JPS62197169A - 遠心脱水装置における回転バスケツトの目詰り防止法 - Google Patents
遠心脱水装置における回転バスケツトの目詰り防止法Info
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- JPS62197169A JPS62197169A JP4225086A JP4225086A JPS62197169A JP S62197169 A JPS62197169 A JP S62197169A JP 4225086 A JP4225086 A JP 4225086A JP 4225086 A JP4225086 A JP 4225086A JP S62197169 A JPS62197169 A JP S62197169A
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- pressure
- water
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- rotary basket
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、風力を併用した遠心脱水装置において、例
えば、鉄鉱石、石炭、及び水砕スラグ等の粉粒体の脱水
処理を行なう場合、フィルター部の目詰りを自動的に除
去することによってその供給を止めることなく連続操業
を可能とした脱水装置の目詰り防止技術に関するもので
ある。
えば、鉄鉱石、石炭、及び水砕スラグ等の粉粒体の脱水
処理を行なう場合、フィルター部の目詰りを自動的に除
去することによってその供給を止めることなく連続操業
を可能とした脱水装置の目詰り防止技術に関するもので
ある。
(従来の技術)
これらの粉粒体は、粒度構成、水分値もまちまちであり
、特に細粒部分に水分が濃縮されているものである。従
来の遠心脱水装置を第2図により説明すると、以下の通
りである。
、特に細粒部分に水分が濃縮されているものである。従
来の遠心脱水装置を第2図により説明すると、以下の通
りである。
装入ホッパー(2)に装入された原料は、プロワ−(1
)からの風力によって、原料の搬送管(3)を経て衝突
板(5)に衝突する。この際風力は原料を搬送すると同
時に原料をばらばらに分散させる役目としても働くもの
である。また衝突した衝撃力によって原料に付着した水
分は、分離される。さらに、衝突によって原料は破砕作
用を受けることで原料粒子の内部に包含されている水分
が、部分的に解放され分離されることになる。
)からの風力によって、原料の搬送管(3)を経て衝突
板(5)に衝突する。この際風力は原料を搬送すると同
時に原料をばらばらに分散させる役目としても働くもの
である。また衝突した衝撃力によって原料に付着した水
分は、分離される。さらに、衝突によって原料は破砕作
用を受けることで原料粒子の内部に包含されている水分
が、部分的に解放され分離されることになる。
上記作用で原料粒子から分離した水分及び、まだ原料粒
子の表面に付着している水分は、その後高速で回転する
回転バスケット(4)の遠心力によって回転バスケット
(4)のスリット(図示せず)を通過して排水室(7旬
に導かれる。一方、脱水された原料は回転バスケット(
4)の遠心作用により回転バスケット(4)の内側を移
動し製品排出室(7α)へ導かれ次工程に排出される。
子の表面に付着している水分は、その後高速で回転する
回転バスケット(4)の遠心力によって回転バスケット
(4)のスリット(図示せず)を通過して排水室(7旬
に導かれる。一方、脱水された原料は回転バスケット(
4)の遠心作用により回転バスケット(4)の内側を移
動し製品排出室(7α)へ導かれ次工程に排出される。
尚、飛散防止板(6)は原料の圧縮を行なう役目を持ち
、脱水作用を助長する。
、脱水作用を助長する。
(発明が解決しようとする問題点)
以上は遠心脱水装置の機構を説明したものであるが原料
に細粒を多く含んだもの、あるいは細粒原料の脱水を行
なう場合、回転バスケット(4)のスリット(図示せず
)に原料の細粒部分が詰り、脱水処理の経過時間と共に
目詰りが成長し脱水効果を低下させると共に、遂には連
続操業を不可能にするまでに至ることがある。このよう
な場合、原料の供給を停止し人為的に水を添加するか、
更には遠心脱水装置を停止し水洗していた。
に細粒を多く含んだもの、あるいは細粒原料の脱水を行
なう場合、回転バスケット(4)のスリット(図示せず
)に原料の細粒部分が詰り、脱水処理の経過時間と共に
目詰りが成長し脱水効果を低下させると共に、遂には連
続操業を不可能にするまでに至ることがある。このよう
な場合、原料の供給を停止し人為的に水を添加するか、
更には遠心脱水装置を停止し水洗していた。
(問題点を解決するための手段)
本発明は上記の問題点を解決した目詰り防止法を提供せ
んとするものであり、その要旨は高速回転するフィルタ
ー部を有する回転バスケットに向けて、脱水する原料を
空気輸送して衝突させることによって原料に含まれる水
を分離及び遠心脱水する遠心脱水装置において、回転バ
スケットの前後の空気圧の差を計測し、同空気圧の圧力
差の絶対値が圧力差の所定範囲を逸脱したときに、空気
輸送される原料に水を添加することを特徴とする遠心脱
水装置における回転バスケットの目詰り防止法にある。
んとするものであり、その要旨は高速回転するフィルタ
ー部を有する回転バスケットに向けて、脱水する原料を
空気輸送して衝突させることによって原料に含まれる水
を分離及び遠心脱水する遠心脱水装置において、回転バ
スケットの前後の空気圧の差を計測し、同空気圧の圧力
差の絶対値が圧力差の所定範囲を逸脱したときに、空気
輸送される原料に水を添加することを特徴とする遠心脱
水装置における回転バスケットの目詰り防止法にある。
ここで圧力差の所定範囲は原料の種類、水分、脱水装置
の寸法、フィルターの荒さ、空気吸引力回転バスケット
の回転数等によって適宜決定されるものである。
の寸法、フィルターの荒さ、空気吸引力回転バスケット
の回転数等によって適宜決定されるものである。
(作用)
−3=
この発明では回転バスケットの前後の空気圧を圧力セン
サーでもって計測する。原料を輸送してくる空気圧と回
転パケットの回転に伴う負圧とによって回転バスケット
の前後には圧力差が生じるが、その圧力差の絶対値が所
定範囲から逸脱すれば空気輸送される原料中に水を添加
する。水が添加されれば回転バスケットのフィルター部
の目詰りの原因となった付着した粉粒物が洗い流される
ものである。フィルター部の目詰りが解消して圧力差の
絶対値が所定範囲内にある非目詰り時の圧力値に至れば
水の添加が中止され、通常の遠心脱水に戻されるもので
ある。この様に連続脱水しながら目詰りがあれば圧力に
よってそれを検出して水を添加して目詰りを解消して連
続脱水を続けるものである。
サーでもって計測する。原料を輸送してくる空気圧と回
転パケットの回転に伴う負圧とによって回転バスケット
の前後には圧力差が生じるが、その圧力差の絶対値が所
定範囲から逸脱すれば空気輸送される原料中に水を添加
する。水が添加されれば回転バスケットのフィルター部
の目詰りの原因となった付着した粉粒物が洗い流される
ものである。フィルター部の目詰りが解消して圧力差の
絶対値が所定範囲内にある非目詰り時の圧力値に至れば
水の添加が中止され、通常の遠心脱水に戻されるもので
ある。この様に連続脱水しながら目詰りがあれば圧力に
よってそれを検出して水を添加して目詰りを解消して連
続脱水を続けるものである。
(実施例)
以下、実施例を図面に基づいて説明する。
本実施例では、回転バスケット(4)の目詰りの程 4
一 度を検知するために、製品排出室(ワα)と排水室(7
水ン内に圧力センサー(It) % CI+)を設け、
その差圧でもって目詰り発生を検知する。つまり、回転
バスケット(4)の目詰りが成長してくると、特に排水
室<rte、>側の圧力が上昇する。そしてこの製品排
出室(7へ)と排水室(7a)内の圧力差がある一定範
囲になると散水口(8)から水が添加される。この場合
、比較制御回路(l乃で圧力センサー(II、(11)
の差圧と設定差圧とを比較して水管(1′4のバルブ(
14を開閉することによって水の添加停止を行なう。(
1!19は回転バスケット(4)のフィルター部である
。
一 度を検知するために、製品排出室(ワα)と排水室(7
水ン内に圧力センサー(It) % CI+)を設け、
その差圧でもって目詰り発生を検知する。つまり、回転
バスケット(4)の目詰りが成長してくると、特に排水
室<rte、>側の圧力が上昇する。そしてこの製品排
出室(7へ)と排水室(7a)内の圧力差がある一定範
囲になると散水口(8)から水が添加される。この場合
、比較制御回路(l乃で圧力センサー(II、(11)
の差圧と設定差圧とを比較して水管(1′4のバルブ(
14を開閉することによって水の添加停止を行なう。(
1!19は回転バスケット(4)のフィルター部である
。
例えば60分の通常脱水の後3分間程の水添加がなされ
るのを繰り返す運転がなされる。
るのを繰り返す運転がなされる。
添加する水の量及び添加時間は取り扱う原料の種類によ
って異なるが、通常、水の量は供給原料の水分が、石炭
の場合14〜18%になるように添加する。また添加時
間は1〜3分である。
って異なるが、通常、水の量は供給原料の水分が、石炭
の場合14〜18%になるように添加する。また添加時
間は1〜3分である。
水分値9〜13%の石炭を遠心脱水装置に供給した場合
、特に細粒部分の多い、かつ粘着性の高いグニエラ炭で
は脱水開始後、約60分経過すると製品排出室(マリ内
の圧力が、+ 10 朋H20、排水室(7旬内が、
20酊H,、Oとなり回転バスケット(4)の目詰りが
発生し脱水後の製品水分値が8〜11%と上昇した。そ
こで散水口(8)から加水が開始され約3分後に製品排
出室(7へ)内の圧力が一5朋H20、排水室(7の内
が一5QmgH20になった時点で加水は終了し製品水
分値は6〜7%にもどった。
、特に細粒部分の多い、かつ粘着性の高いグニエラ炭で
は脱水開始後、約60分経過すると製品排出室(マリ内
の圧力が、+ 10 朋H20、排水室(7旬内が、
20酊H,、Oとなり回転バスケット(4)の目詰りが
発生し脱水後の製品水分値が8〜11%と上昇した。そ
こで散水口(8)から加水が開始され約3分後に製品排
出室(7へ)内の圧力が一5朋H20、排水室(7の内
が一5QmgH20になった時点で加水は終了し製品水
分値は6〜7%にもどった。
(発明の効果)
以上の様に本発明によれば遠心脱水装置内の圧力差を検
知することで自動的に水を添加し回転バスケットの目詰
りな除去することが出来る。つまり人為的にバスゲット
の目詰りを除去する必要がなくなり連続的な脱水装置の
運転を可能とした。
知することで自動的に水を添加し回転バスケットの目詰
りな除去することが出来る。つまり人為的にバスゲット
の目詰りを除去する必要がなくなり連続的な脱水装置の
運転を可能とした。
また、自動化により遠心脱水装置内での目詰り除去作業
を無くすことにより安全を確保することができる。
を無くすことにより安全を確保することができる。
第1図は、本発明の実施例の装置を示す説明図、第2図
は従来の遠心脱水装置を示す説明図である。 (1): プロワ−(2):装入ホッパー(3):搬送
管 (4)二回転バスケット(5):衝突板
(6):飛散防止板(ワα):製品排出室
(7):排水室(8):散水口 (9
):電動機(II)、(II) :圧力センサー (i
n :比較制御回路(1騰:水管 (14
:バルブ(国:フィルター部 特許出願人 新日本製鐵株式會社 (他1名)
は従来の遠心脱水装置を示す説明図である。 (1): プロワ−(2):装入ホッパー(3):搬送
管 (4)二回転バスケット(5):衝突板
(6):飛散防止板(ワα):製品排出室
(7):排水室(8):散水口 (9
):電動機(II)、(II) :圧力センサー (i
n :比較制御回路(1騰:水管 (14
:バルブ(国:フィルター部 特許出願人 新日本製鐵株式會社 (他1名)
Claims (1)
- 1)高速回転するフィルター部を有する回転バスケット
に向けて、脱水する原料を空気輸送して衝突させること
によって原料に含まれる水を分離及び遠心脱水する遠心
脱水装置において、回転バスケットの前後の空気圧の差
を計測し、同空気圧の圧力差の絶対値が圧力差の所定範
囲を逸脱したときに、空気輸送される原料に水を添加す
ることを特徴とする遠心脱水装置における回転バスケッ
トの目詰り防止法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4225086A JPS62197169A (ja) | 1986-02-26 | 1986-02-26 | 遠心脱水装置における回転バスケツトの目詰り防止法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4225086A JPS62197169A (ja) | 1986-02-26 | 1986-02-26 | 遠心脱水装置における回転バスケツトの目詰り防止法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62197169A true JPS62197169A (ja) | 1987-08-31 |
Family
ID=12630778
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4225086A Pending JPS62197169A (ja) | 1986-02-26 | 1986-02-26 | 遠心脱水装置における回転バスケツトの目詰り防止法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62197169A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0891814A2 (en) * | 1997-07-18 | 1999-01-20 | Baker Hughes Incorporated | Method and apparatus for controlling vertical and horizontal basket centrifuges |
WO2018122945A1 (ja) * | 2016-12-27 | 2018-07-05 | 本田技研工業株式会社 | 浄水装置 |
-
1986
- 1986-02-26 JP JP4225086A patent/JPS62197169A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0891814A2 (en) * | 1997-07-18 | 1999-01-20 | Baker Hughes Incorporated | Method and apparatus for controlling vertical and horizontal basket centrifuges |
EP0891814A3 (en) * | 1997-07-18 | 1999-11-03 | Baker Hughes Incorporated | Method and apparatus for controlling vertical and horizontal basket centrifuges |
WO2018122945A1 (ja) * | 2016-12-27 | 2018-07-05 | 本田技研工業株式会社 | 浄水装置 |
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