JPS62195499A

JPS62195499A - 超音波ポンプ

Info

Publication number: JPS62195499A
Application number: JP14298285A
Authority: JP
Inventors: Keisuke Honda; 本多　敬介
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1985-06-29
Filing date: 1985-06-29
Publication date: 1987-08-28

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、超音波の輻射圧を利用した超音波ポンプに関
するものである。

血米抜亙一般に使用されているポンプは回転翼を回転するか、ピ
ストンを往復動させることにより水に圧力を加えて送る
ようにしている。

発明が　決しようとする間　点しかしながら、このような従来のポンプでは、外部から
回転翼やピストンを駆動する駆動装置が必要であり、ま
た回転翼やピストンの駆動によって接触部が摩耗したり
、騒音が発生するという欠点があった。

間Ｉ＋−を解　するための手本発明は、上記の問題点を解決するために、一方の面ま
たは両方の面に電極を設けた振動子と、該振動子に接続
されて先端に出水穴を設けた加圧室と、上記振動子に設
けた入水穴または上記加圧室の側部あるいは上記加圧室
と上記振動子の間に設けた入水口に接続された入水路と
、上記加圧室の出水穴に接続された出水路と、上記振動
子の電極に接続された発振器とからなることを特徴とし
、また一方の面または両方の面にｔｕｔｉを設けて中心
に入水穴を設けた振動子及び該振動子の一方の面に接続
され、先端に出水穴を設けた加圧室とからなる複数のポ
ンプ単体を設け、１つのポンプ単体の上記加圧室の出水
穴に次のポンプ単体の上記振動子の入水穴を順次接続し
、一方の端部に接続されたポンプ単体の上記振動子の入
水穴に入水路を接続し、他方の端部に接続されたポンプ
単体の上記加圧室の出水穴に出水路を接続し、上記複数
のポンプ単体の上記振動子のそれぞれの電極に発振器を
接続することを特徴とし、さらに一方の面または両方の
面に電極を設けた振動子と、該振動子に接続されて先端
に出水穴を設けた加圧室と、上記振動子に設けた入水穴
または上記加圧室の側部あるいは上記加圧室と上記振動
子の間に設けた入水口に接続された入水路と、上記出水
穴に設けた出水路とからなるポンプ単体を複数設け、１
つのポンプ単体の上記出水路を次のポンプ単体の入水路
に順次接続し、上記複数のポンプ単体の上記振動子のそ
れぞれの電極に発振器を接続することを特徴とする。

化工本発明では、振動子から発生した超音波で振動子の加圧
室側にある液体または水等が押され、この押された液体
または水等は加圧室によって加圧され、さらに複数のポ
ンプ単体を設けたものでは、１つのポンプ単体で加圧さ
れた液体または水等は次のポンプ単体でさらに加圧され
る。

実施例１第１図は、本発明の詳細な説明する超音波ポンプの断面
図を示したもので、振動子１は中心に入水穴２が設けら
れ、この入水穴２に入水路ホース３が接続されている。

また振動子ｌの両面に電極４が形成され、この電極４に
位相変調型の発振器５が接続されている。さらに振動子
１の一方の面に加圧室６が接続され、この加圧室６の先
端の出水穴７に出水路ホース８が接続されている。

本発明の超音波ポンプでは、発振器５から所望の周波数
の電気信号を供給すると、振動子１から超音波が発生し
、この超音波によって加圧室６側にある水または液体が
加圧されて出水路ホース８へ押され、また入水路ホース
３から次の液体または水が供給される。この時、加圧室
６の先端の出水穴８か細くなっていることにより加圧室
６の内圧が高くなるが、振動子１から加圧室６の方向に
超音波が発生しているので、加圧室６側の液体または水
が入水路ホース８側へ逆流することはない。発振器５か
らの電気信号の位相を変調することによって流量を変え
ることができる。

本発明はこのように振動子１によって発生する超音波で
液体または水を加圧するようにしているので１機械的に
駆動する部分がなく、従って目詰りや摩耗等がなく、保
守が容易であり、また可変周波数発振器５の周波数を変
えることにより電気的に流量調整をすることができ、さ
らに電気的に調整ができるため、応答が良いという利点
がある。

第２図は、第１図の加圧室の他の形状を断面図を示した
もので、第２図（ａ）では加圧室６を円錐形に構成し、
第２図（ｂ）では加圧室６を放射線状に構成している。

しかし、加圧室６は先端の出水穴７に向って絞られる形
状であれば、第２図の形状には限らない。

実施例２第３図は、本発明の第２実施例の超音波ポンプの断面図
を示したもので、振動子ｌと加圧室６とからなるポンプ
単体９を構成し、第１のポンプ単体９ａの加圧室６の出
水穴に第２のポンプ単体９ｂの振動子ｌの入水穴を接続
するようにケース１０で一体に構成し、第１のポンプ単
体９ａ振動子１の入水穴に入水路ホース３が接続され、
第２のポンプ単体９ｂの加圧室６の出水穴に出水路ホー
ス８が接続されている。

本実施例の超音波ポンプでは、第１のポンプ単体９ａで
加圧された液体または水は第２のポンプ単体９ｂでさら
に加圧されるので、圧力がさらに高くなるという利点が
ある。

ス】１」ｙ第４図は、本発明の第３実施例の超音波ポンプの断面図
を示したもので、球面の一部からなる振動子１と加圧室
６によって構成された３個のポンプ単体９ａ、９ｂ、９
ｃを順次加圧室６と次の振動子を直接接続してケース１
０で一体に構成している。

この実施例では、第１のポンプ単体９ａの球面の一部か
らなる加圧室６によって超音波が絞られて加圧され、ま
た第２のポンプ単体９ｂで絞られて加圧され、さらに第
３のポンプ単体９ｃで絞られて加圧されるので、送られ
る液体または水は非常に加圧される。

去Ｊ［剋Ａ− 第５図は、本発明の第４実施例の超音波ポンプの断面図
を示したもので、振動子ｌ及び加圧室６からなる第１の
ポンプ単体９ａの加圧室６に接続された水路ホースｌｌ
ａは第２のポンプ単体９ｂの振動子１の入水穴に接続さ
れ、第２のポンプ単体９ｂの加圧室６に接続された水路
ホースｌｌｂは第３のポンプ単体９ｃに接続され、第１
のポンプ単体９ａの振動子ｌの入水穴に入水路ホース３
が接続され、第３のポンプ単体９ｃの加圧室６に出水路
ホース８が接続され、また第１．第２．第３のポンプ単
体９ａ−９ｂ、９Ｃ及び水路ホースｌｌａ、　ｌｌｂ及
び入水路ホース３と出水路ホース８の一部はケースＩＯ
に収納されていこの実施例においても第３の実施例と同
様の効果を得ることができる。

尖直涯旦第６図は、本発明の第５実施例の超音波ポンプの断面図
を示したもので１本実施例は第４図の実施例と同様に振
動子ｌと加圧室６とからなる３個のポンプ単体９ａ、９
ｂ、９ｃから構成されているが、第７図に示したように
振動子１は片面に入水穴２を中心に円形に設けられた４
本の円弧状電極が４列に設けられ、この４列の円弧状電
極の内、互いに２列の円弧状電極が他の円弧状電極の１
つを挟むように組合わされた櫛型電極１２ａの１方を共
通電極とし、他方の櫛型電極１２ｂに電気信号を供給す
ると、入水穴２の方向に斜めにラム波の超音波が発生す
るので、第４図の実施例と同様に加圧室６において、液
体または水を出水穴７の方向に集中加圧をすることがで
きる。

」−大」１■ 第８図は、本発明の第６実施例の側面断面図を示したも
ので、振動子１と加圧室６の間に支持体１３が設けられ
、入水穴２はこの支持体１３の間に設けられている。ま
た加圧室６の出水ロアに出水路９が接続され、さらに加
圧室６は振動子１の反対側に伸びて入水路３が接続され
ている。

このように構成された本実施例においても、前述の実施
例と同様の効果を得ることができ、また第８図のポンプ
を１つの単体として、出水路８を入水路３に挿入して接
続することにより、加圧を一層強めることができる。

なお、上記の実施例においては、振動子１の後部に入水
路３を設けたが、第９図に示したように加圧室６に入水
路３を接続してもよい。

ｌ匪立羞來以上の説明から明らかなように、本発明は、振動子と加
圧室を組合わせた簡単な構成のポンプであるので、外部
から機械的駆動力を与える必要がなく、また機械的な駆
動部がないので、摩耗等で損傷することもなく、さらに
騒音が発生することがなく。また電気的駆動であるのた
め、即応性があり、さらに発振器による制御がができる
ため、水量等のコントロールが容易であり、精密ポンプ
として効果であるという利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は１本発明の詳細な説明する超音波ポンプの断面
図、第２図は、第１図の加圧室の構成を示す断面図、第
３図は本発明の第２実施例の超音波ポンプの断面図、第
４図は本発明の第３実施例の超音波ポンプの断面図、第
５図は本発明の第４実施例の超音波ポンプの断面図、第
６図は本発明の第５実施例の超音波ポンプの断面図、第
７図は第６図の実施例の電極構造を示す振動子の平面図
、第８図は本発明の第６実施例の超音波ポンプの断面図
、第９図は本発明の他実施例の超音波ポンプの断面図で
ある。１・・・振動子、２・・・入水穴、３・・・入水路ホー
ス、４・・・電極、５・・・可変周波数発振器、６・・
・加圧室、７・・・出水穴、８・・・出水路ホース、９
・・・ポンプ単体、１０ケース、１１・・・水路、１２
・・・円弧状電極。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）一方の面または両方の面に電極を設けた振動子と
、該振動子に接続されて先端に出水穴を設けた加圧室と
、上記振動子に設けた入水穴または上記加圧室の側部あ
るいは上記加圧室と上記振動子の間に設けた入水口に接
続された入水路と、上記加圧室の出水穴に接続された出
水路と、上記振動子の電極に接続された発振器とからな
ることを特徴とする超音波ポンプ。
（２）上記振動子は薄く形成され、上記振動子の一方の
面に形成された電極は複数の櫛型電極が上記穴の周囲に
設けられたことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載
の超音波ポンプ。
（３）上記振動子は球面の一部を形成するように構成さ
れたことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の超音
波ポンプ。
（４）上記加圧室は円錐状であることを特徴とする特許
請求の範囲第１項記載の超音波ポンプ。
（５）上記加圧室は放物線状であることを特徴とする特
許請求の範囲第１項記載の超音波ポンプ。
（６）上記発振器は位相変調型であることを特徴とする
特許請求の範囲第１項記載の超音波ポンプ。
（７）一方の面または両方の面に電極を設けて中心に入
水穴を設けた振動子及び該振動子の一方の面に接続され
、先端に出水穴を設けた加圧室とからなる複数のポンプ
単体を設け、１つのポンプ車体の上記加圧室の出水穴に
次のポンプ単体の上記振動子の入水穴を順次接続し、一
方の端部に接続されたポンプ単体の上記振動子の入水穴
に入水路を接続し、他方の端部に接続されたポンプ単体
の上記加圧室の出水穴に出水路を接続し、上記複数のポ
ンプ単体の上記振動子のそれぞれの電極に発振器を接続
することを特徴とする超音波ポンプ。
（８）上記振動子は薄く形成され、上記振動子の一方の
面に形成された電極は複数の櫛型電極が、上記穴の周囲
に設けられたことを特徴とする特許請求の範囲第７項記
載の超音波ポンプ。
（９）上記振動子は球面の一部を形成するように構成さ
れたことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の超音
波ポンプ。
（１０）上記加圧室は円錐状であることを特徴とする特
許請求の範囲第１項記載の超音波ポンプ。
（１１）上記加圧室は放物線状であることを特徴とする
特許請求の範囲第１項記載の超音波ポンプ。
（１２）複数の上記ポンプ単体、上記入水路及び上記出
水路をケースで一体に構成したことを特徴とする特許請
求の範囲第１項記載の超音波ポンプ。
（１３）上記発振器は位相変調型であることを特徴とす
る特許請求の範囲第１項記載の超音波ポンプ。
（１４）一方の面または両方の面に電極を設けた振動子
と、該振動子に接続されて先端に出水穴を設けた加圧室
と、上記振動子に設けた入水穴または上記加圧室の側部
あるいは上記加圧室と上記振動子の間に設けた入水口に
接続された入水路と、上記出水穴に設けた出水路とから
なるポンプ単体を複数設け、１つのポンプ単体の上記出
水路を次のポンプ単体の入水路に順次接続し、上記複数
のポンプ単体の上記振動子のそれぞれの電極に発振器を
接続することを特徴とする超音波ポンプ。
（１５）上記振動子は薄く形成され、上記振動子の一方
の面に形成された電極は複数の櫛型電極が上記穴の周囲
に設けられたことを特徴とする特許請求の範囲第１４項
記載の超音波ポンプ。
（１６）上記振動子は球面の一部を形成するように構成
されたことを特徴とする特許請求の範囲第１４項記載の
超音波ポンプ。
（１７）上記加圧室は円錐状であることを特徴とする特
許請求の範囲第１項記載の超音波ポンプ。
（１８）上記加圧室は放物線状であることを特徴とする
特許請求の範囲第１項記載の超音波ポンプ。
（１９）複数の上記ポンプ単体、これらのポンプ単体に
接続される水路及び上記入水路及び上記出水路をケース
で一体に構成したことを特徴とする特許請求の範囲第１
項記載の超音波ポンプ。
（２０）上記発振器は位相変調型であることを特徴とす
る特許請求の範囲第１項記載の超音波ポンプ。