JPS62196535A - 減圧式加湿機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 従来の加熱機、噴霧式等の加湿機にありがちだった欠点
、前者の場合室内の壁、窓、天井や床、家具等へのドレ
インの発生、後者においては霧状のままでいるために加
湿効果が上がらないという欠点を解消するために、加湿
機の蒸発室内の圧力を真空ポンプにより減圧することで
高温でない蒸気を発生させ、それを室温によって水蒸気
化をさせることによりドレインの発生をさせることなく
室内を加湿することのできるようにした装置で、既念図
第１図の様に、減圧式蒸気発生室（１）内で発生した蒸
気は減圧ポンプ（２）を通り噴出口（３）から室内に放
出される訳だが、噴出口の部分に温度センサー（４）を
設け噴出蒸気（５）の温度を計り、もうひとつの温度セ
ンサー（６）で計った室温と比較し、室温と同程度もし
くはそれ以下になるように制御装置（７）でヒーター（
８）の電流を加減して低温蒸気を作る。この蒸気はその
温度よりも高い室温によって水蒸気化され、完全に空気
中に溶け込み、ドレインを発生させることなく温度を上
げる。なお、加湿機の用途上最大の就寝中の加湿器には
運転音の静かさが必要であり、また、家庭用としての小
型軽量化の点からも、また、経済性、保守清掃の点から
も減圧ポンプにはロータリーポンプあるいはスクロール
型減圧ポンプ（この場合にはステーター（９）機構がい
らないため水アカに強い。）が敵当かと思われる。もち
ろんその他の減圧ポンプでもかまわないが、例えば第３
〜６図、実施例２，３のように蒸発室、ポンプ自体等を
簡単に取りはずして分解掃除できるようにしておいて、
水アカ等の清掃が利用者に簡単に行えるようにしておく
必要がある（第４，６図（１２））。なお、蒸発用の水
（１０）を減圧ポンプ内に引き入れ潤滑及び高圧低圧分
離液としても利用することができる。

温度センサー等を設け、制御装置にマイコン、インバー
ター等を装置し自動運転することも考えられる。なお制
御回路は蒸発水が無くなると切れるようにしておくのは
当然である（１１）。（ヒーターの温度上昇による電流
の変化の検出等を利用する。）なおヒーター部に浮き等
を利用して蒸発水槽の水面近くだけを加熱するようにす
ればさらに効率を上げることができる。

【図面の簡単な説明】

図面第１図は本発明の構成既念図であり、第２図は本発
明の実施例（その１）箱型減圧式加湿機の斜透視図であ
り、第３図は実施例（その２）直列型減圧式加湿機の斜
視図、第４図は同上横断面図、第５図は実施例（その３
）縦型スクロール式減圧式加湿機の斜視図、第６図は同
上縦断面図をそれぞれ示している。１・・・減圧式蒸気
発生室、２・・・減圧ポンプ、３・・・噴出口、４・・
・蒸気温センサー、５・・・噴出蒸気、６・・・室温セ
ンサー、７・・・制御装置、８・・・ヒーター、９・・
・ステーター、１０・・・蒸発水、１１・・・蒸発水の
有無検出装置、１２・・・ネジ等によるハマリ込み部、
１３・・・注水口気密フタ、１４・・・ローター、１５
・・・電流コード、１６・・・透明容器、１７・・・モ
ーター、１８・・・水面計（透明窓）、１９・・・ガス
ケット、２０・・・スプライン等によるハメ込み式動力
伝達部、２１・・・スクロール駆動部、２２・・・スク
ロール部。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 加湿器に温度センサー等を設け、室温及び 発生蒸気の温度を測定比較して加熱用ヒーターの電流を
   フィードバック制御等することと並用して蒸気発生室内
   の圧力を減圧することで、室温と比べても高温でない蒸
   気を発生させ、それを室温によって水蒸気化させること
   でドレインを発生させることなく室内を加湿する装置。