JPS6220578A - 接着剤組成物 - Google Patents
接着剤組成物Info
- Publication number
- JPS6220578A JPS6220578A JP16081385A JP16081385A JPS6220578A JP S6220578 A JPS6220578 A JP S6220578A JP 16081385 A JP16081385 A JP 16081385A JP 16081385 A JP16081385 A JP 16081385A JP S6220578 A JPS6220578 A JP S6220578A
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- JP
- Japan
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- rubber
- adhesive composition
- component
- crosslinking agent
- methacrylate
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- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は接着剤組成物、更に詳しくは、特に特殊塗装処
理[トリクレンフィニツシユシステム(TFS)処理]
を施したアルミニウム板とポリ塩化ビニルのシートもし
くはフィルムとを接着結合するのに有用な接着剤組成物
に関する。
理[トリクレンフィニツシユシステム(TFS)処理]
を施したアルミニウム板とポリ塩化ビニルのシートもし
くはフィルムとを接着結合するのに有用な接着剤組成物
に関する。
発明の解決すべき問題点
近時、アルミニウム板は各種の建築用部材として多用さ
れているが、経年により腐蝕が発生するなどの問題があ
るので、特殊塗料で塗装処理を施し、耐久性の向上がな
されている。しかしながら、この特殊塗装(TFS)し
たアルミニウム板には所望により意匠上の観点から、木
目調に模様を付したポリ塩化ビニルのシートもしくはフ
ィルムが貼り合わされ建築用部材として使用される訳で
あるが、接着性に難点がある。
れているが、経年により腐蝕が発生するなどの問題があ
るので、特殊塗料で塗装処理を施し、耐久性の向上がな
されている。しかしながら、この特殊塗装(TFS)し
たアルミニウム板には所望により意匠上の観点から、木
目調に模様を付したポリ塩化ビニルのシートもしくはフ
ィルムが貼り合わされ建築用部材として使用される訳で
あるが、接着性に難点がある。
本発明者は、かかる特殊塗装アルミニウム板とポリ塩化
ビニルシートもしくはフィルムの接着に有効な接着剤を
提供するため鋭意研究を進めた結果、溶液型のポリウレ
タン接着剤に多用されている熱可塑性ポリエステルウレ
タンゴムまたはこれをビニルモノマーでグラフト反応さ
せたものに塩素化ゴムおよび有機アルキルアルコキシン
ラン化合物を配合し、これに架橋剤としてポリイソシア
ネート化合物を組み合わせることにより、優れた接着力
を発揮することを見出し、本発明を完成させるに至った
。
ビニルシートもしくはフィルムの接着に有効な接着剤を
提供するため鋭意研究を進めた結果、溶液型のポリウレ
タン接着剤に多用されている熱可塑性ポリエステルウレ
タンゴムまたはこれをビニルモノマーでグラフト反応さ
せたものに塩素化ゴムおよび有機アルキルアルコキシン
ラン化合物を配合し、これに架橋剤としてポリイソシア
ネート化合物を組み合わせることにより、優れた接着力
を発揮することを見出し、本発明を完成させるに至った
。
発明の構成と効果
すなわち、本発明は、熱可塑性ポリエステルウレタンゴ
ム(以下、単にウレタンゴムと称す)または該ウレタン
ゴムのビニルモノマーグラフト反応変性物(以下、変性
ウレタンゴムと称す)からなる溶液型接着剤に塩素化ゴ
ムおよび有機アルキルアルコキシシラン化合物を配合し
た主剤成分、および架橋剤としてポリイソシアネート化
合物から成ることを特徴とする接着剤組成物を提供する
ものである。
ム(以下、単にウレタンゴムと称す)または該ウレタン
ゴムのビニルモノマーグラフト反応変性物(以下、変性
ウレタンゴムと称す)からなる溶液型接着剤に塩素化ゴ
ムおよび有機アルキルアルコキシシラン化合物を配合し
た主剤成分、および架橋剤としてポリイソシアネート化
合物から成ることを特徴とする接着剤組成物を提供する
ものである。
本発明で用いる上記ウレタンゴムは、分子鎖中にウレタ
ン結合を有するエラストマーであり、通常、多塩基酸(
テレフタル酸、イソフタル酸、フタル酸、コハク酸、ア
ジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸など)と2価アル
コール(エチレングリコール、1,4−ブタンノオール
、1.5−ペンタンノオール、■、6−ヘキザンジオー
ル、ンエヂレングリコール、トリエヂレングリコール、
ポリエチレングリコール、プロピレングリコールなど)
を綜合反応し、得られる未満ヒドロキシル基を有する飽
和ポリエステル樹脂に対して、その活性水素基とジイソ
シアネート化合物(トリレンジイソシアネート、ジフェ
ニルメタンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシ
アネート、キシリレンジイソシアネート、シクロヘキシ
ルメタンジイソシアネートなど)のイソシアネート基と
をほぼ当量で反応した線状高分子である。
ン結合を有するエラストマーであり、通常、多塩基酸(
テレフタル酸、イソフタル酸、フタル酸、コハク酸、ア
ジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸など)と2価アル
コール(エチレングリコール、1,4−ブタンノオール
、1.5−ペンタンノオール、■、6−ヘキザンジオー
ル、ンエヂレングリコール、トリエヂレングリコール、
ポリエチレングリコール、プロピレングリコールなど)
を綜合反応し、得られる未満ヒドロキシル基を有する飽
和ポリエステル樹脂に対して、その活性水素基とジイソ
シアネート化合物(トリレンジイソシアネート、ジフェ
ニルメタンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシ
アネート、キシリレンジイソシアネート、シクロヘキシ
ルメタンジイソシアネートなど)のイソシアネート基と
をほぼ当量で反応した線状高分子である。
一方、変性ウレタンゴムのグラフト反応に用いるビニル
モノマーとしては、例えばアクリル酸、アクリル酸エス
テル(アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル
酸ブチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸
イソブチル、アクリル酸2−エトキシエチル、アクリル
酸グリシジル、アクリル酸テトラヒドロフルフリル、ア
クリル酸2−ヒドロキシエチル、アクリル酸2−ヒドロ
キンプロピル、1.4−ブタンジオールジアクリレート
、1.6−ヘキサンジオールジアクリレート、ペンタエ
リスリトールトリアクリレートなど)、メタアクリル酸
およびメタクリル酸エステル(メタクリル酸メチル、メ
タクリル酸エチル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸
イソブチル、メタクリル酸し一ブチル、メタクリル酸2
−エチルヘキシル、メタクリル酸オクチル、メタクリル
酸イソデシル、メタクリル酸ラウリル、メタクリル酸ラ
ウリル−トリデシル、メタクリル酸トリデシル、メタク
リル酸セチル−ステアリル、メタクリル酸ステアリル、
メタクリル酸シクロヘキシル、メタクリル酸ベンジル、
メタクリル酸2−ヒドロキシエチル、メタクリル酸2−
ヒドロキシプロピル、メタクリル酸ジメチルアミノエチ
ル、メタクリル酸ジメチルアミノエチル、メタクリル酸
t−ブチルアミノエチル、メタクリル酸グリシジル、メ
タクリル酸テトラヒドロフルフリルなど)、 アクリル
アマイド、アクリロニトリル、アクロレイン、酢酸ビニ
ル、スチレン、N−メチロールアクリル酸アミド、ビニ
ルピリジン、無水マレイン酸、ヒニルピロリドン、ブタ
ノエン等が挙げられろ。グラフト反応は、適当な反応溶
媒、例えばエステル系(酢酸エチル、酢酸ブチルなど)
、ケトン系(メチルエヂルケトン、シクロヘキサノン、
アセトンなど)、芳香族系(トルエン、キシレン、ベン
ゼンなど)、塩素系(トリクレン、塩化メチレンなど)
中、重合開始剤(過酸化ベンゾイル、アゾビスイソブチ
ロニトリル、キュメンハイドロパーオキザイド、 L−
ブチルハイドロパーオキサイド、過硫酸カリウム塩、過
硫酸アンモニウム塩など)の存在下で、60〜100°
Cx1時間以上(好ましくは2〜4時間)にて行なえば
よい。
モノマーとしては、例えばアクリル酸、アクリル酸エス
テル(アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル
酸ブチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸
イソブチル、アクリル酸2−エトキシエチル、アクリル
酸グリシジル、アクリル酸テトラヒドロフルフリル、ア
クリル酸2−ヒドロキシエチル、アクリル酸2−ヒドロ
キンプロピル、1.4−ブタンジオールジアクリレート
、1.6−ヘキサンジオールジアクリレート、ペンタエ
リスリトールトリアクリレートなど)、メタアクリル酸
およびメタクリル酸エステル(メタクリル酸メチル、メ
タクリル酸エチル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸
イソブチル、メタクリル酸し一ブチル、メタクリル酸2
−エチルヘキシル、メタクリル酸オクチル、メタクリル
酸イソデシル、メタクリル酸ラウリル、メタクリル酸ラ
ウリル−トリデシル、メタクリル酸トリデシル、メタク
リル酸セチル−ステアリル、メタクリル酸ステアリル、
メタクリル酸シクロヘキシル、メタクリル酸ベンジル、
メタクリル酸2−ヒドロキシエチル、メタクリル酸2−
ヒドロキシプロピル、メタクリル酸ジメチルアミノエチ
ル、メタクリル酸ジメチルアミノエチル、メタクリル酸
t−ブチルアミノエチル、メタクリル酸グリシジル、メ
タクリル酸テトラヒドロフルフリルなど)、 アクリル
アマイド、アクリロニトリル、アクロレイン、酢酸ビニ
ル、スチレン、N−メチロールアクリル酸アミド、ビニ
ルピリジン、無水マレイン酸、ヒニルピロリドン、ブタ
ノエン等が挙げられろ。グラフト反応は、適当な反応溶
媒、例えばエステル系(酢酸エチル、酢酸ブチルなど)
、ケトン系(メチルエヂルケトン、シクロヘキサノン、
アセトンなど)、芳香族系(トルエン、キシレン、ベン
ゼンなど)、塩素系(トリクレン、塩化メチレンなど)
中、重合開始剤(過酸化ベンゾイル、アゾビスイソブチ
ロニトリル、キュメンハイドロパーオキザイド、 L−
ブチルハイドロパーオキサイド、過硫酸カリウム塩、過
硫酸アンモニウム塩など)の存在下で、60〜100°
Cx1時間以上(好ましくは2〜4時間)にて行なえば
よい。
なお、ビニルモノマーの使用量は通常、ウレタンゴム1
00部(重量部、以下同様)に対し10〜100部の範
囲で選定すればよい。
00部(重量部、以下同様)に対し10〜100部の範
囲で選定すればよい。
本発明で用いる上記塩素化ゴムは、天然ゴムもしくは合
成ゴムに塩素を反応させたものを指称し、例えば天然ゴ
ムまたはイソプレンゴムを塩素化したものとして旭電化
工業(株)の[アデヵ塩化ゴムCR−5J、 「同CR
−10J、 [同CR−20j、「同CR−40J、
「同CR−9卸、 「同CF(−I50」が市販され、
また合成ゴム系のものとしてポリエチレンやポリプロピ
レンを塩素化した塩素化ポリエチレンや塩素化ポリプロ
ピレン、およびポリ塩化ビニルと塩素化ポリエチレンか
らなる塩素化ポリ塩化ビニル等が挙げられる 本発明で用いる上記有機アルキルアルコキシンラン化合
物としては、アミノアルキルアルコキシシラン、エポキ
シアルキルアルコキシソラン、メルカプトアルキルアル
コキシシラン、ビニルアルコキシシラン、クロロアルキ
ルアルコキシシランおよびメタクリロキシアルキルアル
コキシシランの群から選ばれる。アミノアルキルアルコ
キシシランの具体例としては、N−(β−アミノエチル
)アミノメチルトリメトキシシラン、N−(β−アミノ
エチル)メチルトリブトキシシラン、γ−アミノプロピ
ルトリエトキシシラン、γ−アミノプロピルメチルジェ
トキシシラン、γ−アミノイソブチルトリメトキシシラ
ン、γ−メルカプトプロピルトリメトキノンラン、N−
ビス(β−ヒドロキシエチル)−γ−アミノプロピルト
リエトキシシラン、N−(β−アミノエチル)−γ−ア
ミノプロピルトリエトキシシラン、N−(β−アミノエ
チル)−γ−アミノプロピルメチルジメトキシソラン、
N−(β−アミノエチル)−γ−アミノーβ−メチルプ
ロピルトリメトキシシラン、アミノメチルトリエトキシ
シラン、アミノメチルジェトキシシラン、γ−アミノプ
ロピルトリエトキシシラン、N−(β−アミノエチル)
−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン等が挙げられ
る。
成ゴムに塩素を反応させたものを指称し、例えば天然ゴ
ムまたはイソプレンゴムを塩素化したものとして旭電化
工業(株)の[アデヵ塩化ゴムCR−5J、 「同CR
−10J、 [同CR−20j、「同CR−40J、
「同CR−9卸、 「同CF(−I50」が市販され、
また合成ゴム系のものとしてポリエチレンやポリプロピ
レンを塩素化した塩素化ポリエチレンや塩素化ポリプロ
ピレン、およびポリ塩化ビニルと塩素化ポリエチレンか
らなる塩素化ポリ塩化ビニル等が挙げられる 本発明で用いる上記有機アルキルアルコキシンラン化合
物としては、アミノアルキルアルコキシシラン、エポキ
シアルキルアルコキシソラン、メルカプトアルキルアル
コキシシラン、ビニルアルコキシシラン、クロロアルキ
ルアルコキシシランおよびメタクリロキシアルキルアル
コキシシランの群から選ばれる。アミノアルキルアルコ
キシシランの具体例としては、N−(β−アミノエチル
)アミノメチルトリメトキシシラン、N−(β−アミノ
エチル)メチルトリブトキシシラン、γ−アミノプロピ
ルトリエトキシシラン、γ−アミノプロピルメチルジェ
トキシシラン、γ−アミノイソブチルトリメトキシシラ
ン、γ−メルカプトプロピルトリメトキノンラン、N−
ビス(β−ヒドロキシエチル)−γ−アミノプロピルト
リエトキシシラン、N−(β−アミノエチル)−γ−ア
ミノプロピルトリエトキシシラン、N−(β−アミノエ
チル)−γ−アミノプロピルメチルジメトキシソラン、
N−(β−アミノエチル)−γ−アミノーβ−メチルプ
ロピルトリメトキシシラン、アミノメチルトリエトキシ
シラン、アミノメチルジェトキシシラン、γ−アミノプ
ロピルトリエトキシシラン、N−(β−アミノエチル)
−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン等が挙げられ
る。
エポキシアルキルアルコキシシランの具体例としては、
γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−グ
リシドキシプロピルメチルジメトキシンラン、γ−グリ
シドキシプロピルジメチルエトキシシラン、γ−グリシ
ドキシプロビルメチルジェトキシシラン、γ−グリシド
キシプロピルトリメトキシシラン、β−(3,4−エポ
キシシクロヘキシル)エチルトリメトギシシラン、β−
(3゜4−エポキシシクロヘキシル)エチルメチルジメ
トキンシラン等が挙げられる。メルカプトアルキルアル
コキシシランの具体例としては、γ−メルカプトプロピ
ルトリメトキシシラン等、ビニルアルコキシシランの具
体例としては、ビニルトリメトキシンラン、ビニルトリ
エトキシシラン、ビニルトリス(β−メトキシエトキシ
)シラン等、クロロアルキルアルコキシシランの具体例
としては、γ−クロロプロピルメチルジメトキシシラン
、γ−クロロプロピルトリメトキシシラン等、メタクリ
ロキシアルキルアルコキシシランの具体例としては、γ
−メタクリロキシプロピルトリメトキシソラン等が挙げ
られる。これらの中で、アミノアルキルアルコキシシラ
ン、エポキシアルキルアルコキンシランの群から選ばれ
る1種または2種以上が好ましい。
γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−グ
リシドキシプロピルメチルジメトキシンラン、γ−グリ
シドキシプロピルジメチルエトキシシラン、γ−グリシ
ドキシプロビルメチルジェトキシシラン、γ−グリシド
キシプロピルトリメトキシシラン、β−(3,4−エポ
キシシクロヘキシル)エチルトリメトギシシラン、β−
(3゜4−エポキシシクロヘキシル)エチルメチルジメ
トキンシラン等が挙げられる。メルカプトアルキルアル
コキシシランの具体例としては、γ−メルカプトプロピ
ルトリメトキシシラン等、ビニルアルコキシシランの具
体例としては、ビニルトリメトキシンラン、ビニルトリ
エトキシシラン、ビニルトリス(β−メトキシエトキシ
)シラン等、クロロアルキルアルコキシシランの具体例
としては、γ−クロロプロピルメチルジメトキシシラン
、γ−クロロプロピルトリメトキシシラン等、メタクリ
ロキシアルキルアルコキシシランの具体例としては、γ
−メタクリロキシプロピルトリメトキシソラン等が挙げ
られる。これらの中で、アミノアルキルアルコキシシラ
ン、エポキシアルキルアルコキンシランの群から選ばれ
る1種または2種以上が好ましい。
本発明で架橋剤として用いる上記ポリイソシアネート化
合物は、通常のクロロブレン溶剤型接着剤やウレタンゴ
ム接着剤の架橋剤として使用され、蒸気圧が高く、人体
に対する毒性が少なく、取扱いの容易なものであればよ
く、例えば、トリフェニルメタントリイソシアネート(
Bayer社製のDesmodur R,20%塩化
メチレン溶液)、 トリイソシアネートフェニルチオホ
スフェート(Bayer社製のDesmodur R
F、 20%塩化メチレン溶液)、 トリレンジイソ
シアネートにトリメチロールプロパンを付加したイソシ
アネート化合物(日本ポリウレタン社製のコロネートL
、75%酢酸エチル溶液)、特殊グレードMDI(日本
ポリウレタン社製のミリオネートMR)等が挙げられる
。
合物は、通常のクロロブレン溶剤型接着剤やウレタンゴ
ム接着剤の架橋剤として使用され、蒸気圧が高く、人体
に対する毒性が少なく、取扱いの容易なものであればよ
く、例えば、トリフェニルメタントリイソシアネート(
Bayer社製のDesmodur R,20%塩化
メチレン溶液)、 トリイソシアネートフェニルチオホ
スフェート(Bayer社製のDesmodur R
F、 20%塩化メチレン溶液)、 トリレンジイソ
シアネートにトリメチロールプロパンを付加したイソシ
アネート化合物(日本ポリウレタン社製のコロネートL
、75%酢酸エチル溶液)、特殊グレードMDI(日本
ポリウレタン社製のミリオネートMR)等が挙げられる
。
本発明に係る接着剤組成物は、上記ウレタンゴムまたは
変性ウレタンゴムの溶液、塩素化ゴムおよび有機アルキ
ルアルコキシシラン化合物からなる主剤成分と、架橋剤
との二液タイプで実用に供せられる。各成分の配合割合
は通常、ウレタンゴムまたは変性ウレタンゴム100部
に対して塩素化ゴム10〜100部(好ましくは30〜
80部)、有機アルキルアルコキシシラン化合物0.5
〜5部、そして架橋剤5〜50部の範囲となるように選
定すればよい。このように配合した構成成分を通常、前
記有機溶剤の20〜40重量%溶液に調製して接着剤に
供する。また主剤成分に必要に応じて、ロジン樹脂もし
くはロジン誘導体(ロジン樹脂のペンタエリスリトール
・エステル、グリセロール・エステル、水素添加ロジン
樹脂、水素添加ロジン樹脂のメチル・エステル、トリエ
チレングリコール・エステル、ペンタエリスリトール・
エステル、ロジン・エステル、重合ロジン樹脂、重合ロ
ジン樹脂のグリセロール・エステルなど)の粘着付与樹
脂を適量配合してもよい。用途としては、特に特殊塗装
アルミニウム板とポリ塩化ビニルシートもしくはフィル
ムの貼合に有用であるが、これに限らず、他の金属材料
、プラスチック材料、木材等同士の接着、プラスチック
フィルム等のラミネーション積層加工などに用いること
もできる。
変性ウレタンゴムの溶液、塩素化ゴムおよび有機アルキ
ルアルコキシシラン化合物からなる主剤成分と、架橋剤
との二液タイプで実用に供せられる。各成分の配合割合
は通常、ウレタンゴムまたは変性ウレタンゴム100部
に対して塩素化ゴム10〜100部(好ましくは30〜
80部)、有機アルキルアルコキシシラン化合物0.5
〜5部、そして架橋剤5〜50部の範囲となるように選
定すればよい。このように配合した構成成分を通常、前
記有機溶剤の20〜40重量%溶液に調製して接着剤に
供する。また主剤成分に必要に応じて、ロジン樹脂もし
くはロジン誘導体(ロジン樹脂のペンタエリスリトール
・エステル、グリセロール・エステル、水素添加ロジン
樹脂、水素添加ロジン樹脂のメチル・エステル、トリエ
チレングリコール・エステル、ペンタエリスリトール・
エステル、ロジン・エステル、重合ロジン樹脂、重合ロ
ジン樹脂のグリセロール・エステルなど)の粘着付与樹
脂を適量配合してもよい。用途としては、特に特殊塗装
アルミニウム板とポリ塩化ビニルシートもしくはフィル
ムの貼合に有用であるが、これに限らず、他の金属材料
、プラスチック材料、木材等同士の接着、プラスチック
フィルム等のラミネーション積層加工などに用いること
もできる。
次に実施例および比較例を挙げて本発明をより具体的に
説明する。
説明する。
実施例1〜5および比較例1
表1に示す部数のウレタンゴム(大日本インキ化学工業
(株)製、バンデックスT−5205)、塩素化ゴム(
旭電化工業(株)製、アデカ塩化ゴムCrt−10)、
γ−アミノプロピルトリエトキシシラン(チッソ(株
)製、サイラエースS−330)、γ−グリシドキシプ
ロピルトリメトキシンラン(同社製、サイラエースS−
510)、 γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラ
ン(同社製、サイラエースS−810)、 トルエン、
メチルエチルケトン(MEK)を混合して主剤成分を作
成し、これに架橋剤(Desmodur R)を配合し
て接着剤組成物を調製する。
(株)製、バンデックスT−5205)、塩素化ゴム(
旭電化工業(株)製、アデカ塩化ゴムCrt−10)、
γ−アミノプロピルトリエトキシシラン(チッソ(株
)製、サイラエースS−330)、γ−グリシドキシプ
ロピルトリメトキシンラン(同社製、サイラエースS−
510)、 γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラ
ン(同社製、サイラエースS−810)、 トルエン、
メチルエチルケトン(MEK)を混合して主剤成分を作
成し、これに架橋剤(Desmodur R)を配合し
て接着剤組成物を調製する。
接着試験
ポリ塩化ビニルシートの片面に接着剤組成物をバーコー
ターで厚み100μとなるように塗布し、40℃で1分
間乾燥し、これをTFS処理アルミニウム板に重ね合わ
せ、5gローラーで1往復して圧締し、試験片を作成す
る。
ターで厚み100μとなるように塗布し、40℃で1分
間乾燥し、これをTFS処理アルミニウム板に重ね合わ
せ、5gローラーで1往復して圧締し、試験片を作成す
る。
かかる試験片に対し、貼り合わせ3分後の剥離力(初期
接着力)、貼り合わせ24時間後の剥離力(常態接着力
)、および60℃で5009の荷重をかけ1時間後の剥
離長さく耐熱クリープ性)のそれぞれを測定する(なお
、接着力は引張り速度200mm/分、180°角の剥
離力を測定)。結果を表1に示す。
接着力)、貼り合わせ24時間後の剥離力(常態接着力
)、および60℃で5009の荷重をかけ1時間後の剥
離長さく耐熱クリープ性)のそれぞれを測定する(なお
、接着力は引張り速度200mm/分、180°角の剥
離力を測定)。結果を表1に示す。
表 1
実施例6
ウレタンゴム(バンデックスT−5205)100部を
予めメチルエチルケトン400部に溶解せしめ、これと
グラフトモノマー(メタクリル酸メチル20部、アクリ
ロニトリル4部)および重合開始剤(過酸化ベンゾイル
)0.5部をガラス製容器に精秤し、80°Cで還流さ
せながら3時間反応せしめ、ハイドロキノン2部を添加
して反応を終了させ、接着剤主成分を作成する。かかる
主成分100部に塩素化ゴム(アデカ塩化ゴムCR−1
0)10部、更にγ−アミノプロピルトリエトキシシラ
ン(サイラエースS−330)0.5部を添加して主剤
成分を作成し、これに架橋剤 (DesmodurR)
5部を配合して、接着試験に供す。その結果、初期接着
力で1.9に9/ 25+n+n、常態接着力で5.1
kg/25mm、耐熱クリープ性でOmmという接着性
能を示した。
予めメチルエチルケトン400部に溶解せしめ、これと
グラフトモノマー(メタクリル酸メチル20部、アクリ
ロニトリル4部)および重合開始剤(過酸化ベンゾイル
)0.5部をガラス製容器に精秤し、80°Cで還流さ
せながら3時間反応せしめ、ハイドロキノン2部を添加
して反応を終了させ、接着剤主成分を作成する。かかる
主成分100部に塩素化ゴム(アデカ塩化ゴムCR−1
0)10部、更にγ−アミノプロピルトリエトキシシラ
ン(サイラエースS−330)0.5部を添加して主剤
成分を作成し、これに架橋剤 (DesmodurR)
5部を配合して、接着試験に供す。その結果、初期接着
力で1.9に9/ 25+n+n、常態接着力で5.1
kg/25mm、耐熱クリープ性でOmmという接着性
能を示した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、熱可塑性ポリエステルウレタンゴムまたは該ウレタ
ンゴムのビニルモノマーグラフト反応変性物からなる溶
液型接着剤に塩素化ゴムおよび有機アルキルアルコキシ
シラン化合物を配合した主剤成分、および架橋剤として
ポリイソシアネート化合物から成ることを特徴とする接
着剤組成物。 2、塩素化ゴムが天然ゴムまたはイソプレンゴムを塩素
化したものである前記第1項記載の接着剤組成物。 3、有機アルキルアルコキシシラン化合物がアミノアル
キルアルコキシシランおよびエポキシアルキルアルコキ
シシランの群から選ばれる前記第1項記載の接着剤組成
物。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16081385A JPS6220578A (ja) | 1985-07-19 | 1985-07-19 | 接着剤組成物 |
AU60241/86A AU588343B2 (en) | 1985-07-19 | 1986-07-16 | Adhesive composition |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16081385A JPS6220578A (ja) | 1985-07-19 | 1985-07-19 | 接着剤組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6220578A true JPS6220578A (ja) | 1987-01-29 |
Family
ID=15722980
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16081385A Pending JPS6220578A (ja) | 1985-07-19 | 1985-07-19 | 接着剤組成物 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6220578A (ja) |
AU (1) | AU588343B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009120778A (ja) * | 2007-11-19 | 2009-06-04 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 一液型湿気硬化性樹脂組成物 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4846650A (ja) * | 1971-10-15 | 1973-07-03 | ||
JPS59115374A (ja) * | 1982-12-21 | 1984-07-03 | Takeda Chem Ind Ltd | 接着剤用組成物 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4256615A (en) * | 1979-05-07 | 1981-03-17 | Synthetic Surfaces, Inc. | Adhesive consisting essentially of a ricinoleate urethane polyol and a chlorinated rubber |
DE3590249T1 (de) * | 1984-05-30 | 1986-06-26 | Sunstar Giken K.K., Takatsuki, Osaka | Polyurethan-Klebstoff |
-
1985
- 1985-07-19 JP JP16081385A patent/JPS6220578A/ja active Pending
-
1986
- 1986-07-16 AU AU60241/86A patent/AU588343B2/en not_active Ceased
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS4846650A (ja) * | 1971-10-15 | 1973-07-03 | ||
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JP2009120778A (ja) * | 2007-11-19 | 2009-06-04 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 一液型湿気硬化性樹脂組成物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
AU588343B2 (en) | 1989-09-14 |
AU6024186A (en) | 1987-01-22 |
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