JPS6219762B2 - - Google Patents

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JPS6219762B2
JPS6219762B2 JP54118886A JP11888679A JPS6219762B2 JP S6219762 B2 JPS6219762 B2 JP S6219762B2 JP 54118886 A JP54118886 A JP 54118886A JP 11888679 A JP11888679 A JP 11888679A JP S6219762 B2 JPS6219762 B2 JP S6219762B2
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JP
Japan
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maleic anhydride
parts
polymerization
olefin
suspension
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JP54118886A
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JPS5540797A (en
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Dentsuingaa Warutaa
Korudesu Kurausu
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BASF SE
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BASF SE
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Publication date
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Publication of JPS6219762B2 publication Critical patent/JPS6219762B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F222/00Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a carboxyl radical and containing at least one other carboxyl radical in the molecule; Salts, anhydrides, esters, amides, imides, or nitriles thereof
    • C08F222/04Anhydrides, e.g. cyclic anhydrides
    • C08F222/06Maleic anhydride
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F210/00Copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond
    • C08F210/14Monomers containing five or more carbon atoms
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S526/00Synthetic resins or natural rubbers -- part of the class 520 series
    • Y10S526/91Suspending agents

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、無水マレイン酸及び6〜10個の炭素
原子を有するアルケンから、特殊な分散剤の存在
下にラジカル開始剤を用いて懸濁重合を行うこと
による、共重合物の簡単な製造法に関する。
無水マレイン酸とアルケン−1(オレフイン)
からラジカル性開始剤を用いる塊状重合、溶液重
合、沈殿重合又は懸濁重合により共重合体が得ら
れることは公知である。たとえば米国特許
2378629号明細書には、塊状で又は溶液中での重
合による無水マレイン酸及びアルケン−1(場合
により1−アルケンの過剰において)からの共重
合体の製法が記載されている。さらに米国特許
2430313号明細書によれば、無水マレイン酸及び
アルケン−1から不活性溶剤中での沈殿重合によ
り共重合体を製造することが知られている。また
米国特許3729451号明細書には、分散剤としての
無水マレイン酸及び14〜18個の炭素原子を有する
オレフイン−1からの共重合物の存在下に、4〜
14個の炭素原子を有するオレフイン−1及び無水
マレイン酸をオレフイン−1を過剰に使用して懸
濁重合させる方法が記載され、ドイツ特許出願公
開2501123号明細書には、過剰のオレフイン−1
の中で、あるいはオレフイン−1を溶解するが無
水マレイン酸を溶解しない単量体に対し不活性な
溶剤の中で、かつ共重合体の高級アルコール又は
高級アミンによるモノエステル/又はモノアミド
のような特殊な分散剤の存在下に、無水マレイン
酸及び2〜8個の炭素原子を有するオレフイン−
1を懸濁重合させることにより共重合物を製造す
る方法が記載されている。
前記方法はいずれも欠点がある。米国特許
2430313号の重合法では、沈殿重合の条件下で重
合物が大きな集塊として得られる。米国特許
3729451号の方法によれば、この集塊形成の欠点
は無水マレイン酸及び14〜18個の炭素原子を有す
るオレフイン−1からの共重合物を併用すること
により防止される。この重合物は粒径が約20〜
500μmの不規側な形状の粒子として得られ、こ
れを多くの使用目的に適合させるためには、さら
に粉砕せねばならない。ドイツ特許出願公開
2501123号の方法によれば重合物は粒径が10〜30
μmの狭い分布を有する球状粒子の形で得られ
る。この粒子は若干の目的には満足されるが、粉
末をアルカリで中和したのち水溶液にするか又は
普通に溶解するためには、この粒子でも大きすぎ
る。
デイー・アンゲヴアンテ・マクロモレクラー
レ・ヘミー69巻(1978年)141〜156頁によれば、
過剰のジイソブチレン中での懸濁重合により無水
マレイン酸及びジイソブチレンから微粒状の共重
合物が得られることが知られており、その粒径は
ドイツ特許出願公開2501123号明細書により公知
の分散剤を20重量%まで又はそれ以上添加すると
5μm以下にすることができる(同書152頁及び
153頁参照)。しかし分散剤を5重量%又はそれ以
下添加すると、この方法によれば1.5〜50μmの
幅広い分布を有する粒子が得られる。
この操作法の欠点は、分散剤を大量に消費する
ばかりでなく、得られた重合物が不均一な構成を
有すること(これは無水マレイン酸/ジイソブチ
レン共重合物及び20重量%まで又はそれ以上の分
散剤から成る)である。
本発明の目的は、無水マレイン酸及び6〜10個
の炭素原子を有するアルケンから、粒子の大きさ
ができるだけ均一で、粒径が10μm以下である共
重合物を製造し、その際できるだけ少量で有効な
分散剤を見出すことであつた。
意外にもこの目的は、ラジカル性開始剤及び特
殊な分散剤の存在下に懸濁重合を行うことにより
構成された。その分散剤は、アルキル基中に1〜
20個の炭素原子を有するポリアルキルビニルエー
テルである。
この方法は粒径が0.5〜10μm好ましくは1〜
6μmの球状粒子から成る共重合物の高濃度懸濁
液を与える。
重合物は簡単に過剰のオレフインを別したの
ち、普通の接触乾燥器(たとえば羽根形乾燥器)
により乾燥することができる。過剰のオレフイン
は再使用できる。
本発明方法の原料単量体は無水マレイン酸のほ
かC6〜C10−オレフインである。これはオレフイ
ン−1あるいはオレフイン−1とオレフイン−2
の混合物で、その例はヘキセン−1、オクテン−
1、デセン−1又はこれらとオレフイン−2との
混合物、そして特に2・4・4′−トリメチルペン
テン−1及び2・4・4′−トリメチルペンテン−
2からの混合物から成る工業用ジイソブチレンで
ある。
無水マレイン酸とオレフイン又はオレフイン混
合物は、等モル割合で共重合させる。しかし懸濁
重合のためには、重合後に懸濁液中の固形物含量
が懸濁液の重量に対し20〜75%好ましくは35〜60
%となるように、アルケン(略称)を過剰で使用
する。
本発明において分散剤(以下保護コロイドとも
呼ばれる)は、単量体の重量に対し0.01〜5%好
ましくは0.1〜2%の量で用いられる。これはシ
クロヘキサン中の1%溶液において25℃で測定し
たK値が好ましくは20〜100特に40〜80のアルキ
ル鎖中に1〜20個の炭素原子を有するポリアルキ
ルビニルエーテルである。その代表例はポリメチ
ル−、ポリエチル−、ポリn−ブチル−、ポリ三
級ブチル−、ポリドデシル−及びポリオクタデシ
ルビニルエーテルであつて、ポリエチル−、ポリ
n−ブチル−、ポリ三級ブチル−及びポリオクタ
デシルビニルエーテルが特に優れている。
共重合は普通のラジカル開始剤による懸濁重合
の様式で行われる。
ラジカル形成体としては、普通の有機開始剤、
たとえばジアルキルパーオキシド、アルキルヒド
ロパーオキシド、パーエステル、ジアシルパーオ
キシド、ケトンパーオキシド及びアゾ化合物が用
いられる。その例は下記のものである。ジ三級ブ
チルパーオキシド、ジクミルパーオキシド、三級
ブチルヒドロパーオキシド、クモールヒドロパー
オキシド、三級ブチルパーピバレート、三級ブチ
ルパーオクトエート、三級ブチルパーベンゾエー
ト、ラウロイルパーオキシド、ベンゾイルパーオ
キシド、アセチルシクロヘキサンスルホニルパー
オキシド、イソプロピルパーカーボネート、メチ
ルエチルケトンパーオキシド、アセチルアセトン
パーオキシド、アゾジイソ酪酸ジニトリル、アゾ
ジカルボンイミド、アゾジカルボン酸メチルエス
テル。
開始剤の使用量は、生成する共重合物(等モル
の無水マレイン酸及びオレフインから成る)に対
し普通は0.01〜6%好ましくは0.5〜4%であ
る。
重合は非連続的又は連続的に、60〜200℃好ま
しくは80〜150℃の温度及び1〜40バール好まし
くは1〜20バールの圧力において行われる。
重合は普通の分子量に影響を与える化合物、た
とえば調節用物質たとえばドデシルメルカプタ
ン、チオフエノール、ブチルアルデヒド、シクロ
ヘキセン、ならびに分子中に2個又はそれ以上の
重合可能な基を有する連鎖延長用化合物、たとえ
ばブタンジオールジビニルエーテル、ブタンジオ
ールジアクリレート、ビニルアクリレート、ジビ
ニルベンゾール、ジビニルジオキサン、ペンタエ
リトリートトリアリルエーテル、ポリアリルシユ
ークロース等の存在下に操作することもできる。
調節剤又は連鎖延長剤の使用量は、生成する無水
マレイン酸及びオレフインからの等モル共重合体
に対し0.01〜5%好ましくは0.1〜2%である。
重合を実施するためには、普通の撹拌装置が適
しており、その中でも羽根型又はプロペラ型の撹
拌器を備えた撹拌装置が好適である。撹拌速度
は、オレフインに不溶の無水マレイン酸がオレフ
イン中にごく微細に懸濁されるように選ぶべきで
ある。
原料単量体としてアルケン−1を使用するとき
は、前記のようにして共重合を1段階で終了する
ことができる。アルケン−1とアルケン−2の混
合物たとえばイソブチレンを使用する場合は、ア
ルケン−2を重合により完全に捕促するために、
操作を少し変更する。すなわち重合後に残留する
アルケンを新たな重合用混合物に供給し、その際
重合によつて消費された分を新しいオレフイン混
合物で補足する。この工程は少なくとも3回好ま
しくは7回繰り返すべきで、これによつてオレフ
イン−2が完全に重合体分子中に組込まれる。次
いで繰り返し工程のそれぞれで得られる重合物を
一緒にする。
たとえば工業用ジイソブチレンを1回だけ無水
マレイン酸と共重合させると、満足すべき微粒状
の共重合物が得られるが、ほとんどが2・4・
4′−トリメチルペンテン−1単位だけが重合含有
され、オレフイン−2は失われる。
生成した重合物懸濁液は固形物含量に応じて希
釈性ないしやや粘性で、粒径0.5〜10μm少なく
とも1〜6μmの球状重合物粒子を含有する。共
重合体の経済的な分離は、たとえば好ましくは噴
霧乾燥によつて行われるが、微粒子を問題なしに
別したのち、普通の乾燥器たとえば羽根型乾燥
器により乾燥することもできる。重合懸濁液を直
接にアルカリ塩水溶液又はアンモニウム塩水溶液
中の共重合体にすることも好適である。その場合
は重合懸濁液に水を混和し、水蒸気を導入するこ
とにより過剰のオレフインを留去し、次いでアン
モニア水及び/又はアルカリで中和する。
留去されたオレフインは、水と層分離したの
ち、好ましくはそれ以上精製しないで、直接に次
の重合に用いることができる。このことはオレフ
イン−1とオレフイン−2の混合物を使用する場
合に特に重要である。
共重合物は主として等モルで構成され、そして
シクロヘキサン中の1%溶液において25℃で測定
された12〜100好ましくは15〜50のK値を有す
る。
本発明により得られる共重合物は、無水物の形
でたとえば塗料分野での反応性成分として、ある
いはそのけん化生成物(アルカリ塩及び/又はア
ンモニウム塩)の形で白色顔料、紙用サイズ剤、
紙用塗被剤、木材、皮革その他のための被覆剤と
して有用である。
下記実施例中の部は重量に関する。K値は、ツ
エルローゼ、ヘミー13巻58〜64頁及び71〜74頁
(1932年)に記載のフイケンチヤー法により測定
した。
実施例 1 羽根形撹拌器を備えた内容1の撹拌式フラス
コに、ヘキセン−(1)400部及びK値50のポリ−n
−ブチルビニルエーテルの、ベンゼン中80%溶液
0.6部をあらかじめ供給し、装入物を200rpmでの
撹拌下に約65℃に沸騰加熱し、そして溶融した無
水マレイン酸98部及びヘキセン−(1)25部中の三級
ブチルパーピバレート2部の溶液を、2時間以内
に均一に加える。次いでなお2時間還流加熱す
る。希薄懸濁液は粒径2〜4μmの球状粒子から
成り、重合体のK値は31である。ガラスシヤーレ
上で真空下に50℃で乾固することにより固形生成
物を分離する。
実施例 2 羽根形撹拌器を備えた内容1の撹拌式フラス
コ中で、無水マレイン酸150部、オクテン−(1)355
部、n−ドデシルメルカプタン0.5部及びK値50
のポリエチルビニルエーテルのトルオール中の70
%溶液2.2部を、200rpmでの撹拌下に約120℃に
沸騰加熱し、オクテン−(1)30部中の三級ブチルパ
ーオクトエート3.2部の溶液を4時間かけて均一
に加える。次いでなお1時間沸騰状態に加熱を続
ける。希薄懸濁液は粒径2〜5μmの球状粒子を
含有する。重合体のK値は24である。回転蒸発器
内で乾固することにより固形生成物を分離する。
実施例 3 羽根形撹拌器を備えた内容1の撹拌式スラス
コに、ジイソブチレン(2・4・4′−トリメチル
ペンテン−(1)80%及び2・4・4′−トリメチルペ
ンテン−(2)20%からの混合物)290部、無水マレ
イン酸122.5部及びK値25のポリオクタデシルビ
ニルエーテルのジイソブチレン中の70%溶液3.5
部を装入し、次いで混合物を約102℃に沸騰加熱
し、そして200rpmの撹拌器回転数で4時間以内
に、ジイソブチレン25部及び三級ブチルパーオク
トエート2.63部からの開始剤溶液13部を供給す
る。次いで開始剤溶液の残部を加え、なお沸騰下
に1時間加熱する。希薄懸濁液は粒経1〜3μm
の球状粒子を含有する。不活性ガス噴入乾燥器内
に噴霧することにより、固形生成物を分離する。
重合体のK値は34である。この重合体はほとんど
2・4・4′−トリメチルペンテン−1単位のみを
含有する。
実施例 4 いかり形撹拌器を備えた内容2のガラス製撹
拌式オートクレーブに、2・4・4′−トリメチル
ペンテン−(1)80重量%及び2・4・4′−トリメチ
ルペンテン−(2)20重量%からのジイソブチレン混
合物600部ならびにトルオール中のK値50のポリ
エチルビニルエーテルの70%溶液1.4部を装入
し、混合物を軽く沸騰させながら102℃に加熱す
る。次いで液状の無水マレイン酸196部及びジイ
ソブチレン40部中の三級ブチルパーオクトエート
8.4部の溶液を3時間かけて均一に添加し、なお
102℃に1時間加熱する。次いでこの懸濁液に蒸
留水600部を加え、水蒸気の導入により気化温度
が99℃になるまでジイソブチレンを留去する。相
分離により留出物から比較的軽いジイソブチレン
を分離し、前記組成のジイソブチレン混合物を加
えて次の重合装入物のために600部にする。続い
て行われる新たな重合に際し、粒径約3〜6μm
の球状粒子を含む共重合物懸濁液が得られる。重
合体のK値は26.5である。この共重合体は 13C−
NMR分析の結果、2・4・4′−トリメチルペン
テン−2を3モル%含有する。ジイソブチレン混
合物を同様にして7回再使用すると、2・4・
4′−トリメチルペンテン−(2)9〜10モル%を有す
る生成物が得られる。
実施例 5 実施例4により得られた重合物懸濁液に蒸留水
1000部を加え、約110℃の浴温において水蒸気を
導入することにより過剰のジイソブチレンを追出
す。内部温度が98℃に達したのち、さらに15分間
激しく水蒸気を吹込む。次いでオートクレーブを
気密に閉鎖し、25%アンモニア水895部を0.5時間
以内に添加し、約100℃で1時間撹拌したのち内
容物を冷却する。ほとんど澄明で無色の共重合体
アンモニウム塩の約40%水溶液が得られ、これは
たとえば紙のサイズ剤として、また木材の塗布に
用いられる。
実施例 6 羽根形撹拌器を備えた内容1の撹拌式フラス
コに、デセン−(1)450部、無水マレイン酸98部、
K値40のポリオクタデシルビニルエーテル2.4部
及びK値40のポリメチルビニルエーテル1.2部を
装入し、混合物を軽く沸騰させながら約150℃に
加熱する。次いでデセン−(1)25部中の三級ブチル
ヒドロパーオキシド1.2部及び三級ブチルパーオ
クトエート1.2部の開始剤溶液を、3時間かけて
均一に添加し、なお2時間加熱する。粒径8〜10
μmの球状粒子を含む少し粘性のある懸濁液を浅
いシヤーレに入れ、真空乾燥器内で80℃に乾燥す
る。得られる共重合体のK値は19.5である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 分散剤としてアルキル基中に1〜20個の炭素
    原子を有するポリアルキルビニルエーテルを使用
    することを特徴とする、無水マレイン酸及びC6
    〜C10−アルケンをラジカル形成性開始剤及び分
    散剤の存在下に懸濁媒体としての過剰のアルケン
    の中で、60〜200℃の温度で懸濁共重合を行い、
    その際アルケンを、重合後の懸濁液中の固形物質
    含量が20〜75重量%となる過剰量で用いることに
    よる、無水マレイン酸及びC6〜C10−アルケンか
    らの共重合物の製法。 2 分散剤を単量体の重量に対し0.01〜5%の量
    で使用することを特徴とする、特許請求の範囲第
    1項に記載の方法。 3 分散剤としてポリ−エチル−、−三級ブチル
    −、−n−ブチル又は−オクタデシルビニルエー
    テルを使用することを特徴とする、特許請求の範
    囲第1項又は第2項に記載の方法。
JP11888679A 1978-09-18 1979-09-18 Copolymer manufacture from maleic anhydride and alkene Granted JPS5540797A (en)

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DE19782840501 DE2840501A1 (de) 1978-09-18 1978-09-18 Verfahren zur herstellung von copolymerisaten aus maleinsaeureanhydrid und alkenen

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Publication Number Publication Date
JPS5540797A JPS5540797A (en) 1980-03-22
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EP (1) EP0009169B1 (ja)
JP (1) JPS5540797A (ja)
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