JPS62195299A - 酵素活性測定用乾式分析要素の製造方法 - Google Patents

酵素活性測定用乾式分析要素の製造方法

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JPS62195299A
JPS62195299A JP3641886A JP3641886A JPS62195299A JP S62195299 A JPS62195299 A JP S62195299A JP 3641886 A JP3641886 A JP 3641886A JP 3641886 A JP3641886 A JP 3641886A JP S62195299 A JPS62195299 A JP S62195299A
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JP
Japan
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layer
liquid
titanium oxide
aspartic acid
reagent
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Application number
JP3641886A
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English (en)
Inventor
Kazuya Kawasaki
和也 川崎
Shunkai Katsuyama
春海 勝山
Yoshikazu Amano
芳和 天野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は液体中の酵素活性、特にアミノトランスフェラ
ーゼ活性測定に適する乾式液体分析要素の製造方法に関
する。
[従来技術] 少なくとも一つの水浸透性層にα−ケトゲルタール酸と
、アスパラギン酸またはその塩(以下、ASPと略記す
る)を含む乾式液体分析要素は、液体中のアスパラギン
アミノトランスフェラーゼ活性測定に適する。このよう
な乾式液体分析要素を製造するには、α−ゲトグルター
ル酸と、ASPを含む液組成物を用いてそれらを含む水
浸透性層を形成すればよい0例えば、そのような組成物
を用いて水浸透性層を塗布するか、多孔性層に塗布する
か、多孔性層を液組成物に浸漬すればよい。
ASPを含む水浸透性層に酸化チタン粒子を含ませるこ
とが有利なことがある1例えば、水浸透性層の少なくと
も一つが多孔性液体展開層であり、この層にASPを含
むと同時に酸化チタンを含むようにすると、酸化チタン
を含む光反射層を多孔性液体展開層の下に殊更に設けな
くてもよいと言う利点が有る。しかし、ASPと同時に
酸化チタンを含む液組成物を用いて塗布(または浸漬)
すると、塗布(または浸漬)続行中に液中に凝集がおこ
り、塗布不可能になる。塗布が可能であっても、出来上
がった分析要素が性能の不均一なものになる。
[発明の目的コ 本発明の目的は、少なくとも二つの水浸透性層を有し、
水浸透性層の少なくとも一つは多孔性液体展開層であり
、水浸透性層の少なくとも一つにはアスパラギン酸また
はその塩を含み、水浸透性層の少なくとも一つに酸化チ
タン粒子を含み、液体中のアスパラギンアミノトランス
フェラーゼ活性測定に適する乾式液体分析要素の製造に
おいて、酸化チタンを含む液組成物を用いて塗布(また
は浸漬)続行中に起こる′a集を防止し、均一な乾式液
体分析要素をWA造することである。
[発明の構成] 本発明の上記目的は、前記乾式液体分析要素の製造方法
であって、酸化チタン粒子を含んでアスパラギン酸また
はその塩を含まない液組成物を用゛いて酸化チタン粒子
を含む層を形成し、アスパラギン酸またはその塩を含み
酸化チタン粒子を含まない液組成物を用いてアスパラギ
ン酸またはその塩を含む層を形成することを特徴とする
製造方法によって、達成された。
本発明の上記目的は、前記乾式液体分析要素の製造方法
であって、酸化チタン粒子を含んでアスパラギン酸また
はその塩を含まない液組成物で多孔性液体展開層に塗布
または浸漬し、前記液体展rW4眉の被検液が供給され
る面から遠い側に、隣接または他の層を介して、アスパ
ラギン酸またはその塩を含み酸化チタン粒子を含まない
液組成物を用いてアスパラギン酸またはその塩を含む層
を形成することを特徴とする方法によって、好ましく達
成された。
水浸透性層の少なくとも一つにアスパラギン酸まなはそ
の塩を含み、液体中のアスパラギンアミノトランスフェ
ラーゼ活性測定に適する乾式液体分析要素において、広
く利用される反応は、アスパラギン酸およびα−ケトゲ
ルタール酸を基質として生成するオキザロ酢酸を、オキ
ザロ酢酸説炭酸酵素によってピルビン酸に変換し、ピル
ビン酸を生成させ、生成したピルビン酸とピルビン酸オ
キシダーゼの作用により過酸化水素を発生させ、過酸化
水素に感応(通常ペルオキシダーゼの存在下で)する呈
色指示薬の発色を測定するものである。
これらの反応成分、基質あるいは酵素は、多孔性展間層
に含んでも良く、また他の層に含んでもよい、しかし、
α−ケI・ゲルタール酸とオキザロ61:酸脱炭酸酵素
は、多孔性Ifj&開層に含み、ピルビン酸オキシダー
ゼと、ペルオキシダーゼと、過酸化水素に感応する呈色
指示薬とは多孔性展開層以外の層に含むのが好ましい。
前記呈色指示薬としては、例えば、特開昭49−538
88号、同51−40191号、同53−131089
号、v′455−124499号に記載されたものを適
用することができる。
f?開昭53−26188号、同59−193352号
に記載されたロイコ色素は有用である。その他特公昭5
8−28277号に引用されているトラインダー試薬、
特開昭59−54962号に記載された指示薬組成物も
用いることができる。
ペルオキシダーゼは、例えば特開昭50−137192
等に記載されたものを用いることができる。
本発明に用いられるピルビン酸オキシダーゼ(以下、P
OPと略記する)はピルビン酸、y!Fcfiリン酸お
よび酸素からア七チルリン酸、二酸化炭素および過酸化
水素を生じる反応を触媒する酵素であれば何でもよいが
、ベディオコックス属、ストレプトコックス属、アエロ
コックスエにそれぞれ工する菌を培養して得られるもの
が好ましい1例えば、特開昭55−13068号に開示
されている。特開昭59−1628フフ号に記載された
POPも有用である。
リン酸源としてはリン酸イオンpo、”’、酸性リン酸
イオン(Hr’O,” 、H2PO4’ )を、酸また
は塩の形で、用いることができる。加水分解してそれら
を生成し得るリン酸エステルまたは錯体も用いることが
できる。リン酸塩緩衝液をリン酸源としてもよい、リン
酸源は、多孔性展間層に含んでも良く、また他の層に含
んでもよい、POPのIUに対してQ、l、u鍮o1e
からlQμaoleの範囲で用いることができる。
本発明により製造される分析要素には、補酵素、例えば
チアミンピロリン酸(TPP)や、フラアビンアデニン
ジヌクレオチド(FAD)を、P。
Pと共存させることが好ましい、TPPとしてはチアミ
ンニリン酸が好ましく、POPのIUに対して5 n 
+5oleから500 n 5ole 、好ましくは1
0 n +moleから300 n mole含む。
本発明により製造される分析要素には、2価または3価
の金属イオン(例えば、Ca−、Mg−。
Co−、Mn−、Alコ+)をpopと共存させること
が好ましい0例えば、塩化マンガン、リン酸マンガン、
リン酸水素マンガン、塩化マグネシウム、リン酸水素マ
グネシウム、共存させる金属イオンは PoPのIUに
対し、5 n moleから200)t mole 、
好ましくは10 n moleから100μ輪oleで
ある。
多孔性展開層には、基質としてα−ケトゲルタール酸を
含むことができる。α−ケトグルクール酸は@rjf4
PIJ以外の層(例えば、試薬層、接着層)にも含ませ
ることができる。
本発明により製造される分析要素の多孔性展開層には、
親水性ポリマー、界面活性剤(非イオン、例えばポリオ
キシエチレン系、アニオン、例えばアルキルスルホン酸
、カチオン、例えば第四級アンモニウム塩)を含むこと
ができる。
本発明により製造される分析要素の多孔性展開層以外の
水浸透性層にも、親水性ポリマー、界面活性剤(非イオ
ン、例えばポリオキシエチレン系、アニオン、例えばア
ルキルスルホン酸、カチオン、例えば第四級アンモニウ
ム塩)を含むことができる。
ピルビン酸オキシダーゼの活性に適するpHは6.5〜
8.0で、本発明により製造される分析要素の多孔性展
開層または他の水浸透性層には、このPHを実現する#
IiW剤を含むことができる。
例えば、リンa桜街液、トリス−塩酸&IWi液、Go
odの緩衝液等に相当する組成物を用いることができる
本発明は公知の多種の乾式分析要素に適用することが出
来る。?8に自己m色性基質と被検液がいずれも透過し
得る固体担体を含む要素に適用することが出来る。要素
は支持体、検出層、光道へい層のほかに反応試薬層、多
孔性液体展開層、接着層、ろ過層、吸水層、下塗り層お
よび公知のその他の層を含む多msであってもよい、か
ような分析要素として、米国特許第3.992.158
号、同4,042,335号および特開昭55−164
356号各明細書に開示されたものがある。
支持体を用いる場合、本発明で製造される乾式分析要素
の実用的に採りうる構成は (1)支持体上に試薬層、その上に液体展間層を有する
もの、この場合、試薬層にアスパラギン酸、液体展17
MJl!Iに酸化チタンを含む。
(2)支持体上に検出層、試薬層、液体展開層をこの順
に有するもの、この場合、試薬層にアスパラギン酸、液
体rx開層に酸fヒチタンを含むか、または検出層もし
くは試薬層に酸化チタン、液体展開層にアスパラギン酸
を含む。
(3)支持体上に検出層、第二試薬層、第−試薬層、液
体展開層をこの順に有するもの、この場合、第二試薬層
にピルビン酸オキシダーゼ、第一試薬層にアスパラギン
酸を含むか、第一試薬層にピルビン酸オキシダーゼ、液
体展開層にアスパラギン酸をよむ。
(4)支持体上に検出層、その上に光道へい層、その上
に液体展開層を有するもの、この場合好ましくは、液体
展開層にアスパラギン酸を含み、光道へい層に酸化チタ
ンを含む。
(5)支持体上に検出層、試薬層、光道へい層、液体展
開層をこの順に有するもの、この場合好ましくは、液体
展rWi層または試薬層にアスパラギン酸を含み、光道
へい層に酸化チタンを含む、。
(6)支持体上に検出層、光道へい層、試薬層、液体展
開層をこの順に有するもの、この場合好ましくは、試薬
層または液体展rMM1にアスパラギン酸を含み、光道
へい層に酸化チタンを含む。
(7)支持体上に検出層、第二試薬層、光道へい層、第
一試薬層、液体展開層をこの順に有するもの、このj9
6好ましくは、茅−試薬層にアスパラギン酸を含み、光
道へい層に酸化チタンを含む。
本発明で好ましいのは上記(2)または(4)の層構成
である。上記(1)ないしく3)において検出層と試薬
層または液体展開層の間、試薬層と液体展開層の間、ま
たは第二試薬層と第一試薬層の間に、ろ過層を設けても
よい、上記(4)ないしく7)において検出層と試薬層
または液体展開層の間、試薬層と液体展rM層の間、ま
たは第二試薬層と第一試薬層の間に、さらにろ過層を設
けてもよい。
本発明により製造される乾式分析要素において基質は二
つ以上のJl!!(例えば 試薬層と液体展開層、検出
層と試薬層、あるいは第二試薬層と第一試薬層、第一試
薬層と液体展開層)に含有されてもよい、この場合に、
基質のそれぞれ一方を支持体から遠い層か支持体に近い
層のいずれかに、より多く分布させることもできる0本
発明においてピルビン酸オキシダーゼも二つ以上の層に
含有されてもよく(例えば試薬層と液体展開層、検出層
と試薬層、あるいは第二試薬層と第一試薬層、第一試薬
層と液体展開層)、この場合支持体から遠い層か支持体
に近い層のいずれかにより多く分布させることもできる
本発明で製造される乾式分析要素に用いることができる
光透過性・水不透過性支持体の例としては、ポリエチレ
ンテレフタレート、ビスフェノールAのポリカルボネー
ト、ポリスチレン、セルロースエステル(例、セルロー
ストリアセテート、セルロースアセテート10ビオネー
ト等)等のポリマーからなる厚さ約50μlから約Lx
a、好ましくは約 80AAIIから約300μlの範
囲のフィルムもしくはシート状の透明支持体を挙げるこ
とができる。 これら支持体の表面には必要により下塗
層を設けて、支持体の上に設けられる検出層あるいはそ
の他の層と支持体との接着を強固なものにすることがで
きる。また、下塗層の代りに、支持体の表面に物理的(
たとえばグロー放電、コロナ放電)あるいは化学的な活
性化処理を施して接着力の向上を図ってもよい。
本発明で製造される一体型多層分析要素には、光透過性
・水不透過性支持体の上に(場合によっては下塗層等の
他の層を介して)検出層が設けられる0本発明で製造さ
れる乾式分析要素に備えられる検出層は親水性結合剤よ
りなる層、すなわち水を吸収して膨潤する親水性ポリマ
ーを層形成成分とする層であることが好ましい。
検出層に用いることができる親水性ポリマーは、一般に
は水吸収時のV15潤率が30℃で約1.5から20、
好ましくは約2.5から15の範囲の天然または合成親
水性ポリマーである。そのような親水性ポリマーの例と
しては、ゼラチン(例、アルカリ処理ゼラチン、酸処理
ゼラチン、脱イオンゼラチン等)、ゼラチン誘導体(P
A、フタル1ヒゼラチン等)、アガロース、プルラン、
プルラン誘導体、ポリアクリルアミド、ポリビニルアル
コール、ポリビニルピロリドン等をあげることができる
検出層の乾燥時の厚さは約1μ肩から約100μlの範
囲であることが好ましく、より好ましくは約3μlから
約30μsの範囲である。さらに検出層には、必要に応
じて界面活性(カチオン性、両性、又は、非イオン性や
緩衝剤を含有させることもできる。
検出層の上には、場合によっては光道へい層、y’31
4N、試薬層等の層を介して、展rM層を接着し債層す
るための接着層を設けてもよい、接着層は水で湿潤して
いるとき、または水を含んで膨潤したときに展開層を接
着することができるような親水性ポリマーからなること
が好ましい、接着層に用いることができる親水性ポリマ
ーの例としては、検出層に用いられると同様な親水性ポ
リマーがあげられる。これらのうちではゼラチン、ゼラ
チン誘導体、ポリアクリルアミド専が好ましい、接着層
の乾燥!厚は一般に約0.5μlから約20μl、好ま
しくは約1μlから約10μlの範囲である。
なお、接着層は検出層上以外にも、他の眉間の接着力を
向上させるため所望の層上に設けてもよい。
接−11は親水性ポリマーと、必要によって加えられる
界面活性剤等を含む水溶液を公知の方法で、検出層や試
薬、I!!1等の上に塗布する方法などにより設けるこ
とができる。
本発明で製造される乾式分析要素の試薬層には、親水性
ポリマー、緩衝剤あるいは光遮蔽性(反射性または吸収
性)微粒子等を必要に応じて含有させることができる。
本発明で製造される乾式分析要素の試薬層に含有させる
ことができる親水性ポリマーの例としては、澱粉、セル
ロース、アガロース、ゼラチンおよびこれらの誘導体(
例、ヒドロキシメチル1ヒおよびヒドロキシプロピル化
等)、アクリルアミド重合体、アクリルアミドと各種ビ
ニル性モノマーとの共重合体、ポリビニルアルコール、
ビニルピロリドンと各種ビニル性モノマーとの共重合体
、アクリレート重合体およびアクリレ−1〜と各種ビニ
ル性モノマーとの共重合体等を挙げることができる。上
記親水性ポリマーのうちではポリビニルアルコール、ビ
ニルピロリドンfflα体、アクリルアミド重合体また
はセルロース誘導体が好ましい。
本発明で製造される乾式分析要素の試薬層に含有させる
ことができる&1衝剤の例としては、炭酸塩、ホウ酸塩
、燐酸塩やグツド(Good)の緩衝剤などの公知のM
街剤を挙げることができる。
これらのgw剤はr蛋白質・酵素の基礎実験法1(堀尾
武−他著、甫江堂、1981)等の公知文献を参考にし
て選択し、使用することができる。
本発明で製造される乾式分析要素の検出層または試薬層
にはさらに後述する光遮蔽性粒子を含有させることもで
きる(ただし、アスパラギン酸をこの層の塗布組成物に
は含まない)。
光遮蔽層は、皮膜形成能を有する親水性ポリマーをバイ
ンダーとして、光反射性微粒子が分散されている水浸透
性の層であることが好ましい、光反射性微粒子は、検出
層に生じた検出可能な変化(色変化、発色等)を光透過
性を有する支持体側から反射測光する際に、l1JtI
7rI層に点着供給された水性液体の色、特に試料が全
血である場合のヘモグロビンの赤色笠を遮蔽するととも
に光反射層または背景層としてもi能する。
光反射性を有する微粒子の例としては、顔r#微粒子た
とえば二酸化チタン微粒子(ルチル型、アナターゼ型ま
たはブルツカイト型の、粒子径が約0.1μlから約1
.2μlの微結晶粒子等)、硫酸バリウム微粒子や、ア
ルミニウム微粒子等を挙げることができる。これらのう
ちでは二酸化チタン微粒子、硫酸バリウム微粒子が好ま
しい、特に。
好ましいのは、ルチル型二酸化チタン微粒子である。
皮膜形成能を有する親水性ポリマーバインダーの例とし
ては、前述の検出層の製造に用いられる親水性ポリマー
のほかに弱視水性の再生セルロース、セルロースアセテ
ート等を挙げることができ、これらのうちではゼラチン
、ゼラチン誘導体、ポリアクリルアミド等が好ましい、
なお、ゼラチン、ゼラチン誘導体には公知の硬膜剤を添
加することができる。
光遮蔽層は、光遮蔽性微粒子と親水性ポリマーとの水性
分散液を公知の方法により検出層、試薬層等の上に塗布
し屹殻することにより設けることができる(ただし、ア
スパラギン酸をこの層の塗布組成物には含まない)。
本発明において、必要に応じ展開層中にも上記のごとき
光遮蔽性微粒子を含有させてもよい(ただし、アスパラ
ギン酸をこの層の塗布組成物には含まない)。
展開層は、液体計量作用を有する展開層であることが好
ましい、液体計量作用を有するとは、その表面に点着供
給された液体試料を、その中に含有している部分を実質
的に偏在させることなく、横(水平)方向に単位面積当
りほぼ一定星の割合で広げる作用を有することである。
展開層の7トリツクスを構成する材料としては、2紙、
不織布、!a物生地(例、ブロード、ボブリン等の平&
1等)、編物生地(例、トリコット編、ダブルトリコッ
ト編、ミラニーズ編等)、ガラス繊維r紙、プラッシュ
ポリマーより形成されるメンブランフィルタ−1あるい
はポリマーミクロビーズ等からなる三次元格子状構造物
等を用いることができる。これらのうちでは、試薬類の
保持性の点て、織物生地および編物生地に代表される繊
維質層を用いることが好ましい、これらの詳細について
は特開昭55−16ノ1356号、同57−66359
号および同60−222769号を参照すればよい。
本発明で製造される乾式分析要素に用いることができる
織物生地または編物生地は水洗等の脱脂処理により少な
くとも糸、Q物あるいは編物の製造時に付着した油脂類
が実質的に除去されていることが好ましい。
本発明で′!A遺される一体M1多層分析要素は、−通
約15J11から約30J11の正方形またはほぼ同サ
イズ円形等の小片に裁断し、特開昭57−63452号
、特開昭54−156079号、実開昭56−1254
24号、実開昭58−32350号および特表昭58−
501144号各公報等に開示のスライド枠等に納めて
分析スライドとして用いるのが製造、包装、輸送、保存
および測定操体等の全ての観点で好ましい。
本発明で製造される乾式分析要素は、約5μlから約3
0μl、好ましくは約8μlから約15μlの水性液体
試料を展開層に点着供給し、必要に応じて約 20℃か
ら約45℃の範囲の実質的に一定の温度でインキュベー
ションする。その後。
一方の側から(一体型多層分析要素においては光透過性
支持体側から)乾式分析要素内の色変化、発色等の検出
可能な変化を反射測光し比色法の原理により液体試料中
の測定対象成分を分析する。
以下に実施例により本発明をさらに具体的に説明する。
[実施例1コ ゼラチン下塗りされている厚さ180μmのポリエチレ
ンテレフタシー1〜無色透明平滑フィルム上に下記の組
成(a)の水溶液を乾燥後の厚さが15μmになるよう
に塗布(156cc/m2) L、屹燥する(試薬層)
(a) ゼラチン           190g界面活性剤 
          15g(オリン社製5urfac
tant 10G )ペルオキシダーゼ       
15万IUFAD             220m
gT P P             930 m 
gピルビン酸オキシダーゼ    13万IU色素(下
記構造)          2.8g水      
           1360g(希N a O11
溶液でpl(を7,5に調整する)色素: 2−(3,5−dimethoxy−4−hydrox
yphenyl)−4−benzyl−5−(4−di
methyaminopltenyl)io+1daz
ole 次に上記試薬層上に下記の組成(b)の水溶液を乾燥後
の厚さが3μmになるように塗布しく63CaJta2
) 、乾燥する。(接着層)(b) ゼラチン            30g界面活性剤 
           3.2g(オリン社製5urf
actant IOG )L−アスパラギン酸ナトリウ
ム   1.9g水                
   600g次に上記ゼラチン層上に約3017m2
の割合で水を全面に供給して湿潤させた後、ポリエステ
ル製のブロード織物(空げき偉績9,8μl/m2)を
軽く圧力をかけてラミネートし、乾燥させた。
次にこの布に下記のm成(()の水溶液3100 cc
/ m 2の割合でほぼ均一に塗布し、乾燥させ、AS
T活性測定用一体型多層分析要素を作製した。
(c) トリスヒドロキシメチルアミノメタン 3.7g リン酸1カリウム          4.4gα−ケ
トゲルタールli!24.0g ヒドロキシプロピルメチルセルロース*8.7g 界面活性剤木本           27 g酸化チ
タン(ルチル型)73g 塩化マグネシウム          2.3gオキザ
ロPtl:酸デカルボキシラーゼ 20万IUアスコル
ビン酸オキシダーゼ   18万IU水       
             880 g(希N a O
H溶液でp Hを7.5に調:する)*信越化学(株)
製 メトローズ903H100車車ポリオキシエチレン
オクチルフエニルエーテル比較のために、上記組成(b
)の溶液の代わりに下記組成(lI’ )の溶液を、上
記組成(c)の溶液の代わりに下記組成(Co)の溶液
を用いて、AST活性測定用分析要素を作製した。
(bo) ゼラチン            30g界面活性剤 
           3.2g(オリン社製Surf
actant IOG )水            
      600g(希NaOH溶液でJ)Hを7.
0に.FImする)(Co) 1へリスヒドロキシメチルアミノメタン3、7g リン酸1カリウム          4.4gαーク
トグルタール酸       4.0 gし一アスパラ
ギン酸ナトリウム   19gヒドロキシプロピルメチ
ルセルロース18.7g界面活性剤*京 ・     
    27g酸化チタン(ルチル型)73g 塩化マグネシウム          2.3gオキザ
ロ酢酸デカルボキシラーゼ 20万IUアスコルビン酸
オキシダーゼ   18万IU水          
        880 g(希NaOH溶液でpHを
7.5に調整する)*信越化学(株)製 メトローズ9
0 S 0 100車車ポリオキシエチレンオクチルフ
エニルエーテル本発明の実施例および比較用の分析要素
に第1表に示すごとく^ST活性値の異なるコントロー
ル血清(市販コントロール血清またはそれに必要に応じ
てASTを添加したもの)を、10g1点着し、分析要
素を密閉容器中で37℃に保った際の、2、5分後から
4分後の間の反射濃度を波長640nmで測定し、1分
あたりの反射濃度変化を求め、あらかじめ作成しておい
た検量線からAST活性を算出した.この操作をそれぞ
れ20回繰り返し、¥;:動係数(%)を求めた.その
結果を第1表に示す。
第1表 第1表から明らかなごとく、本発明の分析要素は比較用
の分析要素に比べて、AST活性測定値の変動が小さく
、経つ返し再現性が良い。
[実施例2] 実施例1および比軟例に従って本発明および比較用の分
析要素を作製する際に、展開層をラミネートした後に液
(c)および(C′)を調製後0分、7分または15分
互いたものを用いた以外、実施例1および比軟例と同様
にして、本発明および比較用の分析要素を作製した(そ
れぞれ実施例2および比軟例2とする)、実施例2およ
び比軟例2のAST活性分析要素に、第2表に示すごと
く活性値の異なる管理血清を10μρ点着し、密閉容コ
=中で37℃に保った際の、2.5分段から4分後の間
の1分あたりの反射濃度(波長640nm)変化を測定
し、あらかじめ作成しておいた検量線からAST活性を
算出しな、その結果を第2表に示す。
第2表から明らかなごとく、本発明の製造方法によると
、比軟例2の場合に比べて、展開層塗布液の放置による
M’Sを受けにくい。
出願人  富士写真フィルム株式会社 昭和j/年参月7ρ日 1、事件の表示    昭和47年待願第34811号
2、発明の名称  酵素活性測定用乾式分析要素の製造
方法 3、補正をする者 事件との関係       得許出願人晩 4、補正の対象  明細書の「発明の詳細な説明」の欄 5、補正の内容 /)明細8第7は−ジ第1行の 「P04″′」を rPO+−J に訂正する。
2)同第7ページ第λ行の rHPO4”   J   t rHPO4Jに、 r H2P O4’ Jを rH2PO4J に訂正する。
3)同第7に一ジ第it行の [Ca” 、 Mg” Jを 「Ca++9Mg++」 に訂正する。
4L)同第7に−ジ第79’行の [Co” 、Mn” Jを 「co++1Mn++」 に訂正する。
j)同第1jk−ジ第λ行 「界面活性」の仮に 「削」 を補う。
6)同第1!ページ第3行 「非イオン性」の後に 「)」 を補う。
7)同第2−ページ第1り行 「7.jJを 1M、 jJ に訂正する。
、r) 同第23に一ジ第3行 rthyJの後に 「t」 ?挿入する。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも二つの水浸透性層を有し、水浸透性層
    の少なくとも一つは多孔性液体展開層であり、水浸透性
    層の少なくとも一つにはアスパラギン酸またはその塩を
    含み、水浸透性層の少なくとも一つに酸化チタン粒子を
    含み、液体中のアスパラギンアミノトランスフェラーゼ
    活性測定に適する乾式液体分析要素の製造方法であって
    、酸化チタン粒子を含んでアスパラギン酸またはその塩
    を含まない液組成物を用いて酸化チタン粒子を含む層を
    形成し、アスパラギン酸またはその塩を含んで酸化チタ
    ン粒子を含まない液組成物を用いてアスパラギン酸また
    はその塩を含む層を形成することを特徴とする、液体中
    のアミノトランスフェラーゼ活性測定に適する乾式液体
    分析要素の製造方法。
  2. (2)乾式液体分析要素の少なくとも二つの水浸透性層
    のうち少なくとも一つが多孔性液体展開層であることを
    特徴とする特許請求の範囲(1)の製造方法。
JP3641886A 1986-02-20 1986-02-20 酵素活性測定用乾式分析要素の製造方法 Pending JPS62195299A (ja)

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