JPS62206861A - セラミツクス多層回路板及び半導体実装構造 - Google Patents

セラミツクス多層回路板及び半導体実装構造

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JPS62206861A
JPS62206861A JP61048377A JP4837786A JPS62206861A JP S62206861 A JPS62206861 A JP S62206861A JP 61048377 A JP61048377 A JP 61048377A JP 4837786 A JP4837786 A JP 4837786A JP S62206861 A JPS62206861 A JP S62206861A
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ceramic
layers
dielectric constant
ceramics
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JP61048377A
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Koichi Shinohara
浩一 篠原
Nobuyuki Ushifusa
信之 牛房
Kousei Nagayama
永山 更成
Satoru Ogiwara
荻原 覚
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、新規なセラミックス多層配線基板と。
それを用いた半導体装構造に係り、特に電気信号の入出
力のためのピンを取り付けたり半導体部品を取り付けて
機能モジュールを構成するのに好適なセラミックス多層
回路基板と半導体装構造に関する。
〔従来の技術〕
大型電子計算機の演算速度の高速化には、 LSIチッ
プと実装系での信号伝播速度の高速化が必要である。実
装系での信号伝播速度の高速化を達成させるには、導体
配線に隣接した絶縁体の誘電率をできるだけ小さくする
ことが要求される。従来よりセラミックス絶縁材料とし
ては、一般にアルミナが使用されている。
しかしアルミナの比誘電率は9.5 と大きく、信号伝
播速度の高速化には不満足であった。そこでさらに低誘
電率の基板として、近年特公昭59−22399  r
多層セラミック基板」に記載されているような低温焼結
基板材料や、特開昭59−11700「セラミック多層
配線回路板」に記載されているようなシリカをガラスで
結合した低誘電率・低温焼結材料が知られている。
しかし、これらの回路板材料は、内部にできるだけ気孔
を含まないように緻密に焼結させたものであり、演算速
度の高速化に大きな影響を及ぼす比誘電率は、4.5程
度が限界であった。
また従来より、断熱・保温性、基板の軽量化。
防音などの目的で例えば特開昭57−89212  r
複合セラミック電子材料」、特開昭59−83985 
 r発泡セラミック板の製造方法」に記載されているよ
うにセラミックス内部に気孔を含んだ基板が知られてい
る。
また、セラミックス内部に気孔を含ませ低誘電率化させ
るために例えば特開昭59−111345 r低誘電率
回路基板」に記載されているような基板が得られている
しかしこのように内部に気孔を含んだ基板を実際適用し
ようとする場合に問題になる基板のそり。
変形などが問題である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
セラミックス多層回路基板において絶縁材料のm電率は
、信号伝播速度の高速化に対してできるだけ小さいもの
が要求されている。
特開昭59−111345 r低誘電率回路基板」に記
載されているようにセラミックス中に中空球状のセラミ
ックを分散させた低誘電率材料は気孔を含むため材料強
度が緻密な焼結体に比べ小さいという問題がある。
そこでこの材料を基板として使用するとあまり板厚が薄
いものでは1通常の使用に耐えつる基板としては使用で
きない、また一層だけで焼結させたものは、基板のそり
、変形が大きいなどの問題があった。
本発明の目的は、低誘電率でかつ基板のそり。
変形が小さい高品質のセラミックス多層回路基板を提供
することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、セラミックスのマトリックス中に中空堺状の
セラミックスが分散された絶縁体と導体配線層が交互に
積層されたセラミックス多層回路基板において絶縁層の
積層数を好ましくは5層以上とし、絶縁層の曲げ強さが
5 kg / as ”以上及び比誘電率が5以下であ
る低誘電率セラミックス多層回路基板にある。
回路板の作製法としては、回路の形成のしやすさ、取り
扱いの容易さなどからグリーンシートとし、これを焼成
する方法が好ましい。
グリーンシートは、原料粉末と樹脂、溶剤等をかくはん
したスラリーを脱気したの゛ち、グリーンシート作製機
により作製される。この方法においては、粘度及びドタ
ターブレードの間隙等の調整によってグリーンシートの
厚さを変えることが可能である力j、割れ等のないシー
トを作るためにシートの厚さは0.1〜1.0mが好ま
しい。さらに焼成した後は、シートのHさは0.07〜
0.7I程度に約30%収縮する。
原料としてセラミックス粉と中空球状のセラミックスを
使用したグリーンシートから基板を作製する場合、内部
に気孔を含み材料強度が小さいため一層ではLSIチッ
プ等の支持体として適用できない。また比較的シートの
厚さが厚いシートを作製して基板を作製したが、焼成し
てみるとそり。
変形が大きくなり信頼性のある基板を作ることができな
かった。
そこで、いろいろと検討した結果、基板のそり。
変形等は、グリーンシートの積層数を増やすにつれて低
減できることがわかった。積層数を増やすことによって
そり、変形等が小さくなる理由は。
一層だけの場合、グリーンシートの内部では、スラリー
から乾燥するまでの間に、中空球状のセラミックスは上
面に、セラミックスは下面に分離してしまうため密度差
が生じ、焼成時に焼成収縮率等がシートの上面と下面で
は変わってしまうためと考えられる。積層数を増やすこ
とによってそり。
変形が低減できるのは、一層一層は不均一でも全体とし
て密度が平均化されるためそり、変形の少ないものが得
られる。
また多層化をすることによって、一層の上に回路を形成
した基板より高密度の配線がなされた多層回路基板とす
ることができる。
そして、多層配線とした場合には、焼成収縮率の均質化
及び信号配線間のクロストークの影響を少なくするため
にX信号配線層、Y信号配線層。
X配線層、Y配線層をはさんでG層が形成される必要が
あり、この点から絶縁層の層数は5層以上が好ましい。
中空球状のセラミックス粉末は中空のシリカ微小球が好
ましく、できるだけ誘電率を下げるため、低誘電率のシ
リカを主成分としたものが良い、特に、シリカがよい、
中空球状粉末の平均粒径は  。
100μm以下、グリーンシートの単位厚さより小さく
、特に厚さの半分以下が好ましい。中空球状のセラミッ
クス粉末の粒径を100μm以下とすることにより、内
部配線が非常に高集積化され、スルーホールを形成した
時に二つのスルーホールの間で短絡や断線の危険がある
ためである。
焼結した後の複合材内部の気孔率が5〜50%とするこ
とが好ましい、5%未満であると誘電率を下げる効果が
あまりなく、50%を越えると材料強度が基板に適さな
くなるので好ましくない。
回路を形成しないときのグリーンシート多層化した焼結
体の室温曲げ強度は5 kg f / m”以上が好ま
しい。
配線用導体として銅、金、銀及びそれらの合金が好まし
い、これらの金属は、電気抵抗が小さいために、信号伝
播速度の高速化及び配線の高密度化が可能である。
セラミックス粉末は、1ooo℃以下で焼結可能な結晶
化ガラスが好ましい、銅、金、銀などの融点が1000
℃付近であるため導体金属の融点以下で焼結させる必要
があり、高強度である結晶化ガラスで中空球状のセラミ
ックスを焼結することによりできるだけ基板の強度を高
めることができる。
焼結体内部に気孔を含ませる方法として、セラミックス
で中空球状のセラミックスを結合する方法の他にセラミ
ックス粉末と発泡剤をいっしょに混ぜ、焼成中に発泡さ
せて気孔を含むセラミックスを作る方法があるが、この
方法は、均一で微細な気孔をセラミックス中に多数分散
させるのは困難である。
また、焼結過程の途中で取り出したポーラスな焼結体を
粉砕した粉末を利用する方法も考えられるが、このよう
な焼結体は、開気孔となっている場合が多く、多層板の
作製作程で水分、薬品、樹脂等が内部まで浸透し、焼成
時、樹脂が飛散せずに残存することになり好ましくない
。また、この原料を焼結した焼結体も開気孔が残りやす
く水分や薬品が浸透しやすく好ましくない。
一方、セラミックスと中空球状のセラミックスからなる
複合材は、気孔がセラミックスで封止された中空球体を
使用するため、スラリを作製する時など、内部に水分、
薬品、樹脂等が浸透することなく、焼成後の焼結体も開
気孔となっている。
なお、本発明では、グリーンシートの各層に回路が印刷
されているが、グリーンシートを積層することにより、
そり、変形が少ないものが得られるため回路が印刷され
ていないシートを積層し焼結させたものでも基板として
適用可能である。
本発明は、回路基板上に半導体素子が搭載されてなるも
のにおいて、前記回路基板はセラミックスのマトリック
ス中に中空のセラミックス粒が分散した絶縁体層と導体
配線層とが交互に各々複数層積層されていることを特徴
とする半導体装構造にある。
回路基板は、比誘電率が5以下及び曲げ強度が5kg/
am”以上であるセラミックスによって構成される。
前記回路基板は樹脂層によって保護するのが好ましい。
更に1本発明は回路基板上に半導体素子が載置している
ものにおいて、前記回路基板はセラミックスのマトリッ
クス中に中空のセラミックス粒が分散した絶縁体層と導
体配線層とが交互に各々複数層積層された複合板からな
り、且つ複合板の少なくとも半導体素子を搭載する面側
に中空のセラミックス粒を含有しないセラミックス又は
合成樹脂層が一体形成されていることを特徴とする半導
体装構造にある。
〔作用〕
微細な中空球状のセラミックスをセラミックスで結合し
た基板材料を多層化することで、内部に微細かつ均一に
分散された気孔を多く含ませることができ、かつ比誘電
率が3〜5のセラミックス多層回路板材料が得られる。
また中空球状のセラミックスをを原料として使用してい
るため、気孔は閉気孔になっており水分が内部まで浸透
することはない、また多層化を行っているため、基板全
体の密度が平均化されそり、変形が少ない高密度の配線
がなされた基板とすることができる。さらに気孔を多く
含むため、誘電損失などの電気的特性も向上されている
〔実施例〕
実施例1 原料粉末として使用するガラス粉末の組成としては、以
下のものを使用した。酸化物に換算して重量でLiz0
5〜20%、5iOz60〜90%に、LizO以外の
アルカリ金属酸化物1〜5%e A Q go s 1
〜10%、アルカリ土類金属酸化物1〜5%及びB*O
sO〜30%を1種以上含むものを基本組成とし、総量
100%となるように選んだ組成である。
セラミックス多層回路基板の製造方法は、まずグリーン
シートを作るためのスラリーを作る。スラリーの製造方
法は、上記の組成である平均粒径1μmのガラス粉と平
均粒径30μmの中空のシリカ微小球を3:2の混合比
で配合し、この粉末に重合度4000のポリビニルブチ
ラール12.5部、トリクロルエチレン155部、テト
ラクロルエチレン40部、nブチルアルコール55部を
加えボールミルで24時時間式混合しスラリーを作った
6次に真空脱気処理により適当な粘度に調節した。
なお、使用した中空のシリカ微小球を結合するために用
いたガラスは、初めは非晶質の状態であるが熱処理をす
ると結晶が析出する結晶化ガラスである。
次にこのスラリーをドクターブレードを用いてシリコン
コートしたポリエステルフィルム支持体上に0.2■厚
さに塗布し、その後乾燥して多層回路板材料のグリーン
シートを作製した。
次にこのグリーンシートを50簡角に切断し、30pa
積層したのた熱間プレスにより圧着した。
圧着条件は、温度120℃、圧力は20kgf/+am
”である。
圧着後、樹脂抜きのため100℃/h以下の昇温速度で
昇温し、500℃X3hの脱脂を行った後、200℃/
hの昇温速度で昇温し、900〜1000℃で焼成を行
った。雰囲気は大気中である。
この焼成後の絶縁材料の比誘電率は3.7〜4.51曲
げ強さは10〜16kgf /m”である。
上記で作製したグリーンシートにパンチで直径100μ
mの穴をあけ、金ペーストを埋め込み、さらに金ペース
トで印刷により、X信号層、Y信分層、G層及び表面パ
ターンを形成した。その後、積層、圧着をして積層板を
作製した。その後、樹脂抜きのため100℃/h以下の
昇温速度で昇温し500℃X3hの脱脂を行った後、2
00℃/hの昇温速度で昇温し、900〜1000℃で
焼成を行った。雰囲気は大気中である。メタライズした
Au配線のまわりには、クラック及びはがれ等は認めら
れなかった。
焼成品にピン7及びLSIチップ1を装着をした。焼成
品のピン付した部分の周辺には、クラック等は認められ
なかった。また基板にそり、変形などは認められなかっ
た。絶縁材料の比誘電率は。
約4でありアルミナ基板に比べ35%はど信号伝播速度
の向上が認められた。第1図に作製したセラミックス多
層回路板の断面図とLSIチップを搭載した半導体装置
の実装構造の断面図である。
LSIチップ1は本発明のセラミックス多層回路板には
んだ2によって接合され、回路板は0層3、X信号層4
.Y信号層5及び配線導体6が形成されている。
実施例2 実施例1で使用したガラス粉と平均粒径が30〜60μ
mである数種類の中空のシリカ微小球を3:2の混合比
で配合し、実施例1と同様にしてグリーンシートを作製
し、積層して900〜1000℃で焼成した。雰囲気は
大気中である。
第2図に焼結体内部に含まれる気孔率と比?l1il!
!率及び曲げ強さの関係を示す、比誘電率の測定周波数
はI M Hzである1図に示す如く、気孔率5%未満
では比誘電率が5を越え、また50%以上では6 kg
 f / rrm”以下となる。気孔率20%以上では
比誘電率が4.3以下で、40%以下では9kg f 
/ rrm”以上の曲げ強さが得られる。
実施例3 実施例1で使用したガラス粉と平均粒径1μmのシリカ
を3=2の混合比で配合し、この粉末に重合度4000
のポリビニルブチラール5.9部。
トリクロルエチレン124f15.テトラクロルエチレ
ン32部、nブチルアルコール44部を加えボールミル
で24h湿式混合しスラリーを作る。さらに真空脱気処
理により適当な粘度に調節する。
次にこのスラリーをドクターブレードを用いてシリコン
コートしたポリエステルフィルム支持体上に0.2m厚
さに塗布し、その後乾燥して多層回路板材料のグリーン
シートを作製する。
次にこのグリーンシートにパンチで直径100μmの穴
をあけ、金ペーストを埋め込み、さらに金ペーストで導
体配線をし5011II角に切断したグリーンシートを
用意する。このシートをAとする。
さらに、実施例1で作製した平均粒径30μmの中空の
シリカ微小球を用いたグリーンシートにパンチで直径1
00μmの穴をあけ、金ペーストを埋め込み、さらに金
ペーストで導体配線をし50閣角に切断したグリーンシ
ートを用意する。
このシートをBとする。
次にBのシートを24層、その両面に3層ずっAのシー
トを積層して表面層とし圧着をして積層板を作製した。
その後、JI!I脂抜きのため100℃/h以下の昇温
速度で昇温し、500℃X3hの脱脂を行った後、20
0℃/hの昇温速度で昇温し、900〜1000℃Xl
hで焼成を行った。
雰囲気は大気中である。
メタライズしたAu配線のまわりには、クラック及びは
がれ等は認められなかった。またシートのはがれ及び基
板のそり変形は認められなかった。
第3図に作製したセラミックス多層回路基板の断面図と
LSIチップを搭載した実装構造の断面図を示す。
図に示すように焼成品にピン7及びLSIチップ1を装
着したものである。焼成品のピン付した部分の周辺には
、クラック等は認められなかった。
また主に電気信号が伝播する中空のシリカ微小球を使用
し中間層の部分は、比誘電率が約4と小さいため、アル
ミナ基板に比べ35%はど信号伝播速度の向上が認めら
れた。
実施例4 酸化物に換算して、Mg015〜25%。
AJzOa15〜25%、5iOz 50〜65%を基
本組成とし、核形成剤としてVzOal、0%添加し総
量100%となるように選んだ組成である平均粒径1μ
mのガラス粉と平均粒径30μmである中空のシリカ微
小球を3:2の混合比で配合し、この粉末に重合度40
00のポリビニルブチラール12.5部、トリクロルエ
チレン155部。
テトラクロルエチレン40部、nブチルアルコール55
部を加えボールミルで24時時間式混合しスラリーを作
る0次に真空脱気処理により適当な粘度に調節する。
次に実施例1と同様にして積層体を作製し。
950〜1000℃で焼成を行った。雰囲気は大気中で
ある0本焼成品の絶縁材料の比誘電率は、4.0〜4.
5であり曲げ強さは12〜16kgf/■2である。
次に実施例1と同様に上述のグリーンシートに穴をあけ
、金ペーストを埋め込み、金ペーストで導体配線をし積
層、圧着をして積層板を作製した。
さらに、950〜1000℃で焼成をした。
メタライズした金配線のまわりには、クラック及びはが
れ等は認められなかった。また基板にそり、変形は認め
られなかった。
さらに焼成品にピン付及びチップ装着をした。
焼成品のピン付した部分の周辺には、クラック等は認め
られなかった。
実施例5 酸化物に換算して、BzOslO〜50%。
5io240〜80%の他4CAQzOa0.5〜20
%、アルカリ金属酸化物0.5〜5%、アルカリ土類金
属酸化物0〜20%を少なくとも1種以上含むものを基
本組成とし、総−1100%となるように選んだ組成で
ある平均粒径1μmのガラス粉と平均粒径3oμmであ
る中空のシリカ微小球を4:1の混合比で配合し、実施
例1と同様にして積層体を作製し、900〜950℃で
焼成を行った。雰囲気は大気中である。本焼成品の比誘
電率は、3.5−4である0次に実施例1と同様にグリ
ーンシートに穴をあけ、金ペーストを埋め込み、金ペー
ストで導体配線をし、積層、圧着をして積層板を作製し
た。さらに900〜950℃で焼成した。基板にそり、
変形は認められなかった。メタライズした金配線のまわ
りには、タラツク及びはがれ等は認められなかった。
実施例6 酸化物に換算して、BzOalO〜50%。
5iOz40〜80%の他にAflxOso、5〜20
%、アルカリ金属酸化物0.5〜5%、アルカリ土類金
属酸化物0〜20%を少なくとも1種以上含むものを基
本組成とし、総量100%となるように選んだ組成であ
る平均粒径1μmのガラス粉と平均粒径50μmである
中空のアルミナ微小球を3:2の混合比で配合し、実施
例1と同様にして積層体を作製し、950〜1000℃
で焼成を行った。雰囲気は大気中である6本焼成品の比
誘電率は、4〜5である。
次に実施例1と同様にグリーンシートに穴をあけ、金ペ
ーストを埋め込み、金ペーストで導体配線をし、積層、
圧着をして積層板を作製した。さらに950〜1000
℃で焼成をした。基板にそり、変形は認められなかった
。メタライズした金配線のまわりには、クラック及びは
がれ等は認められなかった。
実施例7 酸化物に換算して、MgO15〜25%。
AfizOa15〜25%、Sing 50〜65%で
総量100%となるように選んだ組成である平均粒径1
μmのガラス粉と平均粒径50μmである中空のアルミ
ナ微小球を3=2の混合比で配合し。
実施例1と同様にして積層体を作製し、950〜100
0℃で焼成を行った。雰囲気は大気中である1本焼成品
の比誘電率は、4〜5である。
次に実施例1と同様にグリーンシートに穴をあけ、金ペ
ーストを埋め込み、金ペーストで導体配線をし、積層、
圧着をして積層板を作製した。さらに950〜1000
℃で焼成をした。基板にそり、変形は認められなかった
。メタライズした金配線のまわりには、クラック及びは
がれ等は認められなかった。
実施例8 平均粒径1μmのアルミナ粉と平均粒径50μmである
中空のアルミナ微小球を1=1の混合比で配合し、実施
例1と同様にしてグリーンシートを作製し、グリーンシ
ートに穴をあけ、タングステンペーストを埋め込み、タ
ングステンペーストで導体配線をし、積層、圧着をして
積層板を作製した。さらに1600℃で焼成した。基板
にそり、変形は認められなかった。メタライズした配線
導体のまわりには、クラック及びはがれ等は認められな
かった。
実施例9 実施例1及び4,5で使用した組成のガラス粉末と平均
粒径が30〜60μmである数種類の中空シリカ微小球
を3:2の混合比で配合し、溶剤及びNz中でも飛散性
の良いアクリル系の樹脂等を添加し、実施例1と同様に
してグリーンシートを作製した。このグリーンシートに
銅ペーストを印刷し、積層体を作り、Nz1#囲気中で
焼成して。
銅導体配線が形成された多層回路基板を作製できた。
実施例10 第4図は実施例1〜8で作製したセラミックス多層回路
基板とLSIチップ1との間に多層回路基板と同じ材質
のキャリア基板12をはさみ。
LSIチップ1とキャリア基板12を接続しているはん
だ2のまわりを樹脂11等でおおうことにより、LSI
チップとセラミックス多層回路基板とを接続する部分の
信頼性を高めることができるものである。キャリア基板
12は前述と同様に回路印刷を有しないグリーンシート
を多層積層して焼成したものである。配線導体6が設け
られ、LSIチップ1と多層回路板とに各々はんだ2に
よって接合されている。
実施例11 第5図は実施例1〜9で作製したセラミックス多層回路
基板に、銅と絶縁層にポリイミドなどの樹脂を用いて形
成されたプリント多層回路を積層し1回路板にLSIチ
ップ1を装着、ピン7を付けた半導体装置の実装構造を
示す断面図である。
このようにしてLSIチップとの高精度の接続を可能に
したモジュールを作製した。
実施例12 第6図は実施例1〜8で作製したセラミックス多層回路
基板の表面にフッ素樹脂等の樹脂をコーティングした半
導体装置の実装構造の断面図である。このコーティング
により基板の耐湿性、耐薬品性等の性質が向上できた。
実施例13 実施例1〜8で作製したセラミックス多層回路基板の表
面に実施例12と同様にケイ酸エチル等の金属アルコキ
シドの加水分解溶液をコーティングした後、500〜6
00℃に加熱して表面に5insの膜を形成させる。こ
のことにより基板の耐湿性、耐薬品性が向上できた。
(発明の効果〕 本発明によれば、セラミックス粉末と中空球状のセラミ
ックス粉末を原料粉末とし、原料粉末と樹脂、溶剤等か
ら作製されたグリーンシートに導体配線をして、積層、
焼結することにより、絶縁体の比誘電率が3〜5で、そ
り、変形の少ないセラミックス多層回路基板が得られる
【図面の簡単な説明】
第1r!!Jは、セラミックス中に中空球状のセラミッ
クスが分散された複合材が積層された多層回路板とLS
Iチップを搭載した半導体装置の実装構造を示す断面図
、第2図は、中空のシリカ微小球と結晶化ガラスからな
る複合材料で、焼結体内部に含まれる気孔率と比誘電率
及び曲げ強さの関係を示す線図、第3図は、シリカと結
晶化ガラスか。 らなる複合材料を表面層に、中空のシリカ微小球と結晶
化ガラスからなる複合材料を中間層にしたセラミックス
多層回路基板、第4図は、LSIチップとセラミックス
多層回路基板の接続部の信頼性を考えたモジュールの構
成、第5図は、LSTチップとセラミックス多層回路基
板との高精度の接続を可能にしたモージュールの構成及
び第6図は1本発明のセラミックス多層回路°基板表面
に耐湿性、耐薬品性等を有する樹脂コーテングした基板
の構成とLSIチップを同様に搭載した半導体装置の実
装構造を示す断面図である。 1・・・LS1.チップ、2・・・はんだ、3・・・G
層、4・・・X信号層、5・・・Y信号層、6・・・配
線導体、7・・・電気信号入出力ピン、8・・・気孔、
9・・・表面層、10・・・中間層、11・・・樹脂、
12・・・キャリア基板、13・・・ポリイミド、14
・・・銅配線、15・・・銅ポリイミド多層板、】6・
・・セラミックス多層回路基板、17・・・フッ素樹脂

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.セラミックスのマトリックス中に中空のセラミック
    ス粒が分散した絶縁体層と導体配線層とが交互に各々複
    数層積層されており、前記絶縁体層の比誘電率が5以下
    及び室温の曲げ強さが5kg/mm^2以上であること
    を特徴とするセラミックス多層回路板。
  2. 2.特許請求の範囲第1項において、中空球状のセラミ
    ック粉末の粒径は100μm以下であるセラミックス多
    層回路板。
  3. 3.特許請求の範囲第1項において、焼結体内部には気
    孔率5〜50%までの気孔を含むセラミックス多層回路
    板。
  4. 4.特許請求の範囲第1項において、前記導体配線層は
    銅,金,銀又はそれらの合金であるセラミックス多層回
    路板。
  5. 5.特許請求の範囲第1項において、セラミックス粉末
    は、1000℃以下で焼結可能な結晶化ガラスであるセ
    ラミックス多層回路板。
  6. 6.回路基板上に半導体素子が搭載されてなるものにお
    いて、前記回路基板はセラミックスのマトリックス中に
    中空のセラミックス粒が分散した絶縁体層と導体配線層
    とが交互に各々複数層積層されていることを特徴とする
    半導体実装構造。
  7. 7.前記回路基板は、比誘電率が5以下及び曲げ強さが
    5kg/mm^2以上である特許請求の範囲第6項に記
    載の半導体実装構造。
  8. 8.前記回路基板は樹脂層によつて保護されている特許
    請求の範囲第6項又は第7項に記載の半導体実装構造。
  9. 9.回路基板上に半導体素子が載置しているものにおい
    て、前記回路基板はセラミックスのマトリックス中に中
    空のセラミックス粒が分散した絶縁体層と導体配線層と
    が交互に各々複数層積層された複合板からなり、且つ複
    合板の少なくとも半導体素子を搭載する面側に中空のセ
    ラミックス粒を含有しないセラミックス又は合成樹脂層
    が一体形成されていることを特徴とする半導体実装構造
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