JPS6219445A - 制振シ−ト - Google Patents

制振シ−ト

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JPS6219445A
JPS6219445A JP15879885A JP15879885A JPS6219445A JP S6219445 A JPS6219445 A JP S6219445A JP 15879885 A JP15879885 A JP 15879885A JP 15879885 A JP15879885 A JP 15879885A JP S6219445 A JPS6219445 A JP S6219445A
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JP
Japan
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parts
weight
vibration damping
damping sheet
resin
Prior art date
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Pending
Application number
JP15879885A
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English (en)
Inventor
純一 佐藤
内藤 準一郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く産業上の利用分野〉 本発明は、車両床面等の振動を生じる金属製基体上に貼
着させて振動の減衰を図るための制振シートであって、
粘着材層の上面に拘束層が形成されているものに関する
〈従来の技術〉 従来、車両床面の制振は、各種ゴム成分又はそれらに瀝
青質成分を混線後、押出して粘着シートとなし、該制振
シートを床面にセット後、加熱軟化させて、床面に沿わ
せるとともに融着させていた。しかし、これらの粘着シ
ートのみで十分な制振性能を得るにはシートを厚くしな
ければならず、重量増大につながるとともに、厚くして
も高温側においては十分な制振性能を得がたかった。そ
  □こで、粘着材層の上面に半硬化状態の熱硬化性樹
脂からなる拘束層を形成した制振シートが提案されてい
る(特開昭58−74930号公報参照)〈発明が解決
しようとする問題点〉 この制振シートは、厚みを余り増大、即ち重量を余り増
大させなくても、良好な制振性能は得られるが、粘着材
層の感温性が高く、良好な制振性能を得られる温度領域
が狭く、特に高温側では粘着材層が流動域に入り、制振
性能が低下したり、さらには、車両床面等と振動基体と
の接着力が低下するという問題点があった。
〈発明の目的〉 本発明は、上記にかんがみて、良好な制振性能が、幅広
い温度領域にわたって得られ、また、特に高温側での振
動基体との接着力も十分である制振シートを提供するこ
とを目的とする。
く問題点を解決するための手段〉 本発明者らは、上記問題点を、解決すべく、鋭意開発に
努力した結果、粘着材層の上面に拘束層が形成されてい
る制振シートにおいて、前記拘束層を半硬化状態の熱硬
化性樹脂で形成し、前記粘着材層を、ゴム成分と瀝青質
成分とからなるマトリックスに対して、ゴム成分と共架
橋可能な架橋系の熱硬化性樹脂、特定の粘着付与剤及び
特定の無機フィラーをそれぞれ特定量配合してなる材料
で形成すればよいことを見い出し、本発明を完成した。
〈実施の態様〉 以下、本発明の制振シートについて、詳細に説明する。
以下の説明で配合蓋単位r部」は特にことわらない限り
「重量部」のことである。
第1図に示すように、粘着材層1の上面に拘束NI2が
形成されている。
上記粘着材層lは、下記マトリックス(1)に対して下
記配合剤(2)を配合した材料をニーダ−等で混練して
押し出して成形する。この粘着材層lの厚みは、厚くす
る方が制振性能が良好となるが、軽量化の見地から通常
0.05〜10腸謄、望ましくは0.5〜5■層とする
(1)マトリックス(母材)は、ゴム成分20〜80部
と瀝青質成分80〜20部とからなる。ここでゴム成分
が20部未満であると、加熱処理後非常にもろくなり、
さらに後述の熱硬化性樹脂の硬化反応の際におこる共架
橋による高温側での制振性能の改善等の効果がみられな
い、また、瀝青系成分が20部未満では、加熱処理にお
ける熱流動化が不十分で、乾燥工程における車両床面の
凹凸形状への追従性に問題が発生しやすい。
上記ゴム成分としては、NR,NBR,IIR、EPD
M、EPM、SBR,CR等の各種ゴム又はそれらの再
生ゴムを一種又は二種以上混合したものを用いる。
瀝青質成分としては、ストレートアスファルト、ブロン
アスファルト、その他天然アスファルトの一種又は二種
以上混合したものを用いる。
(2)上記マトリックスに対して、下記それぞれ例示の
配合剤■ゴム成分に対して共架橋可能の架橋系の熱硬化
性樹脂lO〜200部、■粘着付与剤lO〜150部、
■無機フィラー 100〜1000部を配合する。
ここで、熱硬化性樹脂が10部未満であると低温から高
温全域にわたり制振性能の改善が見られず、200部を
超えると、熱硬化性樹脂の特性が大きくあられれ、材料
費が高くつくとともに、制振性能を発揮する温度領域が
、高温側にシフトしすぎてしまい、通常使用する温度領
域(0〜80℃)ではかえって、制振性能が低下する。
粘着付与剤が10部未満であると、制振性能改良効果が
小さく(無機フィラーの母材との結合作用を奏しないた
めと推定される)、150部を超えると高温域における
制振性能が低下する(高温時における流動性が増大する
ため)。
無機フィラーが100部未満であると、無機フィラーに
よる配合効果、即ち制振性能の改善効果を奏せず、10
00部を超えてもほとんど制振性能の改善効果が増大せ
ず、さらには混線性・押出成形性等が悪くなり作業性が
低下する。
■不飽和ポリエステル樹脂、シリコーン樹脂。
フェノール樹脂、ジアリルフタレート樹脂、メラミン樹
脂、エポキシ樹脂、ユリア樹脂等を例示できる。
ここで、ゴム成分がNR、SBR、EPDM。
EPM、BR,フッ素ゴム、シリコーンゴム、ウレタン
ゴム等の場合は、硬化剤として有機過酸化物と併用する
不飽和ポリエステル樹脂やシリコーン樹脂、ジアリルフ
タレート樹脂、エポキシ−アクリレート樹脂を選択する
また、ゴム成分はIIR,NBR,CR等の場合、ヘキ
サメチレンテトラミンを混合したフェノール樹脂を選択
する。
■石油系炭化水素樹脂、クマロン系樹脂、フェノール系
樹脂、キシレン樹脂及びロジンから選ばれる1種又は2
種以上の混合物を例示できる。
通常、これらの粘着付与剤は軟化点60℃以上である0
石油系炭化水素樹脂としては、芳香族系、脂肪族系1合
成ポリ瞥テルペン系いずれでもよいが、特に高温側に制
振性能をシフトしたい場合は、軟化点の高い芳香族系が
望ましい、上記クマロン系樹脂としては、クマロン−イ
ンデン樹脂が代表的なものである。フェノール系樹脂と
しては、p−t−ブチルフェノール・アセチレン樹脂。
ノボラック樹脂(B段階)、テルペン・フェノール樹脂
等を例示できる。
■5in2を主体とするケイ素化合物群及び炭酸カルシ
ウム(重質・軽質)又は硫酸バリウム(パライト粉・沈
降性)から選ばれる1種又は2種以上の混合物を例示で
きる。これらの無機フィラーは、粉粒体(粉末状、フレ
ーク状、!a粒状等)又は繊維いずれでもかまわないが
、前者の大きさは0.5〜500ILm、後者の長さは
、く25量−とする、上記5i02を主体とするケイ素
化合物群としては、粉粒体状のクレー(ハード・ソフト
)、タルク、ミルドガラス、ガラスフレーク、繊維状の
ガラス繊維等を挙げることができ、さらに特殊なものと
してかさ比重<0.6のシラスバルーン、ガラスバルー
ン、発泡石等の無機発泡体も使用できる。この無機発泡
体を使用した場合は、制振シートの軽量化が可能となる
上記拘束層lは、半硬化状態の熱硬化性樹脂からなる。
ここで、半硬化状態とは、常温において粘着性を示さず
、加熱処理時、初期軟化若しくは流動化後硬化して実質
的な剛体を形成するものをいう、熱硬化性樹脂としては
、前記粘着材層に使用したものを例示できる。この熱硬
化性樹脂には、補強のために、ガラス繊維9石綿、マイ
カ、炭酸カルシウム等の強化材、充填材等を混入させる
ことが望ましい、この拘束層の粘着材層への積層は、特
に限定されないが、乾燥膜厚が0.05〜2m厘の厚み
になるように、粉末状の未硬化熱硬化性樹脂をふりかけ
るか、又は、液体状の未硬化熱硬化性樹脂を塗布した後
、半硬化状態となるように加熱処理して形成する。
この制振シートの車両床面への貼着は、所定形状に打ち
抜いて車両床面に設置後、乾燥炉内を通して加熱処理を
行なう、その間に、制振シートは、熱軟化若しくは流動
化して床面形状に十分なじんだ後1強固に融着する。こ
のとき、加熱処理工症 普の熱により、拘束層の熱硬化性樹脂、及び粘着材層に
配合されている熱硬化樹脂は、それ自体架橋硬化し、さ
らに粘着材層においては熱硬化性樹脂は、ゴム成分と共
架橋して制振性能の増大にそれぞれ確実に寄与する。
第1表に示す各組成の材料をニーグーで混練後、厚さ2
 ms+tのシート状物を押出して粘着材層を形成した
。さらに、第2表に示す組成の熱硬化性樹脂材料を粘着
材層上に、乾燥膜厚1g+層となるように塗ia t、
た後、加熱処理(120℃×5分)して半硬化させてm
層して各制振シートを得た。
〈実施例〉 第1表に示す組成の材料を、ニーグーで混練後、厚さ2
 matのシート状物に押し出して各制振シートを得た
上記各制振シートについて、下記各項目の試験を行なっ
た。各試験結果を第3表に示す。
(a)制振性能試験 各制振シートを打ち抜いて鉄板基体(200X200 
Xo、8m5t ) 上ニー1=ッ)後、150”0X
30分の条件で熱処理を行ない、鉄板基体上に貼着させ
て各試験片を得た。
各試験片について、明石製作所■製の振動解析装置(メ
カニカルインピーダンス法)ヲ用いて、0℃ 、 25
℃ 、 40℃ 、60 ℃ 、 80℃ 、io。
”C,120℃の各温度における損失係数(η)を測定
した。なお、測定周波数範囲は20〜1000Hzであ
る。
(b)せん断接着力試験 各制振シートから、輻25層厘、長さ120−■に切り
出した試験片を、120X25X1mlの鋼板を25腸
層ラップさせ、150℃×30分の条件で加熱融着後、
インストロン型引張試験機でせん断接着力(25℃、8
0℃)を求めた。
(d)凹凸板金への形状追従試験 各制振シートから、輻200層層、長さ200層層に切
り出した試験片を、第3図に示す凹凸鋼板上に静置し、
150℃X30分の条件で加熱処理した後の形状追従性
を見た、第2図に示すように隙間なく密着しているもの
を0”、隙間のあるものを“X”とした。
第   1   表 〈発明の効果〉 本発明の制振シートは、拘束層が半硬化状態の熱硬化性
樹脂で形成されており、粘着材層が、ゴム成分と瀝青質
成分とからなるマトリックスに対して、ゴム成分と共架
橋可能な架橋系の熱硬化性樹脂、特定の粘着付与剤及び
特定の無機フィラーをそれぞれ特定量配合してなる材料
で形成することにより、上記実施例で明らかな如く・、
下記のような効果を奏する。
(a)良好な制振性能を幅広い温度領域にわたって得る
ことができる。
(b)加熱処理時における流動性に優れ、車両床面の凹
凸形状に十分になじむとともに、振動基体(車両床面)
との接着力(特に高温側における)も十分である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の制振シートの部分断面図、第2図は本
発明の制振シートを凹凸形状を有する鋼板へ貼着した状
態の断面図、第3図は第2図における鋼板の寸法断面図
。 l・・・粘着材層。 2・・・拘束層、 3・・・制振シート、 4・・・鋼板。 特  許  出  願  人 豊田合成株式会社 弁理士   飯  1) 昭  夫     :□  

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 粘着材層の上面に拘束層が形成されている制振シートに
    おいて、 前記拘束層が、半硬化状態の熱硬化性樹脂で形成されて
    おり、前記粘着材層が下記組成の材料で形成されている
    ことを特徴とする制振シート。 ゴム成分20〜80重量部と瀝青質成分80〜20重量
    部からなるマトリックス100重量部に対して、 (a)前記ゴム成分と共架橋可能な架橋系の熱硬化性樹
    脂・・・10〜200重量部 (b)石油系炭化水素樹脂、クマロン系樹脂、フェノー
    ル系樹脂、キシレン樹脂及びロジンから選ばれる1種又
    は2種以上の粘着付与剤・・・10〜150重量部 (c)SiO_2を主体とするケイ素化合物群及び炭酸
    カルシウム、又は硫酸バリウムのなかから選ばれる1種
    又は2種以上の無機フィラー・・・100〜1000重
    量部 が配合されてなる材料。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03209960A (ja) * 1990-01-12 1991-09-12 Fujitsu Denso Ltd 緊急通報用電話端末装置
EP0611156A2 (en) * 1993-02-10 1994-08-17 Toyo Ink Manufacturing Co., Ltd. Anaerobic adhesive and sheet
JP2007016170A (ja) * 2005-07-08 2007-01-25 Sekisui Chem Co Ltd 制振材

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