JPS62195315A - 殺線虫組成物および該組成物を用いる殺線虫法 - Google Patents

殺線虫組成物および該組成物を用いる殺線虫法

Info

Publication number
JPS62195315A
JPS62195315A JP61234243A JP23424386A JPS62195315A JP S62195315 A JPS62195315 A JP S62195315A JP 61234243 A JP61234243 A JP 61234243A JP 23424386 A JP23424386 A JP 23424386A JP S62195315 A JPS62195315 A JP S62195315A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nematicidal
nematicide
bacteria
composition
nematodes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61234243A
Other languages
English (en)
Inventor
ステファン エム.ブラウン
ディーター ノートマイヤー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FURORIDA, University of
Original Assignee
FURORIDA, University of
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by FURORIDA, University of filed Critical FURORIDA, University of
Publication of JPS62195315A publication Critical patent/JPS62195315A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N63/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing microorganisms, viruses, microbial fungi, animals or substances produced by, or obtained from, microorganisms, viruses, microbial fungi or animals, e.g. enzymes or fermentates
    • A01N63/20Bacteria; Substances produced thereby or obtained therefrom

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Pest Control & Pesticides (AREA)
  • Plant Pathology (AREA)
  • Virology (AREA)
  • Agronomy & Crop Science (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は新規な殺線虫組成物および該組成物を用いる線
虫駆除法に関する。
従来の技術 範囲に存在する寄生虫であることが証明された。
〔ザイレとスター、ジャーナル オブ ネマトール、第
12巻、  260〜270ページ、 1980年:]
  (Sayreand 5tarr、 J、 Nem
atol、 Vol、12. pp、260−270(
1980) )  自然界においては、該バクテリアは
その宿主の線虫と平衡状態で存在する傾向がある〔スウ
ェレングレーベル、第3回微生物国際会議のプロシーデ
ィング、バルチモア:ウェーバリープレス1940年)
  C3wellengrebel、 Proc、 3
d Int。
CongoMicrobiol、 Baltimore
 : Waverly Press(1940) )。
しかしながら、土壌生態系においては、該バクテリアを
田畑に添加することで、根こぶ線虫が原因となる植物の
根の屡瘤を低減することができ、  〔スターリング、
植物病理学、第74巻。
55〜60ページ 1984年]  (Stirlin
g、 Phytopatho−1ogy、 Vol、7
4. pp、 55−60 (1984) )さらに、
穀物の収穫高を増加させることができる 〔゛ブラウン
ら、土壌生態学および土壌生化学、第17巻、483〜
486ページ、1985年(Brown et al、
 5oil Biol。
and  Biochem、 Vol、1?、 pp、
 483−486 (1985))。
ブラウンらは、上記の本でさらに、根こぶ線虫を長期間
駆除しておくには、有機体を組み合わせて使用すること
が可能であることを示した。ロイ(Roy)  Cレビ
ュー ネマトール、、第5巻335〜336ページ 1
982年)  [:Revue Nematol、、 
Vol、5゜pp、 335−336 (1982))
は、メロイドジン インコグニタ(Meloidogy
ne incognita )  (コホイドとホワイ
ト)  (Kofoid and White)  チ
ットウッド(Chitwood)によるトマトの根の屡
瘤を、食線虫内部寄生菌と、カテナリア アンギルラエ
(、Catenariaanguillulae)  
と、殺線虫剤エトプロップ(ethoprop)との共
働作用により防ぐことができることを示した。本発明の
目的は、さまざまな種類の線虫による植物および穀物の
被害を防止するための新しい殺線虫組成物および殺線虫
法を提供することにある。
問題点を解決するだめの手段 上記およびその他の目的は本発明によって実現される。
本発明は、バクテリアであるパスツリアペネトランス(
Pasteuria Penetrans)に対して無
害な、少なくとも1種のカルバメートまたはジチオカル
バメート系の殺線虫剤と、一定量のバスツリア ペネト
ランス(Pasteuria Penetrans )
バクテリアとの混合物の殺線虫に有効な一定量含有する
、線虫を駆除のために田畑に散布して用いる殺線虫組成
物であって、該混合物の線虫駆除度が、該混合物中に存
在する上記の少なくとも1種の殺線虫剤および上記バク
テリアの各々の線虫駆除度の総和よりも大きいことを特
徴とする。
また、本発明は、駆除を防虫する方法、すなわち上記混
合物の線虫駆除に有効な量を線虫の群らがった土壌に散
布または混和することからなる方法をも提供する。
本発明は、さらに、a)バクテリアであるパスツリア 
ペネトランス(Pasteuria Penetran
s )に対して無害な、少なくとも1種のカルバメート
またはジチオカルバメート系の殺線虫剤右よびb)パス
ツリア ペネトランス(Pasteuria Pene
trans)それぞれの別々のパッケージを含む配合キ
ット式殺線虫組成物であって、線虫が群がる土壌に上記
2つのパッケージを(1)あらかじめ混合して散布また
は混和する、あるいは(2)別々に散布または混和する
場合において、上記混合物の線虫駆除度が、上記の少な
くとも1種の殺線虫剤および上記バクテリアを別々に土
壌に散布する場合の線虫駆除度の総和よりも大きいこと
を特徴とする配合キット式殺線虫組成物をも提供するも
のである。
実施例 パスツリアペネトランス(以下、P、ペネトラyxと略
記)および種々のカルバメート又はジチオカルバメート
系の殺線虫剤の存在下で、M、ジャバニカ(M、 ja
vanica)の第2期の幼虫がトマトの根(リコペル
シコン エスクレンタムミラー“ルトガーズ” (L 
co ersicon esculentum Mil
ler“RutgerS″)に侵入する効果を、改良型
侵入禁止試験〔プント、メデッド、、ランドバウホーゲ
スクールバーゲニンヘン、第75−10巻、1〜127
頁、1975年) I”Bunt、 Meded、  
Landbouwhogeschool Wageni
ngen。
Vol、75−10. pp、 1−127 (197
5) ) !:ヨリiiヘタ。
次の6通りの処理法が実行された。即ち、(1)線虫の
み、(2)線虫+バクテリア、(3)線虫十カルボフラ
ン、(4)線虫+アルジカルブ、(5)線虫+バクテリ
ア十カルボフラン、および(6)線虫+バクテリア+ア
ルジカルブである。各処理法は、全く無作為に10回繰
り返される。
処理法2.5および6においては、30c++lの珪砂
と接種材料〔スターリングら、ネマトロジ力、第26巻
308〜312ページ1980年3  (Stirli
ng et al。
Nematologica、 Vol、26. pp、
 308−312 (1980))として50mgのP
、ペネトランスとを39m1のプラスチック製容器に入
れた。なお接種材料に関しては上記文献中に参考のため
に記載しである。この量の接種材料にすると、屡瘤が約
50%減ることがわかっている。P、ペネトランスを含
有しない、これと同量゛の乾燥した粉状のトマトの根を
、残りの処理法の容器に入れた。5mlの水を各々の容
器に加え、ブラウンら(Brown et al)  
(ネマトロピ力、第14巻、171〜172ページ、1
984年〕[:Nematropica。
Vol、14. pp、171−172 (1984)
 ) (7)方法テ28℃で2日間培養した。特殊物質
として、カルボフラン(処理法3および5)およびアル
ジカルブ(処理法4および6)をそれぞれ、最終濃度が
1.5ppmおよび0.25ppmとなるように容器に
加えた。この濃度にすると、屡瘤が約50%減ることが
予備試験によりわかっている。6時間後、125個のM
、ジャバニカの幼虫を含んだ0.5mlの水を容器に注
入した。28℃にて24時間経過後、各々の容器に一本
のトマトの苗木を植えつけた。それらの容器を、28℃
の培養器の棚にランダムに置き、260ルクスの照度の
光を13時間照射した後、11時間暗くす、るというサ
イクルをくり返した。10日後、根の屡瘤を数え、処理
法の効果の推定対比値、すなわち、(H+  :C=E
t   (Eア+E、)>0)を、メンデンホール他(
Mendenhall et at) (数学統計とそ
の応用、第2版、ダックスベリ−プレス、ボストン、1
981年)  (Mathematical stat
isticswith applications、 
2nd ed、 DuxburyPress、Bost
on(1981) )の方法による正規近似によってテ
ストした。効果(E)は、線虫だけの処理法(処理法1
)とそれぞれの処理法において屡瘤の発生した植物の比
率の差によって定義する。たとえば、EL=P+  P
sまたはP+  PgEl、=PI  P3またはPI
P4、そしてEb ”P+  Pである。
ここにP2)ここに、Piは、i番の処理法(l=1.
2.・・・・、6)から得られたであろう屡瘤植物の(
未知の)真の比率である。(EtはE(合計)を、E、
はE (線虫)を、E、はE(バクテリア)を示す、以
下同じ。)アルデカルブに関しては対比値、 C= Et   (EI、十Eb )は、= (0,9
)−C(0,3)+ (0,2)) =0.4となる。
P、ペネトランスとカルボフラン又はアルジカルブの組
み合わせの効果は、バクテリアおよびそれぞれの殺線虫
剤が単独で使われた場合の効果の合計を超えている(第
1表において、おのおのの殺線虫剤に関してP=0.0
3である)。
第1表  メロイドジンジャバニカによってトマトの苗
木に屡瘤が発生する比率 *10本の反復実験用植物 これらの結果は、カルボフランとアルジカルブが上記の
濃度の場合にはP、ペネトランスに有害な効果を与えな
かったことを証明しており、また、殺線虫剤およびバク
テリアの共働作用がM、ジャバニカによる根屡瘤を低減
させることを示している。この共働作用は、殺線虫剤の
存在下ではP。
ペネトランスにより付着する胞子の数が増加するためで
あると説明できる。カルバメート殺線虫剤は、低濃度だ
と、線虫を殺すよりも、宿主の根の方向に線虫を運動さ
せるという効果がある〔ライト、イン プラント バラ
シティツク ネマトード、第■巻、ツフカーマンら編、
アカデミツクプレス、 421〜449頁、1981年
E  (Wright、 InPlant Paras
itic Nematodes、 Vol、  m、 
Bds。
Zuckerman et al、 Acad、Pre
ss、pp、  421−449(1981) ]。
本発明の機構に関してはいかなる理論にもとられれたく
ないが、殺線虫剤が土壌中の線虫の運動を増加させて線
虫がバクテリアの胞子と接触する確率を増加させるよう
に作用していると理論づけられる。
本発明の組成物は、線虫の群がった土壌に散布するため
に農業に適した基剤に混合するのが好ましい。該組成物
が先に述べたような配合キット式になってパッケージに
入っている場合には、その配合キットには散布直前に殺
線虫剤およびバクテリアに混合するための別のパッケー
ジの基剤を含めることが可能である。当業者には、本発
明の配合キット式組成物が、使用直前迄殺線虫組成物の
成分の安定性を保持する上で有利であることが理解され
るであろう。
本発明の組成物は、様々な種類の線虫の駆除に適用する
ことができる。例えば、その属種として、(Tylen
chorlyhchus)およびそれに関係する属等が
挙げられる。本発明の組成物は、特にメロイドジン属の
種に対して有効である。
本発明の組成物に用いる殺線虫剤は、パスッリア ベネ
トランスに関して無害な、即ち、該バクテリアの胞子に
浸透することができず、しかも該バクテリアの生命力に
影響を及ぼすことがないカルバメートあるいはジカルバ
メート系の殺線虫剤ならどのような殺線虫剤であっても
よい。
そのような殺線虫剤として適切なものは、オキサミル〔
メチル−Nl 、Nl −ジメチル−N−(メチルカル
バモイル)−1−チオオキサミミデート〕、ダゾメット
〔テトラヒドロ−3−5−ジメチル−2H−シアジアジ
ン−2−チオン〕、メタンーソジウム〔ラジウムN−メ
チル−ジチオカルバメート〕、アルジカルブ〔2−メチ
ル−2−(メチルチオ)プロビオンアルドデヒド 〇−
((メチルカルバモイル)オキシム)〕およびカルボフ
ラン〔2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチル−7−ベン
ズフラニル メチルカルバメート〕、アルドキシカルブ
〔2−メチル−2−(メチルスルホニル)プロパナール
−〇−((メチルアミノ)カルボニル〕オキシム〕、ブ
ネマ〔ポタシウムN−ヒドロキシメチル−N−メチル−
ジチオカルバメート〕が挙げられる。特にアルジカルブ
およびカルボフランが好ましい。
本発明の組成物は、はとんどの殺虫剤と同様に、農業に
適している、界面活性剤および活性成分の分散の促進1
こ用いる基剤に混合することが可能である。ただし、殺
線虫組成物の配合および塗布方法が該組成物の作用に影
響があるという周知の事実を認識しておく必要がある。
本発明の殺線虫組成物は、例えば、霧、粉塵または微粒
子にして、害虫を駆除したい地域に散布することが可能
である。害虫の種類と環境により散布形体は異なる。
従って、本発明の殺線虫組成物は、大きな粒径の微粒子
、粉末状の粉塵、水和性の粉末、乳化可能な凝集体、あ
るいは溶液の形態とすることができる。
微粒子は、上記殺線虫組成物の基体として例えばアクパ
ルジャイト土あるいはアタパルジャイト砂のような多孔
性あるいは非多孔性の粒子を含んでもよい。微粒子は、
比較的大きく直径は普通約400〜2500ミクロンで
ある。微粒子は殺線虫組成物の溶液を含浸させたもので
あるか、あるいは該殺線虫組成物で被覆したものである
。後者の場合、接着性物質が時に使われる。
粉塵は、上記殺線虫組成物と微細に分割した固体との混
合物である。該固体としては、例えば、タルク、アクパ
ルジャイト土°、多孔性ケイ藻土、集ろう石、白亜、ケ
イ藻土、リン酸カルシウム、炭酸カルシウム、炭酸マグ
ネシウム、イオウ、小麦粉および殺線虫剤の基剤として
使用可能なその他の有機または無機の固体が挙げられる
。これらの微細に分割した固体は約50ミクロン未満の
平均粒径を有している。
本発明の殺線虫組成物は、適当な液体中で溶解または乳
化して液体凝集体としてもよいし、また、タルク、土お
よび殺虫剤の分野で使われる他の周知の固体基剤と混合
して固体凝集体としてもよい。
該凝集体は、殺線虫に有効な一定量の、殺線虫組成物な
らびに不活性物質を含んだ組成物である。
不活性物質には表面活性分散剤、乳化剤および水和剤が
含まれる。該凝集体は、霧として実際に散布する場合に
は、水または他の液体で希釈し、また粉塵として使用す
る場合には固体基剤を加えて希釈する。固体、凝集体(
または水和可能な粉末とよばれる)に用いる代表的な基
剤は、酸性白土、土、シリカおよび高吸収性、高吸湿性
の他の無機希釈剤を含む。
液体凝集体は、乳化可能な凝集体、すなわち均一な液体
または、水あるいは他の液体基剤に容易に分散するペー
スト状の組成物を含んでいると便利である。液体凝集体
は液体または固体の乳化剤を有する殺線虫組成物だけか
らなっていてもよく、または、キシレン、重質芳香族ナ
フサ、イソホロンおよび関連した他の非揮発性有機溶剤
を含んでもよい。これらの凝集体を散布するには、水ま
たは他の液体に分散させ、通常は噴霧として散布領域に
散布する。
殺虫剤の配合に使われる代表的な界面活性加湿剤、分散
剤、乳化剤は、例えば、アルキルおよびアルキラリルス
ルホン酸塩または硫酸塩およびそれらのナトリウム塩:
すなわち、脂肪族メチルタウ・ライドを含んだアルキル
アミドスルホネート類;アルキラリル ポリエーテルア
ルコール類、硫酸高級アルコール類、ポリビニルアルコ
ール類、ポリエチレンオキシド;動物性および植物性油
の硫酸塩:石油の硫酸塩;多価アルコール類の脂肪酸エ
ステルおよびそのようなエステルのエチレンオキシド付
加生成物;および、長鎖状メルカプタン類およびエチレ
ンオキシドの付加生成物を含む。
他の多くの便利な界面活性剤は、使用の際には通常、殺
線虫組成物の約1〜15重量%を含む。
組成物を噴霧および散布させる当業者に知られた多くの
変法は、本発明の上記の殺線虫組成物を、当業者に知ら
れた組成物に置き換えることで、使用できる。
本発明の殺線虫組成物には、殺虫剤、他の殺線虫剤、ダ
ニ駆除剤、殺菌剤、植物成長調節剤、肥料その他を含む
他の活性成分を配合してもよい。
線虫を駆除するために本発明の組成物を使用するに当っ
ては、殺線虫剤に有効な量の殺線虫組成物を、線虫の駆
除が望まれる場所すなわち、一般的に農作物が成育する
土に散布することが必要である。
土に散布するには、該殺線虫剤化合物を土に混合または
混和するのが望ましい。液体状の殺線虫組成物は、土の
表面に燻蒸または噴霧して土中に注入してもよい。固体
状の組成物は、広くばらまくか、または帯状に散布する
本発明の組成物および方法について、この上なく優れた
点は、線虫を効果的に駆除できることである。すなわち
、上記の共働作用的な殺線虫効果により殺線虫剤および
生物(バクテリア)の双方の散布率を減らしつつ、根の
屡瘤のような植物または穀物の被害を低減させることが
できることである。従って、本発明では、土に散布する
殺線虫剤およびバクテリアをより少なくすることが可能
なため、環境を害する危険を実質的に低減させることが
できると共に、殺線虫剤の効果を増大させることが可能
となる。
また、本発明の組成物を土に散布または混和すると言っ
た場合には、該組成物を、植物または穀物の種あるいは
苗木に、乾式または湿式の種子皮膜、種子殺菌剤あるい
は種子または苗木をゲル状のカプセルに包み込んだもの
によって散布することも含む。
本発明の組成物を土に混和または添加する量は、殺線虫
剤だけを用いる場合の通常使用量と等しい。
当業者ならば、線虫を駆除するために土右よび/または
種子または植木に散布すべきカルバメートおよびジチオ
カルバメートの量を周知である。本発明の組成物中のバ
クテリアの共働作用は、拡散を高め、それゆえ殺線虫剤
が単独で使用された場合を超えて殺虫力を向上させる。
バクテリアと殺線虫剤を組み合わせるとそれより多量の
殺線虫剤だけの持つ効果と同様の効果が“生じるので、
添加されたバクテリアの共働作用により、殺線虫剤のみ
の場合の通常使用量よりも殺線虫剤の使用量を減らすこ
とができる。
本発明の組成物は、一般的には、殺線虫剤の濃度が約0
.5〜4Kg/ヘクターノペ好ましくは約1〜3Kg/
ヘククールの範囲となるように土に散布または混和する
本発明の組成物は、土に散布する前に予め混合しようと
、別々に土に散布しようと、殺線虫剤に対するバクテリ
アの重量比が、バクテリアの胞子および殺線虫剤の乾燥
重量に基づき約0.1:1から約10=1の範囲に、好
ましくは、約1:1となるように配合される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)バクテリアである¥パスツリア ペネトランス¥
    (¥Pasteuria Penetrans¥)に対
    して無害な、少なくとも1種のカルバメートまたはジチ
    オカルバメート系の殺線虫剤と、一定量の¥パスツリア
     ペネトランス(Pasteuri Penetran
    s)¥バクテリアとの合 物の殺線虫に有効な一定量を
    含有する、線虫駆除のために田畑に散布して用いる殺線
    虫組成物であって、該混合物の線虫駆除度が、該混合物
    中に存在する上記の少なくとも1種の殺線虫剤および上
    記バクテリアの各々の線虫駆除度の総和よりも大きいこ
    とを特徴とする殺線虫組成物。 (2)特許請求の範囲第1項記載の組成物と、農業に適
    した基剤とを含む殺線虫組成物。(3)特に線虫類のう
    ちの¥メロイドジン¥(¥Meloidogyne¥)
    属による根の瘤溜を低減させるため田畑に撒布して用い
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の殺線虫
    組成物。 (4)上記殺線虫剤がカルボフランまたはアルジカルブ
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の殺
    線虫組成物。 (5)上記の殺線虫剤に対する上記バクテリアの重量比
    が約0.1:1から約10:1の範囲であることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の殺線虫組成物。 (6)上記殺線虫剤に対する上記バクテリアの上記重量
    比が約1:1であることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の殺線虫組成物。 (7)a)バクテリアである¥パスツリア ペネトラン
    ス(Pasteuria Penetrans)¥に対
    して無害な、少なくとも1種のカルバメートまたはジチ
    オカルバメート系の殺線虫剤およびb)¥パスツリア 
    ペネトランス¥(¥Pasteuria Penetr
    ans¥)をそれぞれの別々のパッケージに含む配合キ
    ット式殺線虫組成物であって、線虫が群がる土壌に上記
    2つのパッケージを(1)あらかじめ混合して散布また
    は混和する、あるいは(2)別々に散布または混和する
    場合において、上記混合物の線虫駆除度が、上記の少な
    くとも1種の殺線虫剤および上記バクテリアを別々に土
    壌に散布する場合の線虫駆除度の総和よりも大きいこと
    を特徴とする配合キット式殺線虫組成物。 (8)特許請求の範囲第7項記載の組成物と、上記のa
    )およびb)の混合物のための別々に包装された農業に
    適した基剤とを含む配合キット式殺線虫組成物。 (9)(1)特許請求の範囲第1項記載の組成物の殺線
    虫に有効な量を、線虫が群がる土壌に散布または混和す
    るか、あるいは(2)線虫が群がる上記土壌に、特許請
    求の範囲第1項記載の少なくとも1種の殺線虫剤および
    バクテリアである¥パスツリア ペネトランス¥(¥P
    asteuria Penetrans¥)の殺線虫に
    有効な量を、別々に散布または混和することからなるこ
    とを特徴とする殺線虫法。
JP61234243A 1985-10-01 1986-10-01 殺線虫組成物および該組成物を用いる殺線虫法 Pending JPS62195315A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US78230185A 1985-10-01 1985-10-01
US782301 1985-10-01

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62195315A true JPS62195315A (ja) 1987-08-28

Family

ID=25125622

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61234243A Pending JPS62195315A (ja) 1985-10-01 1986-10-01 殺線虫組成物および該組成物を用いる殺線虫法

Country Status (6)

Country Link
EP (1) EP0217378A1 (ja)
JP (1) JPS62195315A (ja)
AU (1) AU599334B2 (ja)
NZ (1) NZ217728A (ja)
PT (1) PT83463B (ja)
ZA (1) ZA867244B (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003528820A (ja) * 1999-11-24 2003-09-30 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 果実、野菜、および種子の消毒薬
JP2009541339A (ja) * 2006-06-19 2009-11-26 ザ リージェンツ オブ ザ ユニバーシティ オブ カリフォルニア 生物的防除剤と殺線虫性種子コーティングとの組み合わせ
JP2014500715A (ja) * 2010-11-09 2014-01-16 パストゥーリア バイオサイエンス,インコーポレイティド 新規パスツリア(Pasteuria)株およびその使用

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NZ230159A (en) * 1988-08-09 1992-08-26 Yissum Res Dev Co Biological control of soil nematodes using nematicidal microorganisms isolated from chitin or collagen enriched soils
JPH0698759A (ja) * 1992-04-28 1994-04-12 Nematetsuku:Kk 線虫の天敵微生物生産方法
JPH07206619A (ja) * 1994-01-26 1995-08-08 Nematetsuku:Kk 植物寄生性線虫防除用製剤及び防除方法
CA2745672C (en) 2008-12-19 2017-01-17 Pasteuria Bioscience, Inc. Materials and methods for controlling nematodes with pasteuria spores in seed coatings
BRPI1007268A2 (pt) * 2009-01-26 2015-08-25 Syngenta Participations Ag Combinações pesticidas.
KR101735605B1 (ko) * 2009-03-25 2017-05-15 바이엘 인텔렉쳐 프로퍼티 게엠베하 피리딜에틸 벤즈아미드와 살충제를 포함하는 살선충, 살충 및 살비 활성성분 배합물
ES2378040B1 (es) 2010-03-31 2013-02-18 Probelte, S.A Un preparado biológico bionematicida y estimulador del crecimiento vegetal y cultivos puros de las cepas denominadas n11, sr11 y alo1, contenidas en el mismo.
DK2696691T3 (en) * 2011-04-15 2017-12-11 Syngenta Participations Ag PESTICID COMPOSITIONS CONTAINING A NEMATODE ANTAGONISTIC BIOLOGICAL Pesticide

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3230295A1 (de) * 1982-08-14 1984-02-16 Bayer Ag, 5090 Leverkusen Carbamidsaeureester, verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung als schaedlingsbekaempfungsmittel
CA1278434C (en) * 1985-04-25 1991-01-02 Alan Paau Bacterial agricultural inoculants
AU6650286A (en) * 1985-12-12 1987-06-18 Union Carbide Corporation Method of controlling plant parasitic nematodes using a wide range of sulphur compounds

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003528820A (ja) * 1999-11-24 2003-09-30 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 果実、野菜、および種子の消毒薬
JP2009541339A (ja) * 2006-06-19 2009-11-26 ザ リージェンツ オブ ザ ユニバーシティ オブ カリフォルニア 生物的防除剤と殺線虫性種子コーティングとの組み合わせ
JP2014500715A (ja) * 2010-11-09 2014-01-16 パストゥーリア バイオサイエンス,インコーポレイティド 新規パスツリア(Pasteuria)株およびその使用

Also Published As

Publication number Publication date
ZA867244B (en) 1987-05-27
AU6317086A (en) 1987-04-02
NZ217728A (en) 1989-01-27
EP0217378A1 (en) 1987-04-08
PT83463B (en) 1988-10-31
AU599334B2 (en) 1990-07-19
PT83463A (en) 1986-10-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0697811B1 (en) Non-hazardous pest control
CN101384174B (zh) 氟氯菊酯和氰基-合成除虫菊酯的杀虫和杀螨组合物
US5106622A (en) Repellent composition containing natural oils of citronella, cedar and wintergreen and use thereof
TW529906B (en) Method for protecting surfaces from arthropod infestation
JPS62500935A (ja) 長時間作用する除虫菊/ピレトロイドを基剤とするシリコ−ン安定剤を加えた殺虫剤
US5109022A (en) Non-insecticidal insect repellent
JPS62195315A (ja) 殺線虫組成物および該組成物を用いる殺線虫法
US20080249186A1 (en) Fungicidal Composition
JPH05103563A (ja) 寄生蜂の飼育方法
US5008107A (en) Attractant composition for synanthropic flies
US4386071A (en) Insecticidal natural bait composition and method of using same
KR20060073726A (ko) 페닐 에틸 알콜을 이용한 모기 기피제 조성물
JPH0425241B2 (ja)
JPH0725706A (ja) アニオン系界面活性剤と信号伝達性化学物質とを活性成分として含有する昆虫類及びダニ類のコントロール用組成物及び該組成物を使用するコントロール方法
JPH08512293A (ja) スパイダーマイト集団を抑制するための殺ダニ組成物および方法
US20180279605A1 (en) Methods and Apparatus for Management of Mosquito Populations with Habitat Sharing Heterospecific Insects Carrying Insect Growth Regulators
JP4069218B2 (ja) 殺虫・殺ダニ剤
JPH01207285A (ja) ゴキブリ誘引剤
JP2509604B2 (ja) 農業用殺菌,植物生長調節用組成物
Glasgow Mercury salts as soil insecticides
JPH05294801A (ja) 害虫駆除剤
JPS6037082B2 (ja) 混合殺虫組成物
US3557288A (en) Control of terrestrial mollusks
KR20010052453A (ko) 구연산 사이클로부터 하나 이상의 산을 글리세린과결합시켜 살충제로 사용 하는 용도
Nwankwo et al. Length of Exposure and Quantal Responses of Four Strains Ofprostephanus Truncatus (Horn)(Coleoptera: Bostrichidae) Strains to Pyrethroid Insecticides