JPS6220787A - ドツグ内でのブリスタ−取付工法 - Google Patents
ドツグ内でのブリスタ−取付工法Info
- Publication number
- JPS6220787A JPS6220787A JP60159470A JP15947085A JPS6220787A JP S6220787 A JPS6220787 A JP S6220787A JP 60159470 A JP60159470 A JP 60159470A JP 15947085 A JP15947085 A JP 15947085A JP S6220787 A JPS6220787 A JP S6220787A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blister
- rail
- hull
- ribs
- block
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Ship Loading And Unloading (AREA)
- Leg Units, Guards, And Driving Tracks Of Cranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本願発明は、大型特殊船舶(例えば航空母艦。
大型双胴船)、海洋構造物などの改装工事に採用される
ドッグ内でのブリスター取付工法に関する。
ドッグ内でのブリスター取付工法に関する。
(従来の技術)
船体の浮力、安定性等を向上させることを目的として、
浮力タンクの役割を果たすブリスターまたはバルジを船
体側外板に取付ける工事が一般に行われている。
浮力タンクの役割を果たすブリスターまたはバルジを船
体側外板に取付ける工事が一般に行われている。
ところが、大型特殊船舶;例えば航空母艦の場合、ドッ
グ条壁と船体側外板との間隔が狭く、かつ甲板から飛行
甲板等の障害物が横に張り出しているため、上方からの
作業を行うことができず、また作業空間が著しく狭くな
る。このほか、大型双胴船の内側側外板にブリスターを
取付ける場合にも、上方に船体部が設けられているため
1作業手順等が著しく制限される。
グ条壁と船体側外板との間隔が狭く、かつ甲板から飛行
甲板等の障害物が横に張り出しているため、上方からの
作業を行うことができず、また作業空間が著しく狭くな
る。このほか、大型双胴船の内側側外板にブリスターを
取付ける場合にも、上方に船体部が設けられているため
1作業手順等が著しく制限される。
このような特殊作業に対応するため、従来は■ブリスタ
ーを複数の小部材に分割して、各小部材を一品ずつチェ
ーンブロック等により船体側外板部分に運び、組付ける
方法、■甲板等から張出している障害物を撤去した後、
一般的な門型クレーン等で上方よりブリスターを吊り下
ろし、船体側外板に取付けた後、再び前記障害物を設置
する方法等がとられている。
ーを複数の小部材に分割して、各小部材を一品ずつチェ
ーンブロック等により船体側外板部分に運び、組付ける
方法、■甲板等から張出している障害物を撤去した後、
一般的な門型クレーン等で上方よりブリスターを吊り下
ろし、船体側外板に取付けた後、再び前記障害物を設置
する方法等がとられている。
(発明が解決しようとする問題点)
しかし、前記■の方法では、作業効率がきわめて悪く、
工期が長期化するほか、人手による作業が主となるので
支保工1足場板の設置等も必要となり、作業の安全性に
も問題がある。また、前記■の方法では、予め甲板等か
ら張出した障害物を全て撤去し、ブリスター取付後に再
び前記障害物を設置しなければならず、作業本来の目的
であるブリスターの取付以外に多くの時間と労力を要す
るという無駄がある。
工期が長期化するほか、人手による作業が主となるので
支保工1足場板の設置等も必要となり、作業の安全性に
も問題がある。また、前記■の方法では、予め甲板等か
ら張出した障害物を全て撤去し、ブリスター取付後に再
び前記障害物を設置しなければならず、作業本来の目的
であるブリスターの取付以外に多くの時間と労力を要す
るという無駄がある。
本願発明は、前記従来の問題点に鑑み創案されたもので
、障害物を撤去することなく、大型のブリスターブロッ
クを船体側外板に効率良く取付けることができ、作業効
率および安全性の大幅な向上、工期の短縮をも達成でき
るドッグ内でのブリスター取付工法を提供することを目
的とする。
、障害物を撤去することなく、大型のブリスターブロッ
クを船体側外板に効率良く取付けることができ、作業効
率および安全性の大幅な向上、工期の短縮をも達成でき
るドッグ内でのブリスター取付工法を提供することを目
的とする。
(問題点を解決するための手段)
本願発明のドッグ内でのブリスター取付工法は、船体側
外板上方に、複数のリブを取付材、該リブの下端に船体
に沿って長手方向に連続するレールを設置し、複数のブ
リスターブロックを順次前記レールに吊り下げ、定位置
まで移動した後、前記側外板に溶接等して固定すること
を特徴とする。
外板上方に、複数のリブを取付材、該リブの下端に船体
に沿って長手方向に連続するレールを設置し、複数のブ
リスターブロックを順次前記レールに吊り下げ、定位置
まで移動した後、前記側外板に溶接等して固定すること
を特徴とする。
(実施例)
以下1本願発明を図面に示す実施例に基づいて説明する
。
。
この実施例は、航空母艦の側外板1にブリスター2を取
付ける例を示すものである。
付ける例を示すものである。
第2図、第3図に示すように、ドッグ内に収容された航
空母艦の甲板横方向には飛行甲板、エアクラフトエレベ
ータ−等の障害物4が張出している。そこで本願発明で
は、ドッグ条壁5と船体側外板1との間を作業空間とし
て有効に利用することにより、前記障害物4を撤去する
ことなく、大型のブリスターブロック3を容易に取付け
できるようにしである。なお1図中6は集成である。
空母艦の甲板横方向には飛行甲板、エアクラフトエレベ
ータ−等の障害物4が張出している。そこで本願発明で
は、ドッグ条壁5と船体側外板1との間を作業空間とし
て有効に利用することにより、前記障害物4を撤去する
ことなく、大型のブリスターブロック3を容易に取付け
できるようにしである。なお1図中6は集成である。
以下1本願発明を第1図に基づいて説明する。
まず船体側外板1の上端部分(エレベータ一部分等を除
く。)に、複数のリブ7と天板8を溶接固定し、後に外
板9を取付けて、船体構造10を形成する0次に前記リ
ブ7下端に、船体に沿って長手方向に連続するレール1
1を溶接固定する。実施例ではレール11にH形鋼を用
いており、また作業上、前記レール11を船首方向に延
出し、該延出部を船体側外板1に設けた支持部12で支
持している。
く。)に、複数のリブ7と天板8を溶接固定し、後に外
板9を取付けて、船体構造10を形成する0次に前記リ
ブ7下端に、船体に沿って長手方向に連続するレール1
1を溶接固定する。実施例ではレール11にH形鋼を用
いており、また作業上、前記レール11を船首方向に延
出し、該延出部を船体側外板1に設けた支持部12で支
持している。
前記作業の後、障害物4の突出していない箇所(図では
船首面分)の上方より、クレーン等でブリスターブロッ
ク3をおろし、該ブリスターブロック3をレール11の
端部より通して上端部をレール11溝部に嵌入し、吊り
下げる。ブリスターブロック3はセミモノコック構造で
、その下端は船底部近傍を覆う大型のものである。
船首面分)の上方より、クレーン等でブリスターブロッ
ク3をおろし、該ブリスターブロック3をレール11の
端部より通して上端部をレール11溝部に嵌入し、吊り
下げる。ブリスターブロック3はセミモノコック構造で
、その下端は船底部近傍を覆う大型のものである。
次に、ウィンチ等を使用してこのブリスターブロック3
をレール11に沿って定位置近傍まで移動し、油圧ジヤ
ツキ、チェーンブロック等を用いて位置決めを行い、側
外板1に溶接固定する。この時ブリスターブロック3の
レール11に吊り下される部分にローラを取付けておけ
ばブリスターブロック3の移動がスムーズになる。最後
に、レール11の延出部分を撤去し、前記リブ7の渠壁
方向に外板9を取付ける。尚、レール11のリブ7に取
付けられた部分はリブ7の横材としてそのまま船体構造
10に内蔵させる。また外板9は対応するブリスタ−ブ
ロック3側面に仮付けして所定位置に持込めば便利であ
る。
をレール11に沿って定位置近傍まで移動し、油圧ジヤ
ツキ、チェーンブロック等を用いて位置決めを行い、側
外板1に溶接固定する。この時ブリスターブロック3の
レール11に吊り下される部分にローラを取付けておけ
ばブリスターブロック3の移動がスムーズになる。最後
に、レール11の延出部分を撤去し、前記リブ7の渠壁
方向に外板9を取付ける。尚、レール11のリブ7に取
付けられた部分はリブ7の横材としてそのまま船体構造
10に内蔵させる。また外板9は対応するブリスタ−ブ
ロック3側面に仮付けして所定位置に持込めば便利であ
る。
(発明の効果)
■ ドッグ内の船体側外板近傍の空間を、有効に利用で
き、障害物を撤去することなく大型のブリスターブロッ
クを側外板に効率良く取付けることができる。
き、障害物を撤去することなく大型のブリスターブロッ
クを側外板に効率良く取付けることができる。
■ クレーン等の専用機械を使用できるので、作業効率
が著しく向上し、大幅な工期短縮が図れる。
が著しく向上し、大幅な工期短縮が図れる。
■ 作業の機械化が可能となり、人手による作業が大幅
に減るので、安全性が著しく向上する。
に減るので、安全性が著しく向上する。
また、ドッグ内下方に支保工等を設ける必要もない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本願発明の実施例を示す斜視図、第2図はドッ
グ内に収容された航空母艦の平面図、第3図は第2図の
A−A線断面拡大図である。 1・・・側外板、 2・・・ブリスター、3・・
・ブリスターブロック、 4・・・障害物、5・・・渠
壁、 6・・・渠 底、7・・・リ ブ、
8・・・天 板、9・・・外 板、 10
・・・船体構造、11・・・レール、12−・・支持部
。
グ内に収容された航空母艦の平面図、第3図は第2図の
A−A線断面拡大図である。 1・・・側外板、 2・・・ブリスター、3・・
・ブリスターブロック、 4・・・障害物、5・・・渠
壁、 6・・・渠 底、7・・・リ ブ、
8・・・天 板、9・・・外 板、 10
・・・船体構造、11・・・レール、12−・・支持部
。
Claims (1)
- (1)船体側外板上方に複数のリブを取付け、該リブの
下端に船体に沿って長手方向に連続するレールを設置し
、複数のブリスターブロックを順次前記レールに吊り下
げ、定位置まで移動した後、前記側外板に固定すること
を特徴とするドッグ内でのブリスター取付工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60159470A JPS6220787A (ja) | 1985-07-19 | 1985-07-19 | ドツグ内でのブリスタ−取付工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60159470A JPS6220787A (ja) | 1985-07-19 | 1985-07-19 | ドツグ内でのブリスタ−取付工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6220787A true JPS6220787A (ja) | 1987-01-29 |
JPH0234831B2 JPH0234831B2 (ja) | 1990-08-07 |
Family
ID=15694472
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60159470A Granted JPS6220787A (ja) | 1985-07-19 | 1985-07-19 | ドツグ内でのブリスタ−取付工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6220787A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1994026585A1 (en) * | 1993-05-18 | 1994-11-24 | Special Projects Research Corp. | Method and device for the installation of double hull protection |
KR19990032822A (ko) * | 1997-10-21 | 1999-05-15 | 이해규 | 선박의 블록건조방법 |
US8449806B2 (en) | 2002-09-05 | 2013-05-28 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Laser processing apparatus |
CN104773268A (zh) * | 2015-03-27 | 2015-07-15 | 欧赛德船舶设计(上海)有限公司 | 一种采用宽翼设计的拖轮 |
-
1985
- 1985-07-19 JP JP60159470A patent/JPS6220787A/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1994026585A1 (en) * | 1993-05-18 | 1994-11-24 | Special Projects Research Corp. | Method and device for the installation of double hull protection |
KR19990032822A (ko) * | 1997-10-21 | 1999-05-15 | 이해규 | 선박의 블록건조방법 |
US8449806B2 (en) | 2002-09-05 | 2013-05-28 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Laser processing apparatus |
CN104773268A (zh) * | 2015-03-27 | 2015-07-15 | 欧赛德船舶设计(上海)有限公司 | 一种采用宽翼设计的拖轮 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0234831B2 (ja) | 1990-08-07 |
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