JP2886273B2 - 通信制御装置 - Google Patents

通信制御装置

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JP2886273B2
JP2886273B2 JP2155735A JP15573590A JP2886273B2 JP 2886273 B2 JP2886273 B2 JP 2886273B2 JP 2155735 A JP2155735 A JP 2155735A JP 15573590 A JP15573590 A JP 15573590A JP 2886273 B2 JP2886273 B2 JP 2886273B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、全二重の伝送路を有する通信網システムに
おいて、端末が宛先アドレスを含む往信号を送り、宛先
端末から応答信号を受けて通信を行う通信制御装置に関
する。
従来の技術 現在、耐ノイズ性に優れる光ファイバケーブルを用い
たネットワークシステムが普及しつつある。この種のネ
ットワークはその構造上、全二重の伝送路を形成する。
この全二重伝送系において、EthernetやStarlan等に代
表されるCSMA/CD方式の通信プロトコルを用いて通信を
行おうとする場合、従来の半二重伝送路における衝突検
知方式が適用できないので別の手段を用いて通信の成
功、失敗を検知する必要がある。
その一つの例としてHP社により、ANARCHYと呼ばれる
ネットワークシステムが提案されている。これは、ネッ
トワークを構成する「ノード」と呼ばれる装置が、発信
端末が送信路に送出する往信号の中のディスティネーシ
ョンアドレスを識別し、自ノードに接続されている端末
のアドレスと一致していればACK信号を返すようにした
ものである。即ち、先の往信号の送信側においては、送
信開始後、一定時間以内にACK信号が返らない場合は、
衝突が発生したと判断する。
しかし、ANARCHYにおいては、ネットワークを構成す
るノードにてアドレスの検知を行うため、ネットワーク
構築の自由度が著しく制限される。例えば、端末の移
動、交換、増設等の場合、ノードのアドレス検出機能を
変更する必要がある。従って、端末の変更がネットワー
ク全体に影響を及ぼすという欠点がある。また、ANARCH
Yの場合、パス固定後も送信信号に対して必ずACK信号を
返すようになっているので、全二重伝送路をもっていて
も、実質的には半二重通信しかできないものである。
通信路を設定するノード装置は、伝送路の信号の送受
が停止した状態が所定期間継続するのを監視時限により
検出して通信終了として通信路の接続を開放する。端末
側は同じ監視時限で制御手段及び応答信号送出手段の起
動を制限するガードタイムを発生する(時限手段)。本
出願人提案による特願昭63-100256号記載の通信制御装
置によれば、通信路設定以前の通信要求信号の往信号
と、その応答信号の復信号の伝送を公衆通信網のような
ルーティングによらず、ノード装置から一斉に放送し、
往信号が全ての通信制御装置に受信され、宛先の通信制
御装置のみが応答信号を返送する信号伝送を行ってい
る。
通信制御装置は、発呼が起こる毎に、自局宛でない往
信号を受信し、その都度、ガードタイムを発生させると
ネットワークの効率が低下するという問題がある。個別
通信では、通信要求信号の往信号に対して、応答の復信
号が返送されるが、同報送信の場合、往信号に含まれる
宛先アドレスは同報或いは一斉同報アドレスであり、1
端末を指定するアドレスではないので、応答信号を返送
しない。従って、往信号と復信号を個別送信の伝送手順
で処理すると、不成呼となってしまう。
このようなことから、本出願人提案による特願昭63-2
82365号記載の通信制御装置によれば、送信を開始する
と第1の所定期間の時限を開始し、第1の所定期間の時
限が終了すると、第2の所定期間の時限を開始させるよ
うにしている。本提案の装置では、制御手段、応答信号
送出手段及び監視時限手段を備えている。制御手段は、
第1の所定期間において復信号を受信した場合、及び、
第2の所定期間の終了後も復信号が受信されない場合に
送信を停止させるものである。応答信号送出手段は、受
信信号中に含まれるアドレスと自端末のアドレスとを比
較し、両者が一致していれば復信号を送出するものであ
る。監視時限手段は、伝送路に信号が無い状態が所定期
間継続されるまで、制御手段及び応答信号送出手段の起
動を制限するものである。
これによれば、送信のときは、制御手段が送信開始後
に応答信号が返送されない第1の所定期間及び応答信号
が返送される第2の所定期間を監視し、第1の所定期間
以内に復信号を検出すると「衝突」として、また、第2
の所定期間以後に応答信号を検出しないときは「不成
呼」として、送信を停止させる。受信のときは、応答信
号送出手段が受信信号のアドレスの一致を確認してACK
信号を返送する。監視時限手段は、設定された通信路を
完全な全二重伝送路にする。このようにして、従来、ネ
ットワークのノードにて行っていた通信制御を端末で行
うことができる。
一方、EthernetやStarlanなどの既存のローカルエリ
アネットワークにおいては、通信制御装置が端末の通信
制御部と伝送路インタフェースにより接続されている。
また、端末からの往信号をネットワーク側で端末へ折返
し、端末側でネットワークとの接続を検知できる形式の
ものが多い。
また、この種の通信制御装置は、同報通信を行うと
き、発信側は同報信号又は一斉同報信号を送出するが、
着信側はACK信号を返送しない。
発明が解決しようとする課題 ところが、上記提案による通信制御装置では、端末の
一部を改造する必要がある。また、端末との接続方式が
既存のローカルエリアネットワークの方式と異なり、往
信号の折返し機能がないという問題がある。
また、同報送信の場合、前述したように、往信号に含
まれる宛先アドレスが1端末を指定するアドレスではな
いので、応答信号を返送せず、往信号と復信号を個別送
信の伝送手順で処理すると、不成呼となり、実質的に同
報送信ができなくなってしまうので、対策が必要とな
る。
課題を解決するための手段 発信端末が宛先端末のアドレスを含む往信号を送出し
この宛先端末から前記アドレスを確認した復信号を受信
して通信を行う、全二重の伝送路を有する通信網の端末
の通信制御装置において、請求項1記載の発明では、端
末と接続するコネクタ及び伝送路インタフェースを設け
る一方、この端末と通信網との間の送受信信号を中継す
る中継手段と前記端末の送信信号を分岐して端末に受信
させる送信信号折返し手段とを設け、さらに、送信を開
始すると第1の所定期間の時限を開始する第1時限手段
と第1の所定期間の時限が終了すると第2の所定期間の
時限を開始する第2時限手段とを有し第1の所定期間に
おいて復信号を受信した場合及び第2の所定期間の終了
後も復信号が受信されない場合に送信を停止させる第1
の制御手段を設け、また、前記往信号の受信時にその往
信号中に含まれるアドレスと自端末のアドレスとを比較
する比較部を有し両者が一致すると前記復信号を送出す
る応答信号送出手段を設け、前記中継手段に送受信信号
が無い状態が所定期間継続されると前記第1の制御手段
及び前記応答信号送出手段を待機状態に復帰させる監視
時限手段を設け、宛先端末のアドレスを含む往信号の送
出に対し前記第2の所定期間内に前記復信号を受信した
場合又は待機状態での受信信号が自局宛の信号の場合に
前記監視時限手段を起動させる第2の制御手段を設け
た。
請求項2記載の発明では、通信制御装置をコネクタ及
び伝送路インタフェースにより端末と接続する応答信号
送出手段と、通信制御装置を通信網と接続するインタフ
ェース手段と、端末と通信網との間の送受信信号を中継
する中継手段と、衝突信号を端末へ送出する衝突信号送
出手段とを設けるが、応答信号送出手段は、待機状態で
の前記往信号の受信時にその往信号中に含まれるアドレ
スと自端末のアドレスとを比較する比較部を有し両者が
一致すると前記復信号を送出する信号送出手段と、前記
衝突信号により前記信号送出手段の動作を停止させる応
答信号制御手段とを有するものとし、インタフェース手
段は、端末の送信信号を分岐して前記端末に受信させる
送信信号折返し手段と、送信を開始すると第1の所定期
間の時限を開始する第1時限手段と第1の所定期間の時
限が終了すると第2の所定期間の時限を開始する第2時
限手段とを有し第1の所定期間において復信号を受信し
た場合及び第2の所定期間の終了後も復信号が受信され
ない場合には衝突信号を送出して送信を停止させる第1
の制御手段と、前記中継手段に信号の無い状態が所定期
間継続されると前記第1の制御手段を待機状態に復帰さ
せる監視時限手段と、宛先端末のアドレスを含む往信号
の送出に対し前記第2の所定期間内に前記復信号を受信
した場合又は待機状態で自分宛の信号を受信した場合に
前記監視時限手段を起動させる第2の制御手段とを有す
るものとした。
請求項3記載の発明では、請求項1又は2記載の発明
に加えて、端末から送信中の往信号が同報信号か否かを
識別する同報識別手段と、同報信号と識別され場合に
は、第2の所定期間を終了しても復信号が受信されなく
ても送信を停止させない第3の制御手段とを設けた。
さらに、請求項4記載の発明では、送信を開始すると
第1の所定期間の時限を開始する第1時限手段と第1の
所定期間の時限が終了すると第2の所定期間の時限を開
始する第2時限手段とを有し第1の所定期間において復
信号を受信した場合及び第2の所定期間の終了後も復信
号が受信されない場合に送信を停止させる第1の制御手
段を設け、前記伝送路に信号が無い状態が所定期間継続
されるまで前記第1の制御手段及び前記応答信号送出手
段の起動を制限する監視時限手段を設け、通信網からの
受信信号が同報信号であるか否か識別する同報識別手段
を設け、受信信号が同報信号でなかった場合に第3の所
定期間後に応答信号を送出する応答信号送出手段を設け
た。
請求項5記載の発明では、請求項4記載の発明におい
て、通信網の片道最大伝送遅延時間をTPMAXとし、請求
項1,2又は3記載の通信制御装置において受信開始後応
答信号の送信を開始するまでの時間をTAとした時、第3
の所定期間を(TA+2・TPMAX)よりも大きく設定し
た。
また、請求項6記載の発明では、通信網に対する信号
の送信中には応答信号送出手段の動作を不動とさせる応
答動作制御手段を設けた。
作用 請求項1ないし3記載の発明によれば、通信制御装置
を端末とコネクタ及び伝送路インタフェースにより接続
し、送信信号折返し手段により端末からの往信号をその
端末へ折返す端末接続方式を有するので、この方式を用
いる既存のローカルエリアネットワークの端末に接続で
きる。送信の場合、制御手段は送受信が同時発生する衝
突を検出し、宛先端末からの応答信号の返送の有無を検
出して発信接続の完了を検出する。受信の場合、応答信
号送出手段が往信号に含まれる宛先アドレスを検出し、
自端末の場合であれば応答信号を返送する。監視時限手
段は、送受信手段に信号が無い状態が所定期間継続され
ると、動作した制御手段及び応答信号送出手段を待機状
態に復帰させる。このようにして、ネットワークに依存
しない端末の通信制御を行なうことができる。特に、請
求項3記載の発明によれば、同報識別手段を備えて、同
報信号時には第2の所定期間の終了後でも送信を停止さ
せないことにより、不成呼とすることなく、同報通信を
行わせることができる。
また、請求項4記載の発明によれば、応答信号送出手
段として、通信網からの受信信号が同報信号であるか否
か識別する同報識別手段を備えて、受信信号が同報信号
でなかった場合に第3の所定期間後に応答信号を送出す
る。これは、データリンクブリッジなどの中継装置を全
二重伝送路で構成されるネットワークに簡単に適用でき
るようにするためのものであり、特に、ネットワーク構
成が不定形通信網の場合であれば、ブリッジと端末ステ
ーションとの間のパス固定も可能で、ネットワークの使
用効率を損なわないものとすることができる。加えて、
請求項5,6記載の発明によれば、通常の端末ステーショ
ンとの間の動作、コリジョン発生時の信頼性を確保でき
る。
実施例 本発明の第一の実施例を第1図ないし第6図に基づい
て説明する。
本実施例の通信制御装置1は、第2図に示すように、
端末2の通信制御部(NIU)3及びネットワーク4のイ
ンタフェース部5とコネクタ付きケーブルC1,C2を介し
て接続されている。このような通信制御装置1は、本出
願人既提案による特願昭63-282365号の機能を有し、端
末の送信信号を端末へ折返す。
ここに、前記通信制御装置1は第1図に示すように、
端末2とローカルエリアネットワーク、例えばEthernet
に準拠した伝送路インタフェースで接続される。このよ
うな伝送路インタフェースを待機状態で説明すると、ラ
インレシーバ(RC)6,7は交流のマンチェスタコードa,
c′の差動入力レベル(“0")を入力し、各々TTLレベル
の信号SS,RSの“L"を出力している。ラインドライバ(D
R)8,9,10はEnable入力にTTLレベルの“H"の信号を入力
し、出力をOFF状態にしている。通信中、端末2からの
往信号はラインレシーバ6、ラインドライバ8によりネ
ットワーク4へ中継され、ORゲート11を介してラインド
ライバ9より端末2へ折返される。ネットワーク4から
の受信信号はラインレシーバ7、ラインドライバ9によ
り端末2へ中継される。ラインドライバ10は衝突信号を
端末2へ出力する。
待機状態において、ネットワーク4から往信号c′が
入力されると、マンチェスタコードエンコーダ/デコー
ダ(MED)12は、受信信号を入力RX,▲▼に入力し、
デコードされた受信信号R×Dとそれに同期したクロッ
クR×Cを出力する。受信中信号▲▼の、“L"は
信号受信中出力され、ACK信号部13を起動する。受信中
信号▲▼は、また、ラインドライバ9にイネーブ
ル信号E3として入力される。また、受信信号R×Dと、
マンチェスタコードから再生したクロック信号R×C
は、プリアンブル検出部14、アドレス比較部15へ各々入
力される。また、10MHzのクロック信号T×CはACK信号
発生部16及びラインドライバ10に入力される。
ACK信号部13は信号▲▼が肯定されると、受信
信号R×Dを識別し、自局宛の信号であれば肯定応答信
号(ACK)T×D及び送信要求信号▲▼をMED12に
出力する回路である。マンチェスタコードエンコーダ/
デコーダ12はこれらの信号を受信すると、マンチェスタ
コードTX,▲▼に変換し、復信号a′としてネット
ワークへ出力する。
タイマ部17は、通信が一度成功すると、その後、端末
送信時、ラインレシーバ6より出力される送信キャリヤ
センス信号E1又はMED12の受信中信号▲▼でリセ
ットされる。そして、これらの信号の断続を監視し、信
号の無い状態が所定期間継続すると通信終了と判定する
タイマである。
シーケンスコントローラ18は送信開始で起動され、衝
突検出の第1の所定期間(TA)の時限を開始し、所定期
間TA終了後、ACK信号検出の第2の所定期間(TB)の時
限を開始する。
衝突検出部19は期間TA中の受信又は期間TB終了後も受
信がない場合を衝突として検出し、衝突信号E2を出力
し、ラインドライバ10より10MHzの衝突信号bを端末2
へ出力させる。
動作を第3図のタイミングチャートを参照して説明す
る。待機状態において、タイマ部17はタイムオーバ状態
にあり、シーケンスコントローラ18にイネーブル信号TE
を出力している。ラインレシーバ6は送信時、イネーブ
ル信号E1を出力し、シーケンスコントローラ18をスター
トさせる。コントローラ18は第1の所定期間TAの間、イ
ネーブル信号SBを衝突検出部19に出力する。衝突検出部
19は信号SBの期間、ラインレシーバ7の受信信号RSの有
無を監視する。もし、受信信号RSがあれば、衝突検出信
号E2を出力し、かつ、リセット信号Rを出力してコント
ローラ18をリセットする。受信信号RSが無い場合、コン
トローラ18は第1の所定期間TA終了後、第2の所定期間
TBの間、イネーブル信号SCを衝突検出部19に出力する。
衝突検出部19はこの期間に受信信号RSを検出した場合
は、応答信号と判断して、応答検出信号▲▼、“L"
をANDゲート20を介してタイマ部17へ出力する。タイマ
部17はリセットされ出力TEが“L"となり、コントローラ
18の起動をDisableにする。
通信制御装置1が送受信中、ラインレシーバ6が出力
している送信キャリヤセンス信号E1及びMED12が出力し
ている受信中信号▲▼は、ゲート21,22,20よりタ
イマ部17にリセット信号として入力される。これによ
り、パケットの送受信によりこれらの信号がオン/オフ
されても、オフ状態が所定の期間TC以内であれば、タイ
マ部17は出力を“L"に保つ。通信終了後、信号E1、▲
▼のない状態が期間TC以上続くと、タイマ部17はタ
イムオーバとなって出力が“H"になり、続いてコントロ
ーラ18がイネーブルとなり、通信制御装置1は待機状態
となる。以上は、正常な発呼の場合である。
次に、着信の場合の動作を第4図を参照して説明す
る。着信によりACK信号部13のゲート23は、MED12より入
力する受信中信号▲▼が“L"レベルに反転し、イ
ネーブル信号Oとして“L"をプリアンブル検出部14に出
力する。プリアンブル検出部14は受信信号R×Dのプリ
アンブルをMED12より入力し、その終了を検知すると、
イネーブル信号Iをアドレス比較部15に出力する。比較
部15はプリアンブルに続く宛先アドレスを入力し、その
内容とROM24に記憶されている自局アドレスとを比較
し、一致していれば、イネーブル信号JをACK信号発生
部16に出力する。
ACK信号発生部16は、送信要求信号K及びACK信号Lを
出力する。信号KはMED12に送信要求信号▲▼と
して入力されるとともに、ゲート20を通してタイマ部17
にリセット信号として入力させることによりタイマ部17
がリセットされる。これによりタイマ部17の出力信号TE
は“L"となるが、インバータ25はこの信号TEを反転して
TE1として、“H"をゲート23に出力する。ゲート23はそ
の出力Oを“H"に固定するので、プリアンブル検出部14
及びアドレス比較部15はリセットされる。
受信が終了すると、受信中信号▲▼は“H"に反
転し、ゲート20の出力が“H"になり、タイマ部17のリセ
ットが解除される。リセットが解除されるとタイマ部17
はガードタイムなる所定期間TC後に出力信号TEをイネー
ブル“H"とする。これによりACK信号部13のリセットも
解除され、次の呼を受け入れる待機状態となる。
次に、発着信が衝突したケースを第5図を参照して説
明する。端末2が発信すると、ラインレシーバ6は送信
キャリヤセンス信号E1及び送信信号SSを出力する。シー
ケンスコントローラ18は信号E1を入力し、動作を開始
し、イネーブル信号SBを衝突検出部19に出力する。一
方、ネットワーク4より着信があり、ラインレシーバ7
が受信信号RSを出力し、MED12が受信中信号▲▼
を出力する。信号SBを入力している衝突検出部19は信号
G(受信信号RS)の入力により衝突と判定する。そし
て、検出部19はリセット信号Rをシーケンスコントロー
ラ18に出力してリセットさせ、かつ、衝突検出信号E2
イネーブル信号としてラインドライバ10へ出力する。ラ
インドライバ10は入力しているクロックT×C(10MH
z)を端末へ出力することで端末2の送信を停止させ
る。
また、信号E2をACK信号部13の受信中信号▲▼
によりリセットを解除されたラッチ26へも出力する。ラ
ッチ26は信号E2をラッチし、出力信号Fとして“H"をゲ
ート23へ出力する。ゲート23のイネーブル信号Oは否定
され、ACK信号部13は動作を停止する。従って、ACK信号
発生部16は送信要求信号Kを出力しないので、タイマ部
17は起動しない。
ここに、タイマ部17の構成を第6図に示す。カウンタ
27はゲート20(第3図参照)からのリセット入力が“L"
になると、クリアされ、出力Qが“L"となる。リセット
信号が“H"になると、オシレータ28からのクロック信号
をゲート29より入力してカウントし、所定数のカウント
を計数すると、即ち、ガードタイムTCで出力Qを“H"に
反転する。これが、ゲート29によりカウンタ27に帰還さ
れ、カウントが停止する。
つづいて、本発明の第二の実施例を第7図ないし第9
図により説明する。前記実施例で示した部分と同一部分
は同一符号を用いて示す。本実施例の通信制御装置30
は、第7図に示すように、応答信号送出部31及びネット
ワークインタフェース部32で構成されている。応答信号
送出部31はコネクタ付きケーブルC3により端末2と接続
され、ネットワークインタフェース部32は直接ネットワ
ーク4と接続されている。応答信号送出部31とネットワ
ークインタフェース部32との間はコネクタ付きケーブル
C4により接続されている。このような通信制御装置30
も、本出願人による先の提案である特願昭63-282365号
の機能を有し、端末2の送信信号を端末2へ折返す。
ここに、応答信号送出部31は第8図に示すように構成
されている。第8図において、ラインレシーバ(RC)3
3、ラインドライバ(DR)34は端末2からの送信信号を
インタフェース部32へ中継し、ラインレシーバ(RC)3
5、ラインドライバ(DR)36はインタフェース部32から
の受信信号を端末2へ中継する。
送受信が同時に発生すると、インタフェース部32より
MED37に衝突検出信号b′(COL,▲▼)が出力さ
れる。MED37はラインドライバ(DR)38にイネーブル信
号▲▼及び衝突検出信号T×C(10MHz)を出
力する。ラインドライバ38は端末2へ衝突信号bを出力
する。待機状態において、インバータ39はラインレシー
バ33より送信キャリヤセンス信号E4を入力し、インバー
タ40はMED37よりイネーブル信号▲▼の否定を
入力する。前記インバータ39はゲート41に出力“L"を出
力し、MED37はゲート41に受信中信号▲▼の否定
“H"を出力する。これにより、ゲート41の出力Oは“H"
の待機状態になっている。MED37は、また、受信信号
C′を入力すると受信中信号▲▼として“L"を出
力し、この信号▲▼がゲート41及びラインドライ
バ36が入力される。ゲート41は出力Oを“L"に反転して
ACK信号部42を起動する。ACK信号部42は前記実施例のAC
K信号部13の場合と同様に、受信信号のプリアンブルに
続く宛先アドレスを入力し、自局宛のアドレスを検出す
ると、ACK信号LをMED37に出力する。MED37はこれをマ
ンチェスタコード(TX,▲▼)に変換し復信号a′
としてインタフェース部32へ送出する。
つぎに、インタフェース部32の構成を第9図により説
明する。待機状態において、ラインレシーバ(RC)45は
前記応答信号送出部31より差動信号レベル“0"を入力
し、ネットワーク4へ信号X、“L"を出力している。ラ
インドライバ(DR)59はネットワーク4から信号Y、
“L"をゲート回路47を介して入力し、応答信号送出部31
へ差動出力信号レベル“0"を出力している。タイマ部1
7、シーケンスコントローラ18、衝突検出部19、ゲート5
1〜54及びインバータ55による回路構成により、前記実
施例の場合と同様に、発信端末との接続制御と衝突検出
が行なわれる。
待機状態で、ゲート51はラインレシーバ45より信号
E1、“H"を入力し、これをゲート回路56、ゲート52,57
に出力している。ゲート57はゲート51の出力“H"を入力
し、ネットワーク4から信号Y、即ち、“L"を入力する
と、受信検出部58に“L"を出力する。これにより、受信
検出部58は出力RDとして“H"をゲート回路47,56、ゲー
ト52に出力する。
ゲート回路47は受信が無い状態のとき、ラインレシー
バ45の送信信号Xを入力するとラインドライバ(DR)59
に出力する。ラインドライバ59は折返し信号C′を応答
信号送出部31へ出力する。また、ゲート回路47は端末2
の送信が無く、ゲート51の出力“H"を入力している状態
でネットワーク4からの受信信号Yをラインドライバ59
に出力する。ラインドライバ59はこの受信信号Yを応答
信号送出部31へ中継する。ゲート回路56は送信信号Xが
先に入力されると受信信号Yを、受信信号Yが先に発生
すると送信信号Xを衝突検出部50に信号Gとして出力す
る。衝突検出部50はこの信号Gの受信タイミングによっ
て衝突を検知すると、衝突検出信号E2として“L"をゲー
ト60を介してラインドライバ46に出力する。これによ
り、ラインドライバ46はイネーブルとなり、発振器61の
10MHzを衝突信号b′として応答信号送出部31へ出力す
る。
さらに、本発明の第三の実施例を第10図ないし第13図
により説明する。本実施例の通信制御装置は、同報通信
を行なうとき、発信側は同報信号又は一斉同報信号を送
出し、着信側はACK信号を返送しない。この場合、発信
側はコリジョン信号を端末へ出力することなく、送信を
完了させる。本実施例は、前述した実施例の第1図及び
第9図の通信制御装置のブロック図において、シーケン
スコントローラ18,衝突検出部19を第10図(a)に示す
衝突検出回路として表し、さらに、第10図(b)に示す
同報識別回路を付加したものである。
まず、第10図(a)に示す衝突検出回路65はタイマコ
ントロール信号発生回路66、タイマ回路67、受信信号検
出回路68,69及び衝突検出信号出力回路70よりなる。タ
イマコントロール信号発生回路66は第1図及び第9図に
示したタイマ部17のイネーブル信号TEとラインレシーバ
6,45からの送信キャリヤセンス信号E1を入力する。この
信号E1が“L"になり送信が開始されると、信号Qをタイ
マ回路67に出力する。
一方、イネーブル信号E1が“L"になると衝突検出信号
出力回路70がアクティブになり、タイマ回路67は動作を
開始し第1の所定期間TAの間に端子▲▼より受信信
号検出回路68にイネーブル信号SBを出力する。タイマ回
路67は第1の所定期間TAが終了すると、次に第2の所定
期間TBの間に端子▲▼より受信検出回路69のCLR入
力にイネーブル信号SCを出力する。一方、受信信号検出
回路68,69は受信中信号RS(G)を各々端子INより入力
し、ACK信号の入力時期を監視している。受信信号RS
(G)が期間TA内に入力されると、この場合は、衝突で
あり、受信信号検出回路68が端子Q1より出力信号を出力
する。もし、期間(TA+TB)以降になってもACK信号の
返送が無いときには、衝突として処理するため端子Q3
出力される。端子Q1又はQ3の出力はゲート71より衝突検
出信号出力回路70及びゲート72へ入力し、衝突検出信号
出力回路70が衝突検出信号Hを出力し、ゲート72の出力
がタイマコントロール信号発生回路66のCLR入力に入力
し、この回路をリセットして、本回路の動作が終了す
る。一方、受信信号RS(G)が期間TBに入力した場合、
即ち、ACK信号を正常に受信すると、端子Q2より出力信
号がゲート72に出力され、タイマコントロール信号発生
回路66がリセットされる。
第10図(b)は同報識別回路75を示し、プリアンブル
検出回路76及び同報信号識別回路77よりなる。プリアン
ブル検出回路76は前述した第一又は二の実施例に示した
通信制御装置1又は30より、信号E1、送信メッセージSS
からデコードされたT×D、再生されたクロックT×C
(デコーダは略記)を入力し、先頭のプリアンブルを検
出し、その終了で端子Qよりイネーブル信号を同報信号
識別回路77に出力する。この同報信号識別回路77は端子
INへ入力される送信メッセージSSのプリアンブルに続く
同報ビットをクロックT×Cに同期して読取る。即ち、
同報信号識別回路77は同報信号を検出すると端子Qより
信号をゲート78に出力し、これより同図(a)に示した
タイマコントロール信号発生回路66のCLR入力に出力し
てこのタイマコントロール信号発生回路66をリセット
し、衝突検出信号Hの出力を停止させる。ゲート78は同
図(a)中のゲート72に相当する。
第10図(c)はゲート78を用いない衝突検出信号阻止
回路80の構成を示し、衝突検出信号出力回路70の出力す
る衝突検出信号Hをゲート81に入力し、かつ、同報信号
検出回路77の同報検出出力をゲート81のオフ信号として
入力する。この入力があったとき、衝突検出信号Hの出
力が阻止される。
第11図は第10図(b)に示したプリアンブル検出回路
76及び同報信号識別回路77の内部構成を示すブロック図
であり、同報送信の動作を第12図、個別送信の動作を第
13図に示す。
Ethernetシステムの場合、プリアンブルに続く宛先ア
ドレスのデータの先頭1ビットが“1"のとき同報送信
を、“0"のとき個別送信を示す。本回路は、これを識別
し、最終的に出力信号S7として同報送信のときには
“H"、個別送信のときには“L"を出力する。
プリアンブル検出回路76はカウンタ85及びD型フリッ
プフロップ86よりなり、カウンタ85は入力CLRの“L"入
力でクリアされ、D型フリップフロップ86は入力CLRの
“H"入力でクリアされる。イネーブル信号E1が出力さ
れ、送信メッセージT×Dの最初に“1",“0",“1",
“0",…を繰返し、次に2ビットの“1"が連続するプリ
アンブルは、排他的論理和(EX.OR)回路87に入力さ
れ、その出力信号S1がカウンタ85の入力CLRに印加され
る。従って、カウンタ85が入力Aより入力するクロック
T×Cのカウントは、信号S1の“L"レベルでリセットさ
れ、プリアンブルの“1"“0"の繰返しパターンではその
出力QBは変化しない。出力QBは二進出力の下から2桁目
の出力である。しかし、プリアンブルの最後に2ビット
単位で連続する“1"が現れると、クロック信号T×Cを
2個カウントすることができ、出力QBの出力信号S2
“L"から“H"に立上る。信号S2を入力するD型フリップ
フロップ86は、入力Dが“H"レベル(=Vcc)に固定さ
れており、CLR入力に“L"(=イネーブル信号E1)が入
力するとイネーブルとなり、入力CKの入力信号S2が“H"
になると、出力Qの信号S3が“H"に、出力の信号S4
“L"に反転する。
プリアンブルの終了により、同報信号識別回路77では
各入力CLRに信号S3及びS4を入力するカウンタ88及びD
型フリップフロップ89がイネーブルとなる。D型フリッ
プフロップ89は入力より宛先アドレスの先頭1ビット
(SS)を入力し、それに同期するクロックCKを入力し、
この1ビットが同報送信を示す“1"ならば出力Qの信号
S7が“H"に反転する(第12図参照)。また、個別送信を
示す“0"ならば信号S7は“L"を保つ(第13図参照)。
一方、カウンタ88においては前述の1ビットに対応す
るクロックT×Cがカウントされ、出力QAが“H"に反転
し、これがゲート90に入力し、D型フリップフロップ89
及びカウンタ88へのクロックT×Cの入力を遮断し、D
型フリップフロップ89の出力を固定する。送信が終了
し、イネーブル信号E1が“H"になると、回路76,77はク
リアされて初期状態に戻る。
さらに、本発明の第四の実施例を第14図ないし第16図
により説明する。
従来のネットワークの統合を考えた場合、データリン
クブリッジやゲートウェイなどの中継装置を用いたネッ
トワークの統合が主流となってきている。しかし、この
ような中継装置を全二重伝送路で構成されたLANに適用
しようとする場合、データリンクブリッジについてはそ
れ自身がアドレスを持っていないので、前述した実施例
や上記既提案の通信制御装置をそのまま適用することは
できない。
そこで、本実施例は前述した実施例等についての簡単
な改良で、ブリッジをも全二重伝送路系ネットワークに
適用できるようにしたものである。
まず、第14図に本実施例の通信制御装置91を用いてEt
hernetデータリンクブリッジ92を2つのネットワーク9
3,94に接続した様子を概略的に示す。図中、通信制御装
置91とデータリンクブリッジ92とはトランシーバケーブ
ル95で接続されている。また、ネットワーク93,94は本
実施例では特開昭63-74349号公報等に示されるような不
定形通信網とされている。
しかして、本実施例の通信制御装置91は基本的には前
述した実施例等に準ずるものであるが、その中の応答信
号送出部31の構成を第15図に示すように改良したもので
ある。即ち、同報信号識別部96とタイマ回路97と応答信
号発生部98とよりなる。ここに、同報信号識別部96には
ネットワーク93又は94からの受信信号RDが入力される。
この同報信号識別部96は受信信号RDが同報でないときに
は受信中肯定信号TRSを肯定し、タイマ回路97を動作さ
せる。このタイマ回路97はデータリンクブリッジ92から
信号が受信されている期間中肯定される信号TCSNが入力
され、リセットが制御される。即ち、タイマ回路97は信
号TCSNが肯定されているときにはリセットされ、信号TR
Sが否定されているときもリセットされている。タイマ
回路97の出力は応答信号発生部98に出力され、応答信号
RFの出力が制御される。▲▼は応答信号RFが出
力されている期間中肯定される信号である。
第16図は各信号の動作タイミング例を示すものであ
る。ただし、受信信号RDは同報ではなくコリジョンも起
こっていない場合の例である。受信信号RD中のビットM
が、この受信信号が同報であるか否かを示すビットであ
る。即ち、受信信号RDが同報でない場合には、所定期間
後に斜線を施して示すように応答信号RFが送出されるも
のである。これにより、全二重伝送路構成のネットワー
ク93,94の場合であっても、データリンクブリッジ92を
適用できることになる。特に、全二重伝送路として不定
形通信網を用いた場合において、あるステーションがブ
リッジを介して別のネットワーク中のステーションに信
号を送ろうとする場合、送信ステーションとブリッジと
の間でパス固定を行なうこともでき、不定形通信網の特
徴を損なうことがなく、ネットワーク使用効率が損なわ
れない。
ところで、あるステーションが同一ネットワーク内の
別のステーションに向かって送出した場合、データリン
クブリッジ92からの応答信号が目的ステーションからの
ものより早く送信ステーションに到達するようなことが
あると、送信ステーションはデータリンクブリッジ92と
パス固定してしまい、目的ステーションとは通信できな
くなってしまう。即ち、通常のステーションとの間の動
作に問題を生じてしまう。この点を考慮し、本実施例で
は、ネットワーク93又は94の片道の最大伝送遅延時間を
TPMAXとし、ステーション用の通信制御装置が受信を開
始してから応答信号の送信を開始するまでの時間をTA
した時、応答信号RFを送出するまでの所定期間が、(TA
+2・TPMAX)よりも大きくなるように設定されてい
る。
また、データリンクブリッジ92が送信中にネットワー
ク93又は94からの信号が受信されると、これはコリジョ
ンであるので応答信号RFの送出を避ける必要がある。そ
こで、本実施例では、データリンクブリッジ92がネット
ワーク93又は94に向かって送信中には、応答動作制御手
段により上記動作を不動とさせることにより、コリジョ
ン発生時に誤って応答信号RFを出すことがなく、信頼性
が維持される。
発明の効果 本発明は、上述したように構成したので、請求項1な
いし3記載の発明によれば、既存のローカルエリアネッ
トワークの端末接続方式をとり、ネットワーク側に依存
しないで発信接続、衝突検出、着信に対する応答信号の
送出ないし通信終了の検出などの通信制御を行なうこと
ができ、よって、全ての既存の端末及びネットワークに
使用することができ、また、送信信号の折返しをネット
ワークの接続部で行なう場合には端末側で端末−ネット
ワーク間の接続を検知でき、さらに、請求項4記載の発
明によれば、簡単な改良を加えることにより、データリ
ンクブリッジのような中継装置を全二重伝送路系ネット
ワークの場合にも適用可能とすることができ、特に、ネ
ットワークが不定形通信網の場合であればブリッジとス
テーションとの間のパス固定も可能でネットワークの使
用効率を損なうことがなく、加えて、請求項5,6記載の
発明によれば、通常の端末ステーションとの間における
動作、コリジョン発生時に対する信頼性を確保できるも
のでもある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一の実施例を示す機能ブロック図、
第2図は通信制御装置の接続方式図、第3図は発信動作
を示すタイミングチャート、第4図は着信動作を示すタ
イミングチャート、第5図は信号の衝突が発生した場合
の動作を示すタイミングチャート、第6図はタイマ部の
構成を示すブロック図、第7図は本発明の第二の実施例
を示す通信制御装置の接続方式図、第8図及び第9図は
機能ブロック図、第10図は本発明の第三の実施例を示す
回路図、第11図はそのプリアンブル検出回路及び同報識
別回路を示す回路図、第12図は同報送信動作を示すタイ
ミングチヤート、第13図は個別送信動作を示すタイミン
グチャート、第14図は本発明の第四の実施例を示す接続
方式図、第15図はその応答信号送出部の構成を示すブロ
ック図、第16図はタイミングチャートである。 1,30,91……通信制御装置、2……端末、4,93,94……通
信網、5,32……伝送路インタフェース、7,8……中継手
段、9,36,59……送信信号折返し手段、10,38,46……衝
突信号送出手段、13,31……応答信号送出手段、15……
比較部、17,67……監視時限手段、18……制御手段、26
……応答信号制御手段、75,96……同報識別手段

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発信端末が宛先端末のアドレスを含む往信
    号を送出しこの宛先端末から前記アドレスを確認した復
    信号を受信して通信を行う、全二重の伝送路を有する通
    信網の端末の通信制御装置において、端末と接続するコ
    ネクタ及び伝送路インタフェースを設け、この端末と通
    信網との間の送受信信号を中継する中継手段と前記端末
    の送信信号を分岐して端末に受信させる送信信号折返し
    手段とを設け、送信を開始すると第1の所定期間の時限
    を開始する第1時限手段と第1の所定期間の時限が終了
    すると第2の所定期間の時限を開始する第2時限手段と
    を有し第1の所定期間において復信号を受信した場合及
    び第2の所定期間の終了後も復信号が受信されない場合
    に送信を停止させる第1の制御手段を設け、衝突信号を
    前記端末へ送出する衝突信号送出手段を設け、前記往信
    号の受信時にその往信号中に含まれるアドレスと自端末
    のアドレスとを比較する比較部を有し両者が一致すると
    前記復信号を送出する応答信号送出手段を設け、前記中
    継手段に送受信信号の無い状態が所定期間継続されると
    前記第1の制御手段及び前記応答信号送出手段を待機状
    態に復帰させる監視時限手段を設け、宛先端末のアドレ
    スを含む往信号の送出に対して前記第2の所定期間内に
    前記復信号を受信した場合又は待機状態での受信信号が
    自局宛の信号の場合に前記監視時限手段を起動させる第
    2の制御手段を設けたことを特徴する通信制御装置。
  2. 【請求項2】発信端末が宛先端末のアドレスを含む往信
    号を送出しこの宛先端末から前記アドレスを確認した復
    信号を受信して通信を行う、全二重の伝送路を有する通
    信網の端末の通信制御装置において、端末と通信網との
    間の送受信信号を中継する中継手段を設け、衝突信号を
    前記端末へ送出する衝突信号送出手段を設け、待機状態
    での前記往信号の受信時にその往信号中に含まれるアド
    レスと自端末のアドレスとを比較する比較部を有し両者
    が一致すると前記復信号を送出する信号送出手段と、前
    記衝突信号によりこの信号送出手段の動作を停止させる
    応答信号制御手段とを有し、前記通信制御装置をコネク
    タ及び伝送路インタフェースにより端末と接続する応答
    信号送出手段を設け、前記端末の送信信号を分岐して端
    末に受信させる送信信号折返し手段と、送信を開始する
    と第1の所定期間の時限を開始する第1時限手段と第1
    の所定期間の時限が終了すると第2の所定期間の時限を
    開始する第2時限手段とを有し第1の所定期間において
    復信号を受信した場合及び第2の所定期間の終了後も復
    信号が受信されない場合には送信を停止させる第1の制
    御手段と、前記中継手段に信号の無い状態が所定期間継
    続されるとこの第1の制御手段を待機状態に復帰させる
    監視時限手段と、宛先端末のアドレスを含む往信号の送
    出に対し前記第2の所定期間内に前記復信号を受信した
    場合又は待機状態で信号を受信した場合に前記監視時限
    手段を起動させる第2の制御手段とを有し、前記通信制
    御装置を通信網と接続するインタフェース手段を設けた
    ことを特徴とする通信制御装置。
  3. 【請求項3】端末から送信中の往信号が同報信号か否か
    を識別する同報識別手段を設け、この同報識別手段によ
    り同報信号と識別された場合には、第2の所定期間を終
    了しても復信号が受信されなくても送信を停止させない
    第3の制御手段を設けたことを特徴とする請求項1又は
    2記載の通信制御装置。
  4. 【請求項4】発信端末が宛先端末のアドレスを含む往信
    号を送出しこの宛先端末から前記アドレスを確認した復
    信号を受信して通信を行う、全二重の伝送路を有する通
    信網の端末の通信制御装置において、送信を開始すると
    第1の所定期間の時限を開始する第1時限手段と第1の
    所定期間の時限が終了すると第2の所定期間の時限を開
    始する第2時限手段とを有し第1の所定期間において復
    信号を受信した場合及び第2の所定期間の終了後も復信
    号が受信されない場合に送信を停止させる第1の制御手
    段を設け、前記伝送路に信号が無い状態が所定期間継続
    されるまで前記第1の制御手段及び前記応答信号送出手
    段の起動を制限する監視時限手段を設け、通信網からの
    受信信号が同報信号であるか否か識別する同報識別手段
    を設け、受信信号が同報信号でなかった場合に第3の所
    定期間後に応答信号を送出する応答信号送出手段を設け
    たことを特徴とする通信制御装置。
  5. 【請求項5】通信網の片道最大伝送遅延時間をTPMAX
    し、請求項1,2又は3記載の通信制御装置において受信
    開始後応答信号の送信を開始するまでの時間をTAとした
    時、第3の所定期間を(TA+2・TPMAX)よりも大きく
    設定したことを特徴とする請求項4記載の通信制御装
    置。
  6. 【請求項6】通信網に対する信号の送信中には応答信号
    送出手段の動作を不動とさせる応答動作制御手段を設け
    たことを特徴とする請求項1,2,3,4又は5記載の通信制
    御装置。
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