JPS6221062A - 標的ヌクレオチド配列アツセイのための方法、キツトおよび試薬複合体 - Google Patents

標的ヌクレオチド配列アツセイのための方法、キツトおよび試薬複合体

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JPS6221062A
JPS6221062A JP61144666A JP14466686A JPS6221062A JP S6221062 A JPS6221062 A JP S6221062A JP 61144666 A JP61144666 A JP 61144666A JP 14466686 A JP14466686 A JP 14466686A JP S6221062 A JPS6221062 A JP S6221062A
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    • C12Q1/48Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions involving transferase
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    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S435/00Chemistry: molecular biology and microbiology
    • Y10S435/81Packaged device or kit

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は特に診断を目的とするポリヌクレオチド9アツ
セイ、ならびにこの種のアッセイに用いるキットおよび
ポリヌクレオチド試薬複合体に関する。
ニス・イー・ダイアモンドらの米国特許出願筒607.
885号明細書(1984年5月7日出願、アライビ・
コーポレーションおよびジエネテイツクス・インステイ
チュート社共同出願)には、試料核酸の標的ヌクレオチ
ド配列に関するポリヌクレオチド9置換アツセイ法が記
載されている。この種のアッセイ法においては、プロー
ブポリヌクレオチドは測定すべき標的ヌクレオチド配列
に相補的なセグメント(標的結合領域)を含む。第2の
ポリヌクレオチド9(標識ポリヌクレオチドまたは信号
鎖と呼ばれる)が相補的塩基対合によって標的結合領域
の少なくとも一部に結合している。使用に際しては、プ
ローブポリヌクレオチドおよび信号鎖を含む試薬複合体
に試料を接触させる。試料中の標的ヌクレオチド9配列
がプローブポリヌクレオチドの標的結合領域に結合し、
信号鎖を試薬複合体から置換する。置換された信号鎖を
次いで検出する。これは一般に分離工程後に行われ、こ
の工程には多くの場合試料が導入される前に固体支持体
に固定されたか、または置換工程後に固体支持体に固定
されたプローブポリヌクレオチドが関与する。均質な様
式で(分離工程″なしに)実施しうる具体例はごくわず
かに示されているKすぎない。
この種の置換アッセイ法は米国特許第 4.358,535号(ファルコウら、1982年)に
代表される従来のハイブリッド形成によるアッセイ法と
比べて、試料核酸の固定化に伴う難点が除かれるという
点で種々の利点をもつ(米国特許出願筒607,885
号明細書)。しかし大部分の読取シ(置換された標識ポ
リヌクレオチド9または信号鎖の測定)には分離工程が
必要である。
米国特許出願筒729,503号明細書(シー・バリー
ら、1985年5月2日出願)にはポリヌクレオチド置
換型の不均質アッセイ法が記載されており、この場合置
換された信号鎖(標識ポリヌクレオチド9)は特にその
3′末端に消化可能なポリリボヌクレオチド9セグメン
トをもつ。標的ヌクレオチド鎖による置換、および分離
ののち、この信号鎖が消化されて(特に醪素ポリヌクレ
オチrホスホリラーゼにより)リボヌクレオシドリン酸
類(特にニリン酸)となシ、こうして生成したアデノシ
ンリン酸類(特にアデノシンニリン酸)が測定される。
この測定は特にアデノシンニリン酸(ATP)へのリン
酸化、およびATPの測定(たとえばルシフェリンを用
いるルシフェラーゼ触媒反応による)もしくはリン酸化
工程の副生物の測定(たとえばNA DHおよび乳酸デ
ヒドロゲナーゼを用いるピルビン酸測定法)によって行
われる。消化可能なポリリボヌクレオチドセグメント9
を含む置換された信号鎖のアッセイに採用できる消化、
リン酸化および測定の各工程についてのより詳細な考察
に関しては、米国特許出願筒729.502号明細書(
シー・バリーら)も参照されたい。
均質アッセイ様式で操作される、置換信号鎖の消化およ
び消化生成物アデノシンリン酸の測定により置換型ポリ
ヌクレオチドアッセイ法を行う技術が見出された。従っ
て本発明は、 (1)(α)(i)プリン/ピリミジン塩基の水素結合
を介してDNA標的ヌクレオチド配列に塩基対結合しう
るプローブポリヌクレオチド、および(11)プリン/
ピリミジン塩基対の水素結合を介して、プローブポリヌ
クレオチドがDNA標的ヌクレオチド配列に結合しうる
領域と少なくとも一部は共通である領域のプローブポリ
ヌクレオチドに塩基対結合したRNA信号信号リヌクレ
オチドの試薬複合体を供給し; (b)  該試薬複合体を、DNA標的ヌクレオチド配
列が存在する場合これがプローブポリヌクレオチドに結
合し、RNA信号信号リヌクレオチドを試薬複合体から
置換する条件下で試料と接触させ;(c)置換されたR
NA信号信号リヌクレオチドを分離することなく、試薬
複合体中に残存するRNA信号信号 +7ヌクレオチド
に対して選択的に消化し、そして; (d)  置換されたRNA信号信号リヌクレオチドの
消化による消化生成物の存在を検出する工程よりなる、
生物学的試料のDNA中における標的ヌクレオチド配列
の存在を調べる方法を提供する。
この方法の好ましい形態においては、信号鎖は試薬複合
体において標的結合領域のヌクレオチドに結合した3′
末端リボヌクレオチドを含む。これはこのように結合し
た状態ではポリヌクレオチドホスホリラーゼにより消化
されないが、置換されたのちはポリヌクレオチドホスホ
リラーゼにより消化されて、リボヌクレオシド9ニリン
酸類となる。
これにアデノシンニリン酸が含まれ、これが測定される
本発明゛は (11)(a)(i)プリン/ピリミジン塩基の水素結
合を介してDNA標的標的ヌクレオチド列配列基対結合
しうるプローブポリヌクレオチド、および(11)プリ
ン/ピリミジン塩基対の水素結合を介して、プローブポ
リヌクレオチドがDNA標的ヌクレオチド配列に結合し
うる領域と少なくとも一部は共通である領域のプローブ
ポリヌクレオチドに塩基対結合した沿私信号鎖ポリヌク
レオチドの試薬複合体であって;RNA信号信号リヌク
レオチドの3′末端ヌクレオチド9が試薬複合体中にお
いてプローブポリヌクレオチドのヌクレオチドに結合し
ており;かつプローブポリヌクレオチドが3′−水酸基
を有する未結合3′末端リボヌクレオチドを含まないも
の;(15)  一本鎖状の3′末端リボヌクレオチド
9に特異的な消化酵素; (c)  消化酵素により生成したアデノシンリン酸類
をATPに変換するのに有効な反応体および酵素ならび
に (d)  ATP、またはアデノシンリン酸類からAT
Pへの転化の副生物を検出するための手段からなる、生
物学的試料のDNA中のあらかじめ定められた標的ヌク
レオチド配列の存在を測定するだめのキットを提供する
本発明はさらに、上記プローブポリヌクレオチドおよび
上記RNA信号信号リヌクレオチドからなる、上記の方
法およびキットに用いる試薬複合体をも提供する。
第1図は本発明の第1の実施態様を3部分に分けて(第
1A、IBおよびIC図)示した略図であり、第1A図
には試薬複合体、第1B図には置換工程の中間段階、第
1C図には置換された信号鎖の消化およびADPからA
TPへのリン酸化を示す。
第2A図は本発明の第2の実施態様による試薬複合体の
略図である。
第2B図は本発明の第3の実施態様による試薬複合体の
略図である。
第2C図は本発明の第4の実施態様による試薬複合体の
略図である。
第2D図は本発明の第5の実施態様による試薬複合体の
略図である。
第3A、3B、3C13Dおよび3B図は本発明の第6
の実施態様の各段階を順次水した略図である。
第4A図は本発明の第7の実施態様による試薬複合体の
略図である。
第4B図は信号鎖(もはや図示されていない)置換後の
第4A図の試薬複合体の略図である。
本発明により提供され、本発明の方法およびキットに用
いられる試薬複合体の基本的要素は、プローブポリヌク
レオチド“および信号鎖であり、これらは後記のように
相補的塩基対合によってのみ相互に結合していてもよく
、あるいはさらにリン酸/糖ホIJヌクレオチド主鎖が
共有結合していてもよい(あるいはさらに共有結合また
は非共有結合していてもよい)。ブローブイリヌクレオ
チドは測定される標的ヌクレオチド配列に相補的な標的
結合領域をもつ。米国特許出願筒607,885号明細
書に詳述されるように、標的結合領域は標的ヌクレオチ
ド配列に完全に相補的であってもよく、あるいは一定数
の不整合を含んでいてもよい。
さらに標的結合領域は信号鋲結合領域(または標識ポリ
ヌクレオチド結合領域、従って図面においてはLBH)
と呼ばれる部分に分割されていることが好都合であり、
試薬中においてこの部分に信号鎖が相補的塩基対合によ
多結合している。米国特許第607,885号明細書の
第1G図に示されるように、信号鎖の他の少数の塩6基
が標的結合領域外のプローブポリヌクレオチドの一部(
残部結合領域、またはRBR)に結合していてもよいが
、このような残部結合領域は存在しないことが好ましい
プローブポリヌクレオチドの標的結合領域中に通常存在
する他の部分(単数または複数)は試薬複合体において
一本鎖であり、標的ヌクレオチド配列が信号鎖のヌクレ
オチド置換前にこの領域に最初に結合′シラるので初期
結合領域(IBR)と呼ばれる。米国特許第607,8
85号明細書に記載されるように、標的結合領域の大き
さは他と無関係に決定されるのではなく、LBHおよび
IBRの好ましい長さまたはより好ましい長さの合計と
考えることができる。信号鋲結合領域(LBH)は好ま
しくはヌクレオチド少なくとも25個の長さ、より好ま
しくはヌクレオチド50〜1000個の長さ、最も好ま
しくはヌクレオチ)” 300〜1000個の長さであ
る。初期結合領域は好ましくはヌクレオチド少なくとも
20個の長さ、より好ましくはヌクレオトド少なくとも
500個の長さ、最も好ましくはヌクレオチドゝ約50
0JJ100O個の長さである。信号鋲結合領域(LB
H)は標的結合領域(TBR)の一端または一端付近に
あって、単一の連続した初期結合領域(IBR)が信号
鋲結合領域(LBR)の一部ではない標的結合領域(T
BR)の本質的にすべてであることが好ましい。しかし
後記の第2C図に示すように、信号鋲結合領域(LBR
)が標的結合領域(TBR)の−瑞垣外、の位置にあっ
てもよく、この場合は初期結合領域が2か所(IBR−
1およびIBR−2)存在するであろう。
プローブポリヌクレオチドゝはDNAまたはRNAであ
るか、あるいはデオキシリボヌクレオテト8およびリボ
ヌクレオチド8の双方であってもよい(特にブロックコ
ポリマー構造の場合)。本発明の場合、アンセイすべき
標的ヌクレオチドゝ配列は一般にDNAであって、RN
Aではない。試料RNAが存在する場合、これを前処理
しくたとえば3′末端を誘導体化することにより)、こ
れらの試料RNAを本発明の後続の消化工程において消
化されないものにすることができる。本発明の多くの形
態の場合のようにプローブポリヌクレオチドがDNAで
ある場合、本発明に用いるブローズポリヌクレオチl−
”[は米国特許出願筒607,885号明細書に記載さ
れたものに比べて何ら特別な拘束はない。プローブポリ
ヌクレオチドがRNAであるか、またはりボヌクレオチ
「を含むヘテロポリヌクレオチド9である場合、プロー
ブポリヌクレオチドのリボヌクレオチドセグメントは、
試薬複合体が無傷である限り後記の消化酵素または方法
によって消化されてはならない。たとえばポリヌクレオ
チド9ホスホリラーゼその他の構造感受性の前進性酵素
(processiveθnzyme )をこの工程に
用いる場合、末端3′−リボヌクレオチド9セグメント
が試薬複合体において相補的塩基対合によって結合して
いるのでない限シ、プローブポリヌクレオチドはこのセ
グメントを含んではならない(含む場合、後記のように
、また第3A図および第4A図に示されるように、この
セグメントは相補的塩基対合によって信号鎖のヌクレオ
チドに結合していることが好ましい)。
本発明の方法、キットおよび試薬複合体に用いられる信
号鎖ポリヌクレオチド9は少なくともりポヌクレオチド
セグメントを含み、RNAであることが好ましい。本発
明の重要な特色は、これらのヌクレオチド1セグメント
がプローブポリヌクレオチドからいったん置換されると
後記の消化酵素または工程によって消化されうるが、信
号鎖が相補的塩基対合によってプローブポリヌクレオチ
ド9に結合したままである限シこれらの酵素または工程
によって消化されてはならないという点である。簡単に
するために、まず信号鎖は全体的にRNAであると仮定
する。信号鎖がデオキシリボヌクレオテト9をも含む実
施態様は自明である。
米国特許出願第607,885号の場合のよ・うに信号
鎖の少なくとも一部が相補的塩基対合により、標的結合
領域と少なくとも一部は共通である(好ましくは全体が
標的結合領域内に含まれる)プローブポリヌクレオチド
9部分に結合している。この対合によりこのセグメント
および信号鎖全体が消化から保護されるべきである。従
って消化が前進性の酵素、たとえばポリヌクレオチドホ
スホリラーゼである場合、この対合は信号鎖の3′末端
を含むべきである。この3′末端の対合によって、信号
鎖全体がこの種の前進性酵素による消化に対して保護さ
れる。
非前進性の消化酵素を単独で、または前進性の消化酵素
と組合わせて使用してもよい。この種の酵素が信号鎖す
ボヌクレオチドセグメント(末端にないセグメントをも
含む)を消化しうる場合、普通は信号鎖のりボヌクレオ
テド部分全体が試薬複合体において相補的塩基対合によ
り結合していること、特にプローブポリヌクレオチド9
のヌクレオチドに結合している必要がある。しかし前進
性の消化酵素のみを用いる実施態様に関しては、信号鎖
の一部(大きな部分であることが適切である)が一本鎖
状のリボヌクレオチド9であってもよい。
信号鎖の3′末端は結合しているので、信号鎖のこの一
本鎖セグメント(すなわち遊離セグメント)は普通は、
相補的塩基対合によりプローブポリヌクレオチドに結合
している対合セグメン) (PS)よシも信号鋲頭部に
近い方(すなわち5′末端付近)にある(第1Aおよび
4A図参照)。このように本発明の多くの実施態様にお
いてプローブポリヌクレオチド9PはDNAであり、信
号鎖ssはRNAであり、信号鎖の対合セグメント(P
S)は相補的塩基対合によって、プローブポリヌクレオ
チド9Pの標的結合領域TBRの一部である(かつ好ま
しくはその末端にある)信号鎖結合領域LBHに結合し
ている。
本発明の他の形態においては、プローブポリヌクレオチ
ドは試薬複合体中において、後記の消化酵素または消化
工程による消化に対して保護された比法である。たとえ
ば前進性酵素を用いる実施態様を考えると、RNAプロ
ーブポリヌクレオチドの3′末端は試薬複合体において
遮断されていなければならない。ある形の遮断はプロー
ブポリヌクレオチドを置換後も前進性酵素による消化か
ら保護し続けるであろう。この形態には共有結合した環
状の、すなわち3′ヘアピン状RNAプローブポリヌク
レオチド(従って遊離3′末端を含まない)、ならびに
3′末端が化学的に誘導体化されるか(たとえば末端3
′−水酸基へのリン酸付加により、または過ヨウ素酸塩
による酸化ののち水素化ボウ素ナトリウムで還元するこ
とにょシ)、3′末端がデオキシリボヌクレオテrで延
長されるか、または支持体に付着することにょシ誘導体
化されたRNAプローブポリヌクレオチド9の使用が含
まれる。しかしRNAプローブポリヌクレオチドの3′
末端が試薬複合体において、信号鎖の対合セグメントへ
の相補的塩基対合のみによって遮断されていることが好
ましい。たとえば別個のRNAプローブポリヌクレオチ
ドを別個の信号鎖に、それぞれの3′末端が相補的塩基
対合によって他方のヌクレオテrに結合する様式でハイ
ブリッド形成しうる。この種の試薬複合体を第4A図に
示す。あるいはプローブポリヌクレオチド9の3′末端
がそれ自身上へループ状に逆転してハイブリッド形成し
、これにより信号鎖およびプローブが連続したポリヌク
レオチド(特に連続したRNAポリヌクレオチド)の一
部であってもよい。この種の試薬複合体を第3A図に示
す。この実施態様においては、プロ一プボリヌクレオチ
ドは3′末端を含まず、対合セグメントPSが標的結合
領域TBRの信号鋲結合領域LBHから置換されると、
前進型酵素は対合セグメント全体を消化し、中間セグメ
ントエS (これは信号鎖ま力はプローズヌクレオチド
の一部、またはそれぞれの一部と考えられる)全体を消
化し、次いで(場合により)標的結合領域全体を消化す
るであろう本発明の試薬複合体およびキットを使用する
際には、また本発明方法によれば、被分析試料を濃縮し
、処理してそのDNAを検出可能な形に変えるまず音波
処理、抽出その他の物理的または化学的処理によってD
NAを組織(細胞、ウィルス)から放出させ、次いで核
酸画分を濃縮することが望ましい。本発明のある形態に
おいては、試料DNAを無作為に、もしぐは特定の位置
で切断しくたとえば制限酵素によI))、および/また
は変性することができる。処理法の例にはドデシル硫酸
ナトリウム(SDS)もしくはチオンアン酸グアニジウ
ムによる変性、強アルカリ処理、蛋白質分解、リボヌク
レアーゼ・処理、フェノール抽出、またはこれらのある
種の組合せが含まれる。本発明に関しては内反RNAを
除くことが望ましく、また内反ADPおよびATP (
ある形態の本発明においては内反AMP−も)を除くこ
、とが望ましいであろう。内反RNAはアルカリ性条件
(たとえばN(ZOH)にょシ除去でき、これによりニ
重らせんDNAも変性される。内反、   ATP、A
DPおよびAMPは所望により酵素によって消費できる
(たとえばホスファターゼまたはピロホスファターゼを
用いる。これらはこの工程のの、  ち不活化および/
または除去される)。しかし米国特許出願第729,5
03号明細書に記載されるように、内反RNAが除去さ
れると、ある形態の本発明においては内反ATP、 A
DPおよび(ある形態においては) AMPを、本発明
の他の形態の場合のように化学的、生化学的または物理
的方法を採用してではなく、既知のバックグラウンド9
値として処理する(従ってこれらを数学的に処理する)
ことができる。
塩基処理は内反RNAを処理するための特に好ましい形
態である。ヌクレオチドへの変換が不十分  −であっ
たとしても残存するポリリボヌクレオチドは一般に3′
末端リン酸を含むからである。PNPは3′末端リン酸
を含むポリリボヌクレオチドをヌクレオシドニリン酸に
変換する活性をほとんどもたない。
採用できる抽出法のうちではボロネート(borona
te)による抽出法が好ましい。これらは隣接水酸基を
含む分子(たとえばRNA、リボヌクレアーゼおよびリ
ボヌクレオシドリン酸類に存在する)を捕獲するが、D
NAは溶出させるからである。
試料がこうして調製されると、これを本発明の試薬複合
体と混合する。その後、分離する必要がないので、この
混合または接触は全体として溶液中で行うことが好まし
い。しかし、これよシも好ましくはないが本発明のある
形態においては試料核酸および試薬複合体のうち一方ま
たは両方を固相上に固定化する。成核反応(nucle
ation) (試料核酸の標的ヌクレオチド配列がプ
ローブポリヌクレオチドの標的結合領域にハイブリッド
形成する初期の反応)の機構は、米国特許出願第607
,885号明細書に記載されたもの、あるいは米国特許
出願第684,305号明細書(エム・コリンズら、1
984年12月20日出願、審査中)に記載された機構
のいずれかであると思われる。コリンズらの上記明細書
に記載された組換え蛋白質の不在下では、成核反応は普
通は試薬複合体のプローブポリヌクレオチドの初期結合
領域IBHにおいて起こるであろう。この種の成核反応
は米国特許出願第684.308号明・測置(:)エイ
・アイ・ウィリアムスら)に記載の容積排除型ポリマー
(たとえばポリ(エチレンオキシド”))により、ある
いは米国特許出願第684,305号明細書(エム・コ
リンズら)に記載の蛋白質にょシ、または後記のDNA
/DNAらせん型促進剤(ネトロブシンまたはディ艮タ
マイシンA)Kよシ促進できる。置換に際して存在する
ATPはrec A蛋白質が有効であるのべは不十分で
ある場合、ATP依存性でない他の蛋白質、たとえば(
rene32蛋白質(ポリアミド補助因子を含む)、ま
たは犬腸醒の一本鎖結合彊白質がなお有用であろう。た
とえばニス・シー・コヮルチコフスキー(S、C,Ko
wa’lczykowski)らの”ジーエンザイムズ
”、メル巻、373−444頁(1981)を参照され
たい。さらに、後続の消化により生成したADPがリン
酸化されてATPとなり、これがADP産生を伴う置換
(rec蛋白質により加水分解されたATPから、また
置換された鎖から誘導されたADPから)の促進に際し
てrec Aを活性化するカスケード9も考慮される。
初期結合領域IBHにおけるこの成核反応に続いて、標
的結合配列とプローブポリヌクレオチド9との二本鎖形
成が信号鎖結合領域LBR内へと移行する。米国特許出
願第607,885号明細書の1A−IEに関連してよ
シ詳細に記載されたように、信号鎖結合領域LBR内で
顕微鏡的現象(そこにはジッパ−開閉反応(zippi
ng/unzipping )と記載されている)が起
こると思われるが、一般にはごく短期間内に標的ヌクレ
オチド配列が信号鎖の対合セグメントをプローブポリヌ
クレオチド9の標的結合領域から全体的に置換するであ
ろう。信号鎖がプローブポリヌクレオチド9と別個のポ
リヌクレオチドである場合、この時点でこれは全体的に
プローブポリヌクレオチドから離脱するであろう。しか
しプローブポリヌクレオチドと信号鎖が連続したポリヌ
クレオチドの一部をなしている場合、共有結合は残存す
るであろうが、信号鎖を含む部分の連続鎖は全体として
一本鎖状に変換されるであろう。
プローブポリヌクレオチド9がDNAであり、信号鎖対
合セグメントがRNAである本発明の実施態様において
は、置換に際してRNAとDNAの二重らせんよシもD
NAとDNAの(すなわち標的ヌクレオチド9配列とプ
ローブポリヌクレオチドの)二重らせんの形成の方を促
進する追加の試薬を用いることが考慮される。この種の
促進剤にはネトロブシンおよびジスタマイシンAが含ま
れる。この種の促進剤は特に本発明および米国特許出願
第729,503号の発明に有用であるが、これらはR
NA信号信号たは標識ポリヌクレオチドをDNAプロー
ブポリヌクレオチド9から、標的ヌクレオチド9配列を
含むDNA競合体(試料)によって置換するいずれの場
合にも使用できる。
この置換反応の結果、RNA信号信号リヌクレオチドが
溶液中へ放出されるか、またはそれらの3′末端が遊離
する(あるいは他の形で消化可能となる)。そこでこれ
らは消化され、消化生成物アデノシンリン酸が後記に従
って測定される。
しかし本発明のある形態においては、置換反応を受けた
試薬複合体の標的結合領域TBRもアデノシンリン酸源
として作用する可能性がある。このような標的結合領域
TBRは、直換反応後にはDNA標的標的ヌクレオチド
列配列NA/RNA (またはA)二重らせん構造を形
成していることは認められるであろう。これは標的結合
領域がリボヌクレオチドセグメントである場合にのみ適
用され、標的結合領域がデオキシリボヌクレオナト9セ
グメントである場合には適用されないであろう。この種
のRNA/ DNAらせんの消化は以下のように行われ
る。
エンド9ヌクレアーゼ型のりボヌクレアーゼH(RNア
ーゼH)活性をもつ酵素を存在させ、または添加して、
上記のDNA/RNAまたは”A′”形らせんの一部で
あるRNAセグメントを選択的に消化することができる
。これはエンドヌクレアーゼであルタめ、これは一般に
RNA標的結合領域を切断して、遊離3′水酸基をもつ
一連の短いリボヌクレオチド0にするであろう(一般に
ヌクレオチド°6〜10個の長さ。この長さは鼎アーゼ
H消化パラメーターにより制御され心。適宜な温度およ
び濃度の条件下では、これらの短いリボヌクレオチド9
は自然にDNA標的ヌクレオチド配列から会合解除され
るであろう。これらのオリゴリボヌクレオチド9は離脱
すると置換された信号鎖ポリヌクレオチドと同じ様式で
後記のように消化されうる。従ってポリヌクレオチド9
ホスホリラーゼを消化工程に用いる場合、こうして遊離
した標的結合領域のオリゴリボヌクレオチドおよび置換
された信号鎖ポリヌクレオチド9を共に前進的に消化し
てリボヌクレオシド9リン酸類にするであろう。類アー
ゼHによる消化がすべてまたは実質的にすべての標的結
合領域のヌクレオチドを標的ヌクレオチド9配列から会
合解除するのに十分である場合、標的ヌクレオチド配列
は他の試薬複合体分子の初期結合領域に成核反応しうる
状態となり、置換工程が繰り返される。
しかし若干の部分のRNA標的結合領域がDNA標的ヌ
クレオチド配列に付着したままであっても置換はなお可
能であり、この場合、置換によって信号銀ポリヌクレオ
チドが第2試薬複合体から置換され、かつ残存オリゴリ
ボヌクレオチド9片が標的ヌクレオチド配列から置換さ
れる。
上記のように暇アーゼH活性を用いて本発明の置換アッ
セイ法による信号を増強することは、遊離3′末端を含
まないプローブRNAを用いて試料DNAとの”A”形
らせんを形成するノ・イブリット9形成(置換ではない
)アッセイ法にも適用できる。
この種のアッセイにおいては、プローブ/試料ノ1イブ
リット9形成が起こった場合に(起こった場合にのみ)
、PNP消化性RNA (遊離3′末端を含む)がRN
Nアーゼ間裂によって生成する。
本発明の消化工程においては、置換反応が起こった場合
に(起こった場合にのみ)少なくとも信号鋼リボヌクレ
オシドが(および前記のように場合によりプローブポリ
ヌクレオチドも)消化すれる。この種の消化は大腸菌R
Nアーゼ■またはラット肝アルカリRNアーゼIなどの
酵素、によって行われる。これらは一本鎖のりボヌクレ
オシビセグメントを攻撃し、これらのセグメントをリボ
ヌクレオシド9−リン酸(アデノシン−リン酸(AMP
)を含む)に変える(リボヌクレオシド9リン酸に関す
るこれおよび以下の記述はすべて5′−リン酸を意味す
るものと解すべきである)。しかし3′末端から前進的
に進行する消化工程のための酵素(たとえば蛇毒ホスホ
ジェステラーゼ)を用いること、特にリボヌクレオシド
9ニリン酸(アデノシンニリン酸(ADP )を含む)
を産生ずる前進性酵素を用いることが好ましい。アデノ
シンニリン酸を産生ずるこれらの前進性酵素は、これら
がリン酸部分を溶液中で無機ホスフェートから各3′末
端ヌクレオチドへ転移させて対応するりボヌクレオシビ
ニリン酸を形成するので、一般に、dリリボヌクレオチ
ドホスホリラーゼ(PNP)として知られている。これ
らの酵素は一般にリボヌクレオチド9セグメントの3′
末端に付着し、一般に3′末端が末端OHをもちかつ一
本鎖であるリボヌクレオチドのみを攻撃スるであろう。
しかし、消化されるポリヌクレオチPセグメント全体が
一本鎖である必要はない。ただし存在する二本鎖(特に
内部対合)は十分に短かく、またこれらが一本鎖である
ときポリヌクレオチド9ホスホリラーゼがこれらのセグ
メントを前進するのに十分な頻度で会合解除しなければ
ならない。
主な消化酵素が前進性である(たとえばPNPまたはs
vp )本発明のある種の好ましい形態においては、他
の消化酵素が存在してもよい。この種の他の消化酵素は
たとえば置換された信号銀の内部対合により形成される
可能性のめる短いRNA/RNAらせんセグメントに対
して選択的なある形のものであり、その例にはコプラ毒
RNアーゼ、ラット肝アルカIJRNアーゼI、および
大腸菌RNアーゼ「が含まれる。この種の補助消化酵素
は末端3′水酸基を後続の前進性酵素による攻撃ゐため
に残しておくべきであり、アデノシンの5′炭素罠おけ
る結合を開裂しないことが好ましい(両条件をコプラ毒
RNアーゼは満たす)。この種の補助消化酵素は一般に
標的結合領域がDNAである場合にのみ用いられる。他
の場合にはこの第2の酵素が無傷の試薬複合体のRNA
 / RNAセグメントを開裂し、偽信号を発すると思
われるからである。
5′末端に対して選択的な前進性酵素が得られるならば
、5′末端ヌクレオチドが相補的塩基対合によってプロ
ーブの標的結合領域に結合した信号銀ポリヌクレオチド
セグメントを用いて試薬複合体を構成することができる
であろう。そのキットおよび方法は適宜3′末端を5′
末端に変更した前記のものに相当するであろう。この種
のキットの候補となる酵素は大腸菌RNアーゼVである
。これは活性のために原核生物蛋白質生合成酵素を必要
とするが、RNAを5′末端から3′末端へ前進的に消
化する。
この消化工程によりADP (または場合によりAMP
 )が生成すると、これは好ましくはピルビン酸キナー
ゼまたはクレアチンキナーゼなどの酵1反応によってリ
ン酸化されてATPとなる。この種の反応には適宜な高
エネルギーリン酸系の補助因子(有機ホスフェート)を
伴う(それぞれホスホエノールピルビン酸およびクレア
チンリン酸)。
その後のATPまたは副生物(たとえばピルビン酸)の
検出は米国特許出願第729,502号および第729
.503号明細書の記載に従って行うことができる。
これらの明細書中により十分に記載されるように、上記
リン酸化に用いられる酵素および有機ホスフェートはP
NPによる消化に際して存在して、さもなければ可逆的
であるPNP反応を消化終了の方向へ駆動することが好
ましい。このリン酸化に際して生成するATPは一般的
検出手段のいずれによっても検出でき、これにはたとえ
ばルシフェリンを用いる発光性ルシフェラーゼ触媒反応
が含まれる。あるいはリン酸化工程の副生物(特にピル
ビン酸)を一般的手段により測定することができ、これ
にはたとえばNADHを用いる乳酸デヒドロゲナーゼ(
LDH)触媒反応によるピルビン酸の測定が含まれる。
これらの場合、NADHの消失を追跡することにより(
光化学的に、または螢光により)、消化工程により生成
したADPと、従って試料の核酸(DNA)中の標的ヌ
クレオチド配列の存在および量と関数関係にある値が得
られる。これらの検出工程についても米国特許出願第7
29,502号および第729,503号各明細書測置
より詳細に記載されている。
方法および試薬複合体に関する上記の記述に基づいて、
本発明による試薬キットの種々の形態が明らかになるで
あろう。たとえば下記の要素が一般に試薬キット中に存
在する。
A、試薬複合体、 B、消化酵素(補助因子を含む)、 C0IJン酸化酵素(補助因子および補助反応体を含む
)、 D、検出システム。
本発明の多くの形態において、置換助剤、たとえばポリ
エチレングリコール(米国特許出願第684.30s号
明細書参照。ジエイ・アイ・ウィνアムズら、1984
年12月20日)または組換え蛋白質、たとえば大腸直
からのrec A蛋白質(前記で引用した米国特許出願
第684,305号明細書に記載、コリンズら)も使用
できる。ただしATP依存性酵素(たとえばrecA蛋
白質)を用いて置換を促進する場合、補助因子として導
入されたATPはいずれも置換後に、かつ消化前に除去
されるかまたは補償されなければならない。
前記のように最初のADP産生(置換された鎖の消化に
よる)、ATPへの誘導、rec A活性化(副生物A
DPからATPへの再リン酸化を伴う)、および後続の
置換の促進によりカスケードを生じることができる。
これらの成分の一定の組合せを一緒に包装することが好
ましい。別個に包装する場合はこれらを一緒に反応混合
物に導入することが好ましい。この組合せには特にリン
酸化酵素(その補助因子を含む)および消化酵素(特に
ポリヌクレオチドポスホリラーゼ)が含まれる。AMP
を産生ずる消化酵素を用いる場合(蛇毒ホスホジェステ
ラーゼ)、この消化酵素は普通はそれ自身不可逆的に消
化するので、一般にはリン酸化ひ素をこの消化酵素と共
に包装する必要はない。しかしこの場合、2種のリン酸
化酵素(補助因子を含む)を−緒に包装するかまたは一
緒に導入することが好ましい。たとえばミオキナーゼお
よびピルビン酸キナーゼを一緒に包装するか、または−
緒に導入する(それぞれ適宜な補助因子および補助反応
体、たとえばCTPおよびホスホエノールピルビン酸を
含む)。
さらに本発明のある形態においては、酵素の貯蔵に際し
て非特異的に生成するATPを使用中に妨害信号を与え
ない形(特にアデノシンおよび無機ホスフェート)に変
えるために、ATPアーゼ、アビラーゼ、ホスファター
ゼまたはピロホスファターゼを1または2以上の成分中
にきわめて低い濃度で存在させることも考慮される。特
にこの種の酵素をリン酸化酵素および検出システム用試
薬中に含有することが考慮される( LKBはこの種の
ATPアーゼを同様な理由からルシフェラーゼ試薬中に
含有する)。ボロネートおよび他のヌクレオシトリン酸
錯化剤を同じ目的に用いることもできる。
第1図(第1A、IBおよびIC図からなる)は本発明
の3′末端不含の第1の形態を示す。第1A図にはDN
Aプローブポリヌクレオチド9PおよびRNA信号信号
リヌクレオチ)”SSを含む試薬複合体が示されている
。この形態においては、プローブポリヌクレオチドPの
主要部分は分析すべき標的ヌクレオチド配列に相補的な
標的結合領域TBRである。標的結合領域TBHの一部
である初期結合領域IBRは試薬複合体において一本鎖
である。標的結合領域TBRの他の部分、すなわち信号
鎖結合領域LBHは相補的塩基対合によって信号鎖SS
の一セグメントである対合セグメントPSに結合してい
る。信号鎖SSについてみると、対合セグメントPSは
尾部(3′末端に最、も:近い部分)を占め、遊離セグ
メン)FSは頭部(5′末端に最も近いセグメント)を
占める。使用する際には、核酸(特に試料DNA )を
含む試料とこの試薬複合体を接触させる。標的ヌクレオ
チド配列を含む試料DNA片Gが第1A図に示す試薬複
合体と接触すると、これはまず初期結合領域IBHにお
いてノ・イブリッド形成しうる。
第1B図は信号鎖SSがプローブポリヌクレオチドの標
的結合領域TBRから試料核酸鎖Gによって置換される
中間段階を示す。この中間構造において信号鎖の3′末
端(実際には対合セグメントPS)一部)はプローブポ
リヌクレオチドから置換されているが、信号鎖SSは相
補的塩基対合によってプローブポリヌクレオチド”の3
′末端近くの部分の標的結合領域TBHに結合したまま
である。米国特許第607.885号明細書に記載した
機構によって、本発明の第1B図に示した構造は、信号
鎖SSがプローブポリヌクレオチド−Pから解離する地
点まで左右にジッパ−開閉作用を受けるであろう。
第1C図は試料核酸鎖Gの標的ヌクレオチド配列とプロ
ーブポリヌクレオチドPの標的結合領域TBRとの間で
置換終了後に形成されるDNA/DNAハイブリット9
を示す。信号鎖SSはこの時点では置換されて、一本鎖
状で溶液中に存在する。同様に第1C図に示されるよう
に、酵素ポリヌクレオチド9ホスホリラーゼ(PNP 
)は信号鎖SSの3′末端に付着し、とのRNA信号信
号3′末端から前進的に消化する。この実施態様におい
ては、ポUヌクレオチド9ホスホリラーゼは対合セグメ
ントPS全体を前進的に消化し、次いで信号鎖SSの遊
離セグメン)FS全体を前進的に消化する。第1C図に
示されるように、この消化によって信号鎖ポリ妥クレオ
チド3のリボヌクレオチド9すべてがヌクレオンドニリ
ン酸として離脱しうる。これはADP以外のヌクレオン
ドニリン酸X個(xNDP)およびアデノシンニリン酸
1個(y ADP)として示される。十分な量のピルビ
ン酸キナーゼおよびホスホエノールピルビン酸が存在す
る限り、1分子のPEPカy分子のADPと反応して(
ピルビン酸キナーゼにより触媒される)1分子のATP
および1分子のピルビン酸を生成する反応が起こるであ
ろう。本方法においては、こうして生成したATP−i
たはこうして生成シたピルビン酸のいずれかが検出され
る。
こうして検出された惜は、試薬複合体から置換された信
号鎖ポリヌクレオチドの数と関数関係にあり、との数は
試料の核酸中に存在していた標的ヌクレオチド9セグメ
ントの量と関数関係にあるであろう。
第2A、2B、2Cおよび2D図は本発明の試薬複合体
の他の形態4種を示す。これらはそれぞれ第1A図に示
した試薬複合体と同様に、DNAプローブポリヌクレオ
チド3PおよびRNA信号信号リヌクレオチ);”33
を含む。第2A図に示した形態の場合、信号鎖ポリヌク
レオチド9はブローブポリヌクレオチrPの5′末端に
最も近い位置において、ブローブポリヌクレオチ)*P
の標的結合領域の一部(信号鎖対合領域LBH)に結合
する対合セグメントps’6含む。従って標的ヌクレオ
チド配列によるハイブリット9形成は、普通は信号鎖結
合領域LBHよシも3′末端に近い方にある初期結合領
域IBR内においてまず行われるであろう。従って信号
銀ポリヌクレオチ)”SSの3′末端は置換反応が終結
して初めて置換されるであろう。従って第1B図に示す
ように置換は終結していないが信号鎖、61Jヌクレオ
チrssの遊離3′末端が一本鎖状であり従って消化さ
れうる構造は存在しない。これら2種の形態を比較する
と、第1図の形態は置換反応の途中で消化が進行し、置
換反応を終結の方向へ駆動するのを助けるという利点を
もつ。しかし第2A図の形態は、標的ヌクレオチド配列
(その3′末端ではない)に関係する試料核酸鎖のため
消化が起こらないであろうという利点をもつ。
第2B図に示した試薬複合体の形態(実施例で用いた型
である)においては、信号鎖ポリヌクレオチKSSは試
薬複合体においてプローブポリヌクレオチtapの信号
鋲結合領域LBHに結合したヌクレオチドのみを含む。
従ってこの試薬複合体は信号鋼リボヌクレオチドセグメ
ントを攻撃する消化酵素(たとえばラット肝アルカリR
NアーゼI)と、組合わせて使用できる。使用に際して
は、この種の試薬複合体はまず初期結合領域IBHにお
いて標的ヌクレオチド配列とノ・イブリッド形成しうる
次いで信号鎖結合領域LBH全体にわたる連鎖置換が起
とシ、その結果信号銀ポリヌクレオテrssがプローブ
ポリヌクレオチドPから解離する。消化酵素がリボヌク
レオチドニリン酸を産生ずるならば、消化およびリン酸
化は第1C図に示すように進行するであろう。消化酵素
がリボヌクレオシド−リン酸を産生ずる場合、米国特許
出願第729.502号および第729,503号各明
細書(前記で引用)に、AMPがリン酸化される形態に
関して記述されるように、リン酸イεは普通は2工程で
行われるであろう。
第2C図に示す第4の形態の試薬複合体は、そのヌクレ
オチドが完全にプローブポリヌクレオチドPの標的結合
領域TBHの信号鋲結合領域I、BHに結合した信号鎖
ポリヌクレオチド″ssを含む。しかし信号鋲結合領域
LBHは標的結合領域TBHの末端にではなく、むしろ
その中央に位置する。従って2つの初期結合領域IBR
−1およびIBR−2がプローブポリヌクレオチド内に
存在する。従って標的ヌクレオチド9配列によるハイブ
リッド形成はまf IBR−1またはIBR−2のいず
れかにおいて行われ、最後に信号鎖ポリヌクレオチド”
ssが信号鋲結合領域LBHから置換される。このよう
な場合の置換は米国特許第684,305号明細書の例
4に実験的に証明されており、可能性のある機構は米国
特許出願第606,885号明細書の第1F図に関連し
て記述されている。第2C図の信号鎖ポリヌクレオチド
は置換されると消化およびリン酸化を受け、次いで前記
実施態様と同様に検出される。
第2D図はDNAプローブPが検出される標的ヌクレオ
チド8配列に対し相補的な標的結合領域TBRを含むと
いう点では第2B図のものと類似の試薬複合体を示す。
セグメン) TBHの3′末端に一本鎖状の初期結合領
域IBRがあり、これにより第2B図の場合のように標
的ヌクレオチド8配列にょる成核が促進される。
第2D図のプローブPの信号鋲結合領域(LBH)には
相補的塩基対合によって一連の信号鎖(信号鎖5S−1
、ss −2,5S−3,5S−4および5S−5と示
される)が結合している。実際にはこれら複数の信号鎖
は第2B図の試薬複合体を緩和に(短時間、低い酵素濃
度において) RNアーゼHで処理することによって形
成される。この処理によって第2B図の信号鎖SSはラ
ンダムに切断され、断片5S−1,5s−2,5S−3
,5S−4および5S−5が生成するであろう。プロー
ブ鎖Pへの結合がゆるすぎる断片はいずれも使用前にク
ロマトグラフィーにより除去することが望ましいであろ
う。第2D図に示すように断片5S−1〜5S−5がす
べて完全に結合しているが、若干の断片が3′末端セグ
メントのみにおいて結合した試薬複合体も、たとえば第
1A図または第2A図の試薬複合一体を緩和にRNアー
ゼH消化することによって得られる。
使用に際しては、第2D図の試薬複合体を標的ヌクレオ
チド配列と接触させると、DNA/DNA 、・イブリ
ッドがまず初期結合領域IBHにおいて形成され、次い
で順次信号鋲結合領域LBH全体に形成される。DNA
/DNA二重らせんがLBHにおいて形成されるのに伴
って、信号鎖5S−5、次いで5S−4、次いで5S−
3、次いで5s−2、最後に5S−1が置換されるであ
ろう。後続の工程でそれぞれ消化されてヌクレオシド9
リン酸類とな5 (ADP4たはAMPを含む)、AM
PまたはADPが前記のようにリン酸化される。
第3A図は本発明の試薬複合体の第6の形態を示す。こ
の場合、プローブポリヌクレオチドおよび信号鋼ポリヌ
クレオチド9が連続したRNA 71¥リヌクレオチド
鎖の一部である。この鎖の5′末端から前方へ、検出さ
れるDNA標的ヌクレオチド配列に相補的な標的結合領
域TBR1中間セグメントエS、および3′末端に対合
セグメントPSが示される。
対合セグメントPSは標的結合領域TBHの一部(信号
鋼対合セグメントLBH)に相補的であるので、これは
試薬複合体においてRNA/RNA二本鎖部分を形成す
る。標的結合領域(この形態では標的結合領域TBRの
5′末端として示されている)の他の部分(初期結合領
域IBR)は一本鎖状である。
この種の試薬複合体の製造については米国特許出願筒7
29,504号明細書(イー・エフ・フリッチおよびエ
ム・コリンズ、1985年5月2日出願、ジエネテイツ
クス・インステイチュート社に譲渡)に記載されている
第3A図の試薬複合体は、適宜な標的ヌクレオチド配列
TNSを含む試料DNA核酸鎖Gと接触すると、第1B
およびIC図に関連して先きに述べたものと同様な様式
で成核および連鎖置換を行うであろう。連鎖置換が終了
した時点で、第3B図に示す中間構造が形成されている
であろう。この構造においては、連続RNA鎖の標的結
合領域TBRはRNA/ DNA二本鎖の形で試料DN
Aポリヌクレオチド鎖Gの標的ヌクレオチド8配列TN
Sに結合しているであろう。RNAポリヌクレオチドの
残部(中間セグメントISおよび対合セグメントPSを
含む)はこの二本鎖に結合してはいるが、一本鎖状であ
ろう。この時点で前進性の消化酵素(ポリヌクレオチド
ホスホリラーゼPNP )はRNA鎖の遊離3′末端(
対合セグメン)PSの3′末端)に付着し、対合セグメ
ントPSおよび中間セグメントIS全体を消化すること
ができる。この消化が終了すると、第3C図に示すよう
にADP以外のヌクレオチドゝニリン酸m個(mNDP
)およびアデノシンニリン酸ル個(FLADP)が生成
するであろう。プローブポリヌクレオチドの消化されな
かった残部には、試料鋼Gの標的ヌクレオチド配列TN
S (デオキシリボヌクレオチドゝセグメントである)
に結合した標的結合領域TBR(リボヌクレオチドセグ
メントである)が含まれるであろう。
本発明のある形態においては、この対合セグメン) P
Sおよび中間セグメントエSの消化によって生成するn
 ADPのみを次いでリン酸化し、検出する。しかし本
発明の他の形態においては、リボヌクレアーゼH(RN
アーゼH)が存在し、あるいはこの時点で添加され、R
NA / DNA二重らせんのRNAのみを選択的に消
化するであろう。これを第3C図の標的結合領域TBR
を指す矢印により図示する。第3D図は標的結合領域T
BRに対するRNアーゼHの作用によって生成する可能
性のあるRNAオリゴヌクレオチドを示す。これらはそ
れぞれ一本鎖状で解離するのに十分なほど短く、第3D
図に示すようにポリヌクレオチドホスホリラーゼPNP
により消化されて、ADP以外のヌクレオシドニリン酸
2分子(p NDP )およびアデノシンニリン酸(q
 ADP )を生成する。
第3E図は第3C図に示した消化により生成したアデノ
シンニリン酸(n ADP )および第3D図に示した
消化により生成したアデノシンニリン酸(q ADP 
)の双方のリン酸化を示す。十分量のピルビン酸キナー
ゼおよびホスホエノールピルビン酸(PEP) i用い
ると、(n+q)PEPおよび(rL+−q ) AD
Pが消費され、(n+q)ピルビン酸分子および(1L
+q)ATP分子が生成する。これらの生成物のいずれ
も検出できる。
さらに試料鋼Gはここで第2の試薬複合体に・・イブリ
ッド形成しうる。
前記第2D図に関して、試薬複合体はたとえば第2B図
の信号鋼ssをRNアーゼH(DNA/RNA二重らせ
んのRNA鎖に特異的である)で消化することにより形
成された複数の信号鋼5S−1〜5S−5を含むものと
して記述された。本文に示したように、置換後の信号鋼
SSまたは対合セグメントPSにおいて生成する可能性
のあるRNA/DNA二重らせんを消化する酵素を用い
てもよい。ただしDNAブローブポリヌクレオテトゝを
用いる第1A。
2A、2B、2Gおよび2D図の形態についてである。
ここで用いる酵素(特に補助消化酵素として)の例はコ
ブラ毒RNアーゼである。
第4A図はプローブポリヌクレオチドPおよび信号鎖S
SがそれぞれRNAである第7の形態を示す。対合セグ
メン) PSが信号鎖SSの5′末端を含む。信号鋲結
合領域LBHはプローブポリヌクレオチドPの3′末端
を含む。対合セグメントPSは相補的塩基対合により信
号鎖結合領域LBHに結合しているので、測鎖とも前進
性のみの消化酵素による攻撃から保護されている。一本
鎖セグメントFSおよびTBRは末端を含む。
置換およびPNPによる消化を行うと、前記実施態様の
場合のように信号鎖SS全体が消化されるであろう。R
NAプローブポリヌクレオチ)”Pはこの段階では標的
ヌクレオチド配列TNSを保有する試料DNAに結合し
ているであろう。ここで、先きに第3Cおよび3D図に
関連して記述した様式でさらにRNアーゼH1次いでP
NPによる消化が行われ、さらにADPが生成する。A
DPの検出はこの実施態様においても前記実施態様の場
合と同様に行われる。
本発明を下記の実施例によりさらに説明する。
実施例 l RNA信号信号製造 ヌクレオチド52個の長さの合成RNAを下記に従って
構成した。pE3p 64 DNA 10PgをEco
RIエンドヌクレアーゼによる制限によって線状化した
このDNAをフェノール、クロロホルムおよびインアミ
ルアルコール(25:24:1)の混合物で1回抽出し
た。水相と有機相を分離し、有機相を等容積(7)TE
()リス塩酸IQmM、 7))(s、o ; EDT
Al rnM緩衝化した0、2 M −NaC1で再抽
出したのち、プールした水相をジエチルエーテル飽和し
た水で3回抽出し、エチルアルコール’r−75% (
V/V)にまで添加することによりDNAを再沈殿させ
た。この鋳型から下記に従ってRNA=i製造した。各
反応混合物(各成分はプロメガ・バイオチク社よシ)は
トリス塩酸40 rIM(PH7,5)、Mf126 
mM、スペルミジン2mM、NaGぎ10mM、ジチオ
スレイトール10mM、4種のrNTPそれぞれ500
μM、RNAシンセターゼ60単位、α[32P ] 
rATP 10”= 50 mG1.、およびE。oR
工線状化PE3P 64 DNA 2qを含有していた
。反応はSP6ポリメラーゼ45単位を最終容積50μ
i中に添加することによって開始した。
37℃で60分間インキュベートしたのち、さらにRN
A シンセターゼを60単位およびDNアーゼ1を2単
位添加し、37℃でさらに15分間インキュベーション
を続けた。塩濃度を4M −Na1lで400mMに調
整したのち、反応物を線状化DNAについて先きに記述
したように抽出した。フェノール−クロロホルム−イソ
アミルアルコール抽出シタ水相を1.5m/セファデッ
クスG−50スピンカラム上で遠心分離することにより
ヌクレオチドゝを定量的に除去した。G−50画分をポ
リエチレンイミンセルロースクロマトグラフィー処理、
次いでセレ/コフによるα(32P:IATPの計数に
より判定したヌクレオチド除去率は99.5%以上であ
った。
階払−DNAハイブリッドの製造 特定のRNA製剤を種々の量の相補的“プローブ″′D
NAで滴定し、ハイブリット9にRNAとして90〜9
5チの放射能が取シ込まれるのに必要な装入DNAとR
NAの比を調べた(アガロースゲル電気泳動により判定
)。一定量の52− mer RNAを数種の濃度(0
,01〜0.1Bg/μg)のM2S、mア11一本鎖
環状DNAに、0.2 M−NaC1およびTE緩衝液
の存在下でハイノリツP形成させた。反応物を65℃で
30分間インキュベートしたのち、反応物を徐冷し、ハ
イブリッド形成度をアガロースゲル電気泳動により定量
し、次いで切断して遊離52−merおよびハイブリッ
ドバンド 置換反応 52−mar:M13mpl 1/−イプリツl−+(
試薬複合体)を最終容積10μgにおいて、プローブM
13mp1 1 DNAに対し等量のM 1 3 mp
 1 0競合体DNAの存在下または不在下で、65℃
において120分間インキュイードした。プローブDN
Aと競合体DNAは同分子号であるので、この反応は競
合体対52− mar標識プローブ鎖とほぼ1:1の比
率で継続した。
置換されたRNAをヌクレオチドリン酸類の変換置換後
に反応物を、蒸留および脱イオンしたDEPC(ピロ炭
酸ジエチル)処理した水でMailO2IMとなるまで
希釈し、等容積の2×加リン酸分解キナーゼ反応混合物
を添加した。これによりHaC4150mM、)リスH
(JloomM(PH8,5)、2−メルカプトエタ/
 −ル1 mM、 MgCl210 mM、 、tシト
ホスフェ−1−10mM、ホスホエノールピルビン酸2
0771M、ポリヌクレオチドホスホリラーゼ0.02
 単位、およびピルビン酸キナーゼ1単位の最終成分濃
度となった。反応物を50℃で60分間インキュベート
したのち、ATP、 ADP、および消化不完全なRN
A÷無傷のRNA0量ヲポリエチレンイミンセルロース
クロマトグラフイーにより定量した。この置換および変
換反応の結果を表1に示す。
表1 52−merRNA ノ1イブ!j ット”ノ置換AT
Pへの変換 総CPM3に 対するチ 1、ラムダDNAは対照非競合DNAとして用いた。
2、ハイブリッドのプローブ鎖はM13mpHDNAで
あり、競合体はM13mplQDNAである。
3、ポリエチレンイミンセルロースクロマトグラフイー
によりアッセイ。
実施例 2 RNAの製造 以下の点を除いて上記と同様に23−mθr RNAの
製造を行った。鋳型psl) 64 DNAをHinc
 11制限エンド9ヌクレアーゼで線状化した。フェノ
ール抽出後の反応混合物を1.5 rnlのバイオゲル
(B10Ge1) P −6スピンカラムにより遠心分
離することによって精製した。
ハイブリッドの製造 上記実施例1に記載した方法により、M13mp11プ
ローブ含有ハイブリッドに93%の水準の総RNAを取
シ込ませることによりバイブリッドを製造した。
置換反応 23−merRNA:M13mpHハイブリット区試薬
複合体)を用いて実施例1の記載と同様にして競合体M
 13 mp 10 DNAを検出し念。ただし置換反
応を50℃で1時間行った。使用した他のM13mp1
0製剤は質量基準で23− marハイブリット9およ
び52−marハイズリットゝの置換において有効性が
より低かった(ここに示されていない)。
置換されたRNAをヌクレオチドリン酸に変換ピルビン
酸キナーゼおよびポリヌクレオチドホスホリラーゼを用
いる変換反応を実施例1に記載したと同様に行った。競
合体(モル)対・・イブリット9プローブ鎖(モル)の
相対水準0.6および1における実験の結果を表2に示
す。
表2 競合体/ハイプリントゝ”        0.0  
0.6 1.0遊離RNAの%(対・総cpm)222
,3 29,6 43.8転化した%(対・総cpm)
3: ATP         17.6  23,2 38
.8ADP          3.2   6.6 
 7.8転化しなかった%(対・総cpm) ’  7
9.2 70.2 53.41、数値は相対量のみを表
わす。
競合体はDNA M 13 mp 10であり、プロー
ブ鎖はM 13 mp 11 テ6ル。
2、アガロースゲル電気泳動によりアッセイ。
3、ポリエチレンイミンセルロースクロマトグラフイー
によジアツセイ。
4、ハイブリッド形成したRNAおよび長さ3以上のオ
リゴリボヌクレオチド9゜ 実施例 3 RNAの製造 ヌクレオチド″′195個のRNAの製造を下記により
行った。PBR−322からの375 BP Eco 
RI BamHI断片を線状化したのちのpsp 65
 DNA中にEc。
RIおよびBam HI各制限エンドゝヌクレアーゼに
よりサブクローニングした。誘導体psp 65−15
DNAk Eco RVK ヨ’) l軟化L7’c(
7)チ、pSp65−15鋳型を4種すべてのヌクレオ
シド二リン酸(α(32p)ATPを含む)の存在下で
転写することにより長さ195のRNAを製造した。転
写後にセファデックスG−5oゲル濾過によ!J RN
A Pらヌクレオシビ三リン酸を除去した。
ハイブリット9の製造 上記実施例1に記載した方法により、均一に(32p)
アデノシン標識したRNAを一本鎖M 13 mp8−
20−CDNAハイブリット9に90チの水準まで取り
込ませることによってノ為イブリッドを製造した。
置換反応 ポリヌクレオチド9ホスホリラーゼ/ピルビン酸キナー
ゼ反応に用いた緩衝系から酵素を除いた系において置換
反応を行った。置換、ならびにRNAから信号鎖ADP
、t、−よびATPへの転化を同時にかつ同一溶液中で
ルーティンに行った。この実施例の目的のために、置換
工程および転化工程を分けることにより置換および転化
の各工程の定量化を行うことができる。この反応混合物
は実施例1に示Lり成分ノtt’iカK 195− m
erとM13mp8−20DNAとのハイブリット蛋試
薬複合体) 0.5 pmole 、 M13 mp 
193/2競合体0〜779、または等量のM13mp
 11非競合体DNA l最終容積20μe中に含有し
ていた。後者のDNAは195−merRNAが結合す
るM13mp8−20の領域に相補的な1.1 kl)
の挿入体を含まない点以外は競合体DNAに等しい。添
加したNa1l OMまたは0.10 Mにおいて2組
の反応を行い、イオン強度が置換、ならびに後続の転化
および被分析体DNAと対照DNA (競合体ではない
)の検出に与える影響を調べた。置換反応混合物を65
℃で30分間インキュベートしたのち、試料を室温に取
り出し、種々の量の装入競合体または対照DNA =i
示す各反応物4μを1.5チアガロースゲル上における
電気泳動により、置換度についてアッセイした。次いで
各反応混合物に、ポリヌクレオチドホスポリラーゼ約0
.028単位およびピルビン酸キナーゼ0.4単位を含
むI X PNP/PK緩衝液12μi添加した。この
反応混合物を50℃で30分間インキュベートしたのち
、各反応混合物4μjをPEIセルロースに施した。試
料をQ、8M −LiCdおよび0,8M酢酸中でクロ
マトグラフィー処理したのち、RNA、 ATPおよび
ADPに相当するスポットを切り取り、セレンコツ計数
により装置した。
各反応混合物の残りを蒸留した脱イオン水で最終容積2
50μlに調整し、標準試薬を用いて、LKB1250
ルミノメータ−で生物発光により定量した。
これらの分析の結果を表3および4に示す。表4の遊離
RNA0値9.8チはハイブリッド形成していない割合
による(上記の90%というハイズリラド形成効率を留
意されたい)。
表3 10 11.5 94.10.85.03772021
.78 41.8 62.87.829.415090
033.56 72.3 48.510.840.62
4380045.34 84.8 54.812.13
3.234560057.12 86.9 46.16
.147.9452700表4 10 9.8 94.03.03.02362021.
78 60.2 67.36.925.8753403
3.5676.8 54.910.135.01408
0045.3484.4 65.76.028.318
780057.1288.1 49,610.140.
43552001、アガロースゲル電気泳動により分析
20.+?リエテレンイミンセルロースクロマトクラフ
イーにより分析。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施態様を3部分に分けて(第
1A、IBおよびIC図)示した略図であり、第1A図
には試薬複合体、第1B図には置換工程の中間段階、第
1C図には置換された信号銀の消化およびADPからA
TPへのリン酸化を示す。 第2A図は本発明の第2の実施態様による試薬複合体の
略図である。 第2B図は本発明の第3の実施態様による試薬複合体の
略図である。 第2C図は本発明の第4の実施態様による試薬複合体の
略図である。 第2D図は本発明の第5の実施態様による試薬複合体の
略図である。 第3A、3B、3C,3Dおよび3E図は本発明の第6
の実施態様の各段階を順次水した略図である。 第4A図は本発明の第7の実施態様による試薬複合体の
略図である。 第4B図は信号銀(もはや図示されていない)置換後の
第4A図の試薬複合体の略図である。 これらの図面において各記号は下記のものを表わす。 Pニブローブ鎖;   TBR:標的結合領域;IBR
:初期結合領域;LBR:信号銀(標識)結合領域;S
S:信号銀;     PS:対合セグメント;FS:
遊離セグメント;工s:中間セグメント;G:試料DN
A鎖;   TNS:標的ヌクレオチド配列;PNP 
:ポリヌクレオチドホスホリラーゼ;PEP :ホスホ
エノールピルビン酸。 特許出願人  アライト9・コーポレーションFIG、
  IC FIG、3B

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(a)(i)プリン/ピリミジン塩基の水素結合
    を介してDNA標的ヌクレオチド配列に塩基対結合しう
    るプローブポリヌクレオチド、および(ii)プリン/
    ピリミジン塩基対の水素結合を介して、プローブポリヌ
    クレオチドがDNA標的ヌクレオチド配列に結合しうる
    領域と少なくとも一部は共通である領域のプローブポリ
    ヌクレオチドに塩基対結合したRNA信号鎖ポリヌクレ
    オチドの試薬複合体を供給し; (b)該試薬複合体を、DNA標的ヌクレオチド配列が
    存在する場合これがプローブポリヌクレオチドに結合し
    、RNA信号鎖ポリヌクレオチドを試薬複合体から置換
    する条件下で試料と接触させ; (c)置換されたRNA信号鎖ポリヌクレオチドを分離
    することなく、試薬複合体中に残存するRNA信号鎖ポ
    リヌクレオチドに対して選択的に消化し、そして; (d)置換されたRNA信号鎖ポリヌクレオチドの消化
    による消化生成物の存在を検出する 工程よりなる、生物学的試料のDNA中における標的ヌ
    クレオチド配列の存在を調べる方法。
  2. (2)検出工程(d)が消化工程(c)で生成したアデ
    ノシンリン酸類の存在および量と関数関係にある量の検
    出可能な酵素反応生成物を産生する酵素反応系を供給す
    ることよりなる、特許請求の範囲第1項に記載の方法。
  3. (3)接触工程(b)、消化工程(c)および検出工程
    (d)がすべて溶液中で、中間の分離なしに行われる、
    特許請求の範囲第2項に記載の方法。
  4. (4)RNA信号鎖ポリヌクレオチドの3′末端ヌクレ
    オチドが試薬複合体中においてプローブポリヌクレオチ
    ドのヌクレオチドに結合し、プローブヌクレオチドが未
    結合の3′末端リボヌクレオチドを含まず;かつ 消化工程(c)がリボヌクレオチド類を一本鎖3′末端
    から前進的に消化することよりなる、 特許請求の範囲第2項に記載の方法。
  5. (5)プローブポリヌクレオチドの3′末端ヌクレオチ
    ドがデオキシリボヌクレオチドである、特許請求の範囲
    第4項に記載の方法。
  6. (6)プローブポリヌクレオチドの3′末端ヌクレオチ
    ドがリボヌクレオチドであり、試薬複合体中においてR
    NA信号鎖ポリヌクレオチドのヌクレオチドに結合して
    いる、特許請求の範囲第4項に記載の方法。
  7. (7)検出工程(c)がリボヌクレオチド類を一本鎖3
    ′末端から前進的にポリヌクレオチドホスホリラーゼお
    よび無機ホスフェートにより消化することよりなり、検
    出工程(d)がリボヌクレオチド二リン酸類のうちアデ
    ノシン二リン酸(ADP)をリン酸化してアデノシン三
    リン酸(ATP)にすることよりなる、特許請求の範囲
    第1項ないし第6項のいずれかに記載の方法。
  8. (8)ADPをリン酸化する工程において過剰の有機ホ
    スフェート化合物を使用し、かつADPおよび有機ホス
    フェート化合物からのATPの産生を触媒するのに有効
    なキナーゼ酵素を使用する、特許請求の範囲第7項に記
    載の方法。
  9. (9)過剰の有機ホスフェート化合物およびキナーゼ酵
    素が消化工程(c)において反応混合物中に存在し、こ
    れにより消化工程(c)がADPリン酸化工程により終
    結に向けて駆動される、特許請求の範囲第8項に記載の
    方法。
  10. (10)信号鎖ポリヌクレオチドとプローブポリヌクレ
    オチドの二重らせんがDNA/RNA二重らせんセグメ
    ントであり、消化工程(c)において一本鎖ポリリボヌ
    クレオチドセグメントを消化してリボヌクレオチドリン
    酸類にする第1消化酵素、およびRNA/RNA二重ら
    せんセグメントのホスホジエステル結合を選択的に開裂
    して3′ヒドロキシ末端を生じる第2消化酵素を使用す
    ることよりなる、特許請求の範囲第1項に記載の方法。
  11. (11)(a)(i)プリン/ピリミジン塩基の水素結
    合を介してDNA標的ヌクレオチド配列に塩基対結合し
    うるプローブポリヌクレオチド、および(ii)プリン
    /ピリミジン塩基対の水素結合を介して、プローブポリ
    ヌクレオチドがDNA標的ヌクレオチド配列に結合しう
    る領域と少なくとも一部は共通である領域のプローブポ
    リヌクレオチドに塩基対結合したRNA信号鎖ポリヌク
    レオチドの試薬複合体であって;RNA信号鎖ポリヌク
    レオチドの3′末端ヌクレオチドが試薬複合体中におい
    てプローブポリヌクレオチドのヌクレオチドに結合して
    おり;かつプローブポリヌクレオチドが3′−水酸基を
    有する未結合3′末端リボヌクレオトドを含まないもの
    ; (b)一本鎖状の3′末端リボヌクレオチドに特異的な
    消化酵素; (c)消化酵素により生成したアデノシンリン酸類をA
    TPに変換するのに有効な反応体および酵素、ならびに (d)ATP、またはアデノシンリン酸類からATPへ
    の転化の副生物を検出するための手段、からなる、生物
    学的試料のDNA中のあらかじめ定められた標的ヌクレ
    オチド配列の存在を測定するためのキット。
  12. (12)消化酵素がポリヌクレオチドホスホリラーゼで
    あり、キットがさらに無機ホスフェートを含み、従って
    消化酵素により生成するアデノシンリン酸類がヌクレオ
    チド二リン酸類である、特許請求の範囲第11項に記載
    のキット。
  13. (13)反応体および酵素(c)が有機ホスフェート化
    合物およびADPからATPを産生するのに有効な過剰
    の有機ホスフェート化合物およびキナーゼ酵素からなる
    、特許請求の範囲第12項に記載のキット。
  14. (14)ポリヌクレオチドホスホリラーゼ、有機ホスフ
    ェート化合物およびキナーゼ酵素が一緒に包装されてい
    る、特許請求の範囲第13項に記載のキット。
  15. (15)プローブポリヌクレオチドがDNAである、特
    許請求の範囲第11項ないし第14項のいずれかに記載
    のキット。
  16. (16)さらにRNA/RNA二重らせんセグメント中
    のリボヌクレオチドホスホジエステル結合に特異的な第
    2の消化酵素を含む、特許請求の範囲第15項に記載の
    キット。
  17. (17)(i)プリン/ピリミジン塩基の水素結合を介
    してDNA標的ヌクレオチド配列に塩基対結合しうるプ
    ローブポリヌクレオチド、および (ii)プリン/ピリミジン塩基対の水素結合を介して
    、プローブポリヌクレオチドがDNA標的ヌクレオチド
    配列に結合しうる領域と少なくとも一部は共通である領
    域のプローブポリヌクレオチドに塩基対結合したRNA
    信号鎖ポリヌクレオチド からなる試薬複合体であって; RNA信号鎖ポリヌクレオチドの3′末端ヌクレオチド
    が試薬複合体においてプローブポリヌクレオチドのヌク
    レオチドに結合しており;かつプローブポリヌクレオチ
    ドが3′−水酸基を有する未結合3′末端リボヌクレオ
    チドを含まない試薬複合体。
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