JPS6219625Y2 - - Google Patents

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JPS6219625Y2
JPS6219625Y2 JP1983063590U JP6359083U JPS6219625Y2 JP S6219625 Y2 JPS6219625 Y2 JP S6219625Y2 JP 1983063590 U JP1983063590 U JP 1983063590U JP 6359083 U JP6359083 U JP 6359083U JP S6219625 Y2 JPS6219625 Y2 JP S6219625Y2
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JP
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piling
lifting platform
track
mounting table
piled
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JP1983063590U
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JPS59170521U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、H形鋼等の精整ライン又は移送ライ
ン等に於けるパイリング装置に関する。
本考案は、従来の人力による方法に対して労力
の軽減と、その操作時間の短縮化を図り、また複
雑でそのパイリング対象の重量に応じた過大な設
備を要した従来装置に対し、簡単な構成からその
設備費の低廉化を図り、さらにパイリング対象に
対する移動の際のエネルギーの省資源化を図り得
るパイリング装置を目的とする。
上記の目的を達成するため、本考案はH形鋼の
自動パイリング装置につき次の構成とした。
即ち、パイリング材及び被パイリング材を並列
に上載する載置台との組合わせに係るパイリング
装置に於いて、前記載置台の側部位置に設けたガ
イドの方向に押出機能する横押装置を配し、また
前記パイリング材の長手方向に直交する向きの軌
道を備える昇降台が前記載置台面に沿つてその下
方に配され、この昇降台の前記軌道上には上部に
突起を備える一又は複数の台車を配し、この台車
は前記横押装置による押出方向にあたる側部にて
一端部が前記昇降台上に固定された曲折可能な引
張部材によつて直接又は間接に連継されると共
に、この引張部材が引張されるように誘導されて
なる構成を特徴とする。
また本考案のパイリング装置に於いて、台車の
数は、H形鋼材の本数に対応し、例えば、その本
数が三本である場合には一台であり、またその本
数が五本である場合には二台などとなる。また二
台以上の台車数の場合、各台車は曲折可能な引張
部材によつて連継されるか、若しくは並列的に配
列させる構成が採用される。また引張部材として
はロープ、チエーンなどを適用することができ
る。
上記した構成特徴に於いて、横押装置によりガ
イド寄りの位置まで幅寄せされた載置台上のパイ
リング材に対し、引張部材は引張状態で台車をそ
の対応位置にあるように指定し、台車の突起は昇
降台による上昇に伴つて上方に突き上げる作用を
なす。また横押装置によるパイリング材及び被パ
イリング材に対する追加の押出しに際し、台車は
引張部材の曲折によつて障害なくその突起を介し
て軌道上を移動することが可能であり、これによ
りパイリング材及び被パイリング材はそのパイリ
ング完了の位置にまで前記した突起による突き上
げ状態が維持され、速やかで安定かつ確実なパイ
リング操作を実行させることができる。また台車
は誘導構成によつて引張部材が引張状態となる元
の位置に自動的に復帰される。
次に本考案を図に示す実施例に基づいて詳細に
説明すると、 本考案に係る実施例でのパイリング装置1を第
1図に正面図で、また第2図に平面図で示し、さ
らに該パイリング装置1の実施の態様を第3図に
平面図で示す。
該実施例でのパイリング装置1は、第3図にて
示すように、ローラーテーブル23の任意のロー
ラー24,24間に3台配設され、ローラーテー
ブル23面上にて移送途中のH形鋼のパイリング
材25a及び被パイリング材25bに対して機能
する。
パイリング装置1は、第1図及び第2図に示す
ように、ローラーテーブル23面に平行で且つパ
イリング材25aの長手方向、即ちその移送され
る方向と直交する軌道レール3を2組面上に並列
に具備する昇降台2を配し、該昇降台2上には、
その前方の軌道レール3上に沿つて移動可能で上
部に突起5を夫々具える台車4a及び台車4bを
配し、またその後方の軌道レール3′上に沿つて
移動可能で上部に突起5を具える台車4cを配し
てなり、上記台車4aは、その右端にて昇降台2
壁上に一端が結着されたロープ6aにより連継さ
れ、またその左端にてロープ6bにより台車4b
の右端と連継されてなる。また前記台車4bはそ
の左端にて、一端に重垂7が懸垂状態で取付けら
れ、当該パイリング装置1枠上に設けられた滑車
8上に支持されているロープ6cと連継されてい
る。また、前記台車4cは、その右端にて昇降台
2壁上に一端が結着されたロープ6dにより連継
され、またその左端にて一端に重垂7が懸垂状態
で取付けられ、当該パイリング装置1枠上に設け
られた滑車8上に支持されているロープ6eと連
継されている。なお、この場合、上記の各ロープ
6a,6b,6c,6d及び6eはその夫々の伸
張状態に於いて前記各台車上の突起5…がローラ
ーテーブル23面上のパイリング材25aの直下
位置にあるようにその夫々の長さが調整されてい
る。
また、前記昇降台2の昇降装置は、当該パイリ
ング装置1基台上の右側に固定された昇降機9を
有し、該昇降機9の駆動軸10上には、その中位
部に支台13上に回動可能に軸設されたレバー1
1の一端が回動可能に軸着され、またその端部に
支台14上に回動可能に軸設されたレバー12の
一端が回動可能に軸着されてなり、また上記レバ
ー11の他端は支持軸15端に、上記レバー12
の他端は支持軸16端に夫々回動可能に軸着さ
れ、上記の各支持軸15及び16は夫々受台17
及び18の下面上に固着されていて、これらの受
台17及び18は下方から前記昇降台2を支持し
てなる。
また、横押装置は、当該パイリング装置1枠上
の左側に配設された押出機19とその駆動軸2
0、及び該駆動軸20端のプツシヤー21とによ
りなり、また該プツシヤー21と対向して当該パ
イリング装置1枠上の右側に設けられたサイドガ
イド22を有する。
上述した構成のパイリング装置1は、ローラー
テーブル23上にて移送途中のH形鋼等につい
て、一時に7本縦列に並ぶ場合に適用されるが、
サイドガイド22に誘導され、ローラーテーブル
23上の定位置に移送されて来たH形鋼25a及
び25bに対し、 先ず、前記昇降装置は受台17及び18が最下
位にあるように当初装置され、従つて昇降台2は
最下位にあり、このとき、各台車上の夫々の突起
5…の上端面はローラーテーブル23面より低い
位置にある。また、各台車を連継している各ロー
プ6a,6b,6c,6d及び6eは滑車8,8
の回動動作と相俟つて各重垂7,7により伸張状
態となつている。
次に昇降機9の縮退動作によつて駆動軸10が
左方に移行され、それに伴なつて支台13及び1
4上の支軸回りにレバー11及び12が回動し、
各支持軸15及び16を介して受台17及び18
が夫々上動する。而して、昇降台2が上動し、各
台車上の突起5…が夫々該当する位置のパイリン
グ材25aのみを載置して被パイリング材25b
のフランジ厚より高く上方に突き上げる(第4
図)。
次に押出機19の押出動作によつて駆動軸20
が右方に押出され、プツシヤー21が左端位置の
被パイリング材25bをその下部フランジ部にて
右方に押出すと、該被パイリング材25bはロー
ラーテーブル23面に沿つて移行され、その移行
途中にそのフランジ部にて台車4b上の突起5と
衝突して台車4bをロープ6bの弛みをもつて軌
道レール3上に沿つて右方に移動せしめる。さら
に該台車4b上の突起5は、第4図にて二点鎖線
で示すように、次に並ぶ被パイリング材25bと
その下部フランジ部にて衝突し、該被パイリング
材25bをローラーテーブル23面に沿つて右方
に移行させる。
このような連鎖的な作用によつて、台車4aは
ロープ6aの弛みをもつて、また台車4cはロー
プ6dの弛みをもつて夫々軌道レール3又は3′
上に沿つて移動するのと相俟つて、右端位置の被
パイリング材25bはサイドガイド22面に押付
けられると共に、各被パイリング材25b…はそ
の夫々の下部フランジ部が隣接する各台車上の突
起5と接触する状態となる。また、各パイリング
材25a…も前記した各台車の移動に伴なつて各
突起5…上にて移行される(第5図)。而して、
相隣る被パイリング材25b,25b間の距離
は、その夫々のフランジ部間にて台車上の突起5
幅と一致して短くなる。
次に、昇降機9の駆動により受台17及び18
の下降に伴なつて昇降台2が下降し、さらに各台
車4a,4b及び4cが下降するとその各突起5
…が各被パイリング材25b…から抜ける(第5
図の二点鎖線部分)。これと同時に、各パイリン
グ材25a…のフランジ部が各パイリング材25
b…のフランジ部上に夫々重ね合わさる。このと
き、滑車8,8及び重垂7,7の作用によつて各
台車4a,4b及び4cは各ロープ6a,6b及
び6dが伸縮状態となり元の位置に復帰する。
次にさらなるプツシヤー21による右方への押
出動作によつて各パイリング材25a…及び各被
パイリング材25bのフランジ部端縁は相隣る
夫々のウエブ面と近接する状態となり(第6
図)、而して、H形鋼に対するパイリング操作は
完了する。
このように、本考案に係るパイリング装置はパ
イリング材と被パイリング材との接触状態での移
行距離が極めて短く、比較的小さな出力の押出装
置でもつて構成され、従つて、重量の大きなH形
鋼等にも適用することができ、また、パイリング
操作が台車、昇降装置等によりスムーズであり、
さらに複数の対象物に対しても一時に操作可能で
あるからその操作に要する時間が短く、また、装
置各部の装備も簡単に構成される。
また、本考案に係るパイリング装置は、前記し
たローラーテーブルの外、トランスフアー等各種
の移送装置との組み合わせが可能であり、また単
なる固定台との組み合わせ使用も可能である。
なお、上記のトランスフアー面上でのパイリン
グの場合、トランスフアー上のチエーン又はワイ
ヤーロープに爪を設けて前記プツシヤーの代わり
に使用し、昇降ストツパーを設置して前記サイド
ガイドの代わりに使用することにより、前記ロー
ラーテーブル上の場合と同じ動作で、迅速確実な
パイリングが可能である。
また、台車の定位自動復帰装置については、前
記軌道レールを傾斜させる等の構成を採用するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図…本考案に係る実施例での自動パイリン
グ装置の正面図、第2図…同平面図、第3図…同
配列形態を説明する平面図、第4図…同機能動作
を説明する正面図、第5図…同機能動作を説明す
る正面図、第6図…同機能動作を説明する正面
図。 図面符号の説明、1……自動パイリング装置、
2……昇降台、3,3′……軌道レール、4a,
4b,4c……台車、5……突起、7……重垂、
8……滑車、9……昇降機、19……押出機、2
1……プツシヤー、22……ガイド、23……ロ
ーラーテーブル、25a……パイリング材、25
b……被パイリング材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) パイリング材及び被パイリング材を並列に上
    載する載置台との組合わせに係るパイリング装
    置に於いて、前記載置台の側部位置に設けたガ
    イドの方向に押出機能する横押装置を配し、ま
    た前記パイリング材の長手方向に直交する向き
    の軌道を備える昇降台が前記載置台面に沿つて
    その下方に配され、この昇降台の前記軌道上に
    は上部に突起を備える一又は複数の台車を配
    し、この台車は前記横押装置による押出方向に
    あたる側部にて一端部が前記昇降台上に固定さ
    れた曲折可能な引張部材によつて直接又は間接
    に連継されると共に、この引張部材が引張され
    るように誘導されてなる構成を特徴とするH形
    鋼の自動パイリング装置。 (2) 前記曲折可能な引張部材がロープである場合
    の実用新案登録請求の範囲第1項に記載のH形
    鋼の自動パイリング装置。 (3) 前記誘導構成が、前記昇降台上の軌道を前記
    横押装置の押出しとは反対の向きに傾斜させる
    ことによつてなる場合の実用新案登録請求の範
    囲第1項又は第2項に記載のH形鋼の自動パイ
    リング装置。 (4) 前記誘導構成が、一端部に懸垂状態で重垂を
    固定して有し他端部を前記台車の前記横押装置
    の押出しとは反対の向きにあたる側面上に固定
    した曲折可能な引張部材により引張されてなる
    場合の実用新案登録請求の範囲第1項又は第2
    項に記載のH形鋼の自動パイリング装置。
JP6359083U 1983-04-26 1983-04-26 H形鋼等の自動パイリング装置 Granted JPS59170521U (ja)

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JP6359083U JPS59170521U (ja) 1983-04-26 1983-04-26 H形鋼等の自動パイリング装置

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JP6359083U JPS59170521U (ja) 1983-04-26 1983-04-26 H形鋼等の自動パイリング装置

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JPS59170521U JPS59170521U (ja) 1984-11-14
JPS6219625Y2 true JPS6219625Y2 (ja) 1987-05-20

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JP6359083U Granted JPS59170521U (ja) 1983-04-26 1983-04-26 H形鋼等の自動パイリング装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5023981U (ja) * 1973-06-28 1975-03-18

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