JPS6220539A - 樹脂組成物 - Google Patents
樹脂組成物Info
- Publication number
- JPS6220539A JPS6220539A JP60160812A JP16081285A JPS6220539A JP S6220539 A JPS6220539 A JP S6220539A JP 60160812 A JP60160812 A JP 60160812A JP 16081285 A JP16081285 A JP 16081285A JP S6220539 A JPS6220539 A JP S6220539A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- polyamine
- adhesive
- resin composition
- rubber
- Prior art date
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- Granted
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は樹脂組成物、更に詳しくは、特定の密着剤を配
合したことにより優れた接着性（特に接着耐久性）を具
備し、下地に対する接着性が要求される接着剤、塗料な
どに適用できる樹脂組成物に関する。
合したことにより優れた接着性（特に接着耐久性）を具
備し、下地に対する接着性が要求される接着剤、塗料な
どに適用できる樹脂組成物に関する。
従来技術と解決すべき問題点
通常、接着剤、シーリング（オ、塗料、注入剤などの樹
脂組成物には、各種の合成樹脂や合成ゴムを主成分とす
るものが知られ、実用化されている。
脂組成物には、各種の合成樹脂や合成ゴムを主成分とす
るものが知られ、実用化されている。
またかかる主成分以外に、通常、充填剤、可塑剤。
溶剤、染顔料、流動特性調整剤の他に、下地に対する接
着乃至付着性を向上するため、密着剤を添加配合するこ
とが行なわれている。かかる密着剤として、フェノール
樹脂、石油樹脂、エポキシ樹脂、シランカップリング剤
、チタネートカップリング剤等がＩＴＩＩ、”られでい
るが、特に接着耐久性に満足な結果が得られず、他方下
地へのブライマー塗布により密岩力を高める方法らとら
れているが、これは作業省力化の上で好ましくない。
着乃至付着性を向上するため、密着剤を添加配合するこ
とが行なわれている。かかる密着剤として、フェノール
樹脂、石油樹脂、エポキシ樹脂、シランカップリング剤
、チタネートカップリング剤等がＩＴＩＩ、”られでい
るが、特に接着耐久性に満足な結果が得られず、他方下
地へのブライマー塗布により密岩力を高める方法らとら
れているが、これは作業省力化の上で好ましくない。
本発明者らは、合成樹脂や合成ゴムを主成分とし、優れ
た接着性を有する樹脂組成物を提供するため鋭意研究を
進めたところ、特定のエポキシ基を有するアルコキンシ
ラン化合物と１分子内に２個以上のアミノ基を有する化
合物との反応生成物乃至混合物が所望の密着付与効果を
発揮し、これを添加すれば所期目的の樹脂組成物が得ら
れることを見出し、本発明を完成させるに至った。
た接着性を有する樹脂組成物を提供するため鋭意研究を
進めたところ、特定のエポキシ基を有するアルコキンシ
ラン化合物と１分子内に２個以上のアミノ基を有する化
合物との反応生成物乃至混合物が所望の密着付与効果を
発揮し、これを添加すれば所期目的の樹脂組成物が得ら
れることを見出し、本発明を完成させるに至った。
発明の構成と効果
すなわち、本発明は、合成樹脂および／または合成ゴム
を主成分とする組成物において、エポキシアルキルアル
コキンシランとポリアミンとの反応生成物乃至混合物か
ら成る密着剤を添加したことを特徴とする樹脂組成物を
提供するものである。
を主成分とする組成物において、エポキシアルキルアル
コキンシランとポリアミンとの反応生成物乃至混合物か
ら成る密着剤を添加したことを特徴とする樹脂組成物を
提供するものである。
本発明における上記エポキシアルキルアルコキシシラン
としては、例えばγ−グリシドキンプロピルジメチルエ
トキシンラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジェト
キシシラン、γ−グリンドキシブロピルトリメトキシシ
ラン、β−（３，４−エポキシシクロヘキシル）エチル
トリメトキシシラン、β−（３，４−エポキシシクロヘ
キシル）エチルメチルジメトキシシランなどが挙げられ
る。
としては、例えばγ−グリシドキンプロピルジメチルエ
トキシンラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジェト
キシシラン、γ−グリンドキシブロピルトリメトキシシ
ラン、β−（３，４−エポキシシクロヘキシル）エチル
トリメトキシシラン、β−（３，４−エポキシシクロヘ
キシル）エチルメチルジメトキシシランなどが挙げられ
る。
本発明における上記ポリアミンとしては、例えばジエチ
レントリアミン、ジエチルアミノプロピルアミン、トリ
エチレンテトラミンなどの脂肪族ポリアミン、該脂肪族
ポリアミンをビスフェノールＡなどで変性した変性脂肪
族ポリアミン、ジアミノジフェニルメタン、ノアミノノ
フェニルスルホン、ベンジノンなどの芳香族ポリアミン
、該芳香族ポリアミンにモノエボキンなどをアダクトし
た変性芳香族ポリアミン、３，３゛−ジメチル−４゜４
°−ジアミノージンクロヘキンルメタンなどの脂環式ポ
リアミン、上記脂肪族ポリアミンとダイマー酸を反応し
て得られるポリアミドアミン、これらのポリアミンとエ
ヂレンオキノド、プロピレンオキシドのようなアルキレ
ンオキシドを反応して得られる脂肪族ポリエーテルポリ
アミンなどが挙げられる。特に、ポリプロピレングリコ
ールを骨格とする脂肪族ポリエーテルポリアミンが好ま
しい。
レントリアミン、ジエチルアミノプロピルアミン、トリ
エチレンテトラミンなどの脂肪族ポリアミン、該脂肪族
ポリアミンをビスフェノールＡなどで変性した変性脂肪
族ポリアミン、ジアミノジフェニルメタン、ノアミノノ
フェニルスルホン、ベンジノンなどの芳香族ポリアミン
、該芳香族ポリアミンにモノエボキンなどをアダクトし
た変性芳香族ポリアミン、３，３゛−ジメチル−４゜４
°−ジアミノージンクロヘキンルメタンなどの脂環式ポ
リアミン、上記脂肪族ポリアミンとダイマー酸を反応し
て得られるポリアミドアミン、これらのポリアミンとエ
ヂレンオキノド、プロピレンオキシドのようなアルキレ
ンオキシドを反応して得られる脂肪族ポリエーテルポリ
アミンなどが挙げられる。特に、ポリプロピレングリコ
ールを骨格とする脂肪族ポリエーテルポリアミンが好ま
しい。
」二足エボキシアルキルアルコキシノランとポリアミン
を化学量論的にほぼ当量となる割合で混合するか、また
はこの割合で反応させたものを密着剤として使用する。
を化学量論的にほぼ当量となる割合で混合するか、また
はこの割合で反応させたものを密着剤として使用する。
上記反応は、通常、適当な溶剤（トルエン、キシレンな
どの芳香族系、酢酸エチル、酢酸ブヂルなどのエステル
系）に混合した希釈溶液状態で、常温乃至加熱（４０〜
６０°Ｃ）下にて２０時間以上の条件で行えばよい。
どの芳香族系、酢酸エチル、酢酸ブヂルなどのエステル
系）に混合した希釈溶液状態で、常温乃至加熱（４０〜
６０°Ｃ）下にて２０時間以上の条件で行えばよい。
本発明に係る樹脂組成物は、通常の合成樹脂および／ま
たは合成ゴムを主成分とし、これに上述の密着剤を添加
し、必要に応じて他の添加剤（充填剤、可塑剤、溶剤、
触媒、老化防止剤、顔料など）を適虫配合して構成され
る。密着剤の添加量は、固形分換算で主成分１００部（
重量部、以下同様）に対し０．１〜２０部、好ましくは
２〜ｌＯ部の範囲で選定すればよい。
たは合成ゴムを主成分とし、これに上述の密着剤を添加
し、必要に応じて他の添加剤（充填剤、可塑剤、溶剤、
触媒、老化防止剤、顔料など）を適虫配合して構成され
る。密着剤の添加量は、固形分換算で主成分１００部（
重量部、以下同様）に対し０．１〜２０部、好ましくは
２〜ｌＯ部の範囲で選定すればよい。
上記主成分の合成樹脂としては、ポリエステル樹脂、エ
ポキシ樹脂、アルキド樹脂、アミノアルキド樹脂など、
また合成ゴムとしては、ポリウレタンゴム、シリコーン
、変性シリコーン（ポリエーテル骨格の末端にアルコキ
シ基を有ずろ化合物、ポリエーテル骨格の末端にイソシ
アネート基を有する化合物等）、ポリサルファイドなど
が挙げられる。これらの中で、ポリエステル樹脂やポリ
ウレタンゴムが好ましい。
ポキシ樹脂、アルキド樹脂、アミノアルキド樹脂など、
また合成ゴムとしては、ポリウレタンゴム、シリコーン
、変性シリコーン（ポリエーテル骨格の末端にアルコキ
シ基を有ずろ化合物、ポリエーテル骨格の末端にイソシ
アネート基を有する化合物等）、ポリサルファイドなど
が挙げられる。これらの中で、ポリエステル樹脂やポリ
ウレタンゴムが好ましい。
このようにして得られる本発明組成物は、下地（金属、
塗装金属、プラスチック、ガラス、無機質材、木材等）
に対し浸れた接着性（特に加熱下や水中下の接若耐久性
）を具備し、接着剤や塗料等に自゛利に適用することが
できる。
塗装金属、プラスチック、ガラス、無機質材、木材等）
に対し浸れた接着性（特に加熱下や水中下の接若耐久性
）を具備し、接着剤や塗料等に自゛利に適用することが
できる。
次に実施例および比較例を挙げて本発明をより具体的に
説明する。
説明する。
実施例１〜９
密着剤（Ｎｏ、Ａ〜Ｉ−１）
表１に示す部数のエポキシアルキルアルコキシシラン（
チッソ社製、サイラエースＳ−５１０，−５２０）、ポ
リアミン（三井石油化学エボキン社製、エボミックＱ−
６０４，−６３１，−［’ｉ４０．−６９１）およびト
ルエンを密閉容器に入れ、５０’Ｃで２４時間反応させ
て（なお、ｔｎにてエポキシ基および第２級アミノ基の
吸収の消失を確認して、反応の終了とする）、密着剤を
得る。
チッソ社製、サイラエースＳ−５１０，−５２０）、ポ
リアミン（三井石油化学エボキン社製、エボミックＱ−
６０４，−６３１，−［’ｉ４０．−６９１）およびト
ルエンを密閉容器に入れ、５０’Ｃで２４時間反応させ
て（なお、ｔｎにてエポキシ基および第２級アミノ基の
吸収の消失を確認して、反応の終了とする）、密着剤を
得る。
表１
表ζ級
表２に示す部数のポリウレタンゴム（大日本インキ化学
工業（株）製、パンデックスＴ−５２０５）またはポリ
エステル樹脂（ダイナミット・ノーベル社製、ダイナボ
ール４１１）、トルエン、メチ、ルエヂルケトン（ＭＥ
Ｋ）および密着剤Ａ〜ｒ−ｔを撹拌混合して主剤成分を
作成し、これに架橋剤としてトリフェニルメタントリイ
ソシアネート（１’１ａｙｅｒ社製、デスモジュールＲ
）を配合して、接着剤を調製する。
工業（株）製、パンデックスＴ−５２０５）またはポリ
エステル樹脂（ダイナミット・ノーベル社製、ダイナボ
ール４１１）、トルエン、メチ、ルエヂルケトン（ＭＥ
Ｋ）および密着剤Ａ〜ｒ−ｔを撹拌混合して主剤成分を
作成し、これに架橋剤としてトリフェニルメタントリイ
ソシアネート（１’１ａｙｅｒ社製、デスモジュールＲ
）を配合して、接着剤を調製する。
接着試験
Ｚｎ１ｌｌ板に接着剤をエアースプレーで片面塗布（１
５０ｇ／ｍ”にて）し、８０℃で２分間乾燥後これに塩
ビ発泡体（サンスター技研（株）製、オルシアＭＰ−８
７７）を重ね合わせ、１４０℃で５分間加熱しζローラ
ーで圧締（０、８ｋｇ／ｃｍ２×２０秒）を行い、接着
試験片を作成する。かかる試験片について、２０℃、６
５％ＲＨで２４時間後の剥離力（常態強度）、１００℃
で７日後の剥離力（耐熱老化性）、および２０℃水中で
７日後の剥離力（耐水性）を測定し、結果を表２に示す
。
５０ｇ／ｍ”にて）し、８０℃で２分間乾燥後これに塩
ビ発泡体（サンスター技研（株）製、オルシアＭＰ−８
７７）を重ね合わせ、１４０℃で５分間加熱しζローラ
ーで圧締（０、８ｋｇ／ｃｍ２×２０秒）を行い、接着
試験片を作成する。かかる試験片について、２０℃、６
５％ＲＨで２４時間後の剥離力（常態強度）、１００℃
で７日後の剥離力（耐熱老化性）、および２０℃水中で
７日後の剥離力（耐水性）を測定し、結果を表２に示す
。
比較例１
実施例１において、密着剤を省略する以外は同様な配合
で接着剤を調製し、次いで接着試験を行う。結果を表２
に示す。
で接着剤を調製し、次いで接着試験を行う。結果を表２
に示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、合成樹脂および／または合成ゴムを主成分とする組
成物において、エポキシアルキルアルコキシシランとポ
リアミンとの反応生成物乃至混合物から成る密着剤を添
加したことを特徴とする樹脂組成物。 ２、ポリアミンが、ポリプロピレングリコールを骨格と
する脂肪族ポリエーテルポリアミンである前記第１項記
載の樹脂組成物。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60160812A JPS6220539A (ja) | 1985-07-19 | 1985-07-19 | 樹脂組成物 |
| KR1019860005786A KR870001280A (ko) | 1985-07-18 | 1986-07-16 | 접합제와 이를 함유하는 수지조성물의 제조방법 |
| US06/886,152 US4791214A (en) | 1985-07-18 | 1986-07-16 | Bonding agent and resin composition |
| EP86109821A EP0209851B1 (en) | 1985-07-18 | 1986-07-17 | Bonding agent and resin composition |
| DE8686109821T DE3683417D1 (de) | 1985-07-18 | 1986-07-17 | Haftmittel und harzmischung. |
| AU60275/86A AU590298B2 (en) | 1985-07-18 | 1986-07-17 | Bonding agent resin composition |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60160812A JPS6220539A (ja) | 1985-07-19 | 1985-07-19 | 樹脂組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6220539A true JPS6220539A (ja) | 1987-01-29 |
| JPH0240256B2 JPH0240256B2 (ja) | 1990-09-11 |
Family
ID=15722959
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60160812A Granted JPS6220539A (ja) | 1985-07-18 | 1985-07-19 | 樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6220539A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8536294B2 (en) | 2004-09-02 | 2013-09-17 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Adhesive composition |
| JP2022538726A (ja) * | 2019-05-15 | 2022-09-06 | ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー | ２成分接着剤組成物、それで調製された物品、およびその調製方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5245634A (en) * | 1975-10-08 | 1977-04-11 | Showa Neopuren Kk | Adhesive composition |
-
1985
- 1985-07-19 JP JP60160812A patent/JPS6220539A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5245634A (en) * | 1975-10-08 | 1977-04-11 | Showa Neopuren Kk | Adhesive composition |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8536294B2 (en) | 2004-09-02 | 2013-09-17 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Adhesive composition |
| JP2022538726A (ja) * | 2019-05-15 | 2022-09-06 | ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー | ２成分接着剤組成物、それで調製された物品、およびその調製方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0240256B2 (ja) | 1990-09-11 |
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