JPS62194535U - - Google Patents

Description

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の斜視図、第２図は折畳んだ後
の前斜視図、第３図は両側板と底板との掛け合い
を示した掛け金の断面図、第４図は押しボタンの
斜視図、第５図は底板が落下して錠鈎を側板内に
圧縮する所を示したもの、第６図は本考案の組立
動作を示した手順１で第２図の斜視図、第７図は
組立動作手順２の斜視図、第８図は手順３、第９
図は手順４の斜視図で箱又は篭を形成する直前を
示したものである。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 本考案は動力操作による折畳箱で主として
   、両側枠板と前後枠板で形成した矩形若しくは正
   方形の上部枠１、蝶番で上部枠両側の下部に枢設
   した両側板２、蝶番で上部枠前後の下部に枢設し
   た前・後板４，５と底板３より形成される。 上部枠の内部両側底縁には短槽が設けてある。
   各側板は内側に二本の縦長槽を、上部枠短槽に対
   応させ、また底部両側に凸鍵を設けている。 前後板の底部両側には凸鍵が設けてある。底板
   の両側縁には側板の凸鍵に対応して凹槽が設けて
   ある。また底板前後縁は前後板の凸鍵に対応して
   凹槽が設けてある。又両側板の縦長槽に対応して
   凸縁を設け、縦長槽に沿つて底板が上下に滑動す
   るようにしている。 上部枠の各側面枠板の高さは前後枠板の高さよ
   り高くその段差は各板を水平に折畳んだ時の厚さ
   に等しく、上から最上層に後板と前板、中槽に底
   板、最低層に両側板の順序に折畳まれる。 反対に箱を形成する場合は両側板を放すと、両
   側板が直立すると共に底板は重力が作用して両側
   板の縦長槽に沿つて滑り落ち、次に前後板が各々
   回転して直立し、遂に矩形若しくは正方形の立方
   体を呈した箱又は篭を形成し、組立てた箱を上下
   逆にすれば又重力によつて折畳み、体積が縮小し
   て運搬又は収納の便利を計る前記重力による折畳
   箱。 (2) 上記第１項記載の折畳箱は掛け金装置を有
   し箱が折畳まれた状態で両側板が底板に掛け合う
   ようになつていること。 掛け金装置は二つのラツチを有し、各ラツチ両
   端はスプリングを介してスリーブ内に挿入されて
   いる。各ラツチ頂部は凸縁を有し、釈放ボタンを
   スリーブと共に底板前方の凹座に設け、押しボタ
   ンを外側に露出させ、ボタン内部は相対して両側
   に傾斜面を連設している。 又、両ラツチに対応して錠鈎が各々スプリング
   と共に各側板底部内側の凹座に設けてある。錠鈎
   は第一傾斜面と鈎を有し側板を折畳んだ時に底板
   の下部にあるラツチに対応して掛け合うようにし
   ていること。 尚、押しボタンを押すとボタンに連設した各傾
   斜面の移行によつて各ラツチの両凸縁を圧縮し、
   両ラツチと共に中央方向に圧縮され、錠鈎を両ラ
   ツチの掛け合いが外れ、各側板は釈放される。 又、錠鈎の第１斜面の頂部から反対側に第二斜
   面を側板の内側表面に迄形成し、側板が直立して
   底板が落下する際に錠鈎が各々凹座内に収縮する
   こと。