JPS6219859Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6219859Y2 JPS6219859Y2 JP10581482U JP10581482U JPS6219859Y2 JP S6219859 Y2 JPS6219859 Y2 JP S6219859Y2 JP 10581482 U JP10581482 U JP 10581482U JP 10581482 U JP10581482 U JP 10581482U JP S6219859 Y2 JPS6219859 Y2 JP S6219859Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchanger
- fins
- condensed water
- cross
- air conditioner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 16
- 238000011109 contamination Methods 0.000 description 1
- 238000009736 wetting Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、空気調和機に係り、特に多数個の
フインを並設したクロスフインチユーブ形熱交換
器の改良に係るものである。
フインを並設したクロスフインチユーブ形熱交換
器の改良に係るものである。
近年、家庭用の分離形空気調和機においては、
その室内側ユニツトを壁掛形にして、顧客からの
要望並びに室内空間の有効活用等を考慮した薄形
化指向が進み、本体の奥行寸法が著しく小さくな
つてきており、その結果、熱交換器のフイン形状
を一部狭くしてこれに対処する構造がとられてき
ている。
その室内側ユニツトを壁掛形にして、顧客からの
要望並びに室内空間の有効活用等を考慮した薄形
化指向が進み、本体の奥行寸法が著しく小さくな
つてきており、その結果、熱交換器のフイン形状
を一部狭くしてこれに対処する構造がとられてき
ている。
従来、この種の熱交換器は第１図に示すよう構
成されていた。第１図は従来の空気調和機の室内
ユニツトの断面図である。１３は空気調和機本体
で、前面に前パネル１４、吸込口１５、吹出口１
６を備えている。１７は横断流形送風機、１は熱
交換器で、熱交換器１のフイン２に着露する凝縮
水をノズル１８の露受け部１９で受けている。こ
の本体１３の薄形化を果すため、熱交換器１のフ
イン２の下部３を狭くしている。
成されていた。第１図は従来の空気調和機の室内
ユニツトの断面図である。１３は空気調和機本体
で、前面に前パネル１４、吸込口１５、吹出口１
６を備えている。１７は横断流形送風機、１は熱
交換器で、熱交換器１のフイン２に着露する凝縮
水をノズル１８の露受け部１９で受けている。こ
の本体１３の薄形化を果すため、熱交換器１のフ
イン２の下部３を狭くしている。
この場合、熱交換器１のフイン２に付着する凝
縮水は下部３のこの狭部４を通つてノズル１８の
露受部１９に流れ込むが、熱交換器１のフイン２
表面の状態により、凝縮水の流れがこの熱交換器
１のフイン２の下部３形状に沿わないで、ａ部１
２より滴下してしまうことがあつた。
縮水は下部３のこの狭部４を通つてノズル１８の
露受部１９に流れ込むが、熱交換器１のフイン２
表面の状態により、凝縮水の流れがこの熱交換器
１のフイン２の下部３形状に沿わないで、ａ部１
２より滴下してしまうことがあつた。
このため、この滴下水が送風機により吹出され
て、室内を濡らす等の不具合を生じることがあつ
た。
て、室内を濡らす等の不具合を生じることがあつ
た。
この考案はこのような点に鑑みてなされたもの
で、熱交換器の薄形化を果しながら、凝縮水の中
途からの滴下がない熱交換器形状を提供するもの
である。
で、熱交換器の薄形化を果しながら、凝縮水の中
途からの滴下がない熱交換器形状を提供するもの
である。
以下、この考案について説明する。
第２図は、この考案の一実施例の熱交換器のフ
イン形状を示す。この熱交換器１のフイン２の外
形形状は従来の熱交換器１のフイン２と何ら変る
ことがない。熱交換器１のフイン２下部３にある
狭部４上に稜線をもつ凸部５が１個ないし数個形
成され、配設されている。第３図はこの稜線をも
つ凸部の−断面図で、凸部の上面６と下面７
とで稜線８を形成している。
イン形状を示す。この熱交換器１のフイン２の外
形形状は従来の熱交換器１のフイン２と何ら変る
ことがない。熱交換器１のフイン２下部３にある
狭部４上に稜線をもつ凸部５が１個ないし数個形
成され、配設されている。第３図はこの稜線をも
つ凸部の−断面図で、凸部の上面６と下面７
とで稜線８を形成している。
第４図は−断面図で、稜線をもつ凸部５の
左端部９、右端部１０は、稜線８よりの適当な斜
面で形成されている。
左端部９、右端部１０は、稜線８よりの適当な斜
面で形成されている。
この場合、熱交換器１のフイン２に付着した凝
縮水は、上部１１より順次その水量を増しながら
流下してくるが、狭部４上に配設された稜線をも
つ凸部５で、凸部の上面６に当り、この上面６に
沿つて流下してしまう。このため、凝縮水は狭部
４上にあるコーナー部１２にはほとんど流下せ
ず、コーナー部１２よりの滴下はなくなる。この
ようにして凝縮水は、稜線をもつ凸部５より狭部
４に流れ、露受け部７に収納される。
縮水は、上部１１より順次その水量を増しながら
流下してくるが、狭部４上に配設された稜線をも
つ凸部５で、凸部の上面６に当り、この上面６に
沿つて流下してしまう。このため、凝縮水は狭部
４上にあるコーナー部１２にはほとんど流下せ
ず、コーナー部１２よりの滴下はなくなる。この
ようにして凝縮水は、稜線をもつ凸部５より狭部
４に流れ、露受け部７に収納される。
このように、この考案によれば、分離形空気調
和機の室内ユニツトを薄形化するために、これに
配設されている熱交換器のフインの下部に狭部を
作つて薄形化を図つているが、この狭部のために
凝縮水が中途で滴下しないよう、この狭部上に稜
線をもつ凸部を形成して凝縮水をこの線をもつ凸
部に沿つて流下させ、確実に露受部に収納させる
ことができるため、滴下水が送風機による送風に
より室内に吹出されることはなく、汚す危険性を
解消できる等の効果を有するものである。
和機の室内ユニツトを薄形化するために、これに
配設されている熱交換器のフインの下部に狭部を
作つて薄形化を図つているが、この狭部のために
凝縮水が中途で滴下しないよう、この狭部上に稜
線をもつ凸部を形成して凝縮水をこの線をもつ凸
部に沿つて流下させ、確実に露受部に収納させる
ことができるため、滴下水が送風機による送風に
より室内に吹出されることはなく、汚す危険性を
解消できる等の効果を有するものである。
第１図は従来の空気調和機用の熱交換器を示す
要部断面図、第２図は本考案の一実施例の要部を
示す側面図、第３図は第２図の−断面図、第
４図は第２図の−断面図である。 図中、１は熱交換器、２はフイン、３は下部、
４は狭部、５は凸部である。なお、図中の同一符
号は同一または相当部分を示す。
要部断面図、第２図は本考案の一実施例の要部を
示す側面図、第３図は第２図の−断面図、第
４図は第２図の−断面図である。 図中、１は熱交換器、２はフイン、３は下部、
４は狭部、５は凸部である。なお、図中の同一符
号は同一または相当部分を示す。
Claims (1)
- 多数個の並設プレートフインに複数本の伝熱管
を貫挿密着したクロスフインチユーブ形熱交換器
において、フイン表面に付着する凝縮水の流下方
向をある方向に定めるために、フインの適宜位置
に稜線をもつ凸部を流下方向に傾斜させて設けた
ことを特徴とする空気調和機用の熱交換器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10581482U JPS5911224U (ja) | 1982-07-13 | 1982-07-13 | 空気調和機用熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10581482U JPS5911224U (ja) | 1982-07-13 | 1982-07-13 | 空気調和機用熱交換器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5911224U JPS5911224U (ja) | 1984-01-24 |
| JPS6219859Y2 true JPS6219859Y2 (ja) | 1987-05-21 |
Family
ID=30247871
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10581482U Granted JPS5911224U (ja) | 1982-07-13 | 1982-07-13 | 空気調和機用熱交換器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5911224U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5517633B2 (ja) * | 2010-01-12 | 2014-06-11 | 三菱重工業株式会社 | 空気調和機 |
-
1982
- 1982-07-13 JP JP10581482U patent/JPS5911224U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5911224U (ja) | 1984-01-24 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS6219859Y2 (ja) | ||
| JPH0341239Y2 (ja) | ||
| JPH04186070A (ja) | 熱交換装置 | |
| JPS628718B2 (ja) | ||
| JPH0141053Y2 (ja) | ||
| JPH02282632A (ja) | 空気調和機 | |
| JPS6320892Y2 (ja) | ||
| JPH0330718Y2 (ja) | ||
| JPH0341213Y2 (ja) | ||
| CN108488931A (zh) | 空调室内机及空调器 | |
| JPH0129465Y2 (ja) | ||
| JP2537703B2 (ja) | 熱交換器のフィンの構造 | |
| JPS6317934Y2 (ja) | ||
| JPH0160121U (ja) | ||
| JPS6215676Y2 (ja) | ||
| JPH0419365Y2 (ja) | ||
| JPH0537138Y2 (ja) | ||
| JPS6219848Y2 (ja) | ||
| JPS5815779Y2 (ja) | 空気調和機 | |
| JPH0325061Y2 (ja) | ||
| JPH0612429Y2 (ja) | 空気調和機 | |
| JPS6233511B2 (ja) | ||
| JPH0612424Y2 (ja) | 空気調和機 | |
| JPS63104920U (ja) | ||
| JPS6143148Y2 (ja) |