JPS6219928Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6219928Y2 JPS6219928Y2 JP15071080U JP15071080U JPS6219928Y2 JP S6219928 Y2 JPS6219928 Y2 JP S6219928Y2 JP 15071080 U JP15071080 U JP 15071080U JP 15071080 U JP15071080 U JP 15071080U JP S6219928 Y2 JPS6219928 Y2 JP S6219928Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vernier
- ear
- telescope
- holder
- transit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 16
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 5
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 2
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
Landscapes
- A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はバーニア読取方式のトランシツトにお
ける高度目盛バーニアの取付機構に関する。この
高度目盛バーニアは、望遠鏡耳軸と同心に固定さ
れた高度目盛板と同心に取付けることがバーニア
読取精度上要求される。
ける高度目盛バーニアの取付機構に関する。この
高度目盛バーニアは、望遠鏡耳軸と同心に固定さ
れた高度目盛板と同心に取付けることがバーニア
読取精度上要求される。
従来のトランシツト用高度目盛取付機構の例と
して、望遠鏡が俯仰運動するための水平軸すなわ
ち望遠鏡耳軸に高度目盛盤ホルダーを固着すると
ともに、バーニアホルダーの基準孔を望遠鏡耳軸
に嵌合して該バーニアホルダーをトランシツト本
体に取付ける機構がある。この機構においてはバ
ーニアホルダーが望遠鏡耳軸に直接嵌合している
ことに起因して、嵌合状態の変化により望遠鏡の
回転が重くなつたり、望遠鏡耳軸とバーニアホル
ダーの基準孔との嵌合に多少隙を持たせなければ
ならないことに起因して、望遠鏡の俯仰の状態に
よりバーニア目盛の中心が耳軸中心からずれる恐
れがあつた。またトランシツトの転倒等により、
望遠鏡耳軸からバーニアホルダーに高負荷がかか
り、これに固着されたガラス製バーニアが割れる
という事故が発生する恐れがあつた。従来のトラ
ンシツト用高度目盛バーニア取付機構の他の例と
して、上記従来例におけるバーニアホルダーの基
準孔を薬研型基準面とし、これを望遠鏡耳軸に下
から圧接しながらバーニアホルダーをトランシツ
ト本体に固定する機構がある。この機構において
は薬研型基準面により下から圧接された望遠鏡耳
軸が所定位置からずれる恐れがある。従来のトラ
ンシツト用高度目盛バーニア取付機構のさらに他
の例として、望遠鏡耳軸外径に合致した内周をも
つ円筒状スペーサの外周を基準として、バーニア
ホルダーをトランシツト本体に固定し、その後上
記円筒状スペーサーを抜き取り、バーニアホルダ
ーを望遠鏡耳軸から離した状態で使用する機構が
ある。この機構においては、円筒状スペーサーを
工具として準備しなければならず、また作業工程
も他の機構の場合に比較して複雑化かつ増加する
欠点がある。さらに円筒状スペーサーをトランシ
ツト本体から抜取るときにバーニアホルダーが正
規の位置から移動してしまう恐れがある。
して、望遠鏡が俯仰運動するための水平軸すなわ
ち望遠鏡耳軸に高度目盛盤ホルダーを固着すると
ともに、バーニアホルダーの基準孔を望遠鏡耳軸
に嵌合して該バーニアホルダーをトランシツト本
体に取付ける機構がある。この機構においてはバ
ーニアホルダーが望遠鏡耳軸に直接嵌合している
ことに起因して、嵌合状態の変化により望遠鏡の
回転が重くなつたり、望遠鏡耳軸とバーニアホル
ダーの基準孔との嵌合に多少隙を持たせなければ
ならないことに起因して、望遠鏡の俯仰の状態に
よりバーニア目盛の中心が耳軸中心からずれる恐
れがあつた。またトランシツトの転倒等により、
望遠鏡耳軸からバーニアホルダーに高負荷がかか
り、これに固着されたガラス製バーニアが割れる
という事故が発生する恐れがあつた。従来のトラ
ンシツト用高度目盛バーニア取付機構の他の例と
して、上記従来例におけるバーニアホルダーの基
準孔を薬研型基準面とし、これを望遠鏡耳軸に下
から圧接しながらバーニアホルダーをトランシツ
ト本体に固定する機構がある。この機構において
は薬研型基準面により下から圧接された望遠鏡耳
軸が所定位置からずれる恐れがある。従来のトラ
ンシツト用高度目盛バーニア取付機構のさらに他
の例として、望遠鏡耳軸外径に合致した内周をも
つ円筒状スペーサの外周を基準として、バーニア
ホルダーをトランシツト本体に固定し、その後上
記円筒状スペーサーを抜き取り、バーニアホルダ
ーを望遠鏡耳軸から離した状態で使用する機構が
ある。この機構においては、円筒状スペーサーを
工具として準備しなければならず、また作業工程
も他の機構の場合に比較して複雑化かつ増加する
欠点がある。さらに円筒状スペーサーをトランシ
ツト本体から抜取るときにバーニアホルダーが正
規の位置から移動してしまう恐れがある。
本考案は以上の従来の問題を解消することを目
的とし、その構成上の特徴は、望遠鏡と共に回転
し得るように望遠鏡耳軸に固定した高度目盛盤と
上記望遠鏡耳軸の外径と同一の曲率半径の摺動内
面及び該摺動外面と同心的に形成した基準外面と
を有しトランシツト本体に固着されて耳軸を回動
自在に保持する耳軸受部材と、上記耳軸受部材の
基準外面との接触面を有しバーニアを保持するバ
ーニアホルダーとからなり、上記バーニアホルダ
ーが上記耳軸受部材の基準外面を基準として本体
に取付けたことである。この時、バーニアはバー
ニアホルダーの摺動面に対して同心に固定されて
いる。本考案はこのように構成することにより、
バーニアホルダーが望遠鏡耳軸に直接接触するこ
となく固定されるため、バーニアホルダーが望遠
鏡の回転に何ら支障をきたすこともなく、また望
遠鏡耳軸からの負荷がバーニアの取付位置を狂わ
したりトランシツトの転倒等による高負荷でガラ
ス製バーニアを割るということもない。また本機
構の組立作業には特別の工具を必要とせず、作業
も簡易である。さらに本機構は従来の機構に対し
て特別な部品の追加を要するものでなく、従来の
耳軸受部材に基準外周のための加工をするだけで
ある。しかもこの外周の加工は望遠鏡耳軸と嵌合
する内周と同時加工が可能であり、基準外周の精
度は極めて高いものであり、従つて本考案は読取
精度の高いバーニア取付機構を容易、安価に実現
できるものである。
的とし、その構成上の特徴は、望遠鏡と共に回転
し得るように望遠鏡耳軸に固定した高度目盛盤と
上記望遠鏡耳軸の外径と同一の曲率半径の摺動内
面及び該摺動外面と同心的に形成した基準外面と
を有しトランシツト本体に固着されて耳軸を回動
自在に保持する耳軸受部材と、上記耳軸受部材の
基準外面との接触面を有しバーニアを保持するバ
ーニアホルダーとからなり、上記バーニアホルダ
ーが上記耳軸受部材の基準外面を基準として本体
に取付けたことである。この時、バーニアはバー
ニアホルダーの摺動面に対して同心に固定されて
いる。本考案はこのように構成することにより、
バーニアホルダーが望遠鏡耳軸に直接接触するこ
となく固定されるため、バーニアホルダーが望遠
鏡の回転に何ら支障をきたすこともなく、また望
遠鏡耳軸からの負荷がバーニアの取付位置を狂わ
したりトランシツトの転倒等による高負荷でガラ
ス製バーニアを割るということもない。また本機
構の組立作業には特別の工具を必要とせず、作業
も簡易である。さらに本機構は従来の機構に対し
て特別な部品の追加を要するものでなく、従来の
耳軸受部材に基準外周のための加工をするだけで
ある。しかもこの外周の加工は望遠鏡耳軸と嵌合
する内周と同時加工が可能であり、基準外周の精
度は極めて高いものであり、従つて本考案は読取
精度の高いバーニア取付機構を容易、安価に実現
できるものである。
以下本考案の実施例を図面について説明する。
第１図において、望遠鏡１が俯仰運動するための
耳軸２は、トランシツト本体に取付けられた耳軸
受部によつて回動可能に支持されている。耳軸受
部は連続した内周を有するものだけでなく、一部
円弧状で形成されておればよい。耳軸受部３の外
周は、耳軸２の外周と接触する内周と同心であ
り、この外周を基準面としてバーニア４を保持す
るバーニアホルダー５が固定されている。耳軸２
の先端には高度目盛盤を保持する高度目盛盤ホル
ダー８が取付けられている。バーニアホルダー５
は、耳軸受部と接触する部分を薬研型（第２図）
とすることも、輪状（第３図）とすることも可能
である。
第１図において、望遠鏡１が俯仰運動するための
耳軸２は、トランシツト本体に取付けられた耳軸
受部によつて回動可能に支持されている。耳軸受
部は連続した内周を有するものだけでなく、一部
円弧状で形成されておればよい。耳軸受部３の外
周は、耳軸２の外周と接触する内周と同心であ
り、この外周を基準面としてバーニア４を保持す
るバーニアホルダー５が固定されている。耳軸２
の先端には高度目盛盤を保持する高度目盛盤ホル
ダー８が取付けられている。バーニアホルダー５
は、耳軸受部と接触する部分を薬研型（第２図）
とすることも、輪状（第３図）とすることも可能
である。
第１図は本考案の実施例を包含するトランシツ
トの正面図であり、第２図、第３図は他の実施例
の耳軸附近の側面図である。 １……望遠鏡、２……耳軸、３……耳軸受部、
４……バーニア、５……バーニアホルダー、６…
…ネジ、７……高度目盛盤、８……高度目盛盤ホ
ルダー。
トの正面図であり、第２図、第３図は他の実施例
の耳軸附近の側面図である。 １……望遠鏡、２……耳軸、３……耳軸受部、
４……バーニア、５……バーニアホルダー、６…
…ネジ、７……高度目盛盤、８……高度目盛盤ホ
ルダー。
Claims (1)
- 望遠鏡と共に回転し得るように望遠鏡耳軸に固
定した高度目盛盤と、上記望遠鏡耳軸の外径と同
一の曲率半径の摺動内面及び該摺動内面と同心的
に形成した基準外面とを有しトランシツト本体に
固着されて耳軸を回動自在に保持する耳軸受部材
と、上記耳軸受部材の基準外面との接触面を有し
バーニアを保持するバーニアホルダーとからな
り、上記バーニアホルダーを上記耳軸受部材の基
準外面を基準として本体に取付けることを特徴と
するトランシツト用高度目盛バーニア取付機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15071080U JPS6219928Y2 (ja) | 1980-10-22 | 1980-10-22 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15071080U JPS6219928Y2 (ja) | 1980-10-22 | 1980-10-22 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5773612U JPS5773612U (ja) | 1982-05-07 |
| JPS6219928Y2 true JPS6219928Y2 (ja) | 1987-05-21 |
Family
ID=29510063
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15071080U Expired JPS6219928Y2 (ja) | 1980-10-22 | 1980-10-22 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6219928Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-10-22 JP JP15071080U patent/JPS6219928Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5773612U (ja) | 1982-05-07 |
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