JPS6220727A - 4速度比自動トランスミツシヨンのための制御装置 - Google Patents

4速度比自動トランスミツシヨンのための制御装置

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JPS6220727A
JPS6220727A JP61169648A JP16964886A JPS6220727A JP S6220727 A JPS6220727 A JP S6220727A JP 61169648 A JP61169648 A JP 61169648A JP 16964886 A JP16964886 A JP 16964886A JP S6220727 A JPS6220727 A JP S6220727A
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JP
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valve
pressure
accumulator
passage
speed ratio
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JP61169648A
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フランク ウイリアム テイムテ
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/04Smoothing ratio shift
    • F16H61/06Smoothing ratio shift by controlling rate of change of fluid pressure
    • F16H61/061Smoothing ratio shift by controlling rate of change of fluid pressure using electric control means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/12Detecting malfunction or potential malfunction, e.g. fail safe; Circumventing or fixing failures
    • F16H2061/1208Detecting malfunction or potential malfunction, e.g. fail safe; Circumventing or fixing failures with diagnostic check cycles; Monitoring of failures

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Structure Of Transmissions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野) 本発明は、4速度比自動トランスミッション用の自動制
御バルブ装置の改良に関係している。本発明の改良技術
を具体化できる制御バルブ装置は、1985年3月18
日に促出された係属中の米国用IQserial No
、 713 、356を参照すれば理解できる。この出
願は本件発明と同一の出願人に譲渡されている。
(従来の技術) 本発明のバルブ装置で制御できるトランスミッション構
造は、流体力学トルクコンバータと複数速度比MN歯車
装置からできている。これらコンバータと歯車装置は、
内燃エンジンから車両の動力伝達系統のトラクションホ
イールに至る複数のトルク供給経路を形成している。複
数速度比歯車は流体圧力作動クラッチとブレーキにより
制御され、制御回路にはエンジンで駆動されるポンプか
ら流体圧力が供給される。
制御回路は、第1と第2の速度比の間、第2と第3の速
度比の間および第3と第4の速度比の間の速度比変化を
生じさせるための速度比シフトバルブを備えている。シ
フトバルブは、車両の比駆動速度に比例する圧力信号、
およびエンジントルクに比例するスロットル圧力信号に
応答する。シフトバルブはこれら2つの信号の相対関係
に応答してクラッチおよびブレーキの係合を行なったり
、運転条件の速度およびトルクの要求を満たす解放パタ
ーンを行なうことができる。バルブ装置の作動モード、
とりわけバルブ装置のシフトバルブ部分の作動モードを
説明するには、米国特許出願5erial No、71
3.356を参照することができる。この米国特許出願
は本件発明と同一の譲り受は人に譲渡されている。4速
度比トランスミッション制m装置の他の実施例が米国特
許第4,347.765号に明らかにされている。この
米国特許も本件発明と同一の譲り受は人に譲渡されてい
る。
(問題点を解決するための手段) 本発明のバルブ装置では、流体圧力作業クラッチの掛か
りを抑制して、第1の速度比での始動時から加速を経て
中間または第2の速度比にすることができる。同じく本
発明のバルブ装置によれば、前進駆動クラッチが解除さ
れしかもオーバードライブブレーキが係合されている際
に、第3の速度比から第4の速度比へ緩やかに速度比を
変えられる。これら両方の速度比変化は、流体圧力アキ
ュムレータ機構により和らげられる。これらアキュムレ
ータIa構は1−2アキュムレータと3−4アキユムレ
ークを備えている。箇々のアキュムレータは、アキュム
レータ室に作用するアキュムレータピストンを備えてい
る。箇々のアキュムレータピストンは、第2の速度比の
クラッチ圧力と第4の速度比のオーバードライブブレー
キサーボ圧力の各々に見合う圧力の相対する力に抗して
ピストンを押す、アキュムレータスプリングを備えてい
る。アキュムレータレギュレータバルブの調整された圧
力は、アキュムレータバルブスプリングのスプリング圧
力に加えられる。速度比が低速度比から中間速度比に変
化する際、1−2アキュムレータピストンは、アキュム
レータレギュレータ圧力と1−2アキュムレータスプリ
ング力の相対する力に抗して移動し、中間速度比クラッ
チが完全に掛かるのを遅らせることができる。シフトの
インターバルの間に、1−2アキュムレータビストンは
移動してクラッチ圧力は徐々に高まる。ピストンが完全
に移動した後、クラッチ圧力は完全な係合値まで上昇す
る。同じような方法で、3−4アキュムレータピストン
は、3−4シフトバルブのアップシフト位置への動作を
経て、第4の速度比のサードブレーキ圧力により加圧さ
れる。これにより3−4アキュムレータピストンは、ア
キュムレータレギュレータバルブ圧力と3−4アキュム
レータスプリングの相対する力に抗して移動させられる
。こうして第4の速度比ブレーキは、第4の速度比ブレ
ーキ圧力が上昇する際の制御時期にわたり掛けられるよ
うになる。この動作により第4の速度比ブレーキの11
)かりは抑制される。3−4アキュムレータピストンの
移動運動の後で、第4の速度比ブレーキの係合圧力は完
全な係合値まで上昇する。
一部の実施例では、第4の速度比ブレーキが3−4アッ
プシフト時に係合され、制御圧力に対するアキュムレー
タ圧力の増加の比率を、1−2シフトバルブのアップシ
フト位置へのシフト動作に引き続いた第2の速度比クラ
ッチの圧力増加の比率より高くすることが望ましい。他
の例では、第4の速度比ブレーキの圧力増加の比率は第
2の速度比クラッチの圧力増加の比率以下にずべきであ
る。アキュムレータレギュレータバルブをキャリプレー
トして、各アップシフトにとって適切な圧力増加の比率
を得ることができる。この方式により、理想的なシフト
地点を設定でき、1−2アップシフトをi制御するため
のアキュムレータレギュレータ圧力を加えて、速度比変
化に際し最大限滑らかさを保ち、3−4アップシフト時
に3−4アキュムレータバルブに分割アキュムレータ圧
力を加えることができる。箇々のアキュムレータ組立体
に用いることのできるアキュムレータレギュレータ圧力
を各アップシフトに見合うようにキャリプレートするこ
とができる。また両方のアキュムレータ組立体は各アキ
ュムレータ組立体に共通の単一のアキュムレータレギュ
レータバルブで制御されるが、一方のアキュムレータ組
立体のキャリブレーションが他方のアキュムレータ組立
体のキャリブレーションに影響を及ぼさないため、これ
ら箇々のアップシフトの特徴に構造的な配慮を加える必
要はない。
4A から第4D のバルブ回 の4 な1μ 第1図の参照番号10は、第3図に参照番号12で概略
的に示した内燃エンジンのクランクシャフトを示してい
る。クランクシャフト10は、流体力学トルクコンバー
ター6のインペラ14に連結されている。コンバーター
6は、さらにブレードタービン18とブレードステータ
20とを備えている。前記ブレードステータ20は、タ
ービン18のトーラス流出口セクションとインペラ14
のトーラス流入口セクションとの間に配置されている。
ステータ2oは静止スリーブシャフト22で支持されて
いる。この静止スリーブシャフト22は、第3図にて参
照番号24で示したトランスミッションハウジングに連
結されている。オーバーランブレーキ26が、ステータ
20のブレードセクションと静止スリーブシャフト22
との間に設けられている。オーバーランブレーキ26は
ステータ20がインペラの回転方向にフリーホイール運
動するのを許すが、反対方向に回転するのを阻止するよ
うになっている。
トルクコンバータ・ロックアツプクラッチ28は、イン
ペラ14とタービンシャフト3oとの間の駆動連結を行
なうようになっている。前記タービンシャフト30はブ
レードインペラ18に連結されている。クラッチ28の
運転モードを詳しく理解するために、本件発明と同一の
論り受は人に譲渡された米国特許第4.509.389
号を参照することができる。
エンジンクランクシャフト10はポンプ駆動シャフト2
9に連結されている。このポンプ駆動シャフト29は、
第4A図から第4D図に基づいて説明されている自動ト
ランスミッション制御装置の可変容量ポンプ38を駆動
する。駆動シャフト29を取り囲むスリーブシャツ1〜
であるタービンシャフト30は、駆動スプロケット32
のトルク入力シャフトとして働く。被駆動スプロケット
34は、出力シャフト軸38の廻りに配置された複数速
度比歯車装置のトルク入力シャフト36に連結されてい
る。軸38はエンジンクランクシャフトに平行で、当該
エンジンクランクシャフトに対し横方向にずれている。
駆動チェーン40は、駆動スプロケット32と被駆動ス
プロケット34とを駆動連結するトルク伝達部材として
働く。
多段速度比歯車装置は、一対の単純な遊星歯車ユニット
42と44並びに最終の駆動遊星歯車ユニット46を備
えている。歯車ユニット42はリング歯車48、太陽歯
車50.1星キヤリヤ52および複式遊星ビニオン54
を備えている。前記ピニオン54はキャリヤ52に支承
され、リング歯車48並びに太陽歯車50と噛み合う。
キャリA752は、遊星歯車ユニット44のリング歯車
56に直接に連結されている。また歯車ユニット44は
太陽歯車58、遊星キャリヤ60および当該キャリヤ6
0に支承された遊星ビニオン62を備え、リング歯車5
6並びに太陽歯車58と噛み合う。
太陽歯車58は低中間ブレーキバンド (Low and intermediate bra
ke band ) 64によりブレーキを11)けら
れるようになっている。このブレーキバンド64は、太
陽歯車58に連結されたブレーキドラム66を取り囲/
vでいる。低中間ブレーキバンド64は、第1図並びに
第2図のチャー1−図において符号B2が付されている
リバースブレーキ68は、以下に説明するように互いに
連結されているリング歯車56とキA7リヤ52に選択
的にブレーキを掛ける。ブレーキ68は、第1図並びに
第2図のチャート図において符号CL4が付されている
キャリヤ6oは、遊星歯車装置用のトルク出力シャフト
70に連結されている。シャフト70は、最終の駆動M
星歯車ユニット46の太陽歯車72に連結ざ外ている。
歯車ユニツ1−46は、さらに、トランスミッションハ
ウジングで静止状態に保持されているリング歯車74を
備えている。また歯車ユニット46はキャリヤ76をも
備えている。
このキャリヤ76は、リング歯車74と太陽歯車72に
噛み合うビニオン78を支承している。キャリヤ76は
、ディファレンシャル歯車ユニット80のディファレン
シャルキャリヤに連結されている。ディファレンシャル
キャリヤは当該キャリヤで支承したビニオン82を備え
ている。これらピニオン82はキャリヤ76に駆動可能
に連結されている。
またディファレンシャルユニット80は側部歯車84と
86を備えている。各々の側部歯車は筒部のトルク出力
ハーフ駆動シャ、フトに連結されている。前記駆動シャ
フトの外側端部は車両のトラクションホイールに連結さ
れている。図示されていないユニバーサルジヨイントは
、各々のハーフシャフトの一方の端部を付属の側部歯車
に連結している。またハーフシャフトの外側端部は、図
示されていない第2のユニバーサルジヨイントを介し連
係するトラクションホイールに連結されている。
入力スリーブシャフト36は、中間速度比クラッチ88
を通じて歯車ユニット42のキャリヤ52に連結されて
いる。このクラッチは、第1図並びに第2図のヂψ−ト
図において符号Cし2で識別されている。歯車ユニット
42の太陽歯車50はブレーキドラム901%:連結さ
れている。このブレーキドラム9oの廻りにオーバード
ライブブレーキバンド92が配置されている。このブレ
ーキバンド92は、第1図並びに第2図のチャート図に
おいて符号B1で識別されている。太陽歯1i50とこ
の太陽歯車に連結されたブレーキドラム90は、直列の
関係に設置されている前進クラッチ94およびオーバー
ランクラッチ96を通じて入力シャフト36に連結され
ている。クラッチ94は、第1図並びに第2図のチャー
ト図において符号CL1で識別されている。オーバーラ
ンクラッチ96は、第1図並びに第2図のチャート図に
おいて符号0WC1で識別されている。
直列の関係に配置された直接駆動クラッチ98と第2の
A−バーランクラッチ100は、入力シャフト36とブ
レーキドラム90および太陽歯車50を連結している。
符号CL3は、第1図並びに第2図のチャート図におい
て直接駆動クラッチを表わしている。第2のオーバーラ
ンクラッチ10oは、第1図並びに第2図のチャート図
において符号oWC2で識別されている。
クラッチおよびブレーキを選択的に係合することにより
、4種類の前進駆動速度比に加えて1種類の後a速度比
を得ることができる。前進クラッチ94は最初の3種類
の前進駆動速度比の運転に際し係合され、また中間クラ
ッチ88は、第2、第3および第4の前進駆動速度比の
運転中に係合される。直接駆動クラッチ98は、第3お
よび第4の前進駆動速度比並びに後退速度比の運転に際
し係合される。またこの直接駆動クラッチ98は、エン
ジンブレーキ操作時にオーバーランクラッチ100の廻
りにバイパスを形成するために、マニュアル低速運転に
際し係合される。
太陽歯車5oは、オーバードライブ運転に際し反力部材
として働く。この太陽歯車50は、第4の速度比の運転
に際して用いられるオーバードライブブレーキバンド9
2によりブレーキが掛けられる。低中間ブレーキバンド
64は、低速度運転および中間速度運転の操作に伴い使
われる。
第2図のチャート図にはクラッチの係合および解除のパ
ターンが表わされている。符号11 X“は、係合され
たクラッチまたはブレーキを表わすのに使われている。
符号0/Rは、それぞれのオーバーランクラッチのオー
バーラン状態を表わすのに使われている。
第4A図から第4D図に示した制御l装置では、バルブ
並びにクラッチブレーキサーボには、可変容量特性を持
つ可変容量ポンプで送り出された流体圧が供給される。
ポンプ38は出口側が高圧供給通路102に連絡し、ま
た低圧入口側はトランスミッションオイル溜め104に
連絡している。
ポンプ38は、108の位置で枢動されて可変容量制御
を行なうステータリング106を備えている。枢軸10
8に対し調節されるステータリング106の角度は、ポ
ンプ制御通路110を通じてステータリングの一方の側
に供給される圧力によって決まる。通路110内の圧力
により生じた力に圧縮ばね112が対向している。この
種の可変容量ポンプの運転モードを充分に理解するため
に、アラン・ニス・レオナルト氏(^fan s、 L
eonard )に付与された米国特許第3.656.
869号およびデビット・ニー・シュースター氏(Da
vid A。
5chuster )に付与された米国特許第4.34
2゜545号を参照することができる。
高圧配管圧力通路102は、配管圧力を主要レギュレー
タブースタバルブ組立体114に供給する。この組立体
114は、圧力を以下に説明するキャリプレートされた
値に調節するようになっている。主要レギュレータブー
スタバルブ組立体114の出力圧力は、通路102を通
じてマニュアルバルブ組立体116に供給される。前記
マニュアルバルブ組立体116は車両の運転者の管理下
にあり、また当該組立体により運転者は幾つもの運転モ
ードの1つを選択できる。これら運転モードは、第4A
図において符号L1D、OD、NおよびRで表わされて
いる。これら符号はそれぞれ低速駆動モードまたはマニ
ュアル駆動モード、3速自動駆動範囲モード、4速オー
バードライブ範囲モードのマニュアルバルブ位置、ニュ
ートラル位置並びに後退駆動位置を表わしている。
以下に説明するように、マニュアルバルブ116は、速
度比の切り換えを制御する3段シフトバルブに作動圧を
供給する。これら3段シフトバルブは、第4C図に示し
た1−2シフト 1−2スロツトル チェーンバルブ組
立体118、第4C図に示した2−3シフトおよび3−
2シフト用の2−3シフトTVモデユレ一タバルブ組立
体120、第4C図に示した3−4シフトおよび4−3
シフト用の3−4シフトモデユレ一タバルブ組立体12
2並びに車両速度ガバナー組立体124である。高圧が
バイパス102を経てアキュムレータレギュレータバル
ブ組立体126にも供給されている。バルブ組立体12
6が働いて、オーバードライブブレーキB1を3−4ア
ップシフトに緩衝的に係合する。バルブ組立体は、時間
に対するオーバードライブブレーキの圧力を比較的勾配
の急な直線関係に設定し、また中間クラッチcL2内で
増加する圧力の比率に対しても同じような関係に設定し
ている。またバルブ組立体120は、中間クラッチCL
2の1−2アップシフトへの係合も制御している。
バイパスクラッチ制御バルブ128は、第4A図に示す
ように通路102から113611圧力が供給される。
バイパスクラッチコントローラは、第1図に概略的に示
すように、ロックアツプクラッチ28の係合並びに解除
を調節する。バイパスクラッチコントローラの働きは、
本明細書の後の部分で詳しく説明されている。
ガバナー124の特性により行なうことのできるガバナ
ーについての詳しい説明は、ドグラス・ニー・ウイット
二氏(DOuOIaS A、 WhitneV)に付与
された米国特許第4.323.093号並びにエルキ・
ニー・コルプネン氏(Erkki A。
にolvunen )に付与された米国特許第3.55
9゜667号を参考にできる。
第4B図には、TVモデユレータと4−3スケジユ一ル
パルプ組立体130が示されている。第4A図と第4C
図に示した通路134に連絡する配管圧力通路132を
通じて、配管圧力がパルプ組q体128に加えられる。
またマニュアルバルブ組立体が位置0[)に相当するオ
ーバードライブ運転の状態にある時期、マニュアルバル
ブ位置りに相当する自動運転範囲の状態に設定されてい
、る時期、またマニュアルバルブ位ILに相当するマニ
ュアル低速運転の状態にある時期に、通路134にはマ
ニュアルバルブ組立体116から配管圧力が供給される
第4A図に示ずように、スロットルプランジャ9111
1バルブ組立体136には、通路138を通じて配管圧
力通路102から流体が供給される。スロットルプラン
ジャ制御バルブ組立体136からの出力圧力はスロット
ルバルブ圧力信号を通路140に供給する。この通路1
40は、前述したTV配管モデユレータ4−3スケジユ
一ルバルブ組立体130に続いている。バルブ組立体1
30の出力は通路142に供給される。この通路142
は、1−2アップシフトを遅延させるための1−2シフ
ト1−2スロットル遅延パルプ組立体118へ続き、2
−3アップシフトを遅延させるための2−3シフトスロ
ツトルバルブ圧力モデユレ一タバルブ組立体120へ続
き、そして3−4アップシフトを遅延させるための3−
4シフトTVモデユレ一タバルブ組立体122へ続いて
いる。
先の説明で言及された各バルブ組立体をさらに詳しく説
明する。
マニュ ルバル バルブ組立体116は、間隔をあけたバルブランド14
6.148および150を持つ複式ランドバルブスプー
ル144を備えている。バルブスプール144はバルブ
室152内に配置されている。バルブ室152は、バル
ブスプールの外側バルブランドに一致する内側バルブラ
ンドを備えている。バルブプランジャ144は、符号り
、D。
ODおよびRで表わした位置のうちのいずれか一つの位
置にある内側バルブランドに対し軸方向に位置決めする
ことができる。第4A図では、バルブスプール144は
ニュートラルの位置Nに示されている。
図示のようにバルブスプール144が位置決めされると
、供給通路102から箇々のバルブポートに送られる供
給圧がランド146と148により遮断される。バルブ
スプール144が後退位置Rに位置決めされると、ラン
ド148は軸方向に細長く延びたバルブ溝157に整合
して流体圧がランド148を通り抜けて供給されるため
、供給通路102と後退運転用配管の圧力通路154が
連絡される。通路154内の圧力により、2切り換え位
置チェックバルブ156は通路154と前進クラッチC
L1の連絡が行なわれる右側の位置にシフトされる。ま
た圧力は通路158と通路16oを経て、通路154か
ら後退クラッチCL4に伝えられる。通路160はオリ
フィス162を備えている。このオリフィス162は、
トランスミッション流体が低温であるとほとんど流れを
拘束せず、またトランスミッション流体が高温であれば
流れを大きく拘束する温度自!lI調節によりu制御さ
れる。通路158に平行なオリフィス164は固定サイ
ズのオリフィスである。従って後退クラッチCL4の係
合時間は、オイルのm度が低いことから不適当に長引く
ことはない。クラッチCL4が入れられると、一方向チ
ェックバルブ164を閉じる。その結果、後退クラッチ
用の4j−ボが急速に充填されるのを阻止できる。これ
に対しクラッチが外れると、通路158は一方向チェッ
クパルブ164を通じて後退クラッチに連絡する。従2
つて通路158を通じ、そしてトランスミッションオイ
ル溜めに解放されているマニュアルバルブ室152の右
側端部を通じてクラッチCL4の急速な排液を行なうこ
とができる。
マニュアルバルブスプール144が00位置ヘシフトさ
れると、通路102はランド146と148の中間にあ
るバルブ室152の部分を通じて通路134に連絡する
。前述したように通路134は通路132に連絡してい
る。また通路132は、1−2シフト1−2スロットル
遅延パルプ組立体118につながっている通路166に
連絡している。
マニュアルバルブがD位置に移動されると、通路134
は同じ圧力供給ルートを通じて加圧が続けられる。通路
154は、バルブ室152の右側端部から排液を続ける
。ランド146はボート166の左側端部へ移動し、す
の結果、通路102と通路168の間を連絡することが
できる。通路154が排液されるため、2切換え位置チ
ェックバルブ156は左側の位置ヘシフトし、前進クラ
ッチCL、は、通路170に連絡する。通路168は通
路170に連絡してクラッチCL1を加熱する。そうし
た通路の連絡は一方向チェックバルブ172により行な
われる。従って前進クラッチは、低速度比、第2の速度
比および第3の速度比の運転に際し、D位置にあるバル
ブ組立体116に連絡することができる。
マニュアルバルブがし位置にシフトされると、マニュア
ルバルブスプール144のランド146はボート174
の左側へ移動し、通路176は加圧されるようになる。
通路166と176の両者は、ランド146と148の
間のバルブ室152の空間を通じて供給通路102に連
絡する。通路134も同じバルブ交換に連絡するため、
当該通路134は加圧が継続される。
1−2シフト1−2ス′ロットル遅延バルブ第4C図は
、通路166に連絡している1−2シフト1−2スロツ
トル遅延バルブ118を示している。前記通路にはポン
プ38から制御圧が加えられている。バルブ組立体11
8は、間隔をあけたバルブランド180.182.18
4および186を持つバルブスプール178を備えてい
る。
バルブスプール178がバルブ室188内に配置され、
このバルブ室をさらにスロットル遅延バルブスプール1
90が占めている。バルブスプリング192がスプール
190と178を隔てている。
バルブスプールは一方が他方に対して整合されている。
バルブスプール190は、ディファレンシャル区域をな
すバルブランド194と196を備えている。これらラ
ンドにより形成されたディファレンシャル区域は、通路
198内のスロットルバルブリミット圧力に晒される。
前記通路198は、前述したスロットルバルブのリミッ
ト圧力通路142に連絡している。スロットルバルブス
プール190は、ランド196より直径の大きい第3の
バルブランド200を備えている。ランド200はラン
ド196を伴って通路202に連絡するディファレンシ
ャル区域を形成する。前記通路202は、2−1スケジ
ユ一ルバルブ組立体204からのキックダウン圧力通路
につながっている。
通路176からの配管圧力【よ、通路206を通じてバ
ルブ組立体204に供給される。この圧力は、2−1ス
ケジユールバルブにより通路208内に2−1ダウンシ
フトスケジユール圧力が生じるうようにa節される。前
記2−1ダウンシフトスケジユール圧力は1−2″M延
バルブスプールランド194の左側に供給される。通路
202または通v11208内の圧力は、スプリング1
92の有効力を増加させる作用を果たす。その結果、運
転開始の待機時から加速に至る間に1−2シフト遅延量
を増やせる。
スロットルバルブリミット圧力は、2−1スケジュール
バルブスプール214に形成されている2−1スケジユ
ールバルブランド210と212のディファレンシャル
区域に加えられる。このスロットルバルブリミット圧力
は、通路142に連絡した通路216を通じて2−1ス
ケジユールバルブに加えられる。通路202に加えられ
るキックダウン圧力はキックダウン圧力通路218から
供給される。このキックダウン圧力通路218は、スロ
ットルプランジャ制御バルブ組立体136のキックダウ
ン圧力ボート220へと続いている。
キックダウン圧力並びに2−1スケジユールバルブのス
ロットルバルブリミット圧力の力に、バルブスプリング
222が対抗している。従って、スケジュール圧力通路
208内の有効圧力はスロットル位置の関数であり、2
−1シフトポイントを調節することができる。
1−2シフト1−2スロツトルチ工−ンバルブ組立体1
18のランド180の右側端部には、ガバナー通路23
2を通じて組立体118に加えられるガバナー圧力が作
用する。通路224内の圧力の大きさは車両速度によっ
て決まる。
バルブスプール178が右側の位置にあると、通路16
6からの配管圧力はランド184で遮断される。しかし
ながらバルブスプール−は、通路224に連絡するボー
トがランド184“で覆われなくなるため、通路224
と226の間を連絡させる。この状況の下で、通路22
6は一方面チェックバルブ228を通じて通路230に
連絡し、そして通路170に連絡する。こうして通路2
24は加圧され、チェックバルブ228を通じそして通
路170に設けられた2切り換え位置チェックバルブ1
56を通じて制御圧力が前進クラッチ速度通路230に
加えられる。通路134に加わっている配管圧力は、第
4D図に示すように通路132および通路234に加え
られる。第4D図に示すように、2−3サ一ボレギユレ
ータバルブ組立体236は、低中間サーボB2につなが
る低中間サーボ作動通路238に連絡している。このた
め1−2シフト1−2スロットル遅延組立体118が右
側の位置にあれば、前進クラッチCL1と低中間サーボ
B2の両者が作動される。第2図に表わしたように、こ
れにより低速運転モードが行なわれる。
通路232内のガバナー圧力が増加すると、バルブスプ
ール178の右側端部に作用していた力が、スプリング
192の力並びにバルブスプール190に作用していた
スロットルバルブリミット圧力の力に打ち勝つ。その結
果、スプール178が左手の方向にシフトしてバルブ組
立体118を第2の運転モード位置ヘシフトさせること
ができる。この時期に配管圧力通路166は中間クラッ
チ供給通路240に連絡する。次いで配管圧力信号は、
第4A図に示すように、主要レギュレータブースタバル
ブ組立体114のボート242に加えられ、この主要レ
ギュレータブースタバルブ組立体が維持している配管圧
力のレベルにカットバックを加えるようになっている。
通路240内の圧力は中間クラッチ供給通路244にも
加えられる。この通路244は、第4B図に示すように
、1−2アキユムレ一タ容積レギユレータバルブ組立体
246用の供給通路248に連絡している。
従って中間クラッチCL2に作動される一方で、クラッ
チCL1は供給通路226と1−2シフト1−2スロッ
トル遅延バルブ組立体118の排出ボート250の間に
形成されている連絡状態を維持したまま作動が続けられ
る。
配管圧力通路132と通路252とが3−4シフトレギ
ユレ一タバルブ組立体122を介して連絡しているため
、通路224は加圧される。通路252は通路224と
、前進クラッチ供給通路230につながる通路254に
連絡している。通路226が排圧されるためにチェック
バルブ228は閉じ、一方向クラッチバルブ256も閉
じる。
先にも説明したように1−2アップシフトに加圧される
通路240は、バルブ178が右側の位置にあれば、排
出ボート257とバルブ組立体118に連絡する。
2−3シフトTVモデユレ一タバルブ組立バルブ組立体
120は複式ランドバルブスプール258を備えている
。このバルブスプール258はバルブ室260内に摺動
可能に配置されている。前記バルブ室260は、参照番
号262.264.266.268および270で示し
た5つのバルブスプールランドに相対する内側バルブラ
ンドを備えている。通路232からのガバナー圧力はバ
ルブランド262の右側に加えられる。バルブ組立体が
ダウンシフト位置にあれば、バルブスプリング272の
力およびバルブスプール258に作用している別の液圧
力が通路232内のガバナー圧力の力に打ち勝ち、バル
ブスプール258は中間速度比に相当する右側の位置を
占める。
この時期に、配管圧力通路134と通路274がつなが
る。前記通路274は、第4D図の236で示すように
、2−3サーボレギユレータパルプの左側に連絡してい
る。この力は、バルブ組立体236のバルブスプール2
78に作用しているバルブスプリング276の力に加え
られる。
2−3サ一ボレギユレータパルプ組立体は、小さい直径
のバルブランド280と大きい直径のバルブランド28
2および284を備えている。マニュアルバルブが低速
範囲の位置にあるかあるいはシフトバルブが第1または
第2の速度比の位置にある際に加圧される通路274は
、ランド280の左側に圧力を加えてスプリング276
の力を増大させる。その結果、バルブスプール278が
右側の位置を占めるようにできる。これにより、通路2
34と低中間速度比サーボ作動供給通路238とが直接
連絡する。2−3シフトバルブスプール258は左手の
方向にシフトされる。しかしながら2−3アップシフト
に際し、通路274はバルブ組立体120の排出ボート
286を通じて排圧するようになる。これにより、2−
3サーボレギユレータバルブは通路238内の圧力を調
整し、2−3アップシフトに際して低中間ナーボB2の
解放率を制御することができる。
2−3モデユレータバルブのバルブランド288の左側
は、通路198から送られてきたスロットルバルブリミ
ット圧に晒される。コンパニオンバルブランド292は
バルブ組立体120のバルブスプリング272で作動さ
れる。バルブランド288と292は、バルブ組立体1
20のバルブ室260に整合したパルプ室294内に配
置されている。ランド288と296が形成されたバル
ブスプール290はスロットルバルブリミット圧力を調
整して、クロスオーバー通路296内に調整された2−
3アップシフト圧力を作り出している。シフトバルブ組
立体120の右側に作用しているガバナー圧力の力がス
プリング272の対抗力並びにスプリング272の至内
における調整されたスロットル圧力に打ら勝つと、バル
ブスプール258は左手の方向にシフトする。こうして
配管圧力通路134と通路298の間の連絡が行なわれ
る。そして通路298が通路300に連絡する。この通
路300は、第4A図に示すように、一方向チェックパ
ルプ304を通じて通路302に連絡する。通路302
は、低中間サーボB2の解放側まで続いている。また通
路302は、第4D図に示すように通路304に′a格
している。通路304は、第4C図に示すように、2切
り変え位置チェックバルブ306を通じて直接駆動クラ
ッチCし3に91m圧力を加えている。サーボB2の解
放側が加圧されてくると、サーボは解放され、流体は作
動側から排出される。同時にクラッチCL1とCし2を
作動したまま、直接駆動クラッチCし3は作動される。
従って、トランスミッションは直接駆動第3速度比運転
の状態になって・いる。
3−4シフトモデユレ一タバルブ組立体3−4アップシ
フトおよび3−4ダウンシフトはバルブ組立体122に
より制御される。このバルブ組立体は、間隔をあけてバ
ルブランド31o1312.314.316および31
8の形成されたバルブスプール308を備えている。ガ
バナー圧力が、ガバナー圧力通路320を通じてバルブ
ランド318の右側に加えられる。前記ガバナー圧力通
路320はガバナー圧力通路232に連絡している。バ
ルブスプール308は、ランド310.312.314
.316および318に相対する内側バルブランドを備
えたバルブ室322内に配置されている。バルブスプー
ル326を受け入れるモデユレータバルブ室324は室
322に整合されている。スロットルバルブリミット圧
力は、バルブスプール326のバルブランド328の左
側に作用する。スプール326の第2のバルブランド3
30および第3のバルブランド332は、通路352内
の圧力に晒される区域を形成している。前記通路352
は、第1、第2または第3の速度比でバルブシステムが
全範囲運転の状態にされる場合に加圧される。ランド3
28と326の間の空間は排圧される。バルブスプール
326はスロットルバルブリミット圧力通路216内の
圧力を調整し、次いで修正されたシフトチェーン信号は
クロスオーバー通路334を通じてバルブスプール30
8の左側に加えられる。
バルブ組立体122がアップシフト位置にあれば、スプ
ール308は右手の方向に移動し、先にも説明したよう
に通路252と通路132の間の連絡が行なわれる。通
路320内のガバナー圧力の力が、スプール308の左
側に作用している。
スプリング336の対抗する力並びにモデユレータバル
ブスブール326に加わっている対抗する液圧力に打ち
勝つ充分な大きさがあれば、スプール308はアップシ
フト動作に相当する左手の方向にシフトする。この動作
により、バルブ組立体122の通路338を通じて通路
25°2を排圧する。こうして前進クラッチCL1は、
通路170、通路254、通路252および排出ボート
338で形成される排出経路を通じて排圧されるように
なる。2−3シフトバルブを通じて通路134から供給
を受ける通路298は、この時期に、ランド312が通
路298に連絡する組立体122内のボートを覆ってい
ないため、アップシフトした3−4シフトバルブ組立体
122を通じて通路340に連絡する。
通路340は、第4B図に示すようにオーバードライブ
サーボ供給通路342に連絡する。オーバードライブサ
ーボに至る流通路はオリフィス344を備え、オーバー
ドライブブレーキを掛ける速度を遅延させることができ
る。オリフィス344に平行な一方向ヂニックバルブ3
46により、4−3ダウンシフトが起きると、オーバー
ドライブサーボから流体を急速に流すことができる。こ
の時期の排液経路は、通路340−&パルブ組立体12
2の排出ボート348からできている。
2−4インヒビターバルブ 第4D図に示したインヒビターバルブ組立体350は、
第2の運転範囲D1らオーバードライブ範囲への直接的
なアップシフトの制御を行なう。通路304内の直接駆
動クラッチ圧力が運転道路のトルク必要条件を満たせる
充分な大きさになるまで、このインヒビターバルブ組立
体はそうしたアップシフトが起こるのを防止または阻止
する働きをする。このようにして直接駆動クラッチCL
の摩擦エレメントは、2−4アップシフトが適当な運転
条件にある場合、エネルギが過度に無駄になったり摩耗
してしまうのを防いでいる。
第1および第2の駆動速度比の運転に際し、直接駆動ク
ラッチCL3は解放される。このため通路304内の圧
力は排圧される。通路132からの配管圧力は、インヒ
ビターバルブ組立体350のバルブランド352の右側
に加えられる。バルブ組立体350はバルブスプール3
54を備えている。このバルブスプール354には、コ
ンパニオンランド356に対し間隔をあけた関係でラン
ド352が形成されている。ランド356と352の中
間の位置でバルブ組立体350のバルブ室360から通
路358が延び、3−4モデユレ一ターバルブ組立体の
バルブ室へモして3−4シフトバルブスプール308の
バルブ室322へと延びている。
こうした状況の下で第2の速度比から第4の速度比への
アップシフトを要求すると、スロットルバルブリミット
圧力は比較的低いためにバルブスプール326は左手の
方向にシフトされる。こうして通路358と、バルブス
プール326および308の間にあるスプリング336
用のスプリング室との間がM$8される。次いで通路3
58内の圧力が3−4シフトバルブスプール308を押
し、第3の速度比の位置にこのスプールを保持する。
クラッチCL3のクラッチ圧力が充分に増加すると、通
路361を通じてバルブランド356の左側に加えられ
ている通路304内の圧力が、バルブスプール354を
右手の方向に押す。これにより、通路358は3−4イ
ンヒビターバルブを通じまた通路362と130で示す
4−3スケジユ一ルバルブ組立体を通じて排圧すること
ができる。
バルブ組立体130に連絡する通路364は、当該通路
がマニュアルバルブ組立体116の解放端部に連絡して
いるため、こうした状況の下で排出通路として働く。そ
の結果、第4速度比へのアップシフトを行なうことがで
き、不充分なりラッチ圧に原因したクラッチCし30部
分係台に伴う問題が生じることはない。
3−2制御バルブ バルブ組立体368は3−2制御バルブである。
この3−2制御バルブは、中間サーボB3を作動するタ
イミング並びに3−2ダウンシフト時に直1[動クラッ
チCL3を解放するタイミングを制御している。中間サ
ーボB2の作動は、3−2ダウンシフトに際し、通路3
02を通じてサーボの解放側からの流体の移動速度を調
節することにより行なわれる。流体圧力は、直接駆動ク
ラッチCL3および中間サーボB2の解放側からそれぞ
れ通路302と304を通じて排出されなくてはならな
い。これら両方の通路302と304は、第4D図に示
すように、合流地点370の下流側で共通の排出流路に
連絡している。合流地点に到達するのに、サーボB2の
解放側から排出される流体は流れ拘束オリフィス372
を通り抜けなくてはならない。流体の残りは3−2制御
バルブを通り抜ける。
3−2制御バルブは、間隔をあけた3つのランド376
.378および380を持つバルブスプール374を備
えている。ランド378と380によりディファレンシ
ャル区域が形成され、当該区域はガバナー圧力382を
通じてガバナー圧力通路332に連絡した状態にある。
ディファレンシャル区域に加わるガバナー圧力の力はバ
ルブスプリング3840力に対抗している。このバルブ
スプリング384は、通常時にはバルブスプール374
を左手の方向に押圧している。ガバナー圧力が増加して
いくと、通路302と排出流通路386の連絡を徐々に
制限していく。3−2制御バルブの下流側の流体圧力は
フィードバック通路388を通じてバルブスプール37
4の左側に加えられるため、3−2制御バルブはレギュ
レータバルブとして働く。車両が高速の際、ガバナー圧
力はサーボ解放流路を比較的強く制限するのに充分な大
きさがある。
直接駆動クラッチの排出流路並びに3−2ダウンシフト
時のサーボB2の解放側には、通路302およびオリフ
ィス390、一方向チェックバルブ392、通路298
.2−3シフトバルブスプール258.2−3シフトバ
ルブ室260に連絡する通路394およびバックアウト
バルブ組立体396が設けられている。バックアウトバ
ルブ組立体は、右側の位置へ移動するバルブスプール3
98を備えている。
TVリミットおよびニュートラル−直 係合バルブ組立
体 第4D図は、参照番号402でTVリミットおよびニュ
ートラル−直接係合バルブ組立体を示している。このバ
ルブ組立体は、TVリミットバルブスプール404とニ
ュートラル−直接係合バルブスプール406を備えてい
る。バルブスプール406はディファレンシャル区域を
形成するランド408と410を備えている。前記ディ
ファレンシャル区域はスロットルバルブ圧力通路412
に連絡した状態にある。この通路412は、第4A図に
基づいて既に説明したスロットル圧力通路140に連絡
している。バルブスプリング414はバルブスプール4
06を左手の方向に押圧している。低いスロットルバル
ブ圧力の下では、スプール406は左手の方向に移動さ
れる。従って主要配管圧力通路となっている通路132
と通路234につながる分岐通路416との間の連絡が
妨げられる。通路234tよ通路238に連絡する。
前記通路238は、2−3サーボレギユレータバルブを
通じて低速サーボB2の供給側に圧力を供給する。通路
132からプレーギサーボB2の供給側に送られたすべ
ての流体は、通路416をバイパスする流れ拘束オリフ
ィス418を通り抜ける必要がある。車両がトルクの加
わった状態で運転される場合、TV圧力はバルブスプー
ル406を右手の方向にシフトさせるのに必要な大きざ
があり、その結果、通路132と234との間の連絡を
行なえる。
バルブスプール406と軸方向に整合してバルブスプー
ル404が配置されている。このバルブスプール404
は、間隔をあけた3つのランド420.422および4
24を備えている。バルブスプリング426はスプール
404を左手の方向に押圧している。バルブスプール4
06が左手の方向に動くと、スロットル圧力通路412
とスロットルバルブリミット圧力通路430の間の自由
な連絡が行なわれる。前記通路430は、先に説明した
スロットルリミット圧力通路142に連絡している。フ
ィードバック通路432は、通路430内の圧力をラン
ド420の左側に加えている。
従ってTVリミットバルブ組立体は、通路412内のス
ロットルバルブで作り出せる圧力の規模を減少させるこ
とができる。またキャリプレートされたスロットルバル
ブリミット圧力を通路430に供給する。前記修正され
たスロットルパルブリミツ1−圧力は、第4C図と第4
D図に基づいて先に説明したように3つのシフ1−バル
ブの各々の左側端部に加えられる。これにより、各速度
比のシフト地点を変化させられる。従ってシフト地点を
、通路412内のスロットルバルブ圧力の値に関係なく
キャリプレートすることができる。このスロットルバル
ブ圧力は、υ1t11回路に適切な調節配管圧力を保つ
のに必要とされている。
スロットルバルブ組立体 スロットルプランジA7制御バルブ組立体136は、内
側ランドを持つバルブスリーブ436を備えている。前
記内側ランドはスロットルバルブスプール438の外側
ランドに整合している。バルブスプール438のランド
は、440.442および444で示されている。バル
ブスプール438は、第4A図に示すように、バルブス
プリング446により左手の方向に押圧されている。
スロットルバルブプランジャ448はスプール438と
軸方向に整合して配置され、バルブスプリング444に
よりスプール438から隔てられている。この形式のバ
ルブの運転モードを理解するために、チャールズ・ダブ
ル・ルイス氏(Charles W、 Lewis)に
付与された米国特許第4゜369.677号を参照する
こともできる。
プランジャ448はディファレンシャル区域を形成する
間隔をあけたランド450と452を備えている。前記
ディファレンシャル区域はスロットルバルブリミット通
路442に連絡している。
このスロットルバルブリミット通路442が及ぼす力は
、プランジャ448に左手の方向に作用する運転者操作
リンク装置の力を増加させる。運転者操作リンク装置は
内燃エンジンのエンジンキャブレタスロットルに連結さ
れ、エンジンキャブレタスロツトルが開放位置に向けて
移動する際、スプリング446は圧縮される。
通路202からの調節された配管圧力は、ボート454
を通じてバルブ組立体136に加えられる。スロットル
バルブフィードバック通路456は、ランド440と4
42で形成されたディファレンシャル区域に連絡してい
る。従って通路140内の圧力はプランジャ448の運
動に比例した圧力であり、結果的に、エンジンキャブレ
タスロツトルの開放の度合に比例している。またこうし
た圧力はエンジントルクにほぼ比例している。
主、レギュレータブースタバルブ組立体第4A図に示し
たバルブ組立体114は、ポンプ38を介し回路に利用
できる圧力に調節される。
このバルブ組立体114は、4つのランド460.46
2.464および466を持つレギュレータバルブスプ
ール458を備えている。ポンプ38出力圧力通路10
2は、バルブスプール458を収めたバルブ室に連絡し
ている。フィードバック圧力通路468は、ランド46
6の右側へとつづいている。
同心的なバルブスプリング470はバルブスプール45
8の左側端部に作用している。同心的なスプリングのう
ちで最も内側にあるスプリングは、スリーブ474に収
容されたブースタバルブエレメント472に作用を及ぼ
している。スプール472の左側端部は、通路476か
ら修正されたスロットルバルブ圧力を受は取る。前記通
路476は、一方向ヂニックバルブ480を通じて通路
478に連絡している。通路478はほぼエンジントル
クに比例した大きさの圧力を持ち、トルクの増加に伴い
、470のスプリングの力を大きくする有効力が増加し
てバルブ組立体114が維持しているmWlされた配管
圧力を増加させる。ブースタバルブエレント472は、
さらに、間隔をあけたランド480と482で形成され
ているディファレンシャル区域を備えている。これらラ
ンドはリバース配管圧力通路484に連絡している。通
路484はリバースクラッチに連絡している。従ってリ
バースクラッチが作動すると圧力はディファレンシャル
区域に加えられ、バルブスプール458に右手の方向に
作用している力を増大させ、しかも後退運転時に回路圧
力レベルの大きさを増加させている。
ポンプ制御圧力通路486は、ランド460に隣接した
スプール458のバルブ室に連絡している。圧力が可変
容量ポンプ338の制御室488に加えられ、その結果
、枢軸108の廻りでバルブステータリング106を枢
動させてポンプの容量を減少し、調節された配管圧力の
大きさに上限を設Uることができる。潤滑圧力通路49
0はランド462と464の間にあるバルブスプール4
58のバルブ室に連絡している。従って、通路49o内
の潤滑剤圧力は所望のレベルに保たれる。
先に述べたように、ランド464と466で形成された
ディファレンシャル区域はボート242を通じ前述のよ
うに通路240に連絡した状態にある。しかしそうした
ボート242は、1−2シフトバルブスプール178が
ダウンシフト位置に移動し、低速度比運転に際してIJ
F出される。従って低速度比運転に際し、すなわち、第
2、第3または第4の速度比の運転に際し、調節された
高い配管圧力は一定に保たれる。このようにして、クラ
ッチブレーキサーボは低速度比運転に必要な高いトルク
能力を持たせるのに効果がある。
TV配管モデユレータおよび4−3スケジユールバルブ バルブ組立体130は、第4B図に示すように4−3ス
ケジユールバルブスプール492を備えている。スプー
ル492は、TV配管モデユレータバルブスブール49
8のバルブ室496につながっているバルブ至494内
に配置されている。
バルブスプール492は間隔をあけたランド500.5
02および504を備えている。通路364は、Dil
15よびLの位置を除きすべての位置にあってマニュア
ルバルブ組立体116の端部を通じて排出されるため、
排出通路として働く。バルブ室492は、ランド500
に隣接した主要制御圧力通路132を通じて制御圧力を
受は取る。通路506は、4−3スケジユールバルブの
出力圧力通路である。この通路は4−3スケジユールバ
ルブから低く調節された圧力を受は取る。この圧力の大
きさは、第4B図で見て右手の方向にバルブスプール4
92に作用するばね508の割合の比率である。通路5
06は、バルブ装置が第1、第2または第3の速度比の
状態にあれば、低く調節された圧力を通路362に加え
、また2−4インヒビタ一バルブ組立体350を通じて
通路358と3−4モデユレータバルブ室324に加え
る。
従って、3−4シフトバルブスプールのランド310の
左側に4−3シフト地点制御圧力が生じる。
トランスミッションが第3の速度比の運転条件にあれば
、通路508は通路252に連絡しているため加圧され
る。前記通路252は、3−4シフトバルブスプール3
08がダウンシフト位置にあれば加圧される。これによ
りランド502と504のディファレンシャル区域に圧
力が加わり、通路506内の低く調節された有効圧力を
修正し、適切な4−3ダウンシフト地点を設定すること
ができる。
スロットルバルブ配管圧力モデユレータスブール498
はランド510,512J3よび514を備えている。
バルブスプール498は、バルブスプリング516によ
り左手の方向に押圧されている。
TV配管モデユレータバルブはレギュレータバルブであ
り、その排出ボートは参照番号518で示されている。
TV配管モデユレータバルブの供給通路は、スロットル
バルブリミット圧力通路520である。この通路520
4.1前述した通路430に連絡している。バルブラン
ド512と514は、通路520のスロットルバルブリ
ミット圧力が作用するディファレンシャル区域を形成し
ている。そうした圧力はスプリング516の力を増加さ
せる。TV配管モデユレータバルブの出力圧力通路は通
路522であり、フィードバック分岐通路524は前記
通路522からモデユレータバルブスブール496の左
側端部へと続いている。スロットルバルブリミット圧力
通路522は、前述したように通路476へと延び、こ
の通路476は通路478に連絡し、また主要レギュレ
ータブースタバルブエレメント472の左側端部へとつ
ながっている。TVリミットパルプ434に連係するT
V配管モデユレータバルブは、レギュレータバルブ調整
器圧力を供給する働きがある。この圧力により、主要レ
ギュレータバルブは回路内に可変制御圧力を作り出すこ
とができる。この可変制御圧力は、エンジンのエンジン
速度トルク曲線の特性形状にほぼ一致している。前記エ
ンジン速度トルク曲線の特性形状を用いてトランスミッ
ション特性を修正している。内燃エンジンの特性は第4
E図に示したものに類似の曲線を示す。
エンジンキャブレタスロットル開口と、通路140およ
び通路412内のスロットルバルブ圧力の大きざとの関
係は、第4F図に示すようにほぼ直線である。零エンジ
ンスロットルでは、典型的な設備でのスロットルバルブ
圧力は約15psiである。スロワ]・ルを開放した場
合のスロットルバルブ圧力の典型的な値は115psi
である。
スロワ1〜ルバルプ圧力は、通路412を通じてTVリ
ミットパルプに加えられる。スロットルバルブ圧力が1
5psi と約85DSiの間の値の範囲にあれば、ス
プリング428のスプリング力により、TVリミットバ
ルブは左手の位置に移動する。
従って通路430に加えられるTVリミットバルブ組立
体402の出力は、第4F図のスロットルバルブ特性が
直線であるのと同様に直線になっている。スロットルバ
ルブリミット圧力とエンジンのスロツ;〜ル開口との関
係が第4G図に示されている。
第4D図に示すように、スロットルバルブリミット圧力
はスロットルバルブ配管モデユレータバルブ組立体30
0に加えられ、ランド512と514のディファレンシ
ャル区域に作用を及ぼす。
これによりバルブスプール498は通路142内の圧力
を調整し、通路476内に調整されたスロットルバルブ
リミット圧力を作り出している。このスロットルバルブ
リミット圧力は、前述したように、主要レギュレータバ
ルブ114のブースタバルブエレメント572の左側に
加えられる。
エンジンスロットルの開口とスロットルバルブリミット
調整圧力の関係を図で表わすと、第4H図で示したよう
な関係が明らかになる。初期のスロットルバルブリミッ
ト圧力はスロットルバルブ圧力に等しく、528で示し
た曲線部分は、第5図のスロットルバルブ圧力線にほぼ
平行する直線をなしている。スロットルバルブ調整圧力
が約3Qpsiになると、スプリング508の圧縮が始
まり、スロットルバルブリミット圧力は通路522内の
圧力に等しくなくなる。この時点で有効特性曲線は、第
4H図に示すように傾斜が変化する。
傾斜の変化する地点は、第4H図において地点11 、
X $1で表わされている。スロットルバルブ調整圧力
が、第4H図の曲線の直線部分530に沿って地点“Y
″に到達するまで増加していくと、この時期にスロット
ルバルプリミットバルブスブール404はスロットルバ
ルブ圧力の調整を開始し、スプリング428は圧縮され
る。こうして第4H図の地点cl Y IIで示したブ
レーキ地点が得られ、スロットルバルブ調整圧力とエン
ジンスロットル間口の関係が、解放スロットル位置に到
達するまで、曲線部分532で示すようにほぼ水平にな
る。
第4H図の曲線は、第4E図のエンジン1−ルク曲線に
ほぼ近似していることが理解できる。従って主要レギュ
レータバルブは、所定の速度の下でエンジントルクの大
きさにほぼ比例した回路圧力を作り出すことができる。
バイパスクラッチ制御器およびコンバータレギュレータ コンバータロックアツプクラッチは、第4A図に示した
バイパスクラッチ制御ll器により制御される。このコ
ンバータロックアツプクラッチは複式ランドバルブスプ
ール530を備えている。参照番号532.534.5
36および538で示すように4つのバルブランドがバ
ルブスプール530に形成されている。バルブスプール
530はバルブ室540内に囲動可能に配置されている
。バルブ室540は、ランド5301532.534.
536および538に一致する内側バルブランドを備え
ている。
バイパスクラッチ制御器には、通路542を通じて主要
レギュレータブースタバルブ組立体114から調整圧力
が供給される。前記通路542は、ランド462と46
4の間の位置で主要レギュレータバルブに連絡している
。排出ボート544が主要レギュレータバルブ室に形成
され、主要レギュレータバルブスプールのフィードバッ
ク分岐通路546が、スプリング470の力に対抗する
フィードバック圧力を供給している。従って、調整圧力
が通路486内に得られ、ポンプ容量を調節することが
できる。通路542内のコンバータ供給圧力は、箇別に
調節された圧力である。通路542はオリフィス550
を通じて通路548に連絡している。
コンバータ動力入口のための供給通路552は、オリフ
ィス554を通じて通路548に連絡している。コンバ
ータのタービン側からのコンバータ流れ戻し通路が、参
照番@556で示されている。
流れ制御オリフィス558は、通路556を前方潤滑通
路560に連結している。潤滑剤圧力チェックバルブ5
62が通路560に設けられている。
バルブ562の出口側は、前方潤滑剤回路566に潤滑
剤を供給するトランスミッションクーラー564に連結
されている。
コンバータバイパスクラッチが解除されると、バイパス
クラッチ制御I′aのバルブスプール530は右手の位
置にくる。バルブスプール530が右手の位置にあると
、ランド538は通路560に連結された室540のバ
ルブボートを覆っておらず、通路556と通路560の
間の連結が行なわれる。こうしてオリフィス550を効
果的にバイパスできる。
前述したクラッチの解除位置において、ランド534は
分岐通路568に連絡するバルブ室540のボートを覆
っていない。従って、分岐通路568を通じて通路54
8とコンバータバイパス流通路570の間を11格する
ことができる。
コンバータバイパスクラッチ28は、半径方向に延びる
クラッチダイアフラム570を備えている。このダイア
フラムはインペラハウジング572を伴って、通路57
0をトーラス回路の内部に連結する半径方向流出通路を
形成している。従ってクラッチが解除されていれば、通
路552とクラッチバイパス通路570はコンバータ流
入口通路として働き、通路556は流れ戻し通路として
働く。
通路102からバルブプラグ574の左側端部に加えら
れる制御圧力が、バルブスプール530に伝達されるプ
ラグ上への圧力を作り出し、当該バルブスプールをクラ
ッチ解除位置に0ツクする。
tlll■O信号がソレノイド圧力配管576に送られ
ると、圧力がランド538の右側端部に加えられ、バル
ブスプール530をクラッチのロック状態に相当する左
手の方向にシフトさせる。次いで、通路548に連絡す
るバルブ通路をランド536が間き、コンバータ圧力流
体は通路542からオリフィス550を通じて流れ、ま
たコンパニオンオリフィス578を通じて通路580に
流れていく。
前記通路580は、クーラー564へそして前方潤滑剤
回路566へと続いている。同時に、分岐通路568に
連絡するボートは通路582につながれる。バイパス圧
力通路570は、マニュアルバルブ組立体の排出端部に
連絡する排出通路584につながれる。コンバータ供給
経路は、例えば通路548、通路568、通路582お
よび通路552を備えている。通路556は、コンバー
タのタービン側からの流れ戻し通路として機能し続ける
。クラッチがロックされると、前方ill剤回路に戻さ
れる流体すべては流れ拘束オリフィス558を通り抜け
なくてはならない。こうして背圧がトーラス回路に作り
出される。この背圧はクラッチプレート570に作用し
てクラッチ28を係合させ、その結果、コンバータター
ビンとコンバータインペラをロックすることができる。
通路576内のソレノイド圧力は、第4B図に示すよう
に、コンバータバイパスソレノイド586により制御さ
れる。ソレノイドは、第3図に示したパワートレイン電
子制御モジュール588の制御下にある。モジュールは
、入力信号に応答したパルス幅モジュレーション特性を
設定して、通路476内に所望の圧力を作り出している
。モジュール588の入力信号は、エンジン入力速度、
エンジンキャブレタのスロットル位置、エンジン温度、
車両速度を表わすアナログ信号にすることかできる。ホ
イールブレーキ信号も使用される。
ホイールブレーキがllトけられるとモジュールは作動
され、ソレノイドは不作動にされる。従って車両にブレ
ーキを掛けると、通路576は排出されてコンバータの
ロックを解除できる。これにより、ホイールブレーキを
1卦ける際にエンジンがエンストするのを防げ、トラン
スミッションは経済速度で走行しているコンバータロッ
クアツプ運転条件にある。モジュール588からの出力
は、0n10ffパイパスンレノイド586に使われ、
通路576内に所望の圧力レベルを設定する信号である
。第3図に示したガバナー出力は、自己テスト診断出力
信号である。
通路576内の信号が特定の値を越えると、バイパス制
御クラッチバルブエレメント530は左手の方向にロッ
ク状態へとシフトされる。通路576内の信号が下限値
より低ければ、バイパス制御クラッチバルブスプール5
30は左手のクラッチ非ロツク位置に向けて完全にシフ
トされる。通路576内の圧力の値が上限値と下限値の
間にあれば、クラッチバイパス制御回路内に可変圧力が
作り出され、ロックアツプクラッチ28のクラッチ能力
を変化させられる。クラッチ能力は、理想的なりラッチ
能力すなわち所定のエンジン速度スロットル位置、エン
ジン温度並びに車両速度により要求されるクラッチ能力
に合わせることができる。
第4A図に示した通路590は、前方潤滑剤回路から分
11されている潤滑剤通路である。この潤滑剤通路は、
第4A図では後方潤滑剤回路として表わされている。後
方II!l滑剤回路は、前述した通路548に連絡して
いるオリフィス592から潤滑剤が供給される。2つの
独立した潤滑剤回路を利用できるトランスミッション装
置用の増強されたrtl滑特性により、良好な潤滑を行
なうことができ、多数のトランスミッション潤滑箇所を
潤滑するのにトルクコンバータを介した単一の流通路に
頼る必要がないため、良好な耐久性が得られる。
一方の潤滑剤流通路は冷却剤戻し回路から延び、他方の
潤滑剤流通路はコンバータチャージ回路から延びている
コンバータバイパスソレノイドバルブは、オリフィス5
94とソレノイドで作動される電機子バルブエレメント
596とを備えている通常時には聞いているバルブであ
る。ソレノイドオリフィス594には、フィルタ598
を通じまた流れ拘束オリフィス600を通じて通路30
2から圧力が供給される。中間サーボB2の解放側が加
圧されていれば、通路302も加圧される。この条件は
、第3または第4の速度比での運転に際してのみ当ては
まる。従ってロックアツプクラッチは、第3または第4
の速度比での動力伝達系統の操作に際してのみ係合する
ことができる。
インペラハウジングのトーラス回路内の圧力レベルは、
コンバータレギュレータバルブ602により所望のレベ
ルに保たれる。前記コンバータレギュレータバルブ60
2は、間隔をあけたランド606.608および610
を持つレギュレータバルブスプール604を備えている
。バルブスブ−ル604は、バルブスプリング612に
より右手の方向に押圧されている。ランド608と61
0は、通路548から圧力を受は取るディファレンシャ
ル区域を形成している。圧力の力にスプリング612が
対抗している。バルブ602の排出ボートが参照番号6
14で示されている。通路548と552内に保たれる
圧力は、スプリング力とランド608および810のデ
ィファレンシャル区域により決まる減少された圧力であ
る。
第5A図と 5B図のバルブ回路の詳細な説明第5A図
にアキュムレータレギュレータバルブ126の一例を示
しである。このバルブは、間隔をあけた4つのバルブラ
ンド618,620,822および624を持つバルブ
スプール616を備えている。ランド624はランド6
22より小さく、またランド622は620よりも小さ
い。
バルブスプール616は、形状の一致したバルブ孔内に
摺動可能に設置されている。前記バルブ孔は右側端部が
排出ボート626を通じて排圧される。バルブ孔内のバ
ルブスプリング628は、第5A図に示すようにバルブ
スプール616を右手の方向に抑圧している。スプリン
グはバルブプランジャ630に着座している。第5A図
に示した実施例では、プランジャ630は左側が加圧さ
れていな【プればストッパ632に相対して位置する。
プランジャ630はスプリング628の反力地点として
働く。プランジャ630の左側が加圧されると、当該プ
ランジャは右にシフトしてスプリング628の高さを低
くする。
主要レギュレータ組立体114で調整されたポンプ圧力
は、通路102を通じてアキュムレータレギュレータ1
26に供給される。通路102は、ボート634と63
6を通じてアキュムレータレギュレータ126のバルブ
孔に連絡している。アキュムレータレギュレータバルブ
126の出力圧力はバルブスプール616の左側端部に
作用し、バルブ室の中間ランド618および620に連
絡する。排出ボートを参照番号640が示している。
所定のスプリング力により、通路638内の出力圧力は
通路102内のポンプ圧力に対し固定された関係を維持
していることが明らかである。通路638内の圧力は1
−2アキュムレータ642に加わっている。このアキュ
ムレータはアキュムレータハウジング644とアキュム
レータピストン646を備えている。ピストン646は
アキュムレータスプリング648により作動される。ピ
ストン646はシリンダ644と連係してアキュムレー
タ空所を形成している。このアキュムレータ空所は、オ
リフィス650を通じて中間クララ診 ヂCL2に連絡した状態にある。オリフィス650の上
流側はクラッチCL2に連絡し、また1−2アキュムレ
ータ容積モデユレータ246の出力側に連絡している。
1−2アキュムレータ容積モデユレータ246の供給配
管は通路244である。
この通路244は、1−2シフトバルブがアップシフト
位置に移動すると加圧される。1−2アップシフトバル
ブがダウンシフト位置にあれば、通路244は1−2シ
フトバルブ排出ボート258を通じて排出される。
モデユレータ246は、ランド654は656を持つシ
フト可能なバルブスプール652を備えている。バルブ
652は、バルブスプリング658により上向きに押さ
れている。内側圧力通路66oは、オリフィス650の
上流側にある圧力をバルブスプリングの力に逆らってい
るバルブランド656の上端に加えている。オリフィス
65゛Oの下流側はランド652の下端に作用し、スプ
リング658の力を強めている。参照番号662で示す
ように、供給通路244に隣接して排出ボートが設けら
れでいる。
1−2アップシフトに際し通路244は加圧状態となり
、通路244内の加圧流体はオリフィス650内の上流
側に直接流れていく。これによりオリフィス650の両
側で圧力降下が生じ、バルブスプール652は調整を開
始し、中間クラッチの供給配管を徐々に絞り始める。オ
リフィス650の下流側に加わっている圧力は、シフト
の合同に漸進的に増加し、アキュムレータピストン64
6は移動を開始する。アキュムレータピストンが移動を
完了すると、オリフィス650を通過する流れは止まり
、バルブスプール652は元の位置に戻される。次いで
バルブスプール652は、通路244と中間クラッチC
L2の間を自由連絡する。
またオーバードライブサーボB1は、3−4アップシフ
トのタイミングを制御する参照番号664で示すような
アキュムレータを備えている。アキュムレータ644は
、内部に7キユムレータピストン668が設置されたア
キュムレータ室666を備えている。アキュムレータス
プリング670は、図面に示すようにピストン668を
上向きに押し、その結果、ピストン668と室666で
形成されるアキュムレータ空所の容積を減少さゼること
ができる。1−2アキュムレータ642のスプリング室
に連絡する通路638は、アキュムレータ664のスプ
リング室への供給通路としても働く。供給通路638内
の圧力の大きさはアキュムレータレギュレータ126に
より決定される。
供給通路638内に保たれている圧力、すなわち1−2
アキュムレータ642内の圧力はアキュムレータレギュ
レータにより決定される。1−2アップシフトに先立つ
レギュレータ126の調整特性は、スプリング628と
、ポンプ圧力が作用するバルブランド620および62
2のディファレンシャル区域の大きさの比率により決定
される。
この例では通路298は加圧されず、従ってランド62
2と624のディファレンシャル区域は配管圧力に晒さ
れない。同様に、バルブプランジャ630の左側端部は
加圧されず、このためプランジャ630は、バルブスプ
リング628を調整する際の最大高さに相当する左手の
位置を占める。
その結果、ある種の例で使われる配管圧力に対する、1
−2アキュムレータに利用できる圧力の関係は、第5C
図のチャート図に見られるように直線的な変化を示す。
第5C図の1−2シフト曲線の勾配は、配管圧力の作用
する有効ディファレンシャル面積並びに有効スプリング
比を変えることにより変更できる。次いでバルブ126
を修正して、箇々の動力伝達設備に必要なシフトタイミ
ング合わせの条件に適合させ、最大限1−2シフトを滑
らかに行なえるようになっている。
アキュムレータレギュレータバルブ126は、最適な3
−4アキュムレータ圧力を作り出す働きをする。3−4
アップシフトに先立ち、通路298は配管圧力で加圧さ
れる。これにより、ランド622と624のディファレ
ンシャル区域は加圧されるようになる。さらにプランジ
ャ630の左側端部は加圧され、プランジャを右手の方
向に移動させ、スプリング628の高さを低くする。ラ
ンド622と624のディファレンシャル区域にかかる
圧力は、ランド620と622のディファレンシャル区
域にかかる圧力に加わる。バルブスプール616に荷重
的な圧力が加わりしかもバルブスプリング628の高さ
が低くなるため、アキュムレータレギュレータバルブ1
26の調整特性が変えられ、その結果、3−4アキュム
レータ644に送られる修正された出力圧力が供給配管
638内に作り出される。典型的な実施例において、配
管圧力とアキュムレータレギュレータバルブの出力圧力
の間の3−4アップシフト圧力関係が第50図に示され
ている。第5C図に示した3−4アップシフトのための
アキュムレータレギュレータの圧力範囲は、1−27ツ
ブシフトのための相対する圧力範囲よりも低い。直線関
係の勾配は、ランド622および624のディファレン
シャル面積、スプリング628の比率並びにバルブプラ
ンジャ630の面積を変えることにより変更することが
できる。これら変更のすべてを筒部の設計条件に見合う
ように組み合わせて、3−4アップシフト時に最大限滑
らかな理想的なキャリブレーションを行なうことができ
、1−2アップシフト時に最大限滑らかにづるのに要す
る理想的なキャリブレーションに影響を及ぼすことがな
い。
第5B図には、アキュムレータレギュレータバルブが通
路274より通路672を介して圧力を供給される変更
構造例を示している。この実施例では、通路298はア
キュムレータレギュレータに直接連絡していない。ラン
ド622と624のディファレンシャル区域に通路67
2から圧力が加えられ、同じ圧力がバルブプランジャ6
30の左側側部に加えられる。この構成によれば、箇々
の設備において捕捉的にキャリブレーションを必要とす
る場合、1−2アップシフトのキャリブレーション時に
操作を随意に行なえる。
第5B図の実施例において、通路628から3−4アキ
ュムレータに加えられるアキュムレータ圧tyは、スプ
リング628のスプリング比とランド620および62
2のディファレンシャル面積との関数である。この例で
は、通路672が2−3シフトバルブの排出ボート28
6を通じて排出され、3−14アップシフトに先立ち加
圧されないため、プランジャ630は左手の位はへ移動
される。他方、この例では1−2アップシフトに先立ち
通路672は加圧され、次いでプランジャ630は右手
の方向に移動され、スプリング628の高さは低くなる
。ランド622と624の補助圧力面は加圧され、ラン
ド620と622のディファレンシャル面積に作用する
調整ポンプ圧力に加わる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の改良されたバルブ回路を整備するこ
とのできる、トランスミッション装置の流体力学トルク
コンバータと歯巾構成を示す概略図である。 第2図は、第1図に示したクラッチおよびブレーキの係
合並びに解除のパターンを示すチャート図である。 第3図は、コンバータバイパスソレノイドをII御する
のに用いたパワートレイン電機kl illモジュール
を示を概略図である。 第4A図、第4B図、第4C図および第4D図は、第1
図のトランスミッション構造を制御する液圧制御バルブ
回路の箇々の区域を各々が示している。 第4E図、第4F図、第4G図および第4H図は、エン
ジンの任意のスロットル開放に際して、エンジン速度−
トルク曲線とクラッチおよびブレーキサーボの有効圧力
との関係を示すチャート図である。 第51!lは、第4A図から第4D図のバルブ回路のア
キュムレータレギュレータバルブとアキュムレータを示
す拡大図である。 第5B図は、アキュムレータレギュレータバルブの変更
例を示す。 第5C図は、配管圧力とアキュムレータレギュレータバ
ルブ出力との間の関係を示すチAアート図である。 14・・・・・・インペラ 16・・・・・・トルクコンバータ 18・・・・・・ブレードタービン 20・・・・・・ステータ 26・・・・・・オーバーランブレーキ28・・・・・
・ロックアツプクラッチ38・・・・・・可変容量ポン
プ 42.44.46・・・・・・歯車ユニット80・・・
・・・ディファレンシャル歯車ユニット114・・・・
・・主要レギュレータブースタバルブ組立体 116・・・・・・マニュアルバルブ組立体118・・
・・・・1−2シフト1−2スロットル理延バルブ組立
体 120・・・・・・2−3シフトTVモデユレ一タバル
ブ組立体 122・・・・・・3−4シフトモデユレ一タバルブ組
立体 124・・・・・・重両速度ガバナー組立体126・・
・・・・アキュムレータレギュレータバルブ組立体 128・・・・・・バイパスクラッチυJtlllバル
ブ組立体130・・・・・・TVモデユレータ4−3ス
ケジユ一ルバルブ組立体 136・・・・・・ス0ツトルブランジャv4m+バル
ブ組立体 204・・・・・・2−1スケジユ一ルバルブ組立体2
36・・・・・・2−3サ一ボレギユレータバルブ組立
体 246・・・・・・1−2アキユムレ一タ容積モデユレ
ータバルプ組立体 350・・・・・・インヒビターバルブ組立体368・
・・・・・3−2制御バルブ組立体396・・・・・・
パックアウトバルブ組立体402・・・・・・TVリミ
ットおよびニュートラル−直接係合バルブ組立体

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エンジンから車両のトラクションホイールにトル
    クを送る車両の動力伝達系統に用いる、4速度比自動ト
    ランスミッションのための制御装置において、前記トラ
    ンスミッションは、前記エンジンから力を加えられる駆
    動シャフトと、被駆動シャフトと、前記駆動シャフト並
    びに被駆動シャフトおよび流体圧力作動クラッチの間に
    複数のトルク供給経路を作り出す複数速度比歯車装置と
    、当該歯車装置のエレメントの相対運動を制御するよう
    になつているブレーキとを備えている制御装置にして、 前記クラッチおよびブレーキを作動させたり作動を止め
    て、速度比変化を生じさせるためのクラッチブレーキサ
    ーボ手段と、 流体圧力供給源、当該流体圧力供給源を前記サーボ手段
    に連結する導管構造、当該導管構造内に1−2シフトバ
    ルブ手段および3−4シフトバルブ手段を備え、前記サ
    ーボ手段に送られるポンプ圧力を制御して、それぞれ第
    1の速度比および第2の速度比の間並びに第3の速度比
    および第4の速度比の間の速度比変化を行なえる複数速
    度比シフトバルブ構造と、 アキュムレータシリンダおよび当該アキュムレータシリ
    ンダに付属していて1−2アキュムレータ室を形成する
    アキュムレータピストンからなり、前記1−2アキュム
    レータ室が第2の速度比を生み出すサーボ手段に連絡し
    ているような1−2アキュムレータと、 アキュムレータシリンダおよび当該アキュムレータシリ
    ンダに付属していて3−4アキュムレータ室を形成する
    アキュムレータピストンからなり、前記3−4アキュム
    レータ室が第2の速度比を生み出すサーボ手段に連絡し
    ているような3−4アキュムレータと、 前記圧力供給源からの圧力を調節して調整されたアキュ
    ムレータ制御圧力を作り出すためのアキュムレータレギ
    ュレータバルブ手段、当該アキュムレータレギュレータ
    バルブ手段を箇々のアキュムレータに連結する共通のア
    キュムレータ制御圧力通路、こうして箇々のアキュムレ
    ータピストンに加えられるアキュムレータ制御圧力供給
    源と、補足する圧力を前記アキュムレータ圧力レギュレ
    ータバルブ手段に加えて、前記速度比変化の他方のため
    の当該バルブ手段の調整特性に対し、前記速度比変化の
    一方のためのこのバルブ手段の調整特性を修正する手段
    とを有している制御装置。
  2. (2)前記アキュムレータ圧力レギュレータバルブ手段
    が制御区域を備え、前記シフトバルブ構造は、3−4ア
    ップシフトのインターバルに際し前記圧力供給源より制
    御区域に圧力を供給するようになつていて、その結果、
    前記3−4アキュムレータに最適なアキュムレータ制御
    圧力が得られ、滑らかな速度比変化を行なえる特許請求
    の範囲第1項に記載の制御装置。
  3. (3)前記アキュムレータ圧力レギュレータバルブ手段
    が制御区域を備え、前記シフトバルブ構造は、1−2ア
    ップシフトのインターバルに際し前記圧力供給源より制
    御区域に圧力を供給するようになつていて、その結果、
    前記1−2アキュムレータに最適なアキュムレータ制御
    圧力が得られ、滑らかな速度比変化を行なえる特許請求
    の範囲第1項に記載の制御装置。
  4. (4)前記アキュムレータレギュレータバルブ手段が、
    前記圧力供給源からの圧力に晒される圧力区域を持つ圧
    力レギュレータバルブエレメントと、前記圧力区域への
    圧力に対抗する圧力を前記バルブエレメントに及ぼして
    いるバルブスプリングと、当該スプリングで係合される
    移動可能なバルブプランジャとを備え、当該バルブプラ
    ンジャの一方の側部は前記アキュムレータ圧力レギュレ
    ータバルブ手段の制御区域に連絡した状態にあり、その
    結果、前記制御区域が加圧されると、前記プランジャは
    第1の位置にシフトされてバルブスプリングを圧縮し、
    また制御区域が加圧されていなければ、前記プランジャ
    は増加したバルブスプリングの長さに見合う第2の位置
    を占める特許請求の範囲第2項に記載の制御装置。
  5. (5)前記アキュムレータレギュレータバルブ手段が、
    前記圧力供給源からの圧力に晒される圧力区域を持つ圧
    力レギュレータバルブエレメントと、前記圧力区域への
    圧力に対抗する圧力を前記バルブエレメントに及ぼして
    いるバルブスプリングと、当該スプリングで係合される
    移動可能なバルブプランジャとを備え、当該バルブプラ
    ンジャの一方の側部は前記アキュムレータ圧力レギュレ
    ータバルブ手段の制御区域に連絡した状態にあり、その
    結果、前記制御区域が加圧されると、前記プランジャは
    第1の位置にシフトされてバルブスプリングを圧縮し、
    また制御区域が加圧されていなければ、前記プランジャ
    は増加したバルブスプリングの長さに見合う第2の位置
    を占める特許請求の範囲第3項に記載の制御装置。
  6. (6)前記1−2シフトバルブ手段と第2の速度比を作
    り出すためのサーボ手段との間の流体連結部が、バルブ
    空所と当該バルブ空所内にあるバルブエレメントとを有
    する1−2アキュムレータ容積モデユレータにより部分
    的に形成され、前記バルブ空所は前記1−2シフトバル
    ブ手段および最後に記述した前記サーボ手段の間を連絡
    しており、前記1−2アキュムレータ容積モデユレータ
    はさらに、最後に記述した前記サーボ手段および前記1
    −2アキュムレータ室の間に制御オリフィスを有し、前
    記バルブエレメントは、一方の方向に動かされると最後
    に記述した前記サーボ手段の間の連絡状態を制御し、ま
    た反対の方向に動かされるとそうした連絡を解放するも
    ので前記オリフィスの上流側並びに下流側が前記バルブ
    エレメントの両側に連絡し、その結果、前記オリフィス
    を横切つての圧力ディファレンシャルが前記バルブエレ
    メントを前記一方の方向に押すようになつている特許請
    求の範囲第3項に記載の制御装置。
  7. (7)前記1−2シフトバルブ手段と第2の速度比を作
    り出すためのサーボ手段との間の流体連結部が、バルブ
    空所と当該バルブ空所内にあるバルブエレメントとを有
    する1−2アキュムレータ容積モデユレータにより部分
    的に形成され、前記バルブ空所は前記1−2シフトバル
    ブ手段および最後に記述した前記サーボ手段の間を連絡
    しており、前記1−2アキュムレータ容積モデユレータ
    はさらに、最後に記述した前記サーボ手段および前記1
    −2アキュムレータ室の間に制御オリフィスを有し、前
    記バルブエレメントは、一方の方向に動かされると最後
    に記述した前記サーボ手段の間の連絡状態を制限し、ま
    た反対の方向に動かされるとそうした連絡を解放するも
    ので前記オリフィスの上流側並びに下流側が前記バルブ
    エレメントの両側に連絡し、その結果、前記オリフィス
    を横切つての圧力ディファレンシャルが前記バルブエレ
    メントを前記一方の方向に押すようになつている特許請
    求の範囲第4項に記載の制御装置。
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