JPS62199909A - エンジンのカムシヤフト - Google Patents

エンジンのカムシヤフト

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Publication number
JPS62199909A
JPS62199909A JP4144786A JP4144786A JPS62199909A JP S62199909 A JPS62199909 A JP S62199909A JP 4144786 A JP4144786 A JP 4144786A JP 4144786 A JP4144786 A JP 4144786A JP S62199909 A JPS62199909 A JP S62199909A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cam
camshaft
shaft member
frp
cam member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4144786A
Other languages
English (en)
Inventor
Tamiji Sakaki
民司 坂木
Yuji Takamori
高森 勇治
Noriyuki Iwata
典之 岩田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP4144786A priority Critical patent/JPS62199909A/ja
Publication of JPS62199909A publication Critical patent/JPS62199909A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L1/00Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
    • F01L1/02Valve drive
    • F01L1/04Valve drive by means of cams, camshafts, cam discs, eccentrics or the like
    • F01L1/047Camshafts

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 本発明はエンジ、ンのカムシャフトに関するものである
(従来技術) エンジンのカムシャフトにあっては、極力軽量化が望ま
れており、このため従来、カム部材に対″  してFR
P (繊維強化プラスチック)製のシャフト部材を1錠
着するようにしたものが提案されている(特開昭57−
10718号公報参照)、すなわち、1−記カム部材と
しては、強度特に耐摩耗性を考慮して金属製とする一方
、長いシャフト部材を金属製に代えてFRPとすること
により、全体として大幅な軽量化を得られるようにした
ものが提案されている。
(発明が解決しようとする問題点) 上述のように、FRP製のシャフト部材にカム部材を嵌
着させてカムシャフトを構成する場合、このカム部材そ
のものは、カムの目的機能特に耐摩耗性等の観点から、
金属のようにFRPよりもかなり硬い材質のものとなら
ざるを得ない、そして、このカム部材に対して、FRP
は強度的にどうしていも弱いので、カム部材がシャフト
部材に対して相対回転しようちする力が該両者の接合部
位に作用して、この部分からシャフト部材が破損し易い
ものとなる。
また、カムシャフトにはかなり大きなねじり力が作用す
るため、シャフト部材のねじれ剛性をいかに確保するか
も問題となる。
本発明は以りのような事情を勘案してなされたもので、
その目的とするところは、FRP製のシャフト部材にカ
ム部材を嵌着させたものを前提として、該両者間の結合
部位の強度を高め得ると共に、ねじり剛性をも高め得る
ようにしたエンジンのカムシャフトを提供することにあ
る。
(問題点を解決するための手段、作用)前述の目的を達
成するため、本発明にあっては、次のような構成としで
ある。すなわち、カムの目的機能に応じた材質からなる
カム部材をFRP製のシャフト部材に嵌着してなるエン
ジンのカムシャフトにおいて、 前記シャフト部材がプリプレグシートにより筒状に形成
された外被部と、該外被部により被覆された中芯部とか
ら構成されている、 ような構成としである。
このような構成とすることにより、シャフト部材の外周
部分を構成する外被部は、プリプレグシートにより構成
されて十分な量の強化用繊維特に長繊維を存在させるこ
とができ、カム部材が相対回転しようとするカムに抗し
て破損し難いものとなる。また、シャフト部材の外周部
分が上述のような強度的に優れたプリプレグシートによ
り構成されているため、ねじり剛性も大幅に向上される
ことになる。
ちなみに、FRP製のシャフト部材は従来、全体的に例
えば射出成形、押出し、引きぬき等によって形成するよ
うにされているが、この場合は、強化lamとして短繊
維が多くならざるを得す、しかもこの繊維がシャフト部
材の断面全体に渡って広く分散されるため、上述した本
発明のように、tam特に強度確保上優れた長繊維をシ
ャフト部材の外周に集中して位置させることは、単にシ
ャフト部材を全体的に一体成形したのでは困難となる。
(実施例) 以下本発明の実施例を添付した図面に基づいて説明する
第1図・〜第3図において、■はカム部材、2はシャフ
ト部材である。このカム部材lは、1気筒についての吸
気弁用カム部1aと排気弁用カム部lbとを一体成形す
ることにより構成され、このカムの目的機能からして、
金属、セラミック等の特に対摩耗性に優れた材料から形
成されている。
このカム部材1には、シャフト挿通孔3が形成され、ま
たその軸方向各端面には、第2図、第3図に示すように
、シャフト挿通孔3の周回り方向に間隔をあけて複数の
凹部ICが形成されている。
前記シャフト部材2は、前記シャフト挿通孔3に挿通さ
れるもので、FRP (実施例ではCFRP−炭素繊維
強化プラスチック)により形成されている。このシャフ
ト部材2は、その外周部分が、プリプレグシート(FR
P製クコクロス筒状に形成することによりなる外皮部2
Aとして構成され、この外皮部2Aは、強化用繊維とし
て特に長縁m(実施例では前述したように炭素繊維)の
含有割合が多くなったものとされている。また、シャフ
ト部材2の内部は、上記外皮部2Aにより被覆された中
芯部IBとされ、この中芯部2Bは、後述するその成形
性等を考慮して強化繊維として短繊維が主として用いら
れている。
上述のようなシャフト部材2は、カム部材lの軸方向両
端部において、それぞれ径方向外方側へ向けて突出する
環状の膨出部2aを有する。この一対の1膨出部2aは
、カム部材lを軸方向から挟持するようにして該カム部
材lの各端面に接合されると共に、その一部が、前述し
たカム部材lの四部1c内に突出された凸部2bを有し
ている。
なお、外皮部2Aと中芯部2Bは勿論のこと、カム部材
lとシャフト部材2(の外皮部2A)とは互いに接合(
接着)されているものであるが、この接合は、シャフト
部材2が有する樹脂分の接着力を利用してもよく、ある
いは別途接若剤を用いて行うようにしてもよい。
以上のような構成のカムシャフトにおいては、カム部材
1とシャフト部材2との結合部位に、強度的に優れたプ
リプレグシートからなる外皮部2Aが介在されているの
で、カム部材1がシャフト部材2に対して相対回転しよ
うとする力に七分抗して、この結合部位におけるシャフ
ト部材2の破損が防止される。また、同様に、シャフト
部材2の外皮部2Aによって、シャフト部材2の全体的
なねじり剛性が大幅に向上されることになる。
なお、実施例のように、カム部材lを挟む一対の膨出部
2aを設けておけば、カム部材lのシャフト部材2に対
する軸方向変位を規制する上で好ましいものとなる。ま
た、膨出部2aとカム部材lとを凹凸嵌合させるように
すれば、カム部材1のシャフト部材2に対する相対回転
防止上より一層有利となる。この相対回転をより一層防
止するためには、シャフト部材2の外周形状を例えば多
角形状等の異形とする一方、シャフト挿通孔3をこの異
形状に対応しておくことによっても行えるものである。
さて次に、上述したようなカムシャフトを製造する一例
について、第4図、第5図を参照しつつ説明する。先ず
、PIIJ4図に示すように、プリプレグシートにより
筒状に形成された仮性皮部2A’をカム部材1(のシャ
フト挿通孔3)に挿通させて、カム部材1の軸方向両端
部において、この仮性皮部2A′を、それぞれ上下に分
割型とされた一対の支持型11.12で保持させる。そ
して、この支持型11.12による挟持の際、各支持型
11.12に対してカム部材1が軸心方向にそれぞれ所
定(Ul隙陣立有するように設定する。なお、この支持
型11.12に支持された仮性被部2A′は、外被部2
Aの膨出部2aに相当するIIMらみを有せず、その全
長に渡って同一径のものとされている。
次いで、第5図に示すように、仮性皮部2A’内に、流
動状1ムにあるFRPを所定圧力で充填する。この充填
は、例えば30〜40Kg/cm2程度で射出すること
により行い、この射出圧力により、カム部材lと支持型
11.12との間に形成された所定間陣立部分で膨出部
2aが形成されると共に、この膨出部2aがカム部材1
の凹部la内に強制的に圧入°される。また、合せて、
射出圧力により、仮性皮部2A’がシャフト挿通孔3の
内面にぴったりと圧接されることになる。このようにし
て、仮性被部2A’が、第1図〜第3図に示すような外
被部2Aとして形成されつつ、所望のカムシャフトが得
られる。
なお、前述した射出に際しては、カム部材lを第3の支
持型(図示路)により下方から支持すると共に軸方向に
も支持するようにしてもよい。さらに、シャフト部材l
(中芯部2B)を中空にするには、前述した射出の際に
あらかじめ仮性皮部2A′内にロッド14(第2図参照
〕を挿入しておいてもよく、あるいは射出後で中芯部2
Bに相当する部分が十分流動性を有するうちに当該ロッ
ドを押込むようにしもよい、勿論、このロッド14は、
最終的には引き抜かれることになる。
(発明の効果) 。
以上述べたことから明らかなように、FRP製のシャフ
ト部材にカム部材を嵌着させるようにしたものにおいて
、このシャフト部材のカム部材に対する結合部位の強度
を高め得ると共に、全体としてのねじり剛性も優れたも
のを得ることができる。
4図面の簡rliな説明 第1図は本発明の一実施例を示す斜視図。
第2図は第1図の軸心方向に沿う断面図。
第3図は第1図に示すカムを軸心方向からみた正面図。
第4図、第5図は第1図に示すカムシャフトの製造例に
おける各工程を示す断面図。
1:カム部材 2:シャフト部材 2A:外皮部 2B=中芯部 3:シャフト挿通孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)カムの目的機能に応じた材質からなるカム部材を
    FRP製のシャフト部材に嵌着してなるエンジンのカム
    シャフトにおいて、 前記シャフト部材がプリプレグシートにより筒状に形成
    された外被部と、該外被部により被覆された中芯部とか
    ら構成されている、 ことを特徴とするエンジンのカムシャフト。
JP4144786A 1986-02-28 1986-02-28 エンジンのカムシヤフト Pending JPS62199909A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4144786A JPS62199909A (ja) 1986-02-28 1986-02-28 エンジンのカムシヤフト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4144786A JPS62199909A (ja) 1986-02-28 1986-02-28 エンジンのカムシヤフト

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62199909A true JPS62199909A (ja) 1987-09-03

Family

ID=12608627

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4144786A Pending JPS62199909A (ja) 1986-02-28 1986-02-28 エンジンのカムシヤフト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62199909A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018026934A1 (en) * 2016-08-03 2018-02-08 Branson Ultrasonics Corporation Method of making composite camshafts

Cited By (1)

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WO2018026934A1 (en) * 2016-08-03 2018-02-08 Branson Ultrasonics Corporation Method of making composite camshafts

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