JPS62201976A - 白色導電性塗料 - Google Patents

白色導電性塗料

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Publication number
JPS62201976A
JPS62201976A JP61272569A JP27256986A JPS62201976A JP S62201976 A JPS62201976 A JP S62201976A JP 61272569 A JP61272569 A JP 61272569A JP 27256986 A JP27256986 A JP 27256986A JP S62201976 A JPS62201976 A JP S62201976A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
coating
parts
paint
tin oxide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61272569A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Yamada
興一 山田
Mitsutoshi Murase
村瀬 光俊
Osamu Takagi
修 高木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Chemical Co Ltd filed Critical Sumitomo Chemical Co Ltd
Publication of JPS62201976A publication Critical patent/JPS62201976A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
  • Conductive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈発明の利用分野〉 本発明は白色導電性塗料に関し、更に詳細には特定物性
を有するチタン酸アルカリ繊維に酸化錫を主体とする導
電性物質を被覆せしめてなる繊維状白色導電性′l!7
I質を特定割合で塗料に混合してなる白色にして導電性
を有する白色導電性塗料に関するものである。
〈従来技術〉 近年、IC保存用容器、その他の電子電機部材やクリー
ンルームの床材、壁材など建築用部材などで色調が白色
または種々の彩色を持たせ、かつ帯電防止能が要求され
る分野が急増している。
このためカーボンフ゛ラック、1艮、銅、アルミニウム
等の導電性物質に代わり、酸化錫を主体とする無機導電
性粉末を含有する塗料を塗布し、帯電防止能を付与する
方法が教示されている。
しかしながら帯電防止能として満足し得る効果を得るた
めには多量の導電性物質を塗料中に含有せしめねばなら
ず、経済的でないばかりか塗膜の白色度が低下し、青色
を帯びるという致命的欠陥を有していた。
〈発明が解決しようとする問題点〉 かかる事情下に迄み本発明者等は、廉価で白色度、導電
性に(2れ、十分な帯電防止能を有する塗膜を形成する
塗11を得るべく研究を重ねた結果、特定の形状を有す
る特定の繊維状無機物質に特定量比の酸化錫系物質を被
覆せしめてなる白色導電性物質を特定割合で塗料に混合
する場合には上記目的を満足し得る塗料が得られること
を見い出し、本発明を完成するに至った。
〈問題点を解決するための手段〉 本発明は、一般式a MzO・T i 02  ・b 
H2O(式中MはLi、Na、になどのアルカリ金属、
0<a≦1/8.5及び0≦b)で表わされるチタン酸
アルカリ繊維100重社部に対し、アンチモン成分を3
bとして0.1〜30重量%含をし、残部が酸化錫より
なる物質を2〜500重量部被覆してなる繊維状白色導
電性物質5〜90重量部を塗料構成物中の樹脂95〜1
0重量部、総量で100重量部となる如く混合したこと
を特徴とする白色導電性塗料を提供するにある。
以下、本発明を更に詳細乙こ説明する。
本発明に使用するチタン酸アルカリ繊維は顕微鏡性観察
において繊維長さが長径1μ〜・1mm5好ましくは1
0〜100μ、針状比が10〜1000、好ましくは2
0〜100で、化学組成が一般式、a M20 ・T 
i OX  ・b Hz O(式中MはL i、Na、
、になどのアルカリ金属、Q<a≦1/8.5より好ま
しくは、1/13≦a≦1/9、及び0≦b、より好ま
しくは、0≦b≦6を示す。)で表されるもので、就中
Mがカリウムであるチタン酸カリうム繊維が特に好適で
ある。
式中a、bの値が上記範囲を外れる場合には単位重量当
たりの4電性付与効果が低くなる。
繊維長が1μ未満の場合には均一な導電層の被覆が形成
され難<、所要の導電性を付与できず、他方1mmを越
える場合には繊維の切断等が起こるため好ましくない。
また針状比が10未満の場合には当然のことながら少量
の導電性付与剤で導電路が形成されるという繊維状物質
を用いた効果が達成されず、逆に針状比が1000を越
える場合には塗料への、混合時の分散性が悪くなる。
本発明の白色導電性物質は上述の物性を有するチタン酸
アルカリ繊維100重量部にアンチモン成分をSbとし
て0.1〜30重量%、より好ましくは1〜20重量%
、残部が主として酸化錫よりなる物質を2〜500重量
部、好ましくは20〜200重量部被覆することにより
取得される。
チタン酸アルカリ繊維に対する酸化錫系物質の被覆量が
2重量部未満の場合には良好な導電性を保有せしめるこ
とができず、一方500重量部を越える場合には被覆量
に見合う導電性付与効果がなく、経済的でない。
アンチモンは酸化錫の導電性付与効果を高める目的で添
加され、主として酸化物の形で存在する。
酸化錫に対する添加量がSbとしてO11重量%未溝0
場合には」L述の効果の発現がなく、他方30重里%を
越える場合には導電性フィラーが青く着色するので好ま
しくない。
チタン酸アルカリ繊維への酸化錫系物質の被覆方法とし
ては特に制約はなく、例えば60〜90’Cの加熱水中
にチタン酸アルカリ繊維を分散させた懸濁液に所定量の
塩化錫と塩化アンチモンを溶解したアルコールを添加し
、加水分解せしめることによりチタン酸アルカリu(雄
表面にアンチモンを含存した酸化錫系物質を析出形成せ
しめ、次いで濾別し、洗浄、乾燥、焼成することにより
行われる。
このようにして得られた白色繊維状導電性物質は塗料構
成物中の樹脂95〜10重量部に対し5〜90重量部、
総量で100重星部となる如く添加、混合され、白色導
電性塗料となし得る。
本発明において適用する塗料は公知の塗料でよく、例え
ばアルコール、エステル、ケトン、エーテル、水等の溶
剤とアクリル系、ビニル系、カーボネート系、ポリエス
テル系、ウレタン系、エポキシ系及びポリプロピレン系
等の9$4構成樹脂より構成されているものが挙げられ
る。
塗titに対する白色繊維状導電性物質の添加混合量が
塗料構成物中の樹脂に対し上記範囲以下では専電性付与
の効果の発現が少なく、他方上記範囲を越える場合には
樹脂のもつ結合機能が低下し、好ましくない。
繊維状導電性物質を塗料中に添加、lIL合するに際し
塗料に対する分散性を高める目的でジアルキルスルホコ
ハク酸ナトリウム、アルキルナフタレンスルホン酸ナト
リウム等の陰イオン界面活性剤、ステアリルトリメチル
アンモニウムクロライド等の陽イオン界面活性剤、或い
はソルビタンモノステアレート等のエステル系の界面活
性剤を添加存在せしめるとか、或いは予め該界面活性剤
で導電性物質を処理した後塗料構成物と混合することも
できる。
このようにして得た繊維状白色導電性物質含有塗料は、
通常公知の塗布方法、例えばスプレー法、バーコード法
また巳よドクターブレード法等により使用することがで
きる。
〈発明の実施例〉 以下本発明を実施例により更に詳細に説明するが、本発
明はかかる実施例により制限されるものではない。
実施例1 平均繊維長15μ、針状比50のチタン酸カリウム繊維
(化学組成0208に20・TiO2・0.15HzO
)  353 gを水207!に加え、温度70℃に加
熱保持し、攪拌し2ながらイソブチルアルコール51に
塩化錫(SnC64)b20g、塩化アンチモン(Sb
Cβ、)118gを加えた溶液を3時間かけてゆっくり
と添カロして前記チタン酸カリウム繊維の表面にアンチ
モンを含有する酸化錫からなる被覆層を析出形成1!し
め、引続き濾別、洗浄し、更に結晶性を高めるために空
気中400℃の温度で3時間保持、熱処理を施し、白色
繊維状フィラーを製造した。
このフィラーの成分はアンチモン成分がSbとして8重
量%、酸化錫が41重里%含をされていた。
このフィラーの比抵抗値を測定したところ20Ωcmで
あった。
次いでこの繊維状フィラー1.00重量部に分散剤とし
てジアルキルスルホコハク酸ナトリウムを15重量部添
加し、■e氷ボールルで1時間混合した後(混合後の繊
維を透過型電子顕微鏡で観察したが針状比は変わらなか
った)ウレタン固形分7重量部、トルエン35重量部の
塗料に上記繊維状フィラーを3重吋部投入し、混合して
白色専電性塗料を製造した。
これをドクターブレード法により塗膜厚さ41!になる
如く塗布した。
このようにして得られた塗膜の表面抵抗値及び性状を測
定したところ第1表に示すようであった。
実施例2〜5 実施例1と同様の方法で第1表に示される物性の導電性
繊維状物質を得た後これを第1表に示す分散剤で処理し
、第1表に示す塗料配合で塗料を得、この塗膜物性を測
定した。
その結果を第1表に示す。
比較例 平均粒径0.5μのチタニア粉末にSb含有量が15.
7重量%の酸化錫を104重叶%被覆した導電性粉末を
実施例1の導電性繊維状物質に代えて用いた以外は実施
例1と同様にして塗料を作製し、塗膜性能を測定した。
その結果を第1表に示す。
\、 第1表から本発明の塗料は白色性に優れ、かつ比較例の
導電性粉末に比較し、同じアンチモン、酸化錫含有率の
導電性物質を同量添加、存在させても導電性付与効果に
おいて明白な差異があることが分かる。
〈発明の効果〉 以上詳述した本発明の白色導電性塗料は良好な白色性、
導電性を有し、市販の酸化錫系導電性フィラー、アルミ
ナ、チタニア、シリカ等の金属酸化物粉末に酸化錫系導
電性物質を被覆構成してなる導電性フィラーを添加、混
合してなる塗料に比較し、単位重量当たりの導電性付与
効果が著しく優れるばかりではなく、驚<べきことにア
ルミナ繊維、チタニア繊維、シリカ繊維に酸化錫系物質
を被覆形成せしめたフィラーを添加、混合した塗料に比
較しても上述の効果は優れており、本発明は工業的に頗
る価値の高いものである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式aM_2O・TiO_2・bH_2O(式
    中MはLi、Na、Kなどのアルカリ金属、0<a≦1
    /8.5及び0≦b)で表わされるチタン酸アルカリ繊
    維100重量部に対し、アンチモン成分をSbとして0
    .1〜30重量%含有し、残部が酸化錫よりなる物質を
    2〜500重量部被覆してなる繊維状白色導電性物質5
    〜90重量部を塗料構成物中の樹脂95〜10重量部、
    総量で100重量部となる如く混合したことを特徴とす
    る白色導電性塗料。
  2. (2)チタン酸アルカリ繊維の長径が1μ〜1mm、針
    状比が10〜1000である特許請求の範囲第1項記載
    の白色導電性塗料。
JP61272569A 1985-11-21 1986-11-14 白色導電性塗料 Pending JPS62201976A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26222085 1985-11-21
JP60-262220 1985-11-21

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62201976A true JPS62201976A (ja) 1987-09-05

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ID=17372745

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61272569A Pending JPS62201976A (ja) 1985-11-21 1986-11-14 白色導電性塗料

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JP (1) JPS62201976A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01153752A (ja) * 1987-12-11 1989-06-15 Mitsubishi Metal Corp 導電性樹脂組成物
JPH01153764A (ja) * 1987-12-11 1989-06-15 Nisshin Steel Co Ltd 制電性塗装金属板
JPH028244A (ja) * 1988-06-28 1990-01-11 Otsuka Chem Co Ltd 熱可塑性ポリウレタン樹脂組成物
US5037581A (en) * 1988-10-31 1991-08-06 Nippon Petrochemicals Co., Ltd. Electroconductive coating material

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JPH028244A (ja) * 1988-06-28 1990-01-11 Otsuka Chem Co Ltd 熱可塑性ポリウレタン樹脂組成物
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