JPS6220215Y2 - - Google Patents

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JPS6220215Y2
JPS6220215Y2 JP3684882U JP3684882U JPS6220215Y2 JP S6220215 Y2 JPS6220215 Y2 JP S6220215Y2 JP 3684882 U JP3684882 U JP 3684882U JP 3684882 U JP3684882 U JP 3684882U JP S6220215 Y2 JPS6220215 Y2 JP S6220215Y2
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bathtub
pump
switch
nozzle
handrail
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JP3684882U
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  • Percussion Or Vibration Massage (AREA)
  • Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)
  • Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は超音波発生機を備えた浴槽の改良に
関するものである。
(従来技術及びその問題点) 従来、超音波発生機を備えた浴槽として、例え
ば第5図〜第7図に示すようなものがある。第5
図のものはジエツト噴射型と言われる超音波発生
機を浴槽に一体に取り付けた形式のものであつ
て、浴槽Sを形成する上方が開口した浴槽本体5
1の側壁面には、対向状に一対のノズル孔51a
が形成されており、この各ノズル孔51a,51
aにはノズル52,52がそれぞれ設置されてい
る。図示左側のノズル52には、浴槽本体51の
左側側壁面外方に沿設状に取り付けられたポンプ
53が接続されている。このポンプ53は浴槽S
内に開口した吸込部54とも接続されており、吸
込部54より浴槽S内の湯を吸い込んで前記ノズ
ル52に、吸い込んだ湯を圧力湯として還流させ
ることができるものであり、ポンプ53より圧送
される圧力湯は左側のノズル52と共に浴槽本体
51の底面側に配管されたノズル配管55を介し
右側のノズル52にも供給される。各ノズル5
2,52にはエアー管52aが一体状に設けられ
ており、第6図にノズル52の要部を示すと、ノ
ズル52は、軸芯を通るメイン流路52bと、そ
の先端部に形成された噴射孔52dと、メイン流
路52bの噴射孔52d側に流路を狭められ形成
されたベンチユリー部52cと、このベンチユリ
ー部52cに外部より直角方向に嵌入されている
前記エアー管52aとを主体として構成されてお
り、前記ポンプ53より圧送されてくる圧力湯
が、メイン流路52bを通りベンチユリー部52
cにて搾られ流速を早め、このベンチユリー部5
2cで負圧が生じ、前記エアー管52aより空気
を吸い込むため、先端部の噴射孔52dより気泡
を噴射し得るものである。このノズル52の噴射
孔52dが前記浴槽本体51の側壁面のノズル孔
51aに嵌合されているのである。従つてポンプ
53が作動されることにより、ポンプ53より圧
送された圧力湯はノズル52を介し気泡を含んで
噴射孔52dより浴槽S内に噴出され、噴出され
た大量の気泡間には発生する超音波が浴槽S内で
入浴者に対しマツサージ効果、洗浄効果、温熱効
果等を良好に発揮するのである。
一方、第7図に示すものはジエツト噴射型超音
波発生機を備えた浴槽の一種類ではあるが、第5
図のようにポンプが浴槽本体51と一体状に設け
られたものではなく、例えば浴室を形成する壁面
Wの室外側に独立してポンプ64が設置される別
体型のものである。第7図の別体型のものにおい
ても同様に第6図に示すようなノズル52が浴槽
本体61の側壁面に設置される、浴槽本体61の
側壁面には対向状にノズル52を備えた3個の噴
射孔62が形成されており、浴槽本体61の底面
には浴槽S内の湯を吸い込むことのできる吸込口
63が設けられている。この吸込口63と前記噴
射孔62は配管により室外のポンプ64と接続さ
れている。又、浴槽本体61の側壁面上面部には
噴射孔62より噴出する気泡の量等を調節可能な
調節ツマミ65とともにポンプ64を制御するた
めのスイツチ66が取り付けられており、このポ
ンプ64を始動及び停止させることのできるスイ
ツチ66は、従来においてはボタンスイツチとか
テーブルスイツチ等の露出型のスイツチであり、
ゴム製のカバー等で被われて漏電防止対策が考慮
されているが、このスイツチ66は浴槽S内の
湯、その他水滴等が飛散する場所に設置されてい
るため、耐久性の点で問題を有しているものであ
り、スイツチ66に永年使用中に水が入つたりす
る場合には、漏電し火災の発生する危険性がある
という問題点があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記従来の問題点に鑑み案出したもの
であつて、漏電等の危険性のないポンプ制御用の
スイツチを備えた超音波気泡発生機付浴槽を提供
せんことを目的とし、その要旨は、浴槽本体の側
壁面に設置され浴槽内に気泡を噴出し得るノズル
と、該ノズルに接続され浴槽内の湯を該ノズルに
圧力湯として還流させるポンプとを主体として構
成されるジエツト噴射型超音波気泡発生機を備え
た浴槽において、前記浴槽本体の側壁面の上端縁
より外方にほぼ水平方向に浴槽本体と一体状に延
設された手摺部の裏面又は該手摺部の外端より垂
下状に延設されたエプロン部の裏面であつて、水
滴等の飛散がない位置に前記ポンプを始動及び停
止させるための静電容量感知型の近接スイツチを
設け、該近接スイツチを入浴者が前記手摺部又は
エプロン部の表面に手を触れることにより作動し
得るように構成したことである。
(作用) ポンプを始動及び停止するためのスイツチとし
て静電容量感知型近接スイツチを用い、このスイ
ツチを浴槽本体より一体状に延設された手摺部又
はエプロン部の裏面の水滴等の飛散がない位置に
設置したことにより、手摺部又はエプロン部の表
面に入浴者が手を触れれば、静電容量感知型の近
接スイツチが人体と手摺部又はエプロン部間の静
電容量の変化を検出して、ポンプに対し始動また
は停止信号を発するため、入浴者は直接スイツチ
に手を触れることなくポンプの制御を容易に行な
うことができ、スイツチ部は水滴等の飛散がない
場所に設置されているため水等が入り漏電等を生
ずるという危険性が皆無となる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図において、浴槽Sを形成する浴槽本体1
は上方が開口された箱状に形成されており、この
浴槽本体1の側壁面上端縁には外方にほぼ水平方
向に手摺部1aが一体状に延設されており、手摺
部1aの外端部には一体状にエプロン部1bが垂
下形成されている。本例においては浴槽本体1及
び手摺部1a及びエプロン部1bはFRP(熱硬
化性樹脂とガラス繊維を主成分とした素材)にて
一体造形されたものであり、浴槽本体1の右側壁
部には上下方向に、下方に吸込口2、上方に噴射
口3用の開孔が形成されている。この開孔には外
方より吸込管4及び噴射管5が接続されており、
噴射管5及び吸込管4の外端部は浴槽本体1の図
示右側手摺部1a下方に設置されたポンプ6に接
続されており、このポンプ6が作動されることに
より吸込口2より浴槽S内の湯を吸い込み噴射管
5に圧送し、噴射管5の先端部には従来と同様な
ノズルがとりつけられているため、このノズルよ
り気泡が浴槽S内に噴射されるものである。本例
においてはポンプ6を始動及び停止させるための
スイツチ7が図示右側の手摺部1aの裏側面に固
設され、スイツチ7の検知部が手摺部1aに当接
又は埋込状に固定されている。このスイツチ7は
第3図に示すような静電容量型の近接スイツチに
て構成されており、スイツチ7の内部には電極7
aと、この電極7aと接続された発振回路7b
と、発振回路7bと接続された開閉素子7cが設
けられており、電極7a側の検知面が前記手摺部
1aに固設されており、手摺部1aの表面側に入
浴者が指Fを触れることにより、電極7aが入浴
者の指Fと手摺部1a間に生ずる静電容量の変化
を検出して、発振回路7bが発振を開始し、これ
により開閉素子(トランジスター、SCR等によ
り構成される)が外部にON,OFF信号を発する
ことができる構造となつている。
又、本例においては、このスイツチ7とポンプ
6間の電気配線は第4図のブロツク図で示すよう
に構成されており、電源回路8側には水位スイツ
チ9が設置され、スイツチ7にはフリツプフロツ
プ10,15分タイマー11、リレー駆動部12及
びポンプ用リレー13が接続され、ポンプ用リレ
ー13がポンプ6と接続されている。前記水位ス
イツチ9は浴槽本体1の側壁面の適宜位置に設置
されるものであり、例えば噴射口3の上方部位に
設置され、浴槽S内に一定の水位までお湯が入つ
ていることを確認するためのスイツチであり、こ
の水位スイツチ9がONされない限り電源回路8
が通電されない構成となつており、空運転を防止
し得る構造となつている。
このような構成において、前記スイツチ7が入
浴者の手摺部1aへの接触により静電容量の変化
を検知してON信号を出した時には、フリツプフ
ロツプ10が反転し、15分タイマー11が始動を
開始し、リレー駆動部12を介しポンプユニツト
内のポンプ用リレー13を作動させポンプ6を始
動させる構造となつている。ポンプ6が一旦始動
を開始した後には手摺部1aより入浴者が手を離
してもリレー駆動部12によりポンプ6は回り続
けることとなる。再度手摺部1aの表面を入浴者
が指Fで触れると、再びフリツプフロツプ10が
反転し、15分タイマー11がOFFされリレー駆
動部12及びポンプ用リレー13がOFFとなり
ポンプ6は停止される。尚、ポンプ6の駆動時に
おいては15分タイマー11が働いて15分後にポン
プ6を自動停止させることができるものとなつて
いる。その時にはフリツプフロツプ10が反転す
るため、次に手摺部1aの表面を入浴者が指Fで
触れることにより再び前述の如くポンプ6は作動
を開始する。
このように本例浴槽においては、ポンプ6を始
動、停止させるスイツチ7を静電容量感知型のも
のとし、かつ手摺部1aの裏側に設置したことに
より、手摺部1aの表面を入浴者が手で触れるだ
けで、スイツチ7が静電容量の変化をキヤツチし
ポンプ6を制御することができるため、ポンプ6
を始動若しくは停止させるためには手摺部1aに
触れるだけでよく、通電しているスイツチ7に直
接触れる必要がなく入浴者が感電する危険性が皆
無となる。即ち、スイツチ7は手摺部1a裏面の
水滴等の飛散が全くない場所に設置されているた
め漏電等がなく耐久性の優れたものとなり、静電
容量型のスイツチ7は手摺部1aを構成する
FRPを通して容易に入浴者の指Fの接触状態を
良好に感知し得るため、ポンプ6の制御が極めて
良好かつ容易に行なえるものである。
又、第2図にはスイツチ7の取付位置の変更例
を示す。即ち、第2図のものにおいては、スイツ
チ7がエプロン部1bの上端部位の裏側面に固設
されたものであり、この場合にはエプロン部1b
の表面側に入浴者が手を触れることによりスイツ
チ7が作動することとなる。このようにエプロン
部1bの裏側面にスイツチ7を設置した場合にも
前記と同様な効果を得ることができ、スイツチ7
は浴槽本体1の側壁面と手摺部1aとエプロン部
1bに包囲された空間内に外部より隠遮状に設置
されて水滴等の飛散が全くないため、耐久性に優
れ漏電等の危険性は皆無となる。
尚、手摺部1a又はエプロン部1bの裏側面に
スイツチ7を固設する場合に、入浴者が身体を浴
槽S内に沈めた状態にて容易にスイツチ7を作動
し得る位置であることが好ましく、特にエプロン
部1bの裏側面にスイツチ7を設置する時には、
浴槽Sに近いエプロン部1bの上端部付近にスイ
ツチ7が設置されることが好ましい。
(考案の効果) 本考案の超音波気泡発生機付浴槽は、浴槽本体
の側壁面に設置され浴槽内に気泡を噴出し得るノ
ズルと、該ノズルに接続され浴槽内の湯を該ノズ
ルに圧力湯として還流させるポンプとを主体とし
て構成されるジエツト噴射型超音波気泡発生機を
備えた浴槽であつて、前記浴槽本体の側壁面の上
端縁より外方にほぼ水平方向に浴槽本体と一体状
に延設された手摺部の裏面又は該手摺部の外端よ
り垂下状に延設されたエプロン部の裏面で、水滴
等の飛散がない位置に前記ポンプを始動及び停止
させるための静電容量感知型の近接スイツチを設
け、該近接スイツチを入浴者が前記手摺部又はエ
プロン部の表面に手を触れることにより作動し得
るように構成したことにより、スイツチが水滴等
の飛散のない手摺部の裏面又はエプロン部の裏面
に設置されているため、入浴者は直接スイツチに
触れることなく、漏電等の心配がなく、単に手摺
部又はエプロン部の表面に指を触れるだけの操作
により、容易にポンプの制御が可能となる効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の実施例を示し、第1
図は浴槽本体にポンプ及びスイツチを設置した状
態を示す正面断面図、第2図はスイツチの他の設
置場所を示す側面断面図、第3図はスイツチを構
成する静電容量型近接スイツチの略体構成図、第
4図はスイツチとポンプ間の電気配線を示すブロ
ツク図、第5図〜第7図は従来例を示し、第5図
はジエツト噴射型超音波発生機を備えた浴槽の断
面構成図、第6図は第5図のノズルの要部拡大構
成図、第7図は別体型のジエツト噴射型超音波発
生機を備えた浴槽の平面構成図である。 S……浴槽、1……浴槽本体、1a……手摺
部、1b……エプロン部、2……吸込口、3……
噴射口、6……ポンプ、7……スイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 浴槽本体の側壁面に設置され浴槽内に気泡を噴
    出し得るノズルと、該ノズルに接続され浴槽内の
    湯を該ノズルに圧力湯として還流させるポンプと
    を主体として構成されるジエツト噴射型超音波気
    泡発生機を備えた浴槽において、前記浴槽本体の
    側壁面の上端縁より外方にほぼ水平方向に浴槽本
    体と一体状に延設された手摺部の裏面又は該手摺
    部の外端より垂下状に延設されたエプロン部の裏
    面であつて、水滴等の飛散がない位置に前記ポン
    プを始動及び停止させるための静電容量感知型の
    近接スイツチを設け、該近接スイツチを入浴者が
    前記手摺部又はエプロン部の表面に手を触れるこ
    とにより作動し得るように構成したことを特徴と
    する超音波気泡発生機付き浴槽。
JP3684882U 1982-03-15 1982-03-15 超音波気泡発生機付き浴槽 Granted JPS58139138U (ja)

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JP3684882U JPS58139138U (ja) 1982-03-15 1982-03-15 超音波気泡発生機付き浴槽

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JPS58139138U JPS58139138U (ja) 1983-09-19
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58139138U (ja) 1983-09-19

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