JPS62204019A - クラツチデイスク - Google Patents
クラツチデイスクInfo
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- JPS62204019A JPS62204019A JP4471086A JP4471086A JPS62204019A JP S62204019 A JPS62204019 A JP S62204019A JP 4471086 A JP4471086 A JP 4471086A JP 4471086 A JP4471086 A JP 4471086A JP S62204019 A JPS62204019 A JP S62204019A
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- spring
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- torque
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- Prior art date
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- Granted
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- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims abstract description 19
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 14
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 7
- 230000035939 shock Effects 0.000 abstract description 9
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 206010011224 Cough Diseases 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000000844 anti-bacterial effect Effects 0.000 description 1
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明は、車輌におけるクラッチディスクに係り、特に
従来のダンパスプリングとしてのコイルばねに加えて、
ばね定数の小さい円弧状ばね等の巻きばねを新設し、か
つ該巻きばねがクラッチハブに巻き付くようにすること
によりヒステリシストルクが発生するようにしたクラッ
チディスクに関する。
従来のダンパスプリングとしてのコイルばねに加えて、
ばね定数の小さい円弧状ばね等の巻きばねを新設し、か
つ該巻きばねがクラッチハブに巻き付くようにすること
によりヒステリシストルクが発生するようにしたクラッ
チディスクに関する。
従来技術
最近においては、大型車輛であっても騒音対策が十分に
とられ、このため特にアイドリング時及び走行時におけ
る駆動系からの騒音が問題となり易く、これは主として
エンジンの回転変動により発生する動力伝達機構各部の
振動が原因となっているものである。そして上記騒音に
最も大きな影響を及ぼすのはクラッチのダンパ特性、即
ちクラッチディスクの回転方向のばね特性及びヒステリ
シス特性であることが知られており、そのため従来はク
ラッチディスクに複数のコイルばねや波形ばね、皿状ば
ね等を設けたダンパ機構が採用され、コイルばねによる
弾性と、波形ばね、皿状ばね等によるヒステリシス特性
を得て、極力低ばね定数のクラッチディスクを得る努力
がなされ、3段ばね特性及び3段ヒステリシス特性を有
するクラッチディスクが実用に供されている。
とられ、このため特にアイドリング時及び走行時におけ
る駆動系からの騒音が問題となり易く、これは主として
エンジンの回転変動により発生する動力伝達機構各部の
振動が原因となっているものである。そして上記騒音に
最も大きな影響を及ぼすのはクラッチのダンパ特性、即
ちクラッチディスクの回転方向のばね特性及びヒステリ
シス特性であることが知られており、そのため従来はク
ラッチディスクに複数のコイルばねや波形ばね、皿状ば
ね等を設けたダンパ機構が採用され、コイルばねによる
弾性と、波形ばね、皿状ばね等によるヒステリシス特性
を得て、極力低ばね定数のクラッチディスクを得る努力
がなされ、3段ばね特性及び3段ヒステリシス特性を有
するクラッチディスクが実用に供されている。
しかし、該従来例によると、複数の窓部をクラッチハブ
の円板部に形成して、該窓部に複数の大、中、小からな
る3種類のばね定数のコイルばねを収容しなければなら
ないため、クラッチハブ及びコイルばねの強度上の制約
が大きく、例えば大型トランクにおいて、ばね定数を小
さくしたい場合には、第4図に実線で、又は第11図に
示す程度のばね定数(約30 kgm /deg )が
最低限度とされていた。
の円板部に形成して、該窓部に複数の大、中、小からな
る3種類のばね定数のコイルばねを収容しなければなら
ないため、クラッチハブ及びコイルばねの強度上の制約
が大きく、例えば大型トランクにおいて、ばね定数を小
さくしたい場合には、第4図に実線で、又は第11図に
示す程度のばね定数(約30 kgm /deg )が
最低限度とされていた。
また第11図において明らかなように、ばね定数は、第
1段目から第2段目に移行する特性切換時A(ねじり角
θ=2deg)において急激に大きくなり、この場合の
ショックトルクにより駆動系から騒音が発生する場合が
あった。また同図に示すように、従来はヒステリシス特
性は専らクラッチディスクの駆動側回転体と被駆動側回
転体との間に、その軸方向に重ねられた複数の波形ばね
、皿状ばね等に依存していたため、3段階のヒステリシ
ス特性を得るためには、強度上ねじり角を大きくとれな
いという問題があった。このため、エンジンの回転変動
により発生する駆動系の騒音を十分に低減させることが
困難な場合があった。
1段目から第2段目に移行する特性切換時A(ねじり角
θ=2deg)において急激に大きくなり、この場合の
ショックトルクにより駆動系から騒音が発生する場合が
あった。また同図に示すように、従来はヒステリシス特
性は専らクラッチディスクの駆動側回転体と被駆動側回
転体との間に、その軸方向に重ねられた複数の波形ばね
、皿状ばね等に依存していたため、3段階のヒステリシ
ス特性を得るためには、強度上ねじり角を大きくとれな
いという問題があった。このため、エンジンの回転変動
により発生する駆動系の騒音を十分に低減させることが
困難な場合があった。
目 的
本発明は、上記した従来技術の問題点を除くためになさ
れたものであって、その目的とするところは、巻きばね
の内周面と被駆動側回転体の外周面との間に無負荷状態
において所定の隙間を設け、ねじりトルクの増大に従っ
て該防菌が減少して巻きばねの内周面が被駆動側回転体
の外周面に接触し、かつ巻き付くようにして、これらの
部材間において中間的な大きさの、ヒステリシストルク
特性が得られるようにし、従来の3段ばね定数、3段ヒ
ステリシス特性のものにおいて、その中の1段を巻きば
ねに置き換えることによってねじり剛性が低くかつ広ね
じり角のクラッチディスクに改良することであり、また
これによってクラッチディスクのダンパ機構の特性切換
時におけるショックトルクを減少させ、該ショックトル
クに起因する駆動系の騒音を低減させることである。
れたものであって、その目的とするところは、巻きばね
の内周面と被駆動側回転体の外周面との間に無負荷状態
において所定の隙間を設け、ねじりトルクの増大に従っ
て該防菌が減少して巻きばねの内周面が被駆動側回転体
の外周面に接触し、かつ巻き付くようにして、これらの
部材間において中間的な大きさの、ヒステリシストルク
特性が得られるようにし、従来の3段ばね定数、3段ヒ
ステリシス特性のものにおいて、その中の1段を巻きば
ねに置き換えることによってねじり剛性が低くかつ広ね
じり角のクラッチディスクに改良することであり、また
これによってクラッチディスクのダンパ機構の特性切換
時におけるショックトルクを減少させ、該ショックトル
クに起因する駆動系の騒音を低減させることである。
また他の目的は、クラッチディスクの駆動側回転体と、
被駆動側回転体との間に巻きばねを設けることによって
、コイルばねの数を減らすことができるようにすると共
にクラ・ノチハブとクラッチディスクとの間にヒステリ
シストルクが発生するようにしクラッチハブ及び該コイ
ルばねの強度上の制約を減少させると共に、小さいばね
定数が得られる巻きばねによって低ばね定数(広ねじり
角)のダンパ特性が得られるクラッチディスクを提供す
ることであり、またこれによって特にアイドリング時及
び走行時における駆動系からの音の発生を低減させるこ
とである。
被駆動側回転体との間に巻きばねを設けることによって
、コイルばねの数を減らすことができるようにすると共
にクラ・ノチハブとクラッチディスクとの間にヒステリ
シストルクが発生するようにしクラッチハブ及び該コイ
ルばねの強度上の制約を減少させると共に、小さいばね
定数が得られる巻きばねによって低ばね定数(広ねじり
角)のダンパ特性が得られるクラッチディスクを提供す
ることであり、またこれによって特にアイドリング時及
び走行時における駆動系からの音の発生を低減させるこ
とである。
構成
要するに本発明(第1発明)は、エンジンのフライホイ
ールからトルクが直接伝達される駆動側回転体と、トラ
ンスミッションのインプットシャフトと一体的に回転し
前記駆動側回転体からトルクを伝達されて駆動される被
駆動側回転体との間に、一端が前記駆動側回転体に固定
され他端が前記被駆動側回転体に固定された巻きばねを
設け、咳巻きばねの内周面と前記被駆動側回転体の外周
面との間に無負荷状態において所定の隙間を形成し、か
つ前記駆動側回転体と前記被駆動側回転体との間のねじ
り角が増大するにつれて前記巻きばねの内周面が前記被
駆動側回転体の外周面に次第に巻き付いてヒステリシス
トルクを発生するように構成したことを特徴とするもの
である。
ールからトルクが直接伝達される駆動側回転体と、トラ
ンスミッションのインプットシャフトと一体的に回転し
前記駆動側回転体からトルクを伝達されて駆動される被
駆動側回転体との間に、一端が前記駆動側回転体に固定
され他端が前記被駆動側回転体に固定された巻きばねを
設け、咳巻きばねの内周面と前記被駆動側回転体の外周
面との間に無負荷状態において所定の隙間を形成し、か
つ前記駆動側回転体と前記被駆動側回転体との間のねじ
り角が増大するにつれて前記巻きばねの内周面が前記被
駆動側回転体の外周面に次第に巻き付いてヒステリシス
トルクを発生するように構成したことを特徴とするもの
である。
また本発明(第2発明)は、エンジンのフライホイール
からトルクが直接伝達される駆動側回転体と、トランス
ミ7シヲンのインプットシャフトと一体的に回転し前記
駆動側回転体からトルクを伝達されて駆動される被駆動
側回転体との間に、一端が前記駆動側回転体に固定され
他端が前記被駆動側回転体に固定された巻きばねを設け
、該巻きばねの内周面と前記被駆動側回転体の外周面と
の間に無負荷状態において所定の隙間を形成し、咳巻き
ばねと前記被駆動側回転体とで第2段目のヒステリシス
トルクを発生するダンパ機構を構成し、前記駆動側回転
体と前記被駆動側回転体との間に配設された第1段目の
ヒステリシストルク及び第3段目のヒステリシストルク
を発生する2種類のダンパ機構とを含み、3段階のばね
定数及び3段階のヒステリシス特性が得られるようLこ
構成したことを特徴とするものである。
からトルクが直接伝達される駆動側回転体と、トランス
ミ7シヲンのインプットシャフトと一体的に回転し前記
駆動側回転体からトルクを伝達されて駆動される被駆動
側回転体との間に、一端が前記駆動側回転体に固定され
他端が前記被駆動側回転体に固定された巻きばねを設け
、該巻きばねの内周面と前記被駆動側回転体の外周面と
の間に無負荷状態において所定の隙間を形成し、咳巻き
ばねと前記被駆動側回転体とで第2段目のヒステリシス
トルクを発生するダンパ機構を構成し、前記駆動側回転
体と前記被駆動側回転体との間に配設された第1段目の
ヒステリシストルク及び第3段目のヒステリシストルク
を発生する2種類のダンパ機構とを含み、3段階のばね
定数及び3段階のヒステリシス特性が得られるようLこ
構成したことを特徴とするものである。
以下本発明を図面に示す実施例に基いて説明する。第1
図から第3図において、本発明に係るクラッチディスク
lは、エンジン(図示せず)のフライホイール(図示せ
ず)からトルクが直接伝達される駆動側回転体の一例た
るサブプレート2と、トランスミッション(図示せず)
のインプットシャフト(図示せず)と一体的に回転し駆
動側回転体2からトルクを伝達されて駆動される被駆動
側回転体の一例たるクラッチハブ3との間に、一端4a
がサブプレート2に固定され、他端4bがクラッチハブ
3のボス部3aに形成された溝3bに固定された巻きば
ねの一例たる円弧状ばね4を設けたものである。該円弧
状ばねの一端4aは固定ピン5によりサブプレート2に
固定されている。
図から第3図において、本発明に係るクラッチディスク
lは、エンジン(図示せず)のフライホイール(図示せ
ず)からトルクが直接伝達される駆動側回転体の一例た
るサブプレート2と、トランスミッション(図示せず)
のインプットシャフト(図示せず)と一体的に回転し駆
動側回転体2からトルクを伝達されて駆動される被駆動
側回転体の一例たるクラッチハブ3との間に、一端4a
がサブプレート2に固定され、他端4bがクラッチハブ
3のボス部3aに形成された溝3bに固定された巻きば
ねの一例たる円弧状ばね4を設けたものである。該円弧
状ばねの一端4aは固定ピン5によりサブプレート2に
固定されている。
また他端4bはL字形に折曲されて、クラッチハブ3の
ボス部3aに形成されたキー溝状の溝3bに係合して固
定されている。
ボス部3aに形成されたキー溝状の溝3bに係合して固
定されている。
そして円弧状ばね4の内周面4cとクラッチハブ3のボ
ス部3aの外周面3cとの間に無負荷状態において所定
の隙間Cを形成し、該円弧状ばねとクラッチハブ3のボ
ス部3aとで第2段目のヒステリシストルクを発生する
ダンパ機構6を構成し、駆動側回転体の他の一例たるク
ラッチプレート8及びリテーニングプーレト9とクラッ
チハブ3の円板部3dとの間に夫々配設された1段目フ
リクションヮッシ10及び波形ばね11とからなる第1
段目のヒステリシストルクを発生するダンパ機構12と
、駆動側回転体の更に他の一例たるサブプレート13及
び2とクラッチプレート8及びリテーニングブーレト9
との間に夫々配設された2段目フリクションプレート1
4及び15とからなる第3段目のヒステリシストルクを
発生するダンパ機構16とからなる2種類のダンパ機構
とを含み、3段階のばね定数及び3段階のヒステリシス
特性が得られるように構成したものである。
ス部3aの外周面3cとの間に無負荷状態において所定
の隙間Cを形成し、該円弧状ばねとクラッチハブ3のボ
ス部3aとで第2段目のヒステリシストルクを発生する
ダンパ機構6を構成し、駆動側回転体の他の一例たるク
ラッチプレート8及びリテーニングプーレト9とクラッ
チハブ3の円板部3dとの間に夫々配設された1段目フ
リクションヮッシ10及び波形ばね11とからなる第1
段目のヒステリシストルクを発生するダンパ機構12と
、駆動側回転体の更に他の一例たるサブプレート13及
び2とクラッチプレート8及びリテーニングブーレト9
との間に夫々配設された2段目フリクションプレート1
4及び15とからなる第3段目のヒステリシストルクを
発生するダンパ機構16とからなる2種類のダンパ機構
とを含み、3段階のばね定数及び3段階のヒステリシス
特性が得られるように構成したものである。
円弧状ばね4の側方にはクラッチハブ3のボス部3aに
形成された溝3e内に円弧状ばね4の止め輪18が装着
されており、円弧状ばね4の軸方向の移動を規制してい
る。
形成された溝3e内に円弧状ばね4の止め輪18が装着
されており、円弧状ばね4の軸方向の移動を規制してい
る。
なおりラッチハブ3の窓部3fに収容されるコイルばね
19は6組用いられ、例えば第1図に示すような大ばね
20と中ばね(図示せず)及び小ばね(図示せず)等の
3種類からなるものであるが、これらは本発明において
は1組省略し、5組とすることも可能である。
19は6組用いられ、例えば第1図に示すような大ばね
20と中ばね(図示せず)及び小ばね(図示せず)等の
3種類からなるものであるが、これらは本発明において
は1組省略し、5組とすることも可能である。
また円弧状ばね4とクラッチハブ3のボス部3aとの間
の摩擦係数を増大させるためには、第9図に示すように
円弧状ばね4の内周面4Cに摩擦係数の大きい摩擦部材
2Bを貼り付けてもよ(、また第10図に示すようにク
ラッチハブ3のボス部3aの外周面3Cに同様な摩擦部
材29を貼り付けてもよい。
の摩擦係数を増大させるためには、第9図に示すように
円弧状ばね4の内周面4Cに摩擦係数の大きい摩擦部材
2Bを貼り付けてもよ(、また第10図に示すようにク
ラッチハブ3のボス部3aの外周面3Cに同様な摩擦部
材29を貼り付けてもよい。
その他スプリングシート21、スタッドピン22、スプ
ライン3g1サブピン23、ストップピン24、リベッ
ト25及びクラッチハブ3の切欠部3h等については従
来例と同一であるので図面に符号を付してこれらについ
ての説明は省略する。
ライン3g1サブピン23、ストップピン24、リベッ
ト25及びクラッチハブ3の切欠部3h等については従
来例と同一であるので図面に符号を付してこれらについ
ての説明は省略する。
作用
本発明は、上記のように構成されており、以下その作用
について説明する。まず円弧状ばね4のヒステリシス特
性を無視した場合における低ばね定数(広ねじり角)の
特性について第4図を参照しながら説明すると、従来例
においては実線で示すようなばね定数が得られ、この場
谷には上記したように、該ばね定数は最低限度が30
kgm/deg程度であるが、これが本発明に係る円弧
状ばねを用いたことによって中央に示す破線のような低
いぼね定数が得られ、例えば2段ばねとした場合におい
てもこのばね定数は約20 kgm /degに下げる
ことができ、更に3段ばねとした場合には右側の破線で
示すように、第2段目のばね定数を、8 kgm /d
eg程度に下げることができる。
について説明する。まず円弧状ばね4のヒステリシス特
性を無視した場合における低ばね定数(広ねじり角)の
特性について第4図を参照しながら説明すると、従来例
においては実線で示すようなばね定数が得られ、この場
谷には上記したように、該ばね定数は最低限度が30
kgm/deg程度であるが、これが本発明に係る円弧
状ばねを用いたことによって中央に示す破線のような低
いぼね定数が得られ、例えば2段ばねとした場合におい
てもこのばね定数は約20 kgm /degに下げる
ことができ、更に3段ばねとした場合には右側の破線で
示すように、第2段目のばね定数を、8 kgm /d
eg程度に下げることができる。
第4図においてねじり角度θがθ、である範囲は、クラ
ッチプレート8にリベット25で結合されたタラソチフ
ェーシング(図示せず)からエンジントルクが伝えられ
、第2図において矢印りの方向にクラッチプレート8が
ねじられ、スタッドピン22がクラッチハブ3の丸穴3
1と接触するまでのねじり角度である。この場合におい
ては図示しない小ばねのみが作用して第4図に示すねじ
り角度θが2 degまでの範囲がこのθ1に相当し、
この場合のばね定数は従来と同一である。要するに本発
明によって得られる低いぼね定数はこのθ1を超えたね
じり角度θの場合であって第4図に示すような従来例の
大きなばね定数を本発明では破線で示すような低いぼね
定数とすることができる。
ッチプレート8にリベット25で結合されたタラソチフ
ェーシング(図示せず)からエンジントルクが伝えられ
、第2図において矢印りの方向にクラッチプレート8が
ねじられ、スタッドピン22がクラッチハブ3の丸穴3
1と接触するまでのねじり角度である。この場合におい
ては図示しない小ばねのみが作用して第4図に示すねじ
り角度θが2 degまでの範囲がこのθ1に相当し、
この場合のばね定数は従来と同一である。要するに本発
明によって得られる低いぼね定数はこのθ1を超えたね
じり角度θの場合であって第4図に示すような従来例の
大きなばね定数を本発明では破線で示すような低いぼね
定数とすることができる。
これは、コイルばねを1組少なくして、その分を円弧状
ばね4によって置き換えることによって例えば従来6組
必要とされたコイルばねを5組に減らし、その分タラソ
チハブ3の窓部3fの数を減らし、残った肉厚部を大き
くしてクラッチハブ3の強度を向上させ、またコイルば
ねの設計の自由度を増大させることができるため、コイ
ルばね自体のばね定数も小さなものとすることができる
ためである。
ばね4によって置き換えることによって例えば従来6組
必要とされたコイルばねを5組に減らし、その分タラソ
チハブ3の窓部3fの数を減らし、残った肉厚部を大き
くしてクラッチハブ3の強度を向上させ、またコイルば
ねの設計の自由度を増大させることができるため、コイ
ルばね自体のばね定数も小さなものとすることができる
ためである。
無負荷状態、即ちクラッチペタルが踏み込まれクラッチ
が切断状態にある場合においては、円弧状ばね4とクラ
ッチハブ3のボス部3aとの間には第3図に示すように
所定の隙間Cが形成されている。そしてクラッチプレー
トト8がねじり角度θ、たけ回転する間はコイルばねの
小ばねのみが圧縮されて小さなばね定数を示し、ねじり
角度θ1を超えると初めてクラッチプレートによってス
タッドピン22が動き、これによってサブプレート2が
回転を開始して固定ピン5を介して円弧状ばね4の一端
4aが移動を開始し、他端4bはクラッチハブ3のボス
部3aの溝3bに固定されているため動かず、この結果
一端4aのみが移動して円弧状ばね4は撓み、そして該
円弧状ばねの断面係数によって定まるばね定数によって
適宜なばね特性を発揮するものである。
が切断状態にある場合においては、円弧状ばね4とクラ
ッチハブ3のボス部3aとの間には第3図に示すように
所定の隙間Cが形成されている。そしてクラッチプレー
トト8がねじり角度θ、たけ回転する間はコイルばねの
小ばねのみが圧縮されて小さなばね定数を示し、ねじり
角度θ1を超えると初めてクラッチプレートによってス
タッドピン22が動き、これによってサブプレート2が
回転を開始して固定ピン5を介して円弧状ばね4の一端
4aが移動を開始し、他端4bはクラッチハブ3のボス
部3aの溝3bに固定されているため動かず、この結果
一端4aのみが移動して円弧状ばね4は撓み、そして該
円弧状ばねの断面係数によって定まるばね定数によって
適宜なばね特性を発揮するものである。
次に円弧状ばね4のばね定数に関する特性のみならず、
これに加えてそのヒステリシス特性を考慮した場合の作
用について第5図から第8図をも参照して説明する。ま
ず第1段目のヒステリシストルクの発生について説明す
ると、これはダンパ機構12、即ち1段目フリックジョ
ンワッシャ10及び波形ばね11によって得られるもの
で、まずクラッチプレート8がθ1だけ回転した場合に
第5図に示すような小さなヒステリシストルクが発生す
る。
これに加えてそのヒステリシス特性を考慮した場合の作
用について第5図から第8図をも参照して説明する。ま
ず第1段目のヒステリシストルクの発生について説明す
ると、これはダンパ機構12、即ち1段目フリックジョ
ンワッシャ10及び波形ばね11によって得られるもの
で、まずクラッチプレート8がθ1だけ回転した場合に
第5図に示すような小さなヒステリシストルクが発生す
る。
次に第2段目のヒステリシストルクの発生について説明
すると、これが本発明に係る円弧状ばね4の採用によっ
て得られた作用であって、第5図に示すようなねじり角
度θ1からθ2までの間、即ちねじり角度にして2度か
ら4度の間の特性切換時Aにおいて第2段目のヒステリ
シストルクH2が得られるものである。
すると、これが本発明に係る円弧状ばね4の採用によっ
て得られた作用であって、第5図に示すようなねじり角
度θ1からθ2までの間、即ちねじり角度にして2度か
ら4度の間の特性切換時Aにおいて第2段目のヒステリ
シストルクH2が得られるものである。
第6図に示すように、無負荷状態においては円弧状ばね
4の内周面4Cとクラッチハブ3のボス部3aの外周面
3cとの間には所定の隙間Cが設けられているが、この
隙間Cは円弧状ばね4の一端4aがサブプレート2がね
じり角度θだけねじられることによって固定ピン5を介
して移動を始めると、第7図に示すようにその内周面4
Cの直径が小さくなってスプラインハブ3のボス部3a
の外周面3Cに対して一部分で接触を開始する。
4の内周面4Cとクラッチハブ3のボス部3aの外周面
3cとの間には所定の隙間Cが設けられているが、この
隙間Cは円弧状ばね4の一端4aがサブプレート2がね
じり角度θだけねじられることによって固定ピン5を介
して移動を始めると、第7図に示すようにその内周面4
Cの直径が小さくなってスプラインハブ3のボス部3a
の外周面3Cに対して一部分で接触を開始する。
この段階から第5図に示す第2段目のヒステリシス11
□が得られる状況となる。ここでヒステリシストルクH
2は、円弧状ばね4の内周面4cがクラッチハブ3のボ
ス部3aの外周面に接する面積が増加するにつれて漸次
増加するものである。円弧状ばね4が第8図に示すよう
に完全にボス部3aの外周面3cに巻き付けられると、
もはや該円弧状ばねはばねとしての作用を示すことがな
く、ねじり角度θ2を超える範囲ではコイルばねの大ば
ね20による大きなばね定数へとその特性が移行し、最
も大きなヒステリシストルクH3が得られる。このよう
にして従来のばね定数の1段目から2段目への特性切換
時Aにおける大きなトルクショックの状態が、第5図に
示すように本発明に係る円弧状ばね4の作用によって、
中間的なばね定数及びヒステリシストルク特性によって
結ばれることになり、大幅に緩和され、ねじり角度θ1
の範囲及びねじり角度θ2を超える範囲におし;ては従
来例と変らないが、ねじり角度θ2−θ1の範囲におけ
るばね定数特性及びヒステリシストルク特性が加わった
ことにより、本発明に係るクラッチディスクlの各ダン
パ1t16. 12. 16の作用は画期的なものとな
り、この特性切換時Aにおいて発生していたトルクショ
ックが消滅し、この結果このトルクショックによって生
じていたトランスミッション内の歯車の歯打ち音が防止
され、またアイドリング時及び車輌の走行時における駆
動系の騒音が従来例に比べて大幅に低減するものである
。
□が得られる状況となる。ここでヒステリシストルクH
2は、円弧状ばね4の内周面4cがクラッチハブ3のボ
ス部3aの外周面に接する面積が増加するにつれて漸次
増加するものである。円弧状ばね4が第8図に示すよう
に完全にボス部3aの外周面3cに巻き付けられると、
もはや該円弧状ばねはばねとしての作用を示すことがな
く、ねじり角度θ2を超える範囲ではコイルばねの大ば
ね20による大きなばね定数へとその特性が移行し、最
も大きなヒステリシストルクH3が得られる。このよう
にして従来のばね定数の1段目から2段目への特性切換
時Aにおける大きなトルクショックの状態が、第5図に
示すように本発明に係る円弧状ばね4の作用によって、
中間的なばね定数及びヒステリシストルク特性によって
結ばれることになり、大幅に緩和され、ねじり角度θ1
の範囲及びねじり角度θ2を超える範囲におし;ては従
来例と変らないが、ねじり角度θ2−θ1の範囲におけ
るばね定数特性及びヒステリシストルク特性が加わった
ことにより、本発明に係るクラッチディスクlの各ダン
パ1t16. 12. 16の作用は画期的なものとな
り、この特性切換時Aにおいて発生していたトルクショ
ックが消滅し、この結果このトルクショックによって生
じていたトランスミッション内の歯車の歯打ち音が防止
され、またアイドリング時及び車輌の走行時における駆
動系の騒音が従来例に比べて大幅に低減するものである
。
また第9図及び第10図に示すように、円弧状ばね4の
内周面4Cに摩擦部材28を貼り付け、またクラッチハ
ブ3のボス部3aの外周面3Cに同様な摩擦部材29を
貼り付けることによって、またこの摩擦部材の材質を適
宜選択することによって第5図に示す中間的なヒステリ
シス特性を自由に変化させることができる。゛ なお、上記実施例においてはえ駆動側回転体と被駆動側
回転体とを結合する巻きばねを、円弧状ばね4として説
明したが、巻きばねは円弧状ばね4のみに限定されるも
のではなく、2重以上に巻かれたコイルばねであっても
よい。また該巻きばねは、合計3段のばね特性及びヒス
テリシス特性を備えたものにおいて、第1段目のばね特
性及びヒステリシス特性を与えるように構成することも
できる。
内周面4Cに摩擦部材28を貼り付け、またクラッチハ
ブ3のボス部3aの外周面3Cに同様な摩擦部材29を
貼り付けることによって、またこの摩擦部材の材質を適
宜選択することによって第5図に示す中間的なヒステリ
シス特性を自由に変化させることができる。゛ なお、上記実施例においてはえ駆動側回転体と被駆動側
回転体とを結合する巻きばねを、円弧状ばね4として説
明したが、巻きばねは円弧状ばね4のみに限定されるも
のではなく、2重以上に巻かれたコイルばねであっても
よい。また該巻きばねは、合計3段のばね特性及びヒス
テリシス特性を備えたものにおいて、第1段目のばね特
性及びヒステリシス特性を与えるように構成することも
できる。
効果
本発明は、上記のように構成され、作用するものである
から、巻きばねの内周面と被駆動側回転体の外周面との
間に無負荷状態において所定の隙間を設け、ねじりトル
クの増大に従って該隙間が減少して巻きばねの内周面が
被駆動側回転体の外周面に接触し、かつ巻き付くように
して、これらの部材間において中間的な大きさの、ヒス
テリシストルク特性が得られるようにし、かつ従来の3
段ばね定数、3段ヒステリシス特性のものにおいて、そ
の中の1段を巻きばねに置き換えたので、ねじり剛性が
低くかつ広ねじり角のクラッチディスクに改良すること
ができる効果があり、またこ°の結果クラッチディスク
のダンパ機構の特性切換時におけるショックトルクを減
少させ、該ショックトルクに起因する駆動系の騒音を低
減させることができる効果がある。
から、巻きばねの内周面と被駆動側回転体の外周面との
間に無負荷状態において所定の隙間を設け、ねじりトル
クの増大に従って該隙間が減少して巻きばねの内周面が
被駆動側回転体の外周面に接触し、かつ巻き付くように
して、これらの部材間において中間的な大きさの、ヒス
テリシストルク特性が得られるようにし、かつ従来の3
段ばね定数、3段ヒステリシス特性のものにおいて、そ
の中の1段を巻きばねに置き換えたので、ねじり剛性が
低くかつ広ねじり角のクラッチディスクに改良すること
ができる効果があり、またこ°の結果クラッチディスク
のダンパ機構の特性切換時におけるショックトルクを減
少させ、該ショックトルクに起因する駆動系の騒音を低
減させることができる効果がある。
またクラッチディスクの駆動側回転体と、被駆動側回転
体との間に巻きばねを設けたので、コイルばねの数を減
らすことができると共にクラッチハブとクラッチディス
クとの間にヒステリシストルクが発生してクラッチハブ
及び該コイルばねの強度上の制約を減少させることがで
きると共に、小さなばね定数が得られる巻きばねによっ
て低ばね定数(広ねじり角)のダンパ特性が得られるク
ラッチディスクを提供でき、またこの結果特にアイドリ
ング時及び走行時における駆動系からの音の発生を低減
させることができる効果が得られる。
体との間に巻きばねを設けたので、コイルばねの数を減
らすことができると共にクラッチハブとクラッチディス
クとの間にヒステリシストルクが発生してクラッチハブ
及び該コイルばねの強度上の制約を減少させることがで
きると共に、小さなばね定数が得られる巻きばねによっ
て低ばね定数(広ねじり角)のダンパ特性が得られるク
ラッチディスクを提供でき、またこの結果特にアイドリ
ング時及び走行時における駆動系からの音の発生を低減
させることができる効果が得られる。
第1図から第10図は本発明の実施例に係り、第1図は
円弧状ばねを装着したクラッチディスクの縦断面図、第
2図は円弧状ばねの取付状態を示す要部部分斜視図、第
3図は第2図に示すものの正面図、第4図はねじり角度
に対するねじりトルクの関係を示す線図、第5図は円弧
状ばねのヒステリシス特性を考慮した場合のねじり角度
に対するねじりトルクの関係を示す線図、第6図は無負
荷状態における円弧状ばねとクラッチハブのボス部との
相互関係を示す正面図、第7図は円弧状ばねの一端がわ
ずかに移動してその内周面がクラッチハブのボス部の外
周面に接触を開始した状態を示す同様な正面図、第8図
は円弧状ばねの一端が更に移動してその内周面がほとん
どクラッチハブのボス部の外周面に接触した状態を示す
同様な正面図、第9図は円弧状ばねの内周面に摩擦部材
を貼り付けた状態を示す正面図、第10図はクラッチハ
ブのボス部の外周面に摩擦部材を貼り付けた状態を示す
正面図、第11図は従来例に係るクラッチデ・イスクの
ねじり角度に対するねじりトルクの関係を示す線図であ
る。 lはクラッチディスク、2は駆動側回転体の一例たるサ
ブプレート、3は被駆動側回転体の一例たるクラッチハ
ブ、3cはクラッチハブのボス部の外周面、4は円弧状
ばね、4aは一端、 4bは他端、4cは内周面、6
は第2段目のヒステリシストルクを発生するダンパ機構
、12は第1段目のヒステリシストルクを発生するダン
パ機構、16は第3段目のヒステリシストルクを発生す
るダンパ機構、Cは隙間である。
円弧状ばねを装着したクラッチディスクの縦断面図、第
2図は円弧状ばねの取付状態を示す要部部分斜視図、第
3図は第2図に示すものの正面図、第4図はねじり角度
に対するねじりトルクの関係を示す線図、第5図は円弧
状ばねのヒステリシス特性を考慮した場合のねじり角度
に対するねじりトルクの関係を示す線図、第6図は無負
荷状態における円弧状ばねとクラッチハブのボス部との
相互関係を示す正面図、第7図は円弧状ばねの一端がわ
ずかに移動してその内周面がクラッチハブのボス部の外
周面に接触を開始した状態を示す同様な正面図、第8図
は円弧状ばねの一端が更に移動してその内周面がほとん
どクラッチハブのボス部の外周面に接触した状態を示す
同様な正面図、第9図は円弧状ばねの内周面に摩擦部材
を貼り付けた状態を示す正面図、第10図はクラッチハ
ブのボス部の外周面に摩擦部材を貼り付けた状態を示す
正面図、第11図は従来例に係るクラッチデ・イスクの
ねじり角度に対するねじりトルクの関係を示す線図であ
る。 lはクラッチディスク、2は駆動側回転体の一例たるサ
ブプレート、3は被駆動側回転体の一例たるクラッチハ
ブ、3cはクラッチハブのボス部の外周面、4は円弧状
ばね、4aは一端、 4bは他端、4cは内周面、6
は第2段目のヒステリシストルクを発生するダンパ機構
、12は第1段目のヒステリシストルクを発生するダン
パ機構、16は第3段目のヒステリシストルクを発生す
るダンパ機構、Cは隙間である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 エンジンのフライホィールからトルクが直接伝達さ
れる駆動側回転体と、トランスミッションのインプット
シャフトと一体的に回転し前記駆動側回転体からトルク
を伝達されて駆動される被駆動側回転体との間に、一端
が前記駆動側回転体に固定され他端が前記被駆動側回転
体に固定された巻きばねを設け、該巻きばねの内周面と
前記被駆動側回転体の外周面との間に無負荷状態におい
て所定の隙間を形成し、かつ前記駆動側回転体と前記被
駆動側回転体との間のねじり角が増大するにつれて前記
巻きばねの内周面が前記被駆動側回転体の外周面に次第
に巻き付いてヒステリシストルクを発生するように構成
したことを特徴とするクラッチディスク。 2 前記巻きばねは、円弧状ばねであることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項に記載のクラッチディスク。 3 前記巻きばねは、コイルばねであることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項に記載のクラッチディスク。 4 前記巻きばねは、合計3段のばね特性及びヒステリ
シス特性を備えたものにおいて、第2段目のばね特性及
びヒステリシス特性を与えるように構成したものである
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のクラッ
チディスク。 5 前記巻きばねは、合計3段のばね特性及びヒステリ
シス特性を備えたものにおいて、第1段目のばね特性及
びヒステリシス特性を与えるように構成したものである
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のクラッ
チディスク。 6 エンジンのフライホィールからトルクが直接伝達さ
れる駆動側回転体と、トランスミッションのインプット
シャフトと一体的に回転し前記駆動側回転体からトルク
を伝達されて駆動される被駆動側回転体との間に、一端
が前記駆動側回転体に固定され他端が前記被駆動側回転
体に固定された巻きばねを設け、該巻きばねの内周面と
前記被駆動側回転体の外周面との間に無負荷状態におい
て所定の隙間を形成し、該巻きばねと前記被駆動側回転
体とで第2段目のヒステリシストルクを発生するダンパ
機構を構成し、前記駆動側回転体と前記被駆動側回転体
との間に配設された第1段目のヒステリシストルク及び
第3段目のヒステリシストルクを発生する2種類のダン
パ機構とを含み、3段階のばね定数及び3段階のヒステ
リシス特性が得られるように構成したことを特徴とする
クラッチディスク。 7 前記巻きばねは、円弧状ばねであることを特徴とす
る特許請求の範囲第6項に記載のクラッチディスク。 8 前記巻きばねは、コイルばねであることを特徴とす
る特許請求の範囲第6項に記載のクラッチディスク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61044710A JPH07109220B2 (ja) | 1986-02-28 | 1986-02-28 | クラッチディスク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61044710A JPH07109220B2 (ja) | 1986-02-28 | 1986-02-28 | クラッチディスク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62204019A true JPS62204019A (ja) | 1987-09-08 |
JPH07109220B2 JPH07109220B2 (ja) | 1995-11-22 |
Family
ID=12698975
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61044710A Expired - Lifetime JPH07109220B2 (ja) | 1986-02-28 | 1986-02-28 | クラッチディスク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07109220B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2468030A (en) * | 2009-02-17 | 2010-08-25 | Raicam Clutch Ltd | A torsional vibration damper |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5747030A (en) * | 1980-09-02 | 1982-03-17 | Atsugi Motor Parts Co Ltd | Clutch plate for clutch unit |
JPS58118330A (ja) * | 1982-01-05 | 1983-07-14 | Daikin Mfg Co Ltd | ダンパ−デイスク |
JPS58181025U (ja) * | 1982-05-27 | 1983-12-03 | 厚木自動車部品株式会社 | 「ねじ」り振動減衰装置 |
JPS6043734U (ja) * | 1983-09-02 | 1985-03-27 | 株式会社 大金製作所 | クラツチデイスク |
-
1986
- 1986-02-28 JP JP61044710A patent/JPH07109220B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5747030A (en) * | 1980-09-02 | 1982-03-17 | Atsugi Motor Parts Co Ltd | Clutch plate for clutch unit |
JPS58118330A (ja) * | 1982-01-05 | 1983-07-14 | Daikin Mfg Co Ltd | ダンパ−デイスク |
JPS58181025U (ja) * | 1982-05-27 | 1983-12-03 | 厚木自動車部品株式会社 | 「ねじ」り振動減衰装置 |
JPS6043734U (ja) * | 1983-09-02 | 1985-03-27 | 株式会社 大金製作所 | クラツチデイスク |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2468030A (en) * | 2009-02-17 | 2010-08-25 | Raicam Clutch Ltd | A torsional vibration damper |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07109220B2 (ja) | 1995-11-22 |
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