JPS6219542Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6219542Y2 JPS6219542Y2 JP1982066621U JP6662182U JPS6219542Y2 JP S6219542 Y2 JPS6219542 Y2 JP S6219542Y2 JP 1982066621 U JP1982066621 U JP 1982066621U JP 6662182 U JP6662182 U JP 6662182U JP S6219542 Y2 JPS6219542 Y2 JP S6219542Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pallet
- drums
- receiving
- horizontally
- stacked
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 6
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 3
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
- 238000005303 weighing Methods 0.000 description 1
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Pallets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案はドラム缶を陸地に横積保管する際のド
ラム缶の地震時における転倒落下防止用パレツト
に関する。
ラム缶の地震時における転倒落下防止用パレツト
に関する。
最近、地震発生時に製品等を内蔵して積層した
ドラム缶の崩壊事故が起こり、事実ある石油会社
のドラム缶群が地震直後に転倒崩壊し、消防活動
等に支障をきたして甚大な被害を豪つたことが報
道されている。
ドラム缶の崩壊事故が起こり、事実ある石油会社
のドラム缶群が地震直後に転倒崩壊し、消防活動
等に支障をきたして甚大な被害を豪つたことが報
道されている。
本考案は、このような現状に鑑み、横積ドラム
缶の転倒落下防止用パレツトを提供するもので、
ドラム缶の積み重ね作業の簡素化と安全管理を達
成することを目的としたものである。
缶の転倒落下防止用パレツトを提供するもので、
ドラム缶の積み重ね作業の簡素化と安全管理を達
成することを目的としたものである。
従来ドラム缶を横積みして保管する場合は、一
般に最下段になるドラム缶の左右に、歯止めの役
割をする枕木を置くか、よくてもせいぜい実開昭
47−34753号公報に開示されたようなパレツト状
の受枠を使用するに過ぎなかつた。
般に最下段になるドラム缶の左右に、歯止めの役
割をする枕木を置くか、よくてもせいぜい実開昭
47−34753号公報に開示されたようなパレツト状
の受枠を使用するに過ぎなかつた。
ところで、単に枕木を置いたでけでは、きわめ
て不安定である。そこで前記パレツト状の受枠が
使用されるのであるが、このパレツト状の受枠
は、細長い補強帯を有する躯体から成る受枠体の
中間に、フオークリフトのフオークの挿入口とな
る開口部を設け、この開口部を有する受枠体の適
数個を連結棒で一体に結合したものである。すな
わち、受枠体の複数を連結棒で結合した枠組構造
である。したがつて、この上でドラム缶、とくに
重量が100〜500Kgもある内容物を充てんしたドラ
ム缶を荷扱いすると、そのパレツト自体が捩れた
り、撓みを生じたりして、荷扱い上きわめて不安
定である。
て不安定である。そこで前記パレツト状の受枠が
使用されるのであるが、このパレツト状の受枠
は、細長い補強帯を有する躯体から成る受枠体の
中間に、フオークリフトのフオークの挿入口とな
る開口部を設け、この開口部を有する受枠体の適
数個を連結棒で一体に結合したものである。すな
わち、受枠体の複数を連結棒で結合した枠組構造
である。したがつて、この上でドラム缶、とくに
重量が100〜500Kgもある内容物を充てんしたドラ
ム缶を荷扱いすると、そのパレツト自体が捩れた
り、撓みを生じたりして、荷扱い上きわめて不安
定である。
本考案は、重量物を荷扱いするパレツトとして
の、堅牢性と機能性を、さらに積み上げた場合の
荷くずれや耐震性を備えたパレツトを提供するこ
とを大きな狙いとしたものである。
の、堅牢性と機能性を、さらに積み上げた場合の
荷くずれや耐震性を備えたパレツトを提供するこ
とを大きな狙いとしたものである。
そのため本考案は、ドラム缶を横向きに配列し
て積層状に積むためのパレツトにおいて、台板の
表裏面のそれぞれ両端部に一面が傾斜面をもつ受
止突起を、また中間部には所要の間隔を置いて両
面が傾斜面をなす受止突起を対向させて固設し中
空部を形成し、この中空部をフオークリフトのフ
オークの挿入口としたパレツトに構成したもので
ある。
て積層状に積むためのパレツトにおいて、台板の
表裏面のそれぞれ両端部に一面が傾斜面をもつ受
止突起を、また中間部には所要の間隔を置いて両
面が傾斜面をなす受止突起を対向させて固設し中
空部を形成し、この中空部をフオークリフトのフ
オークの挿入口としたパレツトに構成したもので
ある。
本考案のパレツトは、以上のように構成してい
るので、まずそのパレツトの芯となるべき台板が
１枚板で形成され、しかも、この１枚板の台板の
表裏両面に、谷部と山部を形成する受止突起が組
みつけてあるためパレツトとしての構造強度が高
く堅牢性を有し、またドラム缶を載置した場合、
安定性に優れている。以下実施例に基づいて、さ
らに本考案パレツトの構成および作用効果を説明
する。
るので、まずそのパレツトの芯となるべき台板が
１枚板で形成され、しかも、この１枚板の台板の
表裏両面に、谷部と山部を形成する受止突起が組
みつけてあるためパレツトとしての構造強度が高
く堅牢性を有し、またドラム缶を載置した場合、
安定性に優れている。以下実施例に基づいて、さ
らに本考案パレツトの構成および作用効果を説明
する。
まず図中１は、本考案パレツトである。なお、
このパレツト１の場合の供試ドラム缶Ｄは、内容
積200、重量130Kg〜470Kgのものを想定し、こ
れに適合する大きさのパレツト１として構成し
た。詳しくは、図示のように、縦寸法をドラム缶
Ｄの長さに略等しく、横寸法をドラム缶Ｄの三本
分を横臥させた巾に略等しく形成してある。した
がつて、各々の部材は前記の横縦の寸法に適合す
る大きさの台板１ａを用いてある。そしてこの台
板１ａの表面と裏面の各々両端に内側一面が傾斜
面をもつ受止部１ｂ，１ｂを固設すると共に、そ
れらの中間には所要の間隔をおいて両面に傾斜面
を有する受止部１Ｃ，１ｃを固設し、その内部に
挿入孔１ｄ，１ｄを形成してある。つまり、台板
１ａの表裏両面に夫々山と谷を形成して、それら
の各谷部に前記ドラム缶Ｄの載設部１ｅ、山部は
受止部１ｃとなる。受止部１ｃの中空部に設けた
挿入孔１ｄは、後述するフオークリフト等の爪を
挿入する孔となる。また、転倒防止用の横継ぎ部
材２を挿通して連繋固止するための役割ももつ。
このパレツト１の場合の供試ドラム缶Ｄは、内容
積200、重量130Kg〜470Kgのものを想定し、こ
れに適合する大きさのパレツト１として構成し
た。詳しくは、図示のように、縦寸法をドラム缶
Ｄの長さに略等しく、横寸法をドラム缶Ｄの三本
分を横臥させた巾に略等しく形成してある。した
がつて、各々の部材は前記の横縦の寸法に適合す
る大きさの台板１ａを用いてある。そしてこの台
板１ａの表面と裏面の各々両端に内側一面が傾斜
面をもつ受止部１ｂ，１ｂを固設すると共に、そ
れらの中間には所要の間隔をおいて両面に傾斜面
を有する受止部１Ｃ，１ｃを固設し、その内部に
挿入孔１ｄ，１ｄを形成してある。つまり、台板
１ａの表裏両面に夫々山と谷を形成して、それら
の各谷部に前記ドラム缶Ｄの載設部１ｅ、山部は
受止部１ｃとなる。受止部１ｃの中空部に設けた
挿入孔１ｄは、後述するフオークリフト等の爪を
挿入する孔となる。また、転倒防止用の横継ぎ部
材２を挿通して連繋固止するための役割ももつ。
次に、前記構成による本考案パレツト１の使用
態様を第２図および第３図において説明する。ま
ず、パレツトP1の片面にドラム缶D1三本を横臥
させて各々谷の載設部１ｅに載置する。この時、
ドラム缶D1の各々は受止部１ｂ，１ｃにより位
置決めされ、下部両端から受止部１ｂ，１ｃによ
り固止されることになる。この状態で、フオーク
リフトの爪を挿入孔１ｄに挿入して所定場所まで
搬送し、これを第一層目とする。次に、同じ形態
でドラム缶D2三本を載置した別パレツトP2を、
先程の第一層目のドラム缶D1群の上部に積み重
ねて第二層目とする。そこで、第一層目のドラム
缶D1群は、その上下をパレツトP1とパレツトP2
の夫々受止部１ｂ，１ｃにより完全に挟むように
して保持されることになる。その結果それらのす
べりと円周方向への転り離脱は阻止される。以
下、同様に第三層目、第四層目……と繰り返して
積層する。なお、数段に積層した左右縦横の数基
のドラム缶群を互いに連繋して、それらの転倒落
下防止に万全の備えをなすために、第３図に示す
ように、横継ぎ部材２を別に準備し、例えば長尺
の杆状物を挿入孔１ｄに挿通させ、数基のドラム
缶群を互いに連繋させて保持すれば不慮の転倒を
防止する構造とすることができる。
態様を第２図および第３図において説明する。ま
ず、パレツトP1の片面にドラム缶D1三本を横臥
させて各々谷の載設部１ｅに載置する。この時、
ドラム缶D1の各々は受止部１ｂ，１ｃにより位
置決めされ、下部両端から受止部１ｂ，１ｃによ
り固止されることになる。この状態で、フオーク
リフトの爪を挿入孔１ｄに挿入して所定場所まで
搬送し、これを第一層目とする。次に、同じ形態
でドラム缶D2三本を載置した別パレツトP2を、
先程の第一層目のドラム缶D1群の上部に積み重
ねて第二層目とする。そこで、第一層目のドラム
缶D1群は、その上下をパレツトP1とパレツトP2
の夫々受止部１ｂ，１ｃにより完全に挟むように
して保持されることになる。その結果それらのす
べりと円周方向への転り離脱は阻止される。以
下、同様に第三層目、第四層目……と繰り返して
積層する。なお、数段に積層した左右縦横の数基
のドラム缶群を互いに連繋して、それらの転倒落
下防止に万全の備えをなすために、第３図に示す
ように、横継ぎ部材２を別に準備し、例えば長尺
の杆状物を挿入孔１ｄに挿通させ、数基のドラム
缶群を互いに連繋させて保持すれば不慮の転倒を
防止する構造とすることができる。
したがつて、本考案パレツトの実施例によれば
次の特徴を備えるものである。まず、その形状が
至つて簡潔にして堅牢である。従来のこの種のパ
レツトが木材やプラスチツク成型品等で製造され
消耗品として扱われてきたのに対し、その耐久性
は著しく高い。次に載置した数本のドラム缶は
夫々パレツトの受止部によりその位置が強制保持
されるので、フオークリフト等の荷役機による搬
送作業の安定性が抜群に良い。しかも積み重ねた
状態において上下に連繋一体性が生じて、積層後
のすべりや、荷崩れといつた不慮の事故に対して
も微動だにしない。また、水平力や地耐力等の力
学適要因が許容しうる範囲内で数段積み重ねるこ
とによつて、それまで大きく占有していた保管面
積を極端に減少することが可能となる。
次の特徴を備えるものである。まず、その形状が
至つて簡潔にして堅牢である。従来のこの種のパ
レツトが木材やプラスチツク成型品等で製造され
消耗品として扱われてきたのに対し、その耐久性
は著しく高い。次に載置した数本のドラム缶は
夫々パレツトの受止部によりその位置が強制保持
されるので、フオークリフト等の荷役機による搬
送作業の安定性が抜群に良い。しかも積み重ねた
状態において上下に連繋一体性が生じて、積層後
のすべりや、荷崩れといつた不慮の事故に対して
も微動だにしない。また、水平力や地耐力等の力
学適要因が許容しうる範囲内で数段積み重ねるこ
とによつて、それまで大きく占有していた保管面
積を極端に減少することが可能となる。
以上、本考案の効果を要約すれば、
(1) 横積みされるドラム缶が安定しているのでの
作業性が良く、且つ耐震性能に優れた効果を発
揮する。
作業性が良く、且つ耐震性能に優れた効果を発
揮する。
(2) 優れた耐震性能により、従来以上の積層貯蔵
ができる。
ができる。
(3) 製造単価は廉価であり、又作業者はドラム缶
よ直接触れることなく積荷できるので安全作業
が遂行し得る等の特徴がある。
よ直接触れることなく積荷できるので安全作業
が遂行し得る等の特徴がある。
第１図は本考案パレツトの斜視図、第２図はパ
レツトにドラム缶を載置して数層に積層した態様
を示す正面図、第３図は同側面図である。 １……パレツト、１ａ……台板、１ｂ，１ｃ…
…受止部、１ｄ……中空の挿入孔、１ｅ……ドラ
ム缶の載設部、２……横継ぎ部材、D1，D2……
各層ドラム缶記号、Ｐ，Ｐ……各層パレツト記
号。
レツトにドラム缶を載置して数層に積層した態様
を示す正面図、第３図は同側面図である。 １……パレツト、１ａ……台板、１ｂ，１ｃ…
…受止部、１ｄ……中空の挿入孔、１ｅ……ドラ
ム缶の載設部、２……横継ぎ部材、D1，D2……
各層ドラム缶記号、Ｐ，Ｐ……各層パレツト記
号。
Claims (1)
- ドラム缶を横向きに配列して積層状に積むため
のパレツトにおいて、台板の表裏面のそれぞれ両
端部に一面が傾斜面をもつ受止突起を、また中間
部には所要の間隔を置いて両面が傾斜面をなす受
止突起を対向させて固設し中空部を形成したこと
を特徴とする横積ドラム缶の転倒落下防止パレツ
ト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6662182U JPS58169032U (ja) | 1982-05-10 | 1982-05-10 | 横積ドラム缶の転倒落下防止パレツト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6662182U JPS58169032U (ja) | 1982-05-10 | 1982-05-10 | 横積ドラム缶の転倒落下防止パレツト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58169032U JPS58169032U (ja) | 1983-11-11 |
| JPS6219542Y2 true JPS6219542Y2 (ja) | 1987-05-19 |
Family
ID=30076484
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6662182U Granted JPS58169032U (ja) | 1982-05-10 | 1982-05-10 | 横積ドラム缶の転倒落下防止パレツト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58169032U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4573016B2 (ja) * | 2001-04-09 | 2010-11-04 | 株式会社フジクラ | 電線ドラム用パレット |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4734753U (ja) * | 1971-05-04 | 1972-12-18 | ||
| JPS481555U (ja) * | 1971-05-28 | 1973-01-10 |
-
1982
- 1982-05-10 JP JP6662182U patent/JPS58169032U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58169032U (ja) | 1983-11-11 |
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