JPS6219708Y2 - - Google Patents

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JPS6219708Y2
JPS6219708Y2 JP13321682U JP13321682U JPS6219708Y2 JP S6219708 Y2 JPS6219708 Y2 JP S6219708Y2 JP 13321682 U JP13321682 U JP 13321682U JP 13321682 U JP13321682 U JP 13321682U JP S6219708 Y2 JPS6219708 Y2 JP S6219708Y2
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JP
Japan
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steel sheet
guide member
sheet pile
rotating
support
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JP13321682U
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JPS5938552U (ja
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  • Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は鋼矢板の打込みに用いる案内装置、よ
り詳しくは円形若しくは小判形に鋼矢板を打設す
る際、その案内をする装置に関する。
従来、円形若しくは小判形に鋼矢板を打設する
場合は、例えばリング状にH形鋼を製作し、これ
を導材として鋼矢板を打込んだり、センターから
テープにて測長し、導材なしで、1枚ごとに鋼矢
板を打込んでいた。しかしながら、前者の場合に
は直径が異るごとにリング状のH形鋼を製作しな
ければならない不便さがあると共に、その分、施
工単価が増大するという不利益があり、また後者
の場合には、施工精度が悪く、かつ作業能率が悪
いという問題を有していた。
本考案は、上記従来技術の問題点に鑑み施工精
度が高く、作業性が良好であり、かつ割安な施工
が実現される鋼矢板案内装置を提供することを目
的とする。
そして、この目的は、支持杭上に支持台を取付
け、前記支持台上に回動自在に鋼矢板案内部を有
する回転導材を設けた装置により達成される。
以下、本考案の実施例を添付図面にもとづいて
説明する。
第1図は本考案にかゝる鋼矢板案内装置の要部
組立構造を示す側面図で、築島への適用例を示し
たものである。同図において、1は水底地盤2に
立設された支持杭、3は支持杭1の水上に突き出
た端部に固設された矩形の支持台、4は該支持台
3上に回動自在に設けられた橋体状の回転導材、
5はその回転導材4の中心軸および4′は回転導
材4の補強用の梁である。
こゝで、支持杭1と支持台3の組立構成は、第
2図a,bに示すように、通常、4本立設した支
持杭1の上端部1′,1′…に支持台3が固定され
る。支持台3には適宜、補強部材3a,3a…が
張りめぐらされており、この補強部材3a,3a
…を利用して、中央部に前記中心軸5を有する支
持板6が固定される。また支持台3上には中心軸
5と同心の円周A上に位置するごとく複数の回転
ローラ7,7…が設けられ、それぞれが円周Aの
接線方向に回転し得るようになつている。
また、回転導材4は、第3図に示すように、そ
の長手方向中央部の上下に、係合孔8aを有する
鋼板8が固設されており、この係合孔8aに前記
中心軸5を挿通せしめて支持台3上にセツトされ
るものとなる。かゝるセツト状態においては、鋼
板8が前記回転ローラ7,7…に当接しており
(第1図参照)、回転導材4は中心軸5を中心に任
意、回動できることとなる。なお、回転導材4は
平座金9を介して支持板6に接し(第1図参
照)、このため摺動抵抗が減じて、より円滑な回
動が得られるようになつている。
一方、回転導材4の両端部には所定の曲率半径
Rの案内面10aを有する案内部材10が固設さ
れており、前記案内面10aに沿つて、紙面に垂
直方向に鋼矢板(図示せず)が案内されるものと
なる。回転導材4は、一例をあげれば、半径R
5.8M、巾W2.2Mの大きさに形成されており、し
たがつて案内面10aには一度に複数枚の鋼矢板
を並べることができるようになつている。また回
転導材4の端部にも所定大きさの曲率半径R′を
有する端面4aが形成されており、この端面4a
を利用して鋼矢板を打込むことも可能である。さ
らに案内部材10は、案内面10aのR形状を変
えると共に、適宜、その突き出し長さlを変える
ようにすれば、任意大きさの築島の形成に対応で
きるものとなる。
なお、回転導材4はその一端部にのみ案内部材
10を設けて片側のみ使用するようにしてもよ
く、この場合には鋼板8設置部よりわずか左方
(第3図)まで架台を延設して、そこにバランス
ウエイトを載置する。
こゝで、上記した支持台3および回転導材4
は、別途工場製作された後、工事現場へ持込ま
れ、前記したように組立てられるものとなる。
かゝる構成の鋼矢板案内装置を、第1図に示す
ように、水上に架設すると共に、適宜、クローラ
ークレーン(図示せず)を配置し、先ず、回転導
材4を固定させた状態で、案内面10aを案内と
して1枚ずつ複数枚の鋼矢板を打込む。次に回転
導材4を所定角度回転させ、同じく複数枚の鋼矢
板を打込み、この作業を順次進めていけば、所定
大きさの円形の築島が形成される。
また、小判形の築島の場合には、第4図に示す
ように、支持杭1の設置場所をから位置へ移
動して、同様の鋼矢板の打込みを行い、最後に接
線延長部分B,Bの打込みを行うようにすればよ
い。
以上、詳細に説明したように、本考案にかゝる
鋼矢板案内装置は、鋼矢板案内部を有する回転導
材を回動自在に設けたもので、これにより、円形
若しくは小判形に鋼矢板を打設する作業が、高能
率かつ割安になされることとなり、また施工精度
も高く、特に築島の形成に大きな威力を発揮し、
そのおよぼす効果大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかゝる鋼矢板案内装置の要部
組立構造を示す側面図、第2図a,bは同様の支
持杭と支持台の組付構成を示す平面図と正面図、
第3図は同様の回転導材の組付構成を示す平面図
および第4図は小判形築島の形成要領を示す模式
図である。 1……支持杭、4……回転導材、10……案内
部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 支持杭上に支持台を取付け、かつ前記支持台上
    に水平方向へ延びる回転導材を回動自在に取付
    け、該回転導材の少なくとも一端部には、該回転
    導材の回転中心を中心として所定の曲率半径で湾
    曲する鋼矢板案内用案内面を設けたことを特徴と
    する鋼矢板案内装置。
JP13321682U 1982-09-02 1982-09-02 鋼矢板案内装置 Granted JPS5938552U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13321682U JPS5938552U (ja) 1982-09-02 1982-09-02 鋼矢板案内装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13321682U JPS5938552U (ja) 1982-09-02 1982-09-02 鋼矢板案内装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5938552U JPS5938552U (ja) 1984-03-12
JPS6219708Y2 true JPS6219708Y2 (ja) 1987-05-20

Family

ID=30300585

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13321682U Granted JPS5938552U (ja) 1982-09-02 1982-09-02 鋼矢板案内装置

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JP (1) JPS5938552U (ja)

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Publication number Publication date
JPS5938552U (ja) 1984-03-12

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