JPS62200871A - カラ−画像情報入力装置 - Google Patents

カラ−画像情報入力装置

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JPS62200871A
JPS62200871A JP61041712A JP4171286A JPS62200871A JP S62200871 A JPS62200871 A JP S62200871A JP 61041712 A JP61041712 A JP 61041712A JP 4171286 A JP4171286 A JP 4171286A JP S62200871 A JPS62200871 A JP S62200871A
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JP
Japan
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color
image
data
processing
gamma
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JP61041712A
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English (en)
Inventor
Shigeki Yamada
茂樹 山田
Makoto Katsuma
眞 勝間
Takeshi Kobayashi
剛 小林
Tokuichi Tsunekawa
恒川 十九一
Yuichi Sato
雄一 佐藤
Akira Hiramatsu
平松 明
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はカラー原稿から画像を入力するカラー画像情報
入力装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種の装置ではカラーフィルムから画像を入力
するときに例えばRGBの3色のフィルタやダイクロイ
ックミラーより各色成分毎に色分解し、電気信号に変換
して入力することにより画像入力処理をしていた。
この種の装置では入力した画像に対するガンマ補正とい
う問題がある。すなわち、カラーフィルムの中で例えば
ポジフィルムとネガフィルムのガンマ値を比較すると、
ポジフィルムのガンマ値はネガフィルムのそれよりも高
く、入力後のデータのヒストグラムはネガフィルム、ポ
ジフィルムで大きく異なり、それぞれの場合とも人力後
のデータのガンマ補正を行なう必要がある。
従来では人力画像処理の中でカラーバランス調整とガン
マ補正の処理を考えると、それらの処理は同時に的めて
行なわれるのが通常であった。
[発明が解決しようとする問題点コ しかし、この様なIA理でのみ画像処理を施すと最終的
に得られる画像に対して更に色補正やガンマ補正等の修
正を行ないたい場合に、色補正及び、ガンマ補正を独立
な処理として行なうことができず、修正を行なうのに非
常に手間取るという問題点があった。
本発明は上述した従来の技術に鑑みなされたものであり
、濃度補正、及びガンマ補正を精度良く効率的に行なう
ことを可能とし、画像の修正も簡単に行なうことができ
るカラー画像情報入力装置を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] この問題を解決するための一手段として例えば本実施例
のカラー画像情報入力措置には、カラー画像情報を構成
する各色成分データを記憶するイメージメモリと、ガン
マ補正に係る各色成分毎のガンマテーブルと色合せに係
る色合せテーブルとを複数記憶しているテーブルメモリ
と、ガンマ補正或いは色合せ処理の際に入力した各色成
分データを変換して出力するルックアップテーブルと、
各画像処理中に外部に可視化して表示するための表示装
置を接続するための表示用I10と、外部よりテーブル
の選択或いは環境設定に係るパラメータを設定するため
のキーボード或いはタブレットを接続するためのパラメ
ータ設定用I10と、各色成分データの変換に係る制御
を施すイメージプロセッサとを備える。
[作用コ かかる本実施例の構成において、色合せ処理するために
テーブルメモリから最適なテーブルを選択してルックア
ップテーブルに格納して、その処理中の画像の推穆を表
示装置に表示してモニターし、次にガンマ補正のために
テーブルメモリからガンマ補正に係るテーブルをルック
アップテーブルに格納して同様にガンマ補正中の画像推
穆を表示装置に表示してモニターして、最終的な画像を
形成する。
[実施例] 以下、添付図面に従って本発明に係る実施例を詳細に説
明する。
第2図は本実施例のカラー画像情報人力装置の全体構成
図である。
図中、4は入力原稿となるカラーフィルム原稿である。
1はカラーフィルム原稿4を照明する光源であり、2は
光源1からの光を結像するコンデンサレンズ等からなり
、カラーフィルム原稿4を照明する照明光学系である。
3はカラー画像を3色に色分解するための色分解フィル
タで、例えばR(赤)、G(緑)、B(青)に色分解し
、このフィルタを各色成分毎に入れ換えることにより、
RGB各々の画像情報を順次入力することがで診る。ま
た5は後述するセンサ7へ入射する光量を制限する機構
であり、絞りやNDフィルタ、或いは2枚の偏光フィル
タ等からなる。7は輝度情報を電気信号に変換するセン
サであり、本実施例では撮像管を用いている。
ここで、照明光学系2より照明されたカラーフィルム原
稿4を透過する光は各色成分毎にフィルタ3で色分解さ
れ、それぞれの各色成分はRGB毎の輝度情報に置き換
えられ、電気信号に変換されることになる。
また、得られた各色情報の電気信号は、A/D変換器8
によりデジタル信号に変換され、入力信号処理部9に出
力されて色補正が行われることになる。
第1図は入力信号処理部9をより詳細に示したブロック
図であり、以下にその各名称と動作処理を説明する。
10は人力信号処理部9の全てを制御するマイクロプロ
セッサ等のCPUである。また、メモリ11内のROM
11aには後述する第4図に示されているフローチャー
トの動作プログラムが格納されおり、また同メモリ11
内にはCPUl0の動作中にワークエリアとして使用す
るRAMlIbを備えている。12はテーブルメモリで
あり、色補正に必要な色変換用テーブルが格納されてい
て、後述するルックアップテーブルR16,G17、B
18に選ばれたテーブルデータを供給する。13はパラ
メータ設定用I10であり、不図示のキーボードやタブ
レット等が接続され、テーブル用メモリ12に格納され
ているテーブルから適切なテーブルを選びだすためのパ
ラメータを入力したり、新しいテーブルデータの作成、
既存のテーブルの修正を行うことができる。15はイメ
ージプロセッサであり、CPUl0の間はイメージコン
トローラ14によって接続されていて、CPUl0の命
令によってイメージプロセッサ15は制御されている。
このイメージプロセッサ15はCPUl0からの制御に
従い、選択された任意のイメージメモリR16,G17
.B18の内容の書き換え、及びルックアップテーブル
20〜21へのデータを書込む処理をする。またイメー
ジメモリR16,G17.B18には第1図に示したA
/D変換器8よりのデータが後述する画像データ用l1
023を介して入力されていて、各イメージメモリR1
6,G17.B18に色成分であるR、G、Bの画像デ
ータがそれぞれ格納される。また、19はワーク用イメ
ージメモリであり、イメージプロセッサ15のワークエ
リアとして使用される。更に24は各画像処理中に画像
処理に係る処理の推移を不図示の表示装置に表示するた
めにデータのやりとりをする表示用I10である。
さて、イメージメモリR16,G17.B18は本実施
例では、例えば512X512画素×8ビット(25,
6階調)で構成されているものとするがこれに限定され
るものではない。また、イメージメモリR16,G17
.B18とワーク用イメージメモリ19の出力側にはル
ックアップテーブル20〜22という高速アクセスのR
AMが接続されている。
このルックアップテーブルは256X8ビツトの構造を
持ち、例えばアドレスライン8本、即ち、0〜255番
地(0〜255階調)を指定でき、各イメージメモリR
16、G17.B18の出力データ側に直結されている
。また、このルックアップテーブル20,21.22の
出力側のデータライン(8本)は夫々バスに接続されて
いる。更にルックアップテーブル20〜22の内容は、
CPUl0とパラメータ設定用l1013に接続されて
いるキーボードとデジタイザーにより自由に読み書きで
きる。画像データ用l1023は画像用インターフェー
スであり、第2図のA/D変換D8から画像データを人
力する。また、ルックアップテーブル20〜22の出力
は不図示の表示装置例えばCRT装置に接続されていて
、イメージメモリR16,G17.B18内のデータの
ルックアップテーブルによる変換後の画像がリアルタイ
ムで表示される。
例えばCPUl0の制御により第3図(a)に示す様な
グラフのテーブルがルックアップテーブル20〜22に
書込まれたときには、イメージメモリからのデ、−夕が
“O” (アドレスが“0″)のときにはその出力デー
タも“0”、人力が“255”のときには出力も“25
5”となり、人出力の内容が同一となる。また第3図(
b)に示す様なグラフのテーブルがルックアップテーブ
ル20〜22に書込まれたときには、入力データが“0
”のときにはその出力は“255”、入力が゛。
255”のときにはその出力が0”となり、人力のデー
タと出力のデータが反転されることになる。
以上の様な構成からなる入力信号処理部9での処理は、
第4図のフローチャートに従って処理されることになる
また、ここではすでにR,G、B各色データ(512X
512X8ビツト(256階調))は入力信号処理部9
内のイメージメモリR16,G17、BlBにそれぞれ
対応して格納されているものとする。
さて、ステップS1ではキーボードより処理に必要なパ
ラメータを入力する。パラメータとして次の3種類があ
る。
(1)、  フィルムの種類 (2)、光源、シーンの種類 (蛍光灯、白熱 球、晴天、曇天、雨、夕焼け、ストロ
ボ) (3)、結像系の光量制限量 (絞り値、ND値、2枚の偏光フィルタの回転、角等) (1) 、 (2)のパラメータは、キーボード等より
入力するが、人力しない場合(例えば“自動設定”なる
キー設けて押下する)には、標準的なパラメータが用意
されていて、自動的にその値が人力されることになる。
パラメータの設定が終了したら次のステップS2に穆る
ステップS2においては、シェーディング補正を行う。
以下、このシェーディング補正の詳細について説明する
。通常、人力信号処理部9に人力されているデータには
照明光学系2や光量制限機構5や結像光学系6により照
明むらが生じる。これをシェーディングといい、それを
補正するのがシェーディング補正という。
第9図は現像後のカラーネガフィルムの未露光部分のa
社とb社の分光透過特性を示すグラフであり、横軸に光
の波長を、縦軸に透過率を示しである。この透過特性か
らもわかる様に、未露光部はオレンジ色(波長の長い方
)に発色しているように見える。カラーネガフィルムに
おいては、フィルムメーカ、フィルムの種類によっても
オレンジ色の発色の度合いが異なることが確認されてい
る。従って、カラーネガフィルムから画像信号を人力す
る場合には、第2図の光量制限機構5により、RGBの
入力レベルを合わせて、オレンジ色分を相殺しなければ
ならないことがわかる。
従ってフィル、ムの種類によって光量制限機構5の絞り
量、偏光フィルタの回転量を変えなくてはならない。と
ころが、光量制限機構5で例えば2枚の偏光フィルタを
用いる場合、フィルタの回転角により偏光方向が異なる
ため、シェーディングの形状が変化することが実験的に
確かめられている。更に、現実上の問題としてRGB光
はそれぞれ波長が異なるため、レンズ系を通過すると分
散が生じてしまい、その結果、結像レンズ系6の瞳での
光束のけられ量がRGBごとに異なるため、RGBそれ
ぞれのデータでシェーディングの形状が異ってくる。
このように、1種類のデータ変換テーブルを用意してお
くだけでは、正確な補正は行われない。
そこで、入力信号処理部9には変換テーブル用のテーブ
ルメモリ12があり、予め必要な数だけ変換のテーブル
がRGB毎に用意されていて、前述のステップS1で入
力した情報から適当なシェ−ディング補正用の変換テー
ブルを読み出し、イメージプロセッサ15によりRGB
毎に補正することにより、条件に適したシェーディング
補正が行われることになる。
具体的には、次式に従いシェーディング補正を行う。
ここで、l0ij :補正後の(i、j)番目の画素の
データ IC1j :補正される(i、j)番目の画素のデータ IRij :補正の基準となる(i、j)番目の画素の
データ ID:ダークデータ(入力されつる最 低のデータ) である。
次にステップS3では入力したカラー画像がネガフィル
ムによるものか、或いはポジフィルムによるものかを判
断する。ここでネガフィルムの場合には次のステップS
4に移り、ポジフィルムのときにはステップS5に穆る
ことになる。
ステップS4では、ネガフィルムから入力したデータは
CRT上で確認をしながら以後の色補正の処理が行える
ように、ここでは単純にネガ画像からポジ画像へ反転を
しておく。つまり、第3図(b)に示すようにO”のデ
ータを” 255 ”に、” 255”のデータが“0
°になるような変換テーブルがテーブルメモリ12に予
め用意されており、それをルックアップテーブル20〜
22に読み込み、反転処理を行い、同時にデータの書き
換えを行い、ステップS5へ進む。
ステップS5では、RBG各色データの色合わせを行う
第5図にネガフィルムの特性曲線の例を示す。
実線と点線で2種類のフィルムを示す。これからもわか
るように、ネガフィルムにおいてはRGBの3木の曲線
はそれぞれのフィルムの種類で一致していないため、ス
テップS3のように単純に反転しただけでは各RGBデ
ータのバランスが崩れたままである。そこで、色補正の
必要がる。
また、第6図に示すように光源の色温度の違う場合(晴
天、曇天、蛍光灯、白熱球、タングステン電球、ストロ
ボ光等)同一のフィルムでもその特性が色温度A、Bの
様にが異ってくる。従って適正な色補正を行うには、フ
ィルムの種類及び光源の色温度に応じた変換テーブルが
必要である。
そこで、本実施例ではあらゆる条件に対処できるように
予めテーブルメモリ12に変換テーブルを複数用意して
おき、ステップS1で入力した条件をもとに適切な変換
テーブルをテーブルメモリ12から読出し、ルックアッ
プテーブル20〜22に書き込み、°適切な色変換を行
うことになる。また、このルックアップテーブル20〜
22はイメージメモリ16〜18の内容を書き換えるこ
となく、テーブルを通した状態をリアルタイムでCRT
上に表示する。
さて、次のステップS6では、ステップS5での色合わ
せが適切に行われたか否かを判断する。
多くの場合は、その色合せ処理結果は満足されるもので
あるが、もし色補正結果が満足いかない場合や、例えば
オペレータがCRTに表示されている画像を見て、故意
に色バランスの崩した画像が欲しいときにはステップS
7に移ることになる。
ステップS7ではパラメータ設定用l1013に接続さ
れているキーボードにより色併せに係るパラメータを入
力することになるが、テーブルメモリ12の内容を書き
換えるのではなく、ルックアップテーブル20〜22の
内容を書き換える。
また同様に、パラメータ設定用l1013に接続されて
いるタブレットからもペンで曲線を描くことにより、ル
ックアップテーブルの内容を自存に書き換えるこ、とが
できる。このことにより、非常に簡単に色合わせの修正
が行えることになる。さて、以上の様に色合せに係るパ
ラメータの入力によりルックアップテーブル20〜22
の書き換え処理が終了すると、再びステップS5に戻り
、色合せ処理がなされることになりる。
尚、以上の色合せ処理中における各イメージメモリR1
6,G17.B18内の画像データは変化せず、ルック
アップテーブル20〜22内の変換テーブルのみが変化
することになる。
さて、ステップS6で満足いく結果が得られたなら、次
のステップS8へ進み、色合せ処理が確定したわけであ
るから、イメージメモリR16゜G17.B18の内容
をルックアップテーブルを通した値に書き換え、その復
色合わせの行われたデータのガンマを変換する。
第2図のセンサ7の撮像管のダイナミックレンジはフィ
ルムのRGB別の濃度域よりも狭いため、第2図の光量
制限機構を調整して、ある程度光量オーバーの状態で人
力を行っても、データの多くは低輝度側にかたよてしま
うことが実験で確かめられている。従って、ポジフィル
ムより画像データを人力する場合では暗い絵になってし
まい、逆にネガフィルムの場合には反転するものである
からデータの多くは高輝度側にかたよってしまい、全体
的に白っぽい画像になってしまう。その場合のヒストグ
ラムの状態を第7図(a)。
(b)、(C,)に示す。
第7図(a)がポジフィルムの場合で、第7図(b)が
ネガフィルムの場合をそれぞれ示す。そこで、データの
ガンマ変換を行い、第7図(C)の実線に示すような適
切なヒストグラムの状態にしなければならない。
この様にするためのガンマ変換に係るテーブル例を第8
図(a)、(b)、(c)に示す。
第8図(a)は第7図(a)のように低輝度側に多くの
データが集っている場合に対するテーブルの内容で、主
にポジフィルムを人力する場合に多く用いられる。この
変換により、高輝度側データは圧縮され(白圧縮)、低
輝度にかたよっているデータはテーブルを通すことで高
輝度側へ持ち上げられる。
また、第8図(b)は第7図(b)に示すような高輝度
側へデータが集っている場合に対するテーブルの内容で
、主にネガフィルムを入力、反転後に多く用いられる。
このテーブルを通すことにより、低輝度データは圧縮さ
れ(黒圧縮)、高輝度にかたよっているデータは低輝度
側へ下げられる。
第8図(c)は高輝度、低輝度側ともに圧縮をした例で
、第7図(C)の点線に示すように、ヒストグラムのピ
ークは適正な位置にあるが、高輝度から低輝度にかけて
データが広く散らばっている場合に用いられる。
ここで、どのような変換テーブルを用いるかが問題であ
るが、ステップS1で入力するパラメータは、ここでの
テーブル選択の情報は含まれてなく、ステップS5の結
果から得られたヒストグラムの形状と画像データの平均
値から適切な変換テーブルを計算により発生させること
になる。そのため、予め基準となる平均値(AVE)を
決めておき、次にイメージメモリ上にある画像データの
平均値(例えば代表としてGデータを取り上げ、実際の
Gデータの平均値をGAVEとする)を求め、 AVE=GAVE となるようにテーブルを自動的に発生させる。
テーブル発生′の関数には2式を用いる。
ただし、Out:変換後のデータ γ  :変換のガンマ係数 In :変換前のデータ である。
つまり、“Out”に各色信号別に設けられた設定平均
値を、また“In”に実際の各イメージメモリR16,
G17.B18内に記憶されているデータのいずれかの
平均値を代表として用いて代入することにより、γを決
定することになる。
さて、2式により発生するテーブルはルックアップテー
ブル20〜22に格納され、テーブルを通した結果を直
ちにCRT上で確認することができる。
ワーク用イメージメモリ19には第7図に示すような、
その時点でのガンマ変換のためのテーブルの状態と第7
図に示すような計算上で求めた変換後のヒストグラムの
状態をグラフ表示し、(この時点では、イメージメモリ
16〜18の内容はステップS6状態と変わっていない
。)ヒストグラムの状態が適正であるか判断できるよう
になっている。
次にステップS9ではガンマ変換処理の結果が満足でき
る状態であれば、ステップSllへ進み、そのときのル
ックアップテーブル20〜22のテーブルで各イメージ
メモリR16,G17゜B18内の画像データをガンマ
変化し、書き換える。またステ゛ツブS9で満足できな
いものであればステップStOへ進む。
ところで、ガンマ補正が画像の主観評価に及ぼすエラは
大きく、いくら色補正が適切であっても、ガンマ補正が
適切に行われていないと画像の印象は非常に悪いものと
なる。従って、最終的にガンマ補正の結果において主観
を反映できることが望ましい。
そこで、ステップ510においては、もし、自動発生の
テーブルを通した後の結果が満足のいかないもの、或い
は故意に色を変化させたいとぎには、ヒストグラムの形
状と、算出されたγの値より、所望とするγの値を推定
し、キーボードより入力するか、もしくはタブレットに
より自由にルックアップテーブルの内容を書き換えるこ
とができるようになっていて、CRT上でリアルタイム
で変化を確認可能にする。
尚、CRT上で確認する画像はルックアップテーブルを
通した画像であるため、イメージメモリR16,G17
.B18のデータは何ら変換は行われていない。
いずれにせよ、ステップS9でガンマ変換処理のテーブ
ルが確定したならば、ステップSitで確定したルック
アップテーブル20〜22によりイメージメモリR16
,G17,81B内の画像データを書き換えることにな
る。
尚、本実施例では色合せ処理の後にガンマ補正処理を施
した・が、例えばガンマ補正処理後に色合せ処理を施す
様にしても構わない。
以上説明したように本実施例によれば、各色成分毎の色
合わせ(色補正)の後に、ガンマ補正を行い、各補正の
過程で表示装置に表示することにより、以下に示す様な
効果が得られる。
即ち、RGBのデータをまとめて一つのテーブルでガン
マ補正が行えるようになる。
また、色補正とガンマ補正を別々に独立な処理として扱
うことができ、それぞれの処理の修正が簡単に行えるよ
うになる。
また、それぞれの補正処理の過程においてルックアップ
テーブルを用いているので、色合わせ(色補正)の効果
、ガンマ変換の効果をリアルタイムで確認でき、しかも
CRT上で効果を確認しながら修正が行えるので、精度
よく、かつ、迅速に修正が行えるようになる。
また、最終的にガンマ補正を行うので、主観的に良いと
感じられる好みのガンマ補正を行えるようになる。
また、以上の実施例では照明光学系2とフィルム4の間
に色分解フィルタを配置したが、これに限定されるもの
ではなく、例えば光源1と結像光学系6の間ならどこに
配置しても同様な効果を生ずることは言うまでもない。
また、センサ7に単管式TVカメラを用いたが、CCD
固定撮像素子を用いてもよい。また、色分解フィル゛り
3を交換することにより、順次RGBのデータを取り込
んでいるが、3管式TVカメラ、やCCDを用いた3板
式TVカメラを用いれば色分解フィルタ3は不用であり
、一度にRGBのデータを取り込むことができる。
また、本実施例では画像やテーブル格納用にメモリを用
いているが、磁気フロッピーディスク、磁気テープ、光
ディスク、バブルメモリ等の他の記録媒体を用いても同
様な効果を生ずることは言うまでもない。
また、色分解フィルタにはRGBの3色分解フィルタを
用いたが、Y(イエロー)1M(マゼンタ)、C(シア
ン)の3色分解フィルタを用いても同様のことが行える
また、カラー原稿としてカラーネガフィルムを用いたが
ポジフィルム、或は他のカラー原稿についても同様のこ
とが行える。
[発明の効果コ 以上説明した様に本発明によれば、それぞれの処理の過
程において色合わせ(色補正)の効果、ガンマ変換の効
果をリアルタイムで確認でき、しかもCRT上でその効
果を確認しながら修正が行えるので、精度よく、かつ、
迅速に修正が行なえるようになる。
また、最終的にガンマ補正を行うので、主観的に良いと
感じられる好みのガンマ補正を行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例の人力信号処理部のブロック図、 第2図は本実施例の全体のブロック図、第3図(a)は
ルックアップテーブルの標準状態を示すグラフ、 第3図(b)はルックアップテーブルの反転状態を示す
グラフ、 第4図は本実施例の色合わせ、ガンマ変換処理を示すフ
ローチャート、 第5図、第6図はフィルム特性を示す図、第7図(a)
〜(C)は入力画像の頑度を示す図、 第8図(a)〜(C)はガンマ変換処理の図、第9図は
フィルムの未露光部の分光透過特性を示す図である。 図中、1・・・光源、2・・・照明光学系、3・・・色
分解フィルタ、4・・・カラーフーCルム原稿、5・・
・光量制限機構、6・・・結像光学系、7・・・センサ
、8・・・A/D変換器、9・・・人力信号処理部、1
o・・・cpUl 11・・・メモリ、12・・・テー
ブルメモリ、13・・・パラメータ設定用I10.14
・・・イメージコントローラ、15・・・イメイージプ
ロセッサ、16・・・イメージメモリR117・・・イ
メージメモリG118・・・イメージメモリB119・
・・ワーク用イメージメモリ、20〜22・・・ルック
アップテーブル、23・・・画像データ用I10.24
・・・表示用I10である。 特許出願人     キャノン株式会社第2図 第3FiII (b) M55図 (G)         (b) 第6図 (C)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)光学的にカラー原稿を読み取り、入力したカラー
    画像を構成する各色成分信号を補正するカラー画像情報
    入力装置において、前記カラー画像を構成する各色成分
    信号の濃度レベルのバランスを調整する調整手段と、各
    色成分毎にガンマ補正するガンマ補正手段と、前記調整
    手段及びガンマ補正手段に係るパラメータを設定する設
    定手段と、前記調整手段とガンマ補正手段とは独立に画
    像処理し、該画像処理に係る変換の推移を表示する表示
    手段とを備え、前記表示手段により表示された変換の推
    移から前記設定手段により前記調整手段或いはガンマ変
    換の変換処理に係る環境を換えることを可能としたこと
    を特徴とするカラー画像情報入力装置。
  2. (2)画像処理は調整手段により調整された後にガンマ
    補正手段によりガンマ補正することを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載のカラー画像情報入力装置。
JP61041712A 1986-02-28 1986-02-28 カラ−画像情報入力装置 Pending JPS62200871A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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