動作を、2つのステップで行い、第1ステップで
    は差分信号の取り出しを、第2ステップでは衝突信号の
    出力と伝達をそれぞれ行い、両者が時間的に重複しない
    ように制御することを特徴とする特許請求の範囲第1項
    または第2図記載の通信網制御方式。 4、上記ノードから出力される衝突信号は、受信したど
    のノードにおいても、第1の往情報に設けられた信号の
    衝突を検出するための領域の信号との差分が、予め定め
    た値以上になるように変換された差分信号であることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項、第2項または第3項
    記載の通信網制御方式。 5、上記第1の往情報の送信端末は、衝突信号を受信し
    た時、第1の復情報を所定時間内に受信できれば該差分
    信号を無視し、所定時間内に受信できなければ所定のバ
    ックオフ手続きにより、第1の往情報の再送信を行うこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の通信網制御
    方式。 6、上記第1の往情報の送信端末は、衝突信号がない時
    で、かつ第1の復情報を所定時間内に受信できない時に
    は、所定のバックオフ手続きよりも長い時間間隔のバッ
    クオフ手続きにより、第1の往情報の再送信を行うこと
    を特徴とする特許請求の範囲第4項または第5項記載の
    通信網制御方式。 7、第1の往情報の送信端末は、衝突信号がない時で、
    かつ第1の復情報を所定時間内に受信できない時、第1
    の往情報の再送信を行わない、または第1の往情報の送
    信を中断することを特徴とする特許請求の範囲第4項、
    第5項または第6項記載の通信網制御方式。
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