JPS62203179A

JPS62203179A - 板書記録装置

Info

Publication number: JPS62203179A
Application number: JP4579286A
Authority: JP
Inventors: Yujiro Ando; 祐二郎安藤; Takashi Saito; 敬斉藤; Haruo Fujii; 春夫藤井
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1986-03-03
Filing date: 1986-03-03
Publication date: 1987-09-07

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は原稿等の画像を黒板状の面、に表示可能とした
板書記録装置に関する。

（従来の技術）従来、会議や打合せ等のため黒板を使用する際、この黒
板に筆記された内容を逐一ノート等に転記するための時
間や転記中に説明者の説明をききもらしたり手間を省く
ため、黒板上に書かれた文字や図形等の画像情報を読み
取って記録する所謂電子黒板なる装置が提案され、実際
に使用されてもいる。また、この電子黒板装置の筆記面
は。

白色であり、オーバーへッドブロジェクタ（以下、ＯＨ
Ｐと称する）やスライド等のスクリーンとして使用でき
る。そのため、会議などでＯＨＰの１ｉ！ｙ料やスライ
ドを電子黒板袋はの筆記面に投影して、説明或いは議論
をしながら、筆記面に新たな内容を書き加えるような場
合がある。

（発明が解決しようとする問題点）しかし、斯かる従来技術の場合には、既に書かれた画像
情報を読み取って記録するためのものであり、筆記面へ
の筆記は人手によって行なわなければならず、面倒であ
ると共に時間を要し、また、筆記面に予め作成された資
料を表示するためには、資料の原稿を透明なフィルムに
コヒーシ、この透明なフィルムをＯＨＰにて筆記面に投
影しなければならない、そのため、原稿をフィルムにコ
ピーしたり投影する際部屋を暗くしたりする必要があり
、′ｓｉ記面へ資料等を表示するのが非常に面倒である
という問題点があった。

そこで１本発明は、上記従来技術の問題点を解決するた
めになされたもので１通常の原稿等の画像を容易に黒板
状の面　に表示可能であり、しかも表示された画像に新
たに加筆することも可能な板書記録装置を提供すること
にある。

（問題点を解決するための手段）本発明は、上記の目的を達成するために、ベルト状の記
録媒体と、前記記録媒体に着色物質を画像情報にしたが
って付着させて画像を形成する手段と、画像が形成され
た記録媒体を表示部において面状に支持する手段と、前
記表示部において記録媒体の前面に配置された透明かつ
筆記回部な筆記媒体と有するように構成されている。

（作　　　用）本発明においては、記録媒体上に画像を形成して表示部
において表示すると共に、該記録媒体の前面に配置され
た筆記媒体に筆記する。

（実　施　例）以下に本発明を図示の実施例に基いて説明する。

第１図及び第２図は本発明に係る板書記録装置の一実施
例を示すものである。１は無端ベルト状に形成され表面
が白色の記録媒体で、ローラ２゜３．４に掛回されてお
り、該記録媒体ｌは、前面側の表示部５においてローラ
２，４によって垂直な平面状に支持されている。この記
録媒体１は、画像形成時に第１図の矢印方向に駆動され
る。上記記録媒体ｌの循環路の最下方の位置、すなわち
ローラ４と対向する位置には、該記録媒体ｌに着色物質
を画像情報にしたがって付着させて画像を形成する手段
６が配設されている。この画像形成手段６は、特公昭５
１−４６７０７号公報等で知られる所謂マヂネスタイラ
スと呼ばれる方式を採用している。すなわち、その原理
は、第３図に示すように、非磁性円筒７内で円柱状の磁
石８を回転させ、該非磁性円筒７上を黒色等に着色され
た導電性磁性トナー９を搬送して、非磁性円筒７上に軸
方向に沿って密に配列された磁性体製の針状記録電極１
０上を通過させる。しかして、表面側の絶縁層１１と裏
面側の導？ＩｔＭＪ１２とからなる記録媒体１の導Ｔｔ
層１２と、記録電極１０間に画像情報にしたがって電圧
を印加し、電圧が印加された部分のみ記録媒体ｌにトナ
ー９を付着させて画像を形成するものである０表示する
ための画像情報は、ＣＣＤ等を用いた画像読取装置によ
り原稿から読取って入力したり、ワードプロセッサーや
コンピュータ等の出力から得られる。

また、前記表示部５を形成する機枠１３の開口部１４に
は、透明板１５が嵌着されており、該透明板１５の前面
には、透明かつフェルトペン等によって筆記および消去
可能なベルト状の筆記媒体１６が配設されている。この
筆記媒体１６は。

第２図に示すように、ローラ１７，１８間に平面状に張
設されており、一端がローラ１７に巻付けられていると
共に、他端はローラ１８を介してローラ１９に巻付けら
れている。上記ローラ１８の近傍には、第１図及び第２
図に示すごとく、筆記媒体１６をローラ１９に巻取る際
に、該筆記媒体１６上に筆記された画像を読取るための
光源（図示せず）及びミラー２０が配設されており、該
ミラー２０で反射された画像をレンズ２１を介して特開
昭８０−１８４７７０号公報に記載の如＜ＣＯＤ等の読
取素子によって読取りプリンタにて記録を行なう。上記
筆記媒体１６は、必ずしも全面が透明である必要はなく
、表示部５の大きさに対応した１〜２面を透明とし、他
を筆記可使な白色の面としてもよい、この白色の筆記媒
体１６は、記録媒体ｌによる表示画像を利用せず、筆記
媒体１６上にのみ画像を筆記して表示する場合に用いる
。

なお、筆記媒体１６の画像を記録するには、プリンタ以
外に静電記録や特開昭５７−１１８３８８号公報に記載
のある様な熱反応等の化学的、物理的写真手段を用いる
ことも可能である。

また、記録媒体１上に表示した画像とこれに重ねて書き
加えた筆記媒体１６上の画像を爪ねて記録することも可
能である。これは１画像を記録する手段がプリンタであ
る場合、容易に実現できる。その方法としては、記録シ
ートへまず筆記媒体１６の画像を記録し、次いで同一の
記録シートへ記録媒体１の画像を重ねて記録する方法と
、上記特開昭８０−１８４７７０号公報にある如く筆記
媒体１６と記録媒体１の画像を電気信号の状態で重ね合
せて１度に記録シートに記録する方法とがある。その際
、記録媒体ｌと筆記媒体１６とは、移動方向が異なるの
で画像の重ね合せ時には注意をする必要がある。例えば
、原稿を読取って表示している場合には、記録シートへ
記録する際、原稿を表示の時とは９０度向きを変えて該
原稿の画像の読取り記録を行なえば、筆記媒体１６上の
画像の読取り記録と向きを合わせることができる。

一方、記録媒体ｌ上に形成された画像の消去は、この記
録された画像を形成するトナー９が一巡して再び記Ｑ電
極１０Ｃ７）部分を通過する際、記録媒体ｌへのｉ・ナ
ー９の吸着力より磁石８の吸引力が勝るため、画像を形
成していたトナー９が非磁性円筒７上に付着し、自ずか
ら画像の消去が行なわれる。しかし、必要゛に応じてプ
レートやローラ等の消去手段を設けてもよい。

また、記録媒体ｌに表示された画像を見易くするために
、透明板１５及び筆記媒体１６の透明な領域に反射防止
処理を行なうことが望ましい。

又、表示部５における記録媒体１を照明することにより
透明板１５等での反射の影響を小さくすることができる
。

以上の構成において１本実施例に係る板書記録装置では
、次のようにして画像の表示及び加筆等が行なわれる。

すなわち、記録媒体１を所定の速度で移動させつつ、記
録電極ｌＯと記録媒体ｌの導電層１２の間に画像情報に
対応した電圧を引加し、該記録媒体ｌの表面にトナー９
を付着させ画像を表示して、表示部５にて停止させる。

従って、上記記録媒体ｌに表示された画像を、透明な筆
記媒体１６及び透明板１５を介して遠くからでもａ視す
ることができ、必要に応じてこの表面画像に加えて、フ
ェルトペン等によって筆記媒体１６上に文字や図形等を
加筆することができる。

第４図は本発明に係る板書記録装置の他の実施例を示す
ものであり、前記実施例と同一の部分には同一の符号を
付して説明すると、この実施例では記録媒体ｌと同様に
筆記媒体１６も無端状とし、これら記録媒体１と筆記媒
体１６を同じ方向に循環させている。すなわち、上下に
配置されたローラ２２，２３間に無端ベルト状の記録媒
体１が巻回されていると共に、該記録媒体ｌの外周側に
同じ〈無端ベルト状の筆記媒体１６が、ローラ２２とロ
ーラ２４．２５間に巻回されている。

上記記録媒体１の裏面側には支持板２６が配設されてい
る。該支持板２６は、上下方向の略中央を前面側へ緩や
かな曲面状に突出させることによって、記録媒体１と筆
記媒体１６の密着性を高め、表示画像を見易くすること
ができる。また、ローラ２２の上方には、記録媒体ｌ及
び筆記媒体１６上の画像を読取り記録するための光源２
７及びミラー２８が配設されている。この場合、両媒体
ｌ、１６上の画像を同時に読取り記録が行なえる。また
、表面の筆記媒体１６が記録媒体１の表示画像と密着す
るので、表示画像の乱れを防とできる。

また、この実施例では、筆記媒体１６の代わりに或いは
筆記媒体１６と記録媒体１との間に。

１つ又は複数の記録媒体を設け、色の異なった複数の画
像を重ね合せて表示するようにしてもよい。

その他の構成および作用は前記実施例と同一であるので
その説明を省略する。

なお前記実施例では、記録媒体に所謂マグネスタイラス
方式によって画像を表示する場合について説明したが、
上記と同様に電子写真と光走査装置を組み合せたものや
静電記録等を用いても良い。

また、前記実施例では、記録媒体を無端状にした場合に
ついて説明したが、無端状としないで往復動させるよう
にしても勿論よい。

さらに、複数の記録媒体を使用する場合にあっては、一
つの表示画像を礎り返し使用し、他の画像を更新するこ
とも可能である。

（発明の効果）本発明は以上の構成及び作用よりなるもので、記録媒体
に容易にしかも短時間に所望の画像を表示できると共に
、該記録媒体に着色物質を付着させて画像を表示するの
で、鮮明に画像を表示することができる。また、記録媒
体の前面に透明かつ筆記可能な筆記媒体を配置したので
１表示画像に加えて所望の画像を書き加えることができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る板書記録装置の一実施例を示す概
略縦断面図、第２図は同装置の要部斜視図、第３図は画
像形成手段の原理を示す縦断面説明図、第４図は他の実
施例を示す概略断面図である。符号の説明１・・・記録媒体　　　　　２，３．４・・・ローラ５
・・・表示部　　　　　　６・・・画像形成手段９・・
・導電性磁性トナー　１６・・・筆記媒体〈第３図第４−１２Ｉ

Claims

【特許請求の範囲】

（１）ベルト状の記録媒体と、前記記録媒体に着色物質
を画像情報にしたがって付着させて画像を形成する手段
と、画像が形成された記録媒体を表示部において面状に
支持する手段と、前記表示部において記録媒体の前面に
配置された透明かつ筆記可能な筆記媒体とを有することを特
徴とする板書記録装置。
（２）前記筆記媒体が不透明かつ筆記可能な領域を有す
ることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の板書記録装置。
（３）前記着色物質が導電性磁性トナーであることを特
徴とする特許請求の範囲第１項又は第２項記載の板書記録装置。
（４）前記記録媒体と筆記媒体の移動方向が直交するこ
とを特徴とする特許請求の範囲第１項乃至第３項のいず
れかの項に記載の板書記録装置。
（５）前記記録媒体と筆記媒体の移動方向が同方向であ
ることを特徴とする特許請求の範囲第１項乃至第３項の
いずれかの項に記載の板書記録装置。