JPS62207843A - ドットプリンター用印字ワイヤーの製造方法 - Google Patents

ドットプリンター用印字ワイヤーの製造方法

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JPS62207843A
JPS62207843A JP61049549A JP4954986A JPS62207843A JP S62207843 A JPS62207843 A JP S62207843A JP 61049549 A JP61049549 A JP 61049549A JP 4954986 A JP4954986 A JP 4954986A JP S62207843 A JPS62207843 A JP S62207843A
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JP
Japan
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wire
molybdenum
modulus
elasticity
cobalt
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JP61049549A
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JPH0259860B2 (ja
Inventor
Yasuhiro Kato
泰弘 加藤
Katsutsugu Takebe
武部 克嗣
Teiichi Udagawa
宇田川 禎一
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Tokyo Tungsten Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Tungsten Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はモリブデン材料、殊にコンピュータ端末機のド
ツトプリンタ等のプリントワイヤに適したモリブデン線
材の製造方法に関するものである。
(従来技術とその問題点) 従来、コンピュータ端末機のドツトプリンタ等のシリン
ドワイヤとしては、超硬合金線、ピアノ線、タングステ
ン線、ハイスピード・スチール線或はサーメット線環各
種の材料が用いられている。
ところが、超硬合金線及びタングステン線は耐摩耗性等
の信頼性は高いが、高価でありかつ比重が大きいため重
くなり印字の高速化を図り難い。更に硬度が高いためプ
リントワイヤを支えるガイドの材質等も硬度の高いもの
が必要となる等の不具合がある。また、サーメット線も
現状では高価である。
前記三材料に比較しピアノ線及びハイスピード。
スチール線等は価格も比較的安価であり、かつ比重もタ
ングステン等に比べれば小さく、軽重であるため、現在
量も広く採用されているが、これらは他の部品とのろう
付は時にろう付は温度(700℃〜800℃)で相変態
を起し脆くなるためろう付けに不向きである等、いずれ
も十分満足の行くものではなかった。
(発明の目的) 本発明は、従来弾性率及び耐摩耗性の低さからプリント
ワイヤ等としては不適とされていたモリブデンの性質を
改善して、耐摩耗性及び弾性率の向上を図り、プリント
ワイヤ等にも使用可能なモリブデン材を提供することを
目的とする。
(発明の構成) 本発明は、モリブデン中に重量パーセントで0.1乃至
2.0以下のコバルトを含む焼結体に減面率90 A−
セント以上の減面加工を施した後。
650℃〜900℃の温度範囲で強化熱処理望ましくは
水素雰囲気中で強化熱処理を行なうことにより。
弾性率は純モリブデン線に比較し約30パーセント高い
35〜36×103kgf/咽2.また曲げ試験による
弾性限は純モリブデン線に比較し、約2倍の値を有する
モリブデン材料を得ることを可能にしたものである。尚
、プリントワイヤとして使用されるモリブデン材料は3
0 X 10’に9f/mm以上の弾性率をもてば実用
に充分に耐え得ることが判明した。
(実施例) 本発明者等は2例えばコンピュータ端末機のドツトプリ
ンタ等のプリントワイヤ材として要求される耐摩耗性、
高弾性率及び良好なろう付は特性を有するモリブデン材
として、コバルトを添加したモリブデン材に着目して、
モリブデンに添加するコバルト量変えて各種の焼結体を
作成し、これを線材まで減面加工した後、温度条件を変
えて各種の強化熱処理を施した。
この際、コバルトをit it ”−セントで37ぐ一
セント以上含有した焼結体は減面加工に耐えられず。
線材の成形は不可能であった。また、減面加工率が90
パ一セント未満の線材では組織のuA維が充分に発達せ
ず、十分な熱処理効果が得られなかった。上記した点を
考慮して1本発明の実施例では。
99.7%の減面加工率で加工した。
第1図は2強化熱処理の代表例として、そりプデンに0
.2重量ノソーセントのコバルトを含有した焼結体を0
.2 rrm径の線材としたものを650〜り 950℃の範囲で1種類の異なる温度で熱処理した場合
の弾性率の変化を示すものである。
同図から明らかな通り、700〜900℃の温度での熱
処理により、25〜30ノぐ−セントの弾性率の向上が
図られたが、600℃未満の温度では弾性率の向上は小
さく、また950℃を越えると弾性率の向上は殆んど得
られなかりた。したがって。
熱処理の温度は600℃以上、950℃未満が望ましい
なお、コバルトの含有量については、0.05重量・2
−セント以下の含有量のものでは弾性率の向上は殆んど
得られなかったが、0.1〜2.0重量パーセントの含
有量のものは第1図に示した0、2重量・や−セントを
含有したものと略同様であった。
第2図はモリブデンに012重量・2−セントのコバル
トを含有した焼結体を0.2闇径の線材としたものヲ8
00℃にて1時間熱処理したものと未処理のものとの圧
縮テストの結果を示すもので、前者は後者に比較して約
2@の弾性限を得ることができた。
第3図は、モリブデンに添加するコバルト量を重量ノや
一セントで、 0.0−5 、0. l 、 0.2 
、0.5 。
1.0及び2.0パーセントとした6種類の焼結体を。
0.2M径の線材としたものを800℃で1時間強化熱
処理したものを1億ドツト印字した後のワイヤ先端部の
耐摩耗性を測定したもので、コバルトの添加量が011
重量パーセントを越えると耐摩耗性は殆んど変化なく、
略一定であった。
更に、第4図は、モリブデンだ添加するコバルト量を重
逍ノぐ一セントで、 0.05 、0.1 、0.2 
0.5,1.0及び2.0ノぐ−セントとした6種類の
焼結体を0.2■径の線材としたものを800℃で1時
間強化熱処理したものについて弾性率を測定したもので
、耐摩耗性と同様にコバルトの添加量が0.1重量・母
−セントを越えると略一定であった。
以上の実施例から明らかな通り、モリブデンに対するコ
バルトの添加量は0.05重量・や−セント未満では耐
摩耗性等の改善効果は小さく、且つ。
2%を越えると加工性並びに経済性の面で不適当である
。更に、コバルトの量が05重量パーセントを越えると
、コバルト添加による改善効果の向上は小さいのに比較
して、加工性が悪くなるので。
コバルトの添加量は0.1乃至0.5重量ノP−セント
の範囲が望ましい。
また1強化熱処理は、1時間未満では不十分であるが、
2時間以上更に長く熱処理してもその効果は小さいので
、経済的には1時間以上3時間未満が望ましAoなお2
本実施例では、モリブデンデン粉末或はモリブデン酸化
物中に添加しても同効である。
(発明の効果) 本発明によれば、モリブデンに小遣のコバルトを添加し
2強化熱処理することにより従来のピアノ線或はハイス
ピード、スチール線等により耐摩耗性及び高弾性率を有
するモリブデン線を得ることが可能となり、このモリブ
デン線を例えば、ドツトプリンタのプリントワイヤに使
用すれば、軽量かつ安価でしかも他の部材とのろう付は
性も良好なシリンドワイヤを得Aことができるから、ド
ツトプリンタの耐久性、高速化及び信頼性の向上を図り
得等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のモリブデン線の熱処理温度と弾性率と
の関係を示す線図、第2図は同熱処理したものとしなか
ったものとの弾性限の比較図、第3図はコバルトの添加
量と耐摩性との関係図、第4図は、コバルトの添加量と
弾性率の関係図である。 第1図 第2図 曲【ず歪(?1lITL) 第3図 co;挙力O量 (%)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)モリブデンとコバルトとを含有し、弾性率が30
    ×10^3kgf/mm^2以上であることを特徴とす
    るモリブデン材料。
  2. (2)モリブデン中に重量パーセントで0.1乃至2.
    0以下のコバルトを含む焼結体に減面率90パーセント
    以上の減面加工を施した後、650℃〜900℃の温度
    範囲で強化熱処理を行なうことを特徴とするモリブデン
    材料の製造方法。
  3. (3)強化熱処理を水素雰囲気中で行なうことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項に記載のモリブデン材料の製
    造方法。
JP61049549A 1986-03-08 1986-03-08 ドットプリンター用印字ワイヤーの製造方法 Granted JPS62207843A (ja)

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JPS62207843A true JPS62207843A (ja) 1987-09-12
JPH0259860B2 JPH0259860B2 (ja) 1990-12-13

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0394041A (ja) * 1989-09-05 1991-04-18 Mitsubishi Materials Corp 耐焼付き性に優れた摺動部材およびシュー
JP2002356733A (ja) * 2001-05-31 2002-12-13 Toshiba Corp 配線形成用材料、配線形成用スパッタリングターゲット、配線薄膜及び電子部品

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5531188A (en) * 1978-07-24 1980-03-05 Gen Electric Target base body for x ray tube of molybdenum alloy
JPS61132355A (ja) * 1984-12-03 1986-06-19 Tokyo Tungsten Co Ltd ドツトプリンタ用印字ワイヤ

Patent Citations (2)

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