JPS62194704A - 可変電力分配器 - Google Patents
可変電力分配器Info
- Publication number
- JPS62194704A JPS62194704A JP3666286A JP3666286A JPS62194704A JP S62194704 A JPS62194704 A JP S62194704A JP 3666286 A JP3666286 A JP 3666286A JP 3666286 A JP3666286 A JP 3666286A JP S62194704 A JPS62194704 A JP S62194704A
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- Japan
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- phase
- variable
- signal
- distribution means
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- Prior art date
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- Pending
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Amplifiers (AREA)
- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
この発明は可変電力分配器に係り、特に可変移相器の位
相量設定方法に関する。
相量設定方法に関する。
(従来の技術)
従来より、第1図に示すような可変電力分配器がよく知
られている。すなわち、第1図において11はマジック
T、 12.13はそれぞれ位相量をφ1.φ2とする
第1及び第2の可変移相器、14は90″ハイブリツド
、15.16は第1及び第2の負荷、17はダミー負荷
、18は電力O!−給源である。
られている。すなわち、第1図において11はマジック
T、 12.13はそれぞれ位相量をφ1.φ2とする
第1及び第2の可変移相器、14は90″ハイブリツド
、15.16は第1及び第2の負荷、17はダミー負荷
、18は電力O!−給源である。
」−2マジックTllは、第2図(a)に示すように、
入力信号aを互いに同相の信号す、cに分配するもので
ある。上記90’ハイブリツド14は、同図(b)に示
すように、一方の入力信号eを互いに90’位相が異な
る信号el、e2に分配し、他方の入力信号fを互いに
90″位相が異なる信号f1.f2に分配するものであ
る。つまり、一方の出力信号gはg−el +f2とな
り、他方の出力信号りはh−e2+flとなる。
入力信号aを互いに同相の信号す、cに分配するもので
ある。上記90’ハイブリツド14は、同図(b)に示
すように、一方の入力信号eを互いに90’位相が異な
る信号el、e2に分配し、他方の入力信号fを互いに
90″位相が異なる信号f1.f2に分配するものであ
る。つまり、一方の出力信号gはg−el +f2とな
り、他方の出力信号りはh−e2+flとなる。
第1図に示す可変電力分配器は入力信号a2に対して回
路が完全に整合がとれており、マジックT 11.可変
移相器12.13.90″ハイブリツド14でそれぞれ
3 [dB]のレベルダウンがあるとすると、第1及び
第2の負荷15.16への供給電力b3゜b4は1 、a2e−jF−(φl+φ2+r) ・・・(1) 一8□、−jF(φl+φ2+r) ・・・(2) となる。したがって、2つの出力間の電力分配比γは、 ・・・(3) と与えられることになり、一対の移相器12.13間の
位相差 Δ−φ2−φl ・・・(
4)の関数となっていることがわかる。
路が完全に整合がとれており、マジックT 11.可変
移相器12.13.90″ハイブリツド14でそれぞれ
3 [dB]のレベルダウンがあるとすると、第1及び
第2の負荷15.16への供給電力b3゜b4は1 、a2e−jF−(φl+φ2+r) ・・・(1) 一8□、−jF(φl+φ2+r) ・・・(2) となる。したがって、2つの出力間の電力分配比γは、 ・・・(3) と与えられることになり、一対の移相器12.13間の
位相差 Δ−φ2−φl ・・・(
4)の関数となっていることがわかる。
以上が第1図に示したタイプの可変電力分配器の原理で
あるが、従来のものは式(3)に示す位相差Δを実現す
るために一方の移相器(例えば第1め移相器12)の設
定位相量をφ1−0としておき、他方の移相器(この場
合節2の移相器1B)の設定位相口のみを変化させるこ
とによって、Δ■φ2 (’、’φ1−0)
・・・(5)を実現していた。また、電力分配比
を反転させたい場合には、φ2−0としてφlのみを変
化させることによって、 Δ−φl (’、’φ2−O) ・・・(
6)を実現していた。
あるが、従来のものは式(3)に示す位相差Δを実現す
るために一方の移相器(例えば第1め移相器12)の設
定位相量をφ1−0としておき、他方の移相器(この場
合節2の移相器1B)の設定位相口のみを変化させるこ
とによって、Δ■φ2 (’、’φ1−0)
・・・(5)を実現していた。また、電力分配比
を反転させたい場合には、φ2−0としてφlのみを変
化させることによって、 Δ−φl (’、’φ2−O) ・・・(
6)を実現していた。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、上記のような従来の可変電力分配器に対
する位相量設定方法では、式(1)、 (2)より明ら
かなように、出力b3.b4の位相がφ2またはφlの
関数となってしまうため、電力分配比の変化に伴って出
力b3.b4の位相も変化してしまうことを考慮しなけ
ればならない。このことはこの可変電力分配器を単体で
使用する場合にはそれほど問題とならないが、複数個用
いて可変ビーム合成器等を構成した場合には、電力分配
比の変化に伴い出力位相が変わってしまうため問題とな
る。従来はこの位相量を補正するため電力分配器とは別
に移相器を設ける必要があった。
する位相量設定方法では、式(1)、 (2)より明ら
かなように、出力b3.b4の位相がφ2またはφlの
関数となってしまうため、電力分配比の変化に伴って出
力b3.b4の位相も変化してしまうことを考慮しなけ
ればならない。このことはこの可変電力分配器を単体で
使用する場合にはそれほど問題とならないが、複数個用
いて可変ビーム合成器等を構成した場合には、電力分配
比の変化に伴い出力位相が変わってしまうため問題とな
る。従来はこの位相量を補正するため電力分配器とは別
に移相器を設ける必要があった。
この9発明は、上記のような問題を改善するためになさ
れたもので、二つの出力の位相差を常に一定の値に保っ
たまま電力分配比を変化できる可変電力分配器を提供す
ることを目的とする。
れたもので、二つの出力の位相差を常に一定の値に保っ
たまま電力分配比を変化できる可変電力分配器を提供す
ることを目的とする。
[発明の構成]
(問題点を解決するための手段)
すなわち、この発明に係る可変電力分配器は、第1の分
配手段によって入力信号を互いに同相の第1及び第2の
信号に分配し、この第1の分配手段からの第1の信号の
位相を第1の可変移相器によって第1の位相量φlだけ
変化させ、前記第1の分配手段からの第2の信号の位相
を第2の可変移相器によって第2の位相量φ2だけ変化
させ、第2の分配手段に前記第1及び第2の可変移相器
の両□出力信号を供給し、互いに一方の信号の位相をπ
/2変化させた後に他方の信号と合成して、電力比が前
記第1及び第2の位相量の位相差φ2−φ1に対応した
第3及び第4の信号を出力する可変電力分配器において
、前記第1及び第2の可変移用λ;の前記第1及び第2
の位相量φl、φ2(但しΦは基準位相量、Δ−φ2−
φ1)の関係を保って変化させることにより、前記第2
の分配手段の出力電力比を可変するようにしたことを特
徴とするものである。
配手段によって入力信号を互いに同相の第1及び第2の
信号に分配し、この第1の分配手段からの第1の信号の
位相を第1の可変移相器によって第1の位相量φlだけ
変化させ、前記第1の分配手段からの第2の信号の位相
を第2の可変移相器によって第2の位相量φ2だけ変化
させ、第2の分配手段に前記第1及び第2の可変移相器
の両□出力信号を供給し、互いに一方の信号の位相をπ
/2変化させた後に他方の信号と合成して、電力比が前
記第1及び第2の位相量の位相差φ2−φ1に対応した
第3及び第4の信号を出力する可変電力分配器において
、前記第1及び第2の可変移用λ;の前記第1及び第2
の位相量φl、φ2(但しΦは基準位相量、Δ−φ2−
φ1)の関係を保って変化させることにより、前記第2
の分配手段の出力電力比を可変するようにしたことを特
徴とするものである。
(作用)
つまり、上記構成による可変電力分配器は、第1及び第
2の可変移相器の各設定位相量φ1゜φ2をそれぞれ の関係を保つようにして変化させることにより、位相差
Δに伴う二つの出力間の電力分配比を変化させ、これに
よって二つの出力の位相差が常に一定の値となるように
している。
2の可変移相器の各設定位相量φ1゜φ2をそれぞれ の関係を保つようにして変化させることにより、位相差
Δに伴う二つの出力間の電力分配比を変化させ、これに
よって二つの出力の位相差が常に一定の値となるように
している。
(実施例)
以下、第1図に示した可変電力分配器にこの発明を適用
した場合の一実施例を説明する。
した場合の一実施例を説明する。
今、第1図に示した可変移相器12.13の最大位相量
をΦmaxとするとき、第1の移相器12の設定位相量
φ1を φl−Φa+ax / 2−Δ/ 2 −(7
)とし、第2の移相器13の設定位相量φ2をφ2−Φ
max / 2+Δ/2 ・・・(8)とする
と、式(1)、 (2)はそれぞれ、■ b3.=a2 e−’r(ΦIaX”2−)、l b4− a2 e−’r(Φl1aX”2−)となる。
をΦmaxとするとき、第1の移相器12の設定位相量
φ1を φl−Φa+ax / 2−Δ/ 2 −(7
)とし、第2の移相器13の設定位相量φ2をφ2−Φ
max / 2+Δ/2 ・・・(8)とする
と、式(1)、 (2)はそれぞれ、■ b3.=a2 e−’r(ΦIaX”2−)、l b4− a2 e−’r(Φl1aX”2−)となる。
すなわち、上式(9)、 (10)より、式(7)、
(8)に基づいて第1及び第2の可変移相器12.1
3の移相設定を行なうと、出力b3.b4の位相差は電
力分配比の大きさにかかわることなく常に一定値をとる
ことがわかる。
(8)に基づいて第1及び第2の可変移相器12.1
3の移相設定を行なうと、出力b3.b4の位相差は電
力分配比の大きさにかかわることなく常に一定値をとる
ことがわかる。
したがって、上記のようにΦa+ax / 2を中心に
、一方の移相器の位相°量を(Φff1ax / 2−
Δ/2)たけ変化させると同時に、他方の移相器の位相
量を(Φwax / 2+Δ/2)だけ変化させれば、
二つの出力間の電力分配比を変化させても二つの出力の
位相差Δを常に一定とすることができ、これによって複
数個用いて可変ビーム合成器等を構成する場合でも、従
来のように位相補正用の可変移相器を設ける必要がない
ので、小型化およびコスト低減を望むことができる。さ
らに、基準位相量Φを可変移相器の最大可変位相量Φ1
1aXの1/2に設定しているので、可変移相器の可変
能力を最大限利用することができ、電力分配比の可変量
も最大とすることができる。
、一方の移相器の位相°量を(Φff1ax / 2−
Δ/2)たけ変化させると同時に、他方の移相器の位相
量を(Φwax / 2+Δ/2)だけ変化させれば、
二つの出力間の電力分配比を変化させても二つの出力の
位相差Δを常に一定とすることができ、これによって複
数個用いて可変ビーム合成器等を構成する場合でも、従
来のように位相補正用の可変移相器を設ける必要がない
ので、小型化およびコスト低減を望むことができる。さ
らに、基準位相量Φを可変移相器の最大可変位相量Φ1
1aXの1/2に設定しているので、可変移相器の可変
能力を最大限利用することができ、電力分配比の可変量
も最大とすることができる。
尚、この発明は上記実施例のように基準位相量を限定す
る必要はなく、要はφl及びφ2が所定の位相量Φ。を
基準として を満足するように常に設定されれば電力分配比の大きさ
にかかわることなく、常に2出力の位相差を一定に保つ
ことができる。つまり、上記実施例ではΦ0−Φwax
/ 2の場合を示している。
る必要はなく、要はφl及びφ2が所定の位相量Φ。を
基準として を満足するように常に設定されれば電力分配比の大きさ
にかかわることなく、常に2出力の位相差を一定に保つ
ことができる。つまり、上記実施例ではΦ0−Φwax
/ 2の場合を示している。
[発明の効果]
以上のようにこの発明によれば、二つの出力の位相差を
常に一定に保ったまま電力分配比を変化できる可変電力
分配器を提供することができる。
常に一定に保ったまま電力分配比を変化できる可変電力
分配器を提供することができる。
第1図は可変電力分配器の基本構成を示すもので、この
発明の一実施例を説明するためのブロック回路図、第2
図は上記可変電力分配器を構成するマジックT及び90
@ハイブリツドの動作を説明するための図である。 11・・・マジックT、 12.13・・・可変移相器
、14・・・90°ハイブリツド、15.10・・・負
荷、17・・・ダミー負荷、18・・・電力供給源。
発明の一実施例を説明するためのブロック回路図、第2
図は上記可変電力分配器を構成するマジックT及び90
@ハイブリツドの動作を説明するための図である。 11・・・マジックT、 12.13・・・可変移相器
、14・・・90°ハイブリツド、15.10・・・負
荷、17・・・ダミー負荷、18・・・電力供給源。
Claims (2)
- (1)入力信号を互いに同相の第1及び第2の信号に分
配する第1の分配手段と、この第1の分配手段からの第
1の信号の位相を第1の位相量φ1だけ変化させる第1
の可変移相器と、前記第1の分配手段からの第2の信号
の位相を第2の位相量φ2だけ変化させる第2の可変移
相器と、前記第1及び第2の可変移相器の両出力信号が
供給され互いに一方の信号の位相をπ/2変化させた後
に他方の信号と合成して電力比が前記第1及び第2の位
相量の位相差φ2−φ1に対応した第3及び第4の信号
を出力する第2の分配手段とを具備する可変電力分配器
において、前記第1及び第2の可変移相器の前記第1及
び第2の位相量φ1、φ2をそれぞれφ1=Φ−Δ/2
、φ2=Φ+Δ/2(但しΦは基準位相量、Δ=φ2−
φ1)の関係を保って変化させることにより、前記第2
の分配手段の出力電力比を可変するようにしたことを特
徴とする可変電力分配器。 - (2)前記基準位相量Φを前記可変移相器の最大可変位
相量の1/2に設定したことを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載の可変電力分配器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3666286A JPS62194704A (ja) | 1986-02-21 | 1986-02-21 | 可変電力分配器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3666286A JPS62194704A (ja) | 1986-02-21 | 1986-02-21 | 可変電力分配器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62194704A true JPS62194704A (ja) | 1987-08-27 |
Family
ID=12476067
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3666286A Pending JPS62194704A (ja) | 1986-02-21 | 1986-02-21 | 可変電力分配器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62194704A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0389672A2 (en) * | 1989-03-30 | 1990-10-03 | EMS Technologies, Inc. | Hybrid mode RF phase shifter |
-
1986
- 1986-02-21 JP JP3666286A patent/JPS62194704A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0389672A2 (en) * | 1989-03-30 | 1990-10-03 | EMS Technologies, Inc. | Hybrid mode RF phase shifter |
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