JPS6220726B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6220726B2 JPS6220726B2 JP56056558A JP5655881A JPS6220726B2 JP S6220726 B2 JPS6220726 B2 JP S6220726B2 JP 56056558 A JP56056558 A JP 56056558A JP 5655881 A JP5655881 A JP 5655881A JP S6220726 B2 JPS6220726 B2 JP S6220726B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- waveguide
- coupling hole
- wave
- branch
- branching
- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims description 16
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims description 16
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims description 16
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 9
- 230000005684 electric field Effects 0.000 claims description 6
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000000644 propagated effect Effects 0.000 description 1
- 230000001902 propagating effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01P—WAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
- H01P1/00—Auxiliary devices
- H01P1/20—Frequency-selective devices, e.g. filters
- H01P1/213—Frequency-selective devices, e.g. filters combining or separating two or more different frequencies
- H01P1/2138—Frequency-selective devices, e.g. filters combining or separating two or more different frequencies using hollow waveguide filters
Landscapes
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、多周波数帯から成る波から、所望
の1個あるいは複数個の周波数帯の分波する分波
回路の改良に関するものである。
の1個あるいは複数個の周波数帯の分波する分波
回路の改良に関するものである。
なおここでは、説明を簡単にするために、二つ
の周波数に限定して説明する。ここで、二つの周
波数帯の波の周波数をfL、fHとしてfH>fLの
関係にあるものとする。そして、ここでは、上記
二つの周波数帯から成る波からfLの波を分波す
ることにする。
の周波数に限定して説明する。ここで、二つの周
波数帯の波の周波数をfL、fHとしてfH>fLの
関係にあるものとする。そして、ここでは、上記
二つの周波数帯から成る波からfLの波を分波す
ることにする。
まず、第1図に示す従来の分波回路について簡
単に説明する。
単に説明する。
第1図において、1は主導波管、2は分岐導波
管、3はテーパ導波管、4は結合孔、5は多層誘
電体板フイルタ、6は多層誘電体板フイルタ5を
構成する誘電体板である。
管、3はテーパ導波管、4は結合孔、5は多層誘
電体板フイルタ、6は多層誘電体板フイルタ5を
構成する誘電体板である。
ここで、分岐導波管2は主導波管1の管壁に取
り付けられ、結合孔4を介して結合している。ま
た、多層誘電体板フイルタ5は分岐導波管2中に
結合孔4に近接して設けられており、誘電体板6
の厚さとピツチ間隔が分岐導波管2の基本モード
に対して周波数fLでは反射がなく、周波数fHで
はほとんどの波を反射して大きな減衰を与えるよ
うに設計されている。また、テーパ導波管3は、
fHの波は通過するがfLの波をしや断するように
設計されている。
り付けられ、結合孔4を介して結合している。ま
た、多層誘電体板フイルタ5は分岐導波管2中に
結合孔4に近接して設けられており、誘電体板6
の厚さとピツチ間隔が分岐導波管2の基本モード
に対して周波数fLでは反射がなく、周波数fHで
はほとんどの波を反射して大きな減衰を与えるよ
うに設計されている。また、テーパ導波管3は、
fHの波は通過するがfLの波をしや断するように
設計されている。
このような多層誘電体板フイルタの設計法は、
例えば1974年12月発行のIEEE TRANSACTION
ON MICROWAVE THEORY AND
TECHNIQUES、VOL、MTT−22、No.12、
pp.1202−1209に掲載された論文“A Class of
Waveguide Filters for Over−Moded
Applications”に示されており、誘電体板の厚さ
は第1図に示すように波長に比べて薄く、通常1/
4波長以下である。
例えば1974年12月発行のIEEE TRANSACTION
ON MICROWAVE THEORY AND
TECHNIQUES、VOL、MTT−22、No.12、
pp.1202−1209に掲載された論文“A Class of
Waveguide Filters for Over−Moded
Applications”に示されており、誘電体板の厚さ
は第1図に示すように波長に比べて薄く、通常1/
4波長以下である。
いま、主導波管1にfL、fHの波が導入された
場合について説明する。結合孔4がテーパ導波管
3のfLの波に対して呈する等価しや断面に対し
て適当な位置に設けられていると、主導波管1を
伝搬するfLの波は分岐導波管2に分波される。
一方、fHの波に対しては、分岐導波管2中に設
けられた多層誘電体板フイルタ5が結合孔4面に
おいて等価的な短絡面を形成するため、fHの波
は結合孔4の影響を受けることなく伝搬し、さら
にテーパ導波管3を通過する。したがつて、導波
管1に導入されたfLとfHの波は、fLの波が分
岐導波管2に、fHの波がテーパ導波管3にそれ
ぞれ分波される。
場合について説明する。結合孔4がテーパ導波管
3のfLの波に対して呈する等価しや断面に対し
て適当な位置に設けられていると、主導波管1を
伝搬するfLの波は分岐導波管2に分波される。
一方、fHの波に対しては、分岐導波管2中に設
けられた多層誘電体板フイルタ5が結合孔4面に
おいて等価的な短絡面を形成するため、fHの波
は結合孔4の影響を受けることなく伝搬し、さら
にテーパ導波管3を通過する。したがつて、導波
管1に導入されたfLとfHの波は、fLの波が分
岐導波管2に、fHの波がテーパ導波管3にそれ
ぞれ分波される。
しかし、fLとfHの周波数間隔が広い場合、f
Lの波が大電力を伝送する場合には、分岐導波管
2の寸法がfHの波長に比べて比較的大きいこと
が要求され、第1図中の寸法HがfHの波の半波
長より長くなる場合が生じる。分岐導波管2の高
さHが半波長より長くなると、結合孔4の影響に
よつて生ずる分岐導波管2の基本モードに直交す
る電界を有する高次モードが分岐導波管2を伝搬
するようになる。この高次モードに対しては、管
内波長が基本モードと異なるため多層誘電体板フ
イルタ5が有効に作用しなくなる。このため、従
来の分波回路においては、分岐導波管2にfHの
波が漏洩し、分波回路の特性が悪くなるという欠
点がある。
Lの波が大電力を伝送する場合には、分岐導波管
2の寸法がfHの波長に比べて比較的大きいこと
が要求され、第1図中の寸法HがfHの波の半波
長より長くなる場合が生じる。分岐導波管2の高
さHが半波長より長くなると、結合孔4の影響に
よつて生ずる分岐導波管2の基本モードに直交す
る電界を有する高次モードが分岐導波管2を伝搬
するようになる。この高次モードに対しては、管
内波長が基本モードと異なるため多層誘電体板フ
イルタ5が有効に作用しなくなる。このため、従
来の分波回路においては、分岐導波管2にfHの
波が漏洩し、分波回路の特性が悪くなるという欠
点がある。
この発明はこれらの欠点を除去するため誘電体
板6中に分岐導波管2の基本モードの電界と垂直
でかつ分岐導波管2と接続された導体板を設けた
ものであり、以下図面について詳細に説明する。
板6中に分岐導波管2の基本モードの電界と垂直
でかつ分岐導波管2と接続された導体板を設けた
ものであり、以下図面について詳細に説明する。
第2図はこの発明の一実施例であり、1〜6は
第1図と同じもの、7は導体板である。
第1図と同じもの、7は導体板である。
ここで、導体板7は、分岐導波管2の広い方の
面に平行に誘電体板6を分岐導波管2の高さ方向
に2分割する形で誘電体板6に固定され、分岐導
波管2に電気的に接続されている。
面に平行に誘電体板6を分岐導波管2の高さ方向
に2分割する形で誘電体板6に固定され、分岐導
波管2に電気的に接続されている。
この構造は、導体板7の上下の伝搬定数を異な
らせる要因がなく、閉込共振が発生しにくい構造
である。
らせる要因がなく、閉込共振が発生しにくい構造
である。
いま、fL、fHの波が主導波管1に導入された
場合について説明する。まず、fLの波は、結合
孔4を介して分岐導波管2の基本モードとなつて
結合し、この基本モードの電界は導体板7に垂直
であるので、導体板7による反射をほとんど受け
ることなく分岐導波管2を伝搬する。また、導体
板7の厚さが薄いので、不連続部における電界の
集中はほとんど無視できる。したがつて、fLの
波は従来の分岐回路におけると同様に、損失及び
耐電力特性の劣化を伴なうことなく分岐導波管2
に分波される。
場合について説明する。まず、fLの波は、結合
孔4を介して分岐導波管2の基本モードとなつて
結合し、この基本モードの電界は導体板7に垂直
であるので、導体板7による反射をほとんど受け
ることなく分岐導波管2を伝搬する。また、導体
板7の厚さが薄いので、不連続部における電界の
集中はほとんど無視できる。したがつて、fLの
波は従来の分岐回路におけると同様に、損失及び
耐電力特性の劣化を伴なうことなく分岐導波管2
に分波される。
つぎにfHの波について説明する。結合孔4及
び誘電体板フイルタ5の形状は従来の分波回路の
場合と同様に設計されている。したがつて、結合
孔4を介して結合する周波数fHの基本モードに
対しては、多層誘電体板フイルタ5が結合孔4面
に等価的な短絡面を形成する。また、結合孔4の
影響によつて生ずる基本モードに直交する電界の
高次モードに対しては、導体板が分岐導波管2を
高さ方向に2等分するので高次モードのしや断周
波数が高くなり、高次モードに対しても結合孔4
面に等価的な短絡面を形成することになる。
び誘電体板フイルタ5の形状は従来の分波回路の
場合と同様に設計されている。したがつて、結合
孔4を介して結合する周波数fHの基本モードに
対しては、多層誘電体板フイルタ5が結合孔4面
に等価的な短絡面を形成する。また、結合孔4の
影響によつて生ずる基本モードに直交する電界の
高次モードに対しては、導体板が分岐導波管2を
高さ方向に2等分するので高次モードのしや断周
波数が高くなり、高次モードに対しても結合孔4
面に等価的な短絡面を形成することになる。
したがつて、導波管1に導入されたfHの波
は、結合孔4の影響をほとんど受けることなく、
テーパ導波管5に伝搬される。
は、結合孔4の影響をほとんど受けることなく、
テーパ導波管5に伝搬される。
なお、以上は、主導波管1を円形導波管、分岐
導波管2の数を1個とし、2つの周波数帯の波の
分波を例にとり説明したが、以上の説明から明ら
かなように、導波管形状は円形に限らず、しかも
分岐導波管の数も1個に限られるものではない。
また、周波数帯の数が3個以上の場合も使用でき
る。
導波管2の数を1個とし、2つの周波数帯の波の
分波を例にとり説明したが、以上の説明から明ら
かなように、導波管形状は円形に限らず、しかも
分岐導波管の数も1個に限られるものではない。
また、周波数帯の数が3個以上の場合も使用でき
る。
以上のように、この発明に係る分波回路では、
誘電体板6に分岐導波管2の基本モードの電界と
垂直な方向に設けられ、分岐導波管2と電気的に
接続された導体板7によつて、fLの波の耐電力
特性、分波特性の劣化を伴うことなく、fHの波
の分岐導波管2への漏洩量を非常に少なくできる
利点がある。
誘電体板6に分岐導波管2の基本モードの電界と
垂直な方向に設けられ、分岐導波管2と電気的に
接続された導体板7によつて、fLの波の耐電力
特性、分波特性の劣化を伴うことなく、fHの波
の分岐導波管2への漏洩量を非常に少なくできる
利点がある。
第1図は従来の分波回路の一部欠載する概略構
成図、第2図はこの発明の一実施例を示す一部欠
載する概略構成図である。 図中、1は主導波管、2は分岐導波管、3はテ
ーパ導波管、4は結合孔、5は多層誘電体板フイ
ルタ、6は誘電体板、7は導体板である。なお、
図中、同一あるいは相当部分には同一符号を付し
て示してある。
成図、第2図はこの発明の一実施例を示す一部欠
載する概略構成図である。 図中、1は主導波管、2は分岐導波管、3はテ
ーパ導波管、4は結合孔、5は多層誘電体板フイ
ルタ、6は誘電体板、7は導体板である。なお、
図中、同一あるいは相当部分には同一符号を付し
て示してある。
Claims (1)
- 1 主導波管と、結合孔を介して上記主導波管に
接続される1個又は複数個の分岐導波管と、上記
結合孔に近接して上記分岐導波管中に設けられた
フイルタとで構成される分波回路において、上記
フイルタとして厚さが波長に比べて薄い誘電体板
を1枚あるいは複数枚配列して成る多層誘電体板
フイルタを用いるとともに、上記誘電体板は個々
に上記分岐導波管の基本モードの電界に垂直でか
つ上記分岐導波管に電気的に接続された導体板に
よつて導体板によつて分割されていることを特徴
とする分波回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5655881A JPS57170603A (en) | 1981-04-15 | 1981-04-15 | Branching filter circuit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5655881A JPS57170603A (en) | 1981-04-15 | 1981-04-15 | Branching filter circuit |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57170603A JPS57170603A (en) | 1982-10-20 |
JPS6220726B2 true JPS6220726B2 (ja) | 1987-05-08 |
Family
ID=13030439
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5655881A Granted JPS57170603A (en) | 1981-04-15 | 1981-04-15 | Branching filter circuit |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57170603A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6325216U (ja) * | 1986-08-01 | 1988-02-19 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6460001A (en) * | 1987-08-31 | 1989-03-07 | Nec Corp | Polarized wave converting waveguide device |
ITTO20010483A1 (it) * | 2001-05-23 | 2002-11-23 | Marconi Mobile S P A | Perfezionamenti nei dispositivi diplexer. |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5184551A (ja) * | 1975-01-21 | 1976-07-23 | Mitsubishi Electric Corp | Bunpakairo |
JPS5190249A (ja) * | 1975-02-04 | 1976-08-07 |
-
1981
- 1981-04-15 JP JP5655881A patent/JPS57170603A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5184551A (ja) * | 1975-01-21 | 1976-07-23 | Mitsubishi Electric Corp | Bunpakairo |
JPS5190249A (ja) * | 1975-02-04 | 1976-08-07 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6325216U (ja) * | 1986-08-01 | 1988-02-19 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57170603A (en) | 1982-10-20 |
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