JPS6219512A - 養毛剤 - Google Patents

養毛剤

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JPS6219512A
JPS6219512A JP15603885A JP15603885A JPS6219512A JP S6219512 A JPS6219512 A JP S6219512A JP 15603885 A JP15603885 A JP 15603885A JP 15603885 A JP15603885 A JP 15603885A JP S6219512 A JPS6219512 A JP S6219512A
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JP
Japan
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hair
hair tonic
cyclosporin
vitamin
component
Prior art date
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JP15603885A
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English (en)
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Yoshiharu Tsuji
善春 辻
Ko Nakamura
中村 滉
Keisuke Nakajima
啓介 中嶋
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Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
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Publication date
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/30Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
    • A61K8/64Proteins; Peptides; Derivatives or degradation products thereof
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    • A61K8/67Vitamins
    • A61K8/678Tocopherol, i.e. vitamin E
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q5/00Preparations for care of the hair

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、新規な養毛剤に関する。さらに詳しくは、サ
イクロスポリン類とビタミンEまたはその有機酸エステ
ルとをを効成分とする養毛剤に関する。
〔従来の技術〕
従来、禿や脱毛の原因としては(1)毛根、皮脂腺等の
器官における男性ホルモンの活性化、(2)毛包への血
流量の低下、(3)皮脂の分泌過剰、過酸化物の生成、
細菌の繁殖等による頭皮の異常、(4)遺伝的素因、(
5)ストレス等による神経症、(6)疾病による二次的
なもの、(7)老化、等が考えられている。
このため、従来の養毛料には、前記の原因を取り除いた
り、または軽減する作用をもつ化合物が一般に配合され
ている0例えば、男性ホルモンの活性化を阻害する作用
をもつ化合物、または毛包への血流量を増加させる作用
をもつ化合物等が配合されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、脱毛や発毛の機構は非常に複雑であり、
単に男性ホルモンの活性化を阻害したり、毛包の血流量
を増加させるだけでは、禿や脱毛を充分に防止すること
はできない。
本発明者は、上記の事情に鑑み、脱毛に対して有効な作
用をもつ物質を探究し、優れた養毛作用をもつ物質を探
究した結果、免疫抑制剤として知られていたサイクロス
ポリン類が、意外にも強力な養毛作用をもつことを見出
した。この発見に基づく養毛剤については、本日別途出
願の特許111(2)「養毛剤」に記載した0本発明者
は、上記サイクロスポリン類について更に研究したとこ
ろ、これと特定の物質を組合わせて配合することにより
、サイクロスポリン頻単独の養毛効果が著しく増大する
ことを見出した6本発明の目的は、その組合わせを提供
することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
すなわち、本発明はサイクロスポリン類とビタミンEま
たはその有機酸エステルとを有効成分とする養毛剤を要
旨とするものである。以下本発明について更に詳しく説
明する。
本発明で使用するサイクロスポリン類は公知の物質であ
り、免疫抑制作用および抗炎症作用等の薬理作用をもつ
ことは従来から知られている。しかしながら、外用にす
る用途は知られておらず、養毛作用をもつことは勿論知
られていない。
本明細書において「サイクロスポリン類」とは、一群の
環状ポリ−N−メチル化ウンデカペプチド類を包括的に
指称し、例えばサイクロスポリンA、サイクロスポリン
B、サイクロスポリンC2サイクロスポリンD、サイク
ロスポリンG等、更にはサイクロスポリン類、アリルグ
リシル −サイクロスボリン類等を挙げることができる
。これらは常温で白色の粉末であり、有機溶剤例えばエ
タノール、メタノール、アセトン、エーテル、酢酸エチ
ル、ベンゼン、クロロホルム等に可溶であるが、水には
ほとんど不溶である。
前記のサイクロスポリン類の中では、サイクロスポリン
A、サイクロ乎スポリンB1サイクロスポリンC1サイ
クロスポリンD1サイクロスポリンG等が好ましく、特
にはサイクロスポリンAが好ましい。
サイクロスポリン類は、通常、サイクロスポリン類生産
能をもつ公知の菌株の培養濾液から得ることができる。
前記のサイクロスポリン類生産能をもつ菌株としては、
例えばトリボフラジラム(Tolypocla訂v属、
シ、リンドロカルボン(Cyl 1ndrocarpo
n)属、フザリウム(Fusarius+)属等を挙げ
ることができる。
前記のトリボフラジラム属の菌株としては、例えばトリ
ボフラジラム・インフラタム・ガムス(T、infla
tum Gaa+s)等の菌株を好適に使用することが
でき、シリンドロカルボン属の菌株としては、例えばシ
リンドロカルパム・ルシダム(S、 lucidum)
等の菌株を、そしてフザリウム属の菌株としては、例え
ばフザリウム・ソラニ(F、5olani)等の菌株を
好適に使用することができる。目的とするサイクロスポ
リン類は、前記のサイクロスポリン類生産能をもつ菌株
の培養濾液から有機溶剤例えば酢酸エチルまたはクロロ
ホルム等による抽出を行い、更にシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー等により精製することによって得ること
ができる。また、本発明においては、特開昭50−89
598号、特開昭52−59180号、特開昭53−1
39789号、特開昭55−55150号、特開昭56
−128725号、特開昭57−62210号、特開昭
57−63093号、特開昭57−130905号、特
開昭57−140753号の各公報等に記載された方法
によっ°て得られたサイクロスポリン類も使用すること
ができる。
本発明で使用するビタミンEは、公知の物質である。例
えば、α−トコフェロール、β−トコフェロール、r−
)コフェロール、δ−トコフェロール、ε−トコフェロ
ール、ζ1−トコフェロール、ζg)コフェロール、η
−トコフェロール等を挙げることができる。これらは常
温下で粘稠な非晶質の油性物質であり、油脂類、アセト
ン、アルコール、クロロホルムまたはエーテル等に易溶
であるが、水には難溶である。前記のビタミンEは、有
機酸エステルの形で使用することができる。その有機酸
エステルの有機酸としては、例えば酢酸、コハク酸、ニ
コチン酸、ビタミンA酸等を挙げることができる。
本明細書において「養毛効果」または「養毛作用」とは
、脱毛予防、毛止および発毛の促進、ならびに育毛を意
味する。
1皿■ 次に、サイクロスポリン類およびビタミンEまたはその
有機酸エステルを養毛料として適用するだめの製剤化に
ついて述べる。
本発明の養毛剤は、サイクロスポリン類とビタミンEま
たはその有機酸エステルの他に、製薬上許容することの
できる添加剤および他の薬剤を加えた混合物の形で使用
する。
前記の添加剤としては、例えば、ヒノキチオール、ヘキ
サクロロフェン、フェノール、ベンザルコニウムクロリ
ド、セチルピリジニウムクロリド、ウンデシレン酸、ト
リクロロカルバニリド、およびビチオノール等の抗菌剤
、グリチルリチン酸およびそのアンモニウム塩等の誘導
体、アラントイン、メントール等の消炎清涼剤、サリチ
ル酸、亜鉛およびその化合物、乳酸およびそのアルキル
エステル等の薬剤、オリーブ油、マカデミアナツツ油、
スクワラン等の動植物油、流動パラフィンに代表される
炭化水素油、イソプロピルミリステート、セチルイソオ
クタノエート、2−エチルへキシルパルミテート等のエ
ステル油、ミツロウ、カルナバロウ等のワックス類、高
級脂肪酸、高級アルコールなどの油分、水、乳酸および
そのエチルエステル等の誘導体、ポリエチレングリコー
ル、グリセリン、ソルビトール等の多価アルコール、エ
タノール等の低級アルコール、ムコ多糖類、ピロリドン
カルボン酸塩等の保湿剤、カルボキシビニルポリマー、
ゼラチン、アラビアガム、ポリビニルアルコール等の増
粘剤、界面活性剤、香料、酸化防止剤、紫外線吸収剤、
色素等を挙げることができ、これらを1種または2種以
上混合して使用する。
本発明の養毛剤の剤型は、外用できるものであれば任意
の形態であることができる。例えば、ローション、リニ
メント、乳液等の外用液剤、クリーム、軟膏、パスタ、
ゼリー、スプレー等の外用半固型剤等を挙げることがで
きる。
本発明の養毛剤には有効成分であるサイクロスポリン類
を0.001〜10重量%、好ましくは0.01〜5重
量%の範囲で含有させ、ビタミンEまたはその有機酸エ
ステルを0801〜10重量%、好ましくは0.05〜
5重量%の範囲で含有させる。サイクロスポリン類とビ
タミンEまたはその有機酸エステルとの重量比は1:1
〜1:IO2000、好ましくは1:1〜1 : 1,
000の範囲である。
役亙厄皿 本発明の養毛剤は、皮膚に直接に塗布または散布する経
皮投与による投与方法をとる。
本発明の養毛剤の投与量は、年齢、個人差、病状等によ
って変化するので明確には規定できないが、一般に人を
対象とする場合、サイクロスポリン類の経皮投与量は体
重1 kgおよび1日当たり、0.0001〜10■好
ましくは0.001〜1■であり、そしてビタミンEま
たはその有機酸エステルの経皮投与量は、体重1 kg
および1日当たり0.001〜10命好ましくは0.0
1〜5■である。前記の量を1日に1回または2回〜4
回に分けて投与することができる。
〔実施例〕
以下、実施例によって本発明による養毛剤の製剤化方法
および養毛効果を具体的に説明する。実施例中の%は重
量%を表す。
貫L−L 以下の組成からなるローションを調整した。
95%エタノール        80.0サイクロス
ポリンA         O,001α−トコフェロ
ール酢酸エステル 0.01ヒノキチオール     
     0.01硬化ヒマシ油のエチレンオキシド (40モル)付加物       0.5精製水   
          19.0香料および色素    
     適量95%エタノールに、サイクロスポリン
A1α−トコフェロール酢酸エステル、ヒノキチオール
、硬化ヒマシ油のエチレンオキシド(40モル)付加物
、香料および色素を加えて、攪拌溶解し、ついで精製水
を加えて透明液状のローションを得た。
このローションは、1日1回〜4回皮膚に塗散布するこ
とができる。
班−1 以下の組成のA相とB相とから、乳液を調製した。
(A相) 鯨ロウ             0.5セタノール 
           2.0ワセリン       
      5.0スクワラン          1
0.0ポリオキシエチレン(10モル) モノステアレート        2.0ソルビタンモ
ノオレエー)     1.0ジヒドロサイクロスポリ
ンB    O,5β−トコフェロールビタミンA酸 エステル            1.0(B相) グリセリン          10.0精製水   
          68.0香料、色素および防腐剤
     通量A相およびB相をそれぞれ加熱して溶解
し、80℃に保つ。両相を混合乳化し、攪拌しながら常
温まで冷却して乳液を得た。
この乳液は、1日1回〜4回、皮膚に塗散布することが
できる。
五−主 以下の組成のA相とB相とから、クリームを調製した。
(A相) 流動パラフィン         5.0セトステアリ
ルアルコール    5.5ワセリン        
     5.5グリセリンモノステアレート   3
.0ポリオキシエチレン(20モル) 2−オクチルドデシルエーテル  3.0r−)コフェ
ロール       10.0プロピルパラベン   
     0.3(B相) イソサイクロスポリンC10,0 グリセリン          ?、 0ジプロピレン
グリコール    20.0ポリエチレングリコール4
000  5.0へキサメタリン酸ソーダ     0
.005精製水            25.695
A相を加熱溶解して70℃に保つ。別にB相を加熱溶解
して70℃に保つ、A相中にB相を加えて攪拌し、得ら
れたエマルジョンを冷却してクリームを得た。
このクリームは、1日1回〜4回、皮膚に塗布すること
ができる。
1111口劃1医 側発明の養毛剤の養毛作用を調べるために、トリコグラ
ム試験および綿毛転換率試験を実施した。
再試験において、男性被検者70名ずつを、それぞれ1
0名ずつの7つの群に分け、各群の被検者以下余白 表   1 前記の各エタノール溶液は、°1日2mlを2回に分け
て被検者の頭皮に塗布した。
(1)トリクグラム試験 前記の各エタノール溶液の使用前および使用後の抜去毛
髪の毛根を顕微鏡下で観察し、゛毛根の形態から休止期
毛根数を計数し、その割合の増減によって各エタノール
溶液の養毛効果を比較した。
休止期毛根とは成長の止まった毛の毛根である。
脱毛を訴える人は、この休止期毛根の数が正常の人のも
のよりも多いので、この休止期毛根の減少から養毛効果
を評価した。各エタノール溶液の頭皮への塗布を3力月
間継続し1.塗布直前および3力月間塗布終了直後に各
々゛抜去した毛髪の毛根を、被検者1名につき60本ず
つ調べた。結果を表2に示す。
以下余白 表2 トリコグラム試験結果 (2)純毛転換率試験 男性型脱毛症の被検者70名の各々の頭部うぶ毛部位3
カ所において、前記の各エタノール溶液の塗布前後にお
ける、うぶ毛から純毛への転換率を比較した。純毛とは
うぶ毛以外の毛、すなわち長さ14tm以上の毛をいい
、うぶ毛から純毛への転換は養毛効果を意味する。
各エタノール溶液の塗布直前および4力月間塗布終了直
後に、前記の頭部うぶ毛部位を接写写真盪影して転換率
を測定した。純毛への転換率は3カ所の平均をパーセン
トで示した。結果を表3に示す。
以下余白 表3 純毛転換率試験結果 上記結果から明らかなように、サイクロスポリン類の養
毛剤としての効果は著しく、更にビタミンEまたはその
有機酸エステルと併用することによりその効果は著しく
増強された。このように本発明に係る養毛剤は優れた養
毛効果をもっている。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、サイクロスポリン類とビタミンEまたはその有機酸
    エステルとを有効成分とする養毛剤。
JP15603885A 1985-07-17 1985-07-17 養毛剤 Pending JPS6219512A (ja)

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