JPS6220405Y2 - - Google Patents
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- JPS6220405Y2 JPS6220405Y2 JP4527483U JP4527483U JPS6220405Y2 JP S6220405 Y2 JPS6220405 Y2 JP S6220405Y2 JP 4527483 U JP4527483 U JP 4527483U JP 4527483 U JP4527483 U JP 4527483U JP S6220405 Y2 JPS6220405 Y2 JP S6220405Y2
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は授乳婦の授乳時間以外に出る余剰乳を
吸収する乳もれ受けパツドに関するもので、特に
使用中、パツドがずれ動くことなく確実に余剰乳
を吸収し得るパツドを得ることを目的とする。
吸収する乳もれ受けパツドに関するもので、特に
使用中、パツドがずれ動くことなく確実に余剰乳
を吸収し得るパツドを得ることを目的とする。
出願人が過去に出願した乳もれ防止用パツド
(実開昭55−34862)は、その吸収層の中央部を乳
首側から部分的に加圧して外方に半球状に膨出さ
せることにより、乳首受入れ凹部を形成してなる
ことを特徴とするものであつた。しかし、この乳
首受入れ凹部の加圧成形作業は吸水層が紙や粉砕
パルプ等の非可塑性素材からなり、かつある程度
の厚みをもつているため型がつきにくく、しかも
形成された凹部は、復元し易く、使用時には乳首
受入れ部としての機能を充分果し得ない欠陥があ
つた。
(実開昭55−34862)は、その吸収層の中央部を乳
首側から部分的に加圧して外方に半球状に膨出さ
せることにより、乳首受入れ凹部を形成してなる
ことを特徴とするものであつた。しかし、この乳
首受入れ凹部の加圧成形作業は吸水層が紙や粉砕
パルプ等の非可塑性素材からなり、かつある程度
の厚みをもつているため型がつきにくく、しかも
形成された凹部は、復元し易く、使用時には乳首
受入れ部としての機能を充分果し得ない欠陥があ
つた。
本考案はこのような点を鑑みて乳首受入れ部に
工夫を凝らしたものであり、その構成は次の通り
である。
工夫を凝らしたものであり、その構成は次の通り
である。
本考案は、吸水紙、粉砕パルプ等の吸水材料か
らなる吸水層と、当該吸水層の外側および乳首側
に重ね合わされた防水性を備えた被覆材とからな
り、乳首側の被覆材には中央部に乳首挿入孔を設
け、この両側被覆材の周縁部同志を固着して扁平
状に形成した乳もれ防止用パツドであつて、上記
吸水層の乳首側の直径方向に、中心部が上記乳首
挿入孔に対応する乳首受入れ溝を形成してなるこ
とを特徴とする授乳婦の乳もれ受けパツドであ
る。
らなる吸水層と、当該吸水層の外側および乳首側
に重ね合わされた防水性を備えた被覆材とからな
り、乳首側の被覆材には中央部に乳首挿入孔を設
け、この両側被覆材の周縁部同志を固着して扁平
状に形成した乳もれ防止用パツドであつて、上記
吸水層の乳首側の直径方向に、中心部が上記乳首
挿入孔に対応する乳首受入れ溝を形成してなるこ
とを特徴とする授乳婦の乳もれ受けパツドであ
る。
以下、本考案の実施例を図に依拠して説明す
る。
る。
1は吸水層、1a,1a′は吸水層1の乳首側吸
水層、1bは吸水層1の外側吸水層、6はレーヨ
ン紙の如き耐水性を有する吸水紙、2は吸水層1
bの外側に重ね合わせた被覆材、3は吸水層1a
の乳首側に重ね合わせた被覆材で、この両被覆材
2,3の周縁部同志を固着することにより、該両
被覆材2,3で吸水層1とレーヨン紙6とを被覆
して、扁平な円板状の乳もれ受けパツドを形成し
ている。5は乳首側被覆材3の中心部に穿設され
た乳首挿入孔である。
水層、1bは吸水層1の外側吸水層、6はレーヨ
ン紙の如き耐水性を有する吸水紙、2は吸水層1
bの外側に重ね合わせた被覆材、3は吸水層1a
の乳首側に重ね合わせた被覆材で、この両被覆材
2,3の周縁部同志を固着することにより、該両
被覆材2,3で吸水層1とレーヨン紙6とを被覆
して、扁平な円板状の乳もれ受けパツドを形成し
ている。5は乳首側被覆材3の中心部に穿設され
た乳首挿入孔である。
4は乳首受入れ溝で、乳首側吸水層1aおよび
1a′が互いに適度な間隔を有して外側吸水層1b
上に重ね合わされることにより、吸水層1の乳首
側に形成されている。当該乳首受入れ溝4は、被
覆材3の中央部の乳首挿入孔5の位置に対応せし
めると共に溝4の幅、すなわち吸水層1a,1
a′の間隔は乳首が納まる程度に形成する。
1a′が互いに適度な間隔を有して外側吸水層1b
上に重ね合わされることにより、吸水層1の乳首
側に形成されている。当該乳首受入れ溝4は、被
覆材3の中央部の乳首挿入孔5の位置に対応せし
めると共に溝4の幅、すなわち吸水層1a,1
a′の間隔は乳首が納まる程度に形成する。
吸水層1bは一対の吸水紙層8,8′により粉
砕パルプの層13を挾着して形成する。溝4を形
成する吸水層1a,1a′の内側面は、吸水紙層8
によつて粉砕パルプの層13を包み込んだ状態と
し、パツド使用時に乳首に粉砕パルプの繊維が付
着するのを防止する。
砕パルプの層13を挾着して形成する。溝4を形
成する吸水層1a,1a′の内側面は、吸水紙層8
によつて粉砕パルプの層13を包み込んだ状態と
し、パツド使用時に乳首に粉砕パルプの繊維が付
着するのを防止する。
両側被覆材2,3はそれぞれ防水材料からなつ
ている。この防水材料としては特に限定されない
が、通常ポリエチレンシートまたはポリエチレン
ラミネート紙を用いる。レーヨン紙6は、吸水層
1の乳首側に当該吸水層の全面にわたつて配置し
ている。乳首を乳首挿入孔5に挿入すると、レー
ヨン紙6は乳首を包み込んで乳首受入れ溝4に嵌
まる。このように、パツド使用時に乳肖はレーヨ
ン紙6に包囲されるため、第3図図示の如く常に
レーヨン紙6を介して吸水層1に接触することと
なる。
ている。この防水材料としては特に限定されない
が、通常ポリエチレンシートまたはポリエチレン
ラミネート紙を用いる。レーヨン紙6は、吸水層
1の乳首側に当該吸水層の全面にわたつて配置し
ている。乳首を乳首挿入孔5に挿入すると、レー
ヨン紙6は乳首を包み込んで乳首受入れ溝4に嵌
まる。このように、パツド使用時に乳肖はレーヨ
ン紙6に包囲されるため、第3図図示の如く常に
レーヨン紙6を介して吸水層1に接触することと
なる。
また、吸水層1a,1a′の繊維質の屑等がほぐ
れてきた場合であつても、耐水性に秀れるレーヨ
ン紙6を配しているため、繊維屑が乳首等に付着
してそのまゝ赤ん坊の口内に入る恐れもない。
れてきた場合であつても、耐水性に秀れるレーヨ
ン紙6を配しているため、繊維屑が乳首等に付着
してそのまゝ赤ん坊の口内に入る恐れもない。
実施例では、レーヨン紙6は吸水層1とほゞ同
じ面積のものを採用しているが、さらにレーヨン
紙6の直径方向に襠を形成し、この襠のくぼみ部
分を乳首受入れ溝4に向けて配置すると、乳首を
挿入した際に該襠が広がつて充分に乳首を包み込
んで乳首受入れ溝4に嵌まることとなる。
じ面積のものを採用しているが、さらにレーヨン
紙6の直径方向に襠を形成し、この襠のくぼみ部
分を乳首受入れ溝4に向けて配置すると、乳首を
挿入した際に該襠が広がつて充分に乳首を包み込
んで乳首受入れ溝4に嵌まることとなる。
またこのレーヨン紙6を、吸水層1a,1a′と
1bとの間に挾み込むことにより、乳首受入れ溝
4の底部に配置してもよい。この場合、吸水層1
a,1a′の吸水紙層8としてレーヨン紙を採用す
ると、耐水性が良好となり、吸水層1a,1a′内
の粉砕パルプが吸水紙層8から露出することが防
げる。また、この際レーヨン紙6の面積は吸水層
1とほゞ同じものでなくとも溝4よりやゝ大きめ
のもので充分である。
1bとの間に挾み込むことにより、乳首受入れ溝
4の底部に配置してもよい。この場合、吸水層1
a,1a′の吸水紙層8としてレーヨン紙を採用す
ると、耐水性が良好となり、吸水層1a,1a′内
の粉砕パルプが吸水紙層8から露出することが防
げる。また、この際レーヨン紙6の面積は吸水層
1とほゞ同じものでなくとも溝4よりやゝ大きめ
のもので充分である。
当該レーヨン紙6はスポツト的吸収を行い、吸
水性が良く、しかも耐水性にとみ一旦吸収した乳
を表面側に滲出させる度合いが低いとともに乳に
浸されてもみだりに破れたり乳首にまとわりつい
たりしない特質を備えている。このため吸収した
乳の保蔵性にすぐれるとともに感触が良い。
水性が良く、しかも耐水性にとみ一旦吸収した乳
を表面側に滲出させる度合いが低いとともに乳に
浸されてもみだりに破れたり乳首にまとわりつい
たりしない特質を備えている。このため吸収した
乳の保蔵性にすぐれるとともに感触が良い。
またレーヨン紙の替りに和紙や網状不織布等吸
水性、耐水性、保水性に富むものを使用してもよ
い。
水性、耐水性、保水性に富むものを使用してもよ
い。
第4図乃至第6図に示すパツドは本考案の別の
実施例であつて、乳首受入れ溝4の形成手段が異
なる他は第1図乃至第3図に示す実施例とほゞ同
様である。
実施例であつて、乳首受入れ溝4の形成手段が異
なる他は第1図乃至第3図に示す実施例とほゞ同
様である。
7aは粉砕パルプの層13全体を吸水紙層8で
包み込んだ方形の吸水層である。この吸水層7a
の中央部に乳首受入れ溝4を形成するために、第
6図の如く中央の折畳み部10,10′が適当な
間隔を有し吸水層7aの両端12,12′もこの
折畳み部10,10′に対応するように、吸水層
7aの両端12,12′をそれぞれ乳首側に折畳
んでいる。
包み込んだ方形の吸水層である。この吸水層7a
の中央部に乳首受入れ溝4を形成するために、第
6図の如く中央の折畳み部10,10′が適当な
間隔を有し吸水層7aの両端12,12′もこの
折畳み部10,10′に対応するように、吸水層
7aの両端12,12′をそれぞれ乳首側に折畳
んでいる。
その後、この吸水層7aを適度な大きさの円形
14…に打ち抜くことにより、乳首側に乳首受入
れ溝4を有する吸水層7を得ることができる。
14…に打ち抜くことにより、乳首側に乳首受入
れ溝4を有する吸水層7を得ることができる。
本実施例では、吸水層7aの折畳みを折畳み部
9,9′,10,10′および11,11′の3箇
所で行つて吸水層7を形成しているが、吸水層7
aの厚みに応じて折畳み部9,9′の1箇所の
み、あるいは折畳み部9,9′,10,10′およ
び11,11′…の4箇所以上で行つてもよい。
9,9′,10,10′および11,11′の3箇
所で行つて吸水層7を形成しているが、吸水層7
aの厚みに応じて折畳み部9,9′の1箇所の
み、あるいは折畳み部9,9′,10,10′およ
び11,11′…の4箇所以上で行つてもよい。
本構成によると、吸水層7aの両端12,1
2′はパツド使用時に乳首に触れることが多く、
この両端12,12′から粉砕パルプ13が飛散
するのを防ぐ必要がある。そのため第6図の如く
吸水層7aの両端12,12′すなわち乳首受入
れ溝4と平行な粉砕パルプの層13の両側面を吸
水紙層8で包み込むようにする。
2′はパツド使用時に乳首に触れることが多く、
この両端12,12′から粉砕パルプ13が飛散
するのを防ぐ必要がある。そのため第6図の如く
吸水層7aの両端12,12′すなわち乳首受入
れ溝4と平行な粉砕パルプの層13の両側面を吸
水紙層8で包み込むようにする。
なお、本考案においては、吸水層1a,1a′お
よび1bあるいは7aの構成材料および積層構造
は上記したものに限られない。
よび1bあるいは7aの構成材料および積層構造
は上記したものに限られない。
複数枚のクレープ紙または紙綿等の吸水紙を積
層してもよいし、実施例の粉砕パルプに替えて綿
材料には、綿のほかレーヨンステーブル綿等の化
学繊維綿を用いることもできる。この綿材料こと
に化学繊維綿は、水分の吸収性にすぐれる上、安
価、柔かで弾力性にとむ。またかゝる綿材料に粉
砕パルプまたは屑綿を混合したものを用いてもよ
い。さらに、高吸水性高分子ポリマーを用いるこ
ともできる。高吸水性高分子ポリマーとしては、
澱粉誘導体(アクリルニトリル、アクリルアミ
ド、アクリル酸、アクリル酸エステル、メタアク
リルニトリル、メタアクリル酸エステルなどのグ
ラフト重合体またはその部分加水分解物もしくは
それらの架橋物)、架橋されたカルボキシメチル
セルロース、ポリビニルアルコール、ポリアクリ
ル酸ソーダなどが用いられる。これらの物質は吸
水性がきわめて高く、かつ、吸水すると膨潤して
ゲル状となる特性を備え、従来一般に吸水材とし
て使用されている吸水紙、粉砕パルプ等と比較し
て吸水保持能力が遥かに高い。同物質からなる吸
収材の代表的な例として、日本バイリーン株式会
社製の特殊吸収紙GSPシート(商品名)が挙げら
れる。このGSPシートは、ハンマーミルにより充
分解離された綿状パルプ、および澱粉−ポリアク
リロニトリルグラフト共重合体のアルカリ金属塩
(GSP)のパウダーを所定の重量比率でミキサー
に空気流で送り込み、撹拌して均一な混合物と
し、これをデイストリビユーターを通じ70±12
g/m2のウエブ状とし、これを湿熱圧着によりシ
ート状に成形一体化することによつて製造され
る。このGSPシートは高吸水性高分子ポリマーを
素材とする吸収材のうちでもとくに吸水能力にす
ぐれ、実に自重の30倍以上という非常に高い吸水
能力を示す。このため、他の吸水材料が少量です
み、とくに嵩の張る粉砕パルプや脱脂綿層を設け
る必要がなくなり、これによりパツド全体の厚み
を大幅に薄くすることが可能となる。またGSPシ
ート以外の高吸水性高分子ポリマーを主体とした
シート状物を用いても同様の効果が得られる。実
施例では、吸水層1は2層としたが、吸水性、保
水性等の必要性から吸水層1a,1a′および1b
のいずれをも2層以上としてもよい。また吸水層
毎に必要に応じて上記吸収材料を変えて適宜選択
することもできる。
層してもよいし、実施例の粉砕パルプに替えて綿
材料には、綿のほかレーヨンステーブル綿等の化
学繊維綿を用いることもできる。この綿材料こと
に化学繊維綿は、水分の吸収性にすぐれる上、安
価、柔かで弾力性にとむ。またかゝる綿材料に粉
砕パルプまたは屑綿を混合したものを用いてもよ
い。さらに、高吸水性高分子ポリマーを用いるこ
ともできる。高吸水性高分子ポリマーとしては、
澱粉誘導体(アクリルニトリル、アクリルアミ
ド、アクリル酸、アクリル酸エステル、メタアク
リルニトリル、メタアクリル酸エステルなどのグ
ラフト重合体またはその部分加水分解物もしくは
それらの架橋物)、架橋されたカルボキシメチル
セルロース、ポリビニルアルコール、ポリアクリ
ル酸ソーダなどが用いられる。これらの物質は吸
水性がきわめて高く、かつ、吸水すると膨潤して
ゲル状となる特性を備え、従来一般に吸水材とし
て使用されている吸水紙、粉砕パルプ等と比較し
て吸水保持能力が遥かに高い。同物質からなる吸
収材の代表的な例として、日本バイリーン株式会
社製の特殊吸収紙GSPシート(商品名)が挙げら
れる。このGSPシートは、ハンマーミルにより充
分解離された綿状パルプ、および澱粉−ポリアク
リロニトリルグラフト共重合体のアルカリ金属塩
(GSP)のパウダーを所定の重量比率でミキサー
に空気流で送り込み、撹拌して均一な混合物と
し、これをデイストリビユーターを通じ70±12
g/m2のウエブ状とし、これを湿熱圧着によりシ
ート状に成形一体化することによつて製造され
る。このGSPシートは高吸水性高分子ポリマーを
素材とする吸収材のうちでもとくに吸水能力にす
ぐれ、実に自重の30倍以上という非常に高い吸水
能力を示す。このため、他の吸水材料が少量です
み、とくに嵩の張る粉砕パルプや脱脂綿層を設け
る必要がなくなり、これによりパツド全体の厚み
を大幅に薄くすることが可能となる。またGSPシ
ート以外の高吸水性高分子ポリマーを主体とした
シート状物を用いても同様の効果が得られる。実
施例では、吸水層1は2層としたが、吸水性、保
水性等の必要性から吸水層1a,1a′および1b
のいずれをも2層以上としてもよい。また吸水層
毎に必要に応じて上記吸収材料を変えて適宜選択
することもできる。
さらに材料の節約上、パツドの形状は方形でも
よい。
よい。
本考案は、吸水層の直径方向に乳首受入れ溝4
を形成したことにより、湾曲しやすくなり乳房の
形状になじみやすく密着が可能となる上、該溝4
を中心としてパツドを2つ折りにして包装するこ
ともできるので、嵩ばらず輸送効率に秀れると共
に携帯にも便利である。
を形成したことにより、湾曲しやすくなり乳房の
形状になじみやすく密着が可能となる上、該溝4
を中心としてパツドを2つ折りにして包装するこ
ともできるので、嵩ばらず輸送効率に秀れると共
に携帯にも便利である。
以上述べたように、吸水層を加圧することによ
つて設けた従来の乳首受入れ凹部は、復元し易く
また乳首を収納し得るだけの充分な窪みが得られ
なかつたが、本考案は吸水層の乳首側の直径方向
に、被覆材の乳首挿入孔に対応する溝を設けて乳
首受入れ部を形成したものであり、復元するおそ
れもなく、常に乳首を収納し得るに充分な乳首受
入れ部が得られる。すなわち、乳首受入れ溝に嵌
合されている乳首は、吸水材料に挾まれているた
めみだりに吸水層から離れたり乳首受入れ溝から
脱けだしたりするおそれがないとともに、パツド
がずれたりして乳首が被覆材に擦れる不快感を与
えることもない。
つて設けた従来の乳首受入れ凹部は、復元し易く
また乳首を収納し得るだけの充分な窪みが得られ
なかつたが、本考案は吸水層の乳首側の直径方向
に、被覆材の乳首挿入孔に対応する溝を設けて乳
首受入れ部を形成したものであり、復元するおそ
れもなく、常に乳首を収納し得るに充分な乳首受
入れ部が得られる。すなわち、乳首受入れ溝に嵌
合されている乳首は、吸水材料に挾まれているた
めみだりに吸水層から離れたり乳首受入れ溝から
脱けだしたりするおそれがないとともに、パツド
がずれたりして乳首が被覆材に擦れる不快感を与
えることもない。
このような乳首とパツドが常に密着しているの
で乳首から出る乳をもれなく確実に分散吸収する
ことができ、乳の吸収効率が良く乳首付近の吸収
材料がべたつくこともない。そのうえパツド全体
が乳房に密着が可能で装着感が良く、また2つ折
り状態で包装することもでき携帯にも便利であ
る。
で乳首から出る乳をもれなく確実に分散吸収する
ことができ、乳の吸収効率が良く乳首付近の吸収
材料がべたつくこともない。そのうえパツド全体
が乳房に密着が可能で装着感が良く、また2つ折
り状態で包装することもでき携帯にも便利であ
る。
第1図は実施例の一部切欠斜視図、第2図はそ
の断面図、第3図はその使用状態の断面図であ
り、第4図は別の実施例の一部切欠斜視図、第5
図はその断面図、第6図は打ち抜き前の吸水層の
一端を断面した斜視図である。 1a,1a′,1b……吸水層、2……外側被覆
材、3……乳首側被覆材、4……乳首受入れ溝、
6……レーヨン紙、8……吸水紙層。
の断面図、第3図はその使用状態の断面図であ
り、第4図は別の実施例の一部切欠斜視図、第5
図はその断面図、第6図は打ち抜き前の吸水層の
一端を断面した斜視図である。 1a,1a′,1b……吸水層、2……外側被覆
材、3……乳首側被覆材、4……乳首受入れ溝、
6……レーヨン紙、8……吸水紙層。
Claims (1)
- 吸水紙、粉砕パルプ等の吸水材料からなる吸水
層と、当該吸水層の外側および乳首側に重ね合わ
された防水性を備えた被覆材とからなり、乳首側
の被覆材には中央部に乳首挿入孔を設け、この両
側被覆材の周縁部同志を固着して扁平状に形成し
た乳もれ防止用パツドであつて、上記吸水層の乳
首側の直径方向に、中心部が上記乳首挿入孔に対
応する乳首受入れ溝を形成してなることを特徴と
する授乳婦の乳もれ受けパツド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4527483U JPS59150436U (ja) | 1983-03-28 | 1983-03-28 | 授乳婦の乳もれ受けパツド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4527483U JPS59150436U (ja) | 1983-03-28 | 1983-03-28 | 授乳婦の乳もれ受けパツド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59150436U JPS59150436U (ja) | 1984-10-08 |
JPS6220405Y2 true JPS6220405Y2 (ja) | 1987-05-25 |
Family
ID=30175786
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4527483U Granted JPS59150436U (ja) | 1983-03-28 | 1983-03-28 | 授乳婦の乳もれ受けパツド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59150436U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5065585B2 (ja) * | 2005-10-11 | 2012-11-07 | ユニ・チャーム株式会社 | 母乳パッド |
-
1983
- 1983-03-28 JP JP4527483U patent/JPS59150436U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59150436U (ja) | 1984-10-08 |
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