JPS6219526Y2 - - Google Patents

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JPS6219526Y2
JPS6219526Y2 JP1982028458U JP2845882U JPS6219526Y2 JP S6219526 Y2 JPS6219526 Y2 JP S6219526Y2 JP 1982028458 U JP1982028458 U JP 1982028458U JP 2845882 U JP2845882 U JP 2845882U JP S6219526 Y2 JPS6219526 Y2 JP S6219526Y2
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JP
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packaging bag
bag
conveyor
cutter
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  • Control And Other Processes For Unpacking Of Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はキヤスタブル等の粉粒物をその包装
袋を開封して取り出す作業を自動的に行う自動開
袋装置に関するものである。
〔考案の背景〕
一般に、キヤスタブル等の粉粒物をその包装袋
より取り出すには包装袋の封緘口部を刃物を用い
て切り開き、その切り開き端が下になるように袋
全体を持ち上げればよいが、一度に多量の粉粒物
を必要とする場合には作業能率の向上と、飛散す
る粉塵から作業者を保護するために自動開袋装置
が用いられている。この自動開袋装置として従来
は第7図及び第8図のような装置が知られてい
た。
第7図の自動開袋装置は粉粒物を収容した包装
袋101をハウジング102内で搬送するコンベ
アー103の先端側に、該コンベアーにより運ば
れてきた包装袋101をその下面側両サイドから
突刺す二列の半月状の刃体104を備えた移送手
段105を設け、該移送手段105の前方上方に
刃体104にて突刺された包装袋101をその中
央部で真二つに切断するカツター106を備えて
いる。この装置の場合は刃体104に下面から保
持された包装袋101をその上面よりカツター1
06で二分割するため、その切断時に切断面が下
向きになり、内部の粉粒物がハウジング下部に取
り出されるが、両刃体104の突刺し部から包装
袋101の耳部に粉粒物が残る虞れがあるという
問題があつた。
また、第8図の装置は粉粒物を収容した包装袋
201をハウジング202内に搬入するベルトコ
ンベアー203の上面に、コンベアーにより封緘
口部201aを先頭にして運ばれてきた包装袋2
01の封緘口部の横方向(コンベアーの走行方向
に対して直交する方向)に切断する第一カツター
204をスイング式の昇降可能に設けるととも
に、コンベアー203のUターン部の左右上面部
に封緘口部が切断された包装袋201の両脇20
1b及び201cを切断する水平に設置された第
二及び第三カツター205及び206を備え、更
に、第二及び第三カツター205及び206の前
方に先端及び両脇が切断された包装袋201の上
面側を喰わえる上下ローラ207を備えている。
この装置の場合はコンベアー203で包装袋20
1が運ばれてくると、タイミングをとつて第一カ
ツター204が下向きにスイングし、包装袋20
1の封緘口部を横方向にカツトした後、第二及び
第三カツター205,206で包装袋201の両
脇をカツトする。この両脇カツト時には包装袋2
01の先端下面側はコンベアー203のUターン
部より落下する一方、上面側は上下ローラ207
に喰わえられ矢印の如く搬送される。即ち、3カ
所をカツトされた包装袋201は平板状に展開さ
れて粉粒物の取り出しと袋の回収が同時に行われ
る。従つて、この装置では粉粒物の取り出し率は
高くなるが、包装袋201の先端側を横方向にカ
ツトする第一カツターはコンベアーの搬送速度と
高精度にタイミングが取られることが要求され、
その設定が困難であり、タイミングの狂いによる
切り損じの虞れもあつた。
また、前記両装置のうち、包装袋を二分割する
前者の場合も、包装袋を平板状に展開する後者の
場合も共に粉粒物取り出し後の包装袋は袋として
の形体が保てず、その空袋をあとから二次的に利
用できないという問題があつた。
〔考案の目的〕
この考案は上記の問題を解消するためのもの
で、包装袋の開封及び内容物の取り出し作業が確
実かつ能率的に行い得、しかも包装袋はその封緘
口部を1個所のみ開封するだけで粉粒物の取り出
し率を高くし、あとから空袋の二次的利用を可能
にした自動開袋装置を提供することを目的として
いる。
〔考案の構成〕
上記の目的を達成するため、この考案は粉粒物
を収容した包装袋をハウジング内で搬送するコン
ベアーを設け、該コンベアーの一側に包装袋の封
緘口部を切断するカツターを設置し、該カツター
設置部より前方でコンベアーの他側に包装袋を切
断面が先頭になるように押出すプツシヤーを設置
し、該プツシヤーの押出方向前方に包装袋の切断
面に対向して位置し、プツシヤーの押出しにより
嵌入した包装袋を転倒方向に回動できる回動フオ
ークを設置し、包装袋の1個所の切断とその切断
面を下にして包装袋を逆さに持上げ得るように構
成したものである。
〔実施例〕
次に、この考案を添付図面に示す一実施例に基
づいて説明する。
第1図及び第2図において、1はキヤスタブル
等の粉粒物を収容した包装袋で、該包装袋1は図
示の如くミシン縫いした両端封緘口部を有するも
のを示しているが、これに限らない。
2は前記包装袋1をハウジング24内で搬送す
るベルトコンベアーで、該ベルトコンベアー2は
ハウジング内外で第3図示の如く対設したローラ
3,3′間に張設されている。この一方のローラ
3の支軸外端にはチエーン歯車4が固定され、該
チエーン歯車4はチエーン5を介してベルトコン
ベアー2の上方を覆うハウジング24の上面に設
置した駆動モータ6に連繋されている。
7は前記ベルトコンベアー2の一側に設置した
丸鋸状のカツターで、該カツター7は第4図示の
如くハウジング外に設置したモータ8の出力軸に
連繋し、ベルトコンベアー2上に載せられてきた
包装袋1の一端の封緘口部を切断するためのもの
である。9はベルトコンベアー2の他側に沿つて
設けたガイド板で、該ガイド板9は切断しようと
する包装袋1の封緘口部を第4図示の如くカツタ
ー7に正しく位置決めするものである。10はベ
ルトコンベアー2の上方にフリー回転可能に設置
された二軸11,11′に張設され、第3図示の
如く適当な押圧手段で下向きに押圧された押えベ
ルトで、該押えベルト10は包装袋1の切断時に
包装袋1が逃げないように固定するためのもので
ある。
12はベルトコンベアー2上を移送されてきた
包装袋1が突当たるストツパーで、該ストツパー
12は第3図示の如くコンベアー2の前方に設置
され、包装袋1が突当たるとベルトコンベアー2
の駆動モータ6の電源を切るスイツチ機構(図示
せず)を兼ねている。
13は前記カツター7の設置部より前方でベル
トコンベアー2の他側に設置したプツシヤーで、
該プツシヤー13は前記ストツパー12によつて
受け止められた包装袋1を第5図Aの如くカツタ
ー7により切断された切断面1aが先頭となるよ
うに押し出すためのものである。このプツシヤー
13はシリンダー装置14によつて稼動し、該シ
リンダー装置14は前記ベルトコンベアー2の停
止と同時か、それより若干遅れて作動する。
15は前記プツシヤー13の押出方向前方に包
装袋1の切断面1aに対向して位置し、プツシヤ
ー13の押出しにより嵌入した包装袋1を転倒方
向に回動できる回動フオークで、該回動フオーク
15の回動軸16はその軸端に取付けたピニオン
17とシリンダー18の先端に取付けたラツク1
9との噛合によつて駆動され、プツシヤー13に
対向する位置(実線で示す)を初期位置としてほ
ぼ180゜回動するようになつている。このシリン
ダー18は前記プツシヤー13の押し出し完了を
待つて作動するようになつている。つまり、プツ
シヤー13が包装袋1を押し、その切断面1aが
回動フオーク15に嵌入すると、回動フオーク1
5が作動し、包装袋1を第5図Bの如く転倒さ
せ、袋内に収容されている粉粒物を排出させる。
前記回動フオーク15は空気噴射ノズルとして
構成され、回動フオーク15が初期位置から第5
図Cの如く180゜回動して停止したときに図示し
ていない高圧空気の切替弁が作動して空袋1′を
空袋収納箱20の口部に向けて吹き飛ばすことが
できるようになつている。この場合、回動フオー
ク15の先端は第6図示のように空気圧によつて
容易に開口するキヤツプ21で閉蓋され空気噴射
口22内に包装袋1内の粉粒物が侵入しないよう
にしている。
23は前記ハウジング24の下部筐体で、該下
部筐体23は包装袋より取り出した粉粒物を混練
するミキサー25に連通している。この下部筐体
23は包装袋1の封緘口部をカツター7によつて
切断したときに漏れ出る粉粒物、プツシヤー13
によつて包装袋1を押出すときに漏れ出る粉粒物
及び回動フオーク15の作用で転倒させたとき等
によつて袋内から排出する粉粒物の全てを集収で
きる。
なお、26はカツター7の下方に設けた切断片
収納箱で、該切断片収納箱26は網状の傾斜板2
7を介して前記下部筐体23に連通し、切断片に
一部付着した粉粒物を残さず回収できるようにし
ている。
次に、上記実施例の作用を説明する。
粉粒物を収容した包装袋1をハウジング24の
装入口よりベルトコンベアー2上に載せる。この
場合、包装袋1の一方の封緘口部をガイド板9に
突当てるようにすると、包装袋1の他方の封緘口
部がコンベアー2の一側に突出すように載る。コ
ンベアー2に載せられた包装袋1はコンベアー2
と押えベルト10に挾まれてカツター7の設置部
に至り、コンベアー2より食み出した封緘口部が
切断される。この切断中、包装袋1は押えベルト
10に押え込まれているためその切り損じがな
い。
かくして封緘口部を切断された包装袋1がコン
ベアー2の先方に設けたストツパー12に当接
し、コンベアー2が停止すると、コンベアーの他
側に設置されたプツシヤー13がシリンダー装置
14により突出し、包装袋1をその切断面1aが
先頭になるように押出す。このプツシヤー13の
押出方向前方には包装袋の切断面に対向して回動
フオーク15が対峙し、これにプツシヤー13の
押出しにより包装袋がその切断面から嵌入する
と、回動フオーク15が包装袋1を転倒方向に回
動し、第5図Bのように包装袋1を逆さにする。
これにより包装袋1内の粉粒物は排出し、ハウジ
ング24の下部筐体23を通してミキサー25に
収容される。
しかる後、回動フオーク15がその初期位置か
ら180度回動した位置に至ると、回動フオーク1
5から勢い良く空気が噴射され、空袋を第5図C
の如く空袋収納箱20内に吹き飛ばし回収する。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案は粉粒物を収容
した包装袋をハウジング内で搬送するコンベアー
を設け、該コンベアーの一側に包装袋の封緘口部
を切断するカツターを設置し、該カツター設置部
より前方でコンベアーの他側に包装袋を切断面が
先頭になるように押出すプツシヤーを設置し、該
プツシヤーの押出方向前方に包装袋の切断面に対
向して位置し、プツシヤーの押出しにより嵌入し
た包装袋を転倒方向に回動できる回動フオークを
設置したことを特徴としているから、包装袋の開
封及び粒状物の取り出し作業が確実かつ能率的に
行い得る。しかも包装袋はその封緘口部を1個所
のみ開封した後、転倒されるので、粉粒物の取り
出し率が高くなるとともに、従来装置のように二
分割したり、平板状に展開するものと異なり、あ
とから空袋の二次的利用が可能となるなど、各種
の優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図はこの考案の一実施例を示すも
ので、第1図は装置全体を示す平面断面図、第2
図は正面断面図、第3図はベルトコンベアー部の
側面断面図、第4図はカツター部の断面図、第5
図A〜Cは回動フオークの作用を示す説明図、第
6図は回動フオークの先端に空気噴射ノズルを設
置した例を示す拡大断面図、第7図及び第8図は
従来例を示す斜視図で、第7図は二分割方式のも
の、第8図は3方切断式のものである。 1……包装袋、1a……切断面、2……ベルト
コンベアー、7……カツター、13……プツシヤ
ー、15……回動フオーク、23……下部筐体、
24……ハウジング、25……ミキサー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 粉粒物を収容した包装袋をハウジング内で搬
    送するコンベアーを設け、該コンベアーの一側
    に包装袋の封緘口部を切断するカツターを設置
    し、該カツター設置部より前方でコンベアーの
    他側に包装袋を切断面が先頭になるように押出
    すプツシヤーを設置し、該プツシヤーの押出方
    向前方に包装袋の切断面に対向して位置し、プ
    ツシヤーの押出しにより嵌入した包装袋を転倒
    方向に回動できる回動フオークを設置したこと
    を特徴とする自動開袋装置。 (2) 前記ハウジングの下部筐体が、包装袋より取
    り出した粉粒物を混練するミキサーに連通して
    いる実用新案登録請求の範囲第1項記載の自動
    開袋装置。 (3) 前記回動フオークの90度以上の回動位置に空
    袋収納箱を設置し、回動フオークが空袋収納箱
    の口部に対向したときに空袋を吹き飛ばす空気
    噴射ノズルになつている実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の自動開袋装置。
JP2845882U 1982-03-02 1982-03-02 自動開袋装置 Granted JPS58133505U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2845882U JPS58133505U (ja) 1982-03-02 1982-03-02 自動開袋装置

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JP2845882U JPS58133505U (ja) 1982-03-02 1982-03-02 自動開袋装置

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JPS58133505U JPS58133505U (ja) 1983-09-08
JPS6219526Y2 true JPS6219526Y2 (ja) 1987-05-19

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ID=30040305

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JP2845882U Granted JPS58133505U (ja) 1982-03-02 1982-03-02 自動開袋装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6336375B2 (ja) * 2014-10-10 2018-06-06 株式会社日清製粉グループ本社 筒状袋体充填物の排出方法及び充填袋体の開袋装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5135919A (ja) * 1974-09-24 1976-03-26 Hitachi Ltd

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5135919A (ja) * 1974-09-24 1976-03-26 Hitachi Ltd

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JPS58133505U (ja) 1983-09-08

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