JPS62195253A - 肉様食品の製造方法 - Google Patents

肉様食品の製造方法

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JPS62195253A
JPS62195253A JP61034995A JP3499586A JPS62195253A JP S62195253 A JPS62195253 A JP S62195253A JP 61034995 A JP61034995 A JP 61034995A JP 3499586 A JP3499586 A JP 3499586A JP S62195253 A JPS62195253 A JP S62195253A
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JP
Japan
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yeast
meat
food
twin
water
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JP61034995A
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JPH0412693B2 (ja
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Hisashi Nozaki
恒 野崎
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Kibun KK
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Kibun KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は酵母又は分離された酵母蛋白(以下両者をあわ
せて酵母という)から食肉様の組織及び食感を有する肉
様食品を製造する方法に関する。
〔従来の技術〕
近年、世界人口の増大にともなって食用蛋白の不足が問
題になっているが、これを解決するための1方策として
酵母を新しい食用蛋白源にする試みがなされ、これに大
きな関心が寄せられている。
しかし、酵母それ自体には組織或いはテクスチャーが備
わっていないので、適切な加工を施さないと肉様の蛋白
食品として食用することができない。したがって、酵母
は核酸等の調味料原料として利用されるにとどまり上記
の断食用蛋白質源としての活用はいまだなされていない
というのが現状である。
ところで酵母と異なり植物蛋白2例えば大豆粉末等につ
いては、これを押出機中で加熱、加圧、攪拌に付すこと
により、肉様の蛋白製品を得る方法について種々提案が
なされている(例えば特公昭59−4979号明細書参
照)。
しかし、酵母については未だ実用的な方法が開発されて
おらず、その食肉化加工技術の確立が望まれていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は上述したようにその必要性が認識されつつも、
実用的な食肉化加工技術が確立されていない酵母の肉様
食品化技術を提供するためになされたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで本発明者らは上記技術の確立をなすべく研究を重
ねた結果、最近食品業界で注目されてきた二軸エクスト
ルーダーの活用に着想し、これを適切に利用することに
よってその目的を達成できることを見出し本発明を完成
した。
すなわら本発明は、酵母又は分離された酵母蛋白に水及
び必要により油脂を添加し、二軸エクストルーダーを用
いて加工処理することを特徴とする食肉様の組織、食感
を有する肉様食品の製造方法である。
本発明に使用される酵母は糖質原料等の炭水化物を炭素
源として培養した食用の酵母そのもの、又はそれから分
離された酵母蛋白を使用することができる。
特に食用酵母としては安全性が確立され、入手も容易な
市販の酵母、例えばパン酵母、ビール酵母、アルコール
酵母、清酒酵母、飼料酵母、パルプ廃液酵母等の乾燥酵
母を使用することが好ましい。
本発明においては、酵母に一定量の水を添加する必要が
ある。水の債は20重量%〜70重量%の範囲から選ば
れるが、目的とするテクスチャーの態様に応じて、酵母
の種類その伯条件を考慮して最適口を決めるのがよい。
通常は45%前後の水分量でよい。
本発明の技術上のポイントは二輪エクストルーダーの採
用にある。該エクストルーダーはプラスチック用に開発
されたものであったが、最近これを食品用に利用する研
究が活発化しているものである。該エクストルーダーは
大別してフィーダー、バレル、スクリュー(二輪という
のはこのスクリューが2本あるというところからきてい
る)、ダイの四つの構成から成っている。これに酵母を
搬送しながら内部で併発する圧縮、剪断、混合、混練、
殺菌等の諸作用を利用し酵母に食肉様のテクスチャーと
繊維構造を付与せしめるのである。
該エクストルダーでの加熱温度は酵母の種類、水及びそ
の他の添加物の配合割合により異なるが一般的には13
0〜300℃、より好ましくは140〜200℃である
。またこの時の加熱処理時間は400秒以下がよい。処
理時間は加熱温度との相関があり温度が高いときは、こ
がさないよう短めの時間を選択する必要がある。
酵母と水の他に必要に応じて食肉感を高めるために油脂
を添加することもできる。
又、最終製品の性質を向上させる他の添加物、例えば調
味料、香料、着色材、可塑材、充填剤等を適宜添加する
ことができることは言うまでもない。
〔実施例〕
以下実施例により本発明を具体的に説明する。
実施例1 乾燥パルプ廃液酵母20tCIを二軸型エクストルーダ
ー(タレクストラルBC−45型)に導入し酵母に対し
水分が45%になるようにフィードロより定量ポンプで
水を供給した。バレル温度は160℃に設定しバレル通
過時間が120〜150秒になるように調整した。ダイ
は5mmX40mの偏平状の冷却ダイを用いて細長く押
出した。このように押出されたものは肉様の組織と食感
を有しており好ましいテクスチャーを持ったものであっ
た。
実施例2 乾燥パルプ廃液酵母20に’Jを二軸型エクストルーダ
ー(クレクストラルBC−459)のフィードロより導
入する。一方、原料中の水分が40%、油分が15%に
なるように水及び油脂量を定量ポンプでフィードロより
供給した。バレル温度は180℃に設定し加熱部分の滞
留時間が210〜240秒になるように通過時間を調整
した。ダイは5#1llX40#1l11の偏平状の冷
却ダイを用いて偏平ヒモ状に抽出した。
押出されたものを水に浸し膨潤させたところ肉様食感を
持ったものであった。
〔発明の効果〕
本発明は、その食品としての利用が待たれている酵母よ
り極めて簡単な方法で食感、外観とも食肉に似た蛋白質
食品を製造する方法を提供するものである。そして、本
発明によって製造された肉様食品は種々のベース或いは
添加材料として使用する他、それ自体を適宜料理して食
膳に供することができる。
したがって、本発明は食品産業に貢献することは勿論、
人類的課題である未利用蛋白源の開発に寄与しうるちの
と言える。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 酵母又は分離された酵母蛋白に水及び必要により油
    脂を添加し、二軸エクストルーダーを用いて加工処理す
    ることを特徴とする食肉様の組織、食感を有する肉様食
    品の製造方法。 2 水を20〜70重量%添加することを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の肉様食品の製造方法。 3 二軸エクストルーダーでの加熱温度が130〜30
    0℃、加熱処理時間が400秒以下であることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の肉様食品の製造方法。
JP61034995A 1986-02-21 1986-02-21 肉様食品の製造方法 Granted JPS62195253A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115886124A (zh) * 2021-09-30 2023-04-04 安琪酵母股份有限公司 一种酵母蛋白素肉及其制备方法和应用

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51104060A (ja) * 1975-01-29 1976-09-14 Standard Oil Co

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JPH0412693B2 (ja) 1992-03-05

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