JPS6219520A - グリコサミノグリカンに基づく新規抗血栓剤、その調製法および薬剤組成物 - Google Patents

グリコサミノグリカンに基づく新規抗血栓剤、その調製法および薬剤組成物

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JPS6219520A
JPS6219520A JP61162926A JP16292686A JPS6219520A JP S6219520 A JPS6219520 A JP S6219520A JP 61162926 A JP61162926 A JP 61162926A JP 16292686 A JP16292686 A JP 16292686A JP S6219520 A JPS6219520 A JP S6219520A
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ヘエイスベルト・ウイレム・カレル・フアン・デデム
フランコイス・エグベルト・アブラハム・フアン・ハウデンホフエン
アドリアヌス・ランベルツス・マリア・サンデルス
デイルク・ヘリツト・メエオレマン
ハイベルト・コルネリス・テウス・ムウルケル
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Akzo NV
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    • A61K31/726Glycosaminoglycans, i.e. mucopolysaccharides
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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    • C08B37/0063Glycosaminoglycans or mucopolysaccharides, e.g. keratan sulfate; Derivatives thereof, e.g. fucoidan
    • C08B37/0075Heparin; Heparan sulfate; Derivatives thereof, e.g. heparosan; Purification or extraction methods thereof
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、グリコサきノブリカンの種々の成分からなる
混合物を基にした新しい抗血栓剤、およびその調製法に
関するものである。
本発明は、さらに前述の混合物の薬剤組成物にも関する
ものである。本発明は特に、抗トロンビンl (ATI
 )に高い親和性のあるグリコサミノグリカン抗血栓剤
に関するものである。
ある種のムコ多糖類が血液凝固機能に影響することが知
られている。最もよく知られるムコ多糖び治療に用いら
れている。ヘパリンの抗血栓作用は、抗トロンビンIに
よる血液凝固機能の阻害を促進嘔せることに基づいてい
る。ヘパリンを血栓症および血栓塞栓症の予防や治療に
用いる際に、出血をおこすというヘパリンの特性が大き
な問題となっている。最も効果的な投与の用量、用法お
よび頻度によシ出血の可能性を幾分は減少させることが
できるが、出血誘発性に対する抗血栓性の比率にはほと
んど影響を及はさない。さらにヘパリンには作用の持続
時間が短かい欠点があシ、十分に予防するためには通常
少なくとも24時間当−#)2回の投与が必要である。
「改良されたヘパリン」の調製、もしくは改良された性
質を持つへ・クリン類似物質の開発に関して丁でに様々
な試みが成されてきた。例えば、英国特許第2,002
,406号明細書が「改良されたへ/4’ ljン」に
関するもので、この物質は分子量2000から5000
ダルトンのオリゴ−へテロ多糖の混合物から成シ、ヘパ
リンの解重合もしくは通常のヘパリン製法の母液中から
単離された後に硫酸化して得られる。このようにして得
られた物質の抗凝固作用に対する抗血栓作用の比率から
ヘパリンに比べて有益性が高いことが示されている。
低分子量の様々の他の「改良されたへ74リン」(ツー
へバリン)についてはすでに調製でれている。例えば米
国特許明細書3 、766 、167、4,281,1
08.4.303,651 、4,351,938.4
.396,762.4,401,662に4.401,
758.4,438.261および4,474,770
参照。
改良された性質を持つへAリン類似物質についてはEP
−A−0、066、908に記載されている。この製品
では抗血栓作用と出血作用が明らかに分離されている。
今回発見された新しい抗血栓剤は、EP−A−0,06
6,908に記載された製品の1分画で、ATIに対し
高い親和性を示す。
EP−A−0、066、908に記載されている製品を
以下HEFと記し、本発明に係る物質を以下)IA−H
EFとして示す。
HA−HEFはオリゴ糖および(ヘテロ)−多糖(グリ
コサミノグリカン)の混合物から成シ、ヘキソース誘導
体、主にグルクロン酸、イズロy酸、グルコサミンおよ
びそれらの硫酸化および/又はアセチル化誘導体がウロ
ン酸誘導体とグルコサミン誘導体が交互に繰シ返えされ
た構造をしている。
それは白色の非結晶性粉末で、グルノf−ミエージョン
クロマトグラフィーによシブキストランに対するその分
子量は5000Dから9000D、特に6000Dから
8000Dと決定された。該製品は少量のコンドロイチ
ン硫酸(最高2重量%)およびデルマタン硫酸(dsr
matansulphat・)(最高2重量%)を含む
。ガラクトサミン含量はOから0.1mrnot/11
の間で、通常は0.075 mmot/gよシ少ない。
窒素含量は2−3重量%の間で、通常的2.5重量%で
あシ、イオク含量は8〜12重量%の間で、通常10−
10.5重量%であシ、N−硫酸基の含量は1g当りの
ミリ当量で1.2−1.6であυ、0−硫酸基の含量は
1g当シのミリ当量で1.7−2.1であシ、カルボキ
シル基の含量は1g当シのミリ当量で1.6〜2.0で
′j)!り、N−アセチル基の含量は1.9@シのミリ
当量で0.3〜0.6であシ、イズロン酸含量は1.2
〜1.4 mmoL / gであシ、グルクロン酸含量
は0.3〜0.5 mmoL / 77である。
HA−HEFの薬理学的概要について以下のとおシであ
る。
1)抗凝固活性(USP)は1rng当り10国際単位
(IU/m9)以下であり、ヘパリンU8Pの1分画(
通常5チ以下)にすぎない。
2)抗トロンビン活性はヘノ9リンUSPの5%以下で
ある。
3)抗Xa活性は350〜400UA9(ヘノ9リンU
SPの2〜3倍)である。
4)抗血栓活性(Um@tauモデル)のID5oは静
注で約0.りから0.4#/klFである。
5)篇ろくべきことに、出血活性に対する抗血栓活性に
関し九有益/危険’4 (benefit/rlskr
暴tlo )は、 HEFより有益であり、ヘノ譬リン
USPに比べ15〜50倍有益である・6)半減期はH
EFへほぼ等しく、これは少なくともへ一々リンUSP
 K比べ2倍長いことを意味する。
さらにHA−HEFの出血活性は高用量の範囲であって
もやや増加するにすぎず、HEFよりより低込ものであ
る。これに比べてへi4リンUSPの1119/に#の
静注における出血活性は明らかKきわ立ってお)、高用
量では急激に出血活性が増加する。
この興味深い概要から、 HA−HETが靜脈血橙症お
よび血栓塞栓症の予防や治療にふされしいことが示され
た。本発明物質は何よシも、特に股部の手術(hip 
op@ratlon)を受ける又は受は念患者のDVT
 (深部静脈血栓症)症例の予防Kfflしてhる。低
用量(皮下性)のヘパリンでは該目的に無効であシ、高
用量では出血の可能性が大きいため禁忌である。
HA−HEFはたとえ高屈1t(3200抗XaU/k
l?/日まで)を用いても、突然変異や毒性があられれ
な−6 HA−HKF FiHEFから種々の方法で得られる。
これらの調製方法に共通な特徴は、HEFをATI[[
と接触させることである。ATIIIと複合したHEF
の部分をその後非複合部分から分離し、得られた複合物
からHA−HEFが遊離した後、HA−HEFを単離す
る。
ATIIIはヒト由来のものでも、牛崩漿から単離され
たATIIIのように動物由来のものでも周込られる。
HA−HEFはパッチ法もしくはカラムを用りて調製さ
れる。
例えば、ATfllを)fEFの緩衝溶液(p)17.
0〜8.0)中に加え、この混合物をなるぺ〈高温(3
7℃)で時々攪拌−し、形成されたATIII複金物を
その後限外濾過k、グ/I/パーミェーションクロマド
グ9フィーもしくはイオン交換クロマトグラフィーによ
シHEFから分離し、緩衝塩溶液によシ分解した後、進
−HEFを単離する。
本製法のより有益な方法は、アがロースもしくは適当な
シリカを基礎とした担体材料の如き担体材料に共有結合
したATIIを用いることである。それによ)、HEF
の複合物は非複合物から容易に分離され、例えばがラス
フィルターでの吸引で戸田される。
担体材料と共有結合したATII[はカラムの形態でも
使用でき、そこをHEFを含有した溶液を通過させる。
この方法によれば、複合性HEFおよび非複合性HEF
の両方を容易に分離できる。HEF溶液をKしたλTl
ffカラムを通過させる。)IA−)[EFがカラムに
結合する。カラム洗浄後、1〜3モルの塩化リチウム、
塩化ナトリウム又は塩化カルシウムのような塩溶液によ
りHA−HEFをカラムから溶出させる。溶出液を透析
又は限外濾過により脱塩し、メタノールで沈殿させるか
又は凍結乾燥によシHA−HEFを単離する。
上述した調製法はそれ自体、へ・母リンの製法として知
られている。これに関連しては、たとえば米国特許明細
書4,119,774および4,301,153を参照
。又、たとえばFEBS 1attsr+s  66巻
、(1976)、90〜93ページおよびBlochs
m。
and BIophys、 Rsc、 Comma 6
9巻(1976)、570〜577ページ参照。
へ/母すンを上記したような方法により処理したときは
、ATIIIに対し高い親和性を示すへ・臂リン分画(
HA−へ・ぐリン)が得られる。HA−へ・々リンの収
率は約25〜35重量%である。HEFからI(A−)
tEFを生産した場合の収率は約2〜7重量%である。
HA−へ・々リンの抗凝固活性(USP )は、へ・母
リンと比べて2〜3倍高−0HA−HEFの場合、抗凝
固作用はHEFと比べてほとんど差がない。
氾−ヘノ譬リンの抗Xa活性はヘノ4リンの約2倍であ
る。しかしながら、HA−HEFの抗Xa活性は皿Fに
比べて30〜100倍高い。
臥−ヘノリンの出血活性に対する抗血栓活性に関する有
益/危険率はへ/ヤリンと比べてほとんど差がなく、い
いかえれば、混−ヘノリンは好ましくない性質であるへ
・Iリンの出血誘発性を保持していることになる。しか
しながら、HA−HEFの有益/危険率ではHEFに比
べよシ有益であることが知見された。
この新しいHA−HEFは、ヘノリンに対し通常なされ
ている方法で、薬剤投与の形態に変換できる。
例えば注射剤とするため水に溶解し、調剤上許容される
補助剤(防腐剤およびある種の壇類)を添加することも
できる。臨床的応用としては、皮下又は静脈内注射(適
切には間欠的K)もしくはインヒユージョンとして用り
られる。他の投与方法として、スプレー吸入による肺内
投与、又は軟膏剤やクリームによる経皮投与、又は生薬
による粘膜投与も可能である。
本発明を以下に示した非制限的実施例および試験により
更に説明する。
(以下余白う 実施例1 十人Ti1lの緩衝溶g(10mg/ゴ:0.1Mリン
酸塩緩衝液pH7,8)に109/lの精製へ・ぐリン
を加え、その後、gp−人−0,043,159に記載
されているようにN−ヒドロキシサクシニミド基を含む
シリカを基材とする担体材料50[1#t−加えた。こ
の混合物を16時間室温で攪拌し、担体材料を濾過して
取シ出し、0.1MMリン酸塩緩衝液(PH7,8)で
洗浄し、次いで0.1 Mエタノールアミンで洗浄した
。その後、この物質ftO〜5℃の温度でエタノールア
ミン(0,1M )中で5時間インキュベートし、再び
0.1 M IJン酸塩緩衝液で洗浄し、続いて3Mの
塩化ナトリウムを含む0.1 Mリン酸塩緩衝液で処理
し、ヘパリンを除いた。
実施例2 HA−HEFの調製 実施例1で得られたATI固定化カラムを0.02Mリ
ン酸塩緩衝液(pH7,4)で平衡状態とした。
HEF(20II#)の緩衝溶液をこのカラム中に通過
させた(カラム材料1!当り50d)。
カラムを0.02酢酸アンモニア緩衝液(PH8,0)
で1時間洗浄し、それから0.4M塩化ナトリウム(N
aCt)を含むこの緩衝液で再度1時間洗浄した。
その後、カラムt−3Mの塩化ナトリウムを含む0.0
2M酢酸アンモニア緩衝液(pH8,0)で溶出した。
溶出液を脱塩化し、同時に、中空繊維限外r過装置によ
シ少なくとも10ダ/1ntの濃度に濃縮した。HA−
HEF ′ft濃縮溶液から75%メタノールで沈殿さ
せた。収率は3.6重量%であった。
得られたHA −HEFの平均分子量は7100Dで。
イオウ含量は10.3重量%、窒素含量は2.45重量
%、N−硫酸基1.36ミリ当量/Iを含み、0−硫酸
基1.87ミリ当量/gを含み、カルゲキシル基1,7
5ミリ当量/1.N−アセチル基0.422ミリ当量/
11.イズロン酸1.33 mmot/I1.グルクロ
ン酸0.42 mmoA/Iおよびガラクトサミン0、
07 mmot/ 9を含む・ 実施例3 アガロースゲルマトリックス上にATliを固定化し九
カラムt 0.05 M )リス−塩酸(0,1M塩化
ナトリウム)緩衝a(pi(7,5)で平衡状態とした
。HEFの同様な緩衝溶液(2oII#)をこのカラム
中に通過させた(カラム材料11当り50d)。
このカラム全上記緩衝液で洗浄し九。その後、1M塩化
カルシウムを含む0.05 M ) IJス塩酸緩衝液
(pH7,2)で溶出した。溶出液をデキストラングル
マトリックスカラムを用いたグル濾過によ)脱塩し、得
られた無塩溶液を凍結乾燥し九。
得られたHA −HEFの平均分子量ti6600D、
イオウ含量は10.1重量%、窒素含量は2.35重量
%、N−硫酸基1.31ミリ当量/11、〇−硫酸基1
.82ミリ当量/11.カル−キシル基1.78ミリ当
量/1.N−アセチル基0.403ミリ当量/I、イズ
ロン酸1.29mmot/Jl 、グルクロン酸0、4
7 m mot/ Iおよびガラクトサミン0.04B
 mot/ llを含む。
薬理学的試験 実施例2のHA−HgF ftHEF (EP−A−0
,066,908の実施例3に従って調製した)、ヘパ
リンおよびHA−へ・臂リンと比較して薬理学的試験を
行なった。
血液凝固作用 HA−HEF     5    1    370H
EF       3    0.2     8ヘノ
にリン    175    161      16
6)IA−ヘパリン 370    437     
284USP法に従って抗凝固活性を測定した。抗トロ
ンビン活性および抗X1活性は、精製牛抗トロンビンI
II、S−2238基質およびS −222基質の各々
を用いて発色基質法(ehromog@nic sub
stratsmethod )で測定しfc。
抗血栓活性 ラットを用いたUm* t m uモデル(Thror
nboaisResnarah 27巻、(1982)
353〜363イーゾ)を用いて抗血栓活性を測定した
結果 HA−)IEF      102 HEF         45 ヘノ9リン           50HA−ヘパリン
      55 出血活性 a)ラットの皮下出血試験 試験される物質を静注でj+′!、辱し九。1分後、麻
酔したラットの頚動脈を切開して出血させた。30分間
の出血液を水201117中に集めた。水中のヘモグロ
ビン濃度を分光光度計で測定し、出血の・臂ラメーター
として用いた(Journal of Bioeh@m
1atry2巻、(1983)  173ページ参照)
結果 HA−HEF      1535 HEF         510 ヘパリン        170 HA−ヘノぐリン        200(1) TD
 =生じ九出血作用の3倍の用量本データはHA−HE
Fの出血傾向がより低いことを示し、これはHEFの2
倍以上有益である。
HA−ヘパリンは一般にはヘパリンよシ出血傾向が低い
が、HEFと比較したHA−HEFの場合はどはるかに
著しい改良がみられない。
)IA−HEF(実施例2の物質) 、HEFおよびヘ
ノ臂リンについて、抗血栓作用の持続時間’5Um・t
auモデルを用いて測定した。結果を以下に示す。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)グリコサミノグリカンの混合物を基にした、(a
    )平均分子量5000から9000ダルトン、(b)窒
    素含量2〜3重量%、(c)イオウ含量8〜12重量%
    、(d)N−硫酸基の含量1.2〜1.6ミリ当量/g
    、(e)O−硫酸基の含量1.7〜2.1ミリ当量/g
    、(f)カルボキシル基の含量1.6〜2.0ミリ当量
    /g、(g)N−アセチル基の含量0.3〜0.6ミリ
    当量/g、(h)ガラクトサミン含量0.0〜0.1ミ
    リ当量/g、(i)イズロン酸の含量1.2〜1.4m
    mol/g、及び(j)グルクロン酸の含量0.3〜0
    .5mmol/gから成ることを特徴とする抗血栓剤。
  2. (2)抗凝固活性(USP)は10国際単位/mg以下
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
    抗血栓剤。
  3. (3)抗トロンビン活性はヘパリンUSPの5%以下で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第1又は2項に記
    載の抗血栓剤。
  4. (4)抗Xa活性が350〜400U/mgであること
    を特徴とする特許請求の範囲第1〜3項のいずれかに記
    載の抗血栓剤。
  5. (5)抗血栓活性(Umetsuモデル)のID_5_
    0は静注で0.2から0.4mg/kgであることを特
    徴とする特許請求の範囲第1〜4項のいずれかに記載の
    抗血栓剤。
  6. (6)出血活性に関連した抗血栓活性についてはヘパリ
    ンUSPに比べ有益/危険率で15〜50倍有益性があ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1〜5項のいずれ
    かに記載の抗血栓剤。
  7. (7)半減期がヘパリンUSPの少なくとも2倍長いこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1〜6項のいずれかに
    記載の抗血栓剤。
  8. (8)EP−A−0,066,908に記載された製品
    からATIIIを用いたアフイニテイークロマトグラフイ
    ーにより得られることを特徴とする特許請求の範囲第1
    〜7項のいずれかに記載の抗血栓剤。
  9. (9)EP−A−0,066,908に記載された製品
    を原料として用い、この製品をATIIIと接触させ、A
    TIIIとの複合物を非複合物から分離し、その複合物を
    分解して得られたグリコサミノグリカンの混合物を単離
    することを特徴とする特許請求の範囲第1〜8項のいず
    れかに記載の抗血栓剤の調整法。
  10. (10)特許請求の範囲第1〜9項の1種以上の抗血栓
    剤を含むことを特徴とする薬剤組成物。
JP61162926A 1985-07-12 1986-07-10 グリコサミノグリカンに基づく新規抗血栓剤、その調製法および薬剤組成物 Pending JPS6219520A (ja)

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NL8502009 1985-07-12
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GR (1) GR861563B (ja)
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