JPS62204930A - 予備発泡粒子の型内充填方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、合成樹脂予備発泡粒子の型内成形法に利用す
る粒子の充填法の改良技術に関する。

〔従来技術〕

合成樹脂予備発泡粒子金型（一般に閉鎖しうるが密閉し
えない型）内に充填し、これを加熱しく放圧）膨張させ
、型窩通りの成形体を得る成形法は知られている。

この成形法には、例えば、米国特許第３５０４０６８号
明細書の実施例３、並びに特公昭５３−３３９９６号公
報に記載されている成形法がある。

上記成形法の特質は、成形に別層される粒子の膨張能が
、圧縮された粒子の加熱に依る再膨張性（力）にゆだね
られていることである。従ってこの成形法では一般に、
圧縮された状態の粒子を、圧縮され次状態のまま型内に
搬入する充填方法が採用されることになる。

との充填方法の具体例を第２図を用いて説明すると、成
形型は、コアー型Ｄ０、キャビティ型Ｄ２が組合さった
とき、その間に型窩Ｄ３が生じる組合せ型が用いられる
。この型の特質は型窩Ｄ３に供給された発泡粒子を加熱
再膨張させ融着成形する際、その発泡粒子が加熱流体の
直接加熱になるように、型窩Ｄ３を構成する型壁には、
無数の小穴が穿たれていて、粒子は閉鎖しうるが、空気
や水蒸気等の気体は密閉できない成形型になっている。

けれども型ＤＩＤ２が組合さったときは、例えば、ドレ
ン弁６，６′等（加熱蒸気弁、冷水弁等を記載しである
）を開けないかぎ＃）型Ｄ□Ｄ２の蒸気室に導入された
、空気、水蒸気、水等は密封され外部に洩れることはな
い構造になっている。

一方、原料タンクＡの予備発泡粒子は、パ゛ルプｌＯで
隔たれた原料ホッパーＢ内で、コンプレッサーＥ等を供
給源にする高圧気体供給ライン１５からの気体圧で加圧
され、所望の嵩密度に圧縮される。

その圧縮の程度を調整するのが、ホッパー加圧弁ｌであ
る。

原料ホッパーＢ内の圧縮状態の粒子は、充填圧供給弁５
を経てフィーダー４を通過噴出する高圧気体が生み出す
吸引力で、ホッパーゲート弁３がら原料ホースＣを伝っ
て型窩Ｄ３内に供給され、役目を終えた高圧気体は圧を
減じなからドレン弁６．６′及び声門圧解放弁７を経て
大気に放出される。

しかし、この除の問題点は、型窩Ｄ３内に供給された粒
子が、当初設定した圧縮状態を保てず、しかも型窩Ｄ３
の隅々にまで均一な充填密度で供給充填できないことの
、難かしさにある。つまり一般に、弾性回復性の圧縮状
態の粒子は、そこに置かれ次圧力に応じた圧縮状態にそ
の体積を変えるし、加圧気体の流れに乗せてする発泡粒
子の噴出供給は、気体の流れが流れ易い部分に片寄って
流れ粒子の均等配分には予想外に寄与しない。その結果
屋窩り、の各所に圧力斑が生じ、それが粒子の圧縮充填
密度斑になるのである。

現状ではその対策として第２図に於て例えば、均圧弁８
を介して、原料ホッパーＢと、型下のドレン弁６，６′
とを結ぶ、均圧パイプライン１３．１４及び型Ｄ工、Ｄ
、の蒸気室内を調圧器ＰＩＣで調整しながら、充填圧を
放圧調整する充填圧解放弁７を設ける処置がとられる。

この第２図会体の粒子充填に於ける各弁の作動プログラ
ムは、例えば第２表で示すようにする。

即ち、圧縮状態下の原料ホッパーＢと、型窩Ｄ３内との
圧力の均圧化を図り、その上で高圧気体を放出し続ける
ことで、生み出されるフィーダー４内の吸引力に依って
圧縮状態の粒子を搬送、その間の型内圧力は、調圧器Ｐ
ＩＣの指示に基づき、充填圧解放弁７からの放圧によっ
て調整させて圧縮した状態のままの粒子の、型内充填を
完了させようとし次作動プログラムである。

〔発明が解決しようとする問題点〕

Ｏ高圧気体（工業的には通常６〜８に９／ａＪＧＫ調圧
された圧搾空気を使うことになってしまう）を比較的長
時間放出することにより、エネルギーロスが大きい。

○　型内充填状態の、充填密度斑が防ぎきれず（この原
因は、高圧気体の元圧と充填目標圧との間の差圧の大き
さが生む均圧時の圧力のハンチングに依るものと推定）
成形品品質の均質化が図りきれない。

〔問題点を解決するたの手段〕

合成樹脂予備発泡粒子の型内成形法を用いる型内への粒
子の圧縮充填方法において、イ）ぞの２１９Ｖノ中に閉
鎖型ブロワ−を設置して（ブロワ−出口側）−（フィダ
ー）−（金型）−（該ブロワー吸口側）の順に継がる一
連の閉鎖循環系路を作る。

口）その循環系路を流通する加圧気体の流れによって上
記フィダー内に吸引搬送力を生ぜしめる。

ハ）　それによって、圧縮状態にある原料ホッパー内の
粒子を、圧縮状態のまま、型窩中に充填する０ の上記イ）口）ハ）の組合せに特徴を有する粒子の充填
方法である。

以下、第１図により本発明を説明する。

第１図は、本発明の充填方法を具現させるのに便利な、
充填−成形装置側の概念図である。従来の装置（第２図
）との差を、分り易くするため、共通する部分は極力同
様に描き、且つ第１．２図共通の符号を付しておく、又
第１．２図共、図を簡素化するために発明には直接関係
しない、加熱成形に係る装置部分は、その記載を省略し
である。

この第１図に於て、本発明の、従来と相違するところを
説明すると、図中、斜線でなぞられである部分が新しい
考えに基づく部分に当る。

即ち、 ａ）ブロワ−１１（閉鎖型が用いられる）の系内設置、 ｂ）ブロワ−１１出口側からフィーダー４に至るノ（イ
ブラインの設置 Ｃ）均圧パイプライン１４からブロワ−人口側に至るパ
イプラインの設置 ｄ）ブロワ−１１出口側に充填圧調整弁１２を設は調圧
器ＰＩＣで調圧するラインの設置、 ｅ）従来、フィーダー４に直接接続されてい友高圧気体
供給ラインを、ブロワー１１人口側に当るラインに接続
変更 する等の部分が、改良点に当る０ 〔実施例〕 下記、第１表は上記第１図の装置の各弁の作動プログラ
ムを示すものである。

即ち、要するに圧縮状態下の原料ホラ／ニー　Ｂと、型
窩Ｄ３内との均圧化を均圧弁８で行なうと、その糸の中
にブロワー１１（出口側）−充填圧調整弁１２、−フィ
ーダー４、−型内−ドレン／くルプ６，６′−ブロワー
１１（吸口側）の順に継かった閉鎖の循環系路を形成す
ることにより、その系路内の加圧気体をブロワー１１で
循環流通させることになる。そしてそのことで生じるフ
ィーダー４内の吸引力で、原料ホッパｆ３の圧縮状態の
粒子をホッパーゲート弁３、原料ホースＣを経て、型内
に圧縮状態のままの粒子を移送、充填する。そしてその
後、常法の蒸気加熱で成形体にし冷却して取出される。

尚この際、昇圧弁５を介してするブロワー１１への高圧
気体の供給は、一連の閉鎖系の内圧を所定圧に昇圧する
、その昇圧に要する時間を規格するためのもので、絶対
的な必要性は欠くものではあるが、成形ショツト数の維
持向上には望ましい糸路である。

以下余白 〔発明の効果〕 本発明は上述の構成をもつことにより、Ｏ高圧に調整さ
れた高価な気体の放出を最少限に抑えることができ、エ
ネルギーロスが少なくてすむ、 Ｏ圧縮状態の粒子が動く系内は、高低差のきわめて小さ
い気体で均圧化が図られており、気体圧のハンチングが
ないので粒子の充填密度が均等化する。

等の効果を示す。この効果は成形体の製造分野に対し、
品質バラツキの少ない良質の成形体が、より経済的に供
給できるようになると云う利点に継がるので、本発明は
産業界に有益な発明である〇

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明の型内充填方法に便利な装置の、概念図
、第２図は従来の型内充填方法に便利な装置の概念図で
ある。 図中、Ｂは原料ホッパー、Ｄ□＊　Ｄ２　ｐ　Ｄ３は型
、４はフィーダー、１１はブロワーを示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 圧縮された状態の膨張性予備発泡粒子を、圧縮された状
   態のまま型内に搬入する予備発泡粒子の型内充填方法に
   おいて、原料ホッパーの粒子をフィダーを経て型の型窩
   内に移送し搬入させる、その吸引搬送力は、（ブロワー
   出口側）−（フィダー）−（金型）−（該ブロワー吸口
   側）の順に継がる一連の閉鎖循環系路を流通する加圧気
   体の流れによつて生ぜせしめ、原料ホッパー内の圧縮状
   態の粒子を圧縮状態のまま型内に充填する合成樹脂予備
   発泡粒子の型内充填方法