JPS6219881Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6219881Y2
JPS6219881Y2 JP10232181U JP10232181U JPS6219881Y2 JP S6219881 Y2 JPS6219881 Y2 JP S6219881Y2 JP 10232181 U JP10232181 U JP 10232181U JP 10232181 U JP10232181 U JP 10232181U JP S6219881 Y2 JPS6219881 Y2 JP S6219881Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
canopy
opening
exhaust
shielding plate
exhaust gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10232181U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS588042U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP10232181U priority Critical patent/JPS588042U/ja
Publication of JPS588042U publication Critical patent/JPS588042U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6219881Y2 publication Critical patent/JPS6219881Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ventilation (AREA)
  • Air-Flow Control Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、排気用天蓋の防火ダンパー操作機
構に関するものである。
従来、台所、厨房等の排気を行うために設けら
れた天蓋は、単に排気のみならず、排気中の含油
分の除去も行うようにしているが、とくにかかる
排気流通を良好にして油分除去を円滑に行うべく
天蓋の外側方に排気流通のための一定空間を保持
して外装枠体を設けたものにあつては、天蓋の頂
端部を通常開塞しており、従つて、排気流通用の
空間に設けた防火ダンパーの調整操作等が行いに
くい欠点となる。
この考案では、筒状の外装枠体の内部に、下方
に向つて漸次拡開した略錐状の天蓋を収納し、外
装枠体と天蓋との間の空間を排気の流通する流通
空間とし、天蓋の周壁面には、周壁を一部切欠し
てグリスフイルターを装着し、天蓋の上端中央部
には、開口部を形成し、同開口部には、スライド
蓋を開閉自在に設け、同開口部の上方には、外周
に多数の孔を突設した円筒状の有孔の遮へい板を
連設し、有孔の遮へい板の上端開口部を排気ダク
トに連通連接し、しかも、排気ダクトと有孔の遮
へい板との境部分には防火ダンパーを調整自在に
設け、同防火ダンパーの調整操作はスライド蓋の
開蓋により、天蓋の内部より行えるべく構成して
なる排気用天蓋の防火ダンパー操作機構を提供せ
んとするものである。
この考案の実施例を図面にもとづき詳説すれ
ば、1は天蓋であり、外周壁を傾斜状に形成し、
同天蓋1の外周壁下部にグリスフイルター2を設
けており、同グリスフイルター2は、テーパー状
に形成した孔3を多数穿設した二枚のフイルター
板4,4′の重合により、孔3が互い違いにずれ
て配設された状態に構成されており、天蓋1の外
側方には一定の排気流通用の空間5を保持して外
装枠体6を配設しており、同排気流通用の空間5
を排気流通路とするものであり、外装枠体6は天
蓋の上側方を覆つた状態に設けられていることに
なる。
天蓋1の中央頂部には、開閉自在のスライド蓋
7が設けられており、通常は閉蓋している。
8は、排気ダクトであり、同排気ダクト8は、
排気流通用の空間5に連通して、天井Gに設けら
れているものであり、同ダクト8の開口端部に
は、防火風量調節を兼用した防火ダンパー9が設
けられている。
排気ダクト8と、排気流通用の空間5との境す
なわち、天蓋1の頂端部には、遮へい板10が設
けられ、同遮へい板10は、周壁に多数の流通小
孔11を設けた筒体により構成されており、同流
通小孔11は、内方に向つて狭窄状のテーパーを
なした筒状に構成している。
スライド蓋7は筒状の遮へい板10の下端にお
いてスライド自在に設けられており、同スライド
蓋7の一端には係止突片7−1が下方に突設さ
れ、遮へい板10の両側壁には、スライド孔7−
2,7−3が設けられ、スライド蓋7は両孔7−
2,3に挿通されて、傾斜状にスライドすること
ができるように構成されており、しかも、スライ
ド蓋7の両側縁は、遮へい板10に連設したガイ
ド板7−4,7−5により、ガイド支持されてス
ライド作動を行うものである。
天蓋1の下端と、外装枠体6の下端には、油受
け樋12を周囲に形成して脱油された油を受ける
ようにしている。
Lは、排気の流れを示す矢印である。
この考案の実施例は、上記のように構成されて
いるものであり、排気Lは、天蓋1に集められ
て、グリスフイルター2を通過して、排気流通用
の空間5に至り、遮へい板10から防火ダンパー
9を通過して排気ダクト8に排出されるものであ
り、かかる通常の排気作動時には、天蓋1の頂部
のスライド蓋7は閉蓋状態となつており、他方、
防火ダンパー9の調整等を行う場合には、スライ
ド蓋7を持上げて係止突片7−1を、スライド孔
7−2からはずして、そのまゝガイド板7−4,
5に沿つてスライド蓋7を滑動させ、天蓋1の頂
部すなわち、遮へい板10の下端を開口状として
同開口部から手を差入れて防火ダンパー9の調整
操作を行うものである。
この考案によれば、天蓋内部から排気ダクトに
至る排気の流通過程で、グリスフイルターや有孔
の遮へい板があるため、排気中の油脂分の除去効
率がよく、また、除去された油脂分は、天蓋の外
側面をつたつて下方へ流下あるいは、天蓋外側方
へ飛散するものの、天蓋の外周側方を外装枠体が
囲繞しているために、外装枠体より外側には飛散
せず、従つて天蓋下方の料理場に漏下するおそれ
がなく衛生的である。また天蓋の外側面にためる
塵、ほこりについても同様のことが言えるもので
ある。更には、排気流通過程で、グリスフイルタ
ーや遮へい板の孔によつて、排気流通速度に強弱
が繰り返し付加されるので排気の蛇行流通とあい
まつて油脂分の除去効率を更に向上できる効果を
有する。しかも、スライド蓋をスライド開口させ
ることにより、防火ダンパーへ手を差入れて調整
することができるため、天蓋上方は、通常閉塞状
態としておいても何ら支障はなく、排気及び脱油
機能のすぐれた天蓋構造とするに際し、防火ダン
パーの調整かつ容易になる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本案機構の断面図。第2図は、同要
部の拡大図。第3図は、第2図−線の断面
図。 1:天蓋、7:スライド蓋、8:排気ダクト、
9:防火ダンパー、10:遮へい板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筒状の外装枠体6の内部に、下方に向つて漸次
    拡開した略錐状の天蓋1を収納し、外装枠体6と
    天蓋1との間の空間を排気の流通する流通空間5
    とし、天蓋1の周壁面には、周壁を一部切欠して
    グリスフイルター2を装着し、天蓋1の上端中央
    部には、開口部を形成し、同開口部には、スライ
    ド蓋7を開閉自在に設け、同開口部の上方には、
    外周に多数の孔を突設した円筒状の有孔の遮へい
    板10を連設し、有孔の遮へい板10の上端開口
    部を排気ダクト8に連通連設し、しかも、排気ダ
    クト8と有孔の遮へい板10との境部分には防火
    ダンパー9を調整自在に設け、同防火ダンパー9
    の調整操作はスライド蓋7の開蓋により、天蓋1
    の内部より行えるべく構成してなる排気用天蓋の
    防火ダンパー操作機構。
JP10232181U 1981-07-07 1981-07-07 排気用天蓋の防火ダンパ−操作機構 Granted JPS588042U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10232181U JPS588042U (ja) 1981-07-07 1981-07-07 排気用天蓋の防火ダンパ−操作機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10232181U JPS588042U (ja) 1981-07-07 1981-07-07 排気用天蓋の防火ダンパ−操作機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS588042U JPS588042U (ja) 1983-01-19
JPS6219881Y2 true JPS6219881Y2 (ja) 1987-05-21

Family

ID=29896966

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10232181U Granted JPS588042U (ja) 1981-07-07 1981-07-07 排気用天蓋の防火ダンパ−操作機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS588042U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS588042U (ja) 1983-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3834135A (en) Grease filter
US5001970A (en) Grill exhaust system
EP1194721B1 (de) Luftabsaugvorrichtung für einen arbeitsplatz
US4962694A (en) Grill exhaust system
DE102012103286A1 (de) Grillvorrichtung
MX2007013368A (es) Arreglo de filtro para una campana de clasificacion.
JPS6219881Y2 (ja)
US4072143A (en) Double inlet kitchen ventilator
EP4001775A1 (en) Filtering body for an extractor hood and extractor hood comprising a filtering body
JPS627953Y2 (ja)
JPS627951Y2 (ja)
JPS5817558Y2 (ja) 揚物器
JPS627952Y2 (ja)
JPS6218903Y2 (ja)
DE102017200201A1 (de) Dunstabzugsvorrichtung und Kombinationsgerät mit Dunstab-zugsvorrichtung
CN207936161U (zh) 一种油烟机
JPH08226686A (ja) 平形レンジフードファン
JPS6219880Y2 (ja)
JP3734909B2 (ja) ガスコンロ
JP3554151B2 (ja) ホットプレート
CN109990348A (zh) 一种油烟机
CN215909150U (zh) 挡流板及油烟机
CN210463154U (zh) 吸油烟机
JPH0423939U (ja)
CN211822608U (zh) 吸油烟机