JPS6219682A - ウオ−キングビ−ム炉による細幅長尺材の加熱方法 - Google Patents
ウオ−キングビ−ム炉による細幅長尺材の加熱方法Info
- Publication number
- JPS6219682A JPS6219682A JP15785485A JP15785485A JPS6219682A JP S6219682 A JPS6219682 A JP S6219682A JP 15785485 A JP15785485 A JP 15785485A JP 15785485 A JP15785485 A JP 15785485A JP S6219682 A JPS6219682 A JP S6219682A
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- JP
- Japan
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- walking beam
- beam furnace
- furnace
- heating
- steel
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- Pending
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- Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
- Tunnel Furnaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
この発明は、例えばＨ形鋼等のような細幅長尺材をウオ
ーキングビーム類によって加熱処理する方法に関するも
のである。
ーキングビーム類によって加熱処理する方法に関するも
のである。
〈従来技術並びにその問題点〉
近年、化学工業設備類を中心としてステンレス鋼製Ｈ形
鋼の需要が伸びて来ているが、ステンレス鋼製Ｈ形鋼は
、従来、シート状板を切断して溶接組立てする手法で製
造されるのが一般的であった。
鋼の需要が伸びて来ているが、ステンレス鋼製Ｈ形鋼は
、従来、シート状板を切断して溶接組立てする手法で製
造されるのが一般的であった。
しかしながら、最近、ステンレス鋼製Ｈ形鋼の場合にも
、これを熱間圧延により一体物として製造する手段が開
発され、ステンレス鋼製ト１形鋼の主流が該一体圧紙ｌ
」形ｖｊＡ（以下゛ロールＨ形鋼″と称す）に傾きかけ
る気配を見せ始めている。
、これを熱間圧延により一体物として製造する手段が開
発され、ステンレス鋼製ト１形鋼の主流が該一体圧紙ｌ
」形ｖｊＡ（以下゛ロールＨ形鋼″と称す）に傾きかけ
る気配を見せ始めている。
ところで、一般に、オーステナイト系ステンレス鋼材に
あっては、その優れた特性を引ぎ出すために固溶化熱処
理が欠かせないものとされている。
あっては、その優れた特性を引ぎ出すために固溶化熱処
理が欠かせないものとされている。
そして、オーステナイト系ステンレス鋼製の前記ロール
ド１形鋼の場合にもこれは例外ではなかった。
ド１形鋼の場合にもこれは例外ではなかった。
しかも、このオーステナイト系ステンレス鋼製ロールＨ
形鋼の固溶化熱処理には、 （ａ）加熱後の冷却を素早〈実施して冷却過程での炭化
物析出を防止し、固溶化処理を完全ならしめるための、
加熱工程と冷却工程の連続化、（ｂ）固溶化熱処理の性
格からして高温加熱を欠かせないが、これを満足させる
とともに、大量生産向きであるロールＨ形鋼の特性を生
かすための、加熱温度が高いとともに処理能力の大きい
加熱手段の採用、 が望ましいとされているのである。
形鋼の固溶化熱処理には、 （ａ）加熱後の冷却を素早〈実施して冷却過程での炭化
物析出を防止し、固溶化処理を完全ならしめるための、
加熱工程と冷却工程の連続化、（ｂ）固溶化熱処理の性
格からして高温加熱を欠かせないが、これを満足させる
とともに、大量生産向きであるロールＨ形鋼の特性を生
かすための、加熱温度が高いとともに処理能力の大きい
加熱手段の採用、 が望ましいとされているのである。
そこで、これらの観点からのみみれば、現在のところ、
上記加熱処理を実施するに当って工業上置も好適な鋼材
加熱炉と考えられるものにウオーキングビーム類をあげ
ることができる。
上記加熱処理を実施するに当って工業上置も好適な鋼材
加熱炉と考えられるものにウオーキングビーム類をあげ
ることができる。
ところが、ウオーキングビーム類は、第２図に炉内平面
概略図を示した如く、所定間隔で敷設されたスキッド４
と、その間に所定間隔を隔てて配置されたウオーキング
ビーム５によって交互に被加熱材８を支持しながら炉内
搬送を行い、加熱処理を行うものであることから、被加
熱材８が十分な幅をもっていないとスキッド４やウオー
キングビーム５で支えきれないと言う問題を有している
。
概略図を示した如く、所定間隔で敷設されたスキッド４
と、その間に所定間隔を隔てて配置されたウオーキング
ビーム５によって交互に被加熱材８を支持しながら炉内
搬送を行い、加熱処理を行うものであることから、被加
熱材８が十分な幅をもっていないとスキッド４やウオー
キングビーム５で支えきれないと言う問題を有している
。
従って、細幅であることに加えて長尺でもある上記ステ
ンレス鋼製Ｈ形鋼は、ウォーキングビーム炉による処理
が不可能であるとされ、止むなく、これまでは加熱性能
や処理効率に劣る切形式の加熱炉で処理されてきたのが
現状であった。
ンレス鋼製Ｈ形鋼は、ウォーキングビーム炉による処理
が不可能であるとされ、止むなく、これまでは加熱性能
や処理効率に劣る切形式の加熱炉で処理されてきたのが
現状であった。
もっとも、シート状板を切断して溶接組立てしたオース
テナイト系ステンレスａ４製）１形鋼の場合は、素材板
の状態で固溶化処理がなされてしまっていることから、
溶接のままで出荷されたり、応力除去焼鈍程度の熱処理
（台詰畿ローラーハース程度で十分である）を少量ロッ
トで施して出荷されていたので前記の如き事項が問題視
されることがなかった。
テナイト系ステンレスａ４製）１形鋼の場合は、素材板
の状態で固溶化処理がなされてしまっていることから、
溶接のままで出荷されたり、応力除去焼鈍程度の熱処理
（台詰畿ローラーハース程度で十分である）を少量ロッ
トで施して出荷されていたので前記の如き事項が問題視
されることがなかった。
〈問題点を解決するための手段〉
この発明は、上述のような問題点を踏まえた上で、細幅
長尺材をウオーキングビーム類によって格別に面倒な手
段を講することなく加熱処理する方法を見出し、例えば
オーステナイト系ステンレス鋼製ロールＨ形鋼製品の高
能率生産を実現すべく行われたところの、本発明者等の
現場常識を越えた思索の結果生み出されたものであり、
ウオーキングビーム類によって細幅長尺材を加熱処理す
るに際して、ウォーキングビーム炉の進行方向に対して
被加熱材の長手方向を斜に傾けてセットし、この状態で
炉内搬送を行う点、を特徴とするものである。
長尺材をウオーキングビーム類によって格別に面倒な手
段を講することなく加熱処理する方法を見出し、例えば
オーステナイト系ステンレス鋼製ロールＨ形鋼製品の高
能率生産を実現すべく行われたところの、本発明者等の
現場常識を越えた思索の結果生み出されたものであり、
ウオーキングビーム類によって細幅長尺材を加熱処理す
るに際して、ウォーキングビーム炉の進行方向に対して
被加熱材の長手方向を斜に傾けてセットし、この状態で
炉内搬送を行う点、を特徴とするものである。
第１図は、この発明に係る細幅長尺材の加熱方法の１例
を模式的に示したものであるが、ロールＨ形鋼等の細幅
長尺材１は搬入テーブル２上に所定間隔で並べられ、し
かも搬送方向に対して斜に載置された状態で移送されて
ウオーキングビーム炉３内へ搬入される。従って、ウオ
ーキングビーム炉３内では、細幅長尺材１はその進行方
向に対して長手方向を斜に傾けてセットされることとな
り、ウオーキングビーム炉３内に比較的間隔広く敷設さ
れたスキッド４やウオーキングビーム５によっても十分
に支持可能な状態となる。
を模式的に示したものであるが、ロールＨ形鋼等の細幅
長尺材１は搬入テーブル２上に所定間隔で並べられ、し
かも搬送方向に対して斜に載置された状態で移送されて
ウオーキングビーム炉３内へ搬入される。従って、ウオ
ーキングビーム炉３内では、細幅長尺材１はその進行方
向に対して長手方向を斜に傾けてセットされることとな
り、ウオーキングビーム炉３内に比較的間隔広く敷設さ
れたスキッド４やウオーキングビーム５によっても十分
に支持可能な状態となる。
そして、ウオーキングビーム類３の通常通りの稼働によ
って、「長尺の被加熱材では、炉内でのセットが斜にな
っているとその直進搬送が安定しないで炉壁を損傷する
」等のこれまでの思い込みはものの兄事に払拭され、細
幅長尺材１は斜の状態のまま極めて安定に直進搬送され
て所定温度に加熱された後、冷却帯６に送り出されるこ
ととなる。ところで、第１図において、符号７で示され
るものは搬送ロールである。
って、「長尺の被加熱材では、炉内でのセットが斜にな
っているとその直進搬送が安定しないで炉壁を損傷する
」等のこれまでの思い込みはものの兄事に払拭され、細
幅長尺材１は斜の状態のまま極めて安定に直進搬送され
て所定温度に加熱された後、冷却帯６に送り出されるこ
ととなる。ところで、第１図において、符号７で示され
るものは搬送ロールである。
なお、この発明の加熱方法は、これまで説明したオース
テナイト系ステンレス鋼製のＯ−ルＨ形鋼に対してのみ
適用されるものではなく、細幅の長尺材でさえあれば、
格別にその処理対象が制限されるものでないことは言う
までもない。
テナイト系ステンレス鋼製のＯ−ルＨ形鋼に対してのみ
適用されるものではなく、細幅の長尺材でさえあれば、
格別にその処理対象が制限されるものでないことは言う
までもない。
〈総括的な効果〉
上述のように、この発明によれば、従来不可能とされて
いたウォーキングビーム炉による細幅長尺材の加熱処理
を簡単・容易に実施することができ、例えばオーステナ
イト系ステンレスｔ［ロールＨ形鋼製品の固溶化熱処理
等に際し、高温加熱が可能で、しかも処理容量の大きな
ウオーキングビーム類を使用できることとなって、該ロ
ールＨ形鋼製品の生産能率の大幅な向上をなし得るなど
、産業上極めて有用な効果がもたらされるのである。
いたウォーキングビーム炉による細幅長尺材の加熱処理
を簡単・容易に実施することができ、例えばオーステナ
イト系ステンレスｔ［ロールＨ形鋼製品の固溶化熱処理
等に際し、高温加熱が可能で、しかも処理容量の大きな
ウオーキングビーム類を使用できることとなって、該ロ
ールＨ形鋼製品の生産能率の大幅な向上をなし得るなど
、産業上極めて有用な効果がもたらされるのである。
第１図は、本発明の細幅長尺材加熱方法を説明するため
の概略模式図、 第２図は、ウォーキングビーム炉による一般的な材料加
熱形態を示す概略模式図である。 図面において、 １・・・細幅長尺材（被加熱材）。 ２・・・搬入テーブル。 ３・・・ウオーキングビーム類。 ４・・・スキッド。 ５・・・ウオーキングビーム。 ６・・・冷却帯、 ７・・・搬送ロール。 ８・・・被加熱材。
の概略模式図、 第２図は、ウォーキングビーム炉による一般的な材料加
熱形態を示す概略模式図である。 図面において、 １・・・細幅長尺材（被加熱材）。 ２・・・搬入テーブル。 ３・・・ウオーキングビーム類。 ４・・・スキッド。 ５・・・ウオーキングビーム。 ６・・・冷却帯、 ７・・・搬送ロール。 ８・・・被加熱材。
Claims (1)
- ウォーキングビーム炉の進行方向に対して被加熱材の長
手方向を斜に傾けてセットし、この状態で炉内搬送を行
うことを特徴とする、ウォーキングビーム炉による細幅
長尺材の加熱方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15785485A JPS6219682A (ja) | 1985-07-17 | 1985-07-17 | ウオ−キングビ−ム炉による細幅長尺材の加熱方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15785485A JPS6219682A (ja) | 1985-07-17 | 1985-07-17 | ウオ−キングビ−ム炉による細幅長尺材の加熱方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6219682A true JPS6219682A (ja) | 1987-01-28 |
Family
ID=15658821
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15785485A Pending JPS6219682A (ja) | 1985-07-17 | 1985-07-17 | ウオ−キングビ−ム炉による細幅長尺材の加熱方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6219682A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0560515U (ja) * | 1992-01-24 | 1993-08-10 | 日本スピンドル製造株式会社 | エアフイルタ取付装置 |
| JPH05207169A (ja) * | 1992-01-27 | 1993-08-13 | Hitachi Ltd | 遠隔制御装置 |
-
1985
- 1985-07-17 JP JP15785485A patent/JPS6219682A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0560515U (ja) * | 1992-01-24 | 1993-08-10 | 日本スピンドル製造株式会社 | エアフイルタ取付装置 |
| JPH05207169A (ja) * | 1992-01-27 | 1993-08-13 | Hitachi Ltd | 遠隔制御装置 |
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