JPS62196408A - アクチユエ−タ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はアクチュエータに係り、特に加圧流体・の吸排
により半径方向に膨径変形し、軸線方向に伸縮力を生起
するアクチュエータに関する。

〔従来の技術〕

従来、加圧流体の吸排により作動するアクチュエータと
しては、特開昭４８−２４１７５号公報に示されるよう
に、伸縮性に富むゴムチューブを編んだスリーブでおお
い、両端を金具で止めた構造のものがある。このアクチ
ュエータは加圧流体の吸排により半径方向に膨径変形し
、軸線方向に伸縮力を生起するものである。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来技術においては、高温雰囲気下の使用について
配慮がされておらず、耐熱性に問題があった。

本発明の目的は高温雰囲気下で使用可能をアクチュエー
タを提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の上記の目的はアクチュエータを構成する管状弾
性体を多孔質材料で構成することにより達成される。

〔作用〕

収縮力を発生する管状弾性体に多孔質の材料を用い内部
流体を流出させる。それにより自己冷却効果を発揮させ
ることができるので高温雰囲気下で動作することができ
る。

〔実施例〕

以下本発明の実施例を図面により説明する。

図面は本発明のアクチュエータの一実施例を示すもので
、この図において、１は管状弾性体、２は管状弾性体１
の外周に設けた編み組み補強構造体、３は管状弾性体の
両端に設けた閉鎖部材、４はかしめキャップである。管
状弾性体１は多孔性の可どう性の材料、例えばゴムまた
はゴム状弾性材料あるいは均等をプラスチック材料が適
している。編み組み補強構造体２の編組み角度初期角は
２０°程度であり、管状弾性体］−の内圧充てんによる
最大膨径において収縮量／初期長さ比がほぼ０．３程度
に至るように使用条件を定める。この編組補強構造体２
に用いる耐張強化素子は有機又は無機質高張力繊維類、
たとえば芳香族ポリアミド繊維や極細金属ワイヤの如き
フィラメントの撚り又は無撚りの束などが適合する。さ
らに、この編組み補強構造体２の外周には適宜、耐候性
、耐外傍性保護被膜の外皮を設けても良い。閉鎖部材３
は管状弾性体１の両端開口に緊密に、好ましくは接着剤
を用いて封止合着するニップル５と位置決めを司るフラ
ンジ６および連結ピン孔をあけたアイまたはクレビス端
８とからなり、ニップル５の外周には、その先端に向う
緩テーパを、反対向きの急テーパとともに形成する。抜
は止め用の環状突条９を設けるのが良い。閉鎖部材３は
少なくとも片側で、ニップル５の中央孔１０を介し管状
体１の内部空調と連通ずる接続孔１１−をあけ、ここに
フィッティング１−２を取り付ける。かしめキャップ４
はフランジ６と係合して管状弾性体］の端部外周にかぶ
さり、ニップル５に向けて、半径方向に局部押圧して閉
鎖部材３を管状体１に封止合着する。

次に上述した本発明のアクチュエータの動作を説明する
。

内部流体の圧力の増加により、管状弾性体１は半径方向
に膨張するとともに軸方向に収縮力を発生し、同時に多
孔性の材料で構成される管状弾性体１からは内部流体が
流出し、外部雰囲気と管状弾性体１とを遮断する。この
時、外部雰囲気温度が高ければ、管状弾性体１−を高温
から保護することができる。また内部流体が液体であれ
ば気化熱による冷却の効果がある。

〔発明の効果〕

本発明によれば、管状弾性体の内部流体が管状弾性体よ
り流出するので、これにより自己冷却が行われ高温雰囲
気下での使用が可能となる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明のアクチュエータの一実施例を一部断面に
て示す正面図である。 １・・・管状弾性体、２・・・補強構造体、３・・・閉
鎖部材、４・・・かしめキャップ、５・・・ニップル。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、管状弾性体と、その外周に設けた有機又は無機質高
   張力繊維類を耐張強化素子とする編組構造体と、管状弾
   性体の両端に設けられ、少なくとも片側にて接続孔を有
   する閉鎖部材とを備えるアクチュエータにおいて、前記
   管状弾性体を多孔質の材料で構成したことを特徴とする
   アクチュエータ。