JPS62210722A - 状態記憶回路リセツト装置 - Google Patents

状態記憶回路リセツト装置

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JPS62210722A
JPS62210722A JP5416986A JP5416986A JPS62210722A JP S62210722 A JPS62210722 A JP S62210722A JP 5416986 A JP5416986 A JP 5416986A JP 5416986 A JP5416986 A JP 5416986A JP S62210722 A JPS62210722 A JP S62210722A
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voltage
transistor
power supply
reset
circuit
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JP5416986A
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Takeshi Yamamura
健 山村
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Asahi Kasei Microsystems Co Ltd
Asahi Kasei Microdevices Corp
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Asahi Kasei Microsystems Co Ltd
Asahi Kasei Microdevices Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明を以下の1@序で説明する。
A 産業上の利用分野 B 発明の概要 C従来0技術 D 発明が解決しようとする問題点 E 問題点を解決するための手段 F作用 G 実施例(第1図〜第10図) H発明の効果 A 産業上の利用分野 本発明は、フリップフロップやメモリなどの状態記憶回
路と、この状態記憶回路を電源電圧の上昇時ないし低下
時にリセットするリセット回路からなる状態記憶回路リ
セット装置に関する。
B 発明の概要 本発明は、状態記憶回路と、この状態記憶回路を電源電
圧の上昇時ないし低下時にリセットするリセット回路か
らなる状態記憶回路リセット装置において、相補的な第
1および第2の導電形式の能動素子を有する状態記憶回
路と、この状態記憶回路をリセットするリセット回路を
、共通の半導体基板上に集積回路として形成し、かつ、
リセット回路を、正および負の電源電位の端子間に、第
1の導電形式の第1の能動素子と第1のインピーダンス
素子を直列に接続するとともに、第2のインピーダンス
素子と第2の導電形式の第2の能動素子を直列に接続し
、正もしくは負の電源電位、または正および負の電源電
位間の電圧を分割した電位を第1の能動素子の制御電極
に供給し、第1の能動素子と第1のインピーダンス素子
の接続点の電圧、または第1のインピーダンス素子の分
割点の電圧を第2の能動素子の制御電極に供給し、第2
のインピーダンス素子と第2の能動素子の接続点の電圧
、または第2のインピーダンス素子の分割点の電圧をリ
セット信号として取り出す構成にすることによって、状
態記憶回路が動作可能な最低電圧の回路間でのばらつき
や温度による変化にかかわらず、状態記憶回路が動作可
能な最低電圧において状態記憶回路を正確かつ確実にリ
セットすることができるとともに、電源電圧の急激な変
化にも十分応答するようにしたものである。
C従来の技術 フリフプフロップやメモリなどの状態記憶回路を含む電
子回路装置においては、電源投入時、以後において所期
の動作がなされるように、状態記憶回路を特定の状態に
リセットする必要があるものが多々ある。また、電源電
圧の低下に伴って装置が動作不能になり、これにより状
態記憶回路の保持する情報が失われ、または変化するも
のにおいては、電源電圧の低下時にも状態記憶回路をリ
セットして、状態記憶回路が特定の状態にある状態から
装置が動作を再開するようにする必要がある。
具体的に、リダイヤルメモリなどを内蔵した電話用の集
積回路装置においては、電源投入後のオペレーションを
正確に実行し、また電源投入直後のりダイヤルを禁止す
るために、電源投入時、装置の初期化を行う必要がある
。また、電源電圧の低下により電話番号を記憶したりダ
イヤルメモリ内の情報が無効になった場合、それを検出
してリダイヤルを禁止することが、誤った番号のダイヤ
リングを防止するために必要となる。
このように電源電圧の上昇時ないし低下時に状態記憶回
路をリセットするリセット回路として、従来、種々のも
のが考案され、実用化されている。
一つに、時定数回路やタイマーを用いて、電源投入時点
または電源電圧が所定値に達した時点から一定時間の間
においてリセット信号を発生させるものがある。また、
電源電圧が上昇中ないし低下中に予め設定された電圧範
囲内に達したときリセット信号を発生するものがある。
さらに、相補的な異なる導電形式の能動素子を用いた状
態記憶回路に対して、一方の導電形式の能動素子のスレ
ッシュホールド電圧を利用してリセット信号を発生させ
るリセット回路を設けたものもある。また、異なる導電
形式の能動素子のスレッシュホールド電圧の和を利用し
てリセット信号を発生させるリセット回路を設けたもの
もある。
D 発明が解決しようとする問題点 しかし、時定数回路やタイマーを用いて、電源投入時点
または電源電圧が所定値に達した時点から一定時間の間
においてリセット信号を発生させるものは、リセット信
号の発生中に電源電圧が低下して状態記憶回路が動作不
能になったときリセット信号が有効に作用せず、電源電
圧の急激な変化に応答しない不都合がある。また、電源
電圧が上昇中ないし低下中に予め設定された電圧範囲内
に達したときリセット信号を発生させるものについては
、状態記憶回路が動作可能な最低電圧は回路間でばらつ
きがあり、また温度によって変化するので、上記の電圧
範囲をかなり広めに設定する必要があり、低電圧で動作
する装置には適しない不都合がある。さらに、相補的な
異なる導電形式の能動素子を用いた状態記憶回路に対し
て、一方の導電形式の能動素子のスレッシュホールド電
圧を利用してリセット信号を発生させるリセット回路を
設けたものは、他方の導電形式の能動素子のスレッシュ
ホールド電圧が一方の導電形式の能動素子のスレッシュ
ホールド電圧以上であることもあるため、状態記憶回路
が動作不能な状態でリセット信号が発生してリセット信
号が無効になってしまうこともある不都合がある。また
、異なる導電形式の能動素子のスレッシュホールド電圧
の和を利用してリセット信号を発生させるリセット回路
を設けたものは、リセット信号の動作しきい値電圧が高
くなるばかりか、状態記憶回路が両者の能動素子のスレ
ッシュホールド電圧のうちの大きい方のスレッシュホー
ルド電圧以上の電源電圧によって動作可能であるにもか
かわらず、電源電圧が両者の能動素子のスレッシュホー
ルド電圧の間にあるときリセット信号が発生しない不都
合がある。
以上の点に鑑み、本発明は、状態記憶回路が動作可能な
最低電圧の回路間でのばらつきや温度による変化にかか
わらず、状態記憶回路が動作可能な最低電圧において状
態記憶回路を正確かつ確実にリセットすることができる
とともに、電源電圧の急激な変化にも十分応答するよう
にしたものである。
E 問題点を解決するための手段 本発明においては、相補的な第1および第2の導電形式
の能動素子を有する状態記憶回路と、この状態記憶回路
をリセットするリセット回路を、共通の半導体基板上に
集積回路として形成し、かつ、リセット回路を、正およ
び負の電源電位の端子間に、第1の導電形式の第1の能
動素子と第1のインピーダンス素子を直列に接続すると
ともに、第2のインピーダンス素子と第2の導電形式の
第2の能動素子を直列に接続し、正もしくは負の電源電
位、または正および負の電源電位間の電圧を分割した電
位を第1の能動素子の制御電極に供給し、第1の能動素
子と第1のインピーダンス素子の接続点の電圧、または
第1のインピーダンス素子の分割点の電圧を第2の能動
素子の制御電極に供給し、第2のインピーダンス素子と
第2の能動素子の接続点の電圧、または第2のインピー
ダンス素子の分割点の電圧をリセット信号として取り出
す構成にする。
F作用 上記のように構成された本発明に係る状態記憶回路リセ
ット装置においては、能動素子のスレッシュホールド電
圧の装置作成時におけるプロセスパラメータのばらつき
による装置間でのばらつきや温度による変化にかかわら
ず、従って状態記憶回路が動作可能な最低電圧の回路間
でのばらつきや温度による変化にかかわらず、相補的な
第1および第2の導電形式の能動素子のスレッシュホー
ルド電圧のうちの絶対値が大きい方のスレッシュホール
ド電圧をわずかに超える、状態記憶回路が動作可能な最
低電圧において、状態記憶回路が正確かつ確実にリセッ
トされる。また、リセット回路には寄生的なもの以外に
時定数回路や遅延回路が存在しないので、リセット回路
における時間遅れがきわめて小さくなり、電源電圧の急
激な変化にも十分応答する。
G 実施例(第1図〜第10図) 第1図は、本発明に係る状態記憶回路リセット装置の一
例を示す。
本発明に係る状態記憶回路リセット装置は、半導体基板
lO上に集積回路として形成される。集積回路には、正
および負の電源電位の端子21および22が設けられる
。具体的には、端子21は電源端子、端子22は接地端
子で、端子21には定格5vの電源電圧VDDが供給さ
れ、端子22の電位Vssは接地電位にされる。状態記
憶回路リセット装置は、状態記憶回路30と、この状態
記憶回路30をリセットするリセット回路70とから構
成される。
状態記憶回路30は、相補的な第1および第2の導電形
式の能動素子を有して形成される。この例は状態記憶回
路30がフリップフロップを構成する場合で、Pチャン
ネルMO3)ランジスタ41.43および45と、Nチ
ャンネルMO3)ランジスタ42,44および46と、
スイッチ51および52を有し、電源端子21と接地端
子22の間にトランジスタ41のソース・ドレインとト
ランジスタ42のドレイン・ソースが直列に接続される
とともに、トランジスタ43のソース・ドレインとトラ
ンジスタ45のソース・ドレインとトランジスタ44の
ドレイン・ソースが直列に接続され、トランジスタ44
のドレイン・ソースに対して並列にトランジスタ46の
ドレイン・ソースが接続され、トランジスタ41および
42のゲートがスイッチ51を介して入力端子61に接
続されるとともに、スイッチ52を介してトランジスタ
44および46のドレインに接続され、トランジスタ4
1および42のドレインとトランジスタ43および44
のゲートが出力端子62に接続され、トランジスタ45
および46のゲートが共通接続される。
電源が投入されて後述のようにリセット回路70により
状態記憶回路30がリセットされるとき、スイッチ51
はオフ、スイッチ52はオンにされる。この状態で後述
のようにリセット回路70から得られるリセット信号に
よりトランジスタ45がオフ、トランジスタ46がオン
にされると、トランジスタ41および44がオン、トラ
ンジスタ42および43がオフにされて、すなわち状態
記憶回路30がリセットされて、出力端子62の電圧が
高レベルになる。状態記憶回路30がリセットされると
、スイッチ51はオン、スイッチ52はオフにされるが
、スイッチ52がオフにされても状態記憶回路30はリ
セット状態を保持する。
この状態で入力端子61の電圧が高レベルになると、ト
ランジスタ41.44および46がオフ、トランジスタ
42.43および45がオンにされて、すなわち状態記
憶回路30がセントされて、出力端子62の電圧が低レ
ベルになる。状態記憶回路30がセットされると、スイ
ッチ51はオフ、スイッチ52はオンにされる。
リセット回路70は、この例では、電源端子21と接地
端子22の間に、PチャンネルMO3)ランジスタ81
のソース・ドレインと抵抗素子91が直列に接続される
とともに、抵抗素子92とNチャンネルMO3I−ラン
ジスタ82のドレイン・ソースが直列に接続され、トラ
ンジスタ81のゲートが接地端子22に接続され、すな
わち接地電位Vssがトランジスタ81のゲートに供給
され、トランジスタ81のドレインがトランジスタ82
のゲートに接続され、すなわちトランジスタ81のドレ
イン電圧Vxがトランジスタ82のゲートに供給され、
トランジスタ82のドレインが状態記憶回路30のトラ
ンジスタ45および46のゲートに接続され、すなわち
トランジスタ82のドレイン電圧Vrがリセ・ノド信号
として状態記憶回路30のトランジスタ45および46
のゲートに供給される構成とされる。
抵抗素子91および92は、アルミニウムなどの金属線
、導電性のポリシリコン線、不純物イオンが打ち込まれ
、あるいは拡散された、いわゆる拡散層線、もしくは不
純物濃度の薄い拡散層である、いわゆるPウェル層やN
ウェル層、またはこれらのうちの複数を組み合せたもの
によって形成される。
状態記憶回路30とリセット回路70は共通の半導体基
板10上に集積回路として形成されるので、Pチャンネ
ルMO3I−ランジスタ41.43゜45および81の
スレッシュホールド電圧は互いに等しくなり、かつNチ
ャンネルMO3I−ランジスタ42.44.46および
82のスレッシュホールド電圧は互いに等しくなる。た
だし、PチャンネルMO3)ランジスタ41.43.4
5および81のスレッシュホールド電圧Vp (負の電
圧である)とNチャンネルMO3I−ランジスタ42゜
44.46および82のスレッシュホールドを圧Vn(
正の電圧である)との関係については、■n≧−Vpの
場合とVn<−Vpの場合の二つの場合が考えられる。
−VpはVpの絶対値である。
そこで、第1図の例において電源電圧vflDの上昇時
ないし低下時にリセット回路70により状態記憶回路3
0がリセットされる様子を、Vn>−Vpの場合とVn
<−Vpの場合に分けて、Vn>−Vpの場合には第2
図を用い、Vn<−Vpの場合には第3図を用いて、説
明する。
Vn>−Vpの場合、電源電圧■。の上昇時において、
Van<  vpの範囲では、PチャンネルMO3)ラ
ンジスタ81およびNチャンネルMOSトランジスタ8
2は共にオフで、トランジスタ81のドレイン電圧Vx
は接地電位Vssであり、トランジスタ82のドレイン
電圧Vrは電源電圧vDDに等しい。しかし、VDD=
−Vpになると、トランジスタ81がオンし始め、その
ドレイン電圧Vxは電源電圧VDDをトランジスタ81
のソース・ドレイン間抵抗と抵抗素子91の抵抗で分割
した電圧になる。そして、例えば、Vpが−0,8V(
−Vpが0.8V)、トランジスタ81のチャンネル幅
/チャンネル長が20程度、抵抗素子91の抵抗がIM
Ωのときは、電源電圧VDDが0.9■になると、トラ
ンジスタ81のソース・ドレイン間抵抗が数10にΩに
なって、トランジスタ81のドレイン電圧Vxは電源電
圧VDDにほぼ等しくなる。電源電圧■。かさらに上昇
してV、、=Vnになると、トランジスタ82がオンし
始め、そのドレイン電圧Vrは電源電圧VOOを抵抗素
子92の抵抗とトランジスタ82のドレイン・ソース間
抵抗で分割した電圧になる。そして、例・えば、Vnが
1.0■、トランジスタ82のチャンネル幅/チャンネ
ル長が10程度、抵抗素子92の抵抗がIMΩのときは
、電源電圧VflDが1.IVになると、トランジスタ
82が十分オンになって、そのドレイン電圧Vrは接地
電位Vssにほぼ等しくなる。そして、この場合、状態
記憶回路30は電源電圧V、がVn以上のとき動作可能
であるので、電源電圧■。がVnよりわずかに高いとき
において、状態記憶回路30のトランジスタ45がオフ
、トランジスタ46がオンにされ、状態記憶回路30が
リセットされる。電源電圧VDDの低下時においても、
以上と逆の動作により、同様に電源電圧V、。がVnよ
りわずかに高いときにおいて、状態記憶回路30゛がリ
セットされる。
Vn<−Vpの場合、電源電圧VDflの上昇時におい
て、VDl、< −Vpの範囲では1.トランジスタ8
1および82は共にオフで、トランジスタ81のドレイ
ン電圧Vxは接地電位Vssであり、トランジスタ82
のドレイン電圧Vrは電源電圧V。
に等しい。しかし、■。=−vpになると、トランジス
タ81がオンし始め、そのドレイン電圧VXは電源電圧
vDDに近づくように上昇し始める。
同時に、トランジスタ82もオンし始め、そのドレイン
電圧Vrは接地電位Vssに近づくように低下し始める
。そして、この場合、状態記憶回路30は電源電圧V。
Dが−Vp以上のとき動作可能であるので、電源電圧V
I、l、が−Vpよりわずかに高いときにおいて、状態
記憶回路30のトランジスタ45がオフ、トランジスタ
46がオンにされ、状態記憶回路30がリセットされる
。電源電圧VDt1の低下時においても、以上と逆の動
作により、同様に電源電圧v0が−Vpよりわずかに高
いときにおいて、状態記憶回路30がリセットされる。
以上のように、第1図の例においては、PチャンネルM
O3t−ランジスタのスレッシュホールド電圧とNチャ
ンネルMO3)ランジスタのスレッシュホールド電圧の
うちの絶対値が大きい方の絶対値よりわずかに高い、状
態記憶回路30が動作可能な最低の電源電圧において、
状態記憶回路30がリセットされる。
第4図は、状態記憶回路がPチャンネルMOSトランジ
スタとNチャンネルMO3)ランジスタで構成される場
合におけるリセット回路の他の例で、電源端子21と接
地端子22の間に、抵抗素子R1およびR2が直列に接
続され、PチャンネルMO3)ランジスタ81のソース
・ドレインと抵抗素子91Aおよび91Bが直列に接続
されるとともに、抵抗素子92とNチャンネルMO5)
ランジスタ82のドレイン・ソースが直列に接続され、
抵抗素子R1と抵抗素子R2の接続点がトランジスタ8
1のゲートに接続され、すなわち電源電圧VOOを抵抗
素子R1の抵抗と抵抗素子R2の抵抗で分割した電位V
iがトランジスタ81のゲートに供給され、抵抗素子9
1Aと抵抗素子91Bの接続点がトランジスタ82のゲ
ートに接続され、すなわちトランジスタ81のドレイン
電圧を抵抗素子91Aの抵抗と抵抗素子91Bの抵抗で
分割した電圧vyがトランジスタ82のゲートに供給さ
れ、トランジスタ82のドレイン電圧Vrがリセット信
号として取り出される場合である。
抵抗素子R1の抵抗と抵抗素子R2の抵抗の比、および
抵抗素子91Bの抵抗と抵抗素子91Aの抵抗の比は、
例えば10:1にされる。
この例によると、第1図の例に対して抵抗素子R1の抵
抗と抵抗素子R2の抵抗の比(抵抗素子91Bの抵抗と
抵抗素子91Aの抵抗の比)に応じた分だけ高い電源電
圧のところで、状態記憶回路がリセットされる。すなわ
ち、上述のように抵抗素子R1の抵抗と抵抗素子R2の
抵抗の比(抵抗素子91Bの抵抗と抵抗素子91Aの抵
抗の比)が10=1の場合、状態記憶回路がリセットさ
れるときの電源電圧は第1図の例におけるそれの1.1
倍になる。
発明者が、実際に、最小線幅3ミクロン、シングルメタ
ル、シングルポリシリコン、ポジティブフォトレジスト
およびPウェルプロセスの0MO8技術を用いて、シリ
コン基板上に、トランジスタ81を含むPチャンネルM
OS)ランジスタとしてチャンネル幅が100ミクロン
、チャンネル長が4ミクロンのものを、トランジスタ8
2を含むNチャンネルMOS)ランジスタとしてチャン
ネル幅が50ミクロン、チャンネル長が4ミクロンのも
のを、抵抗素子R1および91BとしてIMΩのPウェ
ル拡散抵抗素子を、抵抗素子R2および91Aとして0
.IMΩのPウェル拡散抵抗素子を、それぞれ有する、
第4図の構成のリセット回路を備えた状態記憶回路リセ
ット装置を作成して、測定したところ、PチャンネルM
OS)ランジスタの室温におけるスレッシュホールド電
圧は−0,7V、NチャンネルMOS)ランジスタの室
温におけるスレッシュホールド電圧は0.8Vであり、
電源電圧vanが0.95Vのところで状態記憶回路が
リセットされることが、確認された。
状態記憶回路がPチャンネルMOS)ランジスタとNチ
ャンネルMOSトランジスタで構成される場合、リセッ
ト回路は第5図または第6図に示すように構成すること
もできる。すなわち、第5図の例は、電源端子21と接
地端子22の間に、抵抗素子93とNチャンネルMOS
)ランジスタ83のドレイン・ソースが直列に接続され
るとともに、PチャンネルMOS)ランジスタ84のソ
τス・ドレインと抵抗素子94が直列に接続され、トラ
ンジスタ83のゲートが電源端子21に接続され、すな
わち電源電圧VD6がトランジスタ83のゲートに供給
され、トランジスタ83のドレインがトランジスタ84
のゲートに接続され、すなわちトランジスタ83のドレ
イン電圧がトランジスタ84のゲートに供給され、トラ
ンジスタ84のドレイン電圧がリセット信号として取り
出される場合である。また、第6図の例は、電源端子2
1と接地端子22の間に、抵抗素子R3およびR4が直
列に接続され、抵抗素子93Aおよび93BとNチャン
ネルMOS)ランジスタ83のドレイン・ソースが直列
に接続されるとともに、PチャンネルMO3I−ランジ
スタ84のソース・ドレインと抵抗素子94が直列に接
続され、抵抗素子R3と抵抗素子R4の接続点がトラン
ジスタ83のゲートに接続され、すなわち電源電圧■D
Dを抵抗素子R3の抵抗と抵抗素子R4の抵抗で分割し
た電位がトランジスタ83のゲートに供給され、抵抗素
子93Aと抵抗素子93Bの接続点がトランジスタ84
のゲートに接続され、すなわち抵抗素子93Aと抵抗素
子93Bの接続点に得られる電圧がトランジスタ84の
ゲートに供給され、トランジスタ84のドレイン電圧が
リセット信号として取り出される場合である。
状態記憶回路がPNP形トランジスタとNPN形トラン
ジスタで構成される場合、リセット回路は第7図、第8
図、第9図または第10図に示すように構成する。すな
わち、第7図の例は、第1図の例におけるPチャンネル
MO3)ランジスタ81がPNP形トランジスタ85に
、NチャンネルMO3)ランジスタ82がNPN第N形
ンジスタ86に、それぞれ置き換えられたものであり、
第8図の例は、第4図の例におけるPチャンネルMO3
)ランジスタ81がPNP形トランジスタ85に、Nチ
ャンネルMOSトランジスタ82がNPN第N形ンジス
タ86に、それぞれ置き換えられたものであり、第9図
の例は、第5図の例におけるNチャンネルMO3)ラン
ジスタ83がNPN形トランジスタ87に、Pチャンネ
ルMOSトランジスタ84がPNP形トランジスタ88
に、それぞれ置き換えられたものであり、第10図の例
は、第6図の例におけるNチャンネルMOSトランジス
タ83がNPN形トランジスタ87に、PチャンネルM
O3)ランジスタ84がPNP形トランジスタ88に、
それぞれ置き換えられたものである。
H発明の効果 本発明によれば、能動素子のスレッシュホールド電圧の
装置作成時におけるプロセスパラメータのばらつきによ
る装置間でのばらつきや温度による変化にかかわらず、
従って状態記憶回路が動作可能な最低電圧の回路間での
ばらつきや温度による変化にかかわらず、相補的な第1
および第2の導電形式の能動素子のスレッシュホールド
電圧のうちの絶対値が大きい方のスレッシュホールド電
圧をわずかに超える、状態記憶回路が動作可能な最低電
圧において、状態記憶回路を正確かつ確実にリセットす
ることができるとともに、電源電圧の急激な変化にも十
分応答する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る状態記憶回路リセット装置の一例
を示す接続図、第2図および第3図はその動作の説明の
ための図、第4図〜第1O図はそれぞれリセット回路の
他の例を示す接続図である。 図中、10は半導体基板、21および22は正および負
の電源電位の端子、30は状態記憶回路、70はリセッ
ト回路、81はPチャンネルMOSトランジスタ、82
はNチャンネルMO3)ランジスタ、91および92は
抵抗素子である。 実施例 第1図 第5図 第6図 第7図 リセット回路の他の例 第8図 第9図 リセット回菖の他の例 第10図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 相補的な第1および第2の導電形式の能動素子を有する
    状態記憶回路と、この状態記憶回路をリセットするリセ
    ット回路が、共通の半導体基板上に集積回路として形成
    され、 上記リセット回路が、正および負の電源電位の端子間に
    、第1の導電形式の第1の能動素子と第1のインピーダ
    ンス素子が直列に接続されるとともに、第2のインピー
    ダンス素子と第2の導電形式の第2の能動素子が直列に
    接続され、正もしくは負の電源電位、または正および負
    の電源電位間の電圧を分割した電位が上記第1の能動素
    子の制御電極に供給され、上記第1の能動素子と上記第
    1のインピーダンス素子の接続点の電圧、または上記第
    1のインピーダンス素子ノ分割点の電圧が上記第2の能
    動素子の制御電極に供給され、上記第2のインピーダン
    ス素子と上記第2の能動素子の電圧、または上記第2の
    インピーダンス素子の分割点の接続点の電圧がリセット
    信号として取り出される構成とされた、 状態記憶回路リセット装置。
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JPS62210722A true JPS62210722A (ja) 1987-09-16

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JP5416986A Pending JPS62210722A (ja) 1986-03-12 1986-03-12 状態記憶回路リセツト装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57183125A (en) * 1981-05-06 1982-11-11 Sanyo Electric Co Ltd Initializing circuit
JPS60222777A (ja) * 1984-03-14 1985-11-07 モトロ−ラ・インコ−ポレ−テツド Cmosパワ−オン検出回路

Patent Citations (2)

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